JPH0558251U - 射出成形機の逆流防止リング - Google Patents
射出成形機の逆流防止リングInfo
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- JPH0558251U JPH0558251U JP112192U JP112192U JPH0558251U JP H0558251 U JPH0558251 U JP H0558251U JP 112192 U JP112192 U JP 112192U JP 112192 U JP112192 U JP 112192U JP H0558251 U JPH0558251 U JP H0558251U
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- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 逆流を完全に防止すると共に、好適な潤滑被
膜を形成して焼付けや摩耗を確実に防止する。 【構成】 逆流防止リング8内周面と加熱シリンダ1と
の間に潤滑被膜用の隙間Sを形成し、リングの外周面に
凹部を形成する。
膜を形成して焼付けや摩耗を確実に防止する。 【構成】 逆流防止リング8内周面と加熱シリンダ1と
の間に潤滑被膜用の隙間Sを形成し、リングの外周面に
凹部を形成する。
Description
【0001】
本考案は、射出成形機の加熱シリンダ内に回転及び直進動できるように設けら れているスクリュ―に取付ける逆流防止リングに関する。
【0002】
射出成形機は、周知のように加熱シリンダと、このシリンダ内に回転及び直進 動できるように設けられているスクリュ―とから構成されている。そして計量ス トロ―クにおいては、スクリュ―が回転駆動されると合成樹脂である材料はホッ パからスクリュ―の谷間に落ち、谷間に沿ってノズルの方へ圧送される。送られ る途中で圧縮され加熱シリンダで加熱され溶融し、ノズル部に溜る。溶融樹脂が 溜ると、その圧力でスクリュ―は後退するが、その後退量で1サイクルに必要な 樹脂の量が計量されるようになっている。また射出ストロ―クにおいては、スク リュ―がピストンの役目としてスクリュ―をピストンシリンダユニットなどで前 進させる。すると、ノズルから金型へ溶融樹脂が射出される。
【0003】 ところで、上述のように射出成形機においては、射出ストロ―クでは勿論のこ と、計量ストロ―クでも高圧溶融樹脂を処理するので、樹脂が加熱シリンダとス クリュ―との間を通って逆流することがある。逆流が生じると、計量ストロ―ク で計量しただけの量が射出されず、成形にとって重要な所定の射出量が得られな くなる。そこで、逆流防止リングが設けられている。
【0004】 逆流防止リングは、一般にスクリュ―の先端に設けられているスクリュ―ヘッ ドに取付けられ、そして前述したような溶融樹脂の逆流を防止するようになって いる。しかしながら、従来の逆流防止リングでは、例えば逆流を完全に防止する ために、リングの外周面と加熱シリンダ内周面とを密にしたものが知られている が、リングが高圧、高温、高速下でシリンダ内周面に接触して回転及び摺動する ので金属接触を起こし、摩耗及び焼付が生じていわゆる樹脂ヤケを起こしていた 。また、この焼付を防止する対策として金属接触を避けると、すなわちリングの 外周面とシリンダ内周面との間を大きくすると、摩耗、焼付きの問題は解決でき るけれども、逆流防止という本来の機能がそこなわれ、安定した射出量が得られ なくなっていた。
【0005】 そこで本出願人は実開昭63−7513号公報において、逆流防止リングに内 周面から外周面に達する複数の貫通孔を形成し、溶融樹脂の逆流を防止すると共 に、焼付けや摩耗を防止する技術を提案した。
【0006】
上記の提案技術自体は有効なものであるが、逆流防止リングの外周面とシリン ダとの内周面との間の潤滑被膜の形成が不充分で、焼付けが発生する。
【0007】 本考案は、溶融樹脂の逆流を完全に防止すると共に、逆流防止リングとシリン ダとの間に好適な潤滑被膜を形成して焼付けや摩耗を確実に防止する射出成形機 の逆流防止リングを提供することを目的としている。
【0008】
本考案によれば、射出成形機の加熱シリンダ内に回転および直進動できるよう に設けられているスクリュ―の先端のスクリュ―ヘッドに取付けられた逆流防止 リングにおいて、該リングの外周面と前記加熱シリンダ内周面との間には潤滑に 必要な溶融樹脂の被膜が形成されるに充分な隙間が設けられていると共に、前記 リングの外周面に凹部が形成されている。
【0009】 上記逆流防止リングは、スクリューヘッドに軸方向に移動自在に設けるのが好 ましい。
【0010】 また、凹部は、複数個を形成して溶融樹脂の被膜作動を円滑にし、均一な被膜 を形成するようにするのが好ましい。
【0011】 また、凹部の底部は、回転又は移動方向を考えて縁部が形成されないように滑 らかな曲面でリングの外周面に連続し、均一な潤滑被膜を形成するようにするの が好ましい。
【0012】
上記のように構成された射出成形機の逆流防止リングにおいては、計量ストロ ークに際し、スクリューと共回りする逆流防止リングは、溶融樹脂のノズル側へ の移動流によりスクリューヘッドの端面に押圧されると共に、溶融樹脂はリング の外周面とシリンダとの内周面との間の隙間に流れ、潤滑被膜を形成する。この 計量ストロークにおいて、溶融樹脂の圧力は高くないので、隙間に流れる樹脂量 は少量であるが、射出ストローク中に凹部に充満された溶融樹脂からも被膜を形 成するのに充分な樹脂量が供給される。
【0013】 また、射出ストロークにおいて、逆流防止リングはスクリューの端面に押圧さ れて逆流を防止する。この際は高圧であるので、実用上差支えない程度の溶融樹 脂が逆流防止リングの外周面とシリンダの内周面との隙間に流れ、常に新しい潤 滑被膜を形成すると共に、凹部に充満される。
【0014】
以下、本考案の実施例を添付図面によって説明する。
【0015】 図1において、バンドヒ―タなどで加熱されるシリンダ1は従来のものと同様 に円筒状を呈し、その左端はノズル部2が形成されている。そして、その内部に は、周知のようにスクリュ―3が図示されない電動モ―タ或いは油圧モ―タで回 転駆動されると共に、ピストンシリンダユニットなどで前進できるように設けら れている。スクリュ―3の先端にはスクリュ―ヘッド4がねじ5でねじ結合され ている。スクリュ―ヘッド4の直径はスクリュ―3の直径より小さい。したがっ て、スクリュ―3には段部すなわち端面6が形成されている。またスクリュ―ヘ ッド4には端面7が形成されていて、この端面が計量ストロ―クにおいて、逆流 防止リング8を押圧するようになっている。
【0016】 逆流防止リング8は、スクリューヘッド4の板状部4aに係合する突起部8a によりスクリュ―ヘッド4に対して軸方向に移動できるとともに、共回りするよ うに設けられている。そして、ノズル2側へ移動する計量ストロ―ク時において は、端面8bがヘッドの端面7により、また、スクリュー3側に移動する射出ス トロ―ク時には、端面8cがスクリュ―3の端面6により規制されるようになっ ている。すなわち、回転方向に対しては規制はなく、スクリュ―と共回りする。 そして共回り時においても、また軸方向の移動時においても、逆流防止リング8 の外周面と加熱シリンダ1の内周面との間には溶融樹脂被膜を形成するに充分な 隙間Sが形成されている。
【0017】 そして、逆流防止リング8の外周面には、複数の凹部9、9が形成されている 。この凹部9の形状は図2に示すように、部分的な球面で形成された底面9aが すべての方向に滑らかな曲面9bでリング8の外周面に連続されている。
【0018】 次に、作用について説明する。計量ストローク時は、ノズル部2側への溶融樹 脂流により、リング8は端面8bがスクリューヘッド4の端面7に押圧され、溶 融樹脂が端面6、8cの間から隙間Sに流れて潤滑被膜が形成される。この計量 ストロークにおいて溶融樹脂の圧力は高くないので、隙間Sに流れる樹脂量は少 量であるが、射出ストローク中に凹部9、9・・・に充満された溶融樹脂からも 、潤滑被膜を形成するのに充分な量が供給される。
【0019】 また、射出ストローク中に、リング8は端面8cがスクリュー3の端面6に押 圧され、樹脂の逆流が防止される。このときは高圧であるので、実用上差支えな い程度の溶融樹脂が隙間Sに流れ、常に新しい潤滑被膜が形成され、また、凹部 9、9にも溶融樹脂が充満される。
【0020】
本考案は、以上説明したように構成されているので、計量ストローク、射出ス トロークの両ストロークにおいて、逆流防止リングの外周面とシリンダの内周面 との間の隙間に好適な潤滑被膜を形成し、金属接触をなくして異常摩耗を確実に 防止すると共に、溶融樹脂の逆流を完全に防止することができる。
【図1】本考案の一実施例を示す側断面図。
【図2】凹部の形状を示す側断面図。
S・・・隙間 1・・・シリンダ 2・・・ノズル部 3・・・スクリュー 4・・・スクリューヘッド 4a・・・板状部 5・・・ねじ 6・・・スクリューの端面 7・・・スクリューヘッドの端面 8・・・逆流防止リング 8a・・・突部 8b、8c・・・逆流防止リングの端面 9・・・凹部 9a・・・凹部の底面 9b・・・曲面
Claims (1)
- 【請求項1】 射出成形機の加熱シリンダ内に回転およ
び直進動できるように設けられているスクリュ―の先端
のスクリュ―ヘッドに取付けられた逆流防止リングにお
いて、該リングの外周面と前記加熱シリンダ内周面との
間には潤滑に必要な溶融樹脂の被膜が形成されるに充分
な隙間が設けられていると共に、前記リングの外周面に
凹部が形成されていることを特徴とする射出成形機の逆
流防止リング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992001121U JP2547242Y2 (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 射出成形機の逆流防止リング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992001121U JP2547242Y2 (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 射出成形機の逆流防止リング |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0558251U true JPH0558251U (ja) | 1993-08-03 |
| JP2547242Y2 JP2547242Y2 (ja) | 1997-09-10 |
Family
ID=11492626
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992001121U Expired - Lifetime JP2547242Y2 (ja) | 1992-01-16 | 1992-01-16 | 射出成形機の逆流防止リング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2547242Y2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0433523U (ja) * | 1990-07-12 | 1992-03-18 | ||
| JPH05147086A (ja) * | 1991-11-26 | 1993-06-15 | Japan Steel Works Ltd:The | 射出成形機の逆流防止装置摩耗防止方法及びその装置 |
-
1992
- 1992-01-16 JP JP1992001121U patent/JP2547242Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0433523U (ja) * | 1990-07-12 | 1992-03-18 | ||
| JPH05147086A (ja) * | 1991-11-26 | 1993-06-15 | Japan Steel Works Ltd:The | 射出成形機の逆流防止装置摩耗防止方法及びその装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2547242Y2 (ja) | 1997-09-10 |
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Legal Events
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |