JPH0569275B2 - - Google Patents
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- JPH0569275B2 JPH0569275B2 JP61189277A JP18927786A JPH0569275B2 JP H0569275 B2 JPH0569275 B2 JP H0569275B2 JP 61189277 A JP61189277 A JP 61189277A JP 18927786 A JP18927786 A JP 18927786A JP H0569275 B2 JPH0569275 B2 JP H0569275B2
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- wall surface
- cavity resonator
- door
- shaped conductor
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は高周波加熱装置のドア構造の改良に関
する。
する。
従来の技術
高周波加熱装置のドア周縁に特性インピーダン
スの異なる溝を深さ方向に設け、この溝の深さ方
向の特性インピーダンスを不連続にすることによ
り、実質的深さが使用波長の4分の1より小さく
しても、溝の入口でのインピーダンスが最大とな
り、チヨーク溝と同様に漏洩電波を少なくするこ
とができるという提案が特開昭60−25190号公報
にある。この従来例では、溝の深さ方向に幅の異
なる溝を設けたり、溝の周壁の形状を深さ方向に
変形するなどかなりの形状が複雑である。また、
特性インピーダンスの不連続部における反射防止
を考慮する必要がある。
スの異なる溝を深さ方向に設け、この溝の深さ方
向の特性インピーダンスを不連続にすることによ
り、実質的深さが使用波長の4分の1より小さく
しても、溝の入口でのインピーダンスが最大とな
り、チヨーク溝と同様に漏洩電波を少なくするこ
とができるという提案が特開昭60−25190号公報
にある。この従来例では、溝の深さ方向に幅の異
なる溝を設けたり、溝の周壁の形状を深さ方向に
変形するなどかなりの形状が複雑である。また、
特性インピーダンスの不連続部における反射防止
を考慮する必要がある。
また、第7図で示すように、ドア5の外周に電
波漏洩防止用の空胴共振器12を屈曲形成してロ
字状断面とし、空胴共振器12の一周壁である張
出面11の端部切口と空胴共振器12の他の壁面
(第1の壁面8)とを対向させた入口25を有す
る構造が実開昭61−795号公報に示されている。
この従来例では空胴共振器12の周壁が複数の導
体片に分割されていることは記載されていない。
したがつて空胴共振器12内には第8図に示す進
行方向がyz面以外にも生じる高次モードの電波
が入つてくるため、空胴共振器12が共振状態か
ら外れ、電波漏洩防止効果が小さくなる。仮りに
第7図の空胴共振器12の立上り面23と張出面
11を長手方向(x方向)に使用波長の1/2より
小さい幅の導体片に分割したと考える。この場
合、空胴共振器12を等価容量Cと等価インダク
タンスLとから成る並列共振素子をドア5の長手
方向(x方向)に複数個並べたものとみなせる。
各並列共振素子において、後述の(2)式で示すよう
に、空胴共振器12の入口25と空胴断面の面積
中心Oの距離lMと、入口寸法Gとの比lM/Gが大
きいほぼ等価容量Cが大きくなる。第7図の空胴
共振器12ではlM/G=1.0で、後述する本発明
のlM/G≧1.5に比べて等価容量Cが小さくなる。
その分だけ後述の(3)式より等価インダクタンスL
を大きくして漏洩電波の周波数に共振させるよう
にしなければならない。そのため、後述の(1)式か
ら明らかなように、空胴共振器12の断面ABを
大きくする必要があるので、従来例の空胴共振器
12は大形となり、ドアの小形化、低コスト化に
は不向きである。
波漏洩防止用の空胴共振器12を屈曲形成してロ
字状断面とし、空胴共振器12の一周壁である張
出面11の端部切口と空胴共振器12の他の壁面
(第1の壁面8)とを対向させた入口25を有す
る構造が実開昭61−795号公報に示されている。
この従来例では空胴共振器12の周壁が複数の導
体片に分割されていることは記載されていない。
したがつて空胴共振器12内には第8図に示す進
行方向がyz面以外にも生じる高次モードの電波
が入つてくるため、空胴共振器12が共振状態か
ら外れ、電波漏洩防止効果が小さくなる。仮りに
第7図の空胴共振器12の立上り面23と張出面
11を長手方向(x方向)に使用波長の1/2より
小さい幅の導体片に分割したと考える。この場
合、空胴共振器12を等価容量Cと等価インダク
タンスLとから成る並列共振素子をドア5の長手
方向(x方向)に複数個並べたものとみなせる。
各並列共振素子において、後述の(2)式で示すよう
に、空胴共振器12の入口25と空胴断面の面積
中心Oの距離lMと、入口寸法Gとの比lM/Gが大
きいほぼ等価容量Cが大きくなる。第7図の空胴
共振器12ではlM/G=1.0で、後述する本発明
のlM/G≧1.5に比べて等価容量Cが小さくなる。
その分だけ後述の(3)式より等価インダクタンスL
を大きくして漏洩電波の周波数に共振させるよう
にしなければならない。そのため、後述の(1)式か
ら明らかなように、空胴共振器12の断面ABを
大きくする必要があるので、従来例の空胴共振器
12は大形となり、ドアの小形化、低コスト化に
は不向きである。
なお、第7図は実開昭61−795号公報の明細書
の図面の各部寸法を同一比率で示したものであ
り、また、構成要素の名称および番号は本実施例
と対応する部分は同じにしてある。
の図面の各部寸法を同一比率で示したものであ
り、また、構成要素の名称および番号は本実施例
と対応する部分は同じにしてある。
発明が解決しようとする問題点
溝の深さ方向に、複雑な形状をした溝を設ける
必要があり、また特性インピーダンスの不連続部
における反射防止に手間が掛かつたり、ドアの小
形化に不向きな点である。
必要があり、また特性インピーダンスの不連続部
における反射防止に手間が掛かつたり、ドアの小
形化に不向きな点である。
問題点を解決するための手段
ドア周囲にロ字状断面を持つ漏洩電波防止用の
空胴共振器を設け、この空胴共振器の4面のうち
3面をドアの周囲の長手方向に設けた多数のコ字
状導体片で形成し、残りの一面とコ字状導体片の
端部切口とを互いに対向させて上記空胴共振器に
漏洩電波を導き入れる入口とし、かつこの入口と
空胴断面の面積中心の距離lMと、入口寸法Gとの
比lM/Gを1.5以上とし、又入力をふさぐ誘電体
カバーとそれから突き出た複数の容量調整素子と
を設け、それらを特定の位置に設けたものであ
る。
空胴共振器を設け、この空胴共振器の4面のうち
3面をドアの周囲の長手方向に設けた多数のコ字
状導体片で形成し、残りの一面とコ字状導体片の
端部切口とを互いに対向させて上記空胴共振器に
漏洩電波を導き入れる入口とし、かつこの入口と
空胴断面の面積中心の距離lMと、入口寸法Gとの
比lM/Gを1.5以上とし、又入力をふさぐ誘電体
カバーとそれから突き出た複数の容量調整素子と
を設け、それらを特定の位置に設けたものであ
る。
作 用
上記のように構成することにより、コ字状導体
片により漏洩しようとする電波は伝搬モードのう
ち波長が最も短いTEM波としてロ字状断面の空
胴共振器内に導き入れられる。この空胴共振器
は、近似的に1巻きの筒状コイルとして空胴断面
積に比例した等価インダクタンスLと、空胴の入
口付近の乱れ電界に基づく等価容量Cとから成る
並列共振素子を形成する。空胴の入口を小さくす
るほどCが大きくなり、その分だけLを小さくで
きる。すなわち空胴断面積を小さくできる。ロ字
状断面の各辺がそれぞれ使用波長の4分の1より
も小さい寸法で、電波シール効果が最大となる。
片により漏洩しようとする電波は伝搬モードのう
ち波長が最も短いTEM波としてロ字状断面の空
胴共振器内に導き入れられる。この空胴共振器
は、近似的に1巻きの筒状コイルとして空胴断面
積に比例した等価インダクタンスLと、空胴の入
口付近の乱れ電界に基づく等価容量Cとから成る
並列共振素子を形成する。空胴の入口を小さくす
るほどCが大きくなり、その分だけLを小さくで
きる。すなわち空胴断面積を小さくできる。ロ字
状断面の各辺がそれぞれ使用波長の4分の1より
も小さい寸法で、電波シール効果が最大となる。
実施例
本発明の一実施例による高周波加熱装置の構成
および作用を図面とともに説明する。
および作用を図面とともに説明する。
第1図および第2図において、1は加熱室で、
2は加熱室1の開口部を取り囲むフランジで、3
は外箱である。4は加熱室1内を覗くためにドア
5の中央部にできるだけ広範囲に設けた小穴群で
ある。6はこの小穴群4の周囲を取り囲む段部
で、この段部6は小穴群4の内面に固着した透光
性のドア内カバー15の端部が清掃の際などには
がれるのを防ぐと共に、ドア5閉成時にフランジ
2と平面接触する封口面7の平面度を良くするも
のである。8は封口面7の端部よりフランジ2に
対して略直角に折り曲げた第1の壁面である。9
は第1の壁面8の端部よりフランジ2に対して略
平行に延長した第2の壁面である。10は第2の
壁面9に溶接した多数のコ字状導体片である。こ
のコ字状導体片10は第2の壁面9に溶接される
取り付け面19と、第1の壁面8にほぼ平行に対
向する立ち上がり面23と、端部切口を第1の壁
面8に対向させた張出面11との3面から成る。
ドア5の周囲の長手方向に対する各コ字状導体片
10の幅D(第3図のx方向)は使用波長の2分
の1よりも小さくしている。
2は加熱室1の開口部を取り囲むフランジで、3
は外箱である。4は加熱室1内を覗くためにドア
5の中央部にできるだけ広範囲に設けた小穴群で
ある。6はこの小穴群4の周囲を取り囲む段部
で、この段部6は小穴群4の内面に固着した透光
性のドア内カバー15の端部が清掃の際などには
がれるのを防ぐと共に、ドア5閉成時にフランジ
2と平面接触する封口面7の平面度を良くするも
のである。8は封口面7の端部よりフランジ2に
対して略直角に折り曲げた第1の壁面である。9
は第1の壁面8の端部よりフランジ2に対して略
平行に延長した第2の壁面である。10は第2の
壁面9に溶接した多数のコ字状導体片である。こ
のコ字状導体片10は第2の壁面9に溶接される
取り付け面19と、第1の壁面8にほぼ平行に対
向する立ち上がり面23と、端部切口を第1の壁
面8に対向させた張出面11との3面から成る。
ドア5の周囲の長手方向に対する各コ字状導体片
10の幅D(第3図のx方向)は使用波長の2分
の1よりも小さくしている。
又、第1の壁面8とコ字状導体片10とで囲ま
れたロ字状断面は狭小な入口25を有する空胴共
振器12を形成する。この空胴共振器12の入口
25をふさぐ不透明の誘電体カバー13の最外周
内面から突き出した突起片14は、コ字状導体片
10の立ち上がり面23に設けた取り付け穴18
に引つ掛かるようになつている。ドア5の前面を
覆う透光性のドア外カバー16を保持するための
誘電体製のドア外枠24から突き出した突起片1
7は第2の壁面9の最外周縁端部20に引つ掛か
るようになつている。
れたロ字状断面は狭小な入口25を有する空胴共
振器12を形成する。この空胴共振器12の入口
25をふさぐ不透明の誘電体カバー13の最外周
内面から突き出した突起片14は、コ字状導体片
10の立ち上がり面23に設けた取り付け穴18
に引つ掛かるようになつている。ドア5の前面を
覆う透光性のドア外カバー16を保持するための
誘電体製のドア外枠24から突き出した突起片1
7は第2の壁面9の最外周縁端部20に引つ掛か
るようになつている。
また、第5図に示すように、誘電体カバー13
から空胴共振器12内に突き出した複数の容量調
整素子26,27のうち少なくとも一つを張出面
11の端部切口近傍に配置し、コ字状導体片10
が外部より衝撃が加わつたときの変形(入口25
が小さくなる方向)を防止している。
から空胴共振器12内に突き出した複数の容量調
整素子26,27のうち少なくとも一つを張出面
11の端部切口近傍に配置し、コ字状導体片10
が外部より衝撃が加わつたときの変形(入口25
が小さくなる方向)を防止している。
次に上記のように構成した実施例の作用効果を
説明する。加熱室1開口部を取り囲むフランジ2
と封口面7との平面接触部に向かう入射電波に対
して、第4図のような簡易等価回路によつて定性
的に電波シール効果を説明する。21はフランジ
2と封口面7との平面接触部に対応する容量で、
一種のバイパスコンデンサとして作用する。平面
接触部は平行板線路と考えられ、この線路の容量
は平行のギヤツプに反比例するので容量21は上
記平面接触部のギヤツプが小さいほど大きくな
り、電波シール効果が増す。コ字状導体片10の
幅D(第3図のx方向)を使用波長の2分の1よ
り小さくしているので、第1の壁面8と各コ字状
導体片10とで形成されたロ字状断面を持つ空胴
共振器12の内部に入り込んだ電波の進行方向は
第3図のyz面内に限定される。張出面11が無
ければ第6図のように電界が分布し、平行板線路
の長さlが自由空間波長λの約4分の1で並列共
振を起こし、インピーダンスが最大となり、電波
漏洩を防止することができるが、2450MHzの高周
波加熱装置ではlは30.6mmで、これをドアに実装
しようとすると厚くなり、意匠的にもコスト的に
も不利である。
説明する。加熱室1開口部を取り囲むフランジ2
と封口面7との平面接触部に向かう入射電波に対
して、第4図のような簡易等価回路によつて定性
的に電波シール効果を説明する。21はフランジ
2と封口面7との平面接触部に対応する容量で、
一種のバイパスコンデンサとして作用する。平面
接触部は平行板線路と考えられ、この線路の容量
は平行のギヤツプに反比例するので容量21は上
記平面接触部のギヤツプが小さいほど大きくな
り、電波シール効果が増す。コ字状導体片10の
幅D(第3図のx方向)を使用波長の2分の1よ
り小さくしているので、第1の壁面8と各コ字状
導体片10とで形成されたロ字状断面を持つ空胴
共振器12の内部に入り込んだ電波の進行方向は
第3図のyz面内に限定される。張出面11が無
ければ第6図のように電界が分布し、平行板線路
の長さlが自由空間波長λの約4分の1で並列共
振を起こし、インピーダンスが最大となり、電波
漏洩を防止することができるが、2450MHzの高周
波加熱装置ではlは30.6mmで、これをドアに実装
しようとすると厚くなり、意匠的にもコスト的に
も不利である。
本実施例のように、張出面11を設けて、ロ字
状断面を持ち狭小な入口25を有する空胴共振器
12を形成した場合は、第5図のような電界分布
となる。この場合、張出面11の端部切口付近と
第1の壁面8との間に電気力線の大部分が集まつ
ている。空胴共振器12は第4図において等価イ
ンダクタンスLと等価容量Cとから成る並列共振
素子として表されている。等価インダクタンスL
は、近似的に空胴共振器12と同じ断面の1巻き
の筒状コイルとして働き、そのコイルの定数とし
ての等価的なインダクタンスを意味し、筒軸方向
(x方向)の単位長あたりの値は(1)式のようにな
る。また、等価容量Cは空胴共振器12の入口2
5付近の乱れ電界に基づくもので、近似的に(2)式
で与えられる。
状断面を持ち狭小な入口25を有する空胴共振器
12を形成した場合は、第5図のような電界分布
となる。この場合、張出面11の端部切口付近と
第1の壁面8との間に電気力線の大部分が集まつ
ている。空胴共振器12は第4図において等価イ
ンダクタンスLと等価容量Cとから成る並列共振
素子として表されている。等価インダクタンスL
は、近似的に空胴共振器12と同じ断面の1巻き
の筒状コイルとして働き、そのコイルの定数とし
ての等価的なインダクタンスを意味し、筒軸方向
(x方向)の単位長あたりの値は(1)式のようにな
る。また、等価容量Cは空胴共振器12の入口2
5付近の乱れ電界に基づくもので、近似的に(2)式
で与えられる。
L=μ0AB ……(1)
C=(2/πloge√2elM/G−K)ε0 ……(2)
ここで
AB:空胴共振器12のロ字状断面の面積
μ0:空胴共振器12内の媒質の透磁率
e:2.72
lM:空胴共振器12の入口25と空胴断面の
面積中心Oとの距離 ε0:空胴共振器12内の媒質の誘電率 K:入口25付近の形状に関係する補正項 G:入口25の間隙(入口寸法) 空胴共振器12の共振周波数0は(3)式で表せ
る。
面積中心Oとの距離 ε0:空胴共振器12内の媒質の誘電率 K:入口25付近の形状に関係する補正項 G:入口25の間隙(入口寸法) 空胴共振器12の共振周波数0は(3)式で表せ
る。
0=1/2π√LC ……(3)
(2)式より入口25の間隙Gを小さくするほど、
あるいはlM/Gを大きくするほど等価容量Cが大
きくなることがわかる。共振周波数0を一定とす
ると、等価容量Cが大きくなるほど等価インダク
タンスLが小さくてよいことが(3)式からわかる。
等価インダクタンスLを小さくするには(1)式より
空胴共振器12のロ字状断面の面積ABを小さく
すればよい。すなわち、空胴共振器12を小形に
するためには、入口25の間隙Gを狭くして等価
容量Cを大きくし、その分だけ空胴面積ABを小
さくして等価インダクタンスLを小さくし、一定
の共振周波数0(高周波加熱装置の加熱周波数)
で並列共振を起こさせて、入口25におけるイン
ピーダンスを最大にし電波漏洩を防止すればよ
い。
あるいはlM/Gを大きくするほど等価容量Cが大
きくなることがわかる。共振周波数0を一定とす
ると、等価容量Cが大きくなるほど等価インダク
タンスLが小さくてよいことが(3)式からわかる。
等価インダクタンスLを小さくするには(1)式より
空胴共振器12のロ字状断面の面積ABを小さく
すればよい。すなわち、空胴共振器12を小形に
するためには、入口25の間隙Gを狭くして等価
容量Cを大きくし、その分だけ空胴面積ABを小
さくして等価インダクタンスLを小さくし、一定
の共振周波数0(高周波加熱装置の加熱周波数)
で並列共振を起こさせて、入口25におけるイン
ピーダンスを最大にし電波漏洩を防止すればよ
い。
加熱周波数が2450MHz、高周波出力が500wの
高周波加熱装置において、フランジ2と封口面7
との間の間隙を2mm、張出面11と封口面7との
段差を3mm、コ字状導体片の幅Dを15mmとし、水
275mlを加熱してドア5の周囲から5cmの距離で
電波漏洩量を測定してみた。その結果G=5mmの
ときAB=15.4×15.9mm、lM/G=2.1で、電波漏
洩量が0.1mw/cm2以下となり、G=8mmと大きく
すると、上記と同程度に少ない電波漏洩量に抑え
るためにはAB=20.4×18.4mm、lM/G=1.75とい
うようにロ字状断面の面積も大きくなる。このよ
うな実験により、入口25の間隙Gを4〜8mm位
と狭小にしてlM/Gを1.5以上にすることにより、
ロ字状断面の空胴共振器12の寸法Aおよび寸法
Bをそれぞれ使用波長λの4分の1である30.6mm
よりもかなり小さくできることが明らかとなつて
いる。
高周波加熱装置において、フランジ2と封口面7
との間の間隙を2mm、張出面11と封口面7との
段差を3mm、コ字状導体片の幅Dを15mmとし、水
275mlを加熱してドア5の周囲から5cmの距離で
電波漏洩量を測定してみた。その結果G=5mmの
ときAB=15.4×15.9mm、lM/G=2.1で、電波漏
洩量が0.1mw/cm2以下となり、G=8mmと大きく
すると、上記と同程度に少ない電波漏洩量に抑え
るためにはAB=20.4×18.4mm、lM/G=1.75とい
うようにロ字状断面の面積も大きくなる。このよ
うな実験により、入口25の間隙Gを4〜8mm位
と狭小にしてlM/Gを1.5以上にすることにより、
ロ字状断面の空胴共振器12の寸法Aおよび寸法
Bをそれぞれ使用波長λの4分の1である30.6mm
よりもかなり小さくできることが明らかとなつて
いる。
また、複数の容量調整素子26,27は等価容
量Cを調整して、並列共振を確実に得られるよう
にするものであるが、張出面11の端部切口きん
ぼうにも配置してあるため、コ字状導体片10の
変形防止に役立ち長期間にわたつて安定した電波
シール効果を保持することができる。
量Cを調整して、並列共振を確実に得られるよう
にするものであるが、張出面11の端部切口きん
ぼうにも配置してあるため、コ字状導体片10の
変形防止に役立ち長期間にわたつて安定した電波
シール効果を保持することができる。
発明の効果
以上のように本発明によると、多数のコ字状導
体片と第1の壁面とで囲まれたロ字状断面の空胴
共振器の入口をコ字状導体片の張出面の端部切口
と第1の壁面を対向させた構成で狭小なものと
し、かつlM/G≧1.5のように寸法を選んだので、
空胴共振器の断面寸法AおよびBを使用波長λの
4分の1よりも小さくでき、空胴共振器の形状が
簡単となり、ドアの小形化、薄形化が図れ、また
容量調整素子のうち少なくとも一つが張出面の端
部切口近傍に配置しているため、空胴共振器の等
価容量の調節機能を持たせると同じにコ字状導体
片の外力(z方向)による変形を防止し、電波シ
ール効果の安定性を高めている。
体片と第1の壁面とで囲まれたロ字状断面の空胴
共振器の入口をコ字状導体片の張出面の端部切口
と第1の壁面を対向させた構成で狭小なものと
し、かつlM/G≧1.5のように寸法を選んだので、
空胴共振器の断面寸法AおよびBを使用波長λの
4分の1よりも小さくでき、空胴共振器の形状が
簡単となり、ドアの小形化、薄形化が図れ、また
容量調整素子のうち少なくとも一つが張出面の端
部切口近傍に配置しているため、空胴共振器の等
価容量の調節機能を持たせると同じにコ字状導体
片の外力(z方向)による変形を防止し、電波シ
ール効果の安定性を高めている。
第1図は本発明の一実施例による高周波加熱装
置のドア5の金属部だけを示す要部斜視図、第2
図は同ドア周囲の電波シール部を示す要部断面
図、第3図は第1図におけるxyz方向を示す図、
第4図はドア5の電波シール部の簡易等価回路
図、第5図は同電波シール部の電界分布図、第6
図は同終端を短絡した平行板線路の電界分布図、
第7図は従来の電波シール構造を示す構成説明
図、第8図は同電界方向を示す図である。 1……加熱室、2……フランジ、4……小穴
群、5……ドア、6……段部、7……封口面、8
……第1の壁面、9……第2の壁面、10……コ
字状導体片、11……張出面、12……空胴共振
器、13……誘電体カバー、19……取り付け
面、23……立ち上がり面、25……入口、2
6,27……容量調整素子、lM……空胴共振器1
2の入口25と空胴断面の面積中心Oとの距離、
G……入口寸法。
置のドア5の金属部だけを示す要部斜視図、第2
図は同ドア周囲の電波シール部を示す要部断面
図、第3図は第1図におけるxyz方向を示す図、
第4図はドア5の電波シール部の簡易等価回路
図、第5図は同電波シール部の電界分布図、第6
図は同終端を短絡した平行板線路の電界分布図、
第7図は従来の電波シール構造を示す構成説明
図、第8図は同電界方向を示す図である。 1……加熱室、2……フランジ、4……小穴
群、5……ドア、6……段部、7……封口面、8
……第1の壁面、9……第2の壁面、10……コ
字状導体片、11……張出面、12……空胴共振
器、13……誘電体カバー、19……取り付け
面、23……立ち上がり面、25……入口、2
6,27……容量調整素子、lM……空胴共振器1
2の入口25と空胴断面の面積中心Oとの距離、
G……入口寸法。
Claims (1)
- 1 加熱室1開口部を開閉するドア5の周縁に漏
洩電波防止用の空胴共振器12を設けた高周波加
熱装置において、ドア5の周縁に位置しドア5閉
成時には加熱室1開口部のフランジ2に平面接触
する封口面7と、この封口面7の端部よりフラン
ジ2に対して略直角に折れ曲げた第1の壁面8
と、この第1の壁面8と略直角の第2の壁面9と
を一枚の金属板から一体形成し、この第2の壁面
9にドア5の周囲の長手方向に使用波長の2分の
1よりも小さく分割した多数のコ字状導体片10
を固着し、第1の壁面8とコ字状導体片10とに
より各辺がいずれも使用波長の4分の1よりも小
さいロ字状断面を形成すると共に入口25を有す
る空胴共振器12を形成し、入口25と空胴断面
の面積中心Oの距離lMと、入口寸法Gとの距離の
比(lM/G)を1.5以上とし、コ字状導体片10
はドアとは別にベルト状金属板から一体形成され
たもので、第2の壁面9に固着する取り付け面1
9と、第1の壁面8にほぼ平行に対向する立ち上
がり面23と、端部切口を第1の壁面8に対向さ
せた張出面11との3面からなり、空胴共振器1
2の入口25は張出面11の端部切口と第1の壁
面8とを対向させて形成し、かつ入口25をふさ
ぐ誘電体カバー13とそれから空胴共振器12内
に突き出した複数の容量調整素子26,27とを
設け、そのうち少なくとも一つをコ字状導体片1
0から第1の壁面に向かつて張り出した張出面1
1の端部切口近傍に配置したことを特徴とする高
周波加熱装置。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61189277A JPS6345795A (ja) | 1986-08-12 | 1986-08-12 | 高周波加熱装置 |
| GB8718229A GB2196520B (en) | 1986-08-07 | 1987-07-31 | Microwave heating apparatus |
| DE19873726002 DE3726002A1 (de) | 1986-08-07 | 1987-08-05 | Tuerdichtung fuer einen mikrowellenofen |
| KR1019870008619A KR900008074B1 (ko) | 1986-08-07 | 1987-08-06 | 초고주파 가열장치 |
| FR8711322A FR2602626B1 (fr) | 1986-08-07 | 1987-08-07 | Joint d'etancheite electromagnetique pour porte de dispositif de chauffage a micro-ondes, et dispositif de chauffage comportant un tel agencement |
| US07/082,471 US4868359A (en) | 1986-08-07 | 1987-08-07 | Radiation sealed door in a microwave heating apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61189277A JPS6345795A (ja) | 1986-08-12 | 1986-08-12 | 高周波加熱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6345795A JPS6345795A (ja) | 1988-02-26 |
| JPH0569275B2 true JPH0569275B2 (ja) | 1993-09-30 |
Family
ID=16238622
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61189277A Granted JPS6345795A (ja) | 1986-08-07 | 1986-08-12 | 高周波加熱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6345795A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08135279A (ja) * | 1994-11-07 | 1996-05-28 | Takigen Mfg Co Ltd | 左右兼用型扉用ロックハンドル装置 |
| JPH08135280A (ja) * | 1994-11-14 | 1996-05-28 | Takigen Mfg Co Ltd | 左右兼用型扉用ロックハンドル装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2812882B2 (ja) * | 1994-07-11 | 1998-10-22 | 良治 砂子 | ホタルイカの醤油漬けの製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS50142546U (ja) * | 1974-05-13 | 1975-11-25 | ||
| JPS59230291A (ja) * | 1983-06-07 | 1984-12-24 | 松下電器産業株式会社 | 電波シ−ル装置 |
-
1986
- 1986-08-12 JP JP61189277A patent/JPS6345795A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH08135279A (ja) * | 1994-11-07 | 1996-05-28 | Takigen Mfg Co Ltd | 左右兼用型扉用ロックハンドル装置 |
| JPH08135280A (ja) * | 1994-11-14 | 1996-05-28 | Takigen Mfg Co Ltd | 左右兼用型扉用ロックハンドル装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6345795A (ja) | 1988-02-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |