JPH0578178U - 超高速モータのロータ - Google Patents

超高速モータのロータ

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JPH0578178U
JPH0578178U JP2297692U JP2297692U JPH0578178U JP H0578178 U JPH0578178 U JP H0578178U JP 2297692 U JP2297692 U JP 2297692U JP 2297692 U JP2297692 U JP 2297692U JP H0578178 U JPH0578178 U JP H0578178U
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JP
Japan
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rotor
iron core
short
ring
high speed
Prior art date
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Pending
Application number
JP2297692U
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English (en)
Inventor
精 石田
弘道 山田
常生 久米
憲昭 岩渕
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Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 シャフト4の外径より大きい外径を持つ円柱
状の鉄心部31と、鉄心部31の両端面にのみ開口し軸
方向に貫通する複数のスロット32の中にアルミニウム
や銅またはその合金のダイキャストにより形成した軸方
向に伸びる複数のロータバー5と、鉄心部31の両端面
に設けロータバー5と同時にダイキャストによりリング
状に形成し、ロータバー5をリング状に短絡する短絡リ
ング6と、短絡リング6の外周とロータバー5の両端部
の外周とを外周方向から押え、かつロータバー5と鉄心
部31の外周面との間の鉄心部31の強度より高い強度
を有する押え部72とを備えた超高速モータのロータで
ある。 【効果】 ロータバーの両端部および短絡リングの外周
側を押える部分の強度を高めてあるので、高速回転によ
り大きな遠心力が作用しても変形が大きくなることがな
く、安定した超高速回転が得られる超高速回転モータを
提供できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、超高速回転するモータのロータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ロータの周速度が200m/secを越えるような超高速モータのロー タとして、鉄心部に複数の軸方向に伸びるアルミニウムや銅またはその合金のダ イキャストにより形成したロータバーと、その両端をリング状に短絡する短絡リ ングとを備えたソリッドロータが用いられている。 この場合、短絡リングはロータの発熱によって温度が上昇し、強度が低下する が、その状態で超高速回転による大きな遠心力を受けるので、遠心力による変形 を防止する必要がある。そのため、短絡リングの軸方向外側に鋼製の押えリング を設け、ロータの外周部に密着して覆うキャンを設け、リングとキャンとを電子 ビーム等により溶接して短絡リングとロータバーと鉄心部とを接合して一体とし 、遠心力に耐える強度を持たせたものが開示されている(例えば、特開平1−2 64550号、特開平2−119557公報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記短絡リングとロータバーと鉄心部との外周を厚さが薄いキャン によって押える構成では、超高速回転の場合、キャンが短絡リングとロータバー の遠心力に耐えることができず、キャンの中央部が膨らんでバランスを崩したり 、固定子鉄心に接触して破損に至るという欠点があった。 本考案は、短絡リングやロータバーの遠心力に十分耐える構造にして安定した 超高速回転が得られる高速モータのロータを提供することを目的とするものであ る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、複数の軸方向に伸びるロータバーと、その両端をリング状に短絡す る短絡リングとを備えたソリッドロータにより構成した超高速モータのロータに おいて、シャフトの外径より大きい外径を持つ円柱状の鉄心部と、前記鉄心部の 両端面にのみ開口し軸方向に貫通する複数のスロットの中にアルミニウムや銅ま たはその合金のダイキャストにより形成した軸方向に伸びる複数のロータバーと 、前記鉄心部の両端面に設け前記ロータバーと同時に前記ダイキャストによりリ ング状に形成した前記ロータバーをリング状に短絡する短絡リングと、前記短絡 リングの外周と前記ロータバーの両端部の外周とを外周方向から押え、かつ、前 記ロータバーと前記鉄心部の外周面との間の鉄心部の強度より高い強度を有する 押え部をとを備えたものである。 とくに、前記押え部の径方向厚さが前記ロータバーの外周と前記鉄心部の外周 との間の径方向の厚さと同じかそれよりも厚くしたものである。
【0005】
【作用】
短絡リングの質量はロータバーの質量より大きく、短絡リングに作用する遠心 力はロータバーに作用する遠心力より大きくなり、短絡リングの外周面を外周方 向から押える押えリングまたは鉄心部に設けた押え部には、鉄心部の中央部より 大きい遠心力が作用するが、押え部の径方向厚さは、ロータバーの外周と鉄心部 の外周との間の径方向の厚さと同じかそれよりもより厚く、強度が高くなってい るので、超高速回転による大きな遠心力が加わっても、押え部の径方向の変形が 大きくなることはなく、バランスを崩すようなことはなくなる。
【0006】
【実施例】
本考案を図に示す実施例について説明する。 図1は本考案の実施例を示す側断面図で、リング状のフレーム1の内側に固定 子コイル21を巻回したステータ2を固定し、その内側に空隙を介してロータ3 がシャフト4と一体に形成して配置してある。ロータ3は、シャフト4の外径よ り大きい外径を持つ円柱状の鉄心部31を備えている。 その鉄心部31には両端面に開口し、鉄心部31の外周には開口せず、軸方向 に貫通する複数のスロット32を円周方向に等間隔に設け、スロット32の中に アルミニウムや銅またはその合金のダイキャストにより軸方向に伸びる複数のロ ータバー5を形成すると共に、その両端をリング状に短絡する短絡リング6を形 成してある。 鉄心部31の両側には短絡リング6とロータバー5の両端部を外周方向から押 える鉄心部31と同じ材質である鋼材よりなるカップ状の押えリング7を設けて ある。 押えリング7の外径は鉄心部31の外径と同じか、鉄心部31の外径より大き く、ステータ2の内径より小さくしてあり、内径をシャフト4の外周に焼き嵌め する穴を有するディスク状のカラー部71と、図3(b)に示す旋削後の短絡リ ング6の外形D1 に嵌合する穴を有する押え部72とを設けてある。 ロータ3の加工手順は、まず、図2(a)、(b)に示すように、鉄心部31 の両端面に各スロット32を加工するとともに、各スロット32の外周側を結ぶ 円とほぼ一致する外周面を持ち、鉄心部31の外周面と同心の内周面を有するリ ング状の装入溝33とを機械加工等により設け、スロット32と装入溝33の中 にアルミニウムや銅またはその合金のダイキャストにより軸方向に伸びる複数の ロータバー5を形成すると共に、その両端をリング状に短絡する短絡リング6を 形成する。その後、図3(a)、(b)に示すように、短絡リング6の外径とロ ータバー5の両端部の外径D1 が各ロータバー5の外周を結ぶ円の直径D2 より 小さくなるように、鉄心部31の両端からSだけ切り込み、旋削する。 以上のように加工することより、押えリング7の押え部72の内径は、各ロー タバー5の外周を結ぶ円の直径より小さくすることになり、押えリング7の押え 部72の厚さt1 はロータバー5の外周と鉄心部31の外周との間の径方向の厚 さt2 より厚くなる。 このような押えリング7を押え部72の端面が鉄心部31の端面に接するよう にして、カラー部71をシャフト4の外周に焼きばめにより嵌合し、短絡リング 6の外径とロータバー5の両端部を外周方向から押えるようにしてある。 したがって、ロータバー5は鉄心部31の外周に開口しないスロット32の中 に入っているので、大きな遠心力が加わっても鉄心部31の外周部34によって 径方向の変形は押えられる。また、短絡リング6も、押えリング7によって径方 向の変形は押えられる。 また、短絡リング6の質量はロータバー5の質量より大きく、短絡リング6に 作用する遠心力はロータバー5に作用する遠心力より大きくなり、押えリング7 には鉄心部31より大きい遠心力が作用するが、押えリング7の押え部72の径 方向厚さは、ロータバー5の外周と鉄心部31の外周との間の径方向の厚さより 厚く、強度が高くなっているので、超高速回転による大きな遠心力が加わっても 、押えリング7の径方向の変形が大きくなることはない。 図4は他の実施例で、押えリング7のカラー部71と押え部72の間の段部端 面73と短絡リング6の端面との間に隙間Gを設けて、鉄心部31とロータバー 5の軸方向の膨張量の差を逃がし、短絡リング6とロータバー5の変形を防止す るようにしてある。 また、押えリング7のカラー部71に軸方向に貫通する通気穴74を設け、押 え部72には径方向に貫通し、段部端面73と短絡リング6の端面との間の隙間 Gに連通する通気穴75を設けてある。したがって、ロータ3の回転により通気 穴74、隙間G、通気穴75を通る冷却風が生じ、短絡リング6の冷却効果を高 めることができる。
【0007】
【考案の効果】
以上述べたように、本考案によれば、ダイキャストにより形成するロータバー の両端部および短絡リングの外周側を押える部分の強度を高めてあるので、高速 回転により大きな遠心力が作用しても変形が大きくなることがなく、安定した超 高速回転が得られる超高速回転モータを提供できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す側断面図である。
【図2】本考案のロータの加工途中の側面図および正面
図である。
【図3】本考案のロータの加工途中の側面図および正面
図である。
【図4】本考案の他の実施例を示す側断面図である。
【符号の説明】
2 ステータ 3 ロータ 31 鉄心部 32 スロット 33 装入溝 4 シャフト 5 ロータバー 6 短絡リング 7 押えリング 71 カラー部 72 押え部 74、75 通気穴
フロントページの続き (72)考案者 岩渕 憲昭 福岡県北九州市八幡西区黒崎城石2番1号 株式会社安川電機内

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸方向に伸びる複数のロータバーと、そ
    の両端をリング状に短絡する短絡リングとを備えたソリ
    ッドロータにより構成した超高速モータのロータにおい
    て、シャフトの外径より大きい外径を持つ円柱状の鉄心
    部と、前記鉄心部の両端面にのみ開口し軸方向に貫通す
    る複数のスロットの中にアルミニウムや銅またはその合
    金のダイキャストにより形成した軸方向に伸びる複数の
    ロータバーと、前記鉄心部の両端面に設け前記ロータバ
    ーと同時に前記ダイキャストによりリング状に形成した
    前記ロータバーをリング状に短絡する短絡リングと、前
    記短絡リングの外周と前記ロータバーの両端部の外周と
    を外周方向から押え、かつ前記ロータバーと前記鉄心部
    の外周面との間の鉄心部の強度より高い強度を有する押
    え部とを備えたことを特徴とする超高速モータのロー
    タ。
  2. 【請求項2】 前記押え部を前記短絡リングの軸方向端
    面に接し、かつ前記シャフトに嵌合した押えリングに設
    け、前記押え部の外径を前記鉄心部の外径より大きく、
    内径を前記ロータバーの外周を結ぶ円の直径より小さく
    形成した請求項1記載の超高速モータのロータ。
  3. 【請求項3】 前記押え部を前記鉄心部の両端部に設
    け、前記押え部の外径を前記鉄心部の外径より大きく、
    内径を前記ロータバーの外周を結ぶ円の直径より小さく
    形成し、前記鉄心部の両端面に接して押えリングを設け
    た請求項1記載の超高速モータのロータ。
  4. 【請求項4】 前記押えリングと前記短絡リングとの間
    に軸方向の空隙を設けた請求項2記載の超高速モータの
    ロータ。
  5. 【請求項5】 軸方向に貫通して前記空隙に連通する通
    気穴と、径方向に貫通して前記空隙に連通する通気穴と
    を前記押えリングに設けた請求項4記載の超高速モータ
    のロータ。
JP2297692U 1992-03-16 1992-03-16 超高速モータのロータ Pending JPH0578178U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007259526A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Jatco Ltd かご型誘導モータ
CN103066784A (zh) * 2011-10-18 2013-04-24 株式会社安川电机 感应电动机以及感应电动机的转子

Cited By (3)

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JP2007259526A (ja) * 2006-03-20 2007-10-04 Jatco Ltd かご型誘導モータ
CN103066784A (zh) * 2011-10-18 2013-04-24 株式会社安川电机 感应电动机以及感应电动机的转子
JP2013090447A (ja) * 2011-10-18 2013-05-13 Yaskawa Electric Corp 誘導電動機および誘導電動機の回転子

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