JPH0555065A - 磁気ヘツドコアの製造方法 - Google Patents

磁気ヘツドコアの製造方法

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JPH0555065A
JPH0555065A JP21090591A JP21090591A JPH0555065A JP H0555065 A JPH0555065 A JP H0555065A JP 21090591 A JP21090591 A JP 21090591A JP 21090591 A JP21090591 A JP 21090591A JP H0555065 A JPH0555065 A JP H0555065A
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JP
Japan
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magnetic head
head core
manufacturing
core
binder
Prior art date
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Pending
Application number
JP21090591A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Shimomukai
仁 下向
Takehiro Nagaki
猛弘 永木
Takeshi Hosoya
健 細谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、寸法精度が良好で複雑な3次元形
状の成形ができ、かつ、従来不可欠であった研削加工を
省略することができるような磁気ヘッドコアの製造方法
を提供することを目的とする。 【構成】 巻き線引き出し溝と信号磁界発生の為の中心
磁極を有する磁気ヘッドコアの製造方法において、ソフ
トフェライト粉末に15〜50容積%のバインダーを加
熱混合したスラリー状の原材料を金型内に射出して成形
した後、この素体を200〜600℃の温度で脱脂し、
さらに1000〜1400℃の温度で焼成して製造する
ことを特徴とする磁気ヘッドコアの製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MO磁界変調記録ヘッ
ド用ベースコア等に使用して好適な磁気ヘッドコアに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、MO磁界変調記録ヘッド用ベース
コア等の磁気ヘッドコアは圧縮成形法と研削加工法との
組合せによるか、又は、超音波加工法により製造されて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、圧縮成
形法においては、成形後の変形やソリが発生しやすいと
の問題があり、成形品の寸法誤差が生じやすい等の欠点
があった。
【0004】また、研削加工法においては、直線加工は
容易であるが、複雑な3次元形状となると対応が困難で
あり、従って、中心磁極のテーパー、リード線用引き出
し溝、及び取りつけ用マーカー等の加工は不向である欠
点がある。また、直線加工の結果として、シャープなエ
ッヂが形成されコイル皮膜を傷つけたりするおそれがあ
る。さらに、フェライト焼結ブロックからの切り出しの
為に、マルチブレードソーの交換や繰り返し回数増加に
よる生産性の低下と材料歩留の低下によるコストアップ
になり、高価なベースコアになる欠点があった。
【0005】一方、超音波加工法は、加工性が良いとの
長所を有するものの、加工により発生する切りくず等の
無駄な部分が多いとか、量産性に不向きであるといった
欠点があった。
【0006】そこで、本発明は、寸法精度が良好で複雑
な3次元形状の成形ができ、かつ、従来不可欠であった
研削加工を省略することができるような磁気ヘッドコア
の製造方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ヘッド製造
方法は、巻き線引き出し溝と信号磁界発生の為の中心磁
極を有する磁気ヘッドコアの製造方法において、ソフト
フェライト粉末に15〜50容積%のバインダーを加熱
混合したスラリー状の原材料を金型内に射出して成形し
た後、この素体を200〜600℃の温度で脱脂し、さ
らに1000〜1400℃の温度で焼成して製造するも
のである。
【0008】
【作用】本発明によれば、原材料の流動性を維持し、脱
脂を完全にするために、ソフトフェライト粉末に対する
バインダーの量を15〜50容積%の範囲として、これ
を原材料として成形することにより、寸法精度が良好で
複雑な3次元形状の成形ができ、かつ、従来不可欠であ
った研削加工を省略することができる。
【0009】
【実施例】以下、図1〜図4を参照しながら、本発明の
磁気ヘッドコアの製造方法の一実施例について説明す
る。
【0010】図1は、本発明による磁気ヘッドコアの製
造方法を説明する工程図である。この図1に示すよう
に、原材料の流動性を良くするために、ソフトフェライ
ト粉末にバインダー(結合材)を混合し、これらを加圧
ニーダにより加圧加熱混練してスラリー状とする。
【0011】ここで、ソフトフェライトは次の2種類を
用いた。 Ni−Zn系のソフトフェライト(ソニーマグネプロ
ダクツ製) Mn−Zn系のソフトフェライト(ソニーマグネプロ
ダクツ製) それぞれの粒径の範囲は0.5〜10μm、平均粒径は
1.3μmであり、みかけ比重は4g/cm3 である。
【0012】また、本例に用いたバインダー(第一工業
製)の組成は以下のとおりである。 ここで、バインダーの合計量は40容積%であり、他の
60容積%はソフトフェライトが占めることとなる。
【0013】バインダーの比率は、ソフトフェライト粉
末の粒径によって多少異なるが、少なすぎると、原材料
の流動性が低下して射出成形困難となり、しかも後工程
の焼成時にクラック、変形、ソリが発生する為に15容
積%以上が必要であり、本例においては上述のように4
0容積%とした。
【0014】次に、この原材料を金型内に圧入して、巻
き線引き出し溝や中心磁極を有する磁気ヘッドコア素体
を射出成形する。
【0015】この射出成形されたコア素体は多量のバイ
ンダーを含むため、これを4〜8℃/hrというゆっく
りした昇温速度で200〜600℃まで昇温し、バイン
ダーを脱脂する。
【0016】図2は、この時のバインダーの配合比%と
透磁率μとの関係を示す説明図で、横軸に原材料中にお
けるバインダーの容積率(%)を、縦軸に透磁率(μ)
をとってある。この図2から原材料中におけるバインダ
ーの容積率が50%を越えると脱脂が不十分となり、そ
の後の焼成工程においてソフトフェライト粉末間に非磁
性の空孔が多量に発生し、それらの影響により透磁率
(μ)が急激に劣化することがわかったため、原材料中
におけるバインダーの容積率は50%以下とした。
【0017】次に、脱脂後のコア素体を1000〜14
00℃の高温で(ピーク温度)3〜5時間保持、焼成
し、巻き線引き出し溝や中心磁極を有する磁気ヘッドコ
アを得る。
【0018】このようにして得られたコアは流動性の良
いスラリー状の原材料を金型に射出するため、金型内に
おける原材料の充填度は均一となり、その後の工程時に
変形やソリは発生しない。従って、従来の圧縮成形法で
は必要不可欠であった焼成後の研削加工を省略でき、し
かも、巻き線引き出し溝や中心磁極の寸法も精度よく出
すことができるため、コイルの取付作業も非常に簡単に
なる。
【0019】図3は上述した製造方法によって製造され
たコアの実施例を示す平面図、断面図及び底面図であ
る。2は巻き線引き出し溝で、テーパーをつけて、巻線
の引き出しを容易にしている。図中、長い溝と短い溝が
それぞれ2個づつあるが、実際にはどちらか一方の側に
ある長い溝と短い溝の対、つまり1個づつの溝があれば
巻き線引き出しに十分である。ここで、反対側にさらに
2個の長短の溝を設けたのは、点対称の構造とした方が
焼成後において構造的に安定しているという理由による
ものである。3は、中心磁極でテーパーをつけ巻線を容
易にするとともに、中心磁極の先端を細くすることによ
りこの先端から発生する磁束をより強いものにしてい
る。4は端子取りつけ溝で、ヘッド取付台に確実に固定
できる。5は取付用マーカーで自動巻線機の位置決めを
行う。また、5は射出成形時にはスラリーの注入口とし
て機能している。1は磁気ヘッドコアを示し、全体的に
角にはまるみを付けることによりコイル皮膜を傷つける
ようなことは無い。
【0020】以上のように、本例により射出成形法によ
って金型内の原材料の充填度を均一にできる為に、コア
に変形やソリを生じることがなく、寸法精度が良い。さ
らに複雑な3次元形状が可能であり、リード線用テーパ
ー付引き出し溝、プロテクター用構造物(コイルキャン
プ)、端子取付用の溝、及び取付用マーカーが形成でき
る。そして研削加工の場合、シャープなエッジになる
が、射出成形法においてはR加工ができコイル皮膜を傷
つけるようなことは無い。また中心磁極にテーパーをつ
けることにより、巻線が容易になる。また、従来、圧縮
成形後に研削加工によって、巻き線引き出し溝や中心磁
極を形成するという複雑な工程を必要としていたが、本
発明によれば研削加工を省略できる為、工程時間の短縮
による生産性向上やコストダウンと言った効果を奏す
る。なお、本例によって得られたコアの電磁特性は、従
来の圧縮成形法により得られたコアの電磁特性と同様で
あった。
【0021】図4は他の実施例を示す。原材料及び製造
方法は実施例1と同様とした。図3と異なる点は3に示
すように、中心磁極を長円にしテーパーをつけている。
このように中心磁極の先端を長円にすることにより、デ
ィスクの半径方向にこの長円の長手方向を対応させる
と、ヘッドを移動させることなく400本程度のトラッ
クをカバーすることができ、レンズからの光学ビームの
傾きを変化させる動作のみによって、特定のトラックと
アクセスすることができる。他の作用効果については、
上述の実施例におけると同様である。
【0022】なお、本発明は上述実施例に限ることなく
本発明の要旨を逸脱することなくその他種々の構成が採
り得ることは勿論である。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、射出成形法によって金
型内の原材料の充填度を均一にできる為に、コアに変形
やソリを生じることがなく、寸法精度が良く、かつ複雑
な3次元形状が製作でき、リード線用テーパー付引き出
し溝、プロテクター用構造物(コイルキャンプ)、端子
取付用の溝、取付用マーカーが形成できる。また、研削
加工の場合、シャープなエッヂになるが、射出成形法に
おいてはR加工ができコイル皮膜を傷つけるようなこと
は無い。一方、中心磁極にテーパーをつけることによ
り、巻線が容易になり、従来不可欠であった研削加工を
省略でき安価なベースコアを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の製造工程図である。
【図2】本発明の説明に用いる線図である。
【図3】本例の説明に用いる線図である。
【図4】本例の説明に用いる線図である。
【符号の説明】
1 磁気ヘッドコア 2 巻き線引き出し溝 3 中心磁極 4 端子取りつけ溝 5 取りつけ用マーカー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 巻き線引き出し溝と信号磁界発生の為の
    中心磁極を有する磁気ヘッドコアの製造方法において、 ソフトフェライト粉末に15〜50容積%のバインダー
    を加熱混合したスラリー状の原材料を金型内に射出して
    成形した後、この素体を200〜600℃の温度で脱脂
    し、さらに1000〜1400℃の温度で焼成するよう
    にしたことを特徴とする磁気ヘッドコアの製造方法。
JP21090591A 1991-08-22 1991-08-22 磁気ヘツドコアの製造方法 Pending JPH0555065A (ja)

Priority Applications (1)

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JP21090591A JPH0555065A (ja) 1991-08-22 1991-08-22 磁気ヘツドコアの製造方法

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JPH0555065A true JPH0555065A (ja) 1993-03-05

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019504492A (ja) * 2015-12-17 2019-02-14 コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ 低磁気損失を示すインダクタコア

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019504492A (ja) * 2015-12-17 2019-02-14 コミッサリア ア レネルジー アトミーク エ オ ゼネルジ ザルタナテイヴ 低磁気損失を示すインダクタコア
US11309109B2 (en) 2015-12-17 2022-04-19 Commissariat A L'energie Atomique Et Aux Energies Alternatives Inductive core exhibiting low magnetic losses

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