JPH0563494B2 - - Google Patents
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- JPH0563494B2 JPH0563494B2 JP20169088A JP20169088A JPH0563494B2 JP H0563494 B2 JPH0563494 B2 JP H0563494B2 JP 20169088 A JP20169088 A JP 20169088A JP 20169088 A JP20169088 A JP 20169088A JP H0563494 B2 JPH0563494 B2 JP H0563494B2
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- Japan
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- integer
- represented
- sir
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
≪産業上の利用分野≫
本発明は新規な発泡性ポリシロキサン組成物に
関し、特に機械的強度、発泡倍率及び整泡性に関
し改良された室温硬化発泡ポリシロキサン組成物
に関する。 ≪従来の技術≫ 従来、室温にてシリコーンゴム発泡体を得る方
法として、特公昭45−12675号公報に開示されて
いる如く、通常の室温硬化性シリコーンゴム弾性
体を得る際に発泡剤を添加する方法及び室温硬化
性シリコーンゴム組成物の硬化機構そのものに発
泡性を持たせる方法がある。これらのうち後者の
方法では、珪素原子に直接結合した水素原子を持
つ有機珪素化合物と珪素原子に直接結合した水酸
基を持つ有機珪素化合物との脱水素反応を利用す
るものが知られており、この場合の脱水素反応を
促進する触媒に関しても種々の方法が知られてい
る。例えば、特公昭33−9297号公報及び同44−
8755号公報では脱水素反応触媒として第4級アン
モニウム塩、重金属のカルボン酸塩、アルカリ金
属アルコキシドを、特公昭45−9794号公報ではヒ
ドロキシアミン化合物や珪素原子に直接結合した
アミノキシ基を持つ有機珪素化合物を、特開昭51
−46352号公報では白金系化合物を用いることが
開示されている。しかしながらこれらの内いずれ
の触媒を使用しても、一般に発泡倍率が低く又気
泡の整泡性が劣つているので効果的な断熱効率を
得ようとする場合には適さないという欠点があつ
た。更に、特開昭59−45330号公報に開示されて
いるように、重合度の低いα、ω−ジヒドロオキ
シオルガノポリシロキサンを用いて発泡倍率を向
上させる場合には、硬化後のシリコーンゴム発泡
体の引張り強さが低いという欠点があつた。 ≪発明が解決しようとする課題≫ 従つて本発明の目的は、発泡倍率、気泡の整泡
性、及び引張強さに優れた室温硬化性発泡ポリシ
ロキサン組成物を提供することにある。 ≪課題を解決するための手段≫ 即ち本発明は A 一般式HO(―SiR1R2O)―L−Hで表わされる
α、ω−ジヒドロシオルガノポリシロキサン
100重量部 B 一般式R3SiO(―SiR3R4O)―M(―SiR5(OH)O
)―SiR3で表わされるオルガノポリヒドロキシ
ポリシロキサン0.01〜50重量部 C 一般式R6 aHbSiO(4-(a+b))/2で表される単位を
1分子中に少なくとも2個有するポリオルガノ
水素シロキサンをA+B+Dのシラノール基1
モルあたりSiH基が0.5〜30モルの範囲となる
量 D 一般式(R7 3SiO1/2)X(R8SiO3/2)Y(SiO2)Z
(O1/2H)wで表され、且つコポリマー中にヒド
ロキシシラン結合を0.01〜1モル/100gを含
むことを特徴とするオルガノシロキサンコポリ
マー0.01〜100重量部 及び E A、B又はD成分とC成分との脱水素反応を
促進する白金又は白金系化合物とからなる発泡
ポリシロキサン組成物であつて、該E成分を、
前記A+B+C成分の重量総和に対して白金金
属として0.1〜200ppm含有することを特徴とす
る発泡性ポリシロキサン組成物である。 本発明で用いられるA成分は、 一般式HO(―SiR1R2O)―L−Hで表わされるα、
ω−ジヒドロキシオルガノポリシロキサンであ
り、特に硬化後のポリシロキサン発泡体に機械的
強度を与えるために重合度Lが200〜3000の範囲
であることが必要である。Lが200未満では硬化
後のポリシロキサン発泡体の伸びが十分でなく、
Lが3000を越えると取り扱い作業上好ましくな
い。Lの好ましい範囲は300〜2000である。 R1及びR2は脂肪族不飽和炭化水素基を除く異
種又は同種の置換又は非置換の炭素数1〜10の1
価の炭化水素基であり、同種のものであつても異
種ものであつても良い。このような炭化水素基と
しては、例えばメチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基等のアル
キル基、フエニル基、ナフチル基等のアリール基
又は、クロロメチル基、3,3,3−トリフルオ
ロプロピル基等の置換された1価の炭化水素基等
を挙げることができる。これらの内入手のし易さ
や組成物の粘度の点から、R1及びR2が共にメチ
ル基である事が好ましい。 本発明で用いられるB成分は、 一般式R3SiO(―SiR3R4O)―M(―SiR5(OH)O)―N
SiR3で表わされるオルガノポリヒドロキシポリ
シロキサンである。R、R3、R4及びR5は脂肪族
不飽和炭化水素基を除く異種又は同種の置換又は
非置換の炭素数1〜10の1価の炭化水素基である
が入手のしやすさや組成物の粘度の点から、R、
R3、R4及びR5がすべてメチル基である事が好ま
しい。Mは2〜20、Nは3〜20の整数を示すが、
特にMは10〜20、Nは10〜20の範囲であることが
好ましい。Nが3未満では発泡倍率が低くなり本
発明の目的である発泡倍率に優れた室温硬化性発
泡ポリシロキサン組成物が得られない。又B成分
の添加量は、A成分100重量部に対して1〜50重
量部、好ましくは1〜20重量部である。B成分の
添加量が1重量部未満では発泡倍率が低くなり本
発明の目的である発泡倍率に優れた室温硬化性発
泡ポリシロキサン発泡体が得られない。又、50重
量部を越えるとポリシロキサン発泡体の機械的強
度が不十分となる。 本発明で用いられるC成分は、珪素原子に直接
結合した水素原子を持ち、珪素原子に直接結合し
た水酸基を持つ有機珪素化合物と脱水素反応を行
うことにより水素ガスを発生すると共に架橋を行
う成分である。このC成分は、 一般式R6 aHbSiO(4-(a+b))/2で表わされる単位を
1分子中に少なくとも2個有するポリオルガノ水
素シロキサンである。 R6は脂肪族不飽和炭化水素基を除く炭素数1
〜10の1価の炭化水素基であり、例えばメチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル
基、ヘキシル基等の炭素数1〜6のアルキル基を
例示することができる。これらの内、特に入手の
しやすさの点からメチル基が望ましい。 又、aは0、1、2から選ばれる数、bは1、
2、3から選ばれる数(但しa+bは1、2、3
から選ばれる数)を示す。 珪素原子に直結する水素原子は、分子鎖末端に
あつても側鎖にあつても良く、又、分子の形状
は、鎖状、環状、分岐状のいずれであつても良
い。 C成分はA+B+Dのシラノール基1モルあた
りSiH基が0.5〜30モルの範囲となる量、好まし
くは2〜20モルの範囲となる量が用いられる。
0.5モル未満では発泡倍率及び気泡の整泡性に優
れた室温硬化性発泡ポリシロキサン組成物を提供
する事ができない。一方、30モルを越えるとポリ
シロキサン発泡体の機械的強度が不十分となる。 本発明で用いられるD成分は、 一般式(R7 3SiO1/2)X(R8SiO3/2)Y(SiO2)Z
(O1/2H)wで表わされ、且つコポリマー中にヒド
ロキシシラン結合を0.01〜1モル/100gを含む
ことを特徴とするオルガノシロキサンコポリマー
であつて、引張強さに優れた室温硬化性発泡ポリ
シロキサン組成物を提供するためのものである。
R7及びR8は異種又は同種の置換又は非置換の、
炭素数1〜10の1価の炭化水素基であり、例え
ば、炭素数1〜6のアルキル基、ビニル基、アリ
ル基等のアルケニル基、フエニル基、トリル基等
のアリール基等を例示することができる。これら
の内、特に入手しやすさ、又は発泡体の引張り強
度の点からメチル基又はビニル基が好ましく、
R7、R8が共にメチル基であるか、R7がメチル基、
R8がビニル基である組み合わせが望ましい。こ
のD成分はコポリマー中にヒドロキシシラン結合
を持つためC成分と脱水素反応を行つて水素ガス
を発生しつつ架橋を行い、硬化後の発泡ポリシロ
キサン組成物に優れた機械的強度を与えることが
できる。ヒドロキシシラン結合は0.01〜1モル/
100g含むことを特徴とするが、特に0.01〜0.2モ
ル/100gの範囲とすることが望ましい。ヒドロ
キシシラン結合が0.01/100g未満では十分な架
橋を行えず硬化後の発泡ポリシロキサン組成物に
優れた機械的強度を与えることができない。 本発明で用いられるE成分は、A、B又はD成
分とC成分との脱水素反応を促進する白金又は白
金系化合物であり、例えば白金金属、塩化白金
酸、白金とオレフイン系化合物との錯体、白金と
ビニル基含有シランやシロキサンとの錯体、白金
のホスフアイト錯体等を例示することができる。
これらの内硬化前の組成物の安定性及び適度の発
泡速度を与える点から、特に塩化白金酸、白金と
オレフイン系化合物の錯体が好ましい。 上記のE成分の使用量は、前記A+B+C+D
成分の重量総和に対して白金金属として0.1〜
200ppm、好ましくは1〜50ppmの範囲である。
0.1ppm未満では脱水素反応が遅くなり、200ppm
を越えると経済的に不利となるので好ましくな
い。 本発明の発泡体ポリシロキサン組成物には、必
要に応じて本発明の目的を損なわない範囲におい
て両未端、又は片未端がトリオルガノシリル基で
閉塞されたポリオルガノシリルシロキサンやビニ
ル基含有シラン、シロキサン等を希釈剤として添
加することができる。その他の充填剤、顔料、染
料、耐熱性向上剤、難燃剤等の添加剤を併用して
も良い。 本発明の発泡性ポリシロキサン化合物は、以上
の各素材を用いて、公知の方法により容易に製造
することができる。 ≪発明の効果≫ 以上の如くして得られた発泡性ポリシロキサン
は、発泡倍率及び整泡性の点で従来より改善され
ている上、引張強さに優れており、従つて例えば
保温材等の成型品等に使用することによつて、そ
の商品価値を著しく高めることができる。 ≪実施例≫ 以下本発明を実施例によつて更に詳述するが、
本発明はこれによつて限定されるものではない。 又、平均構造式中のMeはメチル基、Viはビニ
ル基、Prはプロピル基を表す。 実施例 1 平均構造式HO―(SiMe2O―)600−Hで表わされ
る、25℃において粘度が20000csであるα,ω−
ジヒドロキシオルガノポリシロキサン(A−1)、 平均構造式Me3SiO―(SiMe2O―)5―(SiMe(OH)
O―)10−SiMe3で表わされる、25℃において粘度
が150csであるオルガノポリヒドロキシポリシロ
キサン(B−1)、 平均構造式Me3SiO―(SiMe(H)O―)38−
SiMe3で表わされるポリオルガノ水素シロキサン
(C−1)、 平均構造式(Me3SiO1/2)30(MeSiO3/28(SiO2)40
(O1/2H)2で表わされるオルガノシロキサンコポ
リマ−(D−1)及び塩化白金酸を2重量%含む
イソプロピルアルコール溶液(E−1)を第1表
に示す配合比で混合して、試料1、2及び比較試
料H−1を得た。
関し、特に機械的強度、発泡倍率及び整泡性に関
し改良された室温硬化発泡ポリシロキサン組成物
に関する。 ≪従来の技術≫ 従来、室温にてシリコーンゴム発泡体を得る方
法として、特公昭45−12675号公報に開示されて
いる如く、通常の室温硬化性シリコーンゴム弾性
体を得る際に発泡剤を添加する方法及び室温硬化
性シリコーンゴム組成物の硬化機構そのものに発
泡性を持たせる方法がある。これらのうち後者の
方法では、珪素原子に直接結合した水素原子を持
つ有機珪素化合物と珪素原子に直接結合した水酸
基を持つ有機珪素化合物との脱水素反応を利用す
るものが知られており、この場合の脱水素反応を
促進する触媒に関しても種々の方法が知られてい
る。例えば、特公昭33−9297号公報及び同44−
8755号公報では脱水素反応触媒として第4級アン
モニウム塩、重金属のカルボン酸塩、アルカリ金
属アルコキシドを、特公昭45−9794号公報ではヒ
ドロキシアミン化合物や珪素原子に直接結合した
アミノキシ基を持つ有機珪素化合物を、特開昭51
−46352号公報では白金系化合物を用いることが
開示されている。しかしながらこれらの内いずれ
の触媒を使用しても、一般に発泡倍率が低く又気
泡の整泡性が劣つているので効果的な断熱効率を
得ようとする場合には適さないという欠点があつ
た。更に、特開昭59−45330号公報に開示されて
いるように、重合度の低いα、ω−ジヒドロオキ
シオルガノポリシロキサンを用いて発泡倍率を向
上させる場合には、硬化後のシリコーンゴム発泡
体の引張り強さが低いという欠点があつた。 ≪発明が解決しようとする課題≫ 従つて本発明の目的は、発泡倍率、気泡の整泡
性、及び引張強さに優れた室温硬化性発泡ポリシ
ロキサン組成物を提供することにある。 ≪課題を解決するための手段≫ 即ち本発明は A 一般式HO(―SiR1R2O)―L−Hで表わされる
α、ω−ジヒドロシオルガノポリシロキサン
100重量部 B 一般式R3SiO(―SiR3R4O)―M(―SiR5(OH)O
)―SiR3で表わされるオルガノポリヒドロキシ
ポリシロキサン0.01〜50重量部 C 一般式R6 aHbSiO(4-(a+b))/2で表される単位を
1分子中に少なくとも2個有するポリオルガノ
水素シロキサンをA+B+Dのシラノール基1
モルあたりSiH基が0.5〜30モルの範囲となる
量 D 一般式(R7 3SiO1/2)X(R8SiO3/2)Y(SiO2)Z
(O1/2H)wで表され、且つコポリマー中にヒド
ロキシシラン結合を0.01〜1モル/100gを含
むことを特徴とするオルガノシロキサンコポリ
マー0.01〜100重量部 及び E A、B又はD成分とC成分との脱水素反応を
促進する白金又は白金系化合物とからなる発泡
ポリシロキサン組成物であつて、該E成分を、
前記A+B+C成分の重量総和に対して白金金
属として0.1〜200ppm含有することを特徴とす
る発泡性ポリシロキサン組成物である。 本発明で用いられるA成分は、 一般式HO(―SiR1R2O)―L−Hで表わされるα、
ω−ジヒドロキシオルガノポリシロキサンであ
り、特に硬化後のポリシロキサン発泡体に機械的
強度を与えるために重合度Lが200〜3000の範囲
であることが必要である。Lが200未満では硬化
後のポリシロキサン発泡体の伸びが十分でなく、
Lが3000を越えると取り扱い作業上好ましくな
い。Lの好ましい範囲は300〜2000である。 R1及びR2は脂肪族不飽和炭化水素基を除く異
種又は同種の置換又は非置換の炭素数1〜10の1
価の炭化水素基であり、同種のものであつても異
種ものであつても良い。このような炭化水素基と
しては、例えばメチル基、エチル基、プロピル
基、ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基等のアル
キル基、フエニル基、ナフチル基等のアリール基
又は、クロロメチル基、3,3,3−トリフルオ
ロプロピル基等の置換された1価の炭化水素基等
を挙げることができる。これらの内入手のし易さ
や組成物の粘度の点から、R1及びR2が共にメチ
ル基である事が好ましい。 本発明で用いられるB成分は、 一般式R3SiO(―SiR3R4O)―M(―SiR5(OH)O)―N
SiR3で表わされるオルガノポリヒドロキシポリ
シロキサンである。R、R3、R4及びR5は脂肪族
不飽和炭化水素基を除く異種又は同種の置換又は
非置換の炭素数1〜10の1価の炭化水素基である
が入手のしやすさや組成物の粘度の点から、R、
R3、R4及びR5がすべてメチル基である事が好ま
しい。Mは2〜20、Nは3〜20の整数を示すが、
特にMは10〜20、Nは10〜20の範囲であることが
好ましい。Nが3未満では発泡倍率が低くなり本
発明の目的である発泡倍率に優れた室温硬化性発
泡ポリシロキサン組成物が得られない。又B成分
の添加量は、A成分100重量部に対して1〜50重
量部、好ましくは1〜20重量部である。B成分の
添加量が1重量部未満では発泡倍率が低くなり本
発明の目的である発泡倍率に優れた室温硬化性発
泡ポリシロキサン発泡体が得られない。又、50重
量部を越えるとポリシロキサン発泡体の機械的強
度が不十分となる。 本発明で用いられるC成分は、珪素原子に直接
結合した水素原子を持ち、珪素原子に直接結合し
た水酸基を持つ有機珪素化合物と脱水素反応を行
うことにより水素ガスを発生すると共に架橋を行
う成分である。このC成分は、 一般式R6 aHbSiO(4-(a+b))/2で表わされる単位を
1分子中に少なくとも2個有するポリオルガノ水
素シロキサンである。 R6は脂肪族不飽和炭化水素基を除く炭素数1
〜10の1価の炭化水素基であり、例えばメチル
基、エチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル
基、ヘキシル基等の炭素数1〜6のアルキル基を
例示することができる。これらの内、特に入手の
しやすさの点からメチル基が望ましい。 又、aは0、1、2から選ばれる数、bは1、
2、3から選ばれる数(但しa+bは1、2、3
から選ばれる数)を示す。 珪素原子に直結する水素原子は、分子鎖末端に
あつても側鎖にあつても良く、又、分子の形状
は、鎖状、環状、分岐状のいずれであつても良
い。 C成分はA+B+Dのシラノール基1モルあた
りSiH基が0.5〜30モルの範囲となる量、好まし
くは2〜20モルの範囲となる量が用いられる。
0.5モル未満では発泡倍率及び気泡の整泡性に優
れた室温硬化性発泡ポリシロキサン組成物を提供
する事ができない。一方、30モルを越えるとポリ
シロキサン発泡体の機械的強度が不十分となる。 本発明で用いられるD成分は、 一般式(R7 3SiO1/2)X(R8SiO3/2)Y(SiO2)Z
(O1/2H)wで表わされ、且つコポリマー中にヒド
ロキシシラン結合を0.01〜1モル/100gを含む
ことを特徴とするオルガノシロキサンコポリマー
であつて、引張強さに優れた室温硬化性発泡ポリ
シロキサン組成物を提供するためのものである。
R7及びR8は異種又は同種の置換又は非置換の、
炭素数1〜10の1価の炭化水素基であり、例え
ば、炭素数1〜6のアルキル基、ビニル基、アリ
ル基等のアルケニル基、フエニル基、トリル基等
のアリール基等を例示することができる。これら
の内、特に入手しやすさ、又は発泡体の引張り強
度の点からメチル基又はビニル基が好ましく、
R7、R8が共にメチル基であるか、R7がメチル基、
R8がビニル基である組み合わせが望ましい。こ
のD成分はコポリマー中にヒドロキシシラン結合
を持つためC成分と脱水素反応を行つて水素ガス
を発生しつつ架橋を行い、硬化後の発泡ポリシロ
キサン組成物に優れた機械的強度を与えることが
できる。ヒドロキシシラン結合は0.01〜1モル/
100g含むことを特徴とするが、特に0.01〜0.2モ
ル/100gの範囲とすることが望ましい。ヒドロ
キシシラン結合が0.01/100g未満では十分な架
橋を行えず硬化後の発泡ポリシロキサン組成物に
優れた機械的強度を与えることができない。 本発明で用いられるE成分は、A、B又はD成
分とC成分との脱水素反応を促進する白金又は白
金系化合物であり、例えば白金金属、塩化白金
酸、白金とオレフイン系化合物との錯体、白金と
ビニル基含有シランやシロキサンとの錯体、白金
のホスフアイト錯体等を例示することができる。
これらの内硬化前の組成物の安定性及び適度の発
泡速度を与える点から、特に塩化白金酸、白金と
オレフイン系化合物の錯体が好ましい。 上記のE成分の使用量は、前記A+B+C+D
成分の重量総和に対して白金金属として0.1〜
200ppm、好ましくは1〜50ppmの範囲である。
0.1ppm未満では脱水素反応が遅くなり、200ppm
を越えると経済的に不利となるので好ましくな
い。 本発明の発泡体ポリシロキサン組成物には、必
要に応じて本発明の目的を損なわない範囲におい
て両未端、又は片未端がトリオルガノシリル基で
閉塞されたポリオルガノシリルシロキサンやビニ
ル基含有シラン、シロキサン等を希釈剤として添
加することができる。その他の充填剤、顔料、染
料、耐熱性向上剤、難燃剤等の添加剤を併用して
も良い。 本発明の発泡性ポリシロキサン化合物は、以上
の各素材を用いて、公知の方法により容易に製造
することができる。 ≪発明の効果≫ 以上の如くして得られた発泡性ポリシロキサン
は、発泡倍率及び整泡性の点で従来より改善され
ている上、引張強さに優れており、従つて例えば
保温材等の成型品等に使用することによつて、そ
の商品価値を著しく高めることができる。 ≪実施例≫ 以下本発明を実施例によつて更に詳述するが、
本発明はこれによつて限定されるものではない。 又、平均構造式中のMeはメチル基、Viはビニ
ル基、Prはプロピル基を表す。 実施例 1 平均構造式HO―(SiMe2O―)600−Hで表わされ
る、25℃において粘度が20000csであるα,ω−
ジヒドロキシオルガノポリシロキサン(A−1)、 平均構造式Me3SiO―(SiMe2O―)5―(SiMe(OH)
O―)10−SiMe3で表わされる、25℃において粘度
が150csであるオルガノポリヒドロキシポリシロ
キサン(B−1)、 平均構造式Me3SiO―(SiMe(H)O―)38−
SiMe3で表わされるポリオルガノ水素シロキサン
(C−1)、 平均構造式(Me3SiO1/2)30(MeSiO3/28(SiO2)40
(O1/2H)2で表わされるオルガノシロキサンコポ
リマ−(D−1)及び塩化白金酸を2重量%含む
イソプロピルアルコール溶液(E−1)を第1表
に示す配合比で混合して、試料1、2及び比較試
料H−1を得た。
【表】
以上の結果から、素材B−1を添加した本発明
の硬化組成物の発泡倍率が改善されることが実証
された。 実施例 2 平均構造式HO―(SiMe2O―)600−Hで表わされ
る、25℃において粘度が20000csであるα,ω−
ジヒドロキシオルガノポリシロキサン(A−1)、 平均構造式Me3SiO―(SiMe2O―)5―(SiMe(OH)
O―)10−SiMe3で表わされる、25℃において粘度
が150csであるオルガノポリヒドロキシポリシロ
キサン(B−1)、 平均構造式Me3SiO―(SiMe(H)O―)38−
SiMe3で表わされるポリオルガノ水素シロキサン
(C−1)、 平均構造式(Me3SiO1/2)34(ViSiO3/2)2
(MeSiO3/26(SiO2)40(O1/2H)2で表わされるオル
ガノシロキサンコポリマ−(D−2)及び塩化白
金酸2重量%を含むイソプロピルアルコール溶液
(E−1)を第2表に示す配合比で混合して、試
料3、4及び比較試料H−2を得た。尚、比較試
料H−2には、上記B−1の代わりに が5部使用されている。
の硬化組成物の発泡倍率が改善されることが実証
された。 実施例 2 平均構造式HO―(SiMe2O―)600−Hで表わされ
る、25℃において粘度が20000csであるα,ω−
ジヒドロキシオルガノポリシロキサン(A−1)、 平均構造式Me3SiO―(SiMe2O―)5―(SiMe(OH)
O―)10−SiMe3で表わされる、25℃において粘度
が150csであるオルガノポリヒドロキシポリシロ
キサン(B−1)、 平均構造式Me3SiO―(SiMe(H)O―)38−
SiMe3で表わされるポリオルガノ水素シロキサン
(C−1)、 平均構造式(Me3SiO1/2)34(ViSiO3/2)2
(MeSiO3/26(SiO2)40(O1/2H)2で表わされるオル
ガノシロキサンコポリマ−(D−2)及び塩化白
金酸2重量%を含むイソプロピルアルコール溶液
(E−1)を第2表に示す配合比で混合して、試
料3、4及び比較試料H−2を得た。尚、比較試
料H−2には、上記B−1の代わりに が5部使用されている。
【表】
以上の結果から、D−2を添加することによ
り、本発明の硬化発泡後の組成物の引張り強さが
改善されることが実証された。 実施例 3 平均構造式HO―(SiMe2O―)600−Hで表わされ
る、25℃において粘度が20000csであるα,ω−
ジヒドロキシオルガノポリシロキサン(A−1)、 平均構造式Me3SiO―(SiMe2O―)5―(SiMe(OH)
O―)10−SiMe3で表わされる、25℃において粘度
が150csであるオルガノポリヒドロキシポリシロ
キサン(B−1)、 平均構造式Me3SiO―(SiMe(H)O―)38−
SiMe3で表されるポリオルガノ水素シロキサン
(C−1)、 平均構造式(Me3SiO1/2)30(MeSiO3/2)8
(SiO2)40(O1/2H)2で表されるオルガノシロキサン
コポリマ−(D−1)、 平均構造式(Me3SiO1/2)34(ViSiO3/22
(MeSiO3/2)6(SiO2)40(O1/2H)2で表わされるオル
ガノシロキサンコポリマ−(D−2)、 平均構造式(Me3SiO1/2)30(ViSiO3/2)
(MeSiO3/2)4(SiO2)40(O1/2H)2で表されるオルガ
ノシロキサンコポリマ−(D−3)、 平均構造式(Me3SiO1/2)24(PrSiO3/2)3(SiO2)5
(O1/2H)3で表されるオルガノシロキサンコポリ
マ−(D−4)及び塩化白金酸を2重量%含むイ
ソプロピルアルコール溶液 (E−1)を第3表に示す配合比で混合し、試
料6〜10及び比較試料H−3を得た。又、比較試
料H−3では、B−1の代わりに を使用した。
り、本発明の硬化発泡後の組成物の引張り強さが
改善されることが実証された。 実施例 3 平均構造式HO―(SiMe2O―)600−Hで表わされ
る、25℃において粘度が20000csであるα,ω−
ジヒドロキシオルガノポリシロキサン(A−1)、 平均構造式Me3SiO―(SiMe2O―)5―(SiMe(OH)
O―)10−SiMe3で表わされる、25℃において粘度
が150csであるオルガノポリヒドロキシポリシロ
キサン(B−1)、 平均構造式Me3SiO―(SiMe(H)O―)38−
SiMe3で表されるポリオルガノ水素シロキサン
(C−1)、 平均構造式(Me3SiO1/2)30(MeSiO3/2)8
(SiO2)40(O1/2H)2で表されるオルガノシロキサン
コポリマ−(D−1)、 平均構造式(Me3SiO1/2)34(ViSiO3/22
(MeSiO3/2)6(SiO2)40(O1/2H)2で表わされるオル
ガノシロキサンコポリマ−(D−2)、 平均構造式(Me3SiO1/2)30(ViSiO3/2)
(MeSiO3/2)4(SiO2)40(O1/2H)2で表されるオルガ
ノシロキサンコポリマ−(D−3)、 平均構造式(Me3SiO1/2)24(PrSiO3/2)3(SiO2)5
(O1/2H)3で表されるオルガノシロキサンコポリ
マ−(D−4)及び塩化白金酸を2重量%含むイ
ソプロピルアルコール溶液 (E−1)を第3表に示す配合比で混合し、試
料6〜10及び比較試料H−3を得た。又、比較試
料H−3では、B−1の代わりに を使用した。
【表】
これらの結果は、B−1の添加が発泡倍率の改
善に寄与するのに対し、D−1〜D−4の添加は
何れの場合も本発明の硬化発泡後の組成物の引張
り強さの改善に寄与すること及び、B−1とD−
1〜D−4を組み合わせることによつてB−1の
みを加えた場合より更に発泡倍率を改善すること
ができることを実証するものである。 実施例 4 実施例3で使用したA−1、B−1、C−1、
D−1、E−1及び噴霧質シリカを第4表に示す
配合比で混合して得た各試料について発泡倍率を
測定した。結果は第4表に示した通りであり、C
−1の添加が発泡倍率に寄与することが実証され
た。
善に寄与するのに対し、D−1〜D−4の添加は
何れの場合も本発明の硬化発泡後の組成物の引張
り強さの改善に寄与すること及び、B−1とD−
1〜D−4を組み合わせることによつてB−1の
みを加えた場合より更に発泡倍率を改善すること
ができることを実証するものである。 実施例 4 実施例3で使用したA−1、B−1、C−1、
D−1、E−1及び噴霧質シリカを第4表に示す
配合比で混合して得た各試料について発泡倍率を
測定した。結果は第4表に示した通りであり、C
−1の添加が発泡倍率に寄与することが実証され
た。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 A 一般式HO(―SiR1R2O)―L−Hで表される
α、ω−ジヒドロキシオルガノポリシロキサン
100重量部(式中、R1、R2は脂肪族不飽和炭化
水素基を除く異種または同種の置換又は非置換
の炭素数1〜10の1価の炭化水素基であり、L
は200〜3000の整数を示す)、 B 一般式R3SiO(―SiR3R4O)―M(―SiR5(OH)O
)―NSiR3で表されるオルガノポリヒドロキシポ
リシロキサン0.01〜50重量部(式中、R、R3、
R4、R5は脂肪族不飽和炭化水素基を除く異種
又は同種の置換又は非置換の炭素数1〜10の1
価の炭化水素基、Mは2〜20、Nは3〜20の整
数を示す)、 C 一般式R6 aHbSiO(4-(a+b))/2で表される単位を
1分子中に少なくとも2個有するポリオルガノ
水素シロキサンを、A+B+Dのシラノール基
1モルあたりSiH基が0.5〜30モルの範囲とな
る量(式中、R6は脂肪族不飽和炭化水素基を
除く炭素数1〜10の1価の炭化水素基、aは
0、1、2から選ばれる数、bは1、2、3か
ら選ばれる数(但しa+bは1、2、3から選
ばれる数)を示す)、 D 一般式(R7 3SiO1/2)X(R8SiO3/2)Y(SiO2)Z
(O1/2H)wで表され、且つコポリマー中にヒド
ロキシシラン結合を0.01〜1モル/100gを含
むことを特徴とするオルガノシロキサンコポリ
マー0.01〜100重量部(式中、R7及びR8は異種
又は同種の置換若しくは非置換の炭素数1〜10
の1価の炭化水素基であり、wは正の整数、X
は10〜50、Yは1〜20、Zは20〜100の整数を
示す)及び、 E A、B又はD成分とC成分との脱水素反応を
促進する白金または白金系化合物とからなる発
泡性ポリシロキサン組成物であつて、該E成分
を前記A+B+C成分の重量総和に対して白金
金属として0.1〜200ppm含有することを特徴と
する発泡性ポリシロキサン組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20169088A JPH0251541A (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 発泡性ポリシロキサン組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20169088A JPH0251541A (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 発泡性ポリシロキサン組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0251541A JPH0251541A (ja) | 1990-02-21 |
| JPH0563494B2 true JPH0563494B2 (ja) | 1993-09-10 |
Family
ID=16445289
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP20169088A Granted JPH0251541A (ja) | 1988-08-12 | 1988-08-12 | 発泡性ポリシロキサン組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0251541A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2538452B2 (ja) * | 1991-06-24 | 1996-09-25 | 信越化学工業株式会社 | 発泡性ポリシロキサン組成物 |
-
1988
- 1988-08-12 JP JP20169088A patent/JPH0251541A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0251541A (ja) | 1990-02-21 |
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