JPH0575757B2 - - Google Patents
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- JPH0575757B2 JPH0575757B2 JP61144413A JP14441386A JPH0575757B2 JP H0575757 B2 JPH0575757 B2 JP H0575757B2 JP 61144413 A JP61144413 A JP 61144413A JP 14441386 A JP14441386 A JP 14441386A JP H0575757 B2 JPH0575757 B2 JP H0575757B2
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- JP
- Japan
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- antibiotic
- methanol
- culture
- streptomyces
- producing
- Prior art date
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- Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
- Medicines Containing Material From Animals Or Micro-Organisms (AREA)
- Compounds Of Unknown Constitution (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は、抗生物質RS−44B及びその製造法
に関するものである。本発明の抗生物質RS−
44Bは、ストレプトミセス属に属する抗生物質
RS−44B生産菌を培養して、その培養物から分
離採取される文献未載の新規抗生物質である。な
お、RS−44Bは、本願に対応する中国特許出願
において、“RS−44B”と呼称される物質と同一
の物質である。
に関するものである。本発明の抗生物質RS−
44Bは、ストレプトミセス属に属する抗生物質
RS−44B生産菌を培養して、その培養物から分
離採取される文献未載の新規抗生物質である。な
お、RS−44Bは、本願に対応する中国特許出願
において、“RS−44B”と呼称される物質と同一
の物質である。
(発明の背景)
近年、抗生物質は、医療用のみならず農薬用と
しても利用しうるものが数多く見出されている。
しても利用しうるものが数多く見出されている。
本発明者らは、従来より上記の如き有用な抗生
物質の探索を目的として、多数の土壌中から微生
物を分離し、その産出する抗生物質について、精
製、同定及び用途の開発を行つてきた。
物質の探索を目的として、多数の土壌中から微生
物を分離し、その産出する抗生物質について、精
製、同定及び用途の開発を行つてきた。
その結果、本発明者らは、先にストレプトミセ
ス・エスピー・RS−44(Streptomyces sp.RS−
44)の培養物から文献未載の新規抗生物質RS−
44を、単離・精製することに成功した。本発明者
らは、更に研究を進めた結果、上記RS−44株の
培養物より、上記抗生物質RS−44とは全く異な
つた理化学的性質及び生物学的性質を有する新し
い抗生物質RS−44Bを単離・精製することに成
功した。
ス・エスピー・RS−44(Streptomyces sp.RS−
44)の培養物から文献未載の新規抗生物質RS−
44を、単離・精製することに成功した。本発明者
らは、更に研究を進めた結果、上記RS−44株の
培養物より、上記抗生物質RS−44とは全く異な
つた理化学的性質及び生物学的性質を有する新し
い抗生物質RS−44Bを単離・精製することに成
功した。
(発明の目的)
本発明の目的は、新規な抗生物質および該抗生
物質を放線菌ストレプトミセス属に属する微生物
から分離、採取する方法を提供することにある。
物質を放線菌ストレプトミセス属に属する微生物
から分離、採取する方法を提供することにある。
(発明の構成)
(使用する微生物)
本発明の抗生物質RS−44Bを生産する微生物
はストレプトミセス(Streptomyces)属に属す
る抗生物質RS−44Bの生産能を有する菌種であ
る。
はストレプトミセス(Streptomyces)属に属す
る抗生物質RS−44Bの生産能を有する菌種であ
る。
その一例として、ストレプトミセス・エスピ
ー・RS−44(Streptomyces sp.RS−44)(以下、
“RS−44株”と称する。)を挙げることができ、
該微生物は、上記の特性を有し、本発明の抗生物
質RS−44Bを有利に生産するものであり、本発
明の製造法に有効に利用し得るものである。
ー・RS−44(Streptomyces sp.RS−44)(以下、
“RS−44株”と称する。)を挙げることができ、
該微生物は、上記の特性を有し、本発明の抗生物
質RS−44Bを有利に生産するものであり、本発
明の製造法に有効に利用し得るものである。
また、上記RS−44株の自然的及び人工的変異
株は勿論、ストレプトミセス属に属する菌種で後
述の抗生物質RS−44Bの生産能を有する微生物
はすべて本発明方法において使用することができ
る。
株は勿論、ストレプトミセス属に属する菌種で後
述の抗生物質RS−44Bの生産能を有する微生物
はすべて本発明方法において使用することができ
る。
上記RS−44株は、中国江蘇省で採取された土
壌中より分離された土壌放線菌であり、工業技術
院微生物工業技術研究所に昭和61年3月5日付寄
託され、その微生物受託番号は、微工研菌寄第
8684号(FERM P−8684)である。
壌中より分離された土壌放線菌であり、工業技術
院微生物工業技術研究所に昭和61年3月5日付寄
託され、その微生物受託番号は、微工研菌寄第
8684号(FERM P−8684)である。
RS−44株は、次の菌学的性質を有する。
1 形態的特徴
本菌株、RS−44株をグルコースイーストエキ
スを含む菌体分析用培地で培養し、菌体を分離乾
燥後6N HClで110℃、20時間加水分解し、ペー
パークロマトグラフで細胞壁アミノ酸を検出する
と、L,L−ジアミノピメリン酸を検出した。
スを含む菌体分析用培地で培養し、菌体を分離乾
燥後6N HClで110℃、20時間加水分解し、ペー
パークロマトグラフで細胞壁アミノ酸を検出する
と、L,L−ジアミノピメリン酸を検出した。
また寒天平板上に発育した気菌糸は螺旋状菌糸
を形成し、これに数十個の胞子の形成がみられる
が、胞子のう、運動性胞子はみられない。
を形成し、これに数十個の胞子の形成がみられる
が、胞子のう、運動性胞子はみられない。
以上のことから本菌はストレプトミセスに属す
るものである。胞子の形態は円柱状で表面は平滑
である。
るものである。胞子の形態は円柱状で表面は平滑
である。
2 各種培地上における生育状態(27℃、3週間
培養、色調はデイスクリプテイブ・カラー・ネ
ームズ・デイクシヨナリ(Descriptive color
names dictionary)による) 1 シユクロース硝酸塩寒天培地 発 育:発育せず 2 グルコース・アスパラギン酸寒天培地 発 育:普通 気菌糸:微量 b(オイスター・ホワイ
ト) 裏 面: b(オイスター・ホワイ
ト) 色 素:なし 3 グリセリン・アスパラギン寒天培地 発 育:普通 気菌糸:微量 b(オイスター・ホワイ
ト) 裏 面: b(オイスター・ホワイ
ト) 色 素:なし 4 スターチ・無機塩寒天培地 発 育:良好 気菌糸:多量 2ge(ベイジユ) 裏 面: 2ie(ライトマスタード) 色 素:なし 5 チロシン寒天培地 発 育:良好 気菌糸:多量 3dc(ナチユラル) 裏 面: 21e(マスタード) 色 素: 2ea(ライトメイズ) 6 栄養寒天培地 発 育:良好 気菌糸:なし 裏 面:11/2Ca(クリーム) 色 素:なし 7 イースト麦芽寒天培地 発 育:良好 気菌糸:多量 5fe(アツシユ) 裏 面: 21g(マスタードタン) 色 素:なし 8 オートミール寒天培地 発 育:不良 気菌糸:なし 裏 面:不明 色 素:なし 9 ペプトン・イースト・鉄寒天培地 発 育:良好 気菌糸:なし 裏 面:11/2ea(ライトイエロー) 色 素:なし 3 炭素源の資化性(プリドハム・ゴツトリーブ
寒天培地) L−アラビノース − D−キシロース + D−グルコース + D−フラクトース − シユクロース − イノシトール − L−ラムノース − ライフイノース − D−マンニトール − +……発育する。
培養、色調はデイスクリプテイブ・カラー・ネ
ームズ・デイクシヨナリ(Descriptive color
names dictionary)による) 1 シユクロース硝酸塩寒天培地 発 育:発育せず 2 グルコース・アスパラギン酸寒天培地 発 育:普通 気菌糸:微量 b(オイスター・ホワイ
ト) 裏 面: b(オイスター・ホワイ
ト) 色 素:なし 3 グリセリン・アスパラギン寒天培地 発 育:普通 気菌糸:微量 b(オイスター・ホワイ
ト) 裏 面: b(オイスター・ホワイ
ト) 色 素:なし 4 スターチ・無機塩寒天培地 発 育:良好 気菌糸:多量 2ge(ベイジユ) 裏 面: 2ie(ライトマスタード) 色 素:なし 5 チロシン寒天培地 発 育:良好 気菌糸:多量 3dc(ナチユラル) 裏 面: 21e(マスタード) 色 素: 2ea(ライトメイズ) 6 栄養寒天培地 発 育:良好 気菌糸:なし 裏 面:11/2Ca(クリーム) 色 素:なし 7 イースト麦芽寒天培地 発 育:良好 気菌糸:多量 5fe(アツシユ) 裏 面: 21g(マスタードタン) 色 素:なし 8 オートミール寒天培地 発 育:不良 気菌糸:なし 裏 面:不明 色 素:なし 9 ペプトン・イースト・鉄寒天培地 発 育:良好 気菌糸:なし 裏 面:11/2ea(ライトイエロー) 色 素:なし 3 炭素源の資化性(プリドハム・ゴツトリーブ
寒天培地) L−アラビノース − D−キシロース + D−グルコース + D−フラクトース − シユクロース − イノシトール − L−ラムノース − ライフイノース − D−マンニトール − +……発育する。
−……発育しない。
4 その他の生理的性質
1 至適温度 25〜35℃
2 ゼラチンの液化(グルコース・ペプトン・
ゼラチン培地上) 液化する 3 スターチの加水分解(スターチ無機塩寒天
培地上) 加水分解する 4 脱脂乳の凝固 凝固する 5 脱脂乳の液化 液化する 6 メラニン様色素の形成(チロシン寒天培地
上) なし (ペプトン・イースト鉄寒天培地上)なし 上記の性質を有するストレプトミセスをバージ
イのマニユアルオブデターミネイテイブバクテリ
オロジイ8版(Bergey's Manual of
Determinative Bacteriology 8th ed.)によつて
分類すると、WiSiC−iSM群に属し、色調、胞子
形態などからストレプトミセス、カカオイが最も
近縁であり、従つて本菌はストレプトミセス、カ
カオイ(Streptomyces cacaoi)又はこれに極め
て近縁の菌であると推定される。
ゼラチン培地上) 液化する 3 スターチの加水分解(スターチ無機塩寒天
培地上) 加水分解する 4 脱脂乳の凝固 凝固する 5 脱脂乳の液化 液化する 6 メラニン様色素の形成(チロシン寒天培地
上) なし (ペプトン・イースト鉄寒天培地上)なし 上記の性質を有するストレプトミセスをバージ
イのマニユアルオブデターミネイテイブバクテリ
オロジイ8版(Bergey's Manual of
Determinative Bacteriology 8th ed.)によつて
分類すると、WiSiC−iSM群に属し、色調、胞子
形態などからストレプトミセス、カカオイが最も
近縁であり、従つて本菌はストレプトミセス、カ
カオイ(Streptomyces cacaoi)又はこれに極め
て近縁の菌であると推定される。
(培養法および精製法)
本発明の抗生物質RS−44Bを得るに当たつて
は、ストレプトミセス属に属する上記抗生物質生
産菌を、抗生物質を生産する通常の方法で培養す
ることができる。培養の形態は、液体培養でも固
体培養でもよく、工業的に有利に培養するために
は、前記生産菌の胞子懸濁液又は培養液を培地に
接種し、通気撹拌培養を行えばよい。
は、ストレプトミセス属に属する上記抗生物質生
産菌を、抗生物質を生産する通常の方法で培養す
ることができる。培養の形態は、液体培養でも固
体培養でもよく、工業的に有利に培養するために
は、前記生産菌の胞子懸濁液又は培養液を培地に
接種し、通気撹拌培養を行えばよい。
培地の栄養源としては特に限定されることはな
く、微生物の培養に通常用いられる炭素源、窒素
源その他の培地中に含有させることができる。炭
素源としては、澱粉、デキストリン、グリセリ
ン、グルコース、シユークロース、ガラクトー
ス、イノシトール、マンニトールなどが、また窒
素源としては、ペプトン、大豆粉、肉エキス、米
ぬか、麸、尿素、コーンステイープリカー、アン
モニウム塩、硝酸塩、その他の有機または無機の
窒素化合物が用いられる。その他、無機塩類、た
とえば食塩、燐酸塩類、カリウム、カルシウム、
亜鉛、マンガン、鉄等の金属塩類等を適宜に添加
してもよく、必要に応じて消泡剤として、動、
植、鉱物油等を添加してもよい。培養温度、培養
時間等の培養条件は使用菌の発育に適し、しかも
RS−44Bの生産が最高となるような件が選ばれ
る。たとえば、培地のPHは4〜9、特に中性付近
がよく、培養の適温は25゜〜35℃程度がよい。し
かし、これらの培養組成物、培地の水素イオン濃
度、培養温度、撹拌条件などの培養条件は使用す
る菌株の種類や、外部の条件などに応じて好まし
い結果が得られるように適宜調節されるべきであ
ることはいうまでもない。このようにして得られ
る培養物から、RS−44Bを得るには、代謝産物
を採取するのに通常用いられる手段を適宜に利用
して採取し得る。たとえば、RS−44Bと不純物
との溶解度差を利用する手段、イオン結合力の差
を利用する手段、吸着親和力の差を利用する手
段、分子量の差を利用する手段のいずれも、それ
ぞれ単独、又は、適宜組合わせて、あるいは反復
して使用される。具体的には、RS−44Bは、培
養濾液にその大部分が存在する。その培養濾液の
PHを酸性側、たとえばPH4.0に調整し、酢酸エチ
ルのような有機溶媒で抽出し、濃縮して得られる
油状物をメタノール等を用いて結晶化する。これ
を、更に高速液体クロマトグラフイー(例えば、
ヌクレオシル5C18、メタノール:水=8:2で展
開)に付し、RK−44Bの活性部分を集め、更に
メタノールを用いて常法により結晶化を行うこと
によりRS−44Bの無色結晶を得る。
く、微生物の培養に通常用いられる炭素源、窒素
源その他の培地中に含有させることができる。炭
素源としては、澱粉、デキストリン、グリセリ
ン、グルコース、シユークロース、ガラクトー
ス、イノシトール、マンニトールなどが、また窒
素源としては、ペプトン、大豆粉、肉エキス、米
ぬか、麸、尿素、コーンステイープリカー、アン
モニウム塩、硝酸塩、その他の有機または無機の
窒素化合物が用いられる。その他、無機塩類、た
とえば食塩、燐酸塩類、カリウム、カルシウム、
亜鉛、マンガン、鉄等の金属塩類等を適宜に添加
してもよく、必要に応じて消泡剤として、動、
植、鉱物油等を添加してもよい。培養温度、培養
時間等の培養条件は使用菌の発育に適し、しかも
RS−44Bの生産が最高となるような件が選ばれ
る。たとえば、培地のPHは4〜9、特に中性付近
がよく、培養の適温は25゜〜35℃程度がよい。し
かし、これらの培養組成物、培地の水素イオン濃
度、培養温度、撹拌条件などの培養条件は使用す
る菌株の種類や、外部の条件などに応じて好まし
い結果が得られるように適宜調節されるべきであ
ることはいうまでもない。このようにして得られ
る培養物から、RS−44Bを得るには、代謝産物
を採取するのに通常用いられる手段を適宜に利用
して採取し得る。たとえば、RS−44Bと不純物
との溶解度差を利用する手段、イオン結合力の差
を利用する手段、吸着親和力の差を利用する手
段、分子量の差を利用する手段のいずれも、それ
ぞれ単独、又は、適宜組合わせて、あるいは反復
して使用される。具体的には、RS−44Bは、培
養濾液にその大部分が存在する。その培養濾液の
PHを酸性側、たとえばPH4.0に調整し、酢酸エチ
ルのような有機溶媒で抽出し、濃縮して得られる
油状物をメタノール等を用いて結晶化する。これ
を、更に高速液体クロマトグラフイー(例えば、
ヌクレオシル5C18、メタノール:水=8:2で展
開)に付し、RK−44Bの活性部分を集め、更に
メタノールを用いて常法により結晶化を行うこと
によりRS−44Bの無色結晶を得る。
このようにして得られたRS−44Bの理化学的
性質及び生物学的性質は、次のとおりである。
(抗生物質RS−44Bの理化学的性質及び生物学的
性質) (1) 形 状:無色結晶 (2) 融 点:157〜160℃ (3) 元素分析:炭素58.14%、水素6.77%、窒素
10.70%、酸素24.13% (4) 分子量 :895(FDマス・スペクトルによる) (5) 比旋光度:〔α〕25 D−76゜(C=0.5、メタノー
ル) (6) 紫外線吸収スペクトル: λメタノール maxnm(E1% 1cm)230(90)、 265肩(7.3)、268肩(8.1)、 274(8.5)、282(7.1) (第1図のとおり) (7) 赤外線吸収スペクトル: νKBr naxcm-1 3300,2950,1725, 1630,1525,1500,1450,1400, 1295,1245,1195,1080,1050, 1020,825,745,695, (第2図に示すとおり) (8) 酸加水分解:酸加水分解により、セリン、ス
レオニン、グリシン、チロシン及び未知ア
ミノ酸を与える。
性質及び生物学的性質は、次のとおりである。
(抗生物質RS−44Bの理化学的性質及び生物学的
性質) (1) 形 状:無色結晶 (2) 融 点:157〜160℃ (3) 元素分析:炭素58.14%、水素6.77%、窒素
10.70%、酸素24.13% (4) 分子量 :895(FDマス・スペクトルによる) (5) 比旋光度:〔α〕25 D−76゜(C=0.5、メタノー
ル) (6) 紫外線吸収スペクトル: λメタノール maxnm(E1% 1cm)230(90)、 265肩(7.3)、268肩(8.1)、 274(8.5)、282(7.1) (第1図のとおり) (7) 赤外線吸収スペクトル: νKBr naxcm-1 3300,2950,1725, 1630,1525,1500,1450,1400, 1295,1245,1195,1080,1050, 1020,825,745,695, (第2図に示すとおり) (8) 酸加水分解:酸加水分解により、セリン、ス
レオニン、グリシン、チロシン及び未知ア
ミノ酸を与える。
(9) 呈色反応:ドラーゲンドルフ(Dragendolf)
反応、ライドン・スミス(Rydon−
Smith)反応に陽性 (10) 溶 解 性:メタノール、酢酸エチル、クロ
ロホルムに易溶、水、ペンタン、ヘキサ
ン、ベンゼンに難溶 (11) 薄層クロマトグラフイー:米国メルク
(Merck)社製シリカゲル薄層板0.25mm) 溶 媒 Rf値 クロロホルム:メタノール=10:1 0.57 酢酸エチル:ベンゼン=4:1 0.13 (12) 抗菌スペクトル:通常の寒天平板希釈法によ
る検定を行い、最低阻止濃度(MIC)を
求めた(使用培地:カビは、ポテトシユク
ロース寒天培地、バクテリアは、ブイヨン
寒天培地を用いた)。
反応、ライドン・スミス(Rydon−
Smith)反応に陽性 (10) 溶 解 性:メタノール、酢酸エチル、クロ
ロホルムに易溶、水、ペンタン、ヘキサ
ン、ベンゼンに難溶 (11) 薄層クロマトグラフイー:米国メルク
(Merck)社製シリカゲル薄層板0.25mm) 溶 媒 Rf値 クロロホルム:メタノール=10:1 0.57 酢酸エチル:ベンゼン=4:1 0.13 (12) 抗菌スペクトル:通常の寒天平板希釈法によ
る検定を行い、最低阻止濃度(MIC)を
求めた(使用培地:カビは、ポテトシユク
ロース寒天培地、バクテリアは、ブイヨン
寒天培地を用いた)。
この結果、RS−44Bは、極めて特異的
にキサントモナス(Xanthomonas)属に
属する細菌に対し、強い生育阻止作用を示
し、通常のバクテリア、カビに対しては、
ほとんど生育阻止作用を示さなかつた。
にキサントモナス(Xanthomonas)属に
属する細菌に対し、強い生育阻止作用を示
し、通常のバクテリア、カビに対しては、
ほとんど生育阻止作用を示さなかつた。
供 試 菌 MIC(mcg/ml)
Γキサントモナス・オリゼー(Xanthomonas
oryzae) 2 Γキサントモナス・シトリ(Xanthomonas
citri) 4 Γエシエリキア・コリ(Escherichia coli)
>1000 Γサルモネラ・チフイムリアム(Salmonella
typhimurium) >1000 Γスタフイロコツカス・アウレウス209P
(Staphylococcus aureus209P) >1000 Γバチルス・ズブチリス(Bacillus subtilis)
>1000 (他物質との比較) RS−44B物質は、その理化学的性質において、
ペプチド系抗生物質と考えられる。しかしなが
ら、ペプチド系抗生物質であつて、キサントモナ
ス属の細菌に対してのみ特異的に強い生育阻害作
用を示すものは、現在までに見出されていない。
従つてRS−44Bを新規物質であると結論した。
oryzae) 2 Γキサントモナス・シトリ(Xanthomonas
citri) 4 Γエシエリキア・コリ(Escherichia coli)
>1000 Γサルモネラ・チフイムリアム(Salmonella
typhimurium) >1000 Γスタフイロコツカス・アウレウス209P
(Staphylococcus aureus209P) >1000 Γバチルス・ズブチリス(Bacillus subtilis)
>1000 (他物質との比較) RS−44B物質は、その理化学的性質において、
ペプチド系抗生物質と考えられる。しかしなが
ら、ペプチド系抗生物質であつて、キサントモナ
ス属の細菌に対してのみ特異的に強い生育阻害作
用を示すものは、現在までに見出されていない。
従つてRS−44Bを新規物質であると結論した。
(有用性)
RS−44Bは、上記の如く、キサントモナス属
の細菌に対して強い生育阻害作用を示すことか
ら、農業用抗生物質としての利用が期待される。
の細菌に対して強い生育阻害作用を示すことか
ら、農業用抗生物質としての利用が期待される。
実施例
グルコース2%、可溶性澱粉1%、肉エキス
0.1%、乾燥酵母0.4%、大豆粉2.5%、食塩02%、
リン酸第2カリウム0.005%の組成からなる培地
にRS−44株(FERM P−8684)を接種して、96
時間、28℃で振とう培養した。
0.1%、乾燥酵母0.4%、大豆粉2.5%、食塩02%、
リン酸第2カリウム0.005%の組成からなる培地
にRS−44株(FERM P−8684)を接種して、96
時間、28℃で振とう培養した。
この培養液25をPH4で酢酸エチルで抽出し、
RS−44B活性成分を含む抽出液を得た。これを
減圧下に濃縮して油状物4.8gを得た。その後、
この油状物をメタノール200mlに、60℃で溶かし、
0℃に温度を下げると結晶化した。これを更に濾
別し、メタノールで洗浄すると無色結晶400mgが
得られた。これを高速液体クロマトグラフイー
(カラム:20mmφ×250mm、ヌクレオシル5C18、溶
媒:メタノール:水=8:2、流速:6.0ml/分、
圧力:180Kg/cm2)に付すと、保持時間12分にRS
−44Bの活性ピークが現われる。この活性ピーク
部分を集め、メタノールがなくなるまで減圧下濃
縮し、沈澱を濾別して、メタノールにより再結晶
化すると純粋な無色結晶としてRS−44B150mgが
得られた。
RS−44B活性成分を含む抽出液を得た。これを
減圧下に濃縮して油状物4.8gを得た。その後、
この油状物をメタノール200mlに、60℃で溶かし、
0℃に温度を下げると結晶化した。これを更に濾
別し、メタノールで洗浄すると無色結晶400mgが
得られた。これを高速液体クロマトグラフイー
(カラム:20mmφ×250mm、ヌクレオシル5C18、溶
媒:メタノール:水=8:2、流速:6.0ml/分、
圧力:180Kg/cm2)に付すと、保持時間12分にRS
−44Bの活性ピークが現われる。この活性ピーク
部分を集め、メタノールがなくなるまで減圧下濃
縮し、沈澱を濾別して、メタノールにより再結晶
化すると純粋な無色結晶としてRS−44B150mgが
得られた。
第1図は、本発明の抗生物質RS−44Bの紫外
線吸収スペクトルを示す図であり、第2図は、抗
生物質RS−44Bの赤外線吸収スペクトルを示す
図である。
線吸収スペクトルを示す図であり、第2図は、抗
生物質RS−44Bの赤外線吸収スペクトルを示す
図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記の理化学的性質を有する抗生物質RS−
44B。 (1) 形 状:無色結晶 (2) 融 点:157〜160℃ (3) 元素分析:炭素58.14%、水素6.77%、窒素
10.70%、酸素24.13% (4) 分子量 :895(FDマス・スペクトルによる) (5) 比旋光度:〔α〕25 D−76゜(C=0.5、メタノー
ル) (6) 紫外線吸収スペクトル: λメタノール maxnm(E1% 1cm)230(90)、 265肩(7.3)、268肩(8.1)、 274(8.5)、282(7.1) (7) 赤外線吸収スペクトル: νKBr naxcm-1 3300,2950,1725, 1630,1525,1500,1450,1400, 1295,1245,1195,1080,1050, 1020,825,745,695 (8) 酸加水分解:酸加水分解により、セリン、ス
レオニン、グリシン、チロシン及び未知ア
ミノ酸を与える。 (9) 呈色反応:ドラーゲンドルフ反応、ライド
ン・スミス反応に陽性 (10) 溶解性 :メタノール、酢酸エチル、クロロ
ホルムに易溶、水、ペンタン、ヘキサン、
ベンゼンに難溶 2 ストレプトミセス(Streptomyces)属に属
する抗生物質RS−44B生産菌を培養し、その培
養物から抗生物質RS−44Bを分離採取すること
を特徴とする抗生物質RS−44Bの製造法。 3 抗生物質RS−44B生産菌がストレプトミセ
ス・エスピー・RS−44(Streptomyces sp.RS−
44)である特許請求の範囲第2項に記載の製造
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61144413A JPS63246388A (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | 抗生物質rs−44b及びその製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61144413A JPS63246388A (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | 抗生物質rs−44b及びその製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63246388A JPS63246388A (ja) | 1988-10-13 |
| JPH0575757B2 true JPH0575757B2 (ja) | 1993-10-21 |
Family
ID=15361593
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61144413A Granted JPS63246388A (ja) | 1986-06-20 | 1986-06-20 | 抗生物質rs−44b及びその製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63246388A (ja) |
-
1986
- 1986-06-20 JP JP61144413A patent/JPS63246388A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63246388A (ja) | 1988-10-13 |
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