JPH056056B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH056056B2 JPH056056B2 JP60112713A JP11271385A JPH056056B2 JP H056056 B2 JPH056056 B2 JP H056056B2 JP 60112713 A JP60112713 A JP 60112713A JP 11271385 A JP11271385 A JP 11271385A JP H056056 B2 JPH056056 B2 JP H056056B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic
- pressure
- gear
- oil
- annular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は、少なくとも高速段と低速段を選択可
能な車両用変速機の油圧制御装置に関する。 [従来の技術] 車両などに搭載される車両用自動変速機におい
て、変速機構は、その構成要素を他の構成要素ま
たは自動変速機ケースに係合するための多板クラ
ツチ、多板ブレーキなど複数の摩擦係合装置と、
該摩擦係合装置を係合および解放するための流体
圧アクチユエータである油圧サーボと、該油圧サ
ーボをマニユアルレバーの設定位置、車速、エン
ジンの負荷などに応じて選択的に作動させ、所定
の変速段を構成させる油圧制御装置とを有する。
この変速機構の前記多板クラツチおよび多板ブレ
ーキのうち、大きな減速比の達成用の多板クラツ
チおよび多板ブレーキなどたとえば特に高い伝達
トルク容量を必要とする多板クラツチおよび多板
ブレーキの油圧サーボは、シリンダと、このシリ
ンダに摺動自在に取付けられ、作動油の受圧面積
の大きいピストンとの組合せが有効である。 [発明が解決しようとする問題点] 従来の自動変速機のこの種の油圧サーボは、ピ
ストンの受圧面積を大きくするためにシリンダ室
である油室の容積を巾の小さい入力トルクを受け
る多板クラツチおよび多板ブレーキの油圧サーボ
の油室の容積より大きくする必要がある。しかる
に油室の容積が大きくなると作動油の供給後、油
室が作動油で充満する時間が長くなるためピスト
ンの作動が遅れ、多板クラツチおよび多板ブレー
キの係合が遅くなる。したがつて大きな減速比の
達成または大きな伝達トルク容量が必要な変速時
に変速タイミングが悪くなる。 この問題点を解消するために前記油室への作動
油供給油路の径を大きくして油室への作動油供給
流量を大きくすることが考えられるが、第24図
のグラフ(アキユームレータなどの調圧要素のな
い場合)により油圧Paがn1からn2へ急上昇する
ため作動油供給時に油室へ多量の作動油が供給さ
れ、第24図のグラフにより伝達トルク容量T2
がm1からm2へ急上昇するので多板クラツチまた
は多板ブレーキの急激な伝達トルク容量の変化に
伴ない係合シヨツクが生ずる場合がある。 さらにまた上記構成の変速機構を備えた車両用
自動変速機において、一方向クラツチ等の機械的
に高速段と低速段との変速タイミングを得る手段
を持たない場合、油圧制御装置に「低速伝動系に
介入した低速クラツチと高速伝動系に介入した高
速クラツチとをシフトバルブの切換動に伴い作動
圧力流体源と排出路とに切換接続する式のものに
おいて、低速クラツチに接続される排出路を常時
は絞りを介して開放されるが高速クラツチの内部
圧力が予定以上に上昇したときは該絞りを介する
ことなく直接開放されるようにしたことを特徴と
する自動変速機装置に於ける切換制御装置」(特
公昭48−21369号)を適用し、低速段がわ油圧サ
ーボの排油路にドレインオリフイスおよび高速段
を達成する油圧サーボの入力油圧によつて低速段
を達成する油圧サーボからの排油速度を調節する
変速タイミング弁を設け、オリフイスの径および
変速タイミング弁のランド径を調節することによ
り低速段を達成する油圧サーボからの油の排出速
度を調整し、変速時の摩擦係合装置の係合と解放
のタイミングを調整することが考えられるが、最
適なタイミングを得ることは困難である。つまり
低速段より高速段へ変速する時、第25図に示す
如く、(pC3:高速段がわ油圧サーボの油圧、
pB4:低速段がわ油圧サーボの油圧、tC3:高
速段がわ摩擦係合装置の伝達トルク容量、tB
4:低速段がわ摩擦係合装置の伝達トルク容量)、
高速段の油圧サーボの油圧は高速短の摩擦係合装
置の伝達トルク容量の急激な増加による変速シヨ
ツクの発生を避けるためにアキユムレータ等によ
り比較的低圧より穏やかに上昇するように設定さ
れるので変速タイミング弁に作用する高速段の油
圧サーボの油圧にバラツキが生じやすく、これに
よつて変速タイミング弁の作動にもバラツキが生
じやすい。変速タイミング弁の作動が遅れた場
合、高速段の摩擦係合装置の係合開始(Td)以
前に低速段の摩擦係合内の解放(変速タイミング
弁による低速段の油圧サーボからの排圧促進)が
始まり、高速段の摩擦係合装置、低速段の摩擦係
合装置共に係合が生じ、出力軸が固定され、車両
に急激なブレーキがかかり、変速フイーリングの
悪化が生じ、早すぎる場合、高速段の摩擦係合装
置の係合開始(Td)以前に低速段の摩擦係合装
置の解放(変速タイミング弁による低速段油圧サ
ーボからの排出促進)が始まり、高速段の摩擦係
合装置、低速段の摩擦係合装置共に係合がなくな
るため、エンジン回転の上昇が生じる。スロツト
ル開度が大きく、高回転時ではエンジンオーバー
ランが生じる。 本発明は、変速シヨツクを防止し、迅速、且つ
摩擦係合装置のスムーズな係合が可能な車両用変
速機の油圧制御装置の提供を目的とする。 [問題点を解決するための手段] 本発明の車両用変速機の油圧制御装置は、油圧
源と、該油圧源からの油圧を調整する圧力調整弁
と、少なくとも高速段と低速段を選択可能な変速
機構と、前記圧力調整弁の出力油圧が供給された
時、前記変速機構を高速段に設定する高速段がわ
油圧サーボにより係合する高速段がわ摩擦係合装
置と、前記圧力調整弁の出力油圧が供給された
時、前記変速機構を低速段に設定する低速段がわ
油圧サーボにより係合する低速段がわ摩擦係合装
置とを備える車両用変速機の油圧制御装置におい
て、前記高速段がわ油圧サーボは、前記変速機構
を高速段に設定されるときに前記圧力調整弁の出
力油圧を供給される第1シリンダ室と、該第1シ
リンダ室とオリフイスを有する油路を介して連絡
する第2シリンダ室とを備え、前記低速段がわ油
圧サーボ排油路には、前記高速段がわ油圧サーボ
の第1シリンダ室の油圧の上昇に伴い、前記低速
段がわ油圧サーボの排圧を促進する変速タイミン
グ弁を設けたことを構成とする。 [作用および発明の効果] 上記構成により本発明の車両用変速機の油圧制
御装置は次の作用および効果を奏する。 第1のシリンダおよび第2のシリンダの油圧の
昇圧特性PA,PBと伝達トルク容量のT1の変化
は第24図に示す如くなつており、第2のシリン
ダへ絞りを介して第1のシリンダから作動油が供
給されるため、変速機構の変速時に摩擦係合装置
のトルク容量T1をゆるやかに上昇でき、理想的
な特性曲線となり、入力トルクの広い範囲に変速
機構の変速時に摩擦係合装置のトルク容量と対応
させ、変速機構の変速時に変速タイミング弁に作
用する油圧の上昇巾を大きく設定できるので、変
速タイミング弁の作動のバラツキを低減でき、し
かも伝達トルク容量への影響はわずかであるため
変速シヨツクを低減できる。 [実施例] 本発明の車両用変速機の油圧制御装置を図に示
す実施例に基づき説明する。 本発明の車両用変速機の油圧制御装置Aは、本
実施例では車両用4輪駆動変速機に適用され、車
両用4輪駆動変速機は、第1図に示す如く第1変
速機であるオーバードライブ付4速自動変速機1
0、該4速自動変速機10の出力軸32に連結さ
れた第2変速機である4輪駆動用トランスフア4
0、これらを収納する4輪駆動用変速機ケース7
0からなる。 変速機ケース70は、トルクコンバータTを収
納するトルクコンバータ室71aを形成するトル
クコバータハウジング71と、オーバードライブ
機構ODを収納するオーバードライブ機構室72
a、アンダードライブ機構UDを収納するアンダ
ードライブ機構室72bを形成するトランスミツ
シヨンケース72と、電子制御式車速センサ77
を収納した入力がわ室73a、変速機構UD1を
収納する変速機構室73bを形成するエクステン
シヨンケース73と、クラツチC4を収納する切
換機構室74aを形成する前部伝動機構ケース7
4と、伝動機構53を収納する伝動機構室75a
を前部伝動機構ケース74と共に形成する後部伝
動機構ケース75と、スピードメータドライブギ
ア78を収納する後部室76aを形成すると共に
4輪駆動用変速機ケース70の後蓋を形成するエ
クステンシヨンハウジング76とからなる。 4輪駆動用トランスフア40は、第2図に示す
如くエンジンEに装着された4速自動変速機10
に取付けられ、第1出力軸42は後輪駆動用プロ
ペラシヤフトCに連結され、第2出力軸52は前
輪駆動用プロペラシヤフトBに連結される。 4速自動変速機10は、流体式トルクコンバー
タT、オーバードライブ機構OD、および前進3
段後進1段のアンダードライブ機構UDを備え
る。 トルクコンバータTは、エンジンEの出力軸に
連結されたポンプ11、トルクコンバータTの出
力軸12に連結されたタービン13、一方向クラ
ツチ14を介して固定部分に連結されたステータ
15、および直結クラツチ16からなり、トルク
コンバータTの出力軸12は、オーバードライブ
機構ODの入力軸となつている。 オーバードライブ機構ODは摩擦係合装置であ
る多板クラツチC0、多板ブレーキB0および一
方向クラツチF0と、これら摩擦係合装置の選択
的係合により構成要素がトランスミツシヨンケー
ス72など固定部材に固定されるか、入力軸、出
力軸、もしくは他の構成要素に連結されるかまた
はこれら固定もしくは連結が解放されるプラネタ
リギアセツトP0からなる。 プラネタリギアセツトP0は、前記入力軸12
に連結されたキヤリア21、オーバードライブ機
構ODの出力軸25に連結されたリングギア2
2、前記入力軸12に回転自在に外嵌されブレー
キB0を介してトランスミツシヨンケース72に
固定されると共に、クラツチC0および該クラツ
チC0と並列された一方向クラツチF0を介して
前記キヤリア21に連結されたサンギア23、お
よびキヤリア21に回転自在に支持されると共に
前記サンギア23およびリングギア22に歯合し
たプラネタリピニオン24からなる。 オーバードライブ機構ODの出力軸25は前進
3段後進1段のアンダードライブ機構UDの入力
軸を兼ねる。 アンダードライブ機構UDは、摩擦係合装置で
ある多板クラツチC1およびC2と、ベルトブレ
ーキB1、多板ブレーキB2およびB3と、一方
向クラツチF1およびF2と、前段プラネタリギ
アセツトP1と、後段プラネタリギアセツトP2
とからなる。 前段プラネタリギアセツトP1は、クラツチC
1を介して前記入力軸25に連結されたリングギ
ア31と、アンダードライブ機構UDの出力軸3
2に連結されたキヤリア33と、クラツチC2を
介して前記入力軸25に連結されると共に、ベル
トブレーキB1、該ベルトブレーキB1と並列さ
れたブレーキB2および該ブレーキB2と直列さ
れた一方向クラツチF1を介してトランスミツシ
ヨンケース72に固定されるサンギア34と、前
記キヤリア33に回転自在に支持されると共にサ
ンギア34およびリングギア31に歯合したプラ
ネタリピニオン35とからなる。 後段プラネタリギアセツトP2は、ブレーキB
3および該ブレーキB3と並列された一方向クラ
ツチF2を介してトランスミツシヨンケース72
に固定されるキヤリア36と、前記前段プラネタ
リギアセツトP1のサンギア34と共にサンギア
軸401に一体的に形成されたサンギア37と、
出力軸32に連結されたリングギア38と、キヤ
リア36に回転自在に支持されると共にサンギア
37およびリングギア38に歯合したプラネタリ
ピニオン39とからなる。 4速自動変速機10の下部に設けられ、オイル
パン30に収納された主油圧制御装置100によ
りエンジンEのスロツトル開度、車両の車速など
車両走行条件に応じて摩擦係合装置である各クラ
ツチおよびブレーキの選択的係合または解放が行
われオーバードライブ(O/D)を含む前進4段
の自動変速と手動変速のみによる後進1段の変速
とがなされる。 トランスフア40は、摩擦係合装置であるクラ
ツチC3、ブレーキB4および2輪4輪切換機構
であるクラツチC4とプラネタリギアセツトP
1,P2の出力軸32を入力軸とし、該入力軸3
2に直列的に配されたトランスフア40の第1出
力軸42、前記入力軸32と第1出力軸42との
間に配されたプラネタリギアセツトP3、前記第
1出力軸42に回転自在に外嵌された4輪駆動用
スリーブ51、前記入力軸32に平行して並設さ
れ前記第1出力軸42と反対方向に取付けられた
第2出力軸52、前記スリーブ51と第2出力軸
52および他の構成要素から構成される伝動機構
53を有する。 プラネタリギアセツトP3は入力軸32の端部
にスプライン嵌合されたサンギア44、該サンギ
ア44と歯合するプラネタリピニオン45、該プ
ラネタリピニオン45と歯合するリングギア4
6、および該プラネタリピニオン45を回転自在
に保持すると共に前記トランスフア40の第1出
力軸42の先端に連結されたキヤリア47からな
る。ブレーキB4はリングギア46をエクステン
シヨンケース73に係合するための多板式摩擦ブ
レーキであり、本発明の車両用変速機の油圧制御
装置Aである油圧サーボB−4により作動され
る。クラツチC3はプラネタリギアセツトP3の
4速自動変速機10側に配置され、サンギア44
とキヤリア47との断続を行なうものであり、本
発明の車両用変速機の油圧制御装置Aである油圧
サーボC−3により作動される。これらプラネタ
リギアセツトP3、ブレーキB4、クラツチC3
から変速機構UD1を構成する。 油圧サーボB−4は、第3図に示す如く中間支
壁49に形成され、環状外周シリンダ部2Aおよ
び該環状外周シリンダ部2Aの内がわに同軸的に
設けられた環状内周シリンダ部2Bを有すると共
に内周が第1出力軸42のセンターサポート63
とされた環状シリンダ2と、環状外周シリンダ部
2A内に摺動自在とされた環状外周ピストン部3
A、環状内周シリンダ部2B内に摺動自在とされ
た環状内周ピストン部3B、および環状外周ピス
トン部3Aと環状内周ピストン部3Bの連結部に
設けられた中間筒部3Cを有する環状ピストン3
と、該環状ピストン3のリターン付勢手段4と、
環状外周シリンダ部2Aと環状外周ピストン部3
Aに囲まれた外周シリンダ室である外周油室5A
および環状内周シリンダ部2Bと環状内周ピスト
ン部3Bに囲まれた内周シリンダ室である内周油
室5Bとからなる。 環状シリンダ2は、第3図ないし第6図に示す
如くブレーキB4とクラツチC4との間に配さ
れ、ブツシユ64Aを第1出力軸42との間に圧
入し、第1出力軸42を回転自在に支持すると共
に外周にリング溝631,632およびクラツチ
C4の油圧サーボC−4に作動油を供給する油路
633を形成したセンターサポート63と、該セ
ンターサポート63より半径方向外方へ延設さ
れ、筒状ボス部65を形成すると共に内部にクラ
ツチC4の油圧サーボC−4に作動油を供給する
油路651およびブレーキB4の油圧サーボB−
4に作動油を供給する油路652を形成した円環
状板2d、該円環状板2dの外周がわに形成さ
れ、前記エクステンシヨンケース73の内周壁7
3Aと嵌合して固定され、筒状を呈した嵌合部6
6を有する。 また第4図ないし第6図に示す如く、環状シリ
ンダ2の環状外周シリンダ部2Aは、外周筒部2
a、絞り(オリフイス)付栓211を有するチエ
ツクボール2b(第3図)付空気吸込穴2cを形
成した円環状板2dの外周部212、該円環状板
2dより図示左方へ突設された中間筒部2eから
なり、環状内周シリンダ部2Bは、環状ピストン
3の中間筒部3Cの内周部3D(第10図)、中間
筒部2e、円環状板2dの内周部213、内周筒
部2fからなる。 第7図ないし第10図に示す如く、環状ピスト
ン3の環状外周ピストン部3Aは、環状シリンダ
2の外周筒部2aの内周面に摺接する外周3aを
有し、外周3aは環状シリンダ2の中間筒部2c
の外周面に摺接する中間筒部3Cと半径方向部3
bにより連結し、環状内周ピストン部3Bは、環
状シリンダ2の内周筒部2fの外周面に摺接する
内周3cを有し、内周3cは中間筒部3Cと断面
R形状部3dにより連結している。 リターン付勢手段4は、第3図ないし第6図に
示す如く環状ピストン3の外周3aの先端部3e
に係止された円環板状スプリングリテーナ4A、
該スプリングリテーナ4Aとエクステンシヨンケ
ース73の内周壁73A間に介在されたリターン
スプリング4Bからなる。 また環状シリンダ2の円環状板2dにはブレー
キB4解放時に外周油室5Aと内周油室5Bとを
連結し、外周油室5Aの油圧を迅速に排出する内
外油室連絡油路5が設けられ、内外油室連絡油路
5は、環状内周シリンダ部2Bの中間位置に内周
油室5Bに開口した開口部511付軸方向穴5
a、該軸方向穴5a内に設けられ、ブレーキB4
の係合時に作動油が供給されると閉鎖するチエツ
クボール5f付栓5b、軸方向穴5aより径を小
さくした穴5c、該穴5cより外周油室5Aと連
絡し、開口部512付斜穴5dからなる。外周油
室5Aおよび内周油室5Bへの作動油の供給は、
作動油を供給する油路652より油穴5gおよび
該油穴5gより径の小さい絞り(オリフイス)5
hを介して行われ、まず内周油室5Bに作動油が
充満したのち、内外油室連絡油路5を介して行わ
れる。 油圧サーボC−3は、第3図に示す如く内周が
エクステンシヨンケース73にボルト61により
螺着された前部支壁62に形成された入力軸32
のセンターサポート63にブツシユ64Bおよび
スラストベアリング65Aを介して回転自在に支
持されると共に、環状外周シリンダ部6Aおよび
該環状外周シリンダ部6Aの内がわに同軸的に設
けられた環状内周シリンダ部6Bを有する環状シ
リンダ6と、環状外周シリンダ部6A内に摺動自
在とされた環状外周ピストン部7A、環状内周シ
リンダ部6B内に摺動自在とされた環状内周ピス
トン部7B、および環状外周ピストン部7Aと環
状内周ピストン部7Bの連結部に設けられた中間
筒部7Cを有する環状ピストン7と、該環状ピス
トン7のリターン付勢手段8と、環状外周シリン
ダ部6Aと環状外周ピストン部7Aに囲まれた外
周シリンダ室である外周油室9Aおよび環状内周
シリンダ部6Bと環状内周ピストン部7Bに囲ま
れた外周シリンダ室である内周油室9Bとからな
る。 環状シリンダ6は、第11図に示す如くキヤリ
ア47のキヤリアカバー471およびクラツチC
3と嵌合するインナスプライン613を形成した
外周筒部6aに固着された連結部材6cには、パ
ーキングギア59が周設されており、4速自動変
速機10のシフトレバーをパーキング位置に選択
したとき歯止め59a(第1図)がパーキングギ
ア59に噛み合い第1出力軸42を固定する。 第11図に示す如く、環状シリンダ6の環状外
周シリンダ部6Aは、外周筒部6a、該外周筒部
6aの一端を内方に折曲げて延設された円環状板
6b、円環状板6bおよび内周筒部6dの所定位
置に圧入されたアダプタシリンダ10Aからな
り、環状内周シリンダ部6Bは、環状ピストン7
の中間筒部7Cの内周面7D、アダプタシリンダ
10A、円環状板6b、クラツチC3の油圧サー
ボC−3の内周油室9Bに作動油を供給する油路
611およびリング溝612を形成した内周筒部
6dからなる。 第12図ないし第16図に示す如く環状ピスト
ン7の環状外周ピストン部7Aは、環状シリンダ
6の外周筒部6aの内周面に摺接すると共にOリ
ング溝711および図示右方向に開口した穴71
2を形成した外周7aを有し、外周7aは環状シ
リンダ6のアダプタシリンダ10Aの外周面に摺
接する中間筒部7Cと半径方向部7bにより連結
し、環状内周ピストン部7Bは、環状シリンダ6
の内周筒部6dの外周面に摺接すると共にOリン
グ溝713を形成した内周7cを有し、内周7c
は中間筒部7Cと突出部7dを有する半径方向部
7eにより連結され、絞り(オリフイス)付栓7
14とチエツクボール715からなるチエツク弁
716が取付けられた油路717を形成してい
る。 リターン付勢手段8は、第3図に示す如く環状
シリンダ6の内周筒部6dの先端部614に係止
された円環板状スプリングリテーナ8A、該スプ
リングリテーナ8Aと環状ピストン7の半径方向
部7eの突出部7dがわ面との間に介在されたリ
ターンスプリング8Bからなる。 またアダプタシリンダ10Aには第11図およ
び第17図ないし第20図にも示す如く外周油室
9Aと内周油室9Bとを連結する内外油室連絡油
路9が設けられ、内外油室連絡油路9の一方は、
アダプタシリンダ10Aの中間位置に内周油室9
Bに開口した開口部911付軸方向穴9a、該軸
方向穴9a内に設けられたチエツクボール9b、
軸方向穴9aより径を小さくした半径方向絞り
(オリフイス)9c、該絞り9cより外周油室9
Aと連絡した開口部912付半径方向穴9dから
なり、他方は軸方向穴9f、該軸方向穴9fより
径を小さくした半径方向絞り(オリフイス)9g
からなる。外周油室9Aへの作動油の供給は、ま
ず内周油室9Bに作動油が充満したのち、内外油
室連絡油路9を介して行われる。またアダプタシ
リンダ10Aの外周部9eにはOリング溝913
が形成されている。 クラツチC4はキヤリア47に連結した第1出
力軸42とトランスフア40の第2出力軸52を
駆動するための伝動機構53の一方のスプロケツ
ト56に連結したスリーブ51とを断続するため
の多板式摩擦クラツチであり、前部伝動機構ケー
ス74に回転自在に支持された環状シリンダ58
と該環状シリンダ58内に装着された環状ピスト
ン58Pとで構成される油圧サーボC−4により
作動される。 伝動機構53は、スリーブ51にスプライン嵌
合された第1回転部材である第1スプロケツト5
6、第2出力軸52に一体的に形成された第2回
転部材である第2スプロケツト55およびこれら
スプロケツト55,56間に張設された伝動部材
であるチエーン57からなる。 通常走行時には油圧サーボC−3に自動変速機
の油圧制御装置に供給されるライン圧を供給して
クラツチC3を係合せしめ、油圧サーボB−4お
よびC−4を排圧してブレーキB4およびクラツ
チC4を解放せしめる。これによりプラネタリギ
アセツトP3のサンギア44とキヤリア47とは
連結され、動力は入力軸32から第1出力軸42
に減速比1で伝達され後輪のみの2輪駆動走行が
得られる。このとき入力軸32からの動力は、サ
ンギア44、プラネタリピニオン45、リングギ
ア46を介さずにクラツチC3を介してキヤリア
47より第1出力軸42に伝達されるので、各ギ
アの歯面に負荷がかからず、ギアの寿命が増加す
る。この2輪駆動走行中4輪駆動走行が必要とな
つたときは運転席等に設けた選速手段であるトラ
ンスフア40のシフトレバーを手動シフトし、ト
ランスフア制御装置400の油圧サーボC−4に
ライン圧を徐々に供給しクラツチC4を円滑に係
合せしめると、第1出力軸42とスリーブ51と
が連結され、伝動機構53、第2出力軸52およ
び前輪駆動用プロペラシヤフトB(第2図に図示)
を経て前輪にも動力が伝達され入力軸32から第
1出力軸42および第2出力軸52に減速比1で
動力伝達がなされ、4輪駆動直結走行状態(高速
4輪駆動状態)が得られる。この4輪駆動走行
中、急坂路など出力トルクの増大が必要なときに
シフトレバーを手動シフトすると、油圧サーボへ
の油圧は高速4輪駆動状態と低速4輪駆動状態と
の切換弁を作用せしめ油圧サーボB−4へライン
圧を徐々に供給するとともに適切なタイミングで
油圧サーボC−3の油圧を排圧し、ブレーキB4
を徐々に係合せしめるとともにクラツチC3を円
滑に解放させる。これによりサンギア44とキヤ
リア47とは解放されるとともにリングギア46
は固定され、動力は入力軸32からサンギア4
4、プラネタリピニオン45、キヤリア47を介
して変速され第1出力軸42および第2出力軸5
2に伝達され、トルクの大きな4輪駆動変速走行
状態(低速4輪駆動状態)が得られる。 後記する主油圧制御装置100のマニユアル弁
210の駆動のため運転席に設けられた主変速機
のシフトレバー(図示せず)は、P(パーキン
グ)、R(リバース)、N(ニユートラル)、D(ドラ
イブ)、S(セカンド)、L(ロー)の各レンジの主
シフトポジシヨンMSPを有し、この主シフトポ
ジシヨンMSPの設定レンジと変速段第4速
(4)、第3速(3)、第2速(2)、第1速(1)
と、クラツチおよびブレーキの作動関係を表1に
示す。
能な車両用変速機の油圧制御装置に関する。 [従来の技術] 車両などに搭載される車両用自動変速機におい
て、変速機構は、その構成要素を他の構成要素ま
たは自動変速機ケースに係合するための多板クラ
ツチ、多板ブレーキなど複数の摩擦係合装置と、
該摩擦係合装置を係合および解放するための流体
圧アクチユエータである油圧サーボと、該油圧サ
ーボをマニユアルレバーの設定位置、車速、エン
ジンの負荷などに応じて選択的に作動させ、所定
の変速段を構成させる油圧制御装置とを有する。
この変速機構の前記多板クラツチおよび多板ブレ
ーキのうち、大きな減速比の達成用の多板クラツ
チおよび多板ブレーキなどたとえば特に高い伝達
トルク容量を必要とする多板クラツチおよび多板
ブレーキの油圧サーボは、シリンダと、このシリ
ンダに摺動自在に取付けられ、作動油の受圧面積
の大きいピストンとの組合せが有効である。 [発明が解決しようとする問題点] 従来の自動変速機のこの種の油圧サーボは、ピ
ストンの受圧面積を大きくするためにシリンダ室
である油室の容積を巾の小さい入力トルクを受け
る多板クラツチおよび多板ブレーキの油圧サーボ
の油室の容積より大きくする必要がある。しかる
に油室の容積が大きくなると作動油の供給後、油
室が作動油で充満する時間が長くなるためピスト
ンの作動が遅れ、多板クラツチおよび多板ブレー
キの係合が遅くなる。したがつて大きな減速比の
達成または大きな伝達トルク容量が必要な変速時
に変速タイミングが悪くなる。 この問題点を解消するために前記油室への作動
油供給油路の径を大きくして油室への作動油供給
流量を大きくすることが考えられるが、第24図
のグラフ(アキユームレータなどの調圧要素のな
い場合)により油圧Paがn1からn2へ急上昇する
ため作動油供給時に油室へ多量の作動油が供給さ
れ、第24図のグラフにより伝達トルク容量T2
がm1からm2へ急上昇するので多板クラツチまた
は多板ブレーキの急激な伝達トルク容量の変化に
伴ない係合シヨツクが生ずる場合がある。 さらにまた上記構成の変速機構を備えた車両用
自動変速機において、一方向クラツチ等の機械的
に高速段と低速段との変速タイミングを得る手段
を持たない場合、油圧制御装置に「低速伝動系に
介入した低速クラツチと高速伝動系に介入した高
速クラツチとをシフトバルブの切換動に伴い作動
圧力流体源と排出路とに切換接続する式のものに
おいて、低速クラツチに接続される排出路を常時
は絞りを介して開放されるが高速クラツチの内部
圧力が予定以上に上昇したときは該絞りを介する
ことなく直接開放されるようにしたことを特徴と
する自動変速機装置に於ける切換制御装置」(特
公昭48−21369号)を適用し、低速段がわ油圧サ
ーボの排油路にドレインオリフイスおよび高速段
を達成する油圧サーボの入力油圧によつて低速段
を達成する油圧サーボからの排油速度を調節する
変速タイミング弁を設け、オリフイスの径および
変速タイミング弁のランド径を調節することによ
り低速段を達成する油圧サーボからの油の排出速
度を調整し、変速時の摩擦係合装置の係合と解放
のタイミングを調整することが考えられるが、最
適なタイミングを得ることは困難である。つまり
低速段より高速段へ変速する時、第25図に示す
如く、(pC3:高速段がわ油圧サーボの油圧、
pB4:低速段がわ油圧サーボの油圧、tC3:高
速段がわ摩擦係合装置の伝達トルク容量、tB
4:低速段がわ摩擦係合装置の伝達トルク容量)、
高速段の油圧サーボの油圧は高速短の摩擦係合装
置の伝達トルク容量の急激な増加による変速シヨ
ツクの発生を避けるためにアキユムレータ等によ
り比較的低圧より穏やかに上昇するように設定さ
れるので変速タイミング弁に作用する高速段の油
圧サーボの油圧にバラツキが生じやすく、これに
よつて変速タイミング弁の作動にもバラツキが生
じやすい。変速タイミング弁の作動が遅れた場
合、高速段の摩擦係合装置の係合開始(Td)以
前に低速段の摩擦係合内の解放(変速タイミング
弁による低速段の油圧サーボからの排圧促進)が
始まり、高速段の摩擦係合装置、低速段の摩擦係
合装置共に係合が生じ、出力軸が固定され、車両
に急激なブレーキがかかり、変速フイーリングの
悪化が生じ、早すぎる場合、高速段の摩擦係合装
置の係合開始(Td)以前に低速段の摩擦係合装
置の解放(変速タイミング弁による低速段油圧サ
ーボからの排出促進)が始まり、高速段の摩擦係
合装置、低速段の摩擦係合装置共に係合がなくな
るため、エンジン回転の上昇が生じる。スロツト
ル開度が大きく、高回転時ではエンジンオーバー
ランが生じる。 本発明は、変速シヨツクを防止し、迅速、且つ
摩擦係合装置のスムーズな係合が可能な車両用変
速機の油圧制御装置の提供を目的とする。 [問題点を解決するための手段] 本発明の車両用変速機の油圧制御装置は、油圧
源と、該油圧源からの油圧を調整する圧力調整弁
と、少なくとも高速段と低速段を選択可能な変速
機構と、前記圧力調整弁の出力油圧が供給された
時、前記変速機構を高速段に設定する高速段がわ
油圧サーボにより係合する高速段がわ摩擦係合装
置と、前記圧力調整弁の出力油圧が供給された
時、前記変速機構を低速段に設定する低速段がわ
油圧サーボにより係合する低速段がわ摩擦係合装
置とを備える車両用変速機の油圧制御装置におい
て、前記高速段がわ油圧サーボは、前記変速機構
を高速段に設定されるときに前記圧力調整弁の出
力油圧を供給される第1シリンダ室と、該第1シ
リンダ室とオリフイスを有する油路を介して連絡
する第2シリンダ室とを備え、前記低速段がわ油
圧サーボ排油路には、前記高速段がわ油圧サーボ
の第1シリンダ室の油圧の上昇に伴い、前記低速
段がわ油圧サーボの排圧を促進する変速タイミン
グ弁を設けたことを構成とする。 [作用および発明の効果] 上記構成により本発明の車両用変速機の油圧制
御装置は次の作用および効果を奏する。 第1のシリンダおよび第2のシリンダの油圧の
昇圧特性PA,PBと伝達トルク容量のT1の変化
は第24図に示す如くなつており、第2のシリン
ダへ絞りを介して第1のシリンダから作動油が供
給されるため、変速機構の変速時に摩擦係合装置
のトルク容量T1をゆるやかに上昇でき、理想的
な特性曲線となり、入力トルクの広い範囲に変速
機構の変速時に摩擦係合装置のトルク容量と対応
させ、変速機構の変速時に変速タイミング弁に作
用する油圧の上昇巾を大きく設定できるので、変
速タイミング弁の作動のバラツキを低減でき、し
かも伝達トルク容量への影響はわずかであるため
変速シヨツクを低減できる。 [実施例] 本発明の車両用変速機の油圧制御装置を図に示
す実施例に基づき説明する。 本発明の車両用変速機の油圧制御装置Aは、本
実施例では車両用4輪駆動変速機に適用され、車
両用4輪駆動変速機は、第1図に示す如く第1変
速機であるオーバードライブ付4速自動変速機1
0、該4速自動変速機10の出力軸32に連結さ
れた第2変速機である4輪駆動用トランスフア4
0、これらを収納する4輪駆動用変速機ケース7
0からなる。 変速機ケース70は、トルクコンバータTを収
納するトルクコンバータ室71aを形成するトル
クコバータハウジング71と、オーバードライブ
機構ODを収納するオーバードライブ機構室72
a、アンダードライブ機構UDを収納するアンダ
ードライブ機構室72bを形成するトランスミツ
シヨンケース72と、電子制御式車速センサ77
を収納した入力がわ室73a、変速機構UD1を
収納する変速機構室73bを形成するエクステン
シヨンケース73と、クラツチC4を収納する切
換機構室74aを形成する前部伝動機構ケース7
4と、伝動機構53を収納する伝動機構室75a
を前部伝動機構ケース74と共に形成する後部伝
動機構ケース75と、スピードメータドライブギ
ア78を収納する後部室76aを形成すると共に
4輪駆動用変速機ケース70の後蓋を形成するエ
クステンシヨンハウジング76とからなる。 4輪駆動用トランスフア40は、第2図に示す
如くエンジンEに装着された4速自動変速機10
に取付けられ、第1出力軸42は後輪駆動用プロ
ペラシヤフトCに連結され、第2出力軸52は前
輪駆動用プロペラシヤフトBに連結される。 4速自動変速機10は、流体式トルクコンバー
タT、オーバードライブ機構OD、および前進3
段後進1段のアンダードライブ機構UDを備え
る。 トルクコンバータTは、エンジンEの出力軸に
連結されたポンプ11、トルクコンバータTの出
力軸12に連結されたタービン13、一方向クラ
ツチ14を介して固定部分に連結されたステータ
15、および直結クラツチ16からなり、トルク
コンバータTの出力軸12は、オーバードライブ
機構ODの入力軸となつている。 オーバードライブ機構ODは摩擦係合装置であ
る多板クラツチC0、多板ブレーキB0および一
方向クラツチF0と、これら摩擦係合装置の選択
的係合により構成要素がトランスミツシヨンケー
ス72など固定部材に固定されるか、入力軸、出
力軸、もしくは他の構成要素に連結されるかまた
はこれら固定もしくは連結が解放されるプラネタ
リギアセツトP0からなる。 プラネタリギアセツトP0は、前記入力軸12
に連結されたキヤリア21、オーバードライブ機
構ODの出力軸25に連結されたリングギア2
2、前記入力軸12に回転自在に外嵌されブレー
キB0を介してトランスミツシヨンケース72に
固定されると共に、クラツチC0および該クラツ
チC0と並列された一方向クラツチF0を介して
前記キヤリア21に連結されたサンギア23、お
よびキヤリア21に回転自在に支持されると共に
前記サンギア23およびリングギア22に歯合し
たプラネタリピニオン24からなる。 オーバードライブ機構ODの出力軸25は前進
3段後進1段のアンダードライブ機構UDの入力
軸を兼ねる。 アンダードライブ機構UDは、摩擦係合装置で
ある多板クラツチC1およびC2と、ベルトブレ
ーキB1、多板ブレーキB2およびB3と、一方
向クラツチF1およびF2と、前段プラネタリギ
アセツトP1と、後段プラネタリギアセツトP2
とからなる。 前段プラネタリギアセツトP1は、クラツチC
1を介して前記入力軸25に連結されたリングギ
ア31と、アンダードライブ機構UDの出力軸3
2に連結されたキヤリア33と、クラツチC2を
介して前記入力軸25に連結されると共に、ベル
トブレーキB1、該ベルトブレーキB1と並列さ
れたブレーキB2および該ブレーキB2と直列さ
れた一方向クラツチF1を介してトランスミツシ
ヨンケース72に固定されるサンギア34と、前
記キヤリア33に回転自在に支持されると共にサ
ンギア34およびリングギア31に歯合したプラ
ネタリピニオン35とからなる。 後段プラネタリギアセツトP2は、ブレーキB
3および該ブレーキB3と並列された一方向クラ
ツチF2を介してトランスミツシヨンケース72
に固定されるキヤリア36と、前記前段プラネタ
リギアセツトP1のサンギア34と共にサンギア
軸401に一体的に形成されたサンギア37と、
出力軸32に連結されたリングギア38と、キヤ
リア36に回転自在に支持されると共にサンギア
37およびリングギア38に歯合したプラネタリ
ピニオン39とからなる。 4速自動変速機10の下部に設けられ、オイル
パン30に収納された主油圧制御装置100によ
りエンジンEのスロツトル開度、車両の車速など
車両走行条件に応じて摩擦係合装置である各クラ
ツチおよびブレーキの選択的係合または解放が行
われオーバードライブ(O/D)を含む前進4段
の自動変速と手動変速のみによる後進1段の変速
とがなされる。 トランスフア40は、摩擦係合装置であるクラ
ツチC3、ブレーキB4および2輪4輪切換機構
であるクラツチC4とプラネタリギアセツトP
1,P2の出力軸32を入力軸とし、該入力軸3
2に直列的に配されたトランスフア40の第1出
力軸42、前記入力軸32と第1出力軸42との
間に配されたプラネタリギアセツトP3、前記第
1出力軸42に回転自在に外嵌された4輪駆動用
スリーブ51、前記入力軸32に平行して並設さ
れ前記第1出力軸42と反対方向に取付けられた
第2出力軸52、前記スリーブ51と第2出力軸
52および他の構成要素から構成される伝動機構
53を有する。 プラネタリギアセツトP3は入力軸32の端部
にスプライン嵌合されたサンギア44、該サンギ
ア44と歯合するプラネタリピニオン45、該プ
ラネタリピニオン45と歯合するリングギア4
6、および該プラネタリピニオン45を回転自在
に保持すると共に前記トランスフア40の第1出
力軸42の先端に連結されたキヤリア47からな
る。ブレーキB4はリングギア46をエクステン
シヨンケース73に係合するための多板式摩擦ブ
レーキであり、本発明の車両用変速機の油圧制御
装置Aである油圧サーボB−4により作動され
る。クラツチC3はプラネタリギアセツトP3の
4速自動変速機10側に配置され、サンギア44
とキヤリア47との断続を行なうものであり、本
発明の車両用変速機の油圧制御装置Aである油圧
サーボC−3により作動される。これらプラネタ
リギアセツトP3、ブレーキB4、クラツチC3
から変速機構UD1を構成する。 油圧サーボB−4は、第3図に示す如く中間支
壁49に形成され、環状外周シリンダ部2Aおよ
び該環状外周シリンダ部2Aの内がわに同軸的に
設けられた環状内周シリンダ部2Bを有すると共
に内周が第1出力軸42のセンターサポート63
とされた環状シリンダ2と、環状外周シリンダ部
2A内に摺動自在とされた環状外周ピストン部3
A、環状内周シリンダ部2B内に摺動自在とされ
た環状内周ピストン部3B、および環状外周ピス
トン部3Aと環状内周ピストン部3Bの連結部に
設けられた中間筒部3Cを有する環状ピストン3
と、該環状ピストン3のリターン付勢手段4と、
環状外周シリンダ部2Aと環状外周ピストン部3
Aに囲まれた外周シリンダ室である外周油室5A
および環状内周シリンダ部2Bと環状内周ピスト
ン部3Bに囲まれた内周シリンダ室である内周油
室5Bとからなる。 環状シリンダ2は、第3図ないし第6図に示す
如くブレーキB4とクラツチC4との間に配さ
れ、ブツシユ64Aを第1出力軸42との間に圧
入し、第1出力軸42を回転自在に支持すると共
に外周にリング溝631,632およびクラツチ
C4の油圧サーボC−4に作動油を供給する油路
633を形成したセンターサポート63と、該セ
ンターサポート63より半径方向外方へ延設さ
れ、筒状ボス部65を形成すると共に内部にクラ
ツチC4の油圧サーボC−4に作動油を供給する
油路651およびブレーキB4の油圧サーボB−
4に作動油を供給する油路652を形成した円環
状板2d、該円環状板2dの外周がわに形成さ
れ、前記エクステンシヨンケース73の内周壁7
3Aと嵌合して固定され、筒状を呈した嵌合部6
6を有する。 また第4図ないし第6図に示す如く、環状シリ
ンダ2の環状外周シリンダ部2Aは、外周筒部2
a、絞り(オリフイス)付栓211を有するチエ
ツクボール2b(第3図)付空気吸込穴2cを形
成した円環状板2dの外周部212、該円環状板
2dより図示左方へ突設された中間筒部2eから
なり、環状内周シリンダ部2Bは、環状ピストン
3の中間筒部3Cの内周部3D(第10図)、中間
筒部2e、円環状板2dの内周部213、内周筒
部2fからなる。 第7図ないし第10図に示す如く、環状ピスト
ン3の環状外周ピストン部3Aは、環状シリンダ
2の外周筒部2aの内周面に摺接する外周3aを
有し、外周3aは環状シリンダ2の中間筒部2c
の外周面に摺接する中間筒部3Cと半径方向部3
bにより連結し、環状内周ピストン部3Bは、環
状シリンダ2の内周筒部2fの外周面に摺接する
内周3cを有し、内周3cは中間筒部3Cと断面
R形状部3dにより連結している。 リターン付勢手段4は、第3図ないし第6図に
示す如く環状ピストン3の外周3aの先端部3e
に係止された円環板状スプリングリテーナ4A、
該スプリングリテーナ4Aとエクステンシヨンケ
ース73の内周壁73A間に介在されたリターン
スプリング4Bからなる。 また環状シリンダ2の円環状板2dにはブレー
キB4解放時に外周油室5Aと内周油室5Bとを
連結し、外周油室5Aの油圧を迅速に排出する内
外油室連絡油路5が設けられ、内外油室連絡油路
5は、環状内周シリンダ部2Bの中間位置に内周
油室5Bに開口した開口部511付軸方向穴5
a、該軸方向穴5a内に設けられ、ブレーキB4
の係合時に作動油が供給されると閉鎖するチエツ
クボール5f付栓5b、軸方向穴5aより径を小
さくした穴5c、該穴5cより外周油室5Aと連
絡し、開口部512付斜穴5dからなる。外周油
室5Aおよび内周油室5Bへの作動油の供給は、
作動油を供給する油路652より油穴5gおよび
該油穴5gより径の小さい絞り(オリフイス)5
hを介して行われ、まず内周油室5Bに作動油が
充満したのち、内外油室連絡油路5を介して行わ
れる。 油圧サーボC−3は、第3図に示す如く内周が
エクステンシヨンケース73にボルト61により
螺着された前部支壁62に形成された入力軸32
のセンターサポート63にブツシユ64Bおよび
スラストベアリング65Aを介して回転自在に支
持されると共に、環状外周シリンダ部6Aおよび
該環状外周シリンダ部6Aの内がわに同軸的に設
けられた環状内周シリンダ部6Bを有する環状シ
リンダ6と、環状外周シリンダ部6A内に摺動自
在とされた環状外周ピストン部7A、環状内周シ
リンダ部6B内に摺動自在とされた環状内周ピス
トン部7B、および環状外周ピストン部7Aと環
状内周ピストン部7Bの連結部に設けられた中間
筒部7Cを有する環状ピストン7と、該環状ピス
トン7のリターン付勢手段8と、環状外周シリン
ダ部6Aと環状外周ピストン部7Aに囲まれた外
周シリンダ室である外周油室9Aおよび環状内周
シリンダ部6Bと環状内周ピストン部7Bに囲ま
れた外周シリンダ室である内周油室9Bとからな
る。 環状シリンダ6は、第11図に示す如くキヤリ
ア47のキヤリアカバー471およびクラツチC
3と嵌合するインナスプライン613を形成した
外周筒部6aに固着された連結部材6cには、パ
ーキングギア59が周設されており、4速自動変
速機10のシフトレバーをパーキング位置に選択
したとき歯止め59a(第1図)がパーキングギ
ア59に噛み合い第1出力軸42を固定する。 第11図に示す如く、環状シリンダ6の環状外
周シリンダ部6Aは、外周筒部6a、該外周筒部
6aの一端を内方に折曲げて延設された円環状板
6b、円環状板6bおよび内周筒部6dの所定位
置に圧入されたアダプタシリンダ10Aからな
り、環状内周シリンダ部6Bは、環状ピストン7
の中間筒部7Cの内周面7D、アダプタシリンダ
10A、円環状板6b、クラツチC3の油圧サー
ボC−3の内周油室9Bに作動油を供給する油路
611およびリング溝612を形成した内周筒部
6dからなる。 第12図ないし第16図に示す如く環状ピスト
ン7の環状外周ピストン部7Aは、環状シリンダ
6の外周筒部6aの内周面に摺接すると共にOリ
ング溝711および図示右方向に開口した穴71
2を形成した外周7aを有し、外周7aは環状シ
リンダ6のアダプタシリンダ10Aの外周面に摺
接する中間筒部7Cと半径方向部7bにより連結
し、環状内周ピストン部7Bは、環状シリンダ6
の内周筒部6dの外周面に摺接すると共にOリン
グ溝713を形成した内周7cを有し、内周7c
は中間筒部7Cと突出部7dを有する半径方向部
7eにより連結され、絞り(オリフイス)付栓7
14とチエツクボール715からなるチエツク弁
716が取付けられた油路717を形成してい
る。 リターン付勢手段8は、第3図に示す如く環状
シリンダ6の内周筒部6dの先端部614に係止
された円環板状スプリングリテーナ8A、該スプ
リングリテーナ8Aと環状ピストン7の半径方向
部7eの突出部7dがわ面との間に介在されたリ
ターンスプリング8Bからなる。 またアダプタシリンダ10Aには第11図およ
び第17図ないし第20図にも示す如く外周油室
9Aと内周油室9Bとを連結する内外油室連絡油
路9が設けられ、内外油室連絡油路9の一方は、
アダプタシリンダ10Aの中間位置に内周油室9
Bに開口した開口部911付軸方向穴9a、該軸
方向穴9a内に設けられたチエツクボール9b、
軸方向穴9aより径を小さくした半径方向絞り
(オリフイス)9c、該絞り9cより外周油室9
Aと連絡した開口部912付半径方向穴9dから
なり、他方は軸方向穴9f、該軸方向穴9fより
径を小さくした半径方向絞り(オリフイス)9g
からなる。外周油室9Aへの作動油の供給は、ま
ず内周油室9Bに作動油が充満したのち、内外油
室連絡油路9を介して行われる。またアダプタシ
リンダ10Aの外周部9eにはOリング溝913
が形成されている。 クラツチC4はキヤリア47に連結した第1出
力軸42とトランスフア40の第2出力軸52を
駆動するための伝動機構53の一方のスプロケツ
ト56に連結したスリーブ51とを断続するため
の多板式摩擦クラツチであり、前部伝動機構ケー
ス74に回転自在に支持された環状シリンダ58
と該環状シリンダ58内に装着された環状ピスト
ン58Pとで構成される油圧サーボC−4により
作動される。 伝動機構53は、スリーブ51にスプライン嵌
合された第1回転部材である第1スプロケツト5
6、第2出力軸52に一体的に形成された第2回
転部材である第2スプロケツト55およびこれら
スプロケツト55,56間に張設された伝動部材
であるチエーン57からなる。 通常走行時には油圧サーボC−3に自動変速機
の油圧制御装置に供給されるライン圧を供給して
クラツチC3を係合せしめ、油圧サーボB−4お
よびC−4を排圧してブレーキB4およびクラツ
チC4を解放せしめる。これによりプラネタリギ
アセツトP3のサンギア44とキヤリア47とは
連結され、動力は入力軸32から第1出力軸42
に減速比1で伝達され後輪のみの2輪駆動走行が
得られる。このとき入力軸32からの動力は、サ
ンギア44、プラネタリピニオン45、リングギ
ア46を介さずにクラツチC3を介してキヤリア
47より第1出力軸42に伝達されるので、各ギ
アの歯面に負荷がかからず、ギアの寿命が増加す
る。この2輪駆動走行中4輪駆動走行が必要とな
つたときは運転席等に設けた選速手段であるトラ
ンスフア40のシフトレバーを手動シフトし、ト
ランスフア制御装置400の油圧サーボC−4に
ライン圧を徐々に供給しクラツチC4を円滑に係
合せしめると、第1出力軸42とスリーブ51と
が連結され、伝動機構53、第2出力軸52およ
び前輪駆動用プロペラシヤフトB(第2図に図示)
を経て前輪にも動力が伝達され入力軸32から第
1出力軸42および第2出力軸52に減速比1で
動力伝達がなされ、4輪駆動直結走行状態(高速
4輪駆動状態)が得られる。この4輪駆動走行
中、急坂路など出力トルクの増大が必要なときに
シフトレバーを手動シフトすると、油圧サーボへ
の油圧は高速4輪駆動状態と低速4輪駆動状態と
の切換弁を作用せしめ油圧サーボB−4へライン
圧を徐々に供給するとともに適切なタイミングで
油圧サーボC−3の油圧を排圧し、ブレーキB4
を徐々に係合せしめるとともにクラツチC3を円
滑に解放させる。これによりサンギア44とキヤ
リア47とは解放されるとともにリングギア46
は固定され、動力は入力軸32からサンギア4
4、プラネタリピニオン45、キヤリア47を介
して変速され第1出力軸42および第2出力軸5
2に伝達され、トルクの大きな4輪駆動変速走行
状態(低速4輪駆動状態)が得られる。 後記する主油圧制御装置100のマニユアル弁
210の駆動のため運転席に設けられた主変速機
のシフトレバー(図示せず)は、P(パーキン
グ)、R(リバース)、N(ニユートラル)、D(ドラ
イブ)、S(セカンド)、L(ロー)の各レンジの主
シフトポジシヨンMSPを有し、この主シフトポ
ジシヨンMSPの設定レンジと変速段第4速
(4)、第3速(3)、第2速(2)、第1速(1)
と、クラツチおよびブレーキの作動関係を表1に
示す。
【表】
4速自動変速機10の主油圧制御装置100
は、第21図に示す如くオイルストレーナ10
1、ライン油圧発生源である油圧ポンプ102、
クーラバイパス弁115、プレツシヤリリーフ弁
116、レリーズクラツチコントロール弁11
7、レリーズブレーキコントロール弁118、ロ
ツクアツプリレー弁120、圧力調整弁(レギユ
レータ弁)130、第2圧力調整弁150、カツ
トバツク弁160、ロツクアツプ制御弁170、
第1のアキユームレータ制御弁180、第2のア
キユームレータ制御弁190、スロツトル弁20
0、マニユアル弁210、1−2シフト弁22
0、2−3シフト弁230、3−4シフト弁24
0、ブレーキB1への供給油圧を調整するインタ
ーミイデイエイトコーストモジユレータ弁24
5、油圧サーボB−3への供給油圧を調整するロ
ーコーストモジユレータ弁250、クラツチC0
の係合を円滑になさしめるアキユームレータ26
0、ブレーキB0の係合を円滑になさしめるアキ
ユームレーター270、クラツチC2の係合を円
滑になさしめるアキユームレータ280、ブレー
キB2の係合を円滑になさしめるアキユームレー
タ290、クラツチC0,C1,C2の油圧サー
ボC−0,C−1,C−2およびブレーキB0,
B1,B2,B3の油圧サーボB−0,B−1,
B−2,B−3へ供給される圧油の流量を制御す
るチエツク弁付流量制御弁301,303,30
4,305,306,307,308,309、
シヤツトル弁302、電子制御装置(コンピユー
タ)の出力で開閉され2−3シフト弁230を制
御する第1のソレノイド弁S1、1−2シフト弁
220およ3−4シフト弁240の双方を制御す
る第2のソレノイド弁S2、前記ロツクアツプリ
レー弁120およびロツクアツプ制御弁170の
双方を制御する第3のソレノイド弁S3、並びに
各弁間およびクラツチ、ブレーキの油圧シリンダ
を連絡する油路からなり、ST1,ST2,ST3,
ST4は各油路間に設けられたオイルストレーナ
を示し、L1,L2は潤滑油路を示し、O/Cは
オイルクーラーを示す。 油圧源からオイルストレーナ101を介して油
圧ポンプ102により汲み上げられた作動油は圧
力調整弁130で所定の油圧(ライン圧)に調整
されてライン油圧出力油路(以下油路と略す)1
へ供給される。圧力調整弁130はスロツトル弁
200によつて発生するエンジンのトルク要求信
号に応じた圧力(スロツトル圧)によつて制御さ
れトルク要求信号に応じた圧力(ライン圧)を出
力する。 トランスフアマニユアル弁410の駆動のため
に運転席に設けられたトランスフア40のシフト
レバー(図示しない)は、H2(2輪駆動直結)、
H4(4輪駆動直結)、L4(4輪駆動減速)の各レ
ンジの副シフトポジシヨンSSPを有し、この副シ
フトポジシヨンSSPの設定レンジとブレーキB
4、クラツチC3およびC4の係合および解放と
車両の走行状態の作動関係を表2に示す。
は、第21図に示す如くオイルストレーナ10
1、ライン油圧発生源である油圧ポンプ102、
クーラバイパス弁115、プレツシヤリリーフ弁
116、レリーズクラツチコントロール弁11
7、レリーズブレーキコントロール弁118、ロ
ツクアツプリレー弁120、圧力調整弁(レギユ
レータ弁)130、第2圧力調整弁150、カツ
トバツク弁160、ロツクアツプ制御弁170、
第1のアキユームレータ制御弁180、第2のア
キユームレータ制御弁190、スロツトル弁20
0、マニユアル弁210、1−2シフト弁22
0、2−3シフト弁230、3−4シフト弁24
0、ブレーキB1への供給油圧を調整するインタ
ーミイデイエイトコーストモジユレータ弁24
5、油圧サーボB−3への供給油圧を調整するロ
ーコーストモジユレータ弁250、クラツチC0
の係合を円滑になさしめるアキユームレータ26
0、ブレーキB0の係合を円滑になさしめるアキ
ユームレーター270、クラツチC2の係合を円
滑になさしめるアキユームレータ280、ブレー
キB2の係合を円滑になさしめるアキユームレー
タ290、クラツチC0,C1,C2の油圧サー
ボC−0,C−1,C−2およびブレーキB0,
B1,B2,B3の油圧サーボB−0,B−1,
B−2,B−3へ供給される圧油の流量を制御す
るチエツク弁付流量制御弁301,303,30
4,305,306,307,308,309、
シヤツトル弁302、電子制御装置(コンピユー
タ)の出力で開閉され2−3シフト弁230を制
御する第1のソレノイド弁S1、1−2シフト弁
220およ3−4シフト弁240の双方を制御す
る第2のソレノイド弁S2、前記ロツクアツプリ
レー弁120およびロツクアツプ制御弁170の
双方を制御する第3のソレノイド弁S3、並びに
各弁間およびクラツチ、ブレーキの油圧シリンダ
を連絡する油路からなり、ST1,ST2,ST3,
ST4は各油路間に設けられたオイルストレーナ
を示し、L1,L2は潤滑油路を示し、O/Cは
オイルクーラーを示す。 油圧源からオイルストレーナ101を介して油
圧ポンプ102により汲み上げられた作動油は圧
力調整弁130で所定の油圧(ライン圧)に調整
されてライン油圧出力油路(以下油路と略す)1
へ供給される。圧力調整弁130はスロツトル弁
200によつて発生するエンジンのトルク要求信
号に応じた圧力(スロツトル圧)によつて制御さ
れトルク要求信号に応じた圧力(ライン圧)を出
力する。 トランスフアマニユアル弁410の駆動のため
に運転席に設けられたトランスフア40のシフト
レバー(図示しない)は、H2(2輪駆動直結)、
H4(4輪駆動直結)、L4(4輪駆動減速)の各レ
ンジの副シフトポジシヨンSSPを有し、この副シ
フトポジシヨンSSPの設定レンジとブレーキB
4、クラツチC3およびC4の係合および解放と
車両の走行状態の作動関係を表2に示す。
【表】
表1および表2において、S1、S2、S4の○は
通電を示し、S1、S2、S3、S4の×は非通電を示
す、◎はS3を通電することによりロツクアツプ
状態となる。αはS4を一度非通電とすればS4を
通電しても直結走行状態を維持する。βはS4を
一度通電すればS4を非通電としても減速走行状
態を維持する。Eは対応するクラツチ、ブレーキ
が係合していることを示し、×は対応するクラツ
チおよびレーキが解放していることを示す。(L)
は対応する一方向クラツチがエンジンドライブ状
態において係合しているが、その係合はこれと並
列に組込まれたクラツチあるいはブレーキによつ
て動力の伝達が保証されていることから必ずしも
必要とされないこと(ロツク)を示す。Lは対応
する一方向クラツチがエンジンドライブ状態にお
いてのみ係合し、エンジンブレーキ状態において
は係合しないことを示す。fは対応する一方向ク
ラツチがフリーであることを示す。 4輪駆動用トランスフア40の下部に設けら
れ、オイルパン79に収納された副油圧制御装置
であるトランスフア制御装置400は、トランス
フア制御装置400へのライン油圧を主油圧制御
装置100の油路a1からマニユアル弁210を
介して供給され、第22図に示す如く、油路a6
により供給されたライン圧油を運転席に設けられ
たシフトレバーにより油路a7および油路a8に
供給すると共に変速段の選択手段であるトランス
フアマニユアル弁410、リレーバルブ420、
C3とB4の係合を切換えるインヒビタ弁44
0、ブレーキB4の係合を円滑にならしめるアキ
ユムレター490、油路a1と油路1Aを介して
連絡すると共にブレーキB4の係合を円滑になさ
しめるオリフイスコントロールバルブ495、ブ
レーキB4の油圧サーボB−4の排油路a9内に
設け、L4→H4またはL4→H2シフト時の油圧サ
ーボB−4の排圧のタイミング(調時)とクラツ
チC3の油圧サーボC−3の油圧の供給のタイミ
ングとを関係づける変速タイミング機構450、
クラツチC3の油圧サーボC−3への供給油路a
6A内のライン油圧の立上りを緩和するために設
けたシヨツク緩和機構500、ブレーキB4、ク
ラツチC4の油圧サーボB−4,C−4、供給さ
れるライン圧油の流量を制御するチエツク弁付流
量制御弁511,512、オイルストレーナST
5,ST6、電子制御装置600の出力で開閉さ
れる第4のソレノイド弁S4、4速自動変速機1
0へのオイルリターン油路O/R並びに各弁間お
よびクラツチ、ブレーキの油圧シリンダを連絡す
る油路からなる。変速タイミング機構450は、
排油路a9内に設けられたドレインオリフイス4
51と、変速タイミング弁470とからなる。 変速タイミング弁470は、図示下方にばね4
71を背設したスプール472を有し、トランス
フア40がH4またはH4走行状態に変更される
時、油路a6Aを経て上端油室473にライン圧
が作用し、スプール472はばね471に抗して
図示下方に設定され、中間油室475において排
油路a9とドレインポート474を連通させ、油
圧サーボB−4の排圧を促進させる。トランスフ
ア40のマニユアル弁410がL4の時、上端油
室473よりライン圧が排圧され、ばね471に
よつて、スプール472は図示上方に設定され
る。 シヨツク緩和機構500は、第3のアキユーム
レータ制御弁460とクラツチC3の係合を円滑
になさしめるアキユームレータ480とからな
る。 第3のアキユームレータ制御弁460は、図示
上方にばね461を背設したスプール462を有
し、スプール462はトランスフア40がH2ま
たはH4走行状態に変速される時、上方よりばね
491によるばね荷重と、油路a6B、中間油室
463、油路a6Dオリフイス513を介して下
端油室464に印加される出力油圧のフイードバ
ツクを受けて変位され、油路a6Bから供給され
たライン圧を調圧し、出力油圧として油路a6D
へ出力されてアキユームレータ480のポート4
81よりアキユームレータ室482に供給されて
アキユームレータ480の蓄圧制御を行うと共
に、アキユームレータ室482からの出力油圧は
油路a6Eを介して上端ランド465にフイード
バツクされる。この第3のアキユームレータ制御
弁460は、アキユームレータ480への油路a
6Aのオリフイス452の径を油圧サーボC−3
へのオリフイス459と別体で設けることができ
るため、アキユームレータ480の作動時間を比
較的自由に設定できる。 アキユームレータ490はH2またはH4走行状
態よりL4走行状態に変更される時、油路a6C
よりB−4に供給される油圧がアキユームレータ
室493に印加されることにより、ブレーキB4
の係合が円滑に行なわれるとともに、油路a6か
ら供給されたライン圧が背圧ポート492より背
圧室に供給されてアキユームレータ490の背圧
制御を行なつているためスロツトル開度に応じた
B4の係合油圧の立ち上がり制御が行なわれる。 低速段L4より高速段への変速時は、第25図
のグラフに示す如く(PC3:クラツチC3の油
圧サーボの油圧、P9A:クラツチC3の油圧サ
ーボの油圧(外周油室)、P9B:クラツチC3
の油圧サーボの油圧(内周油室)、PB4:ブレー
キB4の油圧サーボの油圧、TC3:クラツチC
3の油圧サーボの伝達トルク容量、TB4:ブレ
ーキB4の油圧サーボの伝達トルク容量)、ブレ
ーキB4の油圧サーボB−4の油圧(PB4)が
ライン圧と同等の時、すなわち低速段L4状態の
時、運転者がトランスフア40のシフトレバーを
L4からH4へ操作し(to点)、油路a6と油路a7
とが連通し、リレーバルブ420のスプール42
1およびブランジヤ422は下端油室423には
変速許可領域であれば第4のソレノイド弁S4が
非通電状態であるのでソレノイド圧が入るので図
示上方へ設定されて油路a7と油路a7Aとが連
通し、インヒビタ弁440の下端油室441にラ
イン圧入り、プランジヤ442、スプール443
は図示上方へ設定される(ta点)。この時、イン
ヒビタ弁440を介して油路a6Cと排圧油路a
9とが連通し、ドレインオリフイス451を介し
て油圧サーボB−4の油圧は徐々に排圧され、ま
た油路a6と油路a6Bとが連通し、第3のアキ
ユームレータ制御弁460の中間油室463にラ
イン圧が供給され、第3のアキユームレータ制御
弁460の出力油圧は、アキユームレータ480
へ出力され、アキユームレータ480が作動を開
始する(tb点)。この時、油路a6Aに油圧サー
ボC−3の内周油室9Bに作用する油圧(第25
図、P9B)が変速タイミング弁470の上端油
室473に供給されているため、油圧サーボC−
3の内周油室9Bに作用する油圧の上昇によつて
スプール472は図示上方に設定されて排油路a
9と中間油室475を介してドレインポート47
4を連通させ、排圧を促進させブレーキB4が解
放する(tc点)。油圧サーボC−3の内周油室9
Bに作用する油圧の上昇巾は環状ピストン7の環
状内周ピストン部7Bの受圧面積が小さいことか
らクラツチC3の伝達トルク容量への影響はわず
かなため、変速タイミング弁の作動が油圧のバラ
ツキによる影響を受けないよう十分大きく設定で
きる。(ta点)と(td点)との間ブレーキB4と
アキユームレータ490の油圧はドレインオリフ
イス451を介してドレインされるためアキユー
ムレータの反力要素(スプリング、背圧)により
長時間高圧を維持でき、充分なトルク容量が得ら
れ伝達トルク容量の変動を押えられる。伝達トル
ク容量(TB4)は(tc点)でさがつた後、(td点)
まで上昇する。このようにブレーキB4の解放と
クラツチC3の係合(td点)のタイミングが合つ
ているため、また伝達トルク容量の変動が小さい
ため変速フイーリングが良くなる。(te点)では
アキユームレータ480の作動が終了し、油圧サ
ーボC−3の油圧(PC3)はライン圧と同じ圧
となる。 表3に主変速機のシフトレバーのシフト位置に
おける油路1と油路a2〜a6との連通状態を示
す。 マニユアル弁210は、運転席に設けられたシ
フトレバーと連結されており、手動操作によりシ
フトレバーのレンジに応じてP(パーキング)、R
(リバース)、N(ニユートラル)、D(ドライブ)、
S(セカンド)、L(ロー)の各位置に移動する。
表3に各シフトレバーのシフトレンジにおける油
路a1と油路a2〜a6との連通状態を示す。○
は連通してライン圧が供給されている場合を示
し、×は排圧されている場合を表す。
通電を示し、S1、S2、S3、S4の×は非通電を示
す、◎はS3を通電することによりロツクアツプ
状態となる。αはS4を一度非通電とすればS4を
通電しても直結走行状態を維持する。βはS4を
一度通電すればS4を非通電としても減速走行状
態を維持する。Eは対応するクラツチ、ブレーキ
が係合していることを示し、×は対応するクラツ
チおよびレーキが解放していることを示す。(L)
は対応する一方向クラツチがエンジンドライブ状
態において係合しているが、その係合はこれと並
列に組込まれたクラツチあるいはブレーキによつ
て動力の伝達が保証されていることから必ずしも
必要とされないこと(ロツク)を示す。Lは対応
する一方向クラツチがエンジンドライブ状態にお
いてのみ係合し、エンジンブレーキ状態において
は係合しないことを示す。fは対応する一方向ク
ラツチがフリーであることを示す。 4輪駆動用トランスフア40の下部に設けら
れ、オイルパン79に収納された副油圧制御装置
であるトランスフア制御装置400は、トランス
フア制御装置400へのライン油圧を主油圧制御
装置100の油路a1からマニユアル弁210を
介して供給され、第22図に示す如く、油路a6
により供給されたライン圧油を運転席に設けられ
たシフトレバーにより油路a7および油路a8に
供給すると共に変速段の選択手段であるトランス
フアマニユアル弁410、リレーバルブ420、
C3とB4の係合を切換えるインヒビタ弁44
0、ブレーキB4の係合を円滑にならしめるアキ
ユムレター490、油路a1と油路1Aを介して
連絡すると共にブレーキB4の係合を円滑になさ
しめるオリフイスコントロールバルブ495、ブ
レーキB4の油圧サーボB−4の排油路a9内に
設け、L4→H4またはL4→H2シフト時の油圧サ
ーボB−4の排圧のタイミング(調時)とクラツ
チC3の油圧サーボC−3の油圧の供給のタイミ
ングとを関係づける変速タイミング機構450、
クラツチC3の油圧サーボC−3への供給油路a
6A内のライン油圧の立上りを緩和するために設
けたシヨツク緩和機構500、ブレーキB4、ク
ラツチC4の油圧サーボB−4,C−4、供給さ
れるライン圧油の流量を制御するチエツク弁付流
量制御弁511,512、オイルストレーナST
5,ST6、電子制御装置600の出力で開閉さ
れる第4のソレノイド弁S4、4速自動変速機1
0へのオイルリターン油路O/R並びに各弁間お
よびクラツチ、ブレーキの油圧シリンダを連絡す
る油路からなる。変速タイミング機構450は、
排油路a9内に設けられたドレインオリフイス4
51と、変速タイミング弁470とからなる。 変速タイミング弁470は、図示下方にばね4
71を背設したスプール472を有し、トランス
フア40がH4またはH4走行状態に変更される
時、油路a6Aを経て上端油室473にライン圧
が作用し、スプール472はばね471に抗して
図示下方に設定され、中間油室475において排
油路a9とドレインポート474を連通させ、油
圧サーボB−4の排圧を促進させる。トランスフ
ア40のマニユアル弁410がL4の時、上端油
室473よりライン圧が排圧され、ばね471に
よつて、スプール472は図示上方に設定され
る。 シヨツク緩和機構500は、第3のアキユーム
レータ制御弁460とクラツチC3の係合を円滑
になさしめるアキユームレータ480とからな
る。 第3のアキユームレータ制御弁460は、図示
上方にばね461を背設したスプール462を有
し、スプール462はトランスフア40がH2ま
たはH4走行状態に変速される時、上方よりばね
491によるばね荷重と、油路a6B、中間油室
463、油路a6Dオリフイス513を介して下
端油室464に印加される出力油圧のフイードバ
ツクを受けて変位され、油路a6Bから供給され
たライン圧を調圧し、出力油圧として油路a6D
へ出力されてアキユームレータ480のポート4
81よりアキユームレータ室482に供給されて
アキユームレータ480の蓄圧制御を行うと共
に、アキユームレータ室482からの出力油圧は
油路a6Eを介して上端ランド465にフイード
バツクされる。この第3のアキユームレータ制御
弁460は、アキユームレータ480への油路a
6Aのオリフイス452の径を油圧サーボC−3
へのオリフイス459と別体で設けることができ
るため、アキユームレータ480の作動時間を比
較的自由に設定できる。 アキユームレータ490はH2またはH4走行状
態よりL4走行状態に変更される時、油路a6C
よりB−4に供給される油圧がアキユームレータ
室493に印加されることにより、ブレーキB4
の係合が円滑に行なわれるとともに、油路a6か
ら供給されたライン圧が背圧ポート492より背
圧室に供給されてアキユームレータ490の背圧
制御を行なつているためスロツトル開度に応じた
B4の係合油圧の立ち上がり制御が行なわれる。 低速段L4より高速段への変速時は、第25図
のグラフに示す如く(PC3:クラツチC3の油
圧サーボの油圧、P9A:クラツチC3の油圧サ
ーボの油圧(外周油室)、P9B:クラツチC3
の油圧サーボの油圧(内周油室)、PB4:ブレー
キB4の油圧サーボの油圧、TC3:クラツチC
3の油圧サーボの伝達トルク容量、TB4:ブレ
ーキB4の油圧サーボの伝達トルク容量)、ブレ
ーキB4の油圧サーボB−4の油圧(PB4)が
ライン圧と同等の時、すなわち低速段L4状態の
時、運転者がトランスフア40のシフトレバーを
L4からH4へ操作し(to点)、油路a6と油路a7
とが連通し、リレーバルブ420のスプール42
1およびブランジヤ422は下端油室423には
変速許可領域であれば第4のソレノイド弁S4が
非通電状態であるのでソレノイド圧が入るので図
示上方へ設定されて油路a7と油路a7Aとが連
通し、インヒビタ弁440の下端油室441にラ
イン圧入り、プランジヤ442、スプール443
は図示上方へ設定される(ta点)。この時、イン
ヒビタ弁440を介して油路a6Cと排圧油路a
9とが連通し、ドレインオリフイス451を介し
て油圧サーボB−4の油圧は徐々に排圧され、ま
た油路a6と油路a6Bとが連通し、第3のアキ
ユームレータ制御弁460の中間油室463にラ
イン圧が供給され、第3のアキユームレータ制御
弁460の出力油圧は、アキユームレータ480
へ出力され、アキユームレータ480が作動を開
始する(tb点)。この時、油路a6Aに油圧サー
ボC−3の内周油室9Bに作用する油圧(第25
図、P9B)が変速タイミング弁470の上端油
室473に供給されているため、油圧サーボC−
3の内周油室9Bに作用する油圧の上昇によつて
スプール472は図示上方に設定されて排油路a
9と中間油室475を介してドレインポート47
4を連通させ、排圧を促進させブレーキB4が解
放する(tc点)。油圧サーボC−3の内周油室9
Bに作用する油圧の上昇巾は環状ピストン7の環
状内周ピストン部7Bの受圧面積が小さいことか
らクラツチC3の伝達トルク容量への影響はわず
かなため、変速タイミング弁の作動が油圧のバラ
ツキによる影響を受けないよう十分大きく設定で
きる。(ta点)と(td点)との間ブレーキB4と
アキユームレータ490の油圧はドレインオリフ
イス451を介してドレインされるためアキユー
ムレータの反力要素(スプリング、背圧)により
長時間高圧を維持でき、充分なトルク容量が得ら
れ伝達トルク容量の変動を押えられる。伝達トル
ク容量(TB4)は(tc点)でさがつた後、(td点)
まで上昇する。このようにブレーキB4の解放と
クラツチC3の係合(td点)のタイミングが合つ
ているため、また伝達トルク容量の変動が小さい
ため変速フイーリングが良くなる。(te点)では
アキユームレータ480の作動が終了し、油圧サ
ーボC−3の油圧(PC3)はライン圧と同じ圧
となる。 表3に主変速機のシフトレバーのシフト位置に
おける油路1と油路a2〜a6との連通状態を示
す。 マニユアル弁210は、運転席に設けられたシ
フトレバーと連結されており、手動操作によりシ
フトレバーのレンジに応じてP(パーキング)、R
(リバース)、N(ニユートラル)、D(ドライブ)、
S(セカンド)、L(ロー)の各位置に移動する。
表3に各シフトレバーのシフトレンジにおける油
路a1と油路a2〜a6との連通状態を示す。○
は連通してライン圧が供給されている場合を示
し、×は排圧されている場合を表す。
【表】
表4に副変速機のシフト位置における油路a6
と油路a7,a8との連通状態を示す。
と油路a7,a8との連通状態を示す。
【表】
表3および表4において○は連通してライン圧
が供給されている場合を示し、×は排圧されてい
る場合を示す。 油圧制御装置100およびトランスフア制御装
置400のソレノイド弁S1〜S4の通電制御を
行なう電子制御装置600は、第23図に示す如
く主変速機の設定レンジの位置を検出する主変速
機シフトレバー位置センサ610、副変速機の設
定レンジの位置を検出するトランスフアシフトレ
バー位置センサ620、副変速機の出力軸回転速
度から検出した信号を車速に変換する車速センサ
630、アクセル量を検出するスロツトル開度セ
ンサ640、トランスフア40の入力軸である4
速自動変速機の出力軸32の回転速度を検出する
回転速度検知手段の回転速度検知センサ650、
これらからの入力ポートであるとともにソレノイ
ド弁S1〜S4への出力ポートであるI/Oポー
ト660、中央演算処理装置CPU、変速点処理
を行なうランダムアクセスメモリRAM、変速点
やロツクアツプ点などに変速パターンのデータを
記憶しているリードオンリメモリROMからな
る。
が供給されている場合を示し、×は排圧されてい
る場合を示す。 油圧制御装置100およびトランスフア制御装
置400のソレノイド弁S1〜S4の通電制御を
行なう電子制御装置600は、第23図に示す如
く主変速機の設定レンジの位置を検出する主変速
機シフトレバー位置センサ610、副変速機の設
定レンジの位置を検出するトランスフアシフトレ
バー位置センサ620、副変速機の出力軸回転速
度から検出した信号を車速に変換する車速センサ
630、アクセル量を検出するスロツトル開度セ
ンサ640、トランスフア40の入力軸である4
速自動変速機の出力軸32の回転速度を検出する
回転速度検知手段の回転速度検知センサ650、
これらからの入力ポートであるとともにソレノイ
ド弁S1〜S4への出力ポートであるI/Oポー
ト660、中央演算処理装置CPU、変速点処理
を行なうランダムアクセスメモリRAM、変速点
やロツクアツプ点などに変速パターンのデータを
記憶しているリードオンリメモリROMからな
る。
第1図は車両用4輪駆動変速機の断面図、第2
図は4輪駆動車の概略図、第3図は本発明の車両
用変速機の油圧制御装置を適用した車両用4輪駆
動変速機の主要部拡大断面図、第4図は本発明の
車両用変速機の油圧制御装置を適用した車両用4
輪駆動変速機の油圧サーボB−4の環状シリンダ
の入力側正面図、第5図は本発明の車両用変速機
の油圧制御装置を適用した車両用4輪駆動変速機
の油圧サーボB−4の環状シリンダの側面図、第
6図は本発明の車両用変速機の油圧制御装置を適
用した車両用4輪駆動変速機の油圧サーボB−4
の環状シリンダの出力側正面図、第7図は本発明
の車両用変速機の油圧制御装置を適用した車両用
4輪駆動変速機の油圧サーボB−4の環状ピスト
ンの入力側正面図、第8図は本発明の車両用変速
機の油圧制御装置を適用した車両用4輪駆動変速
機の油圧サーボB−4の環状ピストンの側面断面
図、第9図は本発明の摩擦係合装置の流体圧アク
チユエータを適用した車両用4輪駆動変速機の油
圧サーボB−4の環状ピストンの出力側正面図、
第10図は本発明の車両用変速機の油圧制御装置
を適用した車両用4輪駆動変速機の油圧サーボB
−4の環状ピストンの拡大側面断面図、第11図
は本発明の車両用変速機の油圧制御装置を適用し
た車両用4輪駆動変速機の油圧サーボC−3の環
状シリンダの側面断面図、第12図は本発明の車
両用変速機の油圧制御装置を適用した車両用4輪
駆動変速機の油圧サーボC−3の環状ピストンの
入力側正面図、第13図は本発明の車両用変速機
の油圧制御装置を適用した車両用4輪駆動変速機
の油圧サーボC−3の環状ピストンの側面断面
図、第14図は本発明の車両用変速機の油圧制御
装置を適用した車両用4輪駆動変速機の油圧サー
ボC−3の環状ピストンの出力側正面図、第15
図は本発明の車両用変速機の油圧制御装置を適用
した車両用4輪駆動変速機の油圧サーボC−3の
環状ピストンの上部拡大側面断面図、第16図は
本発明の車両用変速機の油圧制御装置を適用した
車両用4輪駆動変速機の油圧サーボC−3の環状
ピストンの下部拡大側面断面図、第17図は本発
明の車両用変速機の油圧制御装置を適用した車両
用4輪駆動変速機の油圧サーボC−3のアダプタ
シリンダの上部拡大側面断面図、第18図は本発
明の車両用変速機の油圧制御装置を適用した車両
用4輪駆動変速機の油圧サーボC−3のアダプタ
シリンダの側面断面図、第19図は本発明の車両
用変速機の油圧制御装置を適用した車両用4輪駆
動変速機の油圧サーボC−3のアダプタシリンダ
の出力側正面図、第20図は本発明の車両用変速
機の油圧制御装置を適用した車両用4輪駆動変速
機の油圧サーボC−3のアダプタシリンダの下部
拡大側面断面図、第21図は本発明の車両用変速
機の油圧制御装置を適用した車両用4輪駆動変速
機の主油圧制御装置の油圧回路図、第22図は本
発明の車両用変速機の油圧制御装置を適用した車
両用4輪駆動変速機の副油圧制御装置の油圧回路
図、第23図は電子制御装置のブロツク図、第2
4図は油圧の変化および伝達トルク容量の変化を
示すグラフ、第25図は本発明の自動変速機の油
圧制御装置にかかるL→Hシフト時のサーボ圧特
性、出力軸トルク特性を示すグラフである。 図中、1……車両用変速機の油圧制御装置、1
0……4速自動変速機(第1変速機)、40……
4輪駆動用トランスフア(第2変速機)、51…
…4輪駆動スリーブ、52……第2出力軸、53
……伝動機構、55……第2スプロケツト、56
……第1スプロケツト、57……チエーン、70
……4輪駆動用変速機ケース、B4……ブレーキ
(摩擦係合装置)、C3……クラツチ(摩擦係合装
置)、C4……クラツチ(摩擦係合装置)、B−4
……油圧サーボ(流体圧アクチユエータ)、C−
3……油圧サーボ(流体圧アクチユエータ)、C
−4……油圧サーボ(流体圧アクチユエータ)。
図は4輪駆動車の概略図、第3図は本発明の車両
用変速機の油圧制御装置を適用した車両用4輪駆
動変速機の主要部拡大断面図、第4図は本発明の
車両用変速機の油圧制御装置を適用した車両用4
輪駆動変速機の油圧サーボB−4の環状シリンダ
の入力側正面図、第5図は本発明の車両用変速機
の油圧制御装置を適用した車両用4輪駆動変速機
の油圧サーボB−4の環状シリンダの側面図、第
6図は本発明の車両用変速機の油圧制御装置を適
用した車両用4輪駆動変速機の油圧サーボB−4
の環状シリンダの出力側正面図、第7図は本発明
の車両用変速機の油圧制御装置を適用した車両用
4輪駆動変速機の油圧サーボB−4の環状ピスト
ンの入力側正面図、第8図は本発明の車両用変速
機の油圧制御装置を適用した車両用4輪駆動変速
機の油圧サーボB−4の環状ピストンの側面断面
図、第9図は本発明の摩擦係合装置の流体圧アク
チユエータを適用した車両用4輪駆動変速機の油
圧サーボB−4の環状ピストンの出力側正面図、
第10図は本発明の車両用変速機の油圧制御装置
を適用した車両用4輪駆動変速機の油圧サーボB
−4の環状ピストンの拡大側面断面図、第11図
は本発明の車両用変速機の油圧制御装置を適用し
た車両用4輪駆動変速機の油圧サーボC−3の環
状シリンダの側面断面図、第12図は本発明の車
両用変速機の油圧制御装置を適用した車両用4輪
駆動変速機の油圧サーボC−3の環状ピストンの
入力側正面図、第13図は本発明の車両用変速機
の油圧制御装置を適用した車両用4輪駆動変速機
の油圧サーボC−3の環状ピストンの側面断面
図、第14図は本発明の車両用変速機の油圧制御
装置を適用した車両用4輪駆動変速機の油圧サー
ボC−3の環状ピストンの出力側正面図、第15
図は本発明の車両用変速機の油圧制御装置を適用
した車両用4輪駆動変速機の油圧サーボC−3の
環状ピストンの上部拡大側面断面図、第16図は
本発明の車両用変速機の油圧制御装置を適用した
車両用4輪駆動変速機の油圧サーボC−3の環状
ピストンの下部拡大側面断面図、第17図は本発
明の車両用変速機の油圧制御装置を適用した車両
用4輪駆動変速機の油圧サーボC−3のアダプタ
シリンダの上部拡大側面断面図、第18図は本発
明の車両用変速機の油圧制御装置を適用した車両
用4輪駆動変速機の油圧サーボC−3のアダプタ
シリンダの側面断面図、第19図は本発明の車両
用変速機の油圧制御装置を適用した車両用4輪駆
動変速機の油圧サーボC−3のアダプタシリンダ
の出力側正面図、第20図は本発明の車両用変速
機の油圧制御装置を適用した車両用4輪駆動変速
機の油圧サーボC−3のアダプタシリンダの下部
拡大側面断面図、第21図は本発明の車両用変速
機の油圧制御装置を適用した車両用4輪駆動変速
機の主油圧制御装置の油圧回路図、第22図は本
発明の車両用変速機の油圧制御装置を適用した車
両用4輪駆動変速機の副油圧制御装置の油圧回路
図、第23図は電子制御装置のブロツク図、第2
4図は油圧の変化および伝達トルク容量の変化を
示すグラフ、第25図は本発明の自動変速機の油
圧制御装置にかかるL→Hシフト時のサーボ圧特
性、出力軸トルク特性を示すグラフである。 図中、1……車両用変速機の油圧制御装置、1
0……4速自動変速機(第1変速機)、40……
4輪駆動用トランスフア(第2変速機)、51…
…4輪駆動スリーブ、52……第2出力軸、53
……伝動機構、55……第2スプロケツト、56
……第1スプロケツト、57……チエーン、70
……4輪駆動用変速機ケース、B4……ブレーキ
(摩擦係合装置)、C3……クラツチ(摩擦係合装
置)、C4……クラツチ(摩擦係合装置)、B−4
……油圧サーボ(流体圧アクチユエータ)、C−
3……油圧サーボ(流体圧アクチユエータ)、C
−4……油圧サーボ(流体圧アクチユエータ)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 油圧源と、該油圧源からの油圧を調整する圧
力調整弁と、少なくとも高速段と低速段を選択可
能な変速機構と、前記圧力調整弁の出力油圧が供
給された時、前記変速機構を高速段に設定する高
速段がわ油圧サーボにより係合する高速段がわ摩
擦係合装置と、前記圧力調整弁の出力油圧が供給
された時、前記変速機構を低速段に設定する低速
段がわ油圧サーボにより係合する低速段がわ摩擦
係合装置とを備える車両用変速機の油圧制御装置
において、 前記高速段がわ油圧サーボは、前記変速機構を
高速段に設定されるときに前記圧力調整弁の出力
油圧を供給される第1シリンダ室と、該第1シリ
ンダ室とオリフイスを有する油路を介して連絡す
る第2シリンダ室とを備え、前記低速段がわ油圧
サーボ排油路には、前記高速段がわ油圧サーボの
第1シリンダ室の油圧の上昇に伴い、前記低速段
がわ油圧サーボの排圧を促進する変速タイミング
弁を設けたことを特徴とする車両用変速機の油圧
制御装置。 2 前記変速タイミング弁は、前記低速段がわ油
圧サーボの排油路をドレインポートに連通する第
1位置と、前記排油路とドレインポートとの連通
を遮断する第2位置とを移動可能なスプールを備
えるスプール弁であり、前記スプールは前記高速
段がわ油圧サーボの第1シリンダ室の供給油圧に
より第1位置に付勢されることを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の車両用変速機の油圧制御
装置。 3 前記低速段がわ油圧サーボは、前記低速段が
わ摩擦係合装置を作動すると共に環状外周シリン
ダ部および該環状外周シリンダ部の内がわに同軸
的に設けられた環状内周シリンダ部を有する環状
シリンダ、前記環状外周シリンダ部に摺動自在に
配された環状外周ピストン部および前記環状内周
シリンダ部に摺動自在に配された環状内周ピスト
ン部を有する環状ピストン、前記環状外周シリン
ダ部と環状外周ピストン部に囲まれた外周シリン
ダ室および前記環状内周シリンダ部と環状内周ピ
ストン部に囲まれた内周シリンダ室からなること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の車両用
変速機の油圧制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60112713A JPS61167753A (ja) | 1985-05-25 | 1985-05-25 | 車両用変速機の油圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60112713A JPS61167753A (ja) | 1985-05-25 | 1985-05-25 | 車両用変速機の油圧制御装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60007788A Division JPS61167740A (ja) | 1985-01-19 | 1985-01-19 | 摩擦係合装置の流体圧アクチユエ−タ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61167753A JPS61167753A (ja) | 1986-07-29 |
| JPH056056B2 true JPH056056B2 (ja) | 1993-01-25 |
Family
ID=14593642
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60112713A Granted JPS61167753A (ja) | 1985-05-25 | 1985-05-25 | 車両用変速機の油圧制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61167753A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6213849A (ja) * | 1985-07-08 | 1987-01-22 | Daikin Mfg Co Ltd | 自動変速機の変速段制御機構 |
| JPH059561Y2 (ja) * | 1989-02-17 | 1993-03-09 |
-
1985
- 1985-05-25 JP JP60112713A patent/JPS61167753A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61167753A (ja) | 1986-07-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4982622A (en) | Hydraulic pressure control device for automatic transmission | |
| JP2816768B2 (ja) | 自動変速機における油圧アクチュエータ装置 | |
| US4713989A (en) | Shift shock suppression in automatic transmission | |
| JPH0522104B2 (ja) | ||
| JP2911120B2 (ja) | 自動変速機における油圧制御装置 | |
| US4753136A (en) | Hydraulic control of transmission | |
| JPS6363782B2 (ja) | ||
| JPH0477821B2 (ja) | ||
| JPS61167768A (ja) | 変速機の制御装置 | |
| US6022288A (en) | Five-speed automatic transmission and hydraulic control system thereof | |
| JPH0522100B2 (ja) | ||
| JPH056056B2 (ja) | ||
| JPH057581B2 (ja) | ||
| JPH056051B2 (ja) | ||
| JPH07317892A (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
| JP3287560B2 (ja) | 自動変速機におけるエンジンブレーキ制御装置 | |
| JPS59166749A (ja) | 車両用多段自動変速機およびその油圧制御装置 | |
| JPH0522101B2 (ja) | ||
| JPH0456174B2 (ja) | ||
| JPH0517980B2 (ja) | ||
| JPH03213766A (ja) | 自動変速機の変速制御装置 | |
| JPS6322360Y2 (ja) | ||
| JPH0468169B2 (ja) | ||
| JPH054249B2 (ja) | ||
| JPH0665908B2 (ja) | 車両用自動変速機の油圧制御装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |