JPH0575295U - 油圧作業装置の省燃料装置 - Google Patents

油圧作業装置の省燃料装置

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JPH0575295U
JPH0575295U JP2449192U JP2449192U JPH0575295U JP H0575295 U JPH0575295 U JP H0575295U JP 2449192 U JP2449192 U JP 2449192U JP 2449192 U JP2449192 U JP 2449192U JP H0575295 U JPH0575295 U JP H0575295U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 油圧作業装置において、油圧ポンプを駆動す
るエンジンの燃料の無駄を抑え、できるだけ低騒音での
作業を可能とする省燃料装置を提供する。 【構成】 油圧作業装置30は、エンジン22によって
駆動される油圧ポンプ21と、この油圧ポンプ21から
吐出される作動油の流量制御を行うためにスプール開度
の増減制御が可能な作動油制御バルブ34と、油圧アク
チュエータ15の作動速度の高低設定を行うべく選択操
作され、低速側に設定された場合は作動油制御バルブ3
4のスプール開度を、高速側に設定された場合よりも小
さくさせる速度設定手段33とを備えている。省燃料装
置40は、速度設定手段33が低速側に設定されたとき
に、エンジン22の回転数を速度設定手段33が高速側
に設定されたときよりも低くするアクセル制御手段41
を備えて構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、油圧により作動するブームを備えた高所作業車等の油圧作業装置に 関し、さらにはその油圧作業装置におけるエンジンの低燃費運転を達成するため の省燃料装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
高所作業車等には、油圧により起伏・伸縮作動するブームが備えられており、 そのブームの作動力を発生する油圧シリンダ等の油圧アクチュエータに供給され る作動油を吐出する油圧ポンプも搭載される。この油圧ポンプは、シャーシに取 り付けられた走行用エンジンもしくはキャブバックに搭載された作業用エンジン により駆動される。 ところで、このような高所作業車等には、ブームの起伏・伸縮指示を行うため の操作手段が取り付けられており、この操作レバーが操作されることにより作動 油制御バルブのスプールが開作動して、油圧ポンプから吐出された作動油を各油 圧アクチュエータに供給する。最近では、操作者が任意にブームの低速作動と高 速作動のいずれかを選択設定し、低速側に設定されたときは作動油制御バルブの スプール開度を、高速側に設定された場合よりも小さく(例えば、1/2に)し てブームの作動速度を低く抑え、ブームのインチング制御等を容易に行うことが できるようにしたものが用いられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来、ブームの作動速度制御が低速側・高速側のいずれに設定 されていても油圧ポンプを駆動するエンジンの回転数は一定(ブームの高速作動 に対応すべく高回転)であった。このため、低速側に設定されている間は、過大 な流量の作動油が油圧ポンプから吐出されることとなり、エンジンの燃料が無駄 に消費され、またエンジンから発生される騒音が問題となることが多かった。
【0004】 本考案は、このような問題に鑑みてなされたものであり、エンジンの燃料の無 駄を抑え、できるだけ低騒音での作業を可能とする油圧作業装置の省燃料装置を 提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案の省燃料装置は、速度設定手段が低速側 に設定されたときに、エンジンの回転数を速度設定手段が高速側に設定されたと きよりも低くするアクセル制御手段を備えて構成されている。
【0006】
【作用】
このような省燃料装置では、速度設定手段が低速側に設定されて油圧アクチュ エータに対する作動油供給量が低流量で足りる場合には、アクセル制御手段によ り自動的にエンジンの回転数が低められ、油圧ポンプからの吐出量が上記供給流 量に応じた低吐出量とされる。このため、エンジンにおける燃料消費とともに、 エンジンから発生される騒音も抑えられる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。 まず、図1には、本考案に係る省燃料装置を備えた高所作業車(油圧作業装置 )を示している。この高所作業車10の車体11の後部には、車体11に対して 水平旋回作動が自在な旋回台12が取り付けられており、その旋回台12の上部 には、テレスコープ状に伸縮作動自在に構成されたブーム13が起伏作動自在に 枢着されている。なお、旋回台12の旋回作動は、車体11に内蔵された油圧旋 回モータ14の作動により行われる。また、ブーム13の起伏・伸縮作動はそれ ぞれ、旋回台12とブーム13間に取り付けられた油圧起伏シリンダ15,ブー ム13に内蔵された油圧伸縮シリンダ16の作動により行われる。 さらに、ブーム13の先端には、作業台17が水平に取り付けられており、こ の作業台17には、作業者が搭乗することができる。
【0008】 ところで、上記各油圧アクチュエータ14〜16に供給される作動油は、車体 11の前部に搭載された油圧ポンプ21から吐出される。この油圧ポンプ21は 同じく車体11の前部に搭載された作業用エンジン22により駆動され、エンジ ン22の回転数が高いほど大きな流量の作動油を吐出する。 そして、この高所作業車10には、油圧ポンプ21から吐出された作動油をそ の流量を制御しながら上記各油圧アクチュエータ14〜16に供給する流量制御 装置30が備えられている。この流量制御装置30は、作業台17に取り付けら れた操作ユニット31,バルブコントローラ32および速度設定スイッチ33と 、旋回台12の側面に取り付けられた作動油制御バルブユニット34とから構成 されている。 ここで、図2には、上記流量制御装置30のうち油圧起伏シリンダ15に対す る作動油の流量制御を行う部分を例示している。以下、この図を用いて流量制御 装置30について説明する。
【0009】 操作ユニット31は、中立位置N(θ=0)と左右の最大ストローク位置θm axまでの間での操作が可能な起伏用操作レバー31aを備えている。この操作 ユニット31は、操作レバー31aが操作されると、その操作方向および実操作 ストロークθaに対応する操作信号(電気信号)を出力する。 起伏用作動油制御バルブ34は、電磁比例制御弁であり、左右に2つのソレノ イドを有している。 バルブコントローラ32は、起伏用作動油制御バルブ34の左右2つのソレノ イドのうち上記操作信号により示されるブーム13の作動方向(ここでは、起立 もしくは倒伏)に対応するソレノイドを励磁するとともに、そのソレノイドに上 記操作信号に示される実操作ストロークθaに対応する大きさの励磁力を発生さ せる。これにより、操作レバー31aの実操作ストロークθaに対応して起伏用 作動油制御バルブ34のスプール開度が制御されるとともに、油圧起伏シリンダ 15に対する作動油流量つまりはブーム13の起伏作動速度が設定される。
【0010】 速度設定スイッチ33は、ブーム13の作動速度の高低設定を行うべく、高速 側位置Hと低速側位置L間で切換え操作される。この速度設定スイッチ33が各 位置に設定されると、バッテリBから各位置の端子を介してバルブコントローラ 32に電気信号が入力される。 ここで、上記バルブコントローラ32は、速度設定スイッチ33が高速側位置 Hにセットされたときは、起伏用作動油制御バルブ34のスプール開度を、操作 レバー31aの実操作ストロークθaの増減(0〜θmax)に対して全閉状態 から全開状態まで変化させる。一方、低速側位置Lにセットされたときは、スプ ール開度を、操作レバー31aの実操作ストロークθaの増減(0〜θmax) に対して全閉状態から半開状態まで変化させる。このため、速度設定スイッチ3 3を高速側位置Hにセットすれば、操作レバー31aを最大ストロークθmax 付近まで操作することにより、油圧起伏シリンダ15に大流量の作動油を供給す ることができ、ブーム13を高速で起伏作動させることができる。また、ブーム 13の始動・停止時には徐々に流量を増減させることができ、ショックを小さく することができる。一方、速度設定スイッチ33を低速側位置Lにセットすれば 、操作レバー31aを最大ストロークθmax付近まで操作しても、油圧起伏シ リンダ15には最大時の半分の流量の作動油しか供給されないので、ブーム13 の作動速度を低速に抑えることができ、例えば、ブーム13のインチング制御を 容易に行うことができる。 なお、ここでは、ブーム13の起伏作動についてのみ説明したが、旋回台12 の旋回作動およびブーム13の伸長作動についても同様の制御が行われる。
【0011】 このようにブーム13等の作動速度の高低設定を自在とすることにより、作業 に便利であるが、従来は、速度設定スイッチ33が高速側位置H・低速側位置L のいずれにセットされているかにかかわらず作業用エンジン22を所定の高回転 で作動させ、高速側位置Hにセットされた場合に対応する大流量の作動油を油圧 ポンプ21に吐出させていた。しかし、これでは、作業用エンジン22の燃料の 無駄が多くなるとともに、作業中絶え間なく作業用エンジン22から大きな騒音 が発生されることになる。このため、本高所作業車10には、上記省燃料装置が 取り付けられている。
【0012】 この省燃料装置40は、図2に示すように、作業用エンジン22のアクセルレ バー22aを作動させるアクセル制御器41を備えている。このアクセル制御器 41はアクセルレバー22aに連結された出力ロッド41aと、この出力ロッド 41aの周囲に取り付けられたアクセルソレノイド41bとから構成されている 。出力ロッド41aは、アクセルソレノイド41bが非励磁のときはアクセルレ バー22aが自らの付勢力によりアクセル・オフ(OFF)側に位置するのを許 容する。このとき作業用エンジン22は、所定の低回転で作動する。一方、アク セルソレノイド41bが励磁されたときはその励磁力により出力ロッド41aは 左動してアクセルレバー22aをアクセル・オン(ON)側に移動させる。これ により、作業用エンジン22は上記所定の高回転で作動する。そして、アクセル ソレノイド41bを励磁する電力は、速度設定スイッチ33の高速側位置Hの端 子を介して上記バッテリBから供給される。
【0013】 このため、速度設定スイッチ33が高速側位置Hにセットされると、アクセル ソレノイド41bが励磁され、作業用エンジン22の回転数が所定の高回転に上 昇し、油圧ポンプ21からは大流量の作動油が吐出される。 逆に、速度設定スイッチ33が低速側位置Lにセットされると、アクセルソレ ノイド41bの励磁が解除され、作業用エンジン22の回転数が自動的に所定の 低回転に降下する。したがって、作業用エンジン22における燃料消費を少なく することができるとともに、騒音の発生をも抑えることができる。
【0014】 なお、上記実施例では、高所作業車に用いられた場合について説明したが、本 考案の省燃料装置はそれ以外の油圧作業装置に用いることができる。
【0015】
【考案の効果】
以上のように本考案の省燃料装置を用いれば、油圧アクチュエータを低速作動 させるべく速度設定手段を低速側に設定すると、自動的にエンジンの回転数が低 下され、油圧ポンプに必要最小限の作動油のみ吐出させることができる。このた め、エンジンの燃料が無駄に消費されるのを防止することができ、油圧作業装置 による低騒音作業を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る省燃料装置を備えた高所作業車の
斜視図である。
【図2】上記省燃料装置および上記高所作業車に取り付
けられた流量制御装置等の概略図である。
【符号の説明】
21 油圧ポンプ 22 作業用エンジン 22a アクセルレバー 32 バルブコントローラ 33 速度設定スイッチ 34 作動油流量制御バルブ 40 省燃料装置 41 アクセル制御器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンによって駆動される油圧ポンプ
    から吐出される作動油の供給を受けて作動する油圧アク
    チュエータと、この油圧アクチュエータに供給される作
    動油の流量制御を行うためにスプール開度の増減制御が
    可能な作動油制御バルブと、前記油圧アクチュエータの
    作動速度の高低設定を行うべく選択操作され、低速側に
    設定されたときは前記作動油制御バルブのスプール開度
    を、高速側に設定された場合よりも小さくさせる速度設
    定手段とを備えた油圧作業装置の省燃料装置であって、 前記速度設定手段が低速側に設定されたときに、前記エ
    ンジンの回転数を前記速度設定手段が高速側に設定され
    たときよりも低くするアクセル制御手段を備えたことを
    特徴とする油圧作業装置の省燃料装置。
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