JPH0571525B2 - - Google Patents

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JPH0571525B2
JPH0571525B2 JP11626189A JP11626189A JPH0571525B2 JP H0571525 B2 JPH0571525 B2 JP H0571525B2 JP 11626189 A JP11626189 A JP 11626189A JP 11626189 A JP11626189 A JP 11626189A JP H0571525 B2 JPH0571525 B2 JP H0571525B2
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powder
aln
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diamine
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Junko Ito
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Tetsuji Oohashi
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B41/00After-treatment of mortars, concrete, artificial stone or ceramics; Treatment of natural stone
    • C04B41/45Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements
    • C04B41/46Coating or impregnating, e.g. injection in masonry, partial coating of green or fired ceramics, organic coating compositions for adhering together two concrete elements with organic materials
    • C04B41/48Macromolecular compounds
    • C04B41/488Other macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving unsaturated carbon-to-carbon bonds
    • C04B41/4892Polyamides

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
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  • Materials Engineering (AREA)
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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Ceramic Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は窒化アルミニウム(AlN)粉体の表
面被覆方法に係り、特に水分や酸素に対する安定
性を改善するための高特性被膜をAlN粉体に容
易かつ効率的に形成するためのAlN粉体の表面
被覆方法に関する。 [従来の技術及び先行技術] AlN粉体は、大気中で熱力学的に極めて不安
定であり、特にその微粉体は容易に酸素や水分と
反応する。例えば、AlN粉体は、30℃、80%相
対湿度雰囲気下で40日程度保持すると、以下に示
す反応によりBayerite、Boehmite等の水酸化ア
ルミニウム(Al(OH)3)へと変化してしまう。 AlN+3H2O→Al(OH)3+NH3 このため、AlN粉体を保存する場合には、乾
燥後、容器に完全密封するか、N2又はNH3ガス
雰囲気下で保管する必要があり、管理が困難であ
る。仮に貯蔵時にAl(OH)3等への分解が実質的
に防止できたとしても、焼結体製造時の焼成前の
諸工程において分解不純物が発生することは避け
られない。即ち、水を媒質としてAlN粉体のス
ラリーを調製すると、AlNに一部生成したAl
(OH)3が混入するため、このようなスラリーを
成形、焼結した場合、焼成中にAl(OH)3がα−
アルミナ(Al2O3)に変化し、得られる焼結体中
のAl2O3が増加する。このため、熱伝導率等の焼
結体の特性を著しく損なう結果となる。このよう
なことから、従来においては、水系スラリーとす
ることができず、有機溶媒及び成形用バインダー
を用いて成形しているため、処理コストが高くつ
くという欠点があつた。 そこで、AlN粉体の安定化のために、粉体表
面に被覆膜を形成する提案がなされており、最近
では、AlN粉体表面に疎水性被膜を形成した後、
親水性被膜を形成したもの、具体的には第1次の
表面処理としてAlN粉体の表面を、無機、有機
の表面処理剤で覆い、水との反応性を抑制した
後、第2次の表面処理として、この第1次処理粉
体を、水を媒質とした界面活性剤中で処理し、水
に対する分散性を向上させたAlN粉体が提案さ
れている(特開昭62−207770号)。 しかしながら、特開昭62−207770号に開示され
るAlN粉体では 被膜の耐熱性が乏しい(200℃に耐えること
ができない。)。 被膜の機械的強度、耐薬品性、耐久性が十分
でない。 、より、ミルやスプレードライヤを用い
てミリングする場合等に被膜が破損してAlN
の水和が起こり易い。 等の欠点があつた。 上記従来の問題点を解決し、AlN粉体に、耐
熱性に優れ機械的強度が高く、著しく耐久性に優
れた、耐水保護被膜を形成し、AlN粉体の水系
での処理、成形を可能とし、もつて高特性AlN
焼結体を低コストで製造することができる、表面
被覆されたAlN粉体及びその製造方法として、
本出願人は粒子表面がポリアミド樹脂で被覆され
たAlN粉体、及び、このようなAlN粉体を製造
するにあたり、カツプリング剤等により疎水処理
されたAlN粉体の粒子表面に二塩基酸又はその
誘導体とジアミン類又はジアミン誘導体との重縮
合反応によりポリアミド樹脂被膜を生成させる方
法を見出し、先に特許出願した(特願昭63−
221871号。以下「先願」という。)。 [発明が解決しようとする課題] 上記先願の方法によれば、高特性ポリアミド樹
脂被膜が形成されたAlN粉体を容易かつ効率的
に製造することが可能とされるが、先願の方法に
より製造される表面被覆AlN粉体は、AlN粉体
粒子の表面にカツプリング剤層等の疎水処理剤層
を介してポリアミド樹脂被膜が形成されたもので
あり、製造条件等によつても異なるが、カツプリ
ング剤層に直接ポリアミド樹脂被膜が形成された
AlN粉体よりも、むしろ第2図に示す如く、
AlN粉体粒子2の表面に形成されたカツプリン
グ剤層3との間に、被膜形成時の残留モノマーや
有機溶媒の液相5を包含してポリアミド樹脂被膜
4が形成されたAlN粉体1Bとなる。 即ち、先願の方法は、AlN粉体表面にて、例
えば二塩基酸又はその誘導体とジアミン類又はジ
アミン誘導体を液相にて反応させる、所謂液−液
重合であるため、形成されるポリアミド樹脂被膜
4内に残留モノマーや有機溶媒の液相5が包含さ
れ易い。 このため、先願の方法により得られる表面被覆
AlN粉体では、次のような不具合がある。 成形時のプレス圧力により、被膜が破れて内
部の液相が浸出する。 このため、プレス収縮、焼成収縮が大きく、
成形性、焼結性が損なわれ、製品欠陥が生じ易
い。また、浸出した液相のために金型が汚染さ
れることから、金型の清掃が必要となり、生産
性が低下する。 形成される被膜自体が比較的厚い上に、被膜
内に液相を包含するため、表面被覆AlN粉体
に対する被膜及び液相の有機物の割合が、例え
ば約20%と、非常に多いものとなる。このた
め、使用薬剤量が多く原料コストが高騰する上
に、厚く形成された被膜及び液相の被覆層のた
めに、AlN粉体本来の特性が損なわれる場合
もある。 本発明は上記先願の問題点を解決し、AlN粉
体表面に液相を包含することなく、比較的薄いポ
リアミド被膜を容易かつ効率的に、高い生産性に
て形成することができるAlN粉体の表面被覆方
法を提供することを目的とする。 [課題を解決するための手段] 本発明のAlN粉体の表面被覆方法は、AlN粉
体粒子の表面を二塩基酸又はその誘導体で被覆
し、該被覆処理されたAlN粉体をジアミン又は
ジアミン誘導体の溶液に分散させて、AlN粉体
の粒子表面で重合反応させることによりポリアミ
ド樹脂被膜を生成させることを特徴とする。 以下に本発明を詳細に説明する。 本発明の方法においては、まず、AlN粉体粒
子の表面を、二塩基酸又はその誘導体で被覆す
る。具体的には、AlN粉体と、カツプリング剤
を添加した二塩基酸又はその誘導体の溶液とを添
加混合し、得られた混合スラリーを急熱乾燥する
などの方法で、溶媒を揮発除去する。 本発明において、カツプリング剤としては具体
的には、KBM1003(信越化学工業(株)製、ビニル
トリメトキシシラン)、KR44(味の素(株)製、イソ
プロピルトリ(N−アミノエチル−アミノエチ
ル)チタネート)、AL−M(味の素(株)製、アセト
アルコキシアルミニウムジイソプロピレート)等
を用いることができる。 なお、カツプリング剤としてチタネート系、あ
るいはアルミニウム系のものを用いると、シラン
系のものを用いた場合よりもAlN焼結体の熱伝
導率が高くなる。 また、二塩基酸又はその誘導体としては、1,
8−オクタンジカルボニルクロリド、1,4−ブ
ランジカルボン酸、1,7−ヘプタンジカルボン
酸、1,5−ペンタンジカルボン酸、1,6−ヘ
キサンジカルボン酸及びその塩化物等を用いるこ
とができる。 このような二塩基酸又はその誘導体を溶解させ
る溶媒としては、シクロヘキサン、エチルアルコ
ール、アセトン、ヘキサン、メチルアルコール、
クロロホルム等の1種又は2種以上の有機溶媒が
挙げられる。 カツプリング剤の使用量は、AlN粉体100gに
対して1.0〜4.0ml程度とするのが好ましい。ま
た、二塩基酸又はその誘導体の溶液の濃度及び該
溶液と添加混合するAlN粉体の割合等は、製造
する表面被覆AlN粉体の被膜量等によつても異
なるが、通常の場合、0.1〜0.3mol/程度の二
塩基酸又はその誘導体の溶液100mlに対して40〜
60gのAlN粉体を混合するのが好ましい。 なお、本発明においては、カツプリング剤を用
いることなく二塩基酸又はその誘導体で被覆処理
することもできる。しかしながら、AlN粉体の
表面は親水性であるため、被覆処理に際して二塩
基酸又はその誘導体の溶液に対する濡れ性が悪
く、AlN粉体の分散性が悪いことから、形成さ
れる被膜も不均一なものとなり易い。従つて、本
発明においてはカツプリング剤を用いるのが好ま
しい。 このようにして被覆処理されたAlN粉体は、
次いで、ジアミン又はジアミン誘導体の溶液に分
散させて、AlN粉体の粒子表面で重合反応させ
ることにより、ポリアミド樹脂被膜を生成させ
る。 具体的には、界面活性剤を加えた水に、上記被
覆処理されたAlN粉体を分散させてスラリーと
し、このスラリーにジアミン又はジアミン誘導体
の溶液を添加して混合撹拌する。 界面活性剤としては、HLB値の高いノニオン
系界面活性剤、例えば、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルアリ
エーテル、ポリオキシエチレン誘導体、ポリオキ
シエチレンゾルビタン脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレン脂肪酸エステル等を用いることができ
る。 また、ジアミン又はジアミン誘導体としては、
1,6−ジアミノヘキサン、1,7−ジアミノヘ
プタン、1,8−ジアミノオクタン、1,9−ジ
アミノノナン、1,10−ジアミノデカン、エチレ
ンジアミン、トリメチレンジアミン、テトラメチ
レンジアミン、ペンタメチレンジアミン及びその
誘導体等を用いることができる。 このようなジアミン又はジアミン誘導体を溶解
させる溶媒としては、水が挙げられる。 界面活性剤の使用量は、AlN粉体100gに対し
て5〜10ml程度とするのが好ましい。また、ジア
ミン又はジアミン誘導体の溶液の濃度及び該溶液
と添加混合するAlN粉体の割合等は、AlN粉体
粒子の表面に付着している二塩基酸又はその誘導
体と重合反応を起こすに十分な量のジアミン又は
ジアミン誘導体が添加される量であれば良く、製
造する表面被覆AlN粉体の被膜量等によつても
異なるが、通常の場合、0.02〜0.05mol/程度
のジアミン又はジアミン誘導体の溶液100mlに対
して50〜100gの被覆処理されたAlN粉体を混合
するのが好ましい。 このようにして、カツプリング剤と二塩基酸又
はその誘導体とで被覆したAlN粉体をジアミン
又はジアミン誘導体の溶液に分散させることによ
り、AlN粉体の粒子表面で二塩基酸又はその誘
導体とジアミン又はジアミン誘導体が重縮合反応
してポリアミド樹脂被膜を生成する。 反応終了後、スラリーを急熱乾燥するなどの方
法により水等の溶媒を揮発させて、ポリアミド樹
脂被膜が形成された表面被覆AlN粉体を得る。 このようにして得られる表面被覆AlN粉体は、
第1図に示す如く、表面の少なくとも一部にカツ
プリング剤3Aが付着したAlN粉体粒子2の表
面に液相を殆ど包含することなくポリアミド樹脂
被膜4が密着性良く形成されたAlN粉体1Aで
ある。 なお、本発明の方法は、成形、焼成材料として
用いるAlN粉体を製造する場合には、予め所定
量のY2O3粉体等の焼結助剤を混合したAlN粉体
に適用することができることは言うまでもない。 [作用] 本発明の方法によれば、先願の液−液重合とは
異なり、AlN粉体粒子表面の二塩基酸又はその
誘導体と、溶液中のジアミン又はジアミン誘導体
とを反応させる、いわば固−液重合によりポリア
ミド樹脂被膜を形成することにより、被膜内に未
反応モノマーや溶媒等の液相を包含しない表面被
覆AlN粉体を得ることができる。 このため、表面被覆AlN粉体に対する被膜の
有機物量が約5%と著しく低減され、AlN粉体
本来の特性を損なうことなく、耐水性、耐熱性に
優れ、かつ機械的強度も著しく高い被膜を密着性
良く、薄く均一な膜厚で、しかもほぼ単粒子毎の
被覆となるように形成することが可能とされる。 また、AlN粉体粒子表面に形成される被膜量
は、二塩基酸又はその誘導体の付着量、並びに、
ジアミン又はジアミン誘導体の使用量等により容
易に調整することができる。 [実施例] 以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をより
具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えな
い限り、以下の実施例に限定されるものではな
い。 なお、以下の実施例及び比較例において、用い
た試薬は下記の通りである。 使用試薬 1,8−オクタンジカルボニルクロリド:塩
化セバコイル(和光純薬(株)製) ClCO(CH28COCl=239.1 1,6−ジアミノヘキサン(ヘキサメチレン
ジアミン)(和光純薬(株)製) NH2(CH26NH2=116.21 クロロホルム(和光純薬(株)製) CHCl3=119 シクロヘキサン(和光純薬(株)製) C6H12=84.2 界面活性剤 エマルゲンA−60((株)花王製)(ポリオキシエ
チレン誘導体HLB=12.8) カツプリング剤 KBM1003(信越化学工業(株)製) CH2CHSi(OCH33=148.2 また、原料のAlN粉体としては、次のを、
焼結助剤としては次のを用いた。 高純度窒化アルミニウム、F (徳山ソーダ(株)製) Y2O3 (信越化学工業(株)製) 実施例 1 塩化セバコイル25gをシクロヘキサン500mlに
溶かし、溶液A(0.2mol/)を調製した。別
に、ヘキサメチレンジアミン2.32gを蒸留水500
mlに溶かし、溶液B(0.04mol/)を調製した。 AlN粉体14.25g及び焼結助剤Y2O3粉体0.75g
をボールミルにて混合すると同時に、塩化セバコ
イルを固定するために、溶液Aを22ml、シクロヘ
キサンを10ml、カツプリング剤を150μ添加し、
24時間混合した。得られたスラリーをホツトプレ
ート120℃にて急熱乾燥を行ない、シクロへキサ
ンを揮発させて塩化セバコイルで被覆したAlN
粉体を得た。次いで、得られたAlN粉体を界面
活性剤1mlを加えた蒸留水100mlに分散させてス
ラリーCを得た。 次に、AlN粉体表面の塩化セバコイルとヘキ
サメチンジアミンとを重合させるために、スラリ
ーCに溶液Bを10〜20ml添加し、数分程度撹拌し
た。 反応によりAlN粉体粒子表面にポリアミド樹
脂被膜が生成したので、得られた表面被覆AlN
粉体を水から分離するため、反応液をホツトプレ
ート200℃にて急熱乾燥した。 得られた表面被覆AlN粉体について、下記方
法により物性及び特性を調べ、結果を第1表に示
した。 有機分量の測定 表面被覆AlN粉体1gを用いて、大気中、600
℃で1時間の焼成を行ない、焼成減量より有機分
量の測定を行なつた。 成形性、焼成体の諸物性 表面被覆AlN粉体を12mmφ及び30mmφの成形
型を用いて1000Kgf/cm2でプレス成形し、窒素雰
囲気中、1880℃で2時間焼成して焼成体を得た。
この時の成形性の良否を◎、○、△、×の4段階
で評価し、また、得られた焼成体について諸物性
を測定した。 熱伝導率 上記で得られた焼成体について、真空理工社製
「レーザーフラツシユ熱定数測定装置(TC−
7000)」を用いて測定した。 電気的特性 上記で得られた焼成体について、YHP(横河ヒ
ユーレツトパツカード)社製「4192Aインピーダ
ンスアナライザー」を用いて1MHzにて測定した。 比較例 1 AlN粉体14.25g、焼結助剤Y2O3粉体0.75g及
びバインダー(第一工業製薬社製「G7211」)
0.60gをシクロヘシサン30mlを溶媒として、24時
間混合した。 これをホツトプレートに展開し、200℃で急熱
乾燥処理を施して混合粉体を得た。 得られた粉体について、実施例1と同様にして
物性及び特性を調べ、結果を第1表に示した。 比較例 2 (先願の方法) 塩化セバコイル25gをシクロヘキサン/クロロ
ホルム=3:1(体積比)の混合溶媒500mlに溶解
して、0.2mol/の溶液を調製した。別に、
ヘキサメチレンジアミン2.32gを蒸留水500mlに
溶解して、0.04mol/の溶液を調製した。 AlN粉体14.25g及び焼結助剤Y2O3粉体0.75g
をカツプリング剤約150μを添加してアセトン
30ml中で24時間混合して疎水処理した。混合後、
得られたスラリーを、ホツトプレートを用いて
120℃で急熱乾燥を行ない、得られた乾燥粉体を
溶液10〜20mlに分散させた。次いで、分散液
を、界面活性剤1mlを含む蒸留水30mlに乳化さ
せ、乳化液に溶液を10〜20ml加え、重合を起こ
させた。その後、混合溶媒(シクロヘキサン:ク
ロロホルム=3:1体積比)を加えて反応を停止
させ、ホツトプレート約200℃にて乾燥処理を行
なつて、表面被覆AlN粉体を得た。 得られた粉体について、実施例1と同様にして
物性及び特性を調べ、結果を第1表に示した。 比較例 3 (特開昭62−207770号の方法) 比較例2と同様にして疎水処理して得られた粉
体を特開昭62−207770号記載の方法に従つてオレ
イン酸ナトリウム1.5gを溶かした蒸留水30ml中
にて15分程度混合を行ない、その後ホツトプレー
トを用いて200℃で乾燥処理した。 得られた粉体について、実施例1と同様にして
物性及び特性を調べ、結果を第1表に示した。 なお、本例で得られた粉体をプレス成形して焼
成したところ、多数のクラツクが入つて崩壊して
しまうため、焼成体の特性は測定できなかつた。
【表】 第1表より次のことが明らかである。 比較例3で得られる粉体は、離型性が悪く、有
機分が多く焼成変形が大きい。このため、200〜
500℃に長時間保持する脱脂処理を行なわないと、
成形、焼成して良好な焼成体を得ることができな
い。 比較例1で得られる粉体では、成形体の密度が
低く、このため焼成体の強度が低い。 比較例2で得られる粉体では、未反応のモノマ
ー及び溶媒からなる液相が包含されているため有
機分量が高い。このため使用薬剤量が多く、ま
た、成形時において液相部の流出による生産性の
低下の問題がある。 これに対して、本発明の方法により得られる表
面被覆AlN粉体によれば、良好な成形性にて、
気孔率が低く、高強度の成形体及び焼成体を高い
生産性で得ることができる。しかも、液相分の包
含の問題がないため、使用薬剤量も比較例2の方
法に比べて約1/4となり、原料コストも軽減され
る。 [発明の効果] 以上詳述した通り、本発明のAlN粉体の表面
被覆方法によれば、耐水性、耐熱性、機械的強度
に著しく優れ、AlN粉体粒子を十分に保護する
ことができる高特性ポリアミド樹脂被覆層を容易
かつ低コストに、効率的にAlN粉体粒子表面に
形成することができる。 本発明により製造された表面被覆AlN粉体に
よれば、水系処理、加熱処理、ミリング処理等の
処理工程において保護被膜が破壊されることがな
いため、これらの処理工程でAlN粉体がAl
(OH)3に変化するのが防止され、Al2O3の生成の
ない、熱伝導率が高く、諸特性に優れたAlN粉
体を得ることが可能とされる。しかも、ポリアミ
ド樹脂被膜の内部に、未反応モノマーや溶媒の液
相が包含されていないことから、その成形、焼成
に際しては、液相の浸出によるプレス収縮や焼成
収縮の問題もなく、生産性も大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のAlN粉体の表面被覆方法に
より得られる表面被覆AlN粉体の一例を示す模
式的な断面図、第2図は先願の方法により主に得
られる表面被覆AlN粉体を示す模式的な断面図
である。 1A,1B……表面被覆AlN粉体、2……
AlN粉体粒子、3……カツプリング剤層、4…
…ポリアミド樹脂被膜。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 AlN粉体粒子の表面を二塩基酸又はその誘
    導体で被覆し、該被覆処理されたAlN粉体をジ
    アミン又はジアミン誘導体の溶液に分散させて、
    AlN粉体の粒子表面で重合反応させることによ
    りポリアミド樹脂被膜を生成させることを特徴と
    するAlN粉体の表面被覆方法。
JP11626189A 1989-05-10 1989-05-10 AlN粉体の表面被覆方法 Granted JPH02296708A (ja)

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JPH02296708A JPH02296708A (ja) 1990-12-07
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KR100373834B1 (ko) * 2000-11-11 2003-02-26 (주)해은켐텍 유기표면처리제로 코팅된 열전도성 페이스트용질화알루미늄 및 질화알루미늄의 코팅방법

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