JPH0576626U - プレス機械の金型交換装置 - Google Patents
プレス機械の金型交換装置Info
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- JPH0576626U JPH0576626U JP2226192U JP2226192U JPH0576626U JP H0576626 U JPH0576626 U JP H0576626U JP 2226192 U JP2226192 U JP 2226192U JP 2226192 U JP2226192 U JP 2226192U JP H0576626 U JPH0576626 U JP H0576626U
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- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 プレス機械で使用する大型の金型を安全に交
換可能にし、金型交換装置がプレス作業の妨げにならな
いようにする。 【構成】 プレス機械1の前側のフロアに前後1対のレ
ール5、6を配置し、これらレール5、6上に金型交換
方向(前後方向)に金型3を搬送可能な左右1対の搬送
装置10を設け、各搬送装置10に金型3をプッシュ・
プル駆動するプッシュ・プル装置30を一体的に設け、
プレス作業中には、左右の搬送装置10を夫々左右の退
避位置に退避可能に構成した。
換可能にし、金型交換装置がプレス作業の妨げにならな
いようにする。 【構成】 プレス機械1の前側のフロアに前後1対のレ
ール5、6を配置し、これらレール5、6上に金型交換
方向(前後方向)に金型3を搬送可能な左右1対の搬送
装置10を設け、各搬送装置10に金型3をプッシュ・
プル駆動するプッシュ・プル装置30を一体的に設け、
プレス作業中には、左右の搬送装置10を夫々左右の退
避位置に退避可能に構成した。
Description
【0001】
本考案は、プレス機械の金型を交換する為の金型交換装置に関し、特に大型の 金型を交換するのに適したものに関する。
【0002】
従来、プレス機械の金型を交換する方式として、金型搬送台車を用いる台車方 式と、天井走行クレーンやフォークリフトにより搬送してきた金型をダイローラ (これは、フレームに複数の遊転ローラを設けた構成である)を介して交換する ダイローラ式とが知られている。 台車方式では、金型搬送台車に2つの金型乗載部を設け、金型乗載部に金型搬 送方向に金型を搬送する為のローラコンベヤを設け、金型搬送台車とプレス機械 のボルスタ間に中間ローラ台を設け、この中間ローラ台とローラコンベヤとを介 して金型を移送して金型を交換する。
【0003】 ダイローラ方式では、プレス機械のボルスタの前面壁部に片持ち状の左右1対 のダイローラを着脱自在又は回動自在に設け、天井走行クレーンやフォークリフ トにより搬送してきた金型をダイローラ上に載置後、このダイローラを介して金 型をボルスタ上へ移送する。例えば、実開昭58−2504号公報には、ボルス タの前面壁部に係止ブロックを固定し、ダイローラの基端部を係止ブロックに着 脱自在に係止させてダイローラをボルスタの前方へ片持ち状に延ばすように構成 したダイローラが記載され、また、実開昭59−10928号公報には、ボルス タの前面壁部の支持ブロックにダイローラの基端部を回動自在且つ係止機構で係 止可能に連結し、ダイローラをボルスタの前方へ片持ち状に延ばすように構成し 、ダイローラを使用しないときにはダイローラを下方へ90度回動させるように 構成したダイローラが記載されている。更に、この種のダイローラにおいて自由 端側を1本の固定的な支持柱で支持するように構成したものもある。
【0004】
前記金型交換後のプレス作業中にはダイローラがプレス作業の邪魔になるため ダイローラを取り外す必要があることから、前記公報に記載のダイローラでは、 ダイローラを取外し可能又は折り畳み可能に構成してある。 ところで、大型の金型を片持ち式のダイローラで搬送することは安全上の面で 望ましくないという問題がある。そこで、ダイローラの自由端部を支持する1本 の固定的な支持柱を設ける場合には、ダイローラを取り外したり、又は折り畳む ことが出来ないため、プレス作業の邪魔になるという問題がある。 前記ダイローラで金型を交換する際には、通常ダイローラ上に載せた金型を手 動にて押動してボルスタ上へ移送するのが一般的であるが、大型の金型では手動 で押動するには大変な労力を要するという問題もある。 本考案の目的は、大型の金型を安全に搬送でき、且つプレス作業の妨げになら ないようなプレス機械の金型交換装置を提供することである。
【0005】
請求項1のプレス機械の金型交換装置は、プレス機械の金型を交換する為の金 型交換装置において、プレス機械の前側のフロア上に金型交換時の金型搬送方向 と直交する方向(左右方向)に延びる1対のレールを設け、前記金型搬送方向に 金型を搬送する為の複数のローラとローラを支持するフレームとを有する左右1 対の相互に独立の搬送装置を設け、前記左右1対の搬送装置の各々に、各レール 上を転動する複数の遊転輪とこれらの遊転輪を支持する転倒防止用の1対の脚部 とを設け、前記左右1対の搬送装置の搬送面のレベルをプレス機械のボルスタ面 と略同レベルに構成したものである。
【0006】 請求項2のプレス機械の金型交換装置は、請求項1の装置において、各搬送装 置を金型交換の為の所定位置にロックするロック機構を設けたものである。 請求項3のプレス機械の金型交換装置は、請求項2の装置において、各搬送装 置に、金型を金型搬送方向に移動駆動するプッシュ・プル装置を設けたものであ る。 請求項4のプレス機械の金型交換装置は、請求項1の装置において、左右1対 の搬送装置間に金型を金型搬送方向に移動駆動するプッシュ・プル装置であって 、搬送装置とは独立に1対のレール上を移動可能なプッシュ・プル装置を設けた ものである。
【0007】
請求項1のプレス機械の金型交換装置においては、左右1対の相互に独立の搬 送装置の各々は、プレス機械の前側のフロア上の左右方向に延びる1対のレール 上を転動する複数の遊転輪とこれらの遊転輪を支持する転倒防止用の1対の脚部 とを有しているため、左右1対の搬送装置は、夫々独立にレール上を左右方向に 移動自在に構成され、両搬送装置の複数のローラの搬送面のレベルがプレス機械 のボルスタ面と略同レベルに構成されている。 プレス作業中には、両搬送装置をプレス機械の前側の作業スペースから、左側 の搬送装置は左方へ、また右側の搬送装置は右方へ退避させたり、或いは両搬送 装置を左方又は右方へ一緒に退避させておくことが出来るため、プレス作業の妨 げになることはない。
【0008】 金型交換時には、両搬送装置をプレス機械の前側の所定の交換位置に移動させ た状態において、ボルスタ上の使用済みの金型を両搬送装置上へ移動させてから クレーン等で搬出し、次に両搬送装置の複数のローラ上に別の金型を載置させ、 両搬送装置を介してボルスタ上へ移動させることができる。 搬送装置は、転倒防止用の脚部を備えているため転倒する虞はなく、搬送装置 は1対の脚部を介して1対のレール上に両端支持されているため、大型の金型を 安全に搬送することができる。しかも、両搬送装置間間隔を自由に設定できるた め、金型の大きさに応じて自由に搬送装置間間隔を設定できるから、大型の金型 でも小型の金型で能率的に搬送できる。 更に、この金型交換装置は、複数のプレス機械のボルスタ面のレベルが共通で あれば、複数のプレス機械の金型交換にも適用可能で設備経済的に有利である。
【0009】 請求項2の金型交換装置においては、各搬送装置を金型交換の為の所定位置に ロックするロック機構を設けたので、金型搬送時の搬送装置の移動を防止して、 金型交換作業の安全性を高めることができる。 請求項3の金型交換装置においては、各搬送装置に、金型を金型搬送方向に移 動駆動するプッシュ・プル装置を設けたので、金型交換時にプッシュ・プル装置 により自動的又は半自動的に金型を移動させることが出来る。 請求項4の金型交換装置においては、左右1対の搬送装置間に金型を金型搬送 方向に移動駆動するプッシュ・プル装置であって、搬送装置とは独立に1対のレ ール上を移動可能なプッシュ・プル装置を設けたので、金型交換時にプッシュ・ プル装置により自動的又は半自動的に金型を移動させることが出来る。
【0010】
前記作用の欄で説明したように、本考案によれば次の効果が得られる。 請求項1のプレス機械の金型交換装置は、1対のレールと、複数のローラとフ レームとを備えた1対の搬送装置と、各搬送装置の1対の脚部と、各脚部で支持 した複数の転動輪とを備えているため、プレス作業中には、プレス機械の前側か ら外れた位置に退避させておくことができプレス作用の邪魔にならないこと、転 倒防止用の脚部を備えているため転倒する虞はなく、1対のレール上に両端支持 されているため、大型の金型を安全に搬送することができること、金型の大きさ に応じて自由に搬送装置間間隔を設定できること、等の効果が得られる。 更に、この金型交換装置は、複数のプレス機械のボルスタ面のレベルが共通で あれば、複数のプレス機械の金型交換にも適用可能で設備経済的に有利である。
【0011】 請求項2の金型交換装置によれば、各搬送装置を金型交換の為の所定位置にロ ックするロック機構を設けたので、金型搬送時の搬送装置の移動を防止して、金 型交換作業の安全性を高めることができる。 請求項3の金型交換装置によれば、各搬送装置に、金型を金型搬送方向に移動 駆動するプッシュ・プル装置を設けたので、金型交換時にプッシュ・プル装置に より自動的又は半自動的に金型を能率的に移動させることが出来る。 請求項4の金型交換装置によれば、左右1対の搬送装置間に金型を金型搬送方 向に移動駆動するプッシュ・プル装置であって、搬送装置とは独立に1対のレー ル上を移動可能なプッシュ・プル装置を設けたので、金型交換時にプッシュ・プ ル装置により自動的又は半自動的に金型を移動させることが出来る。
【0012】
以下、本考案の実施例について図面を参照しつつ説明する。 本実施例に係るプレス機械の金型交換装置は、金属板をプレス成形するプレス 機械において使用する金型をプレス機械のボルスタ上に搬入したり、或いは使用 済みの金型をボルスタ上から搬出したりする為のものである。 図1、図2に示すように、プレス機械1のボルスタ2に固定してプレス成形す るのに供する金型3を搬出入するため、プレス機械1の前側のフロア4上には金 型搬送方向と直交する方向(左右方向)に延びる所定長さの前後1対のレール5 、6が設けられ、この1対のレール5、6上を移動自在の左右1対の相互に独立 の搬送装置10が設けられている。
【0013】 前記左右1対の搬送装置10は、対称の構造であり、各搬送装置10に関して 、搬送装置10のフレーム11は、金型搬送方向に延びる2枚の立て向きの板部 材を小間隔空けて対向させて複数のピンやボルトにより固定したものであり、フ レーム11の後端は後側のレール5より後方まで延びてボルスタ2の前端近くま で延び、且つフレーム11の前端は前側のレール6よりも前方へ所定長さ延びて いる。前記前後1対のレール5、6に対応する位置において、フレーム11の下 端部に左右方向に所定の長さを有しレール5、6と同方向に向いた前後1対の脚 部12が固定され、各脚部12は立て向きの左右1対の補強部材13によりフレ ーム11に強固に固定され、フレーム11の上端部には、金型搬送方向に小間隔 おきに配置され金型1を前後方向に搬送可能な複数の遊転ローラ14であって、 搬送面がボルスタ2のT溝15に装着されたダイリフタ16の搬送用ローラ17 の搬送面(これは、ボルスタ2の上面の近傍高さレベルである)と同一レベルの 搬送面を有する複数の遊転ローラ14が設けられている。
【0014】 各脚部12の両端近くの部位には、対応するレール5、6上を転動可能な1対 の転動輪18、19が設けられており、搬送装置10は前側の1対の転動輪18 と後側の1対の転動輪19により1対のレール5、6に左右方向へ移動自在に支 持されている。ここで、後側の脚部12に設けた転動輪18は鍔付きの転動輪で あり、後側のレール5は鍔付きの転動輪18が嵌まる断面凸字形に形成されてい る。 前記左右1対の搬送装置10を金型3の交換の為の所定位置(図1に実線で図 示の位置)にロックする為のロック機構20として、各脚部12の左右両端部に は、立て向きのピン孔21が形成され、またレール5、6にピン孔21に対応す る立て向きのピン穴22が形成され、各対応するピン孔21とピン穴22とにピ ン部材23を嵌めることで移動不能にロックするように構成してある。但し、小 型の金型3を搬送するときには、左右1対の搬送装置10間の間隔を狭く設定す るが、この間隔を狭く設定したときの各ピン孔21に対応するピン穴22も設け られている。
【0015】 左右1対の搬送装置10の相対向するフレーム11の側面部分には、金型3を 金型搬送方向へ往復移送駆動するプッシュ・プル装置30が夫々付設されている 。各プッシュ・プル装置30に関して、プッシュ・プル装置30の案内部材31 は、フレーム11と同長で、フレーム11の上端部の側面部に固定され、この案 内部材31には、図3に示すように倒立T形のT溝32が形成されている。 前記案内部材31の前端部にはT溝32に連続するT溝33を有する駆動ボッ クス34が設けられ、図2に示すように、駆動ボックス34内の上部にはT溝3 3と左右方向同位置において左右方向向きの支軸35で支持されたスプロケット 36が設けられ、このスプロケット36を正逆回転駆動する電動モータ(図示略 )が駆動ボックス34内に設けられ、駆動ボックス34内に収容されたチェーン 37はスプロケット36を経由してT溝33に導出され、チェーン37の端部は キャリッジ38のキャリッジ本体39の脚部39aの前端に固定され、図3に示 すようにチェーン37の各連結ピンにはT溝33、32の下部の横溝部32a内 で転動する1対のローラ40が設けられている。
【0016】 前記キャリッジ本体39には、T溝33、32を摺動自在に移動可能な倒立T 形の脚部39aと、左右1対のブラケット39bと、これらブラケット39bに 左右方向向きの水平のピン41を介して先端側が上下揺動自在に枢着されたアー ム部材42であって先端部にフック部42aを有するアーム部材42とが設けら れている。前記スプロケット36を回転駆動させ、チェーン37を繰り出してい くと、チェーン37の左右両側の複数のローラ40がT溝33、32の横溝部3 2a内を移動するためチェーン37がT溝32に沿って直線的に延び、キャリッ ジ38が案内部材31に沿って後方へ移動し、これとは反対にチェーン37を巻 き取ると、チェーン37によりキャリッジ38が案内部材31に沿って後方へ移 動するようになっている。 前記金型3の下端部の前端には、左右1対のプッシュ・プル装置30のアーム 部材42のフック部42aを夫々係合させる為の左右1対の係合部材43が設け られている。
【0017】 前記金型交換装置の作用について説明する。 図1に図示の金型3を交換する場合には、左側の搬送装置10を左側の仮想線 で図示の退避位置から実線で図示の所定の金型交換位置に手動にて移動させ、ま た右側の搬送装置10を右側の仮想線で図示の退避位置から実線で図示の所定の 交換位置に移動させ、各脚部12のピン孔21を対応するピン穴22に合致させ て状態で各ピン孔21とそれに対応するピン穴22とにピン部材23を嵌めて搬 送装置10をロック状態にする。 次に、左右1対のプッシュ・プル装置30のスプロケット36を駆動するモー タを正転駆動してチェーン37を介してキャリッジ38をプレス機械1の方へ自 走させていくと、1対のフック部42aの先端下側の傾斜状のガイド面42bの 案内作用で各フック部42aが金型3の係合部材43に係合する。その時点でモ ータを逆転駆動に切り換えると、左右1対のキャリッジ38が前方へ移動し、左 右1対のアーム部材42とそれらのフック部42aを介して金型3が前方へ移動 駆動される。金型3が左右の搬送装置10上の所定の位置まで移動した時点でモ ータを停止させて左右のアーム部材42のフック部42aを金型3の係合部材4 3から外してから、モータを再び逆転駆動し左右のキャリッジ38が夫々の駆動 ボックス34上の前方限界位置に移動した時点でモータを停止させる。
【0018】 この状態おいて使用済みの金型3を天井クレーンなどにより外部へ搬出し、そ の後使用予定の金型3を左右の搬送装置10上に搬入し、左右のキャリッジ38 を金型3の方へ移動させていくとアーム部材42の先端面が係合部材43の後方 の金型3の前端面に当接した状態で左右のキャリッジ38によりアーム部材42 を介して金型3がプレス機械1の方へ搬送され、金型3がボルスタ2上の所定の 位置まで搬送された時点でモータを停止させ、左右のアーム部材42のフック部 42aを係合部材43から外した後、左右のキャリッジ38を夫々の駆動ボック ス34上の前方限界位置に復帰させる。
【0019】 次に、合計8本のピン部材23を引き抜いてから、手動により、左側の搬送装 置10を左側の退避位置へまた右側の搬送装置10を右側の退避位置へ夫々移動 させ、プレス作業の間は退避位置に保管しておく。尚、ボルスタ2上の所定位置 に搬送された金型3の前端部と後端部とは、各2組のクランプ装置44によりボ ルスタ2に固定される。このクランプ装置44は、倒立状の油圧シリンダのロッ ドの下端部にボルスタ2のT溝15の横溝部に係合する係合部を設けたもので、 そのロッドと係合部を、金型3の鍔状部3aの切り欠き溝45とT溝15とに前 方又は後方から嵌め込んでから油圧シリンダに油圧を供給してロッドを金型3の 方へクランプ駆動することにより金型3をボルスタ2に固定するように構成して ある。
【0020】 このように、搬送装置10は前後1対の脚部12により両端支持されているた め、大型の金型3を安全に搬送可能であり、各脚部12は左右方向に所定の長さ を有し、各脚部12の左右両端部に転動輪18、19を設けたので、前後1対の 脚部12を介して搬送装置10の転倒を防止できる。 しかも、各搬送装置10は、左右に延びる前後1対のレール5、6上を左右方 向へ独立に移動自在に構成されているため、プレス作業中には搬送装置10をプ レス機械1の前側の作業空間から退避させた退避位置に退避させておくことがで きるため、プレス作業の妨げになることもない。尤も、必要に応じて左右の搬送 装置10を接近させ、左方又は右方の退避位置に退避させることもできる。 前記前後1対のレール5、6を複数台のプレス機械1の前側に亙って延長して おけば、1対の搬送装置10を複数台のプレス機械の金型3の交換に用いること も可能である。尚、プレス作業の邪魔にならないように、前後のレール5、6を その上端面がフロア4の面と同一面になるように設けることもある。
【0021】 第1別実施例・・・図4〜図8参照 次に、別実施例に係る金型交換装置について説明する。但し、前記実施例と実 質的に同一の構成要素には前記実施例と同一の符号を付して説明を省略し、異な る構成についてのみ説明する。 プレス機械1の前側のフロア4のうちの左半部と右半部にはベース板50が設 けられ、各ベース板50上に左右方向に延びる前後1対のレール5、6Aが固定 的に設けられ、各対のレール5、6A上を左右方向に移動自在の搬送装置10A が設けられている。 各搬送装置10Aは、金型搬送方向に延びるフレーム11と、そのフレーム1 1の上端部に設けられた複数の遊転ローラ14と、左右方向に所定の長さを有す る前後1対の脚部12と、各脚部12の左端部と右端部とに設けられた鍔付きの 転動輪であってレール5、6A上を転動する転動輪と、各脚部12の左右両端部 をロックする為のロック機構20Aとで構成されている。
【0022】 前記ロック機構20Aに関して、前記ピン部材23の代わりに倒立状のエアシ リンダ51(又は油圧シリンダ)が脚部12の端部に設けられ、そのロッド51 aをレール5、6Aのピン穴22に嵌入させることにより各搬送装置10Aを所 定の金型交換位置にロックするように構成してある。前記転動輪が鍔付きの転動 輪なので、前後のレール5、6Aは断面凸字状に形成され、また、レール5、6 Aの端部には搬送装置10Aを退避位置にロックする為のピン穴22も形成され ている。 前記左右の搬送装置10Aは、金型3の交換時には図4に図示の位置にロック され、またプレス作業時には、左側の搬送装置10Aはレール5、6Aの左端部 の退避位置にロックされ、また右側の搬送装置10Aはレール5、6Aの右端部 の退避位置にロックされる。尚、前記ロック機構20Aのエアシリンダ51の代 わりに、図8に図示のようなピン部材52を脚部12の両端部に設け、そのピン 部材52をレール5、6Aのピン穴22に嵌めるように構成してもよい。
【0023】 尚、参考までに、ベース板50をフロア4に固定しない場合、ベース板50と 、それに載っているレール5、6A及び搬送装置10Aとを天井クレーン等で搬 送可能であるから、別のプレス機械1の前側のフロア4上へ移動させてそのプレ ス機械における金型3の交換に供することも出来る。 前記金型交換装置の作用については、前記プッシュ・プル装置30の作用が得 られないという点以外前記金型交換装置の作用と略同様であるので、その作用の 説明は省略する。
【0024】 ここで、前記第1別実施例における金型交換装置の変形例について、図9、図 10に基いて説明する。 この金型交換装置における前後1対のレール5Aは、複数台のプレス機械1の 前側に亙って連続的に延設され、左右1対の搬送装置10Bは、前記第1別実施 例の搬送装置10Aと略同様の構造であるが、各脚部12から立設された案内柱 部材13Aは断面コ字状に形成され、フレーム11の両端部が前後の案内柱部材 13Aに夫々係合され、フレーム11の各端部の左右両側部に設けられた立て向 きの係合凸部11aが対応する案内柱部材13Aの立て向きの案内溝60に上下 動自在に係合され、フレーム11の各端部の下方において脚部12上には、立て 向きのエアシリンダ61(又は油圧シリンダ)が設けられ、そのロッド61aの 上端にフレーム11の端部が支持され、前記左右1対のエアシリンダ61により フレーム11の高さ位置を上下方向に位置調節自在に構成してある。 従って、この左右1対の搬送装置10Bは、複数台のプレス機械1の金型交換 に供することができるが、前記エアシリンダ61により各プレス機械1のボルス タ2の高さレベルに合致するように搬送装置10Bのフレーム11のレベルを調 節することが出来る。
【0025】 第2別実施例・・・図11参照 この実施例の金型搬送装置は、前記第1別実施例と同様の前後1対の連続した レール5、6Aと、第1別実施例の搬送装置10Aと同様の左右1対の搬送装置 10Aと、両搬送装置10Aの間に配置されたプッシュ・プル装置30Aとを備 えている。 このプッシュ・プル装置30Aについて説明すると、このプッシュ ・プル装置30Aは、搬送装置10Aとは独立のもので、その案内部材31Aは 前記案内部材31よりも高さの大きな部材で構成され、案内部材31Aの前後両 端部には、搬送装置10Aの脚部12と同様の前後1対の脚部12Aが設けられ 、プッシュ・プル装置30Aは搬送装置10Aと同様に前後1対のレール5、6 A上を左右に動自在に構成されている。
【0026】 このプッシュ・プル装置30Aは、前記プッシュ・プル装置30と同様に、案 内部31Aに沿って移動自在のキャリッジ38と、駆動ボックス34とが設けら れており、金型の交換時には、図11に示すように、プッシュ・プル装置30A は、左右の搬送装置10Aの中間の交換位置にロックされ、1台のプッシュ・プ ル装置30Aにより金型3をプッシュ駆動又はプル駆動するように構成してある 。前記各脚部12Aには、前記転動輪18と同様の左右1対の転動輪が設けられ 、また、前後の脚部12Aには、ロック機構に含まれるエアシリンダ51が設け られている。 この金型交換装置において、プレス作業時には、左側の搬送装置10Aは、右 側の退避位置に停止させてロック状態に維持され、また右側の搬送装置10Aと プッシュ・プル装置30Aは、右側の退避位置に停止させてロック状態に維持さ れる。但し、プッシュ・プル装置30Aは、左側の退避位置に停止させてもよい 。 尚、前記金型交換装置の各搬送装置10、10A、10Bにおいて、前後の脚 部12、12Aに1つの転動ローラを回転駆動する電動モータを設けてそれらの モータの駆動力で自走するように構成することも出来る。
【図1】実施例に係る金型交換装置の全体斜視図であ
る。
る。
【図2】駆動ボックスと案内部材の一部の縦断面図であ
る。
る。
【図3】案内部材の縦断面図である。
【図4】第1別実施例に係る金型交換装置の全体斜視図
である。
である。
【図5】図4の搬送装置の拡大斜視図である。
【図6】図4のプレス機械のボルスタと搬送装置の後端
部の縦断面図である。
部の縦断面図である。
【図7】図4の金型交換装置の1つの搬送装置の正面図
である。
である。
【図8】変形例のロック機構の断面図である。
【図9】第1別実施例の金型交換装置の変形例の1つの
搬送装置の要部平面図である。
搬送装置の要部平面図である。
【図10】図9の搬送装置の要部断面図である。
【図11】第2別実施例に係る金型交換装置の全体斜視
図である。
図である。
1 プレス機械 2 ボルスタ 3 金型 4 フロア 5、5A、6、6A レール 10、10A、10B 搬送装置 11 フレーム 12、12A 脚部 14 遊転ローラ 20、20A ロック機構 21 ピン穴 22 ピン孔 23、52 ピン部材 30、30A プッシュ・プル装置 31 案内部材 34 駆動ボックス 36 スプロケット 37 チェーン 38 キャリッジ 42 アーム部材 51 エアシリンダ
Claims (4)
- 【請求項1】 プレス機械の金型を交換する為の金型交
換装置において、 プレス機械の前側のフロア上に金型交換時の金型搬送方
向と直交する方向(左右方向)に延びる1対のレールを
設け、 前記金型搬送方向に金型を搬送する為の複数のローラと
ローラを支持するフレームとを有する左右1対の相互に
独立の搬送装置を設け、 前記左右1対の搬送装置の各々に、各レール上を転動す
る複数の遊転輪とこれらの遊転輪を支持する転倒防止用
の1対の脚部とを設け、 前記左右1対の搬送装置の搬送面のレベルをプレス機械
のボルスタ面と略同レベルに構成したことを特徴とする
プレス機械の金型交換装置。 - 【請求項2】 請求項1の装置において、各搬送装置を
金型交換の為の所定位置にロックするロック機構を設け
たことを特徴とするプレス機械の金型交換装置。 - 【請求項3】 請求項2の装置において、各搬送装置
に、金型を金型搬送方向に移動駆動するプッシュ・プル
装置を設けたことを特徴とするプレス機械の金型交換装
置。 - 【請求項4】 請求項1の装置において、左右1対の搬
送装置間に金型を金型搬送方向に移動駆動するプッシュ
・プル装置であって、搬送装置とは独立に1対のレール
上を移動可能なプッシュ・プル装置を設けたことを特徴
とするプレス機械の金型交換装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992022261U JP2581732Y2 (ja) | 1992-03-14 | 1992-03-14 | プレス機械の金型交換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992022261U JP2581732Y2 (ja) | 1992-03-14 | 1992-03-14 | プレス機械の金型交換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0576626U true JPH0576626U (ja) | 1993-10-19 |
| JP2581732Y2 JP2581732Y2 (ja) | 1998-09-24 |
Family
ID=12077832
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992022261U Expired - Fee Related JP2581732Y2 (ja) | 1992-03-14 | 1992-03-14 | プレス機械の金型交換装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2581732Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108246893A (zh) * | 2018-01-26 | 2018-07-06 | 重庆肯卓科技有限公司 | 一种数控快速换模方法及数控快速换模装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS544865A (en) * | 1977-06-14 | 1979-01-13 | Kobayashi Sharyo Seisakusho | Apparatus for transferring metal press mold |
| JPS5623216U (ja) * | 1979-07-26 | 1981-03-02 | ||
| JPS57193245A (en) * | 1982-02-17 | 1982-11-27 | Aida Eng Ltd | Metallic die replacing device of press machine |
-
1992
- 1992-03-14 JP JP1992022261U patent/JP2581732Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS544865A (en) * | 1977-06-14 | 1979-01-13 | Kobayashi Sharyo Seisakusho | Apparatus for transferring metal press mold |
| JPS5623216U (ja) * | 1979-07-26 | 1981-03-02 | ||
| JPS57193245A (en) * | 1982-02-17 | 1982-11-27 | Aida Eng Ltd | Metallic die replacing device of press machine |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108246893A (zh) * | 2018-01-26 | 2018-07-06 | 重庆肯卓科技有限公司 | 一种数控快速换模方法及数控快速换模装置 |
| CN108246893B (zh) * | 2018-01-26 | 2023-11-17 | 重庆肯卓科技有限公司 | 一种数控快速换模方法及数控快速换模装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2581732Y2 (ja) | 1998-09-24 |
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