JPH0578136U - 非円形電線の把持部の構造 - Google Patents

非円形電線の把持部の構造

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JPH0578136U
JPH0578136U JP2348192U JP2348192U JPH0578136U JP H0578136 U JPH0578136 U JP H0578136U JP 2348192 U JP2348192 U JP 2348192U JP 2348192 U JP2348192 U JP 2348192U JP H0578136 U JPH0578136 U JP H0578136U
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成果 中村
清美 下橋
伸行 日又
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日本カタン株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 非円形電線の山部への螺旋板の乗り上げ有無
の判別および山部へ乗り上げた螺旋板の谷部への戻し作
業を容易にすると共に、螺旋板と山部との隙間が大きく
なるために生じる不都合を解消する。 【構成】 非円形電線1の螺旋状の谷部4に、先端部7
を先細のテ−パ部とし、且つ、先端部7に非円形電線1
と色違いの色彩8を施した螺旋板6を添装する。その上
からねじれ方向が螺旋板6と逆の螺旋状ア−マロッド1
0を巻着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、低風圧電線、低騒音電線等特殊の効果を期待してなされた断面非円 形の電線の把持部箇所の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の非円形電線は、例えば図9に示すように非円形電線51の横断面にあ らわれる二つの谷部52,52を所定ピッチの螺旋としている。このような非円 形電線51では、電線把持面が円形断面の電線クランプ53で電線を把持せしめ ても、電線表面に幅の広い谷部52があるため、的確な電線把持や十分な電気的 特性が得られない等の問題があった。
【0003】 そこで、谷部52と同じピッチで厚みも谷部深さと同じ螺旋板54(図10) を谷部52に添装し、螺旋板54と電線51の山部55とが形成する外周面を断 面円形とすることによって、前述の問題点を解決したもの(特開昭60−820 09号)が提案された。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、非円形電線51の螺旋状谷部52のピッチは電線メ−カによって多 少違いがあるので(電線外径の10〜12倍)、これらの違いをカバ−できるよ うに谷部52の幅より狭くした螺旋板54が使用されている。しかし、螺旋板5 4の一端を前記谷部ピッチに応じた巻き始め位置にとって谷部52に螺旋板54 を巻付ける場合に狂いが生じると、螺旋板54の他端部56が図8で示すように 山部55に乗り上げることがあった。
【0005】 また、螺旋板54と山部55との間に大きな隙間ができると電線把持や電気的 特性の面で好ましくない。また、電線51と螺旋板54とは同じ金属色ゆえ、端 部56が山部55に乗り上げていても気付かないことがあり、クランプの際電線 51および螺旋板54を傷めることがあった。
【0006】 さらに、山部55に乗りあげた螺旋板54の山部55との重なりは端へいくほ ど大きく、しかも螺旋板54は弾性によって山部55に強く密着するので、谷部 52への戻し作業が厄介で且つ時間がかかる不都合があった。
【0007】 本考案は前記の点に鑑みてなされたものであって、非円形電線の山部への螺旋 板の乗り上げ有無の判別および山部に乗り上げた螺旋板の谷部への戻し作業の容 易化と、螺旋板と山部との隙間が大きくなるために生じる不都合の解消を図った 非円形電線の把持部の構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段および作用】
本考案の非円形電線の把持部においては、非円形電線1,11の螺旋状谷部4 ,12に螺旋板6,13を添装することによって螺旋板6,13箇所と山部5, 16とを同じ外径とした電線の把持部において、螺旋板6,13の先端部7を先 細のテ−パ部とすることによって、螺旋板6,13の山部5,16への乗り上げ が少なくする。また、山部5,16に螺旋板6,13の先端部7が乗り上げても 、先端部7が先細ゆえ山部5,16との重なりが小さい。
【0009】 螺旋板6,13の先端部7に非円形電線1,11と色違いの色彩8を施すこと によって、非円形電線1,11上の螺旋板6,13の先端部7位置が明瞭となり 、電線の山部5,16への先端部7乗り上げの有無を容易に判別できる。
【0010】 螺旋板6,13を添装した非円形電線1,11にねじれ方向が螺旋板6,13 と逆の螺旋状のア−マロッド10,14を巻着すれば、電線の山部5,16と螺 旋板6,13との間にできる隙間がア−マロッド10,14によってカバ−され る。
【0011】
【実 施 例】 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1および図4において、非円形 より線1の表面部は、小さなより線2と大きなより線3とによって所定ピッチの 螺旋状となる二つの谷部4,4と二つの山部5,5とで形成されている。
【0012】 谷部4に添装する螺旋板6の長さは、谷部4の1ピッチの約1.2倍にとって いる。螺旋板5の幅は、谷部4のピッチが電線メ−カによって多少違いがあるの で、そのいずれにも適用できるように谷部4の幅よりかなり狭めており、このた め、谷部4とこれに添装した螺旋板6との間には隙間ができる。
【0013】 螺旋板6の厚みは谷部4の深さと等しくしている。これにより谷部4に添装し た螺旋板6の表面と山部5の表面とは同じ円の一部を形成する。また、螺旋板6 の先端部7は先細のテ−パ部としており、且つ先端部には非円形より線1と色違 いの色彩8を施している。
【0014】 谷部4に螺旋板6を添装した場合、図7に示すように螺旋板6の先端部7が山 部5の側面に当接する状態では別に問題がないが、図6に示すように先端部7の 一部が山部5に乗り上げると、電線をクランプする際に支障をきたすことがある ので、谷部4へ戻す必要がある。
【0015】 螺旋板6の先端部7の山部5への乗り上げの有無は、先端部7に非円形より線 1と色違いの色彩8を施しているので、容易に判別できる。また、先端部7が先 細のテ−パ部であるから、従来品では山部5に乗り上げるのに、図7に示す如く 乗り上がらずにすむ場合があり、また、乗り上げても山部5との重なりは従来品 より小さくなるので、谷部4への戻し操作が楽になる。
【0016】 非円形より線1に螺旋板6を添装すると、その上からねじれ方向が螺旋板6と 逆の複数のア−マロッド素線9(図3)からなるア−マロッド10を巻着してい る。そのため、山部5と螺旋板6との間にできる隙間はア−マロッド10で完全 にカバ−されることとなる(図1,図4)。
【0017】 図5は他の実施例の非円形電線11の谷部12,12に螺旋板13,13を添 装した上からア−マロッド14を被装し、この被装部をヒンジ型導体クランプ1 5でクランプした状態を示す。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、螺旋板の先端部を先細のテ−パ部として いるので、螺旋板を非円形電線の螺旋状谷部に添装した場合に非円形電線の山部 に乗り上げることが少なくなり、作業能率が向上する。また、山部に乗り上げて も螺旋板と山部との重なりがテ−パ部のないものに比べると小さくなり、その分 谷部へ戻し易くなる。
【0019】 螺旋板の先端部は非円形電線と色違いの色彩を施して螺旋板の山部への乗り上 げの有無を容易に判別できるようにしているので、先端部が山部に乗り上げた状 態でクランプするという不都合を回避できる。
【0020】 非円形電線に添装した螺旋板と山部との間にできる隙間はねじれ方向が螺旋板 と逆の螺旋状のア−マロッドでカバ−するようにしたので、電線を的確に把持で き、また電気的特性を損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の一部切欠き側面図である。
【図2】螺旋板の実施例の一部切欠き側面図である。
【図3】ア−マロッド素線の実施例の一部切欠き側面図
である。
【図4】図1におけるA−A線断面図である。
【図5】本考案の他の実施例の電線を把持した導体クラ
ンプの横断面図である。
【図6】非円形電線の山部に螺旋板が乗り上げた状態の
側面図である。
【図7】非円形電線の山部の側面に螺旋板の先端部側面
が当接した状態の側面図である。
【図8】従来品の螺旋板が非円形電線の山部に乗り上げ
た状態を示す側面図である。
【図9】従来品の電線の横断面図である。
【図10】従来品の螺旋板の一部切欠き斜視図である。
【符合の説明】
1 非円形電線 4 谷部 5 山部 6 螺旋板 7 先端部 8 色彩 10 ア−マロッド 11 非円形電線 12 谷部 13 螺旋板 14 ア−マロッド 16 山部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非円形電線の螺旋状谷部に螺旋板を添装
    することによって螺旋板箇所と山部とを同じ外径とした
    電線の把持部において、螺旋板の先端部を先細のテ−パ
    部としたことを特徴とする非円形電線の把持部の構造。
  2. 【請求項2】 螺旋板の先端部に非円形電線と色違いの
    色彩を施した請求項1記載の非円形電線の把持部の構
    造。
  3. 【請求項3】 螺旋板を添装した非円形電線にねじれ方
    向が螺旋板と逆の螺旋状のア−マロッドを巻着した請求
    項1または2記載の非円形電線の把持部の構造。
JP1992023481U 1992-03-18 1992-03-18 非円形電線の把持部の構造 Expired - Fee Related JP2595099Y2 (ja)

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Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4968003A (ja) * 1972-11-06 1974-07-02
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