JPH0567305A - 磁気ヘツドおよびその製造方法 - Google Patents

磁気ヘツドおよびその製造方法

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JPH0567305A
JPH0567305A JP9587891A JP9587891A JPH0567305A JP H0567305 A JPH0567305 A JP H0567305A JP 9587891 A JP9587891 A JP 9587891A JP 9587891 A JP9587891 A JP 9587891A JP H0567305 A JPH0567305 A JP H0567305A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はトラック幅の管理とギャップ深さの
管理が容易にできる高性能の磁気ヘッドおよびその製造
方法に関する。 【構成】 強磁性金属薄膜がブロックの接合面を介して
山形状に交差状態で埋設され、交差部分が媒体対向面に
露出されて磁気ギャップを構成してなる。 【効果】 強磁性金属薄膜を用いて磁気ギャップを構成
するので、従来のフェライト製の磁気ヘッドよりも優れ
た軟磁気特性を得ることができる。更に、強磁性金属薄
膜どうしをブロックの接合面を介して山形に接続してな
る構成をとることで、ブロックの研磨時に強磁性金属薄
膜どうしの交差部分で研磨終了とすることでトラック幅
のずれを無くすることができると同時に、ギャップ深さ
の決定も終了とすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は磁気記録の高密度化に対
応することができる磁気ヘッドおよびその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気記録の分野においては、磁気
記録媒体に記録される信号の記録密度が向上し、磁気記
録媒体自体の保磁力が向上していることから、記録読出
用の磁気ヘッドには、より狭トラックであって、より高
い飽和磁束密度を有するものが要求されてきている。
【0003】このような背景において、磁気ディスクに
記録再生を行なうための浮上式の磁気ヘッドにおいて
は、ヘッドコアとスライダにMn-Znフェライト等の
焼結フェライトを用いたモノリシックタイプのものが広
く一般に用いられている。
【0004】以下、このモノリシックタイプの磁気ヘッ
ドの製造方法を簡略に説明すれば、まず、Mn-Znフ
ェライト等の焼結フェライトからなる素材ブロックを機
械加工により切断して平板状をなすスライダコアブロッ
クおよび断面略コ字状をなすヘッドコアブロックを形成
し、ヘッドコアブロックの必要部分に磁気ギャップ形成
用のSiO2膜をスパッタにより形成する。
【0005】続いてスライダブロックの一側面にヘッド
コアブロックを溶着ガラスにより接合する。次いでヘッ
ドコアブロックをスライダブロックとの接合面に沿って
所定の間隔で切り欠いて所定のコア幅のヘッドコアを複
数形成し、この後スライダブロックの媒体対向面に浮動
性を上げるための負圧溝を各ヘッドコアに沿って複数加
工する。そして、スライダ表面にラッピング加工を施し
てその面粗度を改善し、所定の面取り加工を施すことに
より磁気ヘッドを多数同時に形成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この種の磁気ヘッドに
おいても先に説明したように、高密度化と狭トラック化
が進められている。ところが、前記構造の磁気ヘッドに
おいては、焼結フェライトのブロックから切り出したも
のを単に一体化して磁気ヘッドとしているので、Mn-
Znフェライト自体が有する以上の磁気特性を得ること
はできず、また、焼結フェライトが微細粒子の圧密体で
あることから、微細粒子の脱粒を防止する必要があるた
めに、狭トラック化には限界がある問題があった。
【0007】また、狭トラック化の進行とともに問題と
なるのは、ギャップ深さの決定である。通常、前述の製
造方法においてギャップ深さを決定するには、スライダ
ブロックとコアブロックを接合した後に両方のブロック
の媒体対向面を研磨していって規定のギャップ深さを決
定するアライメント作業を行なっている。ところが、狭
トラック化すると、ギャップ深さの精度も従来より高く
する必要が生じる。ここで従来の磁気ヘッドにおいて
は、ギャップ深さにおいて±2μm程度の許容範囲であ
ったものが、狭トラック化によりトラック幅において1
0μm以下の精度が要求されるようになると、ギャップ
深さは±1μm以下の精度が要求されようになるが、現
在の研磨技術ではアライメント作業によりこのような微
細な値に調整することは困難な問題がある。
【0008】なお、狭トラック化と高密度化を実現する
目的で、従来、特開昭60-229210号公報に見ら
れるように、磁気コア半体に強磁性金属薄膜を形成し、
一対の磁気コア半体を接合してなる磁気ヘッドが知られ
ている。この磁気ヘッドにおいては狭トラック化と高密
度化は実現できるものの、狭トラック化した場合の微細
なギャップ深さの管理は困難であった。
【0009】本発明は前記課題を解決するためになされ
たもので、従来より高密度記録が可能になり、狭トラッ
ク化を実現できる構造の磁気ヘッド、あるいは、ギャッ
プ深さの管理が容易にできる磁気ヘッドを提供するこ
と、および、その磁気ヘッドの好適な製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は前
記課題を解決するために、強磁性金属薄膜がその面方向
を媒体対向面に交差させる方向に向けて埋設されたブロ
ックが、一対、媒体対向面に露出された強磁性金属薄膜
における接合面どうしを絶縁層を介し接合して磁気ギャ
ップを構成してなるものである。
【0011】請求項2記載の発明は前記課題を解決する
ために、一対の溶着ガラス部で強磁性金属薄膜を挟んで
構成した磁気コア部を媒体対向面側に形成したブロック
が、一対、媒体対向面に露出された強磁性金属薄膜にお
ける接合面どうしを絶縁層を介し接合して磁気ギャップ
を構成してなるものである。
【0012】請求項3記載の発明は前記課題を解決する
ために、請求項1または2記載の磁気ヘッドにおいて、
各ブロックがMn-Znフェライトからなるものであ
る。
【0013】請求項4に記載の発明は前記課題を解決す
るために、請求項1または2記載の磁気ヘッドにおい
て、一対のブロックの接合面において向かい合う一対の
強磁性金属薄膜の内端面が、山形状にされたものであ
る。
【0014】請求項5に記載の発明は前記課題を解決す
るために、請求項3記載の磁気ヘッドにおいて、山形が
三角形の角部状に形成されてなるものである。
【0015】請求項6に記載の発明は前記課題を解決す
るために、請求項2記載の磁気ヘッドのブロックにおい
て、強磁性金属薄膜を挟んだ一対の溶着ガラス部の一方
が高融点ガラスまたは結晶化ガラスからなり、他方が低
融点ガラスからなるものである。
【0016】請求項7に記載の発明は前記課題を解決す
るために、請求項6記載の磁気ヘッドにおいて、一対の
ブロックの低融点ガラスからなる溶着ガラス部が、相互
に溶融一体化されて一対のブロックが接合されてなるも
のである。
【0017】請求項8に記載の発明は前記課題を解決す
るために、強磁性金属薄膜を形成した一対のブロックを
強磁性金属薄膜どうしを突き合わせて一体化し、一体化
後に研磨する磁気ヘッドの製造方法であって、接合面と
媒体対向基面とが隣接されて形成された一対のブロック
に、媒体対向基面に達して露出するように、かつ、接合
面に達して斜めに露出するように強磁性金属薄膜を形成
し、次いで一対のブロックを媒体対向基面どうしを面一
に揃えて接合面どうしを付き当て、各ブロックの接合面
における強磁性金属薄膜の露出部分を交差させて接合
し、続いて媒体対向基面を研磨し、一対の強磁性金属薄
膜を研磨とともに徐々に減少させて一対の強磁性金属薄
膜の交差部分で研磨を終了し、この研磨終了によりトラ
ックの幅合わせとギャップの深さ合わせの終了とするも
のである。
【0018】請求項9に記載の発明は前記課題を解決す
るために、強磁性金属薄膜を形成した一対のブロックを
強磁性金属薄膜どうしを突き合わせて一体化し、一体化
後に研磨する磁気ヘッドの製造方法であって、一対のブ
ロックの各々の上部に各ブロックの接合面に達するよう
に高融点ガラス部または結晶化ガラス部を被覆し、各ブ
ロックの上部に高融点ガラス部または結晶化ガラス部を
分断させてブロックの接合面に達する溝を形成し、各溝
の内側面を傾斜させるとともに、傾斜させた溝の内側面
に接合面に達する強磁性金属薄膜を形成し、各溝を埋め
るように低融点ガラス部を形成した後に、一方のブロッ
クの接合面に沿う強磁性金属薄膜の内端面と他方のブロ
ックの接合面に沿う強磁性金属薄膜の内端面とを交差さ
せ、一方のブロックの低融点ガラス部と他方のブロック
の低融点ガラス部とを突き合わせて一対のブロックを接
合し、接合後に両ブロックを研磨して一対の強磁性金属
薄膜を研磨とともに徐々に減少させて一対の強磁性金属
薄膜の交差部分で研磨を終了し、この研磨終了によりト
ラックの幅合わせとギャップ深さ合わせを完了とするも
のである。
【0019】
【作用】ブロックに形成した強磁性金属薄膜が磁気ギャ
ップを構成するので、用いる強磁性金属薄膜の磁気特性
に応じた優れた軟磁気特性の磁気ヘッドが得られる。ま
た、強磁性金属薄膜は成膜技術によってミクロンオーダ
ーの薄いものを容易に形成することができる。よって従
来の磁気ヘッドよりも狭トラックの磁気ヘッドが得られ
る。更に、スライダブロックとコアブロックに形成した
溝に強磁性金属薄膜を形成し、これらを接合することで
磁気ギャップを形成するので、優れた軟磁気特性の磁気
ヘッドが容易に得られる。更にまた、スライドブロック
に形成した溝とコアブロックに形成した溝に設けた低融
点ガラス部を相互に溶着するので、スライダブロックと
コアブロックとの接合が容易であり、接合強度も十分に
高くなる。
【0020】一方、一対のブロックに形成した強磁性金
属薄膜をブロックどうし接合する場合に互いに交差する
ように接合し、接合後にブロックの研磨を行なって強磁
性金属薄膜を減少させ、強磁性金属薄膜の交差部分にお
いて研磨終了とするならば、トラック幅の決定と同時に
ギャップ深さの決定も行なわれるので、微細なギャップ
深さの決定が容易になされる。
【0021】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1〜図8は本発明を2レールのモノリシ
ックタイプの磁気ヘッドに適用した一実施例を示もので
ある。なお、本発明の構造を3レールタイプのモノリシ
ック構造の磁気ヘッドに適用することも可能であり、コ
ンポジットタイプの磁気ヘッドに適用することもできる
のは勿論である。
【0022】本実施例の磁気ヘッド1は、図2に示すよ
うに、板状のスライダ本体2とこのスライダ本体2の後
部側に延設されたヘッド部3を主体として構成されてい
る。前記スライダ本体2は、磁気記録媒体に対向する側
の面に一対の平行な浮上用のレール部4を備えている。
このレール部4の一端側(図2の左側)がスライダ本体
2の前部側(リーディング側)となり、レール部4の他
端側(図2の右側)がスライダ本体2の後部側(トレー
ディング側)となる。この実施例においてスライダ本体
2は、Mn-Znフェライトからなるものであるが、そ
の他の材料から構成しても良いのは勿論である。
【0023】ヘッド部3は図1に拡大して示すように、
C字状のコアブロック6と、このコアブロック6に接合
されたスライダ本体後部のスライダブロック7とからな
っている。
【0024】前記コアブロック6は、その一端部6aと
他端部6bをスライダブロック7に当接させてスライダ
ブロック7に接合されている。コアブロック6は、その
媒体対向面S(図1の上面)側に溶着ガラス部8、9に
よって挟まれた強磁性金属薄膜10を備えている。この
強磁性金属薄膜10は、媒体対向面Sに対して後述する
ように傾斜して設けられており、その厚さ方向の両側を
溶着ガラス部8、9が挟んでいる。
【0025】前記強磁性金属薄膜10は、Fe系の合金
薄膜、センダスト膜などのように、Mn-Znフェライ
トよりも軟磁気特性に優れたものから形成される。ま
た、図1の手前側の溶着ガラス部9は低融点ガラスから
構成され、図1の奥側の溶着ガラス部8は高融点ガラス
から形成されている。前記低融点ガラスとして好ましい
ものは、融点500〜650℃程度のものであり、高融
点ガラスとして好ましいものは、融点750〜800℃
程度のものである。また、高融点ガラスの代わりに結晶
化ガラスを600〜800℃に加熱圧着してフェライト
に接合しても良い。
【0026】一方、スライダブロック7は、コアブロッ
ク6の一端部6aに接合された凸部7aとコアブロック
6の他端部6bに接合された凸部7bとを備えている。
また、凸部7aの媒体対向面(図1の上面)側には、溶
着ガラス部11、12によって挟まれた強磁性金属薄膜
13が設けられている。この強磁性金属薄膜13は媒体
対向面に対して後述するように傾斜して設けられてお
り、その厚さ方向の両側を溶着ガラス部11、12が挟
んでいる。この強磁性金属薄膜13は、前記の強磁性金
属薄膜10と同一材料からなるものである。また、溶着
ガラス部11は前記溶着ガラス部8と同一の高融点ガラ
スから、溶着ガラス部12は前記溶着ガラス部9と同一
の低融点ガラスから形成されている。
【0027】そして、スライダブロック7の凸部7aと
コアブロック6の一端部6aとの間に図示略のSiO2
などからなる絶縁層が介在されて磁気ギャップが形成さ
れ、スライダブロック7とコアブロック6とが充填溶着
ガラス14によって一体化され、強磁性金属薄膜10、
13が磁気ギャップを介して媒体対向面上で同一直線を
構成するように突き合わせて接合され、溶着ガラス部8
と溶着ガラス部11とが、溶着ガラス部9と溶着ガラス
部12とがそれぞれ突き合わされている。なお、前記溶
着ガラス部9と溶着ガラス部12と充填溶着ガラス14
とが溶融一体化されている。
【0028】一方、コアブロック6の凸部6aの先端面
が接合面6cとなり、コアブロック7の凸部7aの先端
面が接合面7cとなっている。これらの接合面6cと接
合面7cは、前述したように図示略の絶縁層を介して接
合されているが、接合面6cに沿う強磁性金属薄膜13
の内端面13bと接合面7cに沿う強磁性金属薄膜10
の内端面10bは、図9に示すように山形(三角形の角
部状)に交差されて媒体対向面において内端面10bと
内端面13bとが一致されている。
【0029】なお、前記実施例では強磁性金属薄膜10
の内端面10bと強磁性金属薄膜13の内端面13bと
が図9にも示すように三角形の角部状に交差されていた
が、内端面10bと内端面13bは図10に示すように
円弧状に湾曲していても良いし、図11に示すように折
れ曲がっていても良く、要は、内端面10bと内端面1
3bの端部どうしが媒体対向面Sで一致し、その他の部
分では離間していれば良い。ただし両者の交差状態は、
後述するように研磨時の目印となるので、図9〜図11
に示すような山形状が好ましい。
【0030】次に前記構成の磁気ヘッドの製造方法につ
いて説明する。磁気ヘッドの製造にあたり、平板状をな
す素材ブロックを用意する。この素材ブロックは焼結フ
ェライトからなるもので、その製造手順を簡略に説明す
ると、まず、原料である酸化物や炭酸塩などの粉末(例
えば、α-Fe2O3、Mn3O4、MnCO3、ZnO)を
フェライトの分子成分比に秤量し、これを機械的に混合
して900〜1200℃で加熱することにより以下の反
応を生じさせてフェライトを生成する。 MnO+Fe2O3→MnFe2O4 ZnO+Fe2O3→ZnFe2O4
【0031】次いで生成されたフェライト粉末を適当な
可撓性容器に入れて静圧を加えることにより所用の形状
に形成し、続いて成形された圧粉体を焼結することによ
り固相反応を生じさせて所用形状の焼結フェライトを製
造する。なお、成形時に熱間静水圧プレスを行なうとよ
り高密度のフェライトが得られる。また、フェライト粉
末の製造方法としては液相反応によるものでも良くホッ
トプレス法により成形と同時に焼結を行なっても良い。
【0032】このようにして製造された素材ブロックか
ら磁気ヘッドを製造するには、まず、素材ブロックを図
12に示すようなスライダブロック20とコアブロック
21とに切断する。スライダブロック20において側面
22が接合面、上面が媒体対向基面20aとなり、コア
ブロック21において側面23が接合面、上面が媒体対
向基面21aとなる。ここでスライダブロック20の一
陵部に、接合面22に対して45度程度傾斜するような
傾斜した切断部を形成しておき、この切断部に三角柱状
の高融点ガラス部24を形成し、スライダブロック21
の一陵部にも同様の手順で高融点ガラス部25を形成す
る。
【0033】なお、スライダブロック20の一陵部を切
断する際の角度は45度に限らず適宜な角度に決定して
良い。また、高融点ガラス部24、25を形成するに
は、例えば、ブロック20、21を鋳型などに入れた状
態で鋳型に高融点ガラスを流し込んで形成し、不要部分
を研磨して除去するなどのモールド手段を行なうか、三
角柱状の結晶化ガラスを接合すれば良い。
【0034】次に図13に示すようにスライダブロック
20に高融点ガラス部24を分断してスライダブロック
20の接合面22と媒体対向基面20aに達する傾斜し
た溝27を形成するとともに、コアブロック21にも高
融点ガラス部25を分断してコアブロック21の接合面
22と媒体対向基面20aに達する溝28を形成する。
ここで形成する溝27と溝28のそれぞれの幅は同一値
とする。また、溝27の一方の内側面と高融点ガラス部
24の稜線とのなす角度θ1は、45〜60度程度が好
ましく、溝28の一方の内側面と高融点ガラス部25の
稜線とのなす角度θ2は、45〜60度程度が好まし
い。なお、溝27はスライダブロック20の長手方向に
所定間隔で複数形成され、溝28はコアブロック21の
長手方向に所定間隔で複数形成されている。
【0035】次いで図14に示すように、前記スライダ
ブロック20の溝27の内側面にスパッタリングにより
強磁性金属薄膜30を形成し、コアブロック21の溝2
8の内側面にスパッタリングにより強磁性金属薄膜31
を形成する。ここで形成する強磁性金属薄膜30、31
の厚さは数μm〜10数μm程度、例えば6〜10μ
m、あるいはそれ以下の厚さに容易に形成することがで
きる。
【0036】ここで用いる強磁性金属薄膜30、31は
FeにCr、Mn、Hfなどの元素を添加した合金系薄
膜あるいはセンダストなどの薄膜を用いることができ
る。また、各溝27、28の内側面に選択的に強磁性金
属薄膜30、31を形成するには、ブロック20、21
をスパッタ装置内で傾斜させてスパッタしても良いし、
スパッタ粒子を斜めに飛ばしてスパッタしても良い。
【0037】強磁性金属薄膜30、31を形成したなら
ば、図15に示すように、スライダブロック20の接合
面22にブロック20の長手方向に沿う凹溝35を形成
し、コアブロック21の接合面23にブロック21の長
手方向に沿う凹溝36を形成する。なお、前記凹溝36
を形成する場合は、凹溝36の内側面のうち、強磁性金
属薄膜31形成側の内側面36aを図15に示すように
凹溝36の底面に対して傾斜させて形成する。
【0038】次に図16に示すようにブロック20の溝
27と凹溝35を埋めるように低融点ガラスGをモール
ドし、ブロック21の溝28と凹溝36を埋めるように
低融点ガラスGをモールドする。次いで図17に示すよ
うにブロック20の溝35とブロック21の溝36に沿
って低融点ガラスGを除去してブロック20の溝27に
低融点ガラス部37を形成し、ブロック21の溝28に
低融点ガラス部38を形成する。なお、この低融点ガラ
スGの除去を行なう場合、前記凹溝36の内側面36a
上に形成された低融点ガラスGの一部を図17に示す如
く三角柱状に残すように低融点ガラスGの除去を行な
う。この処理によって内側面36a上に残留した低融点
ガラスから充填溶着ガラス14’が形成される。なおま
た、低融点の充填ガラス部38の形成後においてコアブ
ロック21の接合面23側に露出している強磁性金属薄
膜31の側面にSiO2などの絶縁層を形成しておく。
【0039】次いで図18に示すように、スライダブロ
ック20の低融点ガラス部37とコアブロック21の低
融点ガラス部37とをずらして突き合わせ、スライダブ
ロック20の高融点ガラス部24とコアブロック21の
高融点ガラス部25とをずらして付き合わせるととも
に、この状態のまま両者を上下逆にして倒立させ、両者
を低融点溶着ガラスの溶融温度に加熱して低融点の充填
溶着ガラス14を溶融させて両者を接合一体化する。
【0040】また、この接合時の加熱処理において、ス
ライダブロック20の低融点ガラス部37と、コアブロ
ック21の低融点ガラス部38と、充填溶着ガラス14
とが付き合わされたまま加熱されるので、これらが相互
に溶着して一体化する。これによってスライダブロック
20とコアブロック21との接合強度を高めることがで
きる。なおこの接合の際に、強磁性金属薄膜30と強磁
性金属薄膜31とが絶縁層を介して突き合わされて磁気
ギャップを形成する。
【0041】続いて接合一体化したスライダブロック2
0とコアブロック21とを所定間隔で切り出し、その後
に研磨して図1〜図8に示す構造の磁気ヘッド1を複数
得ることができる。この磁気ヘッド1においては、スラ
イダブロック20からスライダブロック7が切り出さ
れ、コアブロック21からコアブロック6が切り出され
され、強磁性金属薄膜30から強磁性金属薄膜13が形
成され、強磁性金属薄膜31から強磁性金属薄膜10が
形成されるとともに、低融点ガラス部37から溶着ガラ
ス部11が切り出され、低融点ガラス部38から溶着ガ
ラス部9が切り出され、高融点ガラス部24から溶着ガ
ラス部12が切り出され、高融点ガラス部25から溶着
ガラス部8が切り出される。
【0042】また、切り出し後、スライダブロック20
の媒体対向基面20aとコアブロック21の媒体対向基
面21aとの研磨を行つてギャップ深さを規定するアラ
イメント作業を行なう。このアライメント作業を行なっ
て研磨する場合、強磁性金属薄膜30と強磁性金属薄膜
31はブロック20、21の互いの接合面を介して図1
9に示すようにX字状に交差した状態となっている。こ
の状態から媒体対向基面20a、21aを研磨してゆく
と、図19〜図21に示すように上側から順次強磁性金
属薄膜30、31が研磨されて減少する。研磨が進行し
て強磁性金属薄膜30、31の上面が図21に示す如く
完全に一致した場合に研磨終了とする。
【0043】図21に示す状態で研磨終了とすることで
図1に示すように強磁性金属薄膜13と強磁性金属薄膜
10とを一直線状に並んだ状態とすることができ、トラ
ック幅のずれを無くすることができ、この時点の研磨終
了面が媒体対向面Sとなり、図1に示す磁気ヘッド1を
得ることができる。また、前記のように研磨終了した時
点においては、強磁性金属薄膜30の傾斜角度と強磁性
金属薄膜31の傾斜角度が決まっているので、ギャップ
深さは一定の値となる。よってこの場合、トラック幅を
揃えることでギャップ深さの決定が自動的に達成された
ことになる。
【0044】以上説明したように製造された磁気ヘッド
1は、スライダブロック20とコアブロック21とがフ
ェライト製であるが、磁気ギャップを構成する部分は強
磁性金属薄膜10、13から構成されるために、フェラ
イト以上の優れた軟磁気特性を発揮する。よって従来の
フェライト製の磁気ヘッドが対応していたものよりも高
保磁力の磁気記録媒体に対応することができる。また、
強磁性金属薄膜10、13はスパッタリングにより形成
されるので、6〜10μm程度あるいはそれ以下に薄く
することが容易であり、磁気ヘッドの狭トラック化に容
易に対応することができる。
【0045】ところで、スライダブロックとコアブロッ
クを強磁性金属ブロックから形成する構造も考えられ
る。ところが、スライダブロックを金属製とすると磁気
媒体との摩擦の関係で、磁気媒体の回転開始時などに癒
着現象を引き起こすなどの不都合があり、コアブロック
を金属製とすると高周波領域で渦電流損失を生じる問題
がある。これに対して前記磁気ヘッド1は、スライダ自
体はフェライト製であるので、スライダが磁気記録媒体
との摩擦の関係上有利で癒着のおそれが少なく、また、
コアブロック6もフェライト製であるので、高周波領域
における渦電流損失も生じない。
【0046】更に、前記構造の磁気ヘッド1において
は、スライダブロック20とコアブロック21とが充填
溶着ガラス14’に加えて溶着ガラス部9、12との相
互溶着により接合されているので、両者の接合強度が高
くなっている。
【0047】一方、図22〜図25は、本発明を2レー
ルのモノリシックタイプの磁気ヘッドに適用した他の実
施例を示すものである。
【0048】本実施例の磁気ヘッド100は、図23に
示すように、板状のスライダ本体2とこのスライダ本体
2の後部側に延設されたヘッド部3’を主体として構成
されている。前記スライダ本体2は、先の実施例の磁気
ヘッド1と同様にレール部4、4を備え、Mn-Znフ
ェライトからなるものである。
【0049】ヘッド部3’は図22に拡大して示すよう
に、コアブロック60とスライダブロック70とからな
っている。前記コアブロック60は、先の実施例と同様
に一端部60aと他端部60bを備え、溶着ガラス部8
0、90によって挟まれた強磁性金属薄膜101を備え
ている。この強磁性金属薄膜101は、媒体対向面Sに
対して傾斜して設けられており、その厚さ方向の両側を
溶着ガラス部80、90が挟んでいる。一方、スライダ
ブロック70は、凸部70aと凸部70bとを備え、先
の実施例と同様に溶着ガラス部110、120によって
挟まれた強磁性金属薄膜130を設えている。この強磁
性金属薄膜130は媒体対向面Sに対して傾斜して設け
られている。
【0050】また、スライダブロック70とコアブロッ
ク60とが充填溶着ガラス14’によって一体化され、
強磁性金属薄膜101、130が磁気ギャップを介して
媒体対向面上で突き合わせて接合され、溶着ガラス部8
0と溶着ガラス部110とが、溶着ガラス部90と溶着
ガラス部120とがそれぞれ突き合わされている。な
お、前記溶着ガラス部90と溶着ガラス部120と充填
溶着ガラス14’とが溶融一体化されている。
【0051】一方、コアブロック60の先端面が接合面
60cとなり、コアブロック70の凸部70aの先端面
が接合面70cとなっている。また、接合面60cに沿
う強磁性金属薄膜130の内端面と接合面70cに沿う
強磁性金属薄膜10の内端面は、先の実施例と同様に山
形(三角形の角部状)に交差されて媒体対向面Sにおい
てこれらが一致されて接続されている。
【0052】次に前記構成の磁気ヘッド100の製造方
法について説明する。
【0053】本実施例の磁気ヘッド100を製造する場
合は先の実施例の方法と同様な手順を行なう。まず、素
材ブロックから図26に示すスライダブロック200と
コアブロック210とを切り出して使用する。また、こ
のスライダブロック200の一陵部に先行溝201を形
成して高融点ガラス部240で被覆し、コアブロック2
10の上面に先行溝211を形成して高融点ガラス部2
50で被覆して図26に示す状態とする。図26に示す
スライダブロック200において側面220が接合面、
上面が媒体対向基面200aとなり、コアブロック21
0において側面230が接合面、上面が媒体対向基面2
10aとなる。
【0054】続いて図27に示すようにスライダブロッ
ク200に高融点ガラス部240を分断してスライダブ
ロック200の接合面220と媒体対向基面200aに
達する傾斜した溝270を形成するとともに、コアブロ
ック210にも高融点ガラス部250を分断してコアブ
ロック210の接合面220と媒体対向基面200aに
達する溝280を形成する。ここで形成する溝270と
溝280のそれぞれの幅は同一値とする。また、溝27
0の一方の内側面と高融点ガラス部240の稜線とのな
す角度θ1と、溝280の一方の内側面と高融点ガラス
部250の稜線とのなす角度θ2は前記実施例と同様に
設定する。
【0055】次いで図28に示すように、前記スライダ
ブロック200の溝270の内側面にスパッタリングに
より強磁性金属薄膜300を形成し、コアブロック21
0の溝280の内側面にスパッタリングにより強磁性金
属薄膜310を形成する。強磁性金属薄膜300、31
0を形成したならば、図30に示すように、凹溝350
と凹溝360を形成する。
【0056】次いで図31に示すように、スライダブロ
ック200の低融点ガラス部370とコアブロック21
0の低融点ガラス部370とをずらして突き合わせ、ス
ライダブロック200の高融点ガラス部240とコアブ
ロック210の高融点ガラス部250とをずらして付き
合わせるとともに、この状態のまま両者を上下逆にして
倒立させ、接合部に低融点溶着ガラスを載せ、両者を低
融点溶着ガラスの溶融温度に加熱して低融点の充填溶着
ガラス14’を溶融させて両者を接合一体化する。
【0057】また、この接合時の加熱処理において、ス
ライダブロック200の低融点ガラス部370と、コア
ブロック210の低融点ガラス部380と、充填溶着ガ
ラス14’とが付き合わされたまま加熱されるので、相
互に溶着して一体化する。これによってスライダブロッ
ク200とコアブロック210との接合強度を高めるこ
とができる。なおこの接合の際に、強磁性金属薄膜30
0と強磁性金属薄膜310とが絶縁層を介して突き合わ
されて磁気ギャップを形成する。
【0058】続いて接合一体化したスライダブロック2
00とコアブロック210とを所定間隔で切り出し、そ
の後に研磨して図22〜図25に示す構造の磁気ヘッド
100を複数得ることができる。この磁気ヘッド100
においては、スライダブロック200からスライダブロ
ック70が切り出され、コアブロック210からコアブ
ロック60が切り出されされ、強磁性金属薄膜30から
強磁性金属薄膜130が形成され、強磁性金属薄膜31
0から強磁性金属薄膜101が形成されるとともに、低
融点ガラス部370から溶着ガラス部110が切り出さ
れ、低融点ガラス部380から溶着ガラス部90が切り
出され、高融点ガラス部240から溶着ガラス部120
が切り出され、高融点ガラス部250から溶着ガラス部
80が切り出される。
【0059】また、切り出し後、スライダブロック20
0の媒体対向基面200aとコアブロック210の媒体
対向基面210aとの研磨を行つてギャップ深さを規定
するアライメント作業を行なう。このアライメント作業
を行なって研磨する場合、強磁性金属薄膜300と強磁
性金属薄膜310はブロック200、210の互いの接
合面を介してX字状に交差した状態となっている。この
状態から媒体対向基面200a、210aを研磨してゆ
き、強磁性金属薄膜300、310の媒体対向面側の端
面が一致した場合に研磨終了とする。
【0060】このように研磨終了とすることで図22に
示すように強磁性金属薄膜130と強磁性金属薄膜10
1とを位置ずれなく接合することができ、トラック幅の
ずれを無くすることができ、この時点の研磨終了面が媒
体対向面Sとなり、図22に示す磁気ヘッド100を得
ることができ、先の実施例と同様にギャップ深さを容易
に決定できる効果を得ることができる。
【0061】なお、図32は本実施例の磁気ヘッド10
0における研磨終了直前状態の強磁性金属薄膜101、
130の交差状態を示すものである。この図において
は、トラック幅6μm、強磁性金属薄膜どうしの交差角
度60度の場合の磁気ヘッドであり、強磁性金属薄膜1
02、130の交差部分で正確に研磨終了とすると、図
32の交差斜線部分で示すような正三角形状の三角デブ
スdの磁気ヘッドが形成される。
【0062】図32において交差斜線部分dの少し上
側、即ち、研磨終了点の手前約1μmの部分におけるト
ラックずれの値とギャップ深さの値の関係は以下に説明
するように容易に算出できる。まず、交差斜線部分が正
三角形であり、その右上のトラックずれに対応する小さ
な逆三角形も正三角形になるので、トラック幅のずれの
値は、0.6μmとなる。このことから、逆に、トラッ
ク幅のずれの値を0.6μm以下に管理すると、この場
合にギャップ深さの誤差を±1μm以下に管理できるこ
とを意味する。よってブロックを研磨する際にトラック
幅を顕微鏡などで観察しつつ研磨終了時点を把握してト
ラック幅を0.6μm以下に管理すればギャップ深さを
±1μm以下に管理できることが明らかである。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、強
磁性金属薄膜を用いて磁気ギャップを構成するので、従
来のフェライト製の磁気ヘッドよりも優れた軟磁気特性
を得ることができる。また、強磁性金属薄膜はスパッタ
リングなどにより薄く形成することが容易にできるの
で、6〜10μm程度以下の狭トラック化が実現でき
る。よって本発明の磁気ヘッドにより、従来よりも保磁
力の高い磁気記録媒体に対応することができ、記録再生
時のトラック幅を小さくできる効果がある。
【0064】更に、強磁性金属薄膜どうしをブロックの
接合面を介して山形に接続してなる構成をとることで、
ブロックの研磨時に強磁性金属薄膜どうしの交差部分で
研磨終了とすることでトラック幅のずれを無くすること
ができると同時に、ギャップ深さの決定も終了とするこ
とができる。この場合、トラック幅のずれの管理を行な
うことでギャップ深さの管理精度も高めることができ、
狭トラック化した磁気ヘッドの微細なギャップ深さ管理
も容易にできるようになる。具体的には、10μm以下
の狭トラック化によって要求されるギャップ深さ1μm
以下の管理も実現できるようになる。更に、強磁性金属
薄膜どうしの接合面を介する接続状態が三角形の角部状
であるならば、トラック幅の管理を行なうことで、ギャ
ップ深さも容易に計算できるので、ギャップ深さの管理
が更に容易になる効果がある。なお、ブロックがMn-
Znフェライトからなるものは、磁気記録媒体との癒着
現象を引き起こすことがない。
【0065】また、本発明方法によれば、スライダブロ
ックとコアブロックに溝を形成しておいてこの溝の内側
面に強磁性金属薄膜を形成し、その後、溝に低融点ガラ
ス部を充填し、スライダブロックとコアブロックを接合
することで前記強磁性金属薄膜を用いた磁気ギャップを
形成することができる。よってトラック幅の狭い、軟磁
気特性の優れた磁気ヘッドを製造することができる。更
にまた、スライダブロックとコアブロックとを各ブロッ
クの強磁性金属薄膜の側部に設けた低融点ガラス部で接
合一体化できるので、両ブロックの接合強度を高めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例の磁気ヘッドの要部を
示す拡大斜視図である。
【図2】図2は同磁気ヘッドの底面図である。
【図3】図3は図1に示す磁気ヘッドの側面略図であ
る。
【図4】図4は図1に示す磁気ヘッドの要部拡大平面図
である。
【図5】図5は図3のD矢指図である。
【図6】図6は図1に示す磁気ヘッドの要部の拡大右側
面図である。
【図7】図7は図1に示す磁気ヘッドの要部の拡大左側
面図である。
【図8】図8は同磁気ヘッドの一部を破断にした斜視図
である。
【図9】図9は強磁性金属薄膜の交差状態を示す構成図
である。
【図10】図10は強磁性金属薄膜の交差状態の他の例
を示す構成図である。
【図11】図11は強磁性金属薄膜の交差状態の更に他
の例を示す構成図である。
【図12】図12は素材ブロックにガラス部を被覆した
状態を示す斜視図である。
【図13】図13はブロックに溝を形成した状態を示す
斜視図である。
【図14】図14はブロックの溝に強磁性金属薄膜を形
成した状態を示す斜視図である。
【図15】図15はブロックに溝加工を施した状態を示
す斜視図である。
【図16】図16はブロックの溝に低融点ガラスを充填
した状態を示す斜視図である。
【図17】図17はブロックに充填した低融点ガラスの
一部を除去した状態を示す斜視図である。
【図18】図18は2つのブロックを接合した状態を示
す斜視図である。
【図19】図19は交差させた強磁性金属薄膜の研磨前
の状態を示す説明図である。
【図20】図20は交差させた強磁性金属薄膜の研磨途
中の状態を示す説明図である。
【図21】図21は研磨終了時の強磁性金属薄膜の交差
部分を示す説明図である。
【図22】図22は本発明の他の実施例の磁気ヘッドの
要部を示す拡大斜視図である。
【図23】図23は同磁気ヘッドの底面図である。
【図24】図24は図22に示す磁気ヘッドの要部拡大
底面図である。
【図25】図25は図22に示す磁気ヘッドの要部の拡
大側面図である。
【図26】図26は素材ブロックにガラス部を被覆した
状態を示す斜視図である。
【図27】図27はブロックに溝を形成した状態を示す
斜視図である。
【図28】図28はブロックの溝に強磁性金属薄膜を形
成した状態を示す斜視図である。
【図29】図29はブロックの溝に低融点ガラスを充填
した状態を示す斜視図である。
【図30】図30はブロックに新たに溝を形成した状態
を示す斜視図である。
【図31】図31は2つのブロックを接合した状態を示
す斜視図である。
【図32】図32は交差させた強磁性金属薄膜における
研磨終了直前の状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1、100 磁気ヘッド 6、20、60、200 コアブロック 7、21、70、210 スライダブロッ
ク 8、12、80、120 溶着ガラス部 9、11、90、110 溶着ガラス部 6c、7c、60c、70c 接合面 10、13、 強磁性金属薄膜 10’、13’、10’’、13’’ 強磁性金属薄膜 10b、13b 内端面 24、240 高融点ガラス部 25、250 低融点ガラス部 27、28、270、280 溝 30、31、300、310 強磁性金属薄膜 20a、21a、200a、210a 媒体対向基面

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強磁性金属薄膜がその面方向を媒体対向
    面に交差させる方向に向けて埋設されたブロックが、一
    対、媒体対向面に露出された強磁性金属薄膜における接
    合面どうしを絶縁層を介し接合して磁気ギャップを構成
    してなることを特徴とする磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】 一対の溶着ガラス部で強磁性金属薄膜を
    挟んで構成した磁気コア部を媒体対向面側に形成したブ
    ロックが、一対、媒体対向面に露出された強磁性金属薄
    膜における接合面どうしを絶縁層を介し接合して磁気ギ
    ャップを構成してなることを特徴とする磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の磁気ヘッドにお
    いて、各ブロックがMn-Znフェライトからなること
    を特徴とする磁気ヘッド。
  4. 【請求項4】 請求項1または2記載の磁気ヘッドにお
    いて、一対のブロックの接合面において向かい合う一対
    の強磁性金属薄膜の内端面が、山形状に形成されたこと
    を特徴とする磁気ヘッド。
  5. 【請求項5】 請求項3記載の磁気ヘッドにおいて、山
    形が三角形の角部状にされてなることを特徴とする磁気
    ヘッド。
  6. 【請求項6】 請求項2記載の磁気ヘッドの各ブロック
    において、強磁性金属薄膜を挟んだ一対の溶着ガラス部
    の一方が高融点ガラス又は結晶化ガラスからなり、他方
    が低融点ガラスからなることを特徴とする磁気ヘッド。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の磁気ヘッドにおいて、一
    対のブロックの低融点ガラスからなる溶着ガラス部が、
    相互に溶融一体化されて一対のブロックが接合されてな
    ることを特徴とする磁気ヘッド。
  8. 【請求項8】 強磁性金属薄膜を形成した一対のブロッ
    クを強磁性金属薄膜どうしを突き合わせて一体化し、一
    体化後に研磨する磁気ヘッドの製造方法であって、 接合面と媒体対向基面とが隣接されて形成された一対の
    ブロックに、媒体対向基面に達して露出するように、か
    つ、接合面に達して斜めに露出するように強磁性金属薄
    膜を形成し、次いで一対のブロックを媒体対向基面どう
    しを面一に揃えて接合面どうしを付き当て、各ブロック
    の接合面における強磁性金属薄膜の露出部分を交差させ
    て接合し、続いて媒体対向基面を研磨し、一対の強磁性
    金属薄膜を研磨とともに徐々に減少させて一対の強磁性
    金属薄膜の交差部分で研磨を終了し、この研磨終了によ
    りトラックの幅合わせとギャップ深さ合わせの完了とす
    ることを特徴とする磁気ヘッドの製造方法。
  9. 【請求項9】 強磁性金属薄膜を形成した一対のブロッ
    クを強磁性金属薄膜どうしを突き合わせて一体化し、一
    体化後に研磨する磁気ヘッドの製造方法であって、 一対のブロックの各々の上部に各ブロックの接合面に達
    するように高融点ガラス部または結晶化ガラス部を被覆
    し、各ブロックの上部に高融点ガラス部または結晶化ガ
    ラス部を分断させてブロックの接合面に達する溝を形成
    し、各溝の内側面を傾斜させるとともに、傾斜させた溝
    の内側面に接合面に達する強磁性金属薄膜を形成し、各
    溝を埋めるように低融点ガラス部を形成した後に、一方
    のブロックの接合面に沿う強磁性金属薄膜の内端面と他
    方のブロックの接合面に沿う強磁性金属薄膜の内端面と
    を交差させ、一方のブロックの低融点ガラス部と他方の
    ブロックの低融点ガラス部とを突き合わせて一対のブロ
    ックを接合し、接合後に両ブロックを研磨して一対の強
    磁性金属薄膜を研磨とともに徐々に減少させて一対の強
    磁性金属薄膜の交差部分で研磨を終了し、この研磨終了
    によりトラックの幅合わせとギャップの深さ合わせを完
    了とすることを特徴とする磁気ヘッドの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4808320A (en) * 1986-08-14 1989-02-28 Colgate-Palmolive Company Fabric softening compositions based on lecithin and methods for making and using same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4808320A (en) * 1986-08-14 1989-02-28 Colgate-Palmolive Company Fabric softening compositions based on lecithin and methods for making and using same

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