JPH0556341B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0556341B2 JPH0556341B2 JP59274142A JP27414284A JPH0556341B2 JP H0556341 B2 JPH0556341 B2 JP H0556341B2 JP 59274142 A JP59274142 A JP 59274142A JP 27414284 A JP27414284 A JP 27414284A JP H0556341 B2 JPH0556341 B2 JP H0556341B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- carbon atoms
- formula
- mmol
- reaction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Description
技術分野
本発明は新規なプロスタサイクリン類及びその
製法に関する。更に詳しくはイソカルバサイクリ
ンの4位のメチレン基が硫黄原子に変換されたプ
ロスタサイクリン類に関するものである。 従来技術 プロスタサイクリンは生体において主として動
脈の血管内壁で産生されるオータコイドであり、
その強力な生理活性例えば血小板凝集抑制作用、
血管拡張作用等により生体機能を調節する重要な
因子であり、このものを直接医薬品として供する
試みが行なわれている(P.J.Lewis & J.O.
Grady“Clinical Pharmacology of Prostacylin”
Raven Press,N.Y.,1981)。 しかし天然プロスタサイクリンは分子内に非常
に加水分解されやすいビニルエーテル結合を有す
るため、その半減期は中性付近の水溶液(37℃)
で5分であり、医薬品としては好ましい化合物と
はいえない。そこで化学的に安定で、医薬品とし
てより優れた作用特性を有する合成プロスタサイ
クリン誘導体を求めて鋭意研究開発されつつあ
る。例えばプロスタサイクリンの6,9−位の酸
素原子をメチレン基で置換した誘導体、すなわち
9(0)−メタノプロスタサイクリン(カルバサイ
クリン)は化学的安定性を十分に満足するプロス
タサイクリン類として知られており(D.R.
Mortons.“Prostacyclins”J.R.Vane & S.
Bergstrom,Eds,Raven Press,N.Y.,1979,
pp31〜41参照)医薬品として期待されている。 また9(0)−メタノプロスタサイクリン(カル
バサイクリン)の5位二重結合を6(9α)位に移
した9(0)−メタノ−Δ6(9〓)−プロスタグランジ
ンI1(イソカルバサイクリン)も化学的に十分安
定であり、強力な生理活性を有するプロスタサイ
クリン類として報告されている(特開昭59−
137445)。 目的及び構成 本発明の目的は、化学的に安定でかつ優れた薬
理作用及び作用時間を有する経口投与可能な新規
なプロスタサイクリン類及びその製法を提供する
ことにある。本発明者らは、幅広い研究を行なつ
た結果、イソカルバサイクリンの4位のメチレン
基を硫黄原子に変換した本発明化合物を得、本発
明を完成した。 すなわち本発明や式〔〕 〔式中、R1は−CO2R4基(基中、R4は水素原
子、又は炭素数1〜12の直鎖もしくは分枝鎖アル
キル基、又は1当量のカチオンを表わす)を表わ
し、R2は炭素数3〜10の直鎖もしくは分枝鎖ア
ルキル基、又は置換されていないか少なくとも1
個の炭素数1〜4のアルキル基で置換されている
シクロペンチル基、又は炭素数3〜12の直鎖もし
くは分枝鎖アルケニル基、又は炭素数3〜8の直
鎖もしくは分枝鎖アルキニル基を表わし、R3は
水素原子、又は水酸基の酸素原子と共にアセター
ル結合を形成する基を表わす。〕で表わされる新
規プロスタサイクリン類及びその製法である。 R1はCO2R4を表わし、ここでR4は水素原子、
又は炭素数1〜12の直鎖もしくは分枝鎖アルキル
基、又は1当量のカチオンである。炭素数1〜12
の直鎖もしくは分枝鎖アルキル基としては、例え
ば、メチル、エチル、n−プロピル、iso−プロ
ピル、n−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、
n−ペンチル、iso−アミル、n−ヘキシル、n
−ヘプチル、n−オクチル、n−ノニル、n−デ
シル、n−ウンデシル、n−ドデシル等を挙げる
ことができる。 一当量のカチオンとしては、例えばNa+、K+
などのアルカリ金属カチオン、1/2Ca2+、1/2
Mg2+、1/3Al3+などの2価もしくは3価の金属カ
チオン、アンモニウムイオン、テトラメチルアン
モニウムイオン、などのアンモニウムカチオンな
どを挙げることができる。 R1としては、特にカルボキシル基又はメトキ
シカルボキニ基が好ましい。R2は炭素数3〜10
の直鎖もしくは分枝鎖アルキル基、又は置換され
ていないか少なくとも1個の炭素数1〜4のアル
キル基で置換されているシクロペンチル基、又は
炭素数3〜12の直鎖もしくは分枝鎖アルケニル
基、又は炭素数3〜8の直鎖もしくは分枝鎖アル
キニル基を表わす。ここで炭素数3〜10の直鎖も
しくは分枝鎖アルキル基としては、n−プロピ
ル、n−ブチル、n−ペンチル、1−メチルペン
チル、1,2−ジメチルペンチル、n−ヘキシ
ル、2−メチルヘキシル、n−ヘフチル、n−オ
クチル、n−ノニル、n−デシル等、好ましくは
n−ペンチル、n−ヘキシル、1−メチルペンチ
ル、1,2−ジメチルペンチル、2−メチルヘキ
シル等を挙げることができる。置換されていない
か少なくとも1個の炭素数1〜4のアルキル基で
置換されているシクロペンチル基としては、シク
ロペンチル、2−ペンチルシクロペンチル、2,
2−ジメチルシクロペンチル、3−エチルシクロ
ペンチル、3−プロピルシクロペンチル、3−ブ
チルシクロペンチル、3−tert−ブチルシクロペ
ンチル、(1−メチル−3−プロピル)シクロペ
ンチル、(2−メチル−3−プロピル)シクロペ
ンチル、(2−メチル−4−プロピル)シクロペ
ンチル等、好ましくはシクロペンチルを挙げるこ
とができる。 炭素数3〜12の直鎖もしくは分枝鎖アルケニル
基としては、例えばアリル、3−ブテニル、2−
ブテニル、3−メチル−2−ブテニル、4−ペン
テニル、3−ペンテニル、4−メチル−3−ペン
テニル、2−ペンテニル、5−ヘキセニル、4−
ヘキセニル、3−メチル−4−ヘキセニル、5−
メチル−2−ヘキセニル、2,5−ジメチル−3
−ヘキセニル、6−ヘプテニル、5−ヘプテニ
ル、2−エチル−5−ヘプテニル、2,6−ジメ
チル−5−ヘプテニル、7−オクテニル、8−ノ
ネニル、9−デセニル、10−ウンデセニル、11−
ドデセニル等、好ましくは3−ペンテニル、2,
6−ジメチル−5−ヘプテニル等を挙げることが
できる。 炭素数3〜8の直鎖もしくは分枝鎖アルキニル
基としては、プロパルギル、2−ブチニル、3−
ブチニル、2−メチル−3−ブチニル、2−エチ
ル−3−ブチニル、4−ペンチニル、3−ペンチ
ニル、1−エチル−3−ペンチニル、2−メチル
−3−ペンチニル、1−メチル−3−ペンチニ
ル、3−ヘキシニル、4−ヘプチニル、5−オク
チニル等、好ましくは1−メチル−3−ペンチニ
ル等を挙げることができる。 R2としては、特にn−ペンチル、シクロペン
チル、1−メチル−3−ペンチニル、2,6−ジ
メチル−5−ヘプテニルが好ましい。 R3は水素原子、又は水酸基の酸素原子と共に
アセタール結合を形成する基を表わす。 水酸基の酸素原子と共にアセタール結合を形成
する基としては、例えばメトキシメチル、1−エ
トキシエチル、2−メトキシ−2−プロピル、2
−エトキシ−2−プロピル、(2−メトキシエト
キシ)メチル、ベンジルオキシメチル、2−テト
ラヒドロピラニル、2−テトラヒドロフラニル、
4−(4−メトキシテトラヒドロピラニル)基又
は6,6−ジメチル−3−オキサ−2−オキソビ
シクロ〔3.1.0〕ヘキス−4−イル基を挙げるこ
とができる。これらのうち、2−テトラヒドロピ
ラニル、2−テトラヒドロフラニル、1−エトキ
シエチル、2−メトキシ−2−プロピル、(2−
メトキシエトキシ)メチル、4−(4−メトキシ
テトラヒドロピラニル)基、6,6−ジメチル−
3−オキサ−2−オキソビシクロ〔3.1.0〕ヘキ
ス−4−イル基が好ましい。 R3としては、これらのうち2−テトラヒドロ
ピラニル基が特に好ましい。 本発明により提供されるプロスタサイクリン類
の具体例を以下に挙げる。 (1) 4−チア−9(0)−メタノ−Δ6(9〓)−プロス
タグランジンI1 (2) 16,17,18,19,20−ペンタノル−15−シク
ロペンチル−4−チア−9(0)−メタノ−
Δ6(9〓)−プロスタグランジンI1 (3) 16−メチル−4−チア−9(0)−メタノ−
Δ6(9〓)−プロスタグランジンI1 (4) 16,20−ジメチル−4−チア−9(0)−メタ
ノ−Δ6(9〓)−プロスタグランジンI1 (5) 16−メチル−18,18,19,19−テトラデヒド
ロ−4−チア−9(0)−メタノ−Δ6(9〓)−プロ
スタグランジンI1 (6) 16,20−ジメチル−18,18,19,19−テトラ
デヒドロ−4−チア−9(0)−メタノ−Δ6(9〓)
−プロスタグランジンI1 (7) 17−メチル−4−チア−9(0)−メタノ−
Δ6(9〓)−プロスタグランジンI1 (8) 17−メチル−20−イソプロピリデン−4−チ
ア−9(0)−メタノ−Δ6(9〓)−プロスタグラン
ジンI1 (9) 16,16−ジメチル−4−チア−9(0)−メタ
ノ−Δ6(9〓)−プロスタグランジンI1 (10) (1)〜(9)のメチルエステル (11) (10)の11−(テトラヒドロ−2−ピラニル)エ
ーテル (12) (1)〜(9)のカルボン酸のナトリウム塩、アンモ
ニユウム塩、カリウム塩 本発明のプロスタサイクリン類は、式〔〕 〔式中、R1、R2、R3は前記定義に同じであ
る。〕 で表わされるα,β−不飽和カルボニル化合物
を、還元試薬を用いて還元せしめ、必要に応じて
脱保護反応ジアステレオマーの分離、加水分解反
応、塩生成反応に付すことによつて製造される。 原料化合物である式〔〕で示されるα,β−
不飽和カルボニル化合物は、新規化合物であり後
述する製法により製造される。 式〔〕で表わされるα,β−不飽和カルボニ
ル化合物を還元せしめる還元試薬としては、R1
を還元しないものが好ましく、例えばナトリウム
ポロハイドライド、亜鉛ポロハイドライド、ジフ
エニル錫ハイドライド、又はリチウムトリ−sec
−ブチルポロハイドライドのようなトリアルキル
ポロハイドライド、および2,6−ジ−tert−ブ
チル−4−メチルフエノールによつて修飾された
ジ−iso−ブチルアルミナムハイドライド〔J.
Org.Chem.44,1363(1979)〕、又は1,1′−ビ−
2−ナフトールとエタノールのような低級アルコ
ールとによつて修飾されたリチウムアルミナムハ
イドライド〔J.Am.Chem.Soc.,101,5843
(1979)〕等が挙げられる。 反応溶媒としては、メタノール、エタノール等
の低級アルコール類、ジエチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン(THF)、ジオキサンのようなエ−
テル類、ベンゼン又はトルエンのような芳香族炭
化水素類が挙げられる。 還元試薬の使用量は、原料化合物であるα,β
−不飽和化合物に対し、好ましくは0.5〜30当量、
特に好ましくは1〜10当量である。反応温度は−
150℃〜80℃、好ましくは−100℃〜30℃である。
かくして得られた反応液の処理は、通常行なわれ
る方法に準じて後処理すればよい。例えば、反応
液を、希塩酸、希硫酸又は飽和の塩化アンモニウ
ム水溶液に注ぎ、ヘキサン、ペンタン、石油エー
テル、エチルエーテル、ベンゼン又はトルエン等
の水に難溶の有機溶媒で抽出し、得られた抽出液
を食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム、無水硫
酸マグネシウム、無水炭酸カリウムなどの乾燥剤
にて乾燥後有機溶媒を減圧留去して粗生成物が得
られる。粗生成物は、所望により、カラムクロマ
トグラフイー、薄層クロマトグラフイー、液体ク
ロマトグラフイー、などの精製手段により、精製
することができる。かくして得られた生成物は必
要に応じて更に、脱保護反応、ジアステレオマー
の分離、加水分解反応、塩生成反応に付すことが
できる。 水酸基の保護基の除去は、保護基が水酸基の酸
素原子と共にアセタール結合を形成する基の場合
には、例えば酢酸、p−トルエンスルホン酸のピ
リジニウム塩又は陽イオン交換樹脂等を触媒と
し、例えば水、テトラヒドロフラン、エチルエー
テル、ジオキサン、アセトン、アセトニトリル等
を溶媒とすることにより好適に実施される。反応
は通常−78℃〜80℃の温度範囲で10分〜3日間程
度行なわれる。かくして得られた生成物は必要に
応じて、還元反応によつて生じた15位水酸基に基
づくジアステレオマーの分離を、カラムクロマト
グラフイー、薄層クロマトグラフイー、液体クロ
マトグラフイーなどの精製手段により精製するこ
とができる。 カルボン酸エステル基の加水分解反応は、苛性
ソーダ又は苛性カリを含む水、メタノール、又は
エタノールの単独又は混合溶液中で、−10℃〜100
℃の温度範囲で1分〜24時間で行なわれるか、あ
るいは、例えばリパーゼ等の酵素を用い、水又は
水を含む溶液中で−10℃〜60℃の温度範囲で1分
〜24時間で行なわれる。加水分解反応後の生成物
は上記したと同様の精製手段により精製すること
ができる。 上記の如き保護基の除去反応により生成せしめ
たカルボキシル基を有する化合物は、次いで必要
に応じて、更に塩生成反応に付され相当するカル
ボン酸を与える。塩生成反応はそれ自体公知であ
り、カルボン酸とほぼ等量の苛性ソーダ、苛性カ
リ、炭酸ナトリウムなどの塩基化合物、あるいは
アンモニア、トリメチルアミン、モノエタノール
アミン、モルホリンとを通常の方法で中和反応せ
しめることにより行なわれる。 本発明化合物の製造に用いられる原料化合物
α,β−不飽和化合物は例えば以下に示す経路に
よつて得ることができる。 経路1 〔式中、R1、R2、R3は前記定義に同じであり
Si〓は、tert−ブチルジメチルシリル基、Zはハ
ロゲン原子又は有機スルホニルオキシ基を表わ
す。〕 上記式〔〕の化合物は公知化合物であり、例
えば、〔第45回有機合成シンポジウム(有機合成
化学協会主催)講演要旨集51〜54ページ〕にその
合成法とともに記載されている。 経路−1において、化合物〔〕は化合物
〔〕を、水素化ホウ素ナトリウム、ジイソブチ
ルアルミナムハイドライドで還元することによつ
て得られる。反応はメタノール、エタノール等の
アルコール中、又はトルエン中で、−78℃〜0℃
で行なわれる。 化合物〔XI〕は、化合物〔〕をハロゲン化又
は有機スルホン酸エステル化することにより得ら
れる。ハロゲン化試薬としては、トリフエニルホ
スフイン−四塩化炭素、又はトリフエニルホスフ
イン−四臭化炭素が好ましい。反応は通常ジクロ
ロメタン中、−78℃〜30℃で行われる。有機スル
ホン酸エステル化には、ピリジン又はトリエチル
アミン等の塩基存在下、メタンスルホン酸クロリ
ド又はp−トルエンスルホン酸クロリドが用いら
れる。反応は無溶媒又はジクロロメタンあるいは
クロロホルム等のハロゲン化炭化水素中、通常−
30℃〜30℃で行われる。 化合物〔XII〕は、化合物〔XI〕と、塩基で処理
されたHSCH2CH2R1〔式中、R1は前記定義と同
じ〕とを反応させることにより得られる。塩基と
しては、水素化ナトリウム又はカリウムtert−ブ
トキシドが特に好ましい。反応は通常ジメチルホ
ルムアミド(DMF)又はジメチルスルホキシド
中で、0℃〜30℃で行われる。 化合物〔〕は、化合物〔〕をテトラー
n−ブチルアンモニウムフルオライド又はセシウ
ムフルオライド等の弗素化合物で処理することに
より得られる。反応は通常テトラヒドロフラン、
エチルエーテル等のエーテル類中で、0℃〜30℃
で行われる。 化合物〔〕は、化合物〔〕のヒドロキ
シメチル基を酸化してアルデヒドとすることによ
つて得られる。ヒドロキシメチル基の酸化に際し
ては一級アルコールをアルデヒドに酸化するアミ
ン−三酸化イオウ・ピリジン複合体−ジメチルス
ルホキシドの系を用いる酸化法が特に好ましく用
いられる。反応は通常10℃〜40℃の範囲で進行
し、用いられる酸化剤の量は2〜100倍モルと過
剰に用いるのが好ましい。 化合物〔〕は、化合物〔〕に、塩基で処
理をした
製法に関する。更に詳しくはイソカルバサイクリ
ンの4位のメチレン基が硫黄原子に変換されたプ
ロスタサイクリン類に関するものである。 従来技術 プロスタサイクリンは生体において主として動
脈の血管内壁で産生されるオータコイドであり、
その強力な生理活性例えば血小板凝集抑制作用、
血管拡張作用等により生体機能を調節する重要な
因子であり、このものを直接医薬品として供する
試みが行なわれている(P.J.Lewis & J.O.
Grady“Clinical Pharmacology of Prostacylin”
Raven Press,N.Y.,1981)。 しかし天然プロスタサイクリンは分子内に非常
に加水分解されやすいビニルエーテル結合を有す
るため、その半減期は中性付近の水溶液(37℃)
で5分であり、医薬品としては好ましい化合物と
はいえない。そこで化学的に安定で、医薬品とし
てより優れた作用特性を有する合成プロスタサイ
クリン誘導体を求めて鋭意研究開発されつつあ
る。例えばプロスタサイクリンの6,9−位の酸
素原子をメチレン基で置換した誘導体、すなわち
9(0)−メタノプロスタサイクリン(カルバサイ
クリン)は化学的安定性を十分に満足するプロス
タサイクリン類として知られており(D.R.
Mortons.“Prostacyclins”J.R.Vane & S.
Bergstrom,Eds,Raven Press,N.Y.,1979,
pp31〜41参照)医薬品として期待されている。 また9(0)−メタノプロスタサイクリン(カル
バサイクリン)の5位二重結合を6(9α)位に移
した9(0)−メタノ−Δ6(9〓)−プロスタグランジ
ンI1(イソカルバサイクリン)も化学的に十分安
定であり、強力な生理活性を有するプロスタサイ
クリン類として報告されている(特開昭59−
137445)。 目的及び構成 本発明の目的は、化学的に安定でかつ優れた薬
理作用及び作用時間を有する経口投与可能な新規
なプロスタサイクリン類及びその製法を提供する
ことにある。本発明者らは、幅広い研究を行なつ
た結果、イソカルバサイクリンの4位のメチレン
基を硫黄原子に変換した本発明化合物を得、本発
明を完成した。 すなわち本発明や式〔〕 〔式中、R1は−CO2R4基(基中、R4は水素原
子、又は炭素数1〜12の直鎖もしくは分枝鎖アル
キル基、又は1当量のカチオンを表わす)を表わ
し、R2は炭素数3〜10の直鎖もしくは分枝鎖ア
ルキル基、又は置換されていないか少なくとも1
個の炭素数1〜4のアルキル基で置換されている
シクロペンチル基、又は炭素数3〜12の直鎖もし
くは分枝鎖アルケニル基、又は炭素数3〜8の直
鎖もしくは分枝鎖アルキニル基を表わし、R3は
水素原子、又は水酸基の酸素原子と共にアセター
ル結合を形成する基を表わす。〕で表わされる新
規プロスタサイクリン類及びその製法である。 R1はCO2R4を表わし、ここでR4は水素原子、
又は炭素数1〜12の直鎖もしくは分枝鎖アルキル
基、又は1当量のカチオンである。炭素数1〜12
の直鎖もしくは分枝鎖アルキル基としては、例え
ば、メチル、エチル、n−プロピル、iso−プロ
ピル、n−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、
n−ペンチル、iso−アミル、n−ヘキシル、n
−ヘプチル、n−オクチル、n−ノニル、n−デ
シル、n−ウンデシル、n−ドデシル等を挙げる
ことができる。 一当量のカチオンとしては、例えばNa+、K+
などのアルカリ金属カチオン、1/2Ca2+、1/2
Mg2+、1/3Al3+などの2価もしくは3価の金属カ
チオン、アンモニウムイオン、テトラメチルアン
モニウムイオン、などのアンモニウムカチオンな
どを挙げることができる。 R1としては、特にカルボキシル基又はメトキ
シカルボキニ基が好ましい。R2は炭素数3〜10
の直鎖もしくは分枝鎖アルキル基、又は置換され
ていないか少なくとも1個の炭素数1〜4のアル
キル基で置換されているシクロペンチル基、又は
炭素数3〜12の直鎖もしくは分枝鎖アルケニル
基、又は炭素数3〜8の直鎖もしくは分枝鎖アル
キニル基を表わす。ここで炭素数3〜10の直鎖も
しくは分枝鎖アルキル基としては、n−プロピ
ル、n−ブチル、n−ペンチル、1−メチルペン
チル、1,2−ジメチルペンチル、n−ヘキシ
ル、2−メチルヘキシル、n−ヘフチル、n−オ
クチル、n−ノニル、n−デシル等、好ましくは
n−ペンチル、n−ヘキシル、1−メチルペンチ
ル、1,2−ジメチルペンチル、2−メチルヘキ
シル等を挙げることができる。置換されていない
か少なくとも1個の炭素数1〜4のアルキル基で
置換されているシクロペンチル基としては、シク
ロペンチル、2−ペンチルシクロペンチル、2,
2−ジメチルシクロペンチル、3−エチルシクロ
ペンチル、3−プロピルシクロペンチル、3−ブ
チルシクロペンチル、3−tert−ブチルシクロペ
ンチル、(1−メチル−3−プロピル)シクロペ
ンチル、(2−メチル−3−プロピル)シクロペ
ンチル、(2−メチル−4−プロピル)シクロペ
ンチル等、好ましくはシクロペンチルを挙げるこ
とができる。 炭素数3〜12の直鎖もしくは分枝鎖アルケニル
基としては、例えばアリル、3−ブテニル、2−
ブテニル、3−メチル−2−ブテニル、4−ペン
テニル、3−ペンテニル、4−メチル−3−ペン
テニル、2−ペンテニル、5−ヘキセニル、4−
ヘキセニル、3−メチル−4−ヘキセニル、5−
メチル−2−ヘキセニル、2,5−ジメチル−3
−ヘキセニル、6−ヘプテニル、5−ヘプテニ
ル、2−エチル−5−ヘプテニル、2,6−ジメ
チル−5−ヘプテニル、7−オクテニル、8−ノ
ネニル、9−デセニル、10−ウンデセニル、11−
ドデセニル等、好ましくは3−ペンテニル、2,
6−ジメチル−5−ヘプテニル等を挙げることが
できる。 炭素数3〜8の直鎖もしくは分枝鎖アルキニル
基としては、プロパルギル、2−ブチニル、3−
ブチニル、2−メチル−3−ブチニル、2−エチ
ル−3−ブチニル、4−ペンチニル、3−ペンチ
ニル、1−エチル−3−ペンチニル、2−メチル
−3−ペンチニル、1−メチル−3−ペンチニ
ル、3−ヘキシニル、4−ヘプチニル、5−オク
チニル等、好ましくは1−メチル−3−ペンチニ
ル等を挙げることができる。 R2としては、特にn−ペンチル、シクロペン
チル、1−メチル−3−ペンチニル、2,6−ジ
メチル−5−ヘプテニルが好ましい。 R3は水素原子、又は水酸基の酸素原子と共に
アセタール結合を形成する基を表わす。 水酸基の酸素原子と共にアセタール結合を形成
する基としては、例えばメトキシメチル、1−エ
トキシエチル、2−メトキシ−2−プロピル、2
−エトキシ−2−プロピル、(2−メトキシエト
キシ)メチル、ベンジルオキシメチル、2−テト
ラヒドロピラニル、2−テトラヒドロフラニル、
4−(4−メトキシテトラヒドロピラニル)基又
は6,6−ジメチル−3−オキサ−2−オキソビ
シクロ〔3.1.0〕ヘキス−4−イル基を挙げるこ
とができる。これらのうち、2−テトラヒドロピ
ラニル、2−テトラヒドロフラニル、1−エトキ
シエチル、2−メトキシ−2−プロピル、(2−
メトキシエトキシ)メチル、4−(4−メトキシ
テトラヒドロピラニル)基、6,6−ジメチル−
3−オキサ−2−オキソビシクロ〔3.1.0〕ヘキ
ス−4−イル基が好ましい。 R3としては、これらのうち2−テトラヒドロ
ピラニル基が特に好ましい。 本発明により提供されるプロスタサイクリン類
の具体例を以下に挙げる。 (1) 4−チア−9(0)−メタノ−Δ6(9〓)−プロス
タグランジンI1 (2) 16,17,18,19,20−ペンタノル−15−シク
ロペンチル−4−チア−9(0)−メタノ−
Δ6(9〓)−プロスタグランジンI1 (3) 16−メチル−4−チア−9(0)−メタノ−
Δ6(9〓)−プロスタグランジンI1 (4) 16,20−ジメチル−4−チア−9(0)−メタ
ノ−Δ6(9〓)−プロスタグランジンI1 (5) 16−メチル−18,18,19,19−テトラデヒド
ロ−4−チア−9(0)−メタノ−Δ6(9〓)−プロ
スタグランジンI1 (6) 16,20−ジメチル−18,18,19,19−テトラ
デヒドロ−4−チア−9(0)−メタノ−Δ6(9〓)
−プロスタグランジンI1 (7) 17−メチル−4−チア−9(0)−メタノ−
Δ6(9〓)−プロスタグランジンI1 (8) 17−メチル−20−イソプロピリデン−4−チ
ア−9(0)−メタノ−Δ6(9〓)−プロスタグラン
ジンI1 (9) 16,16−ジメチル−4−チア−9(0)−メタ
ノ−Δ6(9〓)−プロスタグランジンI1 (10) (1)〜(9)のメチルエステル (11) (10)の11−(テトラヒドロ−2−ピラニル)エ
ーテル (12) (1)〜(9)のカルボン酸のナトリウム塩、アンモ
ニユウム塩、カリウム塩 本発明のプロスタサイクリン類は、式〔〕 〔式中、R1、R2、R3は前記定義に同じであ
る。〕 で表わされるα,β−不飽和カルボニル化合物
を、還元試薬を用いて還元せしめ、必要に応じて
脱保護反応ジアステレオマーの分離、加水分解反
応、塩生成反応に付すことによつて製造される。 原料化合物である式〔〕で示されるα,β−
不飽和カルボニル化合物は、新規化合物であり後
述する製法により製造される。 式〔〕で表わされるα,β−不飽和カルボニ
ル化合物を還元せしめる還元試薬としては、R1
を還元しないものが好ましく、例えばナトリウム
ポロハイドライド、亜鉛ポロハイドライド、ジフ
エニル錫ハイドライド、又はリチウムトリ−sec
−ブチルポロハイドライドのようなトリアルキル
ポロハイドライド、および2,6−ジ−tert−ブ
チル−4−メチルフエノールによつて修飾された
ジ−iso−ブチルアルミナムハイドライド〔J.
Org.Chem.44,1363(1979)〕、又は1,1′−ビ−
2−ナフトールとエタノールのような低級アルコ
ールとによつて修飾されたリチウムアルミナムハ
イドライド〔J.Am.Chem.Soc.,101,5843
(1979)〕等が挙げられる。 反応溶媒としては、メタノール、エタノール等
の低級アルコール類、ジエチルエーテル、テトラ
ヒドロフラン(THF)、ジオキサンのようなエ−
テル類、ベンゼン又はトルエンのような芳香族炭
化水素類が挙げられる。 還元試薬の使用量は、原料化合物であるα,β
−不飽和化合物に対し、好ましくは0.5〜30当量、
特に好ましくは1〜10当量である。反応温度は−
150℃〜80℃、好ましくは−100℃〜30℃である。
かくして得られた反応液の処理は、通常行なわれ
る方法に準じて後処理すればよい。例えば、反応
液を、希塩酸、希硫酸又は飽和の塩化アンモニウ
ム水溶液に注ぎ、ヘキサン、ペンタン、石油エー
テル、エチルエーテル、ベンゼン又はトルエン等
の水に難溶の有機溶媒で抽出し、得られた抽出液
を食塩水で洗浄し、無水硫酸ナトリウム、無水硫
酸マグネシウム、無水炭酸カリウムなどの乾燥剤
にて乾燥後有機溶媒を減圧留去して粗生成物が得
られる。粗生成物は、所望により、カラムクロマ
トグラフイー、薄層クロマトグラフイー、液体ク
ロマトグラフイー、などの精製手段により、精製
することができる。かくして得られた生成物は必
要に応じて更に、脱保護反応、ジアステレオマー
の分離、加水分解反応、塩生成反応に付すことが
できる。 水酸基の保護基の除去は、保護基が水酸基の酸
素原子と共にアセタール結合を形成する基の場合
には、例えば酢酸、p−トルエンスルホン酸のピ
リジニウム塩又は陽イオン交換樹脂等を触媒と
し、例えば水、テトラヒドロフラン、エチルエー
テル、ジオキサン、アセトン、アセトニトリル等
を溶媒とすることにより好適に実施される。反応
は通常−78℃〜80℃の温度範囲で10分〜3日間程
度行なわれる。かくして得られた生成物は必要に
応じて、還元反応によつて生じた15位水酸基に基
づくジアステレオマーの分離を、カラムクロマト
グラフイー、薄層クロマトグラフイー、液体クロ
マトグラフイーなどの精製手段により精製するこ
とができる。 カルボン酸エステル基の加水分解反応は、苛性
ソーダ又は苛性カリを含む水、メタノール、又は
エタノールの単独又は混合溶液中で、−10℃〜100
℃の温度範囲で1分〜24時間で行なわれるか、あ
るいは、例えばリパーゼ等の酵素を用い、水又は
水を含む溶液中で−10℃〜60℃の温度範囲で1分
〜24時間で行なわれる。加水分解反応後の生成物
は上記したと同様の精製手段により精製すること
ができる。 上記の如き保護基の除去反応により生成せしめ
たカルボキシル基を有する化合物は、次いで必要
に応じて、更に塩生成反応に付され相当するカル
ボン酸を与える。塩生成反応はそれ自体公知であ
り、カルボン酸とほぼ等量の苛性ソーダ、苛性カ
リ、炭酸ナトリウムなどの塩基化合物、あるいは
アンモニア、トリメチルアミン、モノエタノール
アミン、モルホリンとを通常の方法で中和反応せ
しめることにより行なわれる。 本発明化合物の製造に用いられる原料化合物
α,β−不飽和化合物は例えば以下に示す経路に
よつて得ることができる。 経路1 〔式中、R1、R2、R3は前記定義に同じであり
Si〓は、tert−ブチルジメチルシリル基、Zはハ
ロゲン原子又は有機スルホニルオキシ基を表わ
す。〕 上記式〔〕の化合物は公知化合物であり、例
えば、〔第45回有機合成シンポジウム(有機合成
化学協会主催)講演要旨集51〜54ページ〕にその
合成法とともに記載されている。 経路−1において、化合物〔〕は化合物
〔〕を、水素化ホウ素ナトリウム、ジイソブチ
ルアルミナムハイドライドで還元することによつ
て得られる。反応はメタノール、エタノール等の
アルコール中、又はトルエン中で、−78℃〜0℃
で行なわれる。 化合物〔XI〕は、化合物〔〕をハロゲン化又
は有機スルホン酸エステル化することにより得ら
れる。ハロゲン化試薬としては、トリフエニルホ
スフイン−四塩化炭素、又はトリフエニルホスフ
イン−四臭化炭素が好ましい。反応は通常ジクロ
ロメタン中、−78℃〜30℃で行われる。有機スル
ホン酸エステル化には、ピリジン又はトリエチル
アミン等の塩基存在下、メタンスルホン酸クロリ
ド又はp−トルエンスルホン酸クロリドが用いら
れる。反応は無溶媒又はジクロロメタンあるいは
クロロホルム等のハロゲン化炭化水素中、通常−
30℃〜30℃で行われる。 化合物〔XII〕は、化合物〔XI〕と、塩基で処理
されたHSCH2CH2R1〔式中、R1は前記定義と同
じ〕とを反応させることにより得られる。塩基と
しては、水素化ナトリウム又はカリウムtert−ブ
トキシドが特に好ましい。反応は通常ジメチルホ
ルムアミド(DMF)又はジメチルスルホキシド
中で、0℃〜30℃で行われる。 化合物〔〕は、化合物〔〕をテトラー
n−ブチルアンモニウムフルオライド又はセシウ
ムフルオライド等の弗素化合物で処理することに
より得られる。反応は通常テトラヒドロフラン、
エチルエーテル等のエーテル類中で、0℃〜30℃
で行われる。 化合物〔〕は、化合物〔〕のヒドロキ
シメチル基を酸化してアルデヒドとすることによ
つて得られる。ヒドロキシメチル基の酸化に際し
ては一級アルコールをアルデヒドに酸化するアミ
ン−三酸化イオウ・ピリジン複合体−ジメチルス
ルホキシドの系を用いる酸化法が特に好ましく用
いられる。反応は通常10℃〜40℃の範囲で進行
し、用いられる酸化剤の量は2〜100倍モルと過
剰に用いるのが好ましい。 化合物〔〕は、化合物〔〕に、塩基で処
理をした
【式】
〔式中、R2は前記定義と同じで、R7は炭素数
1〜3のアルキル基を表わす〕で表わされるヴイ
テイツヒ試薬を反応せしめることによつて得られ
る。塩基としては、水素化ナトリウム、又はカリ
ウムtert−ブトキシドが好ましい。反応は、テト
ラヒドロフラン(THF)ジメトキシエタン
(DME)等のエーテル類中で、−20℃〜30℃で行
われる。 有用性 本発明によつて提供される式〔〕で表わされ
る新規プロスタサイクリン類は、非常に強い生理
活性を有していると考えられる。例えば本願発明
化合物に構造が近い16,17,18,19,20−ペンタ
ノル−15−シクロペンチル−3−チア−9(0)−
メタノ−Δ6(9〓)−プロスタグランジンI1はADP誘
起のヒト血小板凝集をIC50 20nMで抑制出来るこ
とが判明した。 このことから、本発明化合物は抗血栓剤、抗動
脈硬化剤に応用出来ることが期待される。またこ
の製造にあたつて中間に生成する中間にもそれ自
体強い生理活性が期待されるばかりでなく、新し
いプロスタグランジン類に誘導し得るものがあり
工業的意義は大きい。 以下実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明す
る。 実施例 1 α,β−不飽和ケトン1〜(119.6mg,
0.26mmol)をメタノール(5ml)に溶解し、−25
℃で過剰の水素化ホウ素ナトリウムを加え、−25
℃で1時間撹拌した。アセトンを加え反応を停止
させた後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加え
た。メタノール留去後残留水層をエーテルで抽出
し、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウム
で乾燥した。溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフイーで精製し、目的とするア
リルアルコール2〜(116.5mg,97%)を無色油状
物質として得た。 IR(neat);3500cm-1,1745cm-1 Mass m/z;468,450 実施例 2 アリルアルコール2〜(116.0mg,0.25mmol)を
THF(0.22ml)に溶解し、65%酢酸水溶液(2.2
ml)を加え、50℃で2時間撹拌した。反応液を冷
却した飽和重曹水中にあけ、酢酸エチルにより抽
出した。有機層は飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した。溶媒を留去し、残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフイーにより精製
し、低極性成分として、15β−ジオール4〜(41.0
mg,43%)を高極性成分として15α−ジオール3〜
(46.6mg,49%)をそれぞれ無色油状物として得
た。高極性成分のスペクトルデータは以下のとお
りであつた。 IR(neat);3350cm-1,1740cm-1 NMR(δ)CDCl3;5.59(3H,m),4.10(1H.
m),3.80(3H,s),3.28(2H,s). Mass(m/z);382(M+),320,277,197,
131,99,44. 低極性成分のスペクトルデータは高極性成分の
ものと一致した。 実施例 3 15α−ジオール3〜(46.0mg,0.12mmol)をエタ
ノール(1ml)に溶解した。室温で5%水酸化カ
リウム水溶液(1ml)を加え、同温度で1時間撹
拌した。反応終了後5N塩酸で注意深く中和し、
最終的PH4〜3とした。これを酢酸エチルで抽出
した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留
去後得られる粗生成物を中性シリカゲルキヤピラ
リーカラムにて精製し、カルボン酸体5〜(33.0
mg,74%)を得た。 IR(neat);3350cm-1,1710cm-1 NMR(δ)CDCl3;5.50(3H,m) Mass(m/z);350(M+−18),322,277,
201,131,79,67. 参考例 1 実施例1と全く同様な反応操作により、α,β
−不飽和ケトン6〜(54.5mg,0.12mmol)から、
アリルアルコール7〜(52.0mg,95%)を無色油状
物質として得た。 IR(neat);3350cm-1,1740cm-1 Mass m/z;468,450,384. 参考例 2 実施例2と全く同様な反応操作により、アリル
アルコール7〜(50.0mg,0.11mmol)から、低極
性成分として、15β−ジオール9〜(11.0mg,27%)
を、高極性成分として15α−ジオール8〜(22.7mg,
55%)をそれぞれ無色油状物質として得た。高極
性成分のスペクトルデータは以下のとおりであつ
た。 IR(neat);3350cm-1,2950cm-1,2850cm-1,
1740cm-1 NMR(δ)CDCl3;5.57(2H,m),5.38(1H、
s),4.10(1H,m),3.75(3H,s),3.24
(2H,s). Mass(m/z);382(M+),364,346,320,
258,214. 低極性成分のスペクトルデータは高極性成分の
ものと一致した。 参考例 3 実施例3と全く同様な反応操作により、15α−
ジオール8〜(20.0mg,0.052mmol)からカルボン
酸体10〜(15.7mg,75%)を得た。 IR(neat);3350cm-1,2950cm-1,2860cm-1,
1735cm-1. NMR(δ)CDCl3;5.65〜5.34(3H,m),
3.22(2H.d,J=4.6Hz). Mass(m/z);368(M+),350,332,299,
277,231. 参考例 4 実施例1と全く同様な反応操作により、α,β
−不飽和ケトン11〜(71.1mg,0.15mmol)からア
リルアルコール12〜(58.0mg,81%)を無色油状物
質として得た。 IR(neat);3525cm-1,1740cm-1. Mass(m/z);464,446,380. 参考例 5 実施例2と全く同様な反応操作により、アリル
アルコール12〜(55mg,0.12mmol)から、低極性
成分として15β−ジオール14〜(12.4mg,28%)を
高極性成分として15α−ジオール13〜(25.4mg,56
%)をそれぞれ無色油状物質として得た。高極性
成分のスペクトルデータは以下のとおりであつ
た。 IR(neat);3325cm-1,2900cm-1,2825cm-1,
1730cm-1. NMR(δ)CDCl3;5.57(2H,m),5.38(1H,
s),3.74(3H,s),3.23(2H,s),2.75
(2H,t,J=7.7Hz). Mass(m/z);380(M+),362,344,318,
256,212,187. 低極性成分のスペクトルデータは高極性成分の
ものと一致した。 参考例 6 実施例3と全く同様な反応操作により、15α−
ジオール13〜(22.0mg,0.058mmol)から、カルボ
ン酸15〜(17.8mg,84%)を無色結晶として得た。 IR(neat);3450cm-1,3325cm-1,2900cm-1,
1730cm-1 NMR(δ)CDCl3;5.68〜5.43(2H,m),
5.38(1H,s),3.23(2H,d,J=1.1
Hz). Mass(m/z);367(M++1),349,331,
231. 参考例 7 実施例1と全く同様な反応操作により、α,β
−不飽和ケトン16〜(75mg,0.16mmol)からアリ
ルアルコール17〜(56.0mg,74.4%)を無色油状物
質として得た。 IR;3425cm-1,1730cm-1. Mass(m/z);476,458,392. 参考例 8 実施例2と全く同様な反応操作により、アリル
アルコール17〜(56mg,0.12mmol)から、低極性
成分として15β−ジオール19〜(8.9mg,19.3%)
を、高極性成分として15α−ジオール18〜(22.5mg、
48.8%)をそれぞれ無色油状物質として得た。高
極性成分のスペクトルデータは以下のとおりであ
つた。 IR;3350cm-1,1730cm-1. NMR(δ)CDCl3;5.60(2H,m),5.40(1H
df−s),3.74(3H,s),1.81(3H,s),
0.98(3H,m). Mass(m/z);374(M+−18),330,268,
215,187,81,41. 低極性成分のスペクトルデータは高極性成分の
ものと一致した。 参考例 9 実施例3と全く同様な反応操作により、15α−
ジオール18〜(21.1mg,0.054mmol)から、カルボ
ン酸体20〜(15.0mg,73.9%)を得た。 IR;3350cm-1,1700cm-1. NMR(δ)CDCl3;5.58(2H,m),5.39(1H.
s),4.11(3/5H,m),3.99(2/5H,
m),3.80(1H,m),3.25(2H,s),1.79
(3H,s),1.01(9/5H,d,J=6.5
Hz),0.96(6/5H,d,J=6.8Hz). Mass(m/z);379(M++1),361,343. 参考例 10 実施例1と全く同様な反応操作により、α,β
−不飽和ケトン21〜(87.1mg,0.17mmol)からア
リルアルコール22〜(80.6mg,92.2%)を無色油状
物質として得た。 IR;3450cm-1,1740cm-1. NMR(δ)CDCl3;5.20〜5.70(2H,m),
4.98(1H,m),4.62(1H,m),3.78(3H,
s),3.22(2H,s),1.68(3H,s),1.60
(3H,s),0.95(3H,m). 参考例 11 実施例2と全く同様な反応操作により、アリル
アルコール22〜(80.6mg,0.16mmol)から低極性
成分として15β−ジオール24〜(21.3mg,32.4%)
を、高極性成分として15α−ジオール23〜(28.5mg,
43.4%)をそれぞれ油状物質として得た。高極性
成分のスペクトルデータは以下のとおりであつ
た。 IR;3350cm-1,1740cm-1. NMR(δ)CDCl3;5.39〜5.65(3H,m),
3.74(3H,s),1.70(3H,s),1.62(3H,
s),0.95(3H,d,J=9.0Hz). Mass(m/z);418(M+−18),400,312,
251,227,131,91,69. 低極性成分のスペクトルデータは高極性成分の
ものと一致した。 参考例 12 実施例3と全く同様な反応操作により、15α−
ジオール23〜(26.5mg,0.051mmol)から、カルボ
ン酸体25〜(17.2mg,67.2%)を得た。 IR;3350cm-1,1700cm-1. NMR(δ)CDCl3;5.56(2H,m),5.38(1H,
s),5.10(1H,m),4.20(1H,m),3.78
(1H,m),3.24(2H,s),1.68(3H,
s),1.60(3H,s),0.93(3H,d,J=
6.5Hz). Mass(m/z);423(M++1),405,387 参考例 13 メチルトリフエニルホスホニウム ブロミド
(357mg,1mmol)を無水テトラヒドロフラン
(5ml)に溶解し、これに室温でカリウムtert−
ブトキシド(116mg,1mmol)の無水テトラヒド
ロフラン(5ml)溶液を加える。次いでα,β−
不飽和アルデヒド26〜(190mg,0.5mmol)の無水
テトラヒドロフラン(5ml)溶液をシリンジを用
いて加え、室温で30分間撹拌した。反応終了後飽
和NH4Cl水溶液を加え、エチルエーテルで抽出
した。抽出液を飽和食塩水で洗浄無水硫酸マグネ
シウムで乾燥後、溶媒を減圧留去した。得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフイーによ
り精製し、ジエン体27〜(171mg,90.5%)を無色
油状物質として得た。 IR(neat);2940cm-1,1638cm-1,1597cm-1. NMR(δ)CDCl3;6.52(1H,dd,J=16,
10Hz),5.63(1H,bs),5.00(2H,m),
4.62(1H,m),3.00(m,1H),0.90(9H,
s),0.05(6H,s) Mass(m/z);294(M+−84),277,237,85. 参考例 14 アルゴン雰囲気下、ジエン体27〜(100mg,
0.266mmol)をテトラヒドロフラン(1.5ml)に
溶解し、−10℃でジシアミルボラン−テトラヒド
ロフラン溶液(0.59M,0.9ml)を加え3時間撹
拌した後、更にジシアミルボラン−テトラヒドロ
フラン溶液(0.59M,0.45ml)を加え、1.5時間撹
拌した。次いで6N−NaOH水溶液(0.27ml)と
30%過酸化水素水(0.2ml)を加え、室温で1.5時
間撹拌した後、反応液をエーテルで抽出し、抽出
液を飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液及び飽和食塩
水にて洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフイーで精製し、ホモアリルアルコール
28〜(97mg,92.6%)を無色油状物質として得
た。 IR(neat);3400cm-1,2925cm-1,1470cm-1,
1255cm-1. NMR(δ)CDCl3;5.43(1H,bs),4.60(1H,
m),3.00(1H,m),0.92(9H,s),0.05
(6H,s) Mass(m/z);312(M++84),255,237,85. 参考例 15 ホモアリルアルコール28〜(230mg,0.58mmol)
をピリジン(3ml)に溶解し、p−トルエンスル
ホニル クロリド(130mg,0.68mmol)を加え
た。室温で6時間撹拌後エチルエーテルで抽出し
た。抽出液を10%硫酸銅水溶液、水、飽和食塩水
で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
した。溶媒を留去後、残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフイーにて精製し、トシラート29〜
(304.1mg,95%)を得た。 IR(neat);2925cm-1,1595cm-1,1470cm-1,
1360cm-1. NMR(δ)CDCl3;7.28(4H,s),5.23(1H,
m),4.59(1H,m),4.28〜3.42(6H,
m),2.44(3H,s),2.58〜1.15(16H,
m),0.91(9H,s),0.07(6H,s) Mass(m/z);466(M+−84),409,317,
277,237. 参考例 16 水素化ナトリウム(40mg,60%,1mmol)を
DMF(2ml)に溶解し、室温にてチオグリコール
酸メチル(96μ,95%,1mmol)をシリンジを
用いて加え、30分間撹拌する。次いでトシラート
29〜(435.2mg,0.79mmol)のDMF(2ml)溶液を
加え、室温で5分間撹拌した後、飽和NH4Cl水
溶液を加え、エチルエーテルで抽出する。抽出液
を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、溶媒を留去する。得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフイーにて精製し、30〜
(312.0mg,82%)を無色油状物質として得た。 IR(neat);2925cm-1,1740cm-1,1460cm-1,
1435cm-1 NMR(δ)CDCl3;5.27(1H,m),4.58(1H,
m),3.72(3H,s),3.22(2H,s),0.95
(9H,s),0.10(6H,s). Mass(m/z);400(M+−84),343,251,
237,145. 参考例 17 アルゴン雰囲気下、30〜(240.8mg,0.50mmol)
を無水テトラヒドロフラン(3ml)に溶解し、テ
トラ−n−ブチルアンモニウムフルオライド−テ
トラヒドロフラン(1M,750μ)溶液を加え、
室温で2.5時間撹拌する。飽和NH4Cl水溶液で希
釈し、エチルエーテルで抽出する。抽出液を飽和
食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、
溶媒を減圧留去する。得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフイーにて精製し、アルコー
ル体31〜(131.3mg,71%)を無色油状物質として
得た。 IR(neat);3450cm-1,2925cm-1,1730cm-1,
1435cm-1. NMR(δ)CDCl3;5.33(1H,m),4.62(1H,
m),3.74(3H,s),3.23(2H,s). Mass(m/z);286(M+−84),246,180. 参考例 18 アルゴン雰囲気下、アルコール体31〜(158mg,
0.43mmol)、トリエチルアミン(2.65ml)を無水
DMSO(1.6ml)に溶解した。SO3−ピリジン複合
体(1.427g)の無水DMSO(3.7ml)溶液をシリ
ンジを用いて加え、室温で20分間撹拌した。次い
で反応液を氷水にあけ、エチルエーテルで抽出し
た。抽出液を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥後、溶媒を減圧留去し、粗製アルデヒド32〜
(155mg)を得た。こうして得られた31〜は精製する
ことなしに、次工程に用いた。 IR;1740cm-1,1720cm-1. 参考例 19 アルゴン雰囲気下、水素化ナトリウム(60%,
13.2mg,0.33mmol)の無水テトラヒドロフラン
(3ml)溶液に、ジメチル(2−オキソヘプチル)
ホスホネート(73.3mg,0.33mmol)の無水テト
ラヒドロフラン(1ml)溶液を加え、室温で1時
間撹拌した。次いで租製アルデヒド32〜(62.6mg,
0.17mmol)の無水テトラヒドロフラン(1ml)
溶液を加え、室温で1時間撹拌した。反応液を飽
和NH4Cl水溶液にあけ、エーテル抽出した。抽
出液を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウム
で乾燥後、溶媒を減圧留去した。得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフイーに付し、
α,β−不飽和ケトン6〜(54.5mg,69%)を無色
油状物質として得た。 IR(neat);3450cm-1,1735cm-1. NMR(δ)CDCl3;7.05〜5.88(1H,m),
5.35(1H,m),4.60(1H,m),3.74(3H,
s),3.22(2H,s). Mass(m/z);446(M+−18),433,380,
362,336. 参考例 20 アルゴン雰囲気下、水素化ナトリウム(60%,
13.2mg,0.33mmol)の無水テトラヒドロフラン
(3ml)溶液に、ジメチル(2−シクロペンチル
−2−オキソエチル)ホスホネート(72.7mg,
0.33mmol)の無水テトラヒドロフラン(1ml)
溶液を加え、室温で1時間撹拌した。次いで租製
アルデヒド32〜(63.5mg,0.17mmol)の無水テト
ラヒドロフラン(1ml)溶液を加え、室温で1時
間撹拌した。以降参考例19と同様な操作により、
α,β−不飽和ケトン11〜(71.1mg,89%)を無色
油状物質として得た。 IR(neat);2950cm-1,1735cm-1,1690cm-1,
1660cm-1,1620cm-1. NMR(δ)CDCl3;7.02〜5.86(1H,m),
5.23(1H,m),4.50(1H,m),3.65(3H,
s),3.14(2H,s). Mass(m/z);462(M+),378(M+−84),
334,272,228. 参考例 21 アルゴン雰囲気下、水素化ナトリウム(60%,
17.2mg,0.43mmol)の無水テトラヒドロフラン
(3ml)溶液に、ジメチル(3−メチル−2−オ
キソヘプト−5−イニル)ホスホネート(100.3
mg,0.43mmol)の無水テトラヒドロフラン(1
ml)溶液を加え、室温で1時間撹拌した。次いで
租製アルデヒド32〜(75mg,0.20mmol)の無水テ
トラヒドロフラン(1ml)溶液を加え、室温で1
時間撹拌した。以降参考例19と同様な操作によ
り、α,β−不飽和ケトン16〜(64.2mg,66.5%)
を無色油状物質として得た。 IR;1740cm-1,1690cm-1,1670cm-1,1620cm-1. NMR(δ)CDCl3;6.08〜6.88(3H,m),
5.38(1H,m),3.72(3H,s),3.22(3H,
s),1.16(3H,m). 参考例 22 アルゴン雰囲気下、水素化ナトリウム(60%,
17.2mg,0.43mmol)の無水テトラヒドロフラン
(3ml)溶液にジメチル(4,8−ジメチル−2
−オキソ−7−ノネニル)ホスホネート118.7mg,
0.43mmol)の無水テトラヒドロフラン(1ml)
溶液を加え、室温で1時間撹拌した。次いで租製
アルデヒド32〜(75mg,0.20mmol)の無水テトラ
ヒドロフラン(1ml)溶液を加え、室温で1時間
撹拌した。以降参考例19と同様な操作により、
α,β−不飽和ケトン21〜(92.9mg,88.0%)を無
色油状物質として得た。 IR;1740cm-1,1690cm-1,1670cm-1,1620cm-1. NMR(δ)CDCl3;6.65(1H,m),6.26,
6.00(1H,each d,J=15Hz,4Hz),
5.00〜5.40(3H,m),4.60(1H,m),3.74
(3H,s),1.68(3H,df−s),1.60(3H,
df−s),0.88(3H,df−d J=7.0Hz). 参考例 23 アルゴン雰囲気下、α,β−不飽和アルデヒド
26〜(2.03g,5.3mmol)をトルエン(10ml)に溶
解し、−78℃に冷却する。次いでジイソブチルア
ルミナムハイドライド−トルエン(1.76M,3.36
ml)を加え、−78℃で30分間撹拌後、メタノール
(1ml)を加え、エチルエーテルで希釈し、室温
まで温度を上げ、飽和食塩水を加える。エチルエ
ーテルで抽出し、抽出液を飽和食塩水で洗浄、無
水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフイー
にて精製し、アルコール体33〜(1.74g,85.3%)
を無色油状物質として得た。 IR(neat);3430cm-1,2950cm-1,835cm-1. NMR(δ)CDCl3;5.66(1H,bs),4.62(1H,
m),4.12(2H,s),3.00(1H,m),0.90
(9H,s),0.05(6H,s). Mass(m/z);298(M+−84),241,223,85. 参考例 24 アルゴン雰囲気下、アルコール体33〜(383mg,
1mmol)をジクロロメタン(7ml)に溶解し、−
60℃に冷却した。次いでトリフエニルホスフイン
(315mg,1.2mmol)および四臭化炭素(398mg,
1.2mmol)を加え、−60℃で6時間撹拌後、飽和
NaHCO3水溶液を加え、エチルエーテルで抽出
した。抽出液を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、溶媒を留去した。得られた油
状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフイーに
て精製し、ブロム体34〜(305mg,68.4%)で得た。 IR(neat);2950cm-1,835cm-1, NMR(δ)CDCl3;5.70(1H,bs),4.60(1H,
m),4.00(2H,s),3.00(1H,m),0.90
(9H,s),0.05(6H,s). Mass(m/z);362(M++2−84),360(M+−
84),305,303,281,263,85. 参考例 25 水素化ナトリウム(32mg,60%,0.8mmol)を
DMF(1.5ml)に溶解し、室温にてβ−メルカプ
トプロビオン酸メチル(98mg,0.8mmol)をシリ
ンジを用いて加え、30分間撹拌した。次いでブロ
ム体34〜(245.0mg,0.55mmol)のDMF(2ml)溶
液を加え、室温で3.5時間撹拌した後、飽和
NH4Cl水溶液を加え、エチルエーテルで抽出し
た。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、溶媒を留去した。得られた残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフイーにて精
製し、35〜(212.3mg,79.7%)を無色油状物質と
して得た。 IR;2925cm-1,2850cm-1,1740cm-1. NMR(δ)CDCl3;5.37(1H,m),4.48(1H,
m),3.58(3H,s),3.10(2H,s),0.80
(9H,s),0.05(6H,s). Mass(m/z);484(M+),400,343. 参考例 26 アルゴン雰囲気下、35〜(251.2mg,0.52mmol)
を無水テトラヒドロフラン(3ml)に溶解し、テ
トラ−n−ブチルアンモニウム フルオライド−
テトラヒドロフラン(1M,630μ)溶液を加
え、室温で2.5時間撹拌した。飽和NH4Cl水溶液
で希釈し、エチルエーテルで抽出する。抽出液を
飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、溶媒を減圧留去する。得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフイーにて精製し、アル
コール体36〜(116.4mg,60.7%)を無色油状物質
として得た。 IR;3450cm-1,2950cm-1,2850cm-1,1740cm-1. NMR(δ)CDCl3;5.55(1H,m),4.71(1H,
m),3.75(3H,s),3.23(2H,s). Mass(m/z);370(M+),286,197. 参考例 27 アルゴン雰囲気下、アルコール体35〜(110.0mg,
0.31mmol)、トリエチルアミン(1.86ml)を無水
DMSO(1.2ml)に溶解した。SO3−ピリジン複合
体(1.03g)の無水DMSO(2.6ml)溶液をシリン
ジを用いて加え、室温で20分間撹拌した。次いで
反応液を氷水にあけ、エチルエーテルで抽出し
た。抽出液を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥後、溶媒を減圧留去し、粗製アルデヒド37〜
(102.1mg)を得た。こうして得られた37〜は精製
することなしに次工程に用いた。 IR;3400cm-1,2950cm-1,2850cm-1,1740cm
-1,1720cm-1. 参考例 28 アルゴン雰囲気下、水素化ナトリウム(60%,
22.0mg,0.55mmol)の無水テトラヒドロフラン
(5ml)溶液にジメチル(2−オキソヘプチル)
ホスホネート(122.2mg,0.55mmol)の無水テト
ラヒドロフラン(1.7ml)溶液を加え、室温で1
時間撹拌した。次いで粗製アルデヒド37〜(102.1
mg,0.28mmol)の無水テトラヒドロフラン(2
ml)溶液を加え、室温で1時間撹拌した。反応液
を飽和NH4Cl水溶液にあけ、エチルエーテルで
抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸
マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去した。得
られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフイ
ーに付し、α,β−不飽和ケトン1〜(110.1mg,
85.5%)を無色油状物質として得た。 IR(neat);1740cm-1,1690cm-1,1670cm-1,
1630cm-1. NMR(δ)CDCl3;6.45〜6.75(1H,m),
5.90〜6.20(1H,m),5.40(1H,m),4.50
(1H,m),3.65(3H,s),3.21(2H,
s). MS(m/z);464(M+),433,380,261,85.
1〜3のアルキル基を表わす〕で表わされるヴイ
テイツヒ試薬を反応せしめることによつて得られ
る。塩基としては、水素化ナトリウム、又はカリ
ウムtert−ブトキシドが好ましい。反応は、テト
ラヒドロフラン(THF)ジメトキシエタン
(DME)等のエーテル類中で、−20℃〜30℃で行
われる。 有用性 本発明によつて提供される式〔〕で表わされ
る新規プロスタサイクリン類は、非常に強い生理
活性を有していると考えられる。例えば本願発明
化合物に構造が近い16,17,18,19,20−ペンタ
ノル−15−シクロペンチル−3−チア−9(0)−
メタノ−Δ6(9〓)−プロスタグランジンI1はADP誘
起のヒト血小板凝集をIC50 20nMで抑制出来るこ
とが判明した。 このことから、本発明化合物は抗血栓剤、抗動
脈硬化剤に応用出来ることが期待される。またこ
の製造にあたつて中間に生成する中間にもそれ自
体強い生理活性が期待されるばかりでなく、新し
いプロスタグランジン類に誘導し得るものがあり
工業的意義は大きい。 以下実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明す
る。 実施例 1 α,β−不飽和ケトン1〜(119.6mg,
0.26mmol)をメタノール(5ml)に溶解し、−25
℃で過剰の水素化ホウ素ナトリウムを加え、−25
℃で1時間撹拌した。アセトンを加え反応を停止
させた後、飽和塩化アンモニウム水溶液を加え
た。メタノール留去後残留水層をエーテルで抽出
し、飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸マグネシウム
で乾燥した。溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフイーで精製し、目的とするア
リルアルコール2〜(116.5mg,97%)を無色油状
物質として得た。 IR(neat);3500cm-1,1745cm-1 Mass m/z;468,450 実施例 2 アリルアルコール2〜(116.0mg,0.25mmol)を
THF(0.22ml)に溶解し、65%酢酸水溶液(2.2
ml)を加え、50℃で2時間撹拌した。反応液を冷
却した飽和重曹水中にあけ、酢酸エチルにより抽
出した。有機層は飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した。溶媒を留去し、残渣をシ
リカゲルカラムクロマトグラフイーにより精製
し、低極性成分として、15β−ジオール4〜(41.0
mg,43%)を高極性成分として15α−ジオール3〜
(46.6mg,49%)をそれぞれ無色油状物として得
た。高極性成分のスペクトルデータは以下のとお
りであつた。 IR(neat);3350cm-1,1740cm-1 NMR(δ)CDCl3;5.59(3H,m),4.10(1H.
m),3.80(3H,s),3.28(2H,s). Mass(m/z);382(M+),320,277,197,
131,99,44. 低極性成分のスペクトルデータは高極性成分の
ものと一致した。 実施例 3 15α−ジオール3〜(46.0mg,0.12mmol)をエタ
ノール(1ml)に溶解した。室温で5%水酸化カ
リウム水溶液(1ml)を加え、同温度で1時間撹
拌した。反応終了後5N塩酸で注意深く中和し、
最終的PH4〜3とした。これを酢酸エチルで抽出
した。無水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を留
去後得られる粗生成物を中性シリカゲルキヤピラ
リーカラムにて精製し、カルボン酸体5〜(33.0
mg,74%)を得た。 IR(neat);3350cm-1,1710cm-1 NMR(δ)CDCl3;5.50(3H,m) Mass(m/z);350(M+−18),322,277,
201,131,79,67. 参考例 1 実施例1と全く同様な反応操作により、α,β
−不飽和ケトン6〜(54.5mg,0.12mmol)から、
アリルアルコール7〜(52.0mg,95%)を無色油状
物質として得た。 IR(neat);3350cm-1,1740cm-1 Mass m/z;468,450,384. 参考例 2 実施例2と全く同様な反応操作により、アリル
アルコール7〜(50.0mg,0.11mmol)から、低極
性成分として、15β−ジオール9〜(11.0mg,27%)
を、高極性成分として15α−ジオール8〜(22.7mg,
55%)をそれぞれ無色油状物質として得た。高極
性成分のスペクトルデータは以下のとおりであつ
た。 IR(neat);3350cm-1,2950cm-1,2850cm-1,
1740cm-1 NMR(δ)CDCl3;5.57(2H,m),5.38(1H、
s),4.10(1H,m),3.75(3H,s),3.24
(2H,s). Mass(m/z);382(M+),364,346,320,
258,214. 低極性成分のスペクトルデータは高極性成分の
ものと一致した。 参考例 3 実施例3と全く同様な反応操作により、15α−
ジオール8〜(20.0mg,0.052mmol)からカルボン
酸体10〜(15.7mg,75%)を得た。 IR(neat);3350cm-1,2950cm-1,2860cm-1,
1735cm-1. NMR(δ)CDCl3;5.65〜5.34(3H,m),
3.22(2H.d,J=4.6Hz). Mass(m/z);368(M+),350,332,299,
277,231. 参考例 4 実施例1と全く同様な反応操作により、α,β
−不飽和ケトン11〜(71.1mg,0.15mmol)からア
リルアルコール12〜(58.0mg,81%)を無色油状物
質として得た。 IR(neat);3525cm-1,1740cm-1. Mass(m/z);464,446,380. 参考例 5 実施例2と全く同様な反応操作により、アリル
アルコール12〜(55mg,0.12mmol)から、低極性
成分として15β−ジオール14〜(12.4mg,28%)を
高極性成分として15α−ジオール13〜(25.4mg,56
%)をそれぞれ無色油状物質として得た。高極性
成分のスペクトルデータは以下のとおりであつ
た。 IR(neat);3325cm-1,2900cm-1,2825cm-1,
1730cm-1. NMR(δ)CDCl3;5.57(2H,m),5.38(1H,
s),3.74(3H,s),3.23(2H,s),2.75
(2H,t,J=7.7Hz). Mass(m/z);380(M+),362,344,318,
256,212,187. 低極性成分のスペクトルデータは高極性成分の
ものと一致した。 参考例 6 実施例3と全く同様な反応操作により、15α−
ジオール13〜(22.0mg,0.058mmol)から、カルボ
ン酸15〜(17.8mg,84%)を無色結晶として得た。 IR(neat);3450cm-1,3325cm-1,2900cm-1,
1730cm-1 NMR(δ)CDCl3;5.68〜5.43(2H,m),
5.38(1H,s),3.23(2H,d,J=1.1
Hz). Mass(m/z);367(M++1),349,331,
231. 参考例 7 実施例1と全く同様な反応操作により、α,β
−不飽和ケトン16〜(75mg,0.16mmol)からアリ
ルアルコール17〜(56.0mg,74.4%)を無色油状物
質として得た。 IR;3425cm-1,1730cm-1. Mass(m/z);476,458,392. 参考例 8 実施例2と全く同様な反応操作により、アリル
アルコール17〜(56mg,0.12mmol)から、低極性
成分として15β−ジオール19〜(8.9mg,19.3%)
を、高極性成分として15α−ジオール18〜(22.5mg、
48.8%)をそれぞれ無色油状物質として得た。高
極性成分のスペクトルデータは以下のとおりであ
つた。 IR;3350cm-1,1730cm-1. NMR(δ)CDCl3;5.60(2H,m),5.40(1H
df−s),3.74(3H,s),1.81(3H,s),
0.98(3H,m). Mass(m/z);374(M+−18),330,268,
215,187,81,41. 低極性成分のスペクトルデータは高極性成分の
ものと一致した。 参考例 9 実施例3と全く同様な反応操作により、15α−
ジオール18〜(21.1mg,0.054mmol)から、カルボ
ン酸体20〜(15.0mg,73.9%)を得た。 IR;3350cm-1,1700cm-1. NMR(δ)CDCl3;5.58(2H,m),5.39(1H.
s),4.11(3/5H,m),3.99(2/5H,
m),3.80(1H,m),3.25(2H,s),1.79
(3H,s),1.01(9/5H,d,J=6.5
Hz),0.96(6/5H,d,J=6.8Hz). Mass(m/z);379(M++1),361,343. 参考例 10 実施例1と全く同様な反応操作により、α,β
−不飽和ケトン21〜(87.1mg,0.17mmol)からア
リルアルコール22〜(80.6mg,92.2%)を無色油状
物質として得た。 IR;3450cm-1,1740cm-1. NMR(δ)CDCl3;5.20〜5.70(2H,m),
4.98(1H,m),4.62(1H,m),3.78(3H,
s),3.22(2H,s),1.68(3H,s),1.60
(3H,s),0.95(3H,m). 参考例 11 実施例2と全く同様な反応操作により、アリル
アルコール22〜(80.6mg,0.16mmol)から低極性
成分として15β−ジオール24〜(21.3mg,32.4%)
を、高極性成分として15α−ジオール23〜(28.5mg,
43.4%)をそれぞれ油状物質として得た。高極性
成分のスペクトルデータは以下のとおりであつ
た。 IR;3350cm-1,1740cm-1. NMR(δ)CDCl3;5.39〜5.65(3H,m),
3.74(3H,s),1.70(3H,s),1.62(3H,
s),0.95(3H,d,J=9.0Hz). Mass(m/z);418(M+−18),400,312,
251,227,131,91,69. 低極性成分のスペクトルデータは高極性成分の
ものと一致した。 参考例 12 実施例3と全く同様な反応操作により、15α−
ジオール23〜(26.5mg,0.051mmol)から、カルボ
ン酸体25〜(17.2mg,67.2%)を得た。 IR;3350cm-1,1700cm-1. NMR(δ)CDCl3;5.56(2H,m),5.38(1H,
s),5.10(1H,m),4.20(1H,m),3.78
(1H,m),3.24(2H,s),1.68(3H,
s),1.60(3H,s),0.93(3H,d,J=
6.5Hz). Mass(m/z);423(M++1),405,387 参考例 13 メチルトリフエニルホスホニウム ブロミド
(357mg,1mmol)を無水テトラヒドロフラン
(5ml)に溶解し、これに室温でカリウムtert−
ブトキシド(116mg,1mmol)の無水テトラヒド
ロフラン(5ml)溶液を加える。次いでα,β−
不飽和アルデヒド26〜(190mg,0.5mmol)の無水
テトラヒドロフラン(5ml)溶液をシリンジを用
いて加え、室温で30分間撹拌した。反応終了後飽
和NH4Cl水溶液を加え、エチルエーテルで抽出
した。抽出液を飽和食塩水で洗浄無水硫酸マグネ
シウムで乾燥後、溶媒を減圧留去した。得られた
残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフイーによ
り精製し、ジエン体27〜(171mg,90.5%)を無色
油状物質として得た。 IR(neat);2940cm-1,1638cm-1,1597cm-1. NMR(δ)CDCl3;6.52(1H,dd,J=16,
10Hz),5.63(1H,bs),5.00(2H,m),
4.62(1H,m),3.00(m,1H),0.90(9H,
s),0.05(6H,s) Mass(m/z);294(M+−84),277,237,85. 参考例 14 アルゴン雰囲気下、ジエン体27〜(100mg,
0.266mmol)をテトラヒドロフラン(1.5ml)に
溶解し、−10℃でジシアミルボラン−テトラヒド
ロフラン溶液(0.59M,0.9ml)を加え3時間撹
拌した後、更にジシアミルボラン−テトラヒドロ
フラン溶液(0.59M,0.45ml)を加え、1.5時間撹
拌した。次いで6N−NaOH水溶液(0.27ml)と
30%過酸化水素水(0.2ml)を加え、室温で1.5時
間撹拌した後、反応液をエーテルで抽出し、抽出
液を飽和チオ硫酸ナトリウム水溶液及び飽和食塩
水にて洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、溶媒を留去し、残渣をシリカゲルカラムクロ
マトグラフイーで精製し、ホモアリルアルコール
28〜(97mg,92.6%)を無色油状物質として得
た。 IR(neat);3400cm-1,2925cm-1,1470cm-1,
1255cm-1. NMR(δ)CDCl3;5.43(1H,bs),4.60(1H,
m),3.00(1H,m),0.92(9H,s),0.05
(6H,s) Mass(m/z);312(M++84),255,237,85. 参考例 15 ホモアリルアルコール28〜(230mg,0.58mmol)
をピリジン(3ml)に溶解し、p−トルエンスル
ホニル クロリド(130mg,0.68mmol)を加え
た。室温で6時間撹拌後エチルエーテルで抽出し
た。抽出液を10%硫酸銅水溶液、水、飽和食塩水
で順次洗浄した後、無水硫酸マグネシウムで乾燥
した。溶媒を留去後、残渣をシリカゲルカラムク
ロマトグラフイーにて精製し、トシラート29〜
(304.1mg,95%)を得た。 IR(neat);2925cm-1,1595cm-1,1470cm-1,
1360cm-1. NMR(δ)CDCl3;7.28(4H,s),5.23(1H,
m),4.59(1H,m),4.28〜3.42(6H,
m),2.44(3H,s),2.58〜1.15(16H,
m),0.91(9H,s),0.07(6H,s) Mass(m/z);466(M+−84),409,317,
277,237. 参考例 16 水素化ナトリウム(40mg,60%,1mmol)を
DMF(2ml)に溶解し、室温にてチオグリコール
酸メチル(96μ,95%,1mmol)をシリンジを
用いて加え、30分間撹拌する。次いでトシラート
29〜(435.2mg,0.79mmol)のDMF(2ml)溶液を
加え、室温で5分間撹拌した後、飽和NH4Cl水
溶液を加え、エチルエーテルで抽出する。抽出液
を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで
乾燥後、溶媒を留去する。得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフイーにて精製し、30〜
(312.0mg,82%)を無色油状物質として得た。 IR(neat);2925cm-1,1740cm-1,1460cm-1,
1435cm-1 NMR(δ)CDCl3;5.27(1H,m),4.58(1H,
m),3.72(3H,s),3.22(2H,s),0.95
(9H,s),0.10(6H,s). Mass(m/z);400(M+−84),343,251,
237,145. 参考例 17 アルゴン雰囲気下、30〜(240.8mg,0.50mmol)
を無水テトラヒドロフラン(3ml)に溶解し、テ
トラ−n−ブチルアンモニウムフルオライド−テ
トラヒドロフラン(1M,750μ)溶液を加え、
室温で2.5時間撹拌する。飽和NH4Cl水溶液で希
釈し、エチルエーテルで抽出する。抽出液を飽和
食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、
溶媒を減圧留去する。得られた残渣をシリカゲル
カラムクロマトグラフイーにて精製し、アルコー
ル体31〜(131.3mg,71%)を無色油状物質として
得た。 IR(neat);3450cm-1,2925cm-1,1730cm-1,
1435cm-1. NMR(δ)CDCl3;5.33(1H,m),4.62(1H,
m),3.74(3H,s),3.23(2H,s). Mass(m/z);286(M+−84),246,180. 参考例 18 アルゴン雰囲気下、アルコール体31〜(158mg,
0.43mmol)、トリエチルアミン(2.65ml)を無水
DMSO(1.6ml)に溶解した。SO3−ピリジン複合
体(1.427g)の無水DMSO(3.7ml)溶液をシリ
ンジを用いて加え、室温で20分間撹拌した。次い
で反応液を氷水にあけ、エチルエーテルで抽出し
た。抽出液を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥後、溶媒を減圧留去し、粗製アルデヒド32〜
(155mg)を得た。こうして得られた31〜は精製する
ことなしに、次工程に用いた。 IR;1740cm-1,1720cm-1. 参考例 19 アルゴン雰囲気下、水素化ナトリウム(60%,
13.2mg,0.33mmol)の無水テトラヒドロフラン
(3ml)溶液に、ジメチル(2−オキソヘプチル)
ホスホネート(73.3mg,0.33mmol)の無水テト
ラヒドロフラン(1ml)溶液を加え、室温で1時
間撹拌した。次いで租製アルデヒド32〜(62.6mg,
0.17mmol)の無水テトラヒドロフラン(1ml)
溶液を加え、室温で1時間撹拌した。反応液を飽
和NH4Cl水溶液にあけ、エーテル抽出した。抽
出液を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウム
で乾燥後、溶媒を減圧留去した。得られた残渣を
シリカゲルカラムクロマトグラフイーに付し、
α,β−不飽和ケトン6〜(54.5mg,69%)を無色
油状物質として得た。 IR(neat);3450cm-1,1735cm-1. NMR(δ)CDCl3;7.05〜5.88(1H,m),
5.35(1H,m),4.60(1H,m),3.74(3H,
s),3.22(2H,s). Mass(m/z);446(M+−18),433,380,
362,336. 参考例 20 アルゴン雰囲気下、水素化ナトリウム(60%,
13.2mg,0.33mmol)の無水テトラヒドロフラン
(3ml)溶液に、ジメチル(2−シクロペンチル
−2−オキソエチル)ホスホネート(72.7mg,
0.33mmol)の無水テトラヒドロフラン(1ml)
溶液を加え、室温で1時間撹拌した。次いで租製
アルデヒド32〜(63.5mg,0.17mmol)の無水テト
ラヒドロフラン(1ml)溶液を加え、室温で1時
間撹拌した。以降参考例19と同様な操作により、
α,β−不飽和ケトン11〜(71.1mg,89%)を無色
油状物質として得た。 IR(neat);2950cm-1,1735cm-1,1690cm-1,
1660cm-1,1620cm-1. NMR(δ)CDCl3;7.02〜5.86(1H,m),
5.23(1H,m),4.50(1H,m),3.65(3H,
s),3.14(2H,s). Mass(m/z);462(M+),378(M+−84),
334,272,228. 参考例 21 アルゴン雰囲気下、水素化ナトリウム(60%,
17.2mg,0.43mmol)の無水テトラヒドロフラン
(3ml)溶液に、ジメチル(3−メチル−2−オ
キソヘプト−5−イニル)ホスホネート(100.3
mg,0.43mmol)の無水テトラヒドロフラン(1
ml)溶液を加え、室温で1時間撹拌した。次いで
租製アルデヒド32〜(75mg,0.20mmol)の無水テ
トラヒドロフラン(1ml)溶液を加え、室温で1
時間撹拌した。以降参考例19と同様な操作によ
り、α,β−不飽和ケトン16〜(64.2mg,66.5%)
を無色油状物質として得た。 IR;1740cm-1,1690cm-1,1670cm-1,1620cm-1. NMR(δ)CDCl3;6.08〜6.88(3H,m),
5.38(1H,m),3.72(3H,s),3.22(3H,
s),1.16(3H,m). 参考例 22 アルゴン雰囲気下、水素化ナトリウム(60%,
17.2mg,0.43mmol)の無水テトラヒドロフラン
(3ml)溶液にジメチル(4,8−ジメチル−2
−オキソ−7−ノネニル)ホスホネート118.7mg,
0.43mmol)の無水テトラヒドロフラン(1ml)
溶液を加え、室温で1時間撹拌した。次いで租製
アルデヒド32〜(75mg,0.20mmol)の無水テトラ
ヒドロフラン(1ml)溶液を加え、室温で1時間
撹拌した。以降参考例19と同様な操作により、
α,β−不飽和ケトン21〜(92.9mg,88.0%)を無
色油状物質として得た。 IR;1740cm-1,1690cm-1,1670cm-1,1620cm-1. NMR(δ)CDCl3;6.65(1H,m),6.26,
6.00(1H,each d,J=15Hz,4Hz),
5.00〜5.40(3H,m),4.60(1H,m),3.74
(3H,s),1.68(3H,df−s),1.60(3H,
df−s),0.88(3H,df−d J=7.0Hz). 参考例 23 アルゴン雰囲気下、α,β−不飽和アルデヒド
26〜(2.03g,5.3mmol)をトルエン(10ml)に溶
解し、−78℃に冷却する。次いでジイソブチルア
ルミナムハイドライド−トルエン(1.76M,3.36
ml)を加え、−78℃で30分間撹拌後、メタノール
(1ml)を加え、エチルエーテルで希釈し、室温
まで温度を上げ、飽和食塩水を加える。エチルエ
ーテルで抽出し、抽出液を飽和食塩水で洗浄、無
水硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフイー
にて精製し、アルコール体33〜(1.74g,85.3%)
を無色油状物質として得た。 IR(neat);3430cm-1,2950cm-1,835cm-1. NMR(δ)CDCl3;5.66(1H,bs),4.62(1H,
m),4.12(2H,s),3.00(1H,m),0.90
(9H,s),0.05(6H,s). Mass(m/z);298(M+−84),241,223,85. 参考例 24 アルゴン雰囲気下、アルコール体33〜(383mg,
1mmol)をジクロロメタン(7ml)に溶解し、−
60℃に冷却した。次いでトリフエニルホスフイン
(315mg,1.2mmol)および四臭化炭素(398mg,
1.2mmol)を加え、−60℃で6時間撹拌後、飽和
NaHCO3水溶液を加え、エチルエーテルで抽出
した。抽出液を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、溶媒を留去した。得られた油
状物質をシリカゲルカラムクロマトグラフイーに
て精製し、ブロム体34〜(305mg,68.4%)で得た。 IR(neat);2950cm-1,835cm-1, NMR(δ)CDCl3;5.70(1H,bs),4.60(1H,
m),4.00(2H,s),3.00(1H,m),0.90
(9H,s),0.05(6H,s). Mass(m/z);362(M++2−84),360(M+−
84),305,303,281,263,85. 参考例 25 水素化ナトリウム(32mg,60%,0.8mmol)を
DMF(1.5ml)に溶解し、室温にてβ−メルカプ
トプロビオン酸メチル(98mg,0.8mmol)をシリ
ンジを用いて加え、30分間撹拌した。次いでブロ
ム体34〜(245.0mg,0.55mmol)のDMF(2ml)溶
液を加え、室温で3.5時間撹拌した後、飽和
NH4Cl水溶液を加え、エチルエーテルで抽出し
た。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、溶媒を留去した。得られた残
渣をシリカゲルカラムクロマトグラフイーにて精
製し、35〜(212.3mg,79.7%)を無色油状物質と
して得た。 IR;2925cm-1,2850cm-1,1740cm-1. NMR(δ)CDCl3;5.37(1H,m),4.48(1H,
m),3.58(3H,s),3.10(2H,s),0.80
(9H,s),0.05(6H,s). Mass(m/z);484(M+),400,343. 参考例 26 アルゴン雰囲気下、35〜(251.2mg,0.52mmol)
を無水テトラヒドロフラン(3ml)に溶解し、テ
トラ−n−ブチルアンモニウム フルオライド−
テトラヒドロフラン(1M,630μ)溶液を加
え、室温で2.5時間撹拌した。飽和NH4Cl水溶液
で希釈し、エチルエーテルで抽出する。抽出液を
飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで乾燥
後、溶媒を減圧留去する。得られた残渣をシリカ
ゲルカラムクロマトグラフイーにて精製し、アル
コール体36〜(116.4mg,60.7%)を無色油状物質
として得た。 IR;3450cm-1,2950cm-1,2850cm-1,1740cm-1. NMR(δ)CDCl3;5.55(1H,m),4.71(1H,
m),3.75(3H,s),3.23(2H,s). Mass(m/z);370(M+),286,197. 参考例 27 アルゴン雰囲気下、アルコール体35〜(110.0mg,
0.31mmol)、トリエチルアミン(1.86ml)を無水
DMSO(1.2ml)に溶解した。SO3−ピリジン複合
体(1.03g)の無水DMSO(2.6ml)溶液をシリン
ジを用いて加え、室温で20分間撹拌した。次いで
反応液を氷水にあけ、エチルエーテルで抽出し
た。抽出液を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥後、溶媒を減圧留去し、粗製アルデヒド37〜
(102.1mg)を得た。こうして得られた37〜は精製
することなしに次工程に用いた。 IR;3400cm-1,2950cm-1,2850cm-1,1740cm
-1,1720cm-1. 参考例 28 アルゴン雰囲気下、水素化ナトリウム(60%,
22.0mg,0.55mmol)の無水テトラヒドロフラン
(5ml)溶液にジメチル(2−オキソヘプチル)
ホスホネート(122.2mg,0.55mmol)の無水テト
ラヒドロフラン(1.7ml)溶液を加え、室温で1
時間撹拌した。次いで粗製アルデヒド37〜(102.1
mg,0.28mmol)の無水テトラヒドロフラン(2
ml)溶液を加え、室温で1時間撹拌した。反応液
を飽和NH4Cl水溶液にあけ、エチルエーテルで
抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄、無水硫酸
マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧留去した。得
られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフイ
ーに付し、α,β−不飽和ケトン1〜(110.1mg,
85.5%)を無色油状物質として得た。 IR(neat);1740cm-1,1690cm-1,1670cm-1,
1630cm-1. NMR(δ)CDCl3;6.45〜6.75(1H,m),
5.90〜6.20(1H,m),5.40(1H,m),4.50
(1H,m),3.65(3H,s),3.21(2H,
s). MS(m/z);464(M+),433,380,261,85.
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式〔〕 〔式中、R1は−CO2R4基(基中、R4は水素原
子、又は炭素数1〜12の直鎖もしくは分枝鎖アル
キル基、又は1当量のカチオンを表わす)を表わ
し、R2は炭素数3〜10の直鎖もしくは分枝鎖ア
ルキル基、又は置換されていないか少なくとも1
個の炭素数1〜4のアルキル基で置換されている
シクロペンチル基、又は炭素数3〜12の直鎖もし
くは分枝鎖アルケニル基、又は炭素数3〜8の直
鎖もしくは分枝鎖アルキニル基を表わし、R3は
水素原子、又は水酸基の酸素原子と共にアセター
ル結合を形成する基を表わす。〕 で表わされるプロスタサイクリン類。 2 式〔〕において、R1がカルボキシル基、
又はメトキシカルボニル基である特許請求の範囲
第1項記載のプロスタサイクリン類。 3 式〔〕において、R2がn−ペンチル基、
シクロペンチル基、1−メチル−3−ペンチニル
基、又は2,6−ジメチル−5−ヘプテニル基で
ある特許請求の範囲第1項又は第2項記載のプロ
スタサイクリン類。 4 式〔〕において、R3が2−テトラヒドロ
ピラニル基である特許請求の範囲第1項〜第3項
のいづれか1項記載のプロスタサイクリン類。 5 式〔〕 〔式中、R1は−CO2R4基(基中、R4は水素原
子、又は炭素数1〜12の直鎖もしくは分枝鎖アル
キル基、又は1当量のカチオンを表わす)を表わ
し、R2は炭素数3〜10の直鎖もしくは分枝鎖ア
ルキル基、又は置換されていないか少なくとも1
個の炭素数1〜4のアルキル基で置換されている
シクロペンチル基、又は炭素数3〜12の直鎖もし
くは分枝鎖アルケニル基、又は炭素数3〜8の直
鎖もしくは分枝鎖アルキニル基を表わし、R3は
水素原子、又は水酸基の酸素原子と共にアセター
ル結合を形成する基を表わす。〕 で表わされるα,β−不飽和カルボニル化合物
を、還元試薬を用いて還元せしめ、必要に応じて
脱保護反応、加水分解反応、塩生成反応に付すこ
とを特徴とする式〔〕 〔式中、R1、R2、R3は前記定義に同じであ
る。〕 で表わされるプロスタサイクリン類の製法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27414284A JPS61152651A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | プロスタサイクリン類及びその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27414284A JPS61152651A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | プロスタサイクリン類及びその製法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61152651A JPS61152651A (ja) | 1986-07-11 |
| JPH0556341B2 true JPH0556341B2 (ja) | 1993-08-19 |
Family
ID=17537606
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27414284A Granted JPS61152651A (ja) | 1984-12-27 | 1984-12-27 | プロスタサイクリン類及びその製法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61152651A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9232149B2 (en) | 1999-04-20 | 2016-01-05 | Intel Corporation | Determining a final exposure setting automatically for a solid state camera without a separate light metering circuit |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0725729B2 (ja) * | 1985-07-18 | 1995-03-22 | 帝人株式会社 | 3―チアカルバサイクリン類 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60181041A (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-14 | Sankyo Co Ltd | カルバサイクリン誘導体 |
-
1984
- 1984-12-27 JP JP27414284A patent/JPS61152651A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9232149B2 (en) | 1999-04-20 | 2016-01-05 | Intel Corporation | Determining a final exposure setting automatically for a solid state camera without a separate light metering circuit |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61152651A (ja) | 1986-07-11 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP2785687B1 (en) | Process for preparation of (3r)-2,4-di-leaving group-3-methylbut-1-ene | |
| JPH0451538B2 (ja) | ||
| EP0065638B1 (en) | Substituted 7-(4-substituted-cyclopent-2-en-1-on-2-yl)-hept-2-transenoates | |
| JP3174576B2 (ja) | 3−(s)−フラン誘導体の製造法 | |
| JP2677779B2 (ja) | プロスタグランジン類 | |
| JP2506360B2 (ja) | 新規なプロスタサイクリン類 | |
| US5166369A (en) | Precursors and synthesis of D1-(methyl)-16,16-(dimethyl)-11-alpha, 15-alpha, beta-dihydroxy-9-oxo-2,13,-trans, trans-prostadienoates | |
| JP2731013B2 (ja) | 11―エピイソカルバサイクリン類およびその製造法 | |
| JP2774381B2 (ja) | α鎖修飾イソカルバサイクリン類およびその製造法 | |
| US5206416A (en) | Isocarbacyclin derivative | |
| Akhmetvaleev et al. | Prostanoids: LXXXII. synthesis of key precursors of 9-LO thromboxans | |
| Zhang | Part I α, β-dehydrogenation of carbonyl compounds via selenium reagents elimination Part II Indium catalyzed cyclization reaction of acrylate | |
| JP2000044571A (ja) | ミルベマイシン類の13―エステル誘導体の製造法 | |
| JPH066552B2 (ja) | 3―オキサイソカルバサイクリン類 | |
| JPH0617331B2 (ja) | 9―デオキシ―9―ヒドロキシメチルプロスタグランジンF1α類の6―トシルヒドラゾン誘導体 | |
| JPH0798796B2 (ja) | イソカルバサイクリン類の製造方法 | |
| JPS61152651A (ja) | プロスタサイクリン類及びその製法 | |
| JPS60181041A (ja) | カルバサイクリン誘導体 | |
| JPH0430951B2 (ja) | ||
| JPH0220616B2 (ja) | ||
| JPH025744B2 (ja) | ||
| JPH0351694B2 (ja) | ||
| JPH0791224B2 (ja) | イソカルバサイクリン類の製造法 | |
| JPH0351695B2 (ja) | ||
| JPH0660155B2 (ja) | イソカルバサイクリン類 |