JPH056110Y2 - - Google Patents
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- JPH056110Y2 JPH056110Y2 JP14330486U JP14330486U JPH056110Y2 JP H056110 Y2 JPH056110 Y2 JP H056110Y2 JP 14330486 U JP14330486 U JP 14330486U JP 14330486 U JP14330486 U JP 14330486U JP H056110 Y2 JPH056110 Y2 JP H056110Y2
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Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は、無端ゴムベルト、より詳細には、主
として普通紙印刷装置(PPC)や電送印刷装置
(フアクシミリ)等の紙葉類搬送手段として用い
られるゴム弾性材のみから作られた柔軟な無端ゴ
ムベルトの製造装置に関する。
として普通紙印刷装置(PPC)や電送印刷装置
(フアクシミリ)等の紙葉類搬送手段として用い
られるゴム弾性材のみから作られた柔軟な無端ゴ
ムベルトの製造装置に関する。
従来、上述のような柔軟な無端ゴムベルトを製
造するには、まづ、第3図Aに示すごとく一端を
閉塞された円筒袋状のゴムベルト成形体PBを形
成し、かつこれを加硫した後、次いで、同図Bに
示すごとく、該成形体PBを相似形状の回転式保
持型部材RFに被せた上、該保持型部材RFの軸線
方向へ所定間隔で配置された複数の裁断刃C,
C,……を、該保持型部材RFと一緒に回転して
いる前記ゴムベルト成形体PBの表面に押し付け
て裁断することにより、複数の無端ゴムベルト
EB,EB……を製作する製造装置が用いられてい
る。
造するには、まづ、第3図Aに示すごとく一端を
閉塞された円筒袋状のゴムベルト成形体PBを形
成し、かつこれを加硫した後、次いで、同図Bに
示すごとく、該成形体PBを相似形状の回転式保
持型部材RFに被せた上、該保持型部材RFの軸線
方向へ所定間隔で配置された複数の裁断刃C,
C,……を、該保持型部材RFと一緒に回転して
いる前記ゴムベルト成形体PBの表面に押し付け
て裁断することにより、複数の無端ゴムベルト
EB,EB……を製作する製造装置が用いられてい
る。
上述した従来の製造装置では、予め加硫成形さ
れたゴムベルト成形体PBを保持型部材RFの周面
に対して密着させるため、該ゴムベルト成形体
PBの内径を該保持型部材RFの外径より若干小さ
く形成しておき、前者PBを拡張させつゝ後者RF
の周面上に被着させているが、この場合に、ゴム
ベルト成形体PBの全面に対して均等な拡張作用
が付与されず、そのため、前記保持型部材RF上
で裁断された各無端ゴムベルトEBにおける幅が
不均一となつたり(第4図A参照)、又は蛇行形
状となる(同図B参照)場合があつた。
れたゴムベルト成形体PBを保持型部材RFの周面
に対して密着させるため、該ゴムベルト成形体
PBの内径を該保持型部材RFの外径より若干小さ
く形成しておき、前者PBを拡張させつゝ後者RF
の周面上に被着させているが、この場合に、ゴム
ベルト成形体PBの全面に対して均等な拡張作用
が付与されず、そのため、前記保持型部材RF上
で裁断された各無端ゴムベルトEBにおける幅が
不均一となつたり(第4図A参照)、又は蛇行形
状となる(同図B参照)場合があつた。
さらに、上述のごとくゴムベルト成形体PBを
一々拡張させながら保持型部材RF上に被せなけ
ればならないため作業能率もそれだけ悪くなる。
一々拡張させながら保持型部材RF上に被せなけ
ればならないため作業能率もそれだけ悪くなる。
そこで本考案は、上記問題点に解決を与え、均
一寸法の無端ゴムベルトを極めて能率よく製作で
きる製造装置を提供することを目的とする。
一寸法の無端ゴムベルトを極めて能率よく製作で
きる製造装置を提供することを目的とする。
本考案に係る無端ゴムベルト製造装置は、上記
目的を達成するため、一端を閉塞された円筒袋状
を呈する加硫済みゴムベルト成形体をその外周面
に被着される回転式保持型部材と、該保持型部材
の回転軸方向へ所定間隔で配置され、かつ該保持
型部材の周面に当接し又は該周面から遠ざかるよ
うに動作する複数の裁断刃とを備え、該保持型部
材は前記ゴムベルト成形体の内径と等しい外径を
有すると共に、その周面上に前記各裁断刃の当接
部位を挟んで円周方向へ延長する互いに平行な複
数対の浅い環状溝を有し、各環状溝の底部に前記
保持型部材の円周方向へ任意間隔で穿され、かつ
真空吸引機構に通じる複数の吸引通路を有するこ
とを特徴とする。
目的を達成するため、一端を閉塞された円筒袋状
を呈する加硫済みゴムベルト成形体をその外周面
に被着される回転式保持型部材と、該保持型部材
の回転軸方向へ所定間隔で配置され、かつ該保持
型部材の周面に当接し又は該周面から遠ざかるよ
うに動作する複数の裁断刃とを備え、該保持型部
材は前記ゴムベルト成形体の内径と等しい外径を
有すると共に、その周面上に前記各裁断刃の当接
部位を挟んで円周方向へ延長する互いに平行な複
数対の浅い環状溝を有し、各環状溝の底部に前記
保持型部材の円周方向へ任意間隔で穿され、かつ
真空吸引機構に通じる複数の吸引通路を有するこ
とを特徴とする。
本考案の製造装置では、上記のごとく保持型部
材の周面上に形成された吸引通路付きの環状溝を
設けることにより、裁断された各無端ゴムベルト
の裁断端縁を前記保持型部材の周面に密着させて
いるが、本考案者が繰り返して行つた実験の結果
によれば、前記環状溝が深過ぎると、前記ベルト
成形体の内面が該溝内に引き込まれるように変形
する結果、第2図Aに示すごとく該ベルト成形体
の裁断端縁が立ち上がり、吸引効果が低下してし
まう。また、該環状溝の幅が狭過ぎても同様に裁
断端縁が溝内に引き込まれて(第2図B参照)有
効な吸引効果を奏しえないことが判かつた。それ
故、環状溝の深さ及び幅は、0.1〜0.5mm及び1〜
3mmの範囲で適切に選定する必要がある。また、
各環状溝内に形成される吸引孔の間隔は10〜20mm
の範囲とされるのが好ましい。
材の周面上に形成された吸引通路付きの環状溝を
設けることにより、裁断された各無端ゴムベルト
の裁断端縁を前記保持型部材の周面に密着させて
いるが、本考案者が繰り返して行つた実験の結果
によれば、前記環状溝が深過ぎると、前記ベルト
成形体の内面が該溝内に引き込まれるように変形
する結果、第2図Aに示すごとく該ベルト成形体
の裁断端縁が立ち上がり、吸引効果が低下してし
まう。また、該環状溝の幅が狭過ぎても同様に裁
断端縁が溝内に引き込まれて(第2図B参照)有
効な吸引効果を奏しえないことが判かつた。それ
故、環状溝の深さ及び幅は、0.1〜0.5mm及び1〜
3mmの範囲で適切に選定する必要がある。また、
各環状溝内に形成される吸引孔の間隔は10〜20mm
の範囲とされるのが好ましい。
本考案装置では、保持型部材の外径と等しい内
径を有するゴムベルト成形体が、該保持型部材の
周面上に被せられた上、真空吸引手段により該周
面に対し密着されている。そのため、裁断刃が前
記保持型部材と一緒に回転しているゴムベルト成
形体の周面と当接した瞬間、該裁断刃により前記
周面の接線方向へ作用する力で該ゴムベルト成形
体の一部に皺が生じるごとく変形する場合があ
る。
径を有するゴムベルト成形体が、該保持型部材の
周面上に被せられた上、真空吸引手段により該周
面に対し密着されている。そのため、裁断刃が前
記保持型部材と一緒に回転しているゴムベルト成
形体の周面と当接した瞬間、該裁断刃により前記
周面の接線方向へ作用する力で該ゴムベルト成形
体の一部に皺が生じるごとく変形する場合があ
る。
そこで、本考案の好ましい実施態様によれば、
裁断刃は、該裁断刃が保持型部材上のゴムベルト
成形体の周面と当接する瞬間、油圧ダンパーなど
の緩衝手段を介して極く緩徐に前進した後該周面
と当接するよう構成される。
裁断刃は、該裁断刃が保持型部材上のゴムベルト
成形体の周面と当接する瞬間、油圧ダンパーなど
の緩衝手段を介して極く緩徐に前進した後該周面
と当接するよう構成される。
保持型部材の周面上で所定の幅に裁断された各
無端ゴムベルトを該保持型部材から取り外す操作
を容易にするため、該保持型部材の周面に形成さ
れた一対の環状溝と隣接する他の一対の環状溝と
の中間に、複数の噴気孔が該保持型部材の円周方
向へ一列に配置して穿たれていれば便利である。
無端ゴムベルトを該保持型部材から取り外す操作
を容易にするため、該保持型部材の周面に形成さ
れた一対の環状溝と隣接する他の一対の環状溝と
の中間に、複数の噴気孔が該保持型部材の円周方
向へ一列に配置して穿たれていれば便利である。
以上構成の本案装置を用いて無端ゴムベルトを
製作するには、従来と同様に予め射出成形法など
により一端を閉塞された円筒袋状に形成され、か
つ加硫されたゴムベルト成形体(第3図A参照)
を本案装置の保持型部材の周面に被せた上、本案
装置を始動させると、該保持型部材が回転を始め
ると同時に、該保持型部材の周面に形成されてい
る複数対の環状溝の底面に開口し、かつ真空吸引
装置に連なる複数の吸引通路から前記ゴムベルト
成形体内の空気が吸引され、その結果、該成形体
は前記保持型部材の周面に対し密着させられる。
製作するには、従来と同様に予め射出成形法など
により一端を閉塞された円筒袋状に形成され、か
つ加硫されたゴムベルト成形体(第3図A参照)
を本案装置の保持型部材の周面に被せた上、本案
装置を始動させると、該保持型部材が回転を始め
ると同時に、該保持型部材の周面に形成されてい
る複数対の環状溝の底面に開口し、かつ真空吸引
装置に連なる複数の吸引通路から前記ゴムベルト
成形体内の空気が吸引され、その結果、該成形体
は前記保持型部材の周面に対し密着させられる。
次いで、裁断刃が保持型部材に向けて接近し、
該保持型部材と一緒に回転する前記ゴムベルト成
形体の表面に当接し、該成形体を複数の無端ゴム
ベルトの型に裁断する。
該保持型部材と一緒に回転する前記ゴムベルト成
形体の表面に当接し、該成形体を複数の無端ゴム
ベルトの型に裁断する。
以上の工程において、本案装置では保持型部材
がゴムベルト成形体の内径と等しい外径を有する
ため、従来装置の場合のごとく該ゴムベルト成形
体を一々拡張させる必要がなく、したがつて、該
ゴムベルト成形体に対する不均一な拡張作用に起
因して完成された無端ゴムベルトに生じる寸法不
同の問題点は解消される。
がゴムベルト成形体の内径と等しい外径を有する
ため、従来装置の場合のごとく該ゴムベルト成形
体を一々拡張させる必要がなく、したがつて、該
ゴムベルト成形体に対する不均一な拡張作用に起
因して完成された無端ゴムベルトに生じる寸法不
同の問題点は解消される。
また、各無端ゴムベルトの両裁断端縁は、各環
状溝の底部に形成された吸引通路による吸引作用
により各環状溝の開口面に緊密に吸着されている
ため、裁断工程中、該成形体が保持型部材の周面
上を擦り動いたり、又は該周面上で捩れたりする
ことに起因して、完全な切断操作が行い得なくな
つたり、又は完成された無端ゴムベルトの形状が
歪となると云つた不都合な事態が生じるのを完全
に防止できる。
状溝の底部に形成された吸引通路による吸引作用
により各環状溝の開口面に緊密に吸着されている
ため、裁断工程中、該成形体が保持型部材の周面
上を擦り動いたり、又は該周面上で捩れたりする
ことに起因して、完全な切断操作が行い得なくな
つたり、又は完成された無端ゴムベルトの形状が
歪となると云つた不都合な事態が生じるのを完全
に防止できる。
なお、上記裁断工程が終了した時、真空吸引装
置による吸引動作を停止させれば、各無端ゴムベ
ルトは保持型部材の周面から簡単に取り除くこと
ができるが、先述のごとく各一対の環状溝の中間
に環状に配置された複数の噴気孔を設け、裁断工
程の終了と同時に該噴気孔から空気を噴出させれ
ば各無端ゴムベルトの取外し操作を一層簡単に行
うことができる。
置による吸引動作を停止させれば、各無端ゴムベ
ルトは保持型部材の周面から簡単に取り除くこと
ができるが、先述のごとく各一対の環状溝の中間
に環状に配置された複数の噴気孔を設け、裁断工
程の終了と同時に該噴気孔から空気を噴出させれ
ば各無端ゴムベルトの取外し操作を一層簡単に行
うことができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について説明する。
第1図は、本考案の一実施例による無端ゴムベ
ルト製造装置の構造を概略的に示す断面図であ
る。
ルト製造装置の構造を概略的に示す断面図であ
る。
本例装置は、回転軸2を底面1aの中心に取付
けられたドラム状の保持型部材1と、該保持型部
材1の軸線Y−Yに沿う方向へ所定間隔で配置さ
れて該保持型部材1の周面1bに対設された3回
の裁断刃3,……を備えている。
けられたドラム状の保持型部材1と、該保持型部
材1の軸線Y−Yに沿う方向へ所定間隔で配置さ
れて該保持型部材1の周面1bに対設された3回
の裁断刃3,……を備えている。
保持型部材1は、その周面1bの各裁断刃3が
当接する部位を挟む位置に夫々該保持部材の円周
方向へ延長して形成された複数対(正確には3
対)の第一の環状溝4a,4a,4b,4b,4
c,4cを有し、これら第一の環状溝4a,4
a,4b,4b,4c,4cの底面には、夫々周
長方向へ適当間隔を置いて開口する一方、各溝の
底面から後述する軸孔1dまで延長し、かつ該軸
孔1dに向けて開口する複数の吸引通路5,5,
……が形成されている。また、保持型部材1は、
第一の環状孔4aと4b及び4bと4cの中間に
おいて保持型部材1の周面1bに開口する一方、
該周面1bから前記軸孔1dまで延長し、かつ該
軸孔1dに向けて開口する複数の噴気通路6,
6,……を有する。
当接する部位を挟む位置に夫々該保持部材の円周
方向へ延長して形成された複数対(正確には3
対)の第一の環状溝4a,4a,4b,4b,4
c,4cを有し、これら第一の環状溝4a,4
a,4b,4b,4c,4cの底面には、夫々周
長方向へ適当間隔を置いて開口する一方、各溝の
底面から後述する軸孔1dまで延長し、かつ該軸
孔1dに向けて開口する複数の吸引通路5,5,
……が形成されている。また、保持型部材1は、
第一の環状孔4aと4b及び4bと4cの中間に
おいて保持型部材1の周面1bに開口する一方、
該周面1bから前記軸孔1dまで延長し、かつ該
軸孔1dに向けて開口する複数の噴気通路6,
6,……を有する。
さらに、保持型部材1は、その軸線Y−Yに沿
つて穿たれた軸孔1dを有すると共に、該孔1d
内には前記回転軸2の中心を貫通した通気スリー
ブ7が装填されている。
つて穿たれた軸孔1dを有すると共に、該孔1d
内には前記回転軸2の中心を貫通した通気スリー
ブ7が装填されている。
通気スリーブ7は、その周面に前記保持型部材
1の各吸引通路5,5,……および噴気通路6,
6,……と対応する位置に複数の第二の環状溝7
a,7a,……,7b,7b,……が形成される
と共に、各環状溝7a,7bの底部に夫々複数の
通気孔8,8,……が穿たれている。また、該通
気スリーブ7の一端は電磁切換弁9を介して真空
吸引装置及び噴気装置(いずれも図示省略)と連
結されている。
1の各吸引通路5,5,……および噴気通路6,
6,……と対応する位置に複数の第二の環状溝7
a,7a,……,7b,7b,……が形成される
と共に、各環状溝7a,7bの底部に夫々複数の
通気孔8,8,……が穿たれている。また、該通
気スリーブ7の一端は電磁切換弁9を介して真空
吸引装置及び噴気装置(いずれも図示省略)と連
結されている。
回転軸2は、その外面にタイミングプーリー1
0を取付けられており、また、該プーリー10は
タイミングベルト11を介してモータの減速ギヤ
ー(図示省略)と連結されている。
0を取付けられており、また、該プーリー10は
タイミングベルト11を介してモータの減速ギヤ
ー(図示省略)と連結されている。
裁断刃3,……は、エアーシリンダー12の駆
動によりガイド軸13に沿つて前後進するキヤリ
アー台14上に立設された支持軸15に対し所定
間隔で取外し可能に装着されている。また、キヤ
リアー台14には制御板16が備え付けられる一
方、該制御板16の前進方向には、前記キヤリア
ー台14の保持型部材11へ向かう前進運動に伴
つて、各裁断刃3の刃先が該保持型部材1上のゴ
ムベルト成形体PBの表面に接触せんとする直前
に、該制御板16と衝合すべく油圧ダンパー17
が対設されている。
動によりガイド軸13に沿つて前後進するキヤリ
アー台14上に立設された支持軸15に対し所定
間隔で取外し可能に装着されている。また、キヤ
リアー台14には制御板16が備え付けられる一
方、該制御板16の前進方向には、前記キヤリア
ー台14の保持型部材11へ向かう前進運動に伴
つて、各裁断刃3の刃先が該保持型部材1上のゴ
ムベルト成形体PBの表面に接触せんとする直前
に、該制御板16と衝合すべく油圧ダンパー17
が対設されている。
なお、本例装置の保持型部材1上に被着される
ゴムベルト成形体PBは、その内径r2が前記保持
型部材1の外径r1と略々同一となるよう形成され
ている。
ゴムベルト成形体PBは、その内径r2が前記保持
型部材1の外径r1と略々同一となるよう形成され
ている。
以上構成の本例装置を用いて無端ゴムベルトを
製造するには、先述の通り、射出成形装置(図示
省略)等により予め加硫成形されたゴムベルト成
形体PBを、第1図に示すごとく保持型部材1に
被せた上、始動ボタン(図示省略)を押すと、モ
ーター(図示省略)が起動すると共に、その駆動
力が該モーターの減速ギヤー(図示省略)、タイ
ミングベルト11およびタイミングプーリー10
を介して回転軸2に伝達されて、前記保持型部材
1は回転させられる。
製造するには、先述の通り、射出成形装置(図示
省略)等により予め加硫成形されたゴムベルト成
形体PBを、第1図に示すごとく保持型部材1に
被せた上、始動ボタン(図示省略)を押すと、モ
ーター(図示省略)が起動すると共に、その駆動
力が該モーターの減速ギヤー(図示省略)、タイ
ミングベルト11およびタイミングプーリー10
を介して回転軸2に伝達されて、前記保持型部材
1は回転させられる。
一方、保持型部材1の回転開始と同時に真空吸
引装置(図示省略)が作動し、ゴムベルト成形体
PBは第一の環状溝4a,4a,4b,4b,4
c,4cと対応する部位において夫々該溝の開口
面に対して緊密に吸着される。
引装置(図示省略)が作動し、ゴムベルト成形体
PBは第一の環状溝4a,4a,4b,4b,4
c,4cと対応する部位において夫々該溝の開口
面に対して緊密に吸着される。
次いで、エアーシリンダー12が作動し、キヤ
リアー台14をガイド軸13に沿つて保持型部材
1に向け前進させるから、該キヤリアー台14上
に支持軸15により装備されている3枚の裁断刃
3,……も、前記保持型部材1上に被着されてい
るゴムベルト成形体PBに向けて接近する。そし
て、各裁断刃3の刃先が前記ゴムベルト成形体
PBの表面と接触する直前、前記キヤリアー台1
4の制御板16が油圧ダンパー17の軸頭と衝合
するため、爾後、各裁断刃3−は極く緩徐にゴム
ベルト成形体PBに接近し、かつその表面に当接
した上、該成形体PBを切断する。その結果、前
記保持型部材1の周面上で2枚の無端ゴムベルト
EB,EBが製作されることとなる。
リアー台14をガイド軸13に沿つて保持型部材
1に向け前進させるから、該キヤリアー台14上
に支持軸15により装備されている3枚の裁断刃
3,……も、前記保持型部材1上に被着されてい
るゴムベルト成形体PBに向けて接近する。そし
て、各裁断刃3の刃先が前記ゴムベルト成形体
PBの表面と接触する直前、前記キヤリアー台1
4の制御板16が油圧ダンパー17の軸頭と衝合
するため、爾後、各裁断刃3−は極く緩徐にゴム
ベルト成形体PBに接近し、かつその表面に当接
した上、該成形体PBを切断する。その結果、前
記保持型部材1の周面上で2枚の無端ゴムベルト
EB,EBが製作されることとなる。
最後に、ゴムベルト成形体PBの切断操作が完
了すると、タイマー装置(図示省略)が作動し、
裁断刃3,……がエアーシリンダー12による保
持型部材1の周面1bから後退せしめられると共
に、真空吸引装置及びモーター(いずれも図示省
略)が停止し、保持型部材1も停止する。それと
同時に電磁切換弁9が作動して通気スリーブ7を
噴気装置(図示省略)と連結し、それに伴つて保
持型部材1の噴気通路6,6,……から各無端ゴ
ムベルトEB,EBの裏面へ空気が噴出されるの
で、該保持型部材1の周面1b上から該ゴムベル
トEB,EBを夫々取り外せばよい。
了すると、タイマー装置(図示省略)が作動し、
裁断刃3,……がエアーシリンダー12による保
持型部材1の周面1bから後退せしめられると共
に、真空吸引装置及びモーター(いずれも図示省
略)が停止し、保持型部材1も停止する。それと
同時に電磁切換弁9が作動して通気スリーブ7を
噴気装置(図示省略)と連結し、それに伴つて保
持型部材1の噴気通路6,6,……から各無端ゴ
ムベルトEB,EBの裏面へ空気が噴出されるの
で、該保持型部材1の周面1b上から該ゴムベル
トEB,EBを夫々取り外せばよい。
本例装置では上述のごとく、保持型部材1上に
被着されるゴムベルト成形体PBは、その内径r2
が前記保持型部材1の外径r1と略々同一となるよ
う形成されているため、該ゴムベルト成形体PB
を該保持型部材1に被せる際、前者PBを一々拡
張させる必要がなく、したがつて、該成形体PB
に対する不均一な拡張作用に起因して完成された
無端ゴムベルトEBに生じる寸法不同の問題点は
解消される。
被着されるゴムベルト成形体PBは、その内径r2
が前記保持型部材1の外径r1と略々同一となるよ
う形成されているため、該ゴムベルト成形体PB
を該保持型部材1に被せる際、前者PBを一々拡
張させる必要がなく、したがつて、該成形体PB
に対する不均一な拡張作用に起因して完成された
無端ゴムベルトEBに生じる寸法不同の問題点は
解消される。
また、本例装置では各裁断刃3の刃先がゴムベ
ルト成形体PBの表面に対し緩徐に当接する上、
各無端ゴムベルトEBの裁断端縁が、各環状溝4
a,4b,4cの底部に開口する吸引通路5,
5,……からの吸引作用により各環状溝4a,4
b,4cの開口面に対し緊密に吸着されているた
め、保持型部材1の回転に伴う遠心力及び各裁断
刃3の押付力などにより、ゴムベルト成形体PB
又は各無端ゴムベルトEBが該保持型部材1の周
面1b上で捩れることに起因して、完成された各
無端ゴムベルトEBが歪な形状となつたり、又は
前記周面1b上を滑ることに起因して完全な切断
操作が行えないなどの不都合な事態が生ずること
もない。
ルト成形体PBの表面に対し緩徐に当接する上、
各無端ゴムベルトEBの裁断端縁が、各環状溝4
a,4b,4cの底部に開口する吸引通路5,
5,……からの吸引作用により各環状溝4a,4
b,4cの開口面に対し緊密に吸着されているた
め、保持型部材1の回転に伴う遠心力及び各裁断
刃3の押付力などにより、ゴムベルト成形体PB
又は各無端ゴムベルトEBが該保持型部材1の周
面1b上で捩れることに起因して、完成された各
無端ゴムベルトEBが歪な形状となつたり、又は
前記周面1b上を滑ることに起因して完全な切断
操作が行えないなどの不都合な事態が生ずること
もない。
さらに、完成された無端ゴムベルトは噴気操作
により保持型部材の周面から簡単に取り外すこと
ができる。
により保持型部材の周面から簡単に取り外すこと
ができる。
本考案は、以上実施例を掲げて詳述した通り、
一端を閉塞された円筒袋状を呈する加硫済みゴム
ベルト成形体をその外周面に被着される回転式保
持型部材と、該保持型部材の軸線に沿う方向へ所
定間隔で配置され、かつ該保持型部材の周面に当
接し又は該周面から遠ざかるように動作する複数
の裁断刃とを備え、該保持型部材は前記ゴムベル
ト成形体の内径と等しい外径を有すると共に、そ
の周面上に前記各裁断刃の当接部位を挟んで円周
方向へ延長する互いに平行な複数対の浅い環状溝
を有し、各環状溝の底部に前記保持型部材の円周
方向へ任意間隔で穿たれ、かつ真空吸引機構に通
じる複数の吸引通路を有するごとく構成すること
により、均一寸法の無端ゴムベルトを極めて能率
よく製作できる製造装置を提供することができ
る。
一端を閉塞された円筒袋状を呈する加硫済みゴム
ベルト成形体をその外周面に被着される回転式保
持型部材と、該保持型部材の軸線に沿う方向へ所
定間隔で配置され、かつ該保持型部材の周面に当
接し又は該周面から遠ざかるように動作する複数
の裁断刃とを備え、該保持型部材は前記ゴムベル
ト成形体の内径と等しい外径を有すると共に、そ
の周面上に前記各裁断刃の当接部位を挟んで円周
方向へ延長する互いに平行な複数対の浅い環状溝
を有し、各環状溝の底部に前記保持型部材の円周
方向へ任意間隔で穿たれ、かつ真空吸引機構に通
じる複数の吸引通路を有するごとく構成すること
により、均一寸法の無端ゴムベルトを極めて能率
よく製作できる製造装置を提供することができ
る。
第1図は、本考案の一実施例による無端ゴムベ
ルト製造装置の一部を断面で示す側面図、第2図
は第1図装置における保持型部材の第一の環状溝
の部分拡大断面図、第3A及びBはゴムベルト成
形体の斜視図及び該成形体を被着された従来装置
の主要部の断面図、第4図は従来装置で製作され
た欠陥ベルトの例を示す平面図である。 各図における符号の意味は以下の通り;1……
保持型部材、1a……底面、1b……周面、1c
……頂面、1d……軸孔、r1……外径、2……回
転軸、3……裁断刃、4a,4b,4c……第一
の環状溝、5……吸引通路、6……噴気通路、7
……通気スリーブ、7a,7b……第二の環状
溝、8……通気孔、9……電磁切換弁、10……
タイミングプーリー、11……タイミングベル
ト、12……エアーシリンダー、13……ガイド
軸、14……キヤエアー台、15……支持軸、1
6……制御板、17……油圧ダンパー、PB……
ゴムベルト成形体、r2……内径、EB……無端ゴ
ムベルト。
ルト製造装置の一部を断面で示す側面図、第2図
は第1図装置における保持型部材の第一の環状溝
の部分拡大断面図、第3A及びBはゴムベルト成
形体の斜視図及び該成形体を被着された従来装置
の主要部の断面図、第4図は従来装置で製作され
た欠陥ベルトの例を示す平面図である。 各図における符号の意味は以下の通り;1……
保持型部材、1a……底面、1b……周面、1c
……頂面、1d……軸孔、r1……外径、2……回
転軸、3……裁断刃、4a,4b,4c……第一
の環状溝、5……吸引通路、6……噴気通路、7
……通気スリーブ、7a,7b……第二の環状
溝、8……通気孔、9……電磁切換弁、10……
タイミングプーリー、11……タイミングベル
ト、12……エアーシリンダー、13……ガイド
軸、14……キヤエアー台、15……支持軸、1
6……制御板、17……油圧ダンパー、PB……
ゴムベルト成形体、r2……内径、EB……無端ゴ
ムベルト。
Claims (1)
- 一端を閉塞された円筒袋状を呈する加硫済みゴ
ムベルト成形体をその外周面に被着される回転式
保持型部材と、該保持型部材の回転軸方向へ所定
間隔で配置され、かつ該保持型部材の周面に当接
し又は該周面から遠ざかるように動作する複数の
裁断刃とを備え、該保持型部材は前記ゴムベルト
成形体の内径と等しい外径を有すると共に、その
周面上に前記各裁断刃の当接部位を挟んで円周方
向へ延長する互いに平行な複数対の浅い環状溝を
有し、各環状溝の底部に前記保持型部材の円周方
向へ任意間隔で穿され、かつ真空吸引機構と通じ
る複数の吸引通路を有することを特徴とする無端
ゴムベルト製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14330486U JPH056110Y2 (ja) | 1986-09-17 | 1986-09-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14330486U JPH056110Y2 (ja) | 1986-09-17 | 1986-09-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6349922U JPS6349922U (ja) | 1988-04-05 |
| JPH056110Y2 true JPH056110Y2 (ja) | 1993-02-17 |
Family
ID=31052861
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14330486U Expired - Lifetime JPH056110Y2 (ja) | 1986-09-17 | 1986-09-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH056110Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-09-17 JP JP14330486U patent/JPH056110Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6349922U (ja) | 1988-04-05 |
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