JPH0567320B2 - - Google Patents

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JPH0567320B2
JPH0567320B2 JP13903088A JP13903088A JPH0567320B2 JP H0567320 B2 JPH0567320 B2 JP H0567320B2 JP 13903088 A JP13903088 A JP 13903088A JP 13903088 A JP13903088 A JP 13903088A JP H0567320 B2 JPH0567320 B2 JP H0567320B2
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sewing
needle
pitch
key
stitch
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Yutaka Senda
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Brother Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は左右に間隔をおいて配置された2本
の針棒と、ミシン主軸の回転に伴いそれら2本の
針棒を上下動させるための針棒駆動手段と、2本
の針棒を針棒駆動手段に連動させて2本針縫製を
行う2本針縫い状態と、角部において何れか一方
の針棒を休止させて1本針縫製を行う1本針縫い
状態とに針棒駆動手段の作動に基づいて切換える
切換え機構とを備えた2本針角縫いミシンに関す
る。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕
従来の2本針角縫いミシンでは、2本針縫い状
態で両針を針下位置で停止させた後に1本針縫い
状態を設定する場合、両針を更に1針分駆動させ
て、一方の針を針上位置において休止させるよう
になつている。ところが、この場合には、1針分
の駆動中に送り装置によつて加工布に1ピツチ分
の送りが付与されるため、2本針縫い状態で両針
を針下停止させた位置において、一方の針を中心
に加工布をターンさせることができなかつた。そ
のため、加工布の角部においてその平行な縫目の
両端間を直線状に結ぶ1本針による縫目を形成す
ることができず、例えば第6図eに示すような特
殊形状の縫製パターンの縫製を行うことができな
かつた。
この発明は上記の問題を解消するためになされ
たものであつて、その目的は種々の形状の角部に
対する縫製を行うために、2本針縫製を終了した
位置において、何れか一方の針棒を下方に停止さ
せ、その位置で1本針縫い状態を設定して加工布
をターンさせることが可能な2本針角縫いミシン
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、この発明では、
予め定められた加工布の送りピツチをゼロに変更
可能なピツチ変更手段と、2本の針棒が下方に停
止された時、前記ピツチ変更手段を作動させて送
りピツチをゼロに変更し、前記切換え機構を1本
針縫い状態に切換え、前記針棒駆動手段を少なく
とも1針分駆動させる制御手段とを設け、2本針
縫製の終了した位置において、何れか一方の針棒
を下方に停止可能としている。
〔作用〕
この発明によれば、2本針縫製が終了して2本
の針棒が下方に停止された時、制御手段により、
ピツチ変更手段が作動されて送りピツチがゼロに
変更されると共に、切換え機構が1本針縫い状態
に切換えられ、かつ針棒駆動手段が少なくとも1
針分駆動される。それにより、2本針縫製の終了
した位置において、何れか一方の針棒が下方に停
止される。
〔実施例〕
以下、この発明を具体化した2本針角縫いミシ
ンの一実施例を図面に従つて詳細に説明する。
(ミシンのメカニカル部分) 以下、この発明を具体化した2本針角縫いミシ
ンの一実施例を図面に従つて詳細に説明する。
第2図a,bに示すように、ミシンフレームの
アーム部1内には針棒支枠2が揺動可能に支持さ
れ、作動軸3の揺動に伴い、布送り方向に沿つて
揺動される。針棒支枠2には上下に平行に延びる
一対の針棒4,5が上下動可能に支持され、その
下端には針4a,5aがそれぞれ装着されてい
る。両針棒4,5にはミシン主軸6の回転運動を
クランク7及びクランクロツド8を介して各針棒
4,5に選択的に伝達するための駆動連結装置9
が装着されると共に、針棒支枠2の上部には駆動
連結装置9によつてミシン主軸6との連結を解除
された何れか一方の針棒4,5を針上位置におい
て休止状態に係止保持するための係止装置10が
装着されている。
前記駆動連結装置9は両針棒4,5に相対移動
可能に挿通された筒体9aを備えている。又、各
針棒4,5の中間部に形成された溝4b,5b内
には作動レバー91がその中間部よりも上方寄り
の部分において揺動可能に支持され、作動レバー
91の上下両端に対応して各針棒4,5には係止
凹部92,93が形成されている。前記筒体9a
には各針棒4,5の下方の係止凹部93及び作動
レバー91の下端にそれぞれ係脱可能な一対の係
止片14,15が移動可能に挿通され、各係止片
14,15が下方の係止凹部93に係合する位置
に配置された時には、その係止片14,15によ
つてミシン主軸6の回転が各針棒4,5に伝達さ
れ、係止凹部93から離脱する位置に配置された
時には、前記の動力伝達が遮断される。
前記筒体9aの上部には一対の揺動レバー1
2,13がその中間部にて揺動可能に支持され、
下端にて連結ピン94により各係止片14,15
に回動可能に連結されている。そして、各揺動レ
バー12,13の上端と筒体9aとの間に介装さ
れたバネ95により、各揺動レバー12,13を
介して前記各係止片14,15が前記係止凹部9
3に係合する方向へ移動付勢されている。
前記筒体9aの下部には各係止片14,15を
下方の係止凹部93から離脱する位置に錠止する
ための一対の錠止レバー96,97がその中間部
にて揺動可能に支持され、バネ96a,97aに
より、第2図bの時計方向へ揺動付勢されてい
る。又、各揺動レバー12,13の間において、
筒体9aの中央には各錠止レバー96,97に上
方から係合する解除ピン18が挿通支持されてい
る。
そして、各係止片14,15が下方の係止凹部
93に係合された時には、各揺動レバー12,1
3の連結ピン95と各錠止レバー96,97の一
端との係合を介して、各錠止レバー96,97の
他端が各係止片14,15の錠止凹部14a,1
5aから離脱し、又、係止片14,15が下方の
係止凹部93から離脱する方向へ移動された時に
は、その錠止凹部14a,15aに各錠止レバー
96,97の他端が係合されて、各係止片14,
15が離脱位置に保持される。
前記針棒支枠2の上部には両針棒4,5の上方
の係止凹部92及び作動レバー91の上端にそれ
ぞれ係脱可能な一対の保持片16,17が摺動可
能に挿通されると共に、カバー98が装着され、
そのカバー98と各保持片16,17との間に介
装されたバネ99によつて各保持片16,17が
各係止凹部92に係合する方向へ付勢されてい
る。そして、両保持片16,17、カバー98及
びバネ99によつて係止装置10が構成されてい
る。
両装置9,10の間において、針棒支枠2には
突起11aが形成された切換えレバー11が摺動
可能に装着され、この切換えレバー11の摺動に
伴い、その突起11aが第2図aに示す中間位置
及びその中間位置から左右方向へそれぞれ所定距
離だけ移動した左移動位置及び右移動位置に切換
え配置される。そして、突起11aが所定の切換
え位置に配置された状態で、両針棒4,5の上昇
に伴つて両針棒4,5の上方の係止凹部92が各
保持片16,17に対向配置された時、前記駆動
連結装置9の一対の揺動レバー12,13が前記
突起11aに選択的に係合され、その係合によ
り、一方の揺動レバー12,13が第2図bの反
時計方向へ揺動されて、一方の係止片14,15
が針棒4,5の下方の係止凹部93から選択的に
離脱した後、一方の錠止レバー96,97によつ
て離脱位置に保持され、かつ、作動レバー91が
自身の重量バランスに基づいて第2図bの反時計
方向へ回動されて、その上端が一方の保持片1
6,17から離間する。
それにより、一方の係止片14,15による針
棒4,5とミシン主軸6との連結が選択的に遮断
されると同時に、一方の保持片16,17が一方
の針棒4,5の上方の係止凹部92に係合され
て、一方の針棒4,5が針上位置に保持され、1
本針縫い状態が設定される。
又、一方の係止片14,15が一方の錠止レバ
ー96,97によつて離脱位置に保持され、かつ
一方の針棒4,5が一方の保持片16,17によ
つて針上位置に係止保持された状態で、他方の針
棒4,5が上昇され、それに伴つて、駆動連結装
置9の解除ピン18が前記突起11aに係合され
た時、その係合に基づく解除ピン18の下方移動
により、一対の錠止レバー96,97がバネ96
a,97aの付勢力に抗して第2図bの反時計方
向へ揺動され、前記一方の錠止レバー96,97
による一方の係止片14,15の保持が解除され
る。それにより、その一方の係止片14,15が
バネ95の付勢力によつて対応する針棒4,5の
下方の係止凹部93に係合され、2本針縫い状態
が設定される。
第3図に示すように、アーム部1の背面には一
対の電磁ソレノイド20,21がブラケツト22
を介して装着され、両電磁ソレノイド20,21
には両者に共通の移動体23が左右動可能に挿通
支持されている。両電磁ソレノイド20.21の
下方には作動棒24が案内体25により左右動可
能に支持され、案内体25の一方の突片25aの
両側に位置するように、作動棒24にはばね受け
26,27が嵌着されている。各ばね受け26.
27と突片25aとの間において、作動棒24に
は作動棒24自身を中間位置に保持するための一
対のばね28,29が装着されている。
又、移動体23と作動棒24との間には、連結
レバー30がその中間にて回動可能に支持され、
その一端が前記移動体23の中間部に回動可能に
連結されると共に、他端が作動棒24の一端に回
動可能に連結されている。又、作動棒24の他端
部には連繋部材31が固着され、その突片31a
が前記切換えレバー11の凹部11bに係合され
ている。そして、前記両電磁ソレノイド20,2
1が選択的に励磁されることにより、移動体23
及び連結レバー30を介して作動棒24及び連繋
部材31が右移動位置、中間位置及び左移動位置
の何れかの位置に切換え配置され、その配置切換
えに伴つて切換えレバー11の配置位置が切換え
られる。尚、この実施例では、前記電磁ソレノイ
ド20,21、移動体23、連繋部材31及び切
換えレバー11等によつて切換え装置32が構成
されている。
又、第2図に示すように、アーム部1の前面に
設けた操作部33には何れか一方の針4a,5a
を休止させるための一対の休止針選択キー34,
35が配設されると共に、4種類の布送りピツチ
(この実施例では1P,3/4P,1/2P,1/4P,
P=基準ピツチ)を設定するためのピツチ設定キ
ー36〜39が配設され、各キー34〜39上に
はその操作時において点灯可能なランプ34a〜
39aが付設されている。
〔操作パネルの構成〕
この実施例におけるミシンは第4図に示す操作
パネル40を備え、その操作パネル40には各種
のキーが操作順序に従つて配列されている。即
ち、操作パネル40の左端部には第6図に例示す
る縫製パターンの作成開始時及びその縫製パター
ンに基づく縫製の開始時においてプログラムモー
ドを設定するために操作されるプログラム縫いキ
ー41が配設されている。
このキー41の右側には縫製パターンの作成モ
ード及びその縫製パターンに基づく縫製の実行モ
ードの設定に際してそれぞれ操作される作成キー
43及び再生キー44が配列されている。両キー
43,44の右側には縫製パターンを指定するた
めに操作される4個のパターン指定キー45が配
列され、パターン指定キー45の右側には針4
a,5aよりも布送り込み側においてミシンのベ
ツド部上で加工布Wの端部を検出する布端検出器
46〔第1図a参照〕の感度を調整するために操
作される布厚感知キー47が配列されている。
布厚感知キー47の右側には、第6図に示す縫
製パターンを作成する場合等において各縫製ステ
ツプS1〜S4毎に形成される縫製軌跡上の縫製終
了点と前記縫製軌跡に交わる加工布Wの辺縁Wa
との間隔、つまり縫い代Bnを設定し、かつ加工
布Wの辺縁Waを布端検出器46により検出した
後の縫製を設定縫い代Bnに従つて制御する布端
検知縫いモードを設定するためのステツプ巾キー
48と、定寸針数縫いモード、即ち所定長さの縫
目を形成するのに要した針数(縫目数)を設定す
るため或いはその針数分の縫製を再現するための
モードを設定する定寸針数キー49と、プログラ
ムモードの設定中に所望長さの縫製を自由に行う
ためのモードを設定する自由縫いキー50とが並
設されている。
自由縫いキー50の右側には、プログラムモー
ド設定中において1本針縫製のために休止させる
針4a,5aを選択して1本針縫製モードを設定
する一対の休止針選択キー51,52が設けられ
ている。
前記各キー48〜52の周囲には、縫い代Bn
の設定に際して0.1mm毎に加算、減算を行つたり、
1本針縫製のための角縫い針数Inの設定に際して
「1」毎に加算、減算を行つたりするための加算
キー53及び減算キー54が配列されると共に、
設定される縫い代Bnを表示する第1数値表示部
55と、その表示部55に表示された数値をミシ
ンの制御装置に入力する場合に操作されるエンタ
ーキー56と、設定される角縫い針数Inを表示す
る第2数値表示部57と、その表示部57に表示
された数値をミシンの制御装置に入力する際に操
作されるエンターキー58と、前記各表示数値を
クリアするクリアキー59とがそれぞれ配置され
ている。尚、定寸針数キー49の操作時には、第
1表示部55に定寸針数Dnが表示される。
休止針選択キー51、52の右側には、各モー
ドの設定状態で作成される縫製データを縫製パタ
ーンの各ステツプS1〜S4毎にミシンの制御装置
に入力するための入力キー60が配設され、その
キー60の右上側にはステツプナンバーを表示す
る第3数値表示部61及びステツプナンバーを前
後に1ステツプ毎に変更するためのステツプ変更
キー62が配列されている。
又、入力キー60の右側には、糸切り動作後に
縫製を終了する場合に操作される縫製終了キー6
3が配設され、その下側には再生モード時におい
て、1ステツプ分の縫製を自動的に行う際に操作
される自動キー64と、角部の1本針縫製区間を
複数の工程に分割して実行する分割縫いモードを
設定するための角縫い分割キー65と、再生モー
ド中においてミシンが非常停止された時に、プロ
グラム縫いとは無関係の通常縫製モードを設定す
るために操作されるフリーキー66とが配列され
ている。
更に、前述した各キーの内の主要なキーにはラ
ンプ67が付設されると共に、休止針選択キー5
1,52と入力キー60との間の操作パネル40
上にはミシンの運転を催促する際に点灯される縫
製ランプ68が配設され、操作パネル40の表面
には各モードに従う縫製に際して各キーの操作順
序を示す矢印69及び縫製ランプ68に対する説
明文字70が付設されている。
〔ミシンの制御装置〕
この実施例におけるミシンの制御装置は、第1
図aに示すように、角縫い縫目設定手段、分割縫
いモード設定手段及び制御手段としてのCPU7
1を有し、そのCPU71は、各種モードに対応
する制御プログラムを記憶したROM72及び縫
製パターンデータを記憶するためのRAM73を
備えている。
前記CPU71は第1図bに示す各種カウンタ
を備えている。即ち、 布端停止カウンタN1:布端検知縫いモードに
おいて、布端が検出されてから縫製を停止するま
での間に実行された針数をカウントする。
角縫いカウンタN2:第6図に示す1本針縫製
工程S1a〜S4aにおける針数をカウントする。
定寸針数カウンタN3:定寸針数縫いモードに
おいて、実行された定寸針数をカウントする。
又、RAM73は前記パターン指定キー45に
対応する4個の縫製パターンを記憶するための記
憶領域を備え、各記憶領域には第1図cに示す各
種データが記憶される。即ち、 布端検知縫いフラグAn:布端検知縫いモード
の設定時にセツトされる。
縫い代Bn:縫製軌跡上の縫製終了点と縫製軌
跡に交わる加工布Wの辺縁Waとの間隔。
定寸縫いフラグCn:定寸針数縫いモードの設
定時にセツトされる。
定寸針数Dn:定寸針数縫いモード時に実行さ
れた針数。
自由縫いフラグEn:自由縫いモードの設定時
にセツトされる。
一側角縫いフラグFn:左側の針5aを休止さ
せて右側の針4aで1本針縫製を行う時にセツト
される。
他側角縫いフラグGn:右側の針4aを休止さ
せて左側の針5aで1本針縫製を行う時にセツト
される。
角縫い分割フラグHn:角部の1本針縫製区間
を2つ以上の工程に分割する分割縫いモードの設
定時にセツトされる。
角縫い針数(角縫い縫目数)In:1本針縫いモ
ード時に設定される角縫い針数。
終了フラグLn:縫製終了キー63の操作時に
セツトされる。
糸切りフラグMn:後述する操作ペダルの後ろ
踏み込み操作時にセツトされる。
基本ピツチ針数K:布端検知縫いモードの設定
時に予め設定された布送りピツチで実行される針
数。
補正縫い針数J:布端検知縫いモードの設定時
に予め設定された布送りピツチよりも小さな補正
ピツチで実行される針数であつて、予め設定され
た定数である。
ここで、添字nは縫製パターンにおける各ステ
ツプナンバーを示す。
一方、この実施例のミシンは、針4a,5aの
上下位置を検出する針位置検出器74、ミシン主
軸の回転に応答して同期信号を発生する同期信号
発生器75、布送りピツチを検出するピツチ検出
器76及びミシンモータ77の起動・停止及び糸
切り装置(図示略)を作動するための操作ペダル
78を備え、それらから出力される電気信号、前
記布端検出器46から出力される検出信号及びキ
ー入力信号は入力インターフエース79を介して
CPU71に入力される。又、前記操作部33上
の各キー34〜39からの入力信号も同様に
CPU71に入力される。更に、この実施例のミ
シンは第1図aに示すように、縫製パターンに従
うプログラム縫い動作中にフリーキー66の操作
によつてミシンの運転が非常停止された時、非常
事態解消後におけるプログラムの復帰先を指定す
るための切換えスイツチ86が設けられ、この切
換えスイツチ86の切換え操作に基づき、CPU
71はプログラムの復帰先を縫製パターンの先頭
の縫製ステツプと、非常停止を行つた縫製ステツ
プの次のステツプとに選択設定する。
又、CPU71は、前記ROM72に記憶された
制御プログラムに基づき、RAM73に記憶され
た各種データに応答して、ミシンモータ77、ピ
ツチ変更用のサーボソレノイド80及び針切換用
の電磁ソレノイド20,21に、出力インターフ
エース81及び各駆動回路82,83,84を介
して駆動制御信号を出力する。更に、CPU71
は前記制御プログラム及び各種データに応答し、
表示駆動回路85等を介して各数値表示部55,
57,61及び各ランプ34a〜39a,67,
68を作動制御する。
なお、この実施例における前記針位置検出器7
4、同期信号発生器75、ピツチ検出器76及び
ピツチ変更用サーボソレノイド80の構成は本件
出願人による特開昭61−217197号公報に記載され
たものと同一であるため、必要ならばそれを参照
されたい。
次に、上記のように構成されたミシンの作用の
説明する。
(データ作成モード) さて、第5図aに示すように、プログラム縫い
キー41及び作成キー43が順次操作されると、
CPU71はルーチン101においてステツプナ
ンバーnをゼロにセツトする。次にパターン指定
キー45の操作により、RAM73の記憶領域が
指定された後、CPU71は各カウンタN1〜N
3、各データBn,Dn,In及び各フラグAn,Cn,
En,Fn,Gn,Hn,Ln,Mnをすべてリセツト
する。
そして、布厚感知キー47の操作による布端検
出器46の感度調整を終了すると、CPU71は
第5図bに示すルーチン102においてステツチ
巾キー48、定寸針数キー49及び自由縫いキー
50の何れかの操作を待つ。ここで、縫製ステツ
プS1の縫製を実行するために、例えばステツチ
巾キー48が操作されて、ルーチン102の判定
がYESになると、ステツプナンバーnが更新さ
れた後、フラグAnがセツトされて布端検知縫い
モードが設定される。
次いで、プログラムは縫い代設定ルーチン10
3に進み、各キー53,54,56,59の操作
に応答して縫い代Bn(n=1)がセツトされる。
この縫い代設定ルーチン103内の表示サブルー
チン103aでは、加算キー53及び減算キー5
4が操作される毎に、数値が0.1mmずつ加算又は
減算されて第1数値表示部55に表示される。そ
して、前記各キー53、54の継続押圧時間が所
定時間以上に達すると、数値表示の変更速度が増
加される。
前記縫い代Bnのセツト後に、CPU71は角縫
い分割キー65及び休止針選択キー51,52上
のランプ67と縫製ランプ68とを点灯させて、
前記各キー65,51,52の選択操作及び操作
ペダル78の前踏み込みによる実際の縫製動作を
促す。そこで、例えば第6図aに示すように、加
工布Wの角部において1本針縫製工程S1a,S2a
の針数が等しい場合には、第5図cに示す片足針
数設定ルーチン104において、角縫い分割キー
65を操作することなく、何れか一方の休止針選
択キー51,52を操作する。すると、各キー5
1,52の操作に応じて一側又は他側角縫いフラ
グFn,Gnがセツトされ、角縫いモードが前記布
端検知縫いモードに組み合わせて設定される。
又、第6図b〜eに示すように、加工布Wの角
部における1本針縫製工程S1a〜S4aの内、少な
くとも一つの縫製工程の針数が他の縫製工程の針
数と異なる場合には、前記休止針選択キー51,
52の操作に先立って、角縫い分割キー65を操
作すると、角縫い分割フラグHnがセツトされ、
分割角縫いモードが前記布端検知縫いモードに組
み合わせて設定される。
縫い代の設定後、角キー53,54,58,5
9の操作によつて縫製ステツプS1における1本
針縫製工程S1aの角縫い針数Inの設定を終了する
と、プログラムは第5図c及び第5図fに示す縫
製サブルーチン105に進行する。このサブルー
チン105では、現在の縫製ステツプよりも一つ
前の縫製ステツプにおける各フラグHn,Fn,Gn
のセツト状態に応じて、1本針縫い状態から2本
針縫い状態に変更するために、電磁ソレノイド2
0,21の作動が制御される。
ちなみに、最初の縫製ステツプS1では、前記
各フラグがリセツトされているため、縫製サブル
ーチン105中のルーチン105aにおける操作
ペダル78の前踏み込み操作に応答して、押え足
作動用ソレノイド(図示略)がオフ動作されて、
押え足(図示略)により、加工布Wがミシンの加
工布支持面上に押圧された後、2本針縫い状態で
ミシンが運転され、プログラムは第5図c,dに
示すメインルーチンに復帰する。
そして、CPU71は、第5図dのルーチン1
06において、ミシンの運転時における布送りピ
ツチをピツチ検出器76からの入力信号によつて
検出する。又、ミシンの運転に伴つて、加工布W
の辺縁が布端検出器46によつて検出されると、
ルーチン106内の送り量検出サブルーチン及び
演算サブルーチンにおいて、加工布Wの辺縁を検
出してから、次に針4a,5aが加工布Wを貫通
するまでの間に移送された加工布Wの送り量が演
算され、その送り量データと、予め設定された布
送りピツチ(基本ピツチ)と、同じく予め設定さ
れた補正縫い針数J(この実施例では3)とに基
づき、布送りピツチの縮小率及び基本ピツチで縫
製すべき針数Kを演算する。なお、この演算処理
については前述した特開昭61−217197号公報に記
載されているため、必要ならばそれを参照された
い。
次に、ルーチン107で布端停止カウンタN1
により、加工布Wの端部検出後から縫製停止まで
の針数のカウントが開始される。そして、プログ
ラムは第5図d,g,h,iに示すピツチ変更サ
ブルーチン108に進行し、そのサブルーチン1
08の先頭ルーチン108aでは、先に設定され
た角縫い針数In及び演算サブルーチン等の演算結
果に基づいて、ピツチ縮小の必要性が判定され
る。
即ち、ピツチ縮小の必要があつて、かつ設定角
縫い針数Inが補正縫い針数Jよりも大きい場合に
は、ルーチン108bの判定がYESになり、前
記カウンタN1の値がK+J−Inになるまで、基
本ピツチによる縫製が実行される(ルーチン10
8c)。次いで、フラグFn,Gnのセツトの有無
が判定され、その判定結果に応じて、各電磁ソレ
ノイド20,21が励磁されることにより、各フ
ラグに対応する一方の針4a,5aが休止され
て、1本針縫い状態が設定される(ルーチン10
8d)。
次に、布端停止カウンタN1の値が基本ピツチ
針数Kに一致するまで、基本ピツチによる縫製が
行われた後、ピツチ変更用サーボソレノイド80
が作動されて、ピツチ縮小動作が行われ、布端停
止カウンタN1の値がK+Jになるまで、縮小ピ
ツチによる縫製が実行される(ルーチン108
e)。その後にプログラムはメインルーチンに復
帰する。
一方、ピツチ縮小の必要性はあるが、角縫い針
数Inが補正縫い針数Jよりも小さい場合、プログ
ラムは第5図iに示すルーチン108fにジヤン
プし、角縫い補正針数Inがゼロであるか否かの判
定が行われる。その判定がNOの場合、ルーチン
108gにおいて、基本ピツチ針数Kに相当する
縫製が行われた後、ピツチ縮小動作が行われ、カ
ウンタN1の値がK+J−Inになるまで、縮小ピ
ツチによる縫製が実行される。そしてその後に、
ルーチン108hにおいて、1本針縫い状態が設
定され、布端停止カウンタN1の値がK+Jにな
るまで、縮小ピツチによる縫製が実行されると、
プログラムはメインルーチンに復帰する。
他方、角縫い針数Inがゼロに設定されていて、
前記ルーチン108fの判定がYESになる場合、
ルーチン108iにおいて、基本ピツチ針数Kに
相当する縫製が行われた後、ピツチ縮小動作が行
われ、カウンタN1の値がK+Jになるまで、縮
小ピツチによる縫製が実行される。そしてその後
に、ルーチン108jにおいて、各フラグFn,
Gnのセツト状態が判定され、最初の縫製ステツ
プS1で角縫いを行わない時には、第5図dに示
すメインルーチンに復帰する。
又、ルーチン108jにおいて、何れか一方の
角縫いフラグFn,GNがセツトされていたと判定
された時、CPU71は各電磁ソレノイド20,
21を励磁させた後、ルーチン108kにおい
て、ピツチ変更用サーボソレノイド80を制御
し、布送りピツチをゼロに設定する。その状態
で、カウンタN1の値がK+J+1になるまで、
ミシンを運転する。つまり、送り量がゼロの状態
で一方の針4a,5aを一往復動させる(ルーチ
ン108l)。そして、ルーチン108mにおい
てピツチ変更用サーボソレノイド80により、布
送りピツチを基本ピツチに変更すると、プログラ
ムはメインルーチンに復帰する。
更に、ピツチ縮小の必要がなく、かつ角縫い針
数Inの値がゼロの場合、プログラムは第5図gに
示すルーチン108aから同図hに示すルーチン
108nを経て、ルーチン108oに進行し、基
本ピツチ針数Kに相当する縫製が実行された後、
ルーチン108p,108q,108r,108
sにおいて、前記ルーチン108j,108k,
108l,108mと略同様の処理が行われて、
メインルーチンに復帰する。
又、角縫い針数Inがゼロでなく、ルーチン10
8nの判定がNOになる場合、ルーチン108t
において、カウンタN1の値がK−Inになるま
で、基本ピツチによる縫製が行われた後、ルーチ
ン108uにおいて、1本針縫い状態が設定され
た状態で、ルーチン108vにおいて、カウンタ
N1の値がKに達するまで、縫製が続行される。
その後、ブログラムはメインルーチンに復帰す
る。
上記のように、ピツチ変更サブルーチン108
に従う縫製が終了すると、CPU71はミシンを
針下位置にて停止させると共に、押え足用ソレノ
イドを駆動して押え足を上昇させる(ルーチン1
09,110)。上記の処理により、第6図に示
す加工布Wに対し、1本針縫製工程S1aを含む縫
製ステツプS1の縫製が終了すると共に、そのス
テツプS1に関する針数データの作成が終了する。
ここまでの処理が終了すると、CPU71は第
5図eに示すルーチン111において入力キー6
0の操作を待ち、その操作に応答して前記各針数
データをRAM73のワーキングエリア(図示
略)に記憶する。引き続き、次の縫製ステツプ
S2に関する縫製データを作成するため、角部外
側の針を中心にして、加工布Wをターンさせた
後、例えば第6図aに示すように、1本針縫製工
程S1a,S2aの針数が等しい場合には、操作パネ
ル40上の矢印69に従い、再び、第5図bのル
ーチン102においてステツチ巾キー48を操作
する。
すると、前述したように、布端検知縫いモード
が設定されるため、次の縫製ステツプS2に対す
る縫い代Bnを設定することができ、その後、各
キー51,52,65の操作によつて次の角部に
対する角縫いモードを設定することができる。
引き続き、プログラムは縫製サブルーチン10
5に進行し、ルーチン105aにおいて、操作ペ
ダル78の前踏み込み操作が再び行われた後、前
の縫製ステツプ(この場合には先頭縫製ステツプ
S1)での各フラグHn,Fn,Gnのセツト状態が
判定され、角縫い分割フラグHnがセツトされて
おらず、且つ一側若しくは他側角縫いフラグFn,
Gnがセツトされていた時には、ミシンが運転さ
れて、1本針縫製工程S2aにおける縫製が実行さ
れ、それに伴い、角縫いカウンタN2の値が前の
1本針縫製工程S1aにおける角縫い針数Inに達し
た時、各フラグFn,Gnに対応する電磁ソレノイ
ド20.21が消磁されて、2本針縫い状態に切
換えられる。その後、プログラムは第5図dに示
すメインルーチンに復帰する。
プログラムがメインルーチンに復帰した後、ル
ーチン106以降の処理が繰り返されると、縫製
ステツプS2に関する針数データが作成される。
そして、上記の処理を繰り返せば、縫製ステツプ
S2に連なる縫製ステツプS3,S4等に関する縫製
データの作成を終了することができる。
一方、第6図b〜eに示すように、各工程S1a
〜S4a毎に縫目数の異なる縫製を行う場合には、
ステツプS1において、前記の場合と同様に布端
感知縫いモード及び角縫いモードの組み合わせに
よる縫製を行い、1本針縫製工程S1aの縫製終了
後にプログラムがルーチン102に復帰した時、
角縫い分割キー65を操作する。すると、角縫い
分割モードが設定される。そこで、各キー53,
54,58,59の操作によつて1本針縫製工程
S2aの縫製のために、前記の縫製工程S1aとは異
なる角縫い針数Inを入力する。
すると、プログラムはルーチン102aに進行
する。ここでは、操作ペダル78の操作に基づい
て、押え足が下降された後にミシンが運転され、
前記設定針数In分の縫製がカウントN2の作動に
基づいて1本針縫い状態で行われる。その後、プ
ログラムは第5図dのルーチン109に復帰し
て、ミシンが停止された後、押え足が上昇され
る。次いで、入力キー60を操作すれば、1本針
縫製工程S2aに関するデータの作成を終えること
ができる。
又、特に、第6図cに示す1本針縫製工程S2a
の縫製については、1本針縫製工程S1aの縫製終
了後、角縫い針数Inの設定を行わなず、ルーチン
102において再びステツチ巾キー48を操作す
れば、次のステツプS2に関する縫製に進むこと
ができる。
そして、この実施例では上述した縫製パターン
データの作成終了時に、第5図eに示すルーチン
112において、操作ペダル78の後ろ踏み込み
操作を行つた後に、ルーチン114において終了
キー63を操作すれば、自動糸切り動作が行われ
た後に、各針数データ等がRAM73のワーキン
グエリアから所定の記憶領域に転送されて記憶さ
れる。
尚、この実施例においては、定寸縫いモード又
は自由縫いモードと一側若しくは他側角縫いモー
ド等とを組み合わせて縫製データを作成できる
が、その詳細な説明は省略する。
次に、第6図a〜eに示す各縫製パターンの縫
製を行う場合、プログラム縫いキー41及び再生
キー44を順次操作すると、CPU71は再生モ
ードを設定する。そのため、前記作成モードにお
いて作成された縫製パターンを指定すれば、その
パターンを構成する各フラグ及び各針数データが
順次読み出され、それに基づいてミシンが制御さ
れる。従つて、縫製パターンの再生を容易に行う
ことができる。
上記のように、この実施例では、角縫い針数In
をゼロに設定して、1本針による縫製を実行でき
るので、例えば第6図eに示すように、縫製ステ
ツプS1における2本針縫製を終了した位置で、
左側の針5aを針上位置に休止させると共に、右
側の針4aを針下位置に停止することができる。
よつて、この右側の針4aを中心にして加工布を
ターンさせた後、2本針縫製によつて形成された
平行な縫目の両端を結ぶ縫目を右側の針4aのみ
によつて確実に形成することができる。従つて、
種々の形状の角部に対する縫製を確実に行うこと
ができる。
又、この実施例では、基本ピツチよりも小さな
複数種のピツチを設定可能なキー37〜39を設
けたので、そのキー37〜39の操作により、ピ
ツチ変更用サーボソレノイド80を作動させて送
りピツチを複数段階に縮小でき、定寸針数モード
や自由縫いモード等の設定時に、最終縫目を所望
の位置に形成することができる。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、この発明は種々の形状の
角部に対する縫製を行うために、2本針縫製を終
了した位置において、何れか一方の針棒を下方に
停止させ、その位置で1本針縫い状態を設定して
加工布をターンさせることができるという優れた
効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図aはこの発明を具体化したミシンの制御
装置を示すブロツク図、第1図b,cはCPU及
びRAMの説明図、第2図aはミシンの正断面
図、第2図bは針棒機構の部分拡大断面図、第3
図はミシンの部分背面図、第4図は操作パネルの
正面図、第5図a〜iはフローチヤート、第6図
a〜eは縫製パターンの説明図である。 4,5……針棒、6……ミシン主軸、7……ク
ランク、8……前記7と共に針棒駆動手段を構成
するクランクロツド、9……駆動連結装置、10
……係止装置、32……切換え装置(前記9,1
0,32によつて切換え機構が構成されている)、
71……制御手段としてのCPU、80……ピツ
チ変更手段としてのサーボソレノイド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 左右に間隔をおいて配置された2本の針棒
    4,5と、 ミシン主軸6の回転に伴いそれら2本の針棒
    4,5を上下動させるための針棒駆動手段7,8
    と、 その針棒駆動手段7,8と前記2本の針棒との
    間に設けられ、2本の針棒4,5を針棒駆動手段
    7,8に連動させて2本針縫製を行う2本針縫い
    状態と、角部において何れか一方の針棒を休止さ
    せて1本針縫製を行う1本針縫い状態とに針棒駆
    動手段7,8の作動に基づいて切換える切換え機
    構9,10,32と を備えた2本針角縫いミシンにおいて、 予め定められた加工布Wの送りピツチをゼロに
    変更可能なピツチ変更手段80と、 前記2本の針棒4,5が下方に停止された時、
    前記ピツチ変更手段80を作動させて送りピツチ
    をゼロに変更し、前記切換え機構9,10,32
    を1本針縫い状態に切換え、前記針棒駆動手段
    7,8を少なくとも1針分駆動させる制御手段7
    1と を設け、2本針縫製の終了した位置において、何
    れか一方の針棒4,5を下方に停止可能としたこ
    とを特徴とする2本針角縫いミシン。
JP13903088A 1988-06-06 1988-06-06 2本針角縫いミシン Granted JPH01308588A (ja)

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