JPH0568008B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0568008B2 JPH0568008B2 JP58019372A JP1937283A JPH0568008B2 JP H0568008 B2 JPH0568008 B2 JP H0568008B2 JP 58019372 A JP58019372 A JP 58019372A JP 1937283 A JP1937283 A JP 1937283A JP H0568008 B2 JPH0568008 B2 JP H0568008B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- magnetic powder
- iron
- coercive force
- powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/62—Record carriers characterised by the selection of the material
- G11B5/68—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent
- G11B5/70—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer
- G11B5/706—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the composition of the magnetic material
- G11B5/70626—Record carriers characterised by the selection of the material comprising one or more layers of magnetisable material homogeneously mixed with a bonding agent on a base layer characterised by the composition of the magnetic material containing non-metallic substances
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- Paints Or Removers (AREA)
- Magnetic Record Carriers (AREA)
Description
この発明は磁気記録媒体に関し、その目的とす
るとこはノイズレベルが低くて高密度記録に適し
た磁気記録媒体を提供することにある。 磁気記録媒体は、通常、磁性粉末を結合剤樹脂
とともにポリエステルフイルムなどの基体上に塗
着して磁性層を形成することによりつくられる
が、このとき使用される磁性粉末としては磁気特
性に優れ、磁気記録媒体に高感度、高SN比など
各種の優れた電磁変換特性を付与できるとともに
高密度記録に適したものが望まれる。 このため、酸化物系磁性粉末に比して非常に高
い保磁力を有する金属磁性粉末を記録素子として
用いることが従来から行なわれているが、この種
の金属磁性粉末を使用したものでは電磁変換特性
は向上するもののノイズレベルを充分に低減でき
ない難点があり、その結果記録密度をいまひとつ
向上させることができない。 そこで、近年、非常に微細な金属磁性粉末を磁
気記録媒体の記録素子として使用することによつ
て、ノイズを充分に低減するとともに記録密度を
向上させる試みがなされているが、このような微
細な金属磁性粉末はノイズレベルを低減すること
はできても保磁力が高くなりすぎまた耐食性が悪
くなるため磁気記録媒体用としては適さない。 この発明者らはかかる現状に鑑み種々検討を行
なつた結果、磁気記録媒体の磁性層中に含有する
磁性粉末として、BET法による比表面積が35
m2/g以上でかつ保磁力が1300エルステツド以上
の窒化鉄磁性粉末を使用すると、磁性粉末の粒径
が非常に微小であるため磁性層の表面平滑性が良
好となつてノイズレベルが充分に低減され、また
保磁力が高く針状性も良好であるため電磁変換特
性も良好で高密度記録に適した磁気記録媒体が得
られることを見いだし、この発明をなすに至つ
た。 この発明において使用される窒化鉄磁性粉末
は、金属鉄微粒子をアンモニアと水素の混合ガス
雰囲気中で加熱処理するなどの方法で得らる微粉
末で、出発原料である金属鉄磁性微粒子の粒子形
状がそのまま保持されて金属鉄磁性微粒子より保
磁力の低いものが得られる。従つてこの種の窒化
鉄磁性粉末は、微細な金属磁性粉末のように保磁
力が高すぎて磁気記録媒体用として適さないとい
うこともなく、非常に微細でしかも磁気記録媒体
用として好適で高い保磁力を有し、この種の窒化
鉄磁性粉末を使用すれば、ノイズレベルが充分に
低くてしかも高密度記録に適した磁気記録媒体が
得られる。 このような窒化鉄磁性粉末としては、BET法
による比表面積が35m2/g以上でかつ保磁力が
1300エルステツド以上のものが好ましく使用さ
れ、比表面積が35m2/g未満のものではノイズレ
ベルを充分に低減できず、保磁力が1300エルステ
ツド未満のものでは高密度記録が充分に行なえな
いため好ましくない。また窒化鉄磁性粉末中にお
ける窒素の含有割合はN/Feの原子数比で15〜
25%の範囲内であることが好ましく、窒素の含有
割合が少なすぎると出発原料の金属鉄粒子の保磁
力を十分に低減することができず、非常に微細な
金属鉄粒子を出発原料とした場合には、保磁力が
高くなりすぎて、磁気記録媒体用として好ましく
ない。出発原料の金属鉄粒子中にはケイ素および
ニツケルを単独であるいは同時に含んでいてもよ
く、これらのケイ素およびニツケルが含有される
と、金属鉄粒子の針状性が良好になるためこれを
窒化して得られる窒化鉄金属粒子の針状性も良好
となり、ノイズレベルがさらに一段と低減され
る。 このような窒化鉄磁性粉末は、磁性塗料を調製
する際脂肪酸とともに併用すると、分散性がよく
なつてノイズレベルが一段と低減される。また従
来の金属鉄磁性粉末に比して耐食性が良好なため
耐食性が良好な磁気記録媒体が得られる。 この発明の磁気記録媒体を製造するには常法に
準じて行なえばよく、たとえばBET法による比
表面積が35m2/g以上でかつ保磁力が1300エルス
テツド以上の窒化鉄磁性粉末を、結合剤樹脂、有
機溶剤等とともに混合分散して磁性塗料を調製
し、この磁性塗料をポリエステルフイルムなどの
基体上に吹付けもしくはロール塗りなど任意の手
段で塗布し乾燥すばよい。 ここに用いる結合剤樹脂としては、塩化ビニル
−酢酸ビニル系共重合体、ポリビニルブチラール
樹脂、繊維素系樹脂、ポリウレタン系樹脂、イソ
シアネート化合物など従来汎用されている結合剤
樹脂が広く用いられる。 また、有機溶剤としては、メチルイソブチルケ
トン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、
トルエン、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、ジ
メチルホルムアミドなどが単独であるいは二種以
上混合して使用される。 次に、この発明の実施例について説明する。 実施例 1 濃度5モル/の水酸化ナトリウム水溶液1.5
に、室温で撹拌しながら硫酸第一鉄(FeSO4)
と硫酸第一ニツケル(NiSO4)の混合溶液
(FeSO4)の濃度0.719モル/l、NiSO4の濃度
0.058モル/l、鉄に対するニツケルの原子比8.0
%)1.5を加えて反応させ、水酸化第一鉄と水
酸第一ニツケルの共同沈殿物を得た。次いで、こ
の共同沈殿物懸濁液を60℃に保ちながら3.0/
分の速度で空気を吹き込み8時間撹拌し、撹拌後
ろ過、水洗、乾燥して粒径0.25μ、軸比15のニツ
ケル含有α−オキシ水酸化鉄粉末を得た。次に、
この粉末100gを濃度0.018モル/のケイ酸ナト
リウム(NaSiO4)水溶液6中に分散させ、5
/分の速度で炭酸ガスを吹き込んで処理した
後、水洗、乾燥した。処理後の粉末100gを石英
ボード中に均一に展開し、管状電気炉内に設置し
て水素ガスを20/分の速度で通気し、400℃で
加熱還元した。還元終了後空気中での発火を防ぐ
ため一旦トルエンに浸してから取り出し、ニツケ
ルとケイ素を含有する金属鉄磁性粉末を得た。 次いで、得られた金属鉄磁性粉末をアンモニア
と水素の混合ガス気流中で450℃の温度で加熱処
理を行ない、ニツケルとケイ素を含有する窒化鉄
磁性粉末を得た。得られた窒化鉄磁性粉末は粒径
(長軸)0.2μ、軸比(長軸/短軸)10の針状磁性
粉末で、保磁力は1470エルステツド、飽和磁化量
は112emu/g、BET法による比表面積は51m2/
gであつた。また窒素の含有割合はN/Feの原
子数比で24%であつた。 このようにして得らた窒化鉄磁性粉末を使用
し、 窒化鉄磁性粉末 100重量部 エスレツA(積水化学工業社製、塩化ビニル−
酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体)
9 〃 パンテツクスT−5250(大日本インキ社製、ウ
レタンエラストマー) 9 〃 コロネートL(日本ポリウレタン工業社製、三
官能性低分子量イソシアネート化合物)
4.5重量部 ベンガラ 6 〃 ミリスチン酸 2.5 〃 ステアリン酸−n−ブチル 0.8 〃 ステアリン酸亜鉛 0.4 〃 カーボンブラツク 3 〃 トルエン 100 〃 シクロヘキサノン 100 〃 の組成からなる混合物をボールミル中で72時間混
合分散して磁性塗料を調製した。この磁性塗料を
厚さ約10μのポリエステルフイルム上に乾燥厚が
4μとなるように塗布、乾燥し、表面処理を行な
つた後、所定の巾に栽断して磁気テープをつくつ
た。 実施例 2 濃度5モル/の水酸化ナトリウム水溶液1.5
に、室温で撹拌しながら濃度0.719モル/の
硫酸第一鉄(FeSO4)水溶液1.5を加えて反応
させ、水酸化第一鉄の白緑色の沈殿を得た。次い
でこの水酸化第一鉄の懸濁液を60℃に保ちながら
3.0/分の速度で空気を吹き込み8時間撹拌し、
撹拌後ろ過、水洗、乾燥して粒径0.3μ、軸比15の
α−オキシ水酸化鉄粉末を得た。 このようにして得たα−オキシ水酸化鉄粉末を
実施例1においてニツケル含有α−オキシ水酸化
鉄に代えて同量使用した以外は実施例1と同様に
してケイ素を含有する金属鉄粉末を得、さらにケ
イ素を含む窒化鉄磁性粉末を得た。得られた窒化
鉄磁性粉末は粒径(長軸)0.25μ、軸比(長軸/
短軸)10の針状磁性粉末で、保磁力は1490エルス
テツド、飽和磁化量は115emu/g、BET法によ
る比表面積は47m2/gであつた。また窒素の含有
割合はN/Feの原子数比で24%であつた。 このようにして得られた窒化鉄磁性粉末を実施
例1で得られた窒化鉄磁性粉末に代えて同量使用
した以外は実施例1と同様にして磁気テープをつ
くつた。 実施例 3 実施例1において、アンモニアと水素の混合ガ
ス気流中での加熱処理を380℃の温度で行ない窒
素含有量がN/Feの原子数比で15%の窒化鉄磁
性粉末を得た以外は実施例1と同様にして磁気テ
ープをつくつた。なお窒化鉄磁性粉末の粒径(長
軸)は0.2μ、軸比(長軸/短軸)は10、保磁力は
1580エルステツド、飽和磁化量は124emu/gで
BET法による比表面積は52m2/gであつた。 比較例 実施例2において、水酸化第一鉄の懸濁液を40
℃に保ちながら1.6/分の速度で空気を吹き込
んで得た粒径0.4μ、軸比15のα−オキシ水酸化鉄
を使用して、ケイ素を含有する金属鉄磁性粉末を
得、このケイ素を含有する金属鉄磁性粉末の窒化
処理を省いた以外は実施例2と同様にして磁気テ
ープをつくつた。なおケイ素を含有する金属鉄磁
性粉末は粒径(長軸)0.3μ、軸比(長軸/短軸)
10の針状磁性粉末で保磁力は1500エルステツド、
飽和磁化量は120emu/gでBET法による比表面
積は40m2/gであつた。 各実施例および比較例で得られた磁気テープに
ついて、記録波長1μにおける最大出力レベル
(M.O.L)、変調ノイズレベルを測定し、耐食性を
試験した。耐食性試験は、得られた磁気テープを
60℃、90%RHの条件下に7日間放置し、放置前
と放置後の最大磁束密度の測定を行ない、放置前
の最大磁束密度を100%としてこれと比較した値
で表わした。 下表はその結果である。
るとこはノイズレベルが低くて高密度記録に適し
た磁気記録媒体を提供することにある。 磁気記録媒体は、通常、磁性粉末を結合剤樹脂
とともにポリエステルフイルムなどの基体上に塗
着して磁性層を形成することによりつくられる
が、このとき使用される磁性粉末としては磁気特
性に優れ、磁気記録媒体に高感度、高SN比など
各種の優れた電磁変換特性を付与できるとともに
高密度記録に適したものが望まれる。 このため、酸化物系磁性粉末に比して非常に高
い保磁力を有する金属磁性粉末を記録素子として
用いることが従来から行なわれているが、この種
の金属磁性粉末を使用したものでは電磁変換特性
は向上するもののノイズレベルを充分に低減でき
ない難点があり、その結果記録密度をいまひとつ
向上させることができない。 そこで、近年、非常に微細な金属磁性粉末を磁
気記録媒体の記録素子として使用することによつ
て、ノイズを充分に低減するとともに記録密度を
向上させる試みがなされているが、このような微
細な金属磁性粉末はノイズレベルを低減すること
はできても保磁力が高くなりすぎまた耐食性が悪
くなるため磁気記録媒体用としては適さない。 この発明者らはかかる現状に鑑み種々検討を行
なつた結果、磁気記録媒体の磁性層中に含有する
磁性粉末として、BET法による比表面積が35
m2/g以上でかつ保磁力が1300エルステツド以上
の窒化鉄磁性粉末を使用すると、磁性粉末の粒径
が非常に微小であるため磁性層の表面平滑性が良
好となつてノイズレベルが充分に低減され、また
保磁力が高く針状性も良好であるため電磁変換特
性も良好で高密度記録に適した磁気記録媒体が得
られることを見いだし、この発明をなすに至つ
た。 この発明において使用される窒化鉄磁性粉末
は、金属鉄微粒子をアンモニアと水素の混合ガス
雰囲気中で加熱処理するなどの方法で得らる微粉
末で、出発原料である金属鉄磁性微粒子の粒子形
状がそのまま保持されて金属鉄磁性微粒子より保
磁力の低いものが得られる。従つてこの種の窒化
鉄磁性粉末は、微細な金属磁性粉末のように保磁
力が高すぎて磁気記録媒体用として適さないとい
うこともなく、非常に微細でしかも磁気記録媒体
用として好適で高い保磁力を有し、この種の窒化
鉄磁性粉末を使用すれば、ノイズレベルが充分に
低くてしかも高密度記録に適した磁気記録媒体が
得られる。 このような窒化鉄磁性粉末としては、BET法
による比表面積が35m2/g以上でかつ保磁力が
1300エルステツド以上のものが好ましく使用さ
れ、比表面積が35m2/g未満のものではノイズレ
ベルを充分に低減できず、保磁力が1300エルステ
ツド未満のものでは高密度記録が充分に行なえな
いため好ましくない。また窒化鉄磁性粉末中にお
ける窒素の含有割合はN/Feの原子数比で15〜
25%の範囲内であることが好ましく、窒素の含有
割合が少なすぎると出発原料の金属鉄粒子の保磁
力を十分に低減することができず、非常に微細な
金属鉄粒子を出発原料とした場合には、保磁力が
高くなりすぎて、磁気記録媒体用として好ましく
ない。出発原料の金属鉄粒子中にはケイ素および
ニツケルを単独であるいは同時に含んでいてもよ
く、これらのケイ素およびニツケルが含有される
と、金属鉄粒子の針状性が良好になるためこれを
窒化して得られる窒化鉄金属粒子の針状性も良好
となり、ノイズレベルがさらに一段と低減され
る。 このような窒化鉄磁性粉末は、磁性塗料を調製
する際脂肪酸とともに併用すると、分散性がよく
なつてノイズレベルが一段と低減される。また従
来の金属鉄磁性粉末に比して耐食性が良好なため
耐食性が良好な磁気記録媒体が得られる。 この発明の磁気記録媒体を製造するには常法に
準じて行なえばよく、たとえばBET法による比
表面積が35m2/g以上でかつ保磁力が1300エルス
テツド以上の窒化鉄磁性粉末を、結合剤樹脂、有
機溶剤等とともに混合分散して磁性塗料を調製
し、この磁性塗料をポリエステルフイルムなどの
基体上に吹付けもしくはロール塗りなど任意の手
段で塗布し乾燥すばよい。 ここに用いる結合剤樹脂としては、塩化ビニル
−酢酸ビニル系共重合体、ポリビニルブチラール
樹脂、繊維素系樹脂、ポリウレタン系樹脂、イソ
シアネート化合物など従来汎用されている結合剤
樹脂が広く用いられる。 また、有機溶剤としては、メチルイソブチルケ
トン、メチルエチルケトン、シクロヘキサノン、
トルエン、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、ジ
メチルホルムアミドなどが単独であるいは二種以
上混合して使用される。 次に、この発明の実施例について説明する。 実施例 1 濃度5モル/の水酸化ナトリウム水溶液1.5
に、室温で撹拌しながら硫酸第一鉄(FeSO4)
と硫酸第一ニツケル(NiSO4)の混合溶液
(FeSO4)の濃度0.719モル/l、NiSO4の濃度
0.058モル/l、鉄に対するニツケルの原子比8.0
%)1.5を加えて反応させ、水酸化第一鉄と水
酸第一ニツケルの共同沈殿物を得た。次いで、こ
の共同沈殿物懸濁液を60℃に保ちながら3.0/
分の速度で空気を吹き込み8時間撹拌し、撹拌後
ろ過、水洗、乾燥して粒径0.25μ、軸比15のニツ
ケル含有α−オキシ水酸化鉄粉末を得た。次に、
この粉末100gを濃度0.018モル/のケイ酸ナト
リウム(NaSiO4)水溶液6中に分散させ、5
/分の速度で炭酸ガスを吹き込んで処理した
後、水洗、乾燥した。処理後の粉末100gを石英
ボード中に均一に展開し、管状電気炉内に設置し
て水素ガスを20/分の速度で通気し、400℃で
加熱還元した。還元終了後空気中での発火を防ぐ
ため一旦トルエンに浸してから取り出し、ニツケ
ルとケイ素を含有する金属鉄磁性粉末を得た。 次いで、得られた金属鉄磁性粉末をアンモニア
と水素の混合ガス気流中で450℃の温度で加熱処
理を行ない、ニツケルとケイ素を含有する窒化鉄
磁性粉末を得た。得られた窒化鉄磁性粉末は粒径
(長軸)0.2μ、軸比(長軸/短軸)10の針状磁性
粉末で、保磁力は1470エルステツド、飽和磁化量
は112emu/g、BET法による比表面積は51m2/
gであつた。また窒素の含有割合はN/Feの原
子数比で24%であつた。 このようにして得らた窒化鉄磁性粉末を使用
し、 窒化鉄磁性粉末 100重量部 エスレツA(積水化学工業社製、塩化ビニル−
酢酸ビニル−ビニルアルコール共重合体)
9 〃 パンテツクスT−5250(大日本インキ社製、ウ
レタンエラストマー) 9 〃 コロネートL(日本ポリウレタン工業社製、三
官能性低分子量イソシアネート化合物)
4.5重量部 ベンガラ 6 〃 ミリスチン酸 2.5 〃 ステアリン酸−n−ブチル 0.8 〃 ステアリン酸亜鉛 0.4 〃 カーボンブラツク 3 〃 トルエン 100 〃 シクロヘキサノン 100 〃 の組成からなる混合物をボールミル中で72時間混
合分散して磁性塗料を調製した。この磁性塗料を
厚さ約10μのポリエステルフイルム上に乾燥厚が
4μとなるように塗布、乾燥し、表面処理を行な
つた後、所定の巾に栽断して磁気テープをつくつ
た。 実施例 2 濃度5モル/の水酸化ナトリウム水溶液1.5
に、室温で撹拌しながら濃度0.719モル/の
硫酸第一鉄(FeSO4)水溶液1.5を加えて反応
させ、水酸化第一鉄の白緑色の沈殿を得た。次い
でこの水酸化第一鉄の懸濁液を60℃に保ちながら
3.0/分の速度で空気を吹き込み8時間撹拌し、
撹拌後ろ過、水洗、乾燥して粒径0.3μ、軸比15の
α−オキシ水酸化鉄粉末を得た。 このようにして得たα−オキシ水酸化鉄粉末を
実施例1においてニツケル含有α−オキシ水酸化
鉄に代えて同量使用した以外は実施例1と同様に
してケイ素を含有する金属鉄粉末を得、さらにケ
イ素を含む窒化鉄磁性粉末を得た。得られた窒化
鉄磁性粉末は粒径(長軸)0.25μ、軸比(長軸/
短軸)10の針状磁性粉末で、保磁力は1490エルス
テツド、飽和磁化量は115emu/g、BET法によ
る比表面積は47m2/gであつた。また窒素の含有
割合はN/Feの原子数比で24%であつた。 このようにして得られた窒化鉄磁性粉末を実施
例1で得られた窒化鉄磁性粉末に代えて同量使用
した以外は実施例1と同様にして磁気テープをつ
くつた。 実施例 3 実施例1において、アンモニアと水素の混合ガ
ス気流中での加熱処理を380℃の温度で行ない窒
素含有量がN/Feの原子数比で15%の窒化鉄磁
性粉末を得た以外は実施例1と同様にして磁気テ
ープをつくつた。なお窒化鉄磁性粉末の粒径(長
軸)は0.2μ、軸比(長軸/短軸)は10、保磁力は
1580エルステツド、飽和磁化量は124emu/gで
BET法による比表面積は52m2/gであつた。 比較例 実施例2において、水酸化第一鉄の懸濁液を40
℃に保ちながら1.6/分の速度で空気を吹き込
んで得た粒径0.4μ、軸比15のα−オキシ水酸化鉄
を使用して、ケイ素を含有する金属鉄磁性粉末を
得、このケイ素を含有する金属鉄磁性粉末の窒化
処理を省いた以外は実施例2と同様にして磁気テ
ープをつくつた。なおケイ素を含有する金属鉄磁
性粉末は粒径(長軸)0.3μ、軸比(長軸/短軸)
10の針状磁性粉末で保磁力は1500エルステツド、
飽和磁化量は120emu/gでBET法による比表面
積は40m2/gであつた。 各実施例および比較例で得られた磁気テープに
ついて、記録波長1μにおける最大出力レベル
(M.O.L)、変調ノイズレベルを測定し、耐食性を
試験した。耐食性試験は、得られた磁気テープを
60℃、90%RHの条件下に7日間放置し、放置前
と放置後の最大磁束密度の測定を行ない、放置前
の最大磁束密度を100%としてこれと比較した値
で表わした。 下表はその結果である。
【表】
上表から明らかなように、この発明で得られた
磁気テープ(実施例1〜3)はいずれも従来の磁
気テープ(比較例)に比し記録波長1μでの最大
出力レベルが大きくて変調ノイズが小さく、この
ことからこの発明によつて得られる磁気記録媒体
はノイズレベルが低くて高密度記録に適している
ことがわかる。また各実施例で得らた磁気テープ
は比較例で得らた磁気テープに比し最大磁束密度
の低下が小さく、このことからこの発明によつて
得られる磁気記録媒体は耐食性も改善されている
ことがわかる。
磁気テープ(実施例1〜3)はいずれも従来の磁
気テープ(比較例)に比し記録波長1μでの最大
出力レベルが大きくて変調ノイズが小さく、この
ことからこの発明によつて得られる磁気記録媒体
はノイズレベルが低くて高密度記録に適している
ことがわかる。また各実施例で得らた磁気テープ
は比較例で得らた磁気テープに比し最大磁束密度
の低下が小さく、このことからこの発明によつて
得られる磁気記録媒体は耐食性も改善されている
ことがわかる。
Claims (1)
- 1 BET法による比表面積が35m2/g以上で保
磁力が1300エルステツド以上の窒化鉄磁性粉末を
結合剤樹脂とともに基体上に塗着してなる磁気記
録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58019372A JPS59144035A (ja) | 1983-02-07 | 1983-02-07 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58019372A JPS59144035A (ja) | 1983-02-07 | 1983-02-07 | 磁気記録媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59144035A JPS59144035A (ja) | 1984-08-17 |
| JPH0568008B2 true JPH0568008B2 (ja) | 1993-09-28 |
Family
ID=11997495
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58019372A Granted JPS59144035A (ja) | 1983-02-07 | 1983-02-07 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59144035A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6154023A (ja) * | 1984-08-24 | 1986-03-18 | Fuji Photo Film Co Ltd | 磁気記録媒体 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5726101A (en) * | 1980-07-21 | 1982-02-12 | Akira Tazaki | Nitride fine grain of iron or ferrous alloy and magnetic recording medium using said grain |
| JPS5759304A (en) * | 1980-09-26 | 1982-04-09 | Kanto Denka Kogyo Kk | Magnetic recording material and its manufacture |
| JPS5784430A (en) * | 1980-11-13 | 1982-05-26 | Hitachi Ltd | Liquid crystal display element |
| JPS57140307A (en) * | 1981-02-23 | 1982-08-30 | Kanto Denka Kogyo Kk | Manufacture of metallic nitride powder for magnetic recording |
| JPS57154618A (en) * | 1981-03-19 | 1982-09-24 | Sony Corp | Magnetic recording medium |
-
1983
- 1983-02-07 JP JP58019372A patent/JPS59144035A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59144035A (ja) | 1984-08-17 |
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