JPH0579608B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0579608B2 JPH0579608B2 JP1024100A JP2410089A JPH0579608B2 JP H0579608 B2 JPH0579608 B2 JP H0579608B2 JP 1024100 A JP1024100 A JP 1024100A JP 2410089 A JP2410089 A JP 2410089A JP H0579608 B2 JPH0579608 B2 JP H0579608B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- atomic ratio
- temperature
- hours
- copper
- mixture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B35/00—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
- C04B35/01—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics
- C04B35/45—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics based on copper oxide or solid solutions thereof with other oxides
- C04B35/4521—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics based on copper oxide or solid solutions thereof with other oxides containing bismuth oxide
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B35/00—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
- C04B35/622—Forming processes; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
- C04B35/653—Processes involving a melting step
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N—ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N60/00—Superconducting devices
- H10N60/01—Manufacture or treatment
- H10N60/0268—Manufacture or treatment of devices comprising copper oxide
-
- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N—ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10N60/00—Superconducting devices
- H10N60/80—Constructional details
- H10N60/85—Superconducting active materials
- H10N60/855—Ceramic superconductors
- H10N60/857—Ceramic superconductors comprising copper oxide
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S505/00—Superconductor technology: apparatus, material, process
- Y10S505/725—Process of making or treating high tc, above 30 k, superconducting shaped material, article, or device
- Y10S505/737—From inorganic salt precursors, e.g. nitrates
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S505/00—Superconductor technology: apparatus, material, process
- Y10S505/725—Process of making or treating high tc, above 30 k, superconducting shaped material, article, or device
- Y10S505/742—Annealing
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S505/00—Superconductor technology: apparatus, material, process
- Y10S505/775—High tc, above 30 k, superconducting material
- Y10S505/776—Containing transition metal oxide with rare earth or alkaline earth
- Y10S505/782—Bismuth-, e.g. BiCaSrCuO
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
- Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明はビスマス、ストロンチウム、カルシウ
ム及び銅に基づく高温超伝導物質に関する。 〔従来の技術〕 従来の超伝導物質は専ら非常に低温度でしか使
用できず、極めて高価な冷却材であるヘリウムを
用いなければならないものであつたが、本発明に
従う酸化物型超伝導物質は比較的安価な冷却材で
ある窒素を用いて到達することができるような、
本質的により高い温度において作動する。これに
よつて種々の超伝導装置及び設備の運転費用が低
下し、そしてより包括的な新しい利用の可能性を
開くものである。 多くの新しい酸化物型超伝導物質の本質的な欠
点はいずれにしてもそれらが共通の成分として
La又はY、或いは例えばSm,Lu,Ho又はEuの
ような稀土類金属を含んでいると言うことであ
る。これらの金属は、わずかな量でしか産出せ
ず、そしてそれらの生産に費用がかかるために高
価である。従つて酸化物型の超伝導物質を大量に
製造するのには原料価格が高いこと及び稀土類金
属の資源が限定されていることの欠点がある。 酸化物の形でビスマス、ストロンチウム及び銅
を1:1:1の原子比で含んでいるような20゜K
の臨界温度を有する酸化物型超伝導体が既に知ら
れている〔C.Michel等:雑誌Z.Phys.,B68,
421,(1987)〕。しかしながら約20゜Kと言う臨界
温度は工業的な目的には未だ満足なものではな
い。 〔発明が解決しようとする課題〕 従つて稀土類金属及びLa又はYを含まず、そ
してその臨界温度が20゜Kよりも著しく高い酸化
物型の新規な超伝導物質を作り出すと言う課題が
存在した。 本発明は、Bi,Sr,Ca及びCuの酸化物よりな
る系においてストロンチウムに加えてカルシウム
も存在しており、そしてその金属酸化物類の出発
混合物の中で原子比Bi:(Sr+Ca)が約0.3〜2.2、
中でも0.5〜2.2、好ましくは0.3〜1.5である場合
にその臨界温度に好ましい影響が与えられると言
う知見に基づくものである。特に好ましいのはこ
の原子比が0.3〜1.3の場合である。 〔課題を解決するための手段〕 本発明者等はストロンチウム、カルシウム、銅
及びビスマスの各金属を酸化物の形で含む新規
な、超伝導性を有する物質を見出した。 これらの物質の中でその酸素含有量は2価の銅
及び3価のビスマスとして計算したものよりも若
干大きい。従つてそれらはCu+++イオン又は
Bi4+/Bi5+のイオンをも含んでいるもののようで
ある。予め与えられたa及びbの値においてでき
るだけ高い酸素含有量(x)が超伝導性にとつて
有利である。 本発明の特別な実施形態の一つにおいてはその
黒色結晶状物質において(Ca+Sr+Cu):Biの
原子比が約1.5である。これらの物質は一般化学
組成Bi2(Ca,Sr)yCu3-y+kOf有し、その際kは−
0.05から+0.05までの数、好ましくは零であり、
yは1と2.5との間の数、好ましくは1.33ないし
2.25、中でも1.33ないし2.1の数であり、そしてf
は約6+kである。この場合にy=1.9ないし2.1
の範囲が特に好ましい。 ここで好ましい結晶状物質は総合化学組成Bia
(Sr,Ca)bCu6Oxにおいてa=4〜14、b=6〜
14であつて、Bi:(Sr+Ca)の原子比が0.45〜
1.13、中でも0.5〜1.13のものである。 酸素の割合に関する指数xは約1.5a+b+6で
ある。この値は温度条件によつて若干左右され
る。熱的後処理の温度が高い場合にはxはより低
い温度の場合よりも小さい。恐らく酸素は原子結
晶格子の一定位置に可逆的に取入れられるのであ
ろう。 その黒色結晶物質がBia(Sr,Ca)bCu6Oxにおい
てa=9.8ないし14、b=9.8ないし14、及びBi:
(Sr+Ca)の原子比0.89ないし1.13の範囲の総合
化学組成を有する場合には、この結晶状物質は主
成分としてBi4(Sr,Ca)4Cu2Oxの組成の超伝導相
を含むが、その製造方法については後により詳細
な記述をあげる。これらの結晶状物質においても
Ca:Srの原子比は9:1ないし1:9、中でも
3:1ないし1:3である。 これらの新規な物質はBi,Sr,Ca及びCuの各
元素の酸化物又は酸化物前駆体を充分に混合し、
そしてこの混合物を少なくとも700℃以上の温度
に加熱することによつて作ることができる。 反応の間にその用いた金属の原子比は第1近似
において変化しない。用いた原子比は従つてその
目的とする酸化物組成に相当する。 酸化物前駆体としては、一般にその反応温度に
おいて反応して酸化物となるような化合物、中で
も水酸化物及び硝酸塩を用いることができる。ま
た更に上述の金属の酢酸塩、ぎ酸塩、しゆう酸塩
並びに炭酸塩も使用することができる。例えば酸
化カルシウム、炭酸ストロンチウム、ビスマス
酸、酸化ビスマス()、酸化ビスマス()、
Cu2O及びCuOを用いることができる。 反応混合物は溶融させてはならないか、あるい
は一部しか溶融させてはならない。しかしなが
ら、この場合には、反応温度において反応混合物
を比較的長時間保持することが必要である。 合成温度はこの場合に好ましくは700℃と900℃
との間、中でも750℃と850℃との間の範囲であ
る。 反応時間は少なくとも4時間以上、より好まし
くは少なくとも8時間以上であるべきである。こ
の反応時間の上限は経済的な考慮によつてのみ定
められる。100又は120時間の反応時間が可能であ
る。 その混合物を、これが完全に溶融してしまうま
で強く加熱することも可能である。この場合には
その全物質の凝固点以下の温度、即ち300〜900
℃、好ましくは300〜830℃の温度まで速やかに冷
却してこの範囲内の温度に比較的長い時間(少な
くとも1時間以上、好ましくは4時間)保持する
ことができる。 有利には、その溶融物を或る支持体の上に載せ
てここで凝固させてもよい。そのようにした場合
には引続いての熱処理の後で或ベース上に緻密な
超伝導体層が得られる。この支持体(ベース)は
その反応混合物と反応しないものでなければなら
ない。例えばAl2O3、SiO2(石英)、ZrO2、チタン
酸ストロンチウム及びチタン酸バリウム、並びに
例えば鋼鉄やクロム−ニツケル合金のような金属
が支持体の材料として適している。そのようにし
て例えば1μm〜5mmの比較的薄い層を作ることが
できる。 溶融物を糸状に紡ぐことも可能である。この場
合に糸または線材が生じ、このものは300−900℃
において熱処理した後に同様に超伝導性である。 実際の反応は非還元性の雰囲気の中で行わせな
ければならない。例えば空気、純酸素ガス、
O2/ArまたはO2/N2の混合物を使用することが
できる。各酸化物の反応を酸素ガス含有雰囲気の
中で実施するのが好ましい。 反応が終了した後にその試料は炉から取出して
空気中または酸素ガス中で、あるいはその炉の中
でゆつくりと室温まで冷却させる。低い冷却速度
(最高100゜K/hr)がその反応生成物の超伝導性
に好ましい影響を与える。 酸化物の全混合物が完全に反応してしまうのを
確実にするためには上記冷却の後に得られた粉末
を再び微細化して改めて更に熱的に処理するのが
有利である。この後処理における温度は300℃な
いし900℃の範囲内である。この後処理の継続時
間は少なくとも1時間以上、好ましくは少なくと
も4時間以上である。この後処理時間の上限につ
いては反応時間について述べたと同じことが当て
はまる。 後処理温度の好ましい下限は少なくとも300℃
以上、中でも400℃以上であり、好ましい上限は
750℃、より好ましくは600℃、中でも550℃、更
に好ましくは500℃である。このような後反応は
空気中、純酸素ガスまたは例えばO2/Arまたは
O2/N2のような混合ガスの中で行うべきである。
反応容器としては例えば酸化アルミニウム、ジル
コン、白金、及びイリジウムのような不活性物質
からなる市販のるつぼ、またはボートを使用する
ことができる。熱源としては例えばチヤンバーキ
ルン、マツフル炉または管炉のような市販の炉が
適している。これら超伝導物質を製造するための
もう一つの方法は、上述の各金属の塩類を水性相
の存在のもとに混合し、この塩類の含水混合物を
蒸発濃縮し、そして少なくとも700℃の温度にお
いて加熱することよりなる。それら使用する塩類
の少なくとも一つ以上は水溶性である必要があ
り、そしてそれらの塩類は上記の温度範囲におい
て分解して酸化物となるものでなければならな
い。反応時間に関しては酸化物を用いる場合と同
じことが当てはまる。 蒸発濃縮されるべき塩類混合物はまた各金属酸
化物を硝酸の中に溶解し、そして硝酸を使い盡し
てしまうことによつても作ることができる。 水溶性塩類を用いる場合にはまた、テトラメチ
ルアンモニウムヒドロキシドのような塩基の添加
によつて各金属の水酸化物または少なくとも一つ
の金属の水酸化物を沈殿させることも可能であ
る。このようにした場合には出発生成物の特に充
分な混合を得ることが達成される。それら析出し
た水酸化物は溶解しなかつた部分と一緒に不溶性
部分を形成する。このものは分離し、乾燥させ、
そして次いで上述のように熱処理することができ
る。好ましくはその用いた塩基によつて難揮発性
のカチオン類が全く混入することなく、そしてそ
れら用いた塩類は容易に揮発する酸類より導かれ
たものであるのがよい。これらの酸類は150℃以
下の沸点を有するものである。 本発明に従う方法のこの実施態様においてもそ
の用いた金属塩類の原子比は最終生成物の所望の
原子比に相当している。これら塩類から作つた酸
化物型の生成物も同様に上述のように熱的に後処
理することができる。 本発明に従う黒色結晶状物質から、銅分の多い
出発混合物を溶融し、冷却し、そして粉砕したあ
とで顕微鏡のもとでCu2O(赤色)及びCuO(針状
結晶)の結晶粒を分離除去することができる。黒
色の結晶状物質が残留する。 その製造に際してBi:(Sr+Ca):Cuの原子比
2:2:1が維持された場合に化学組成Bi4(Sr,
Ca)4Cu2Oxの純粋の黒色結晶を得ることができ、
このものの超伝導臨界温度Tcは少なくとも60−
85〓、ほとんどの場合に70−85〓である。この場
合に好ましくはCa:Srの原子比は3:1ないし
1:3、中でも1.4:3ないし1.8:3、そして特
に好ましくは約1.6:3である。酸素含有割合に
関する指数(x)は種々の超伝導結晶において約
12と14との間である。 本発明者等は、この化合物が格子定数a=5.39
×10-8cm、b=5.39×10-8cm及びc=24.53×10-8
cmを有することを見出した。この化合物はそれぞ
れ必要な金属酸化物から製造することができる
が、その際この化合物の原子比を維持しなければ
ならない。更にまたこの化合物が5価のビスマス
をも含んでいるもののようであることが見出され
ている。 出発混合物の原子比を僅かに変化させた場合に
は、同一の格子定数を有しながら若干異つた組成
の化合物が得られる。中でもCu:Biの原子比
1:1.9ないし1:2.1、(Ca+Sr):Cuの原子比
1.9:1〜2.1:1、(Ca+Sr):Biの原子比0.9:
1ないし1.1:1及びCa:Srの原子比9:1ない
し1:9、中でも3:1ないし1:3、好ましく
は1:1ないし1:3を有する出発混合物を使用
することができる。 本発明者等は更に、酸化物の比率を対応的に維
持した場合に総合化学組成Bi4(Ca,Sr)6Cu4O
20の黒色結晶状物質を作り出すことができ、この
ものも同様に高い臨界温度を有することを見出し
た。このものはまたその溶融物から、引続くO2
を用いる熱処理によつても得ることができる。こ
のようにして作られた結晶状物質はほとんど専
ら、斜方晶系に結晶して上記した組成を有する主
相から成つている。その臨界温度Tcは少なくと
も70゜K以上である。この斜方晶系に結晶化する
化合物の格子定数はa=5.395×10-8cm、b=
5.393×10-8cm及びC=30.628×10-8cmである。 R.M.Hazen,C.T.Prewitt,R.J.Angel,N.L.
Ross,L.W.Finger,およびC.G.Hadidiacos,D.
R.VeblenおよびP.J.Heaney,P.H.Hor,R.L.
Meng,Y.Y.Sun,Y.O.Wang,Y.Y.Xue,Z.J.
Huang,L.Gao,J.Bechtold,及びC.W.Chuによ
る「非常に高いTcのBi−Ca−Sr−Cu−O系にお
ける超伝導:相の確認」という題名がついた論文
(1988年2月2日到着)のプレプリントから、超
伝導相の一つが公知となつているが、このものの
組成はBi2Ca1Sr2Cu2O9に近く、そしてこのもの
については5.41×5.44×30.78×10-8cmの大きさを
有するA−中心の斜方晶結晶単位格子が報告され
ている。 本発明者等は、その出発混合物において、更に
若干高い臨界温度を有する比較的純枠な結晶を作
ることができ、これらの結晶においてCa/Srの
原子比が1:3.5ないし1:6.28、中でも1:4.5
ないし1:5.75、好ましくは1:5であるものを
作り出すことができることを見出した。この化合
物の形成には最高850℃の反応温度、ゆつくりと
した冷却及び700℃における後処理が好ましい。
更にまたCuOの過剰分が少ないこと及び比較的高
いSr/Caの比率が好ましい。この出発混合物の
原子比を僅かに変化させた場合にもやはり、上に
あげた格子定数及び若干ずれた組成を有する化合
物が得られる。中でもCu:Biの原子比1:0.9な
いし1.1:1、(Ca+Sr):Cuの原子比3:1.9な
いし3:2.1、(Ca+Sr):Biの原子比3:1.9ない
し3:2.1及びCa:Srの原子比1:1ないし1:
9、中でも1:3.5ないし1:6.28を有する出発
混合物を使用することができる。 X線構造分析によつて示されたように、上述の
ストロンチウム分が比較的多い化合物は、互いに
それぞれ入れ替つて平行に配置された a 〔Bi2O4〕2+及び b ペロブスカイト構造を有する下記 〔(Ca,Sr)3Cu2O6〕2- の層から構成されており、その際b)層の中に互
いに角部で結合している〔CuO6〕−8面体の2つ
の平面が存在しており、そして両方の〔CuO4/2〕
−平面のそれぞれに平行に上側と下側とに位置し
ている酸素原子の両内にアルカリ土類元素の原子
が次のような態様で、即ちこれらの原子が4個の
酸素原子よりなる最小正方形の中心にそれぞれ位
置し且つ〔CuO6〕−8面体の上記両平面が(Ca,
Sr)Oの層を共有しているような態様で配置さ
れている。 両方の8面体層の間の酸素の位置は(その超伝
導体の製造条件に従つて)酸素によつて占められ
ていないかまたは部分的にしか占められていな
い。900℃におけるより長時間の加熱は酸素の損
失をもたらし、400℃における酸素雰囲気中での
比較的長い加熱はこれらの酸素位置の部分的な充
填をもたらす。上記〔Bi2O4〕2+の層における酸素
原子の充満、欠損も熱処理によつて変化する。
Bi2O4単位当り2個までの酸素原子が取外され得
る。この場合にビスマスは3価である。その際そ
れら結晶の色調は黒色から褐色に変化する。約
600℃において最適に生じ得る高い酸素含有量
(黒色結晶状物質)が有利である。 Ca:Sr=1:4の原子比を有する単結晶につ
いてのX線構造分析はその銅含有層のそれぞれ外
側の(Ca,Sr)O面内にはストロンチウム原子
のみが存在していることを示している。これに対
して銅含有層の内側の(Ca,Sr)O面内では
Ca/Srの原子比は1:1である。その出発混合
物中で用いたCa/Srの比率に依存してこの原子
比は0.7:1〜2.1:1中でも0.8:1ないし1.2:
1であることができる。 この化合物の格子構造を第1図に示す。 銅含有層の中に互いに角部で結合された
〔CuO6〕−8面体の二つの面が存在しているよう
なペロブスカイト構造を有する上述の化合物及び
その銅含有層の中に互いに角部で結合されている
〔CuO6〕−8面体の唯一面のみが存在しているよ
うなペロブスカイト構造のBi4(Ca,Sr)4Cu2Oxの
化合物に加えて、その銅含有層が互いに角部で結
合されている〔CuO6〕−8面体の2つよりも多い
面で構成されているようないくつかの化合物も存
在している。 上記の、一般的に記述した方法によつて、臨界
温度Tcが少なくとも70゜K以上であつてBi,Ca,
Sr及びCuのそれぞれを含む、斜方晶系に結晶化
する黒色の超伝導化合物を作ることができ、この
ものはBi4(Ca,Sr)4+2oCu2+2oO16+4oの総合化
学組成を有し、その際n=2,3,4または5で
ある。これらの化合物においてCa/Srの原子比
は1:9ないし9:1である。これらの化合物の
格子定数は、a=5.39×10-8cm、b=5.39×10-8
cm及びc=(24.5+n×6.1)×10-8cmである。更に
また、X線構造分析によれば、上に具体的に示し
た化合物はそれぞれ互いに交替して平行に配置さ
れた下記 a 〔Bi2O4〕2+及び b ペロブスカイト構造を有する下記 〔(Ca,Sr)2+oCu1+oO4+2o〕2- の各層から構成されており、その際b)層の中に
互いに角部で結合している(CuO6〕−8面体のn
+1個の平面が存在しており、そして各アルカリ
土類元素の原子は、〔CuO4/2〕−平面に平行である
けれどもこれらの面内には存在していない酸素原
子の位置のn+2個の面内に次のような態様で、
即ちこれらの原子が4個の酸素原子よりなる最小
正方形の中心にそれぞれ存在し且つ〔CuO6〕−8
面体の上記各平面が(Ca,Sr)Oのn個の共通
層によつて結合されているような態様で配置され
ている。 さらにここでもまた、それら両方の8面体層の
間の各酸素原子位置、すなわち各(Ca,Sr)O
の面内における酸素原子位置は酸素によつて占め
られていないかまたは部分的にしか占められてい
ない。同じことはそれらの〔Bi2O4〕2+−層につい
ても当てはまる。この酸素原子の占有の度合はま
た、その最初に現われる結晶塊の熱処理及び用い
た反応ガスによつて左右される。前にあげた黒色
結晶物質と同様な取扱いが有意義である。 その銅含有層の両外側の(Ca,Sr)Oの面内
のSr/Caの原子比は少なくとも10以上である。
従つてこれらの面は非常にストロンチウムに富ん
でいる。これに対して銅含有層の内側のn個の
(Ca,Sr)Oの面内のCa/Srの原子比は最初の
Ca/Srの比率に著しく左右され、そして従つて
1:10ないし10:1(中でも1:3ないし3:1、
好ましくは1:1)であることができる。このn
個の内側の(Ca,Sr)Oの面内のCa/Srの比率
は常に等しいもののようである。驚くべきことに
本発明に従う方法において僅かに約99.5%の純度
しか有しない実験室薬品から超伝導物質を得るこ
とができる。 もしも三層化合物(n=2)のための出発混合
物の原子比を僅かに変化させた場合にもやはり、
上記の層構造及び上記の格子定数を有するけれど
も若干異なつた組成を有する化合物が非常に高い
割合で含まれる結晶状物質が得られる。例えば
Cu:Biの原子比3:1.9〜3:2.1、(Ca+Sr):
Cuの原子比8:5.8ないし8:6.2、(Ca+Sr):
Biの原子比2.1:1ないし1.9:1及びCa:Srの原
子比1:1ないし1:5、中でも1:1.9ないし
1:2.1を有する出発混合物を使用することがで
きる。 得られた超伝導物質は例えばケーブル及び導
線、トランスホーマー、及び電流貯蔵コイルの形
のエネルギー貯蔵装置のようなエネルギー技術に
おいて、例えば核磁気共鳴トモグラフや浮上軌道
用の保持磁石の製造等のような磁気工学におい
て、例えば薄膜やプリント回路板の上の回路ある
いはジヨセフソン素子等のようなコンピユータ技
術において、また更に例えば検出器、アンテナ、
半導体、例えばスクイド(超伝導量子干渉デバイ
ス)のような電子センサ類、ガルバノメータ、モ
ジユレータ、ボロメータ及びスラグ(SLUG)等
のような電子的諸構成要素に使用することができ
る。超伝導を測定技術に応用することについては
VDI−造形美術の論文集(1976)においてカール
スルーエのF.Baumann教授による“測定技術に
おける超伝導の応用(Die Anwendung der
Supraleitung in der Messtechnik)”という論
文の中で取扱われている。 本発明者等はまたTc約110゜Kの相の割合を高め
るのに、幾つかの手段が有利であることも見出し
た。 好都合な前提条件はその反応混合物の総合化学
組成が三角座標系において(酸素分を除外して)
下記のように定義される4つの点ABCDにより
定められる平行四辺形の中に存在し、その際 A=Bi0.19E0.35Cu0.46 B=Bi0.14E0.4Cu0.46 C=Bi0.3E0.38Cu0.32 D=Bi0.25E0.43Cu0.32 であり、但しEはアルカリ土類Ca+Srの合計を
意味する。Ca/Srの原子比は0.85:1〜1.2:1、
中でも0.95:1〜1.1:1、好ましくは1:1で
ある。 好ましくはこの総合化学組成は一つの線分を定
める両点Bi0.2E0.4Cu0.4とBi0.25E0.4Cu0.35との間で
ある。Ca/Srの原子比1:1においてはこれは
BiSrCaCu2Ox及びBiSr0.8Ca0.8Cu1.4Oxの各点に相
当する。 焼結過程をできるだけ高い温度において実施す
ることがさらに有利である。この場合にはしかし
ながらその出発混合物は溶融させるべきではな
い。この焼結過程の継続時間は有利には少なくと
も50時間以上、好ましくは少なくとも80時間以上
である。酸素含有雰囲気、中でも空気の中で焼結
するのが好都合である。純酸素ガス中で焼結する
場合にはその出発混合物は約40゜K早く融解し始
める。 もう一つの有利な態様は出発混合物を焼結の後
に550−650℃、好ましくは580−620℃、中でも
590−610℃の温度に冷却し、この温度に数時間保
ち、再び焼結温度に加熱し、そしてこの過程を少
なくとも2回繰り返すことよりなる。この過程を
2−20回繰り返すことも可能である。その後は超
伝導相の割合は再び低下する。上記のサイクルを
2ないし6回、中でも2ないし3回繰り返すのが
好ましい。焼結温度から550−650℃へ冷却するた
めの時間、550−650℃の範囲に保つ時間及び焼結
温度に再び加熱する時間はそれぞれ30分以上継続
させるべきであり、より好ましくは少なくとも45
分間以上継続させるべきである。好ましくは550
−650℃への冷却時間及び550−650℃での保持時
間がそれぞれ少なくとも1時間以上、中でも1−
3時間であるのがよい。この時間をそれ以上長く
することは何等の利点ももたらさないようであ
る。 〔発明の実施例〕 以下本発明を実施例によつて更に詳細に説明す
る。 例1 (参考例) Bi2O31モル、SrO2モル、CaO2モル及びCuO2
モルをめのう乳鉢の中で粉砕し、充分に緊密に混
合し、そしてAl2O3よりなるボートの中に移す。 この試料を適当な実験室炉の中で手早く950℃
に加熱して溶融させる。950℃から室温まで直接
急冷した試料は第1表に相当するX線回折線図を
示すが超伝導は示さない。 この試料を950℃から700℃へ冷却し、そしてこ
の温度において1時間保ち、次いで迅速に室温に
冷却した場合にはそのようにして得られた溶融ケ
ーキの破片はスクイド磁気計中の測定において臨
界温度Tc=70〓を示す。 この試料のX線回折線図はもう1つの結晶層の
出現を示す(第2表)。 この試料を700℃から500℃へ冷却し、そしてこ
の温度で再び1時間なまし処理した場合にはデバ
イ線図は主生成物としてその700℃において現わ
れた相を示す(第3表)。この試料はまた同様に
約70〓の臨界温度を示す(スクイド磁気計)。 例2 (参考例) SrCO33モル、Bi2O31.5モル、CaCO33モル及び
CuO6モルをめのう乳鉢の中で粉砕し、充分に混
合してAl2O3のるつぼに移す。 この試料を適当な実験室炉の中で空気中の6時
間のうちに800℃に加熱してこの温度で6時間保
持する。次にこの試料を2時間のうちに400℃に
冷却し、この温度において更に3時間保持し、次
いで2時間の中に100℃に冷却し、そして炉から
取出す。 そのようにして作られた黒色物質はスクイド磁
気計を用いる測定において臨界温度Tc=75〓を
示す(第2図)。 例3 (本発明に従う実施例) Bi2O30.2モル、SrO0.6モル、CaO0.2モル及び
CuO0.6モルを粉砕し、混合し、そして鋼玉製る
つぼ中で迅速に830℃に加熱する。この温度に2
時間保持し、そして次に800℃において空気中で
3時間、後熱処理する。このものを800℃から室
温まで急速に冷却し、その際炉から取出して空気
中で冷却させる。 ほぼ次の化学組成、すなわち Bi4(Ca,Sr)8Cu6O20 の化合物を得る。そのSr/Caの原子比は4:1
である。臨界温度Tcは70−82゜Kである。 例4 (本発明に従う実施例) CaO0.01モル、Bi2O30.01モル、SrO0.01モル及
びCuO0.01モルをめのう乳鉢の中で混合し、粉砕
して鋼玉ボートに移す。この混合物を実験室炉の
中で急速に1000℃に加熱し、そしてこの温度に30
分間保つ。この場合にその結晶状物質は溶融す
る。次に炉の中で室温まで冷却する。その葉柄状
に凝固した黒色の溶融ケーキを乳鉢の中で粉砕
し、もう一度加熱(酸素雰囲気中で2時間のうち
に800℃へ)し、次に800℃において3時間保ち、
そして3時間のうちに室温に冷却する。 次いでスクイド磁気計中で行つた磁化率の測定
は77゜Kの臨界温度を与える。この化合物は総合
化学組成Bi4(Ca,Sr)4Cu2O14を有する。 例5 (本発明に従う実施例) 0.02モルのCaO、0.01モルのBi2O3、0.02モルの
SrO及び0.04モルのCuOをめのう乳鉢の中で混合
し、粉砕し、そして鋼玉製ボートの中に移す。こ
の混合物を実験室炉の中で1時間空気中において
1000℃に加熱し、そしてこの温度において30分間
保つ。その際溶融物が形成される。次に2時間の
うちに500℃に冷却し、そしてその混合物をこの
温度において炉から取出す。引続いてのスクイド
(超伝導量子汗渉デバイス)磁気計中での磁化率
の測定は約80〓の臨界温度を与える。 X線図的分析によればその主要生成物は Bi4(Sr,Ca)6Cu4O20 である。 例6 (参考例) 2モルのBi2O3、4モルのSrCO3、4モルの
CaO及び8モルのCuOをめのう乳鉢中で粉砕し、
充分に混合してAl2O3よりなるるつぼの中へ移
す。この試料を空気中で迅速に800−820℃に加熱
し、この温度で20時間保ち、そして迅速に室温に
冷却する。赤熱させた粉末を粉砕して更に2回上
記した通りに熱的及び機械的に処理する。 次にその黒色の粉末を300MPa(3Kバール)の
圧力のもとでタブレツトにプレス成形し、このも
のをMgOの板の上に載せ、そして以下に記述す
る種々の条件で熱処理する(空気中)。 a 3時間内での870℃への加熱 870℃での80時間の熱処理 2分間内での室温への冷却(急冷) 伝導度測定:Tc(R=0)=57〓 スクイド磁気測定(B=100ガウスにおいて
測定:1ガウス=10-4Wb/m2)4〓での超
伝導部分12% b 3時間内での870℃への加熱 870℃での80時間の熱処理 3時間内での600℃への冷却 600℃から室温への急冷(2分) 伝導度:Tc(R=0)=63〓 スクイド磁気測定:− c 3時間内での870℃への加熱 870℃での80時間の熱処理 3時間内での600℃への冷却 600℃での3時間の熱処理 3時間内での870℃への加熱 870℃での3時間の熱処理 3時間内での600℃への冷却 600℃での3時間の熱処理 3時間内での870℃への加熱 870℃での80時間の熱処理 3時間内での600℃への冷却 600℃での3時間の熱処理 3時間内での室温への冷却 伝導度測定:Tc(R=0)=107〓 スクイド磁気測定(B=100ガウス):4゜Kで
の超伝導部分30% d 3時間内での864℃への加熱 864℃での50時間の熱処理 次いで下記の熱処理サイクルを6回実施 1時間内での600℃への冷却 600℃での1時間の熱処理 1時間内での864℃への加熱 864℃での1時間の熱処理 引き続いて 3時間内での600℃への冷却 600℃での3時間の熱処理 3時間内での室温への冷却 伝導度測定:Tc(R=0)=102〓 スクイド磁気測定(B=100ガウス):4〓で
の超伝導部分25% e 3時間内での870℃への加熱 870℃での80時間の熱処理 次いで下記の熱処理サイクルを12回実施 3時間内での600℃への冷却 600℃での3時間の熱処理 3時間内での870℃への加熱 870℃での3時間の熱処理 引き続いて 3時間内での600℃への冷却 600℃での3時間の熱処理 3時間内での室温への冷却 伝導度測定:Tc(R=0)=105〓 スクイド磁気測定(B=100ガウス):4〓で
の超伝導部分26% f 3時間内での870℃への加熱 870℃での80時間の熱処理 次いで下記の熱処理サイクルを3回実施 3時間内での600℃への冷却 600℃での3時間の熱処理 3時間内での870℃への加熱 870℃での3時間の熱処理 引き続いて 3時間内での600℃への冷却 600℃での3時間の熱処理 3時間内での室温への冷却 伝導度測定:Tc(R=0)=98〓 スクイド磁気測定(B=100ガウス):4〓で
の超伝導割合35% B=10ガウスで測定して(1ガウス=
10-4Wb/m2)超伝導部分50% 例7 (本発明に従う実施例) 4.3モルのBi2O3、7モルのSrCO3、7モルの
CaOおよび12モルのCuOをめのう乳鉢の中で微細
化し、混合し、そしてAl2O3−るつぼの中へ移
す。この試料を空気中で迅速に800〜820℃に加熱
し、この温度で20時間保ち、迅速に室温まで冷却
し、そして粉砕する(めのう乳鉢)。この熱処理
及び粉砕を更に2回繰返す。次にこの粉末を
300MPa(3Kバール)の圧力のもとで錠剤にプレ
ス成形し、次いでMgO−板の上で以下に記述す
る通り熱処理する: a 3時間内での866℃への加熱 866℃での65時間の熱処理 次いで下記の熱処理サイクルを6回実施 3時間内での600℃への冷却 600℃での3時間の熱処理 3時間内での866℃への加熱 866℃での3時間の熱処理 引き続いて 3時間内での600℃への冷却 600℃での3時間の熱処理 3時間内での室温への冷却 Tc(R=0)=66〓 b 3時間内での866℃への加熱 866℃での53時間の熱処理 次いで下記の熱処理サイクルを6回実施 3時間内での600℃への冷却 600℃での3時間の熱処理 3時間内での866℃への加熱 866℃での3時間の熱処理 引き続いて 3時間内での600℃への冷却 600℃での3時間の熱処理 3時間内での室温への冷却 Tc(R=0)=95〓 4〓での超伝導割合24%(B=100ガウスで
測定して) c 3時間内での868℃への加熱 868℃での34時間の熱処理 次いで下記の熱処理サイクルを9回実施 3時間内での600℃への冷却 600℃での3時間の熱処理 3時間内での868℃への加熱 868℃での3時間の熱処理 引き続いて 3時間内での600℃への冷却 600℃での3時間の熱処理 3時間内での室温への冷却 Tc(R=0)=60〓 例8 (参考例) 2モルのBi2O3、4モルのSrCO3、4モルの
CaOおよび12モルのCuOを例6に記述した方法に
従い錠剤に加工する。これらを次に種々の条件で
熱的に処理する(空気中)。 a 3時間内での863℃への加熱 863℃での50時間の熱処理 次いで下記の処理サイクルを6回実施 1時間内での600℃への冷却 600℃での1時間の熱処理 1時間内での863℃への加熱 863℃での1時間の熱処理 引き続いて 1時間内での600℃への冷却 600℃での1時間の熱処理 1時間内での室温への冷却 Tc(R=0)=66〓 b 3時間内での868℃への加熱 868℃での34時間の熱処理 次いで下記の処理サイクルを8回実施 1時間内での600℃への冷却 600℃での1時間の熱処理 1時間内での868℃への加熱 868℃での1時間の熱処理 次に 1時間内での600℃への冷却 600℃での1時間の熱処理 1時間内での室温への冷却 Tc(R=0)=64〓 例9 (本発明に従う実施例) 1モルのBi2O3、2モルのSrCO3、2モルの
CaOおよび3モルのCuOを例6に記述した方法に
従い錠剤に加工する。これらを次に種々の条件で
熱的に処理する。(空気中)。 a 3時間内での870℃への加熱 870℃での80時間の熱処理 次いで下記の処理サイクルを2回実施 3時間内での600℃への冷却 600℃での3時間の熱処理 3時間内での870℃への加熱 870℃での3時間の熱処理 次いで 3時間内での600℃への冷却 600℃での3時間の熱処理 3時間内での室温への冷却 Tc(R=0)=65〓 4〓での超伝導割合20%(B=100ガウスで
測定して)
ム及び銅に基づく高温超伝導物質に関する。 〔従来の技術〕 従来の超伝導物質は専ら非常に低温度でしか使
用できず、極めて高価な冷却材であるヘリウムを
用いなければならないものであつたが、本発明に
従う酸化物型超伝導物質は比較的安価な冷却材で
ある窒素を用いて到達することができるような、
本質的により高い温度において作動する。これに
よつて種々の超伝導装置及び設備の運転費用が低
下し、そしてより包括的な新しい利用の可能性を
開くものである。 多くの新しい酸化物型超伝導物質の本質的な欠
点はいずれにしてもそれらが共通の成分として
La又はY、或いは例えばSm,Lu,Ho又はEuの
ような稀土類金属を含んでいると言うことであ
る。これらの金属は、わずかな量でしか産出せ
ず、そしてそれらの生産に費用がかかるために高
価である。従つて酸化物型の超伝導物質を大量に
製造するのには原料価格が高いこと及び稀土類金
属の資源が限定されていることの欠点がある。 酸化物の形でビスマス、ストロンチウム及び銅
を1:1:1の原子比で含んでいるような20゜K
の臨界温度を有する酸化物型超伝導体が既に知ら
れている〔C.Michel等:雑誌Z.Phys.,B68,
421,(1987)〕。しかしながら約20゜Kと言う臨界
温度は工業的な目的には未だ満足なものではな
い。 〔発明が解決しようとする課題〕 従つて稀土類金属及びLa又はYを含まず、そ
してその臨界温度が20゜Kよりも著しく高い酸化
物型の新規な超伝導物質を作り出すと言う課題が
存在した。 本発明は、Bi,Sr,Ca及びCuの酸化物よりな
る系においてストロンチウムに加えてカルシウム
も存在しており、そしてその金属酸化物類の出発
混合物の中で原子比Bi:(Sr+Ca)が約0.3〜2.2、
中でも0.5〜2.2、好ましくは0.3〜1.5である場合
にその臨界温度に好ましい影響が与えられると言
う知見に基づくものである。特に好ましいのはこ
の原子比が0.3〜1.3の場合である。 〔課題を解決するための手段〕 本発明者等はストロンチウム、カルシウム、銅
及びビスマスの各金属を酸化物の形で含む新規
な、超伝導性を有する物質を見出した。 これらの物質の中でその酸素含有量は2価の銅
及び3価のビスマスとして計算したものよりも若
干大きい。従つてそれらはCu+++イオン又は
Bi4+/Bi5+のイオンをも含んでいるもののようで
ある。予め与えられたa及びbの値においてでき
るだけ高い酸素含有量(x)が超伝導性にとつて
有利である。 本発明の特別な実施形態の一つにおいてはその
黒色結晶状物質において(Ca+Sr+Cu):Biの
原子比が約1.5である。これらの物質は一般化学
組成Bi2(Ca,Sr)yCu3-y+kOf有し、その際kは−
0.05から+0.05までの数、好ましくは零であり、
yは1と2.5との間の数、好ましくは1.33ないし
2.25、中でも1.33ないし2.1の数であり、そしてf
は約6+kである。この場合にy=1.9ないし2.1
の範囲が特に好ましい。 ここで好ましい結晶状物質は総合化学組成Bia
(Sr,Ca)bCu6Oxにおいてa=4〜14、b=6〜
14であつて、Bi:(Sr+Ca)の原子比が0.45〜
1.13、中でも0.5〜1.13のものである。 酸素の割合に関する指数xは約1.5a+b+6で
ある。この値は温度条件によつて若干左右され
る。熱的後処理の温度が高い場合にはxはより低
い温度の場合よりも小さい。恐らく酸素は原子結
晶格子の一定位置に可逆的に取入れられるのであ
ろう。 その黒色結晶物質がBia(Sr,Ca)bCu6Oxにおい
てa=9.8ないし14、b=9.8ないし14、及びBi:
(Sr+Ca)の原子比0.89ないし1.13の範囲の総合
化学組成を有する場合には、この結晶状物質は主
成分としてBi4(Sr,Ca)4Cu2Oxの組成の超伝導相
を含むが、その製造方法については後により詳細
な記述をあげる。これらの結晶状物質においても
Ca:Srの原子比は9:1ないし1:9、中でも
3:1ないし1:3である。 これらの新規な物質はBi,Sr,Ca及びCuの各
元素の酸化物又は酸化物前駆体を充分に混合し、
そしてこの混合物を少なくとも700℃以上の温度
に加熱することによつて作ることができる。 反応の間にその用いた金属の原子比は第1近似
において変化しない。用いた原子比は従つてその
目的とする酸化物組成に相当する。 酸化物前駆体としては、一般にその反応温度に
おいて反応して酸化物となるような化合物、中で
も水酸化物及び硝酸塩を用いることができる。ま
た更に上述の金属の酢酸塩、ぎ酸塩、しゆう酸塩
並びに炭酸塩も使用することができる。例えば酸
化カルシウム、炭酸ストロンチウム、ビスマス
酸、酸化ビスマス()、酸化ビスマス()、
Cu2O及びCuOを用いることができる。 反応混合物は溶融させてはならないか、あるい
は一部しか溶融させてはならない。しかしなが
ら、この場合には、反応温度において反応混合物
を比較的長時間保持することが必要である。 合成温度はこの場合に好ましくは700℃と900℃
との間、中でも750℃と850℃との間の範囲であ
る。 反応時間は少なくとも4時間以上、より好まし
くは少なくとも8時間以上であるべきである。こ
の反応時間の上限は経済的な考慮によつてのみ定
められる。100又は120時間の反応時間が可能であ
る。 その混合物を、これが完全に溶融してしまうま
で強く加熱することも可能である。この場合には
その全物質の凝固点以下の温度、即ち300〜900
℃、好ましくは300〜830℃の温度まで速やかに冷
却してこの範囲内の温度に比較的長い時間(少な
くとも1時間以上、好ましくは4時間)保持する
ことができる。 有利には、その溶融物を或る支持体の上に載せ
てここで凝固させてもよい。そのようにした場合
には引続いての熱処理の後で或ベース上に緻密な
超伝導体層が得られる。この支持体(ベース)は
その反応混合物と反応しないものでなければなら
ない。例えばAl2O3、SiO2(石英)、ZrO2、チタン
酸ストロンチウム及びチタン酸バリウム、並びに
例えば鋼鉄やクロム−ニツケル合金のような金属
が支持体の材料として適している。そのようにし
て例えば1μm〜5mmの比較的薄い層を作ることが
できる。 溶融物を糸状に紡ぐことも可能である。この場
合に糸または線材が生じ、このものは300−900℃
において熱処理した後に同様に超伝導性である。 実際の反応は非還元性の雰囲気の中で行わせな
ければならない。例えば空気、純酸素ガス、
O2/ArまたはO2/N2の混合物を使用することが
できる。各酸化物の反応を酸素ガス含有雰囲気の
中で実施するのが好ましい。 反応が終了した後にその試料は炉から取出して
空気中または酸素ガス中で、あるいはその炉の中
でゆつくりと室温まで冷却させる。低い冷却速度
(最高100゜K/hr)がその反応生成物の超伝導性
に好ましい影響を与える。 酸化物の全混合物が完全に反応してしまうのを
確実にするためには上記冷却の後に得られた粉末
を再び微細化して改めて更に熱的に処理するのが
有利である。この後処理における温度は300℃な
いし900℃の範囲内である。この後処理の継続時
間は少なくとも1時間以上、好ましくは少なくと
も4時間以上である。この後処理時間の上限につ
いては反応時間について述べたと同じことが当て
はまる。 後処理温度の好ましい下限は少なくとも300℃
以上、中でも400℃以上であり、好ましい上限は
750℃、より好ましくは600℃、中でも550℃、更
に好ましくは500℃である。このような後反応は
空気中、純酸素ガスまたは例えばO2/Arまたは
O2/N2のような混合ガスの中で行うべきである。
反応容器としては例えば酸化アルミニウム、ジル
コン、白金、及びイリジウムのような不活性物質
からなる市販のるつぼ、またはボートを使用する
ことができる。熱源としては例えばチヤンバーキ
ルン、マツフル炉または管炉のような市販の炉が
適している。これら超伝導物質を製造するための
もう一つの方法は、上述の各金属の塩類を水性相
の存在のもとに混合し、この塩類の含水混合物を
蒸発濃縮し、そして少なくとも700℃の温度にお
いて加熱することよりなる。それら使用する塩類
の少なくとも一つ以上は水溶性である必要があ
り、そしてそれらの塩類は上記の温度範囲におい
て分解して酸化物となるものでなければならな
い。反応時間に関しては酸化物を用いる場合と同
じことが当てはまる。 蒸発濃縮されるべき塩類混合物はまた各金属酸
化物を硝酸の中に溶解し、そして硝酸を使い盡し
てしまうことによつても作ることができる。 水溶性塩類を用いる場合にはまた、テトラメチ
ルアンモニウムヒドロキシドのような塩基の添加
によつて各金属の水酸化物または少なくとも一つ
の金属の水酸化物を沈殿させることも可能であ
る。このようにした場合には出発生成物の特に充
分な混合を得ることが達成される。それら析出し
た水酸化物は溶解しなかつた部分と一緒に不溶性
部分を形成する。このものは分離し、乾燥させ、
そして次いで上述のように熱処理することができ
る。好ましくはその用いた塩基によつて難揮発性
のカチオン類が全く混入することなく、そしてそ
れら用いた塩類は容易に揮発する酸類より導かれ
たものであるのがよい。これらの酸類は150℃以
下の沸点を有するものである。 本発明に従う方法のこの実施態様においてもそ
の用いた金属塩類の原子比は最終生成物の所望の
原子比に相当している。これら塩類から作つた酸
化物型の生成物も同様に上述のように熱的に後処
理することができる。 本発明に従う黒色結晶状物質から、銅分の多い
出発混合物を溶融し、冷却し、そして粉砕したあ
とで顕微鏡のもとでCu2O(赤色)及びCuO(針状
結晶)の結晶粒を分離除去することができる。黒
色の結晶状物質が残留する。 その製造に際してBi:(Sr+Ca):Cuの原子比
2:2:1が維持された場合に化学組成Bi4(Sr,
Ca)4Cu2Oxの純粋の黒色結晶を得ることができ、
このものの超伝導臨界温度Tcは少なくとも60−
85〓、ほとんどの場合に70−85〓である。この場
合に好ましくはCa:Srの原子比は3:1ないし
1:3、中でも1.4:3ないし1.8:3、そして特
に好ましくは約1.6:3である。酸素含有割合に
関する指数(x)は種々の超伝導結晶において約
12と14との間である。 本発明者等は、この化合物が格子定数a=5.39
×10-8cm、b=5.39×10-8cm及びc=24.53×10-8
cmを有することを見出した。この化合物はそれぞ
れ必要な金属酸化物から製造することができる
が、その際この化合物の原子比を維持しなければ
ならない。更にまたこの化合物が5価のビスマス
をも含んでいるもののようであることが見出され
ている。 出発混合物の原子比を僅かに変化させた場合に
は、同一の格子定数を有しながら若干異つた組成
の化合物が得られる。中でもCu:Biの原子比
1:1.9ないし1:2.1、(Ca+Sr):Cuの原子比
1.9:1〜2.1:1、(Ca+Sr):Biの原子比0.9:
1ないし1.1:1及びCa:Srの原子比9:1ない
し1:9、中でも3:1ないし1:3、好ましく
は1:1ないし1:3を有する出発混合物を使用
することができる。 本発明者等は更に、酸化物の比率を対応的に維
持した場合に総合化学組成Bi4(Ca,Sr)6Cu4O
20の黒色結晶状物質を作り出すことができ、この
ものも同様に高い臨界温度を有することを見出し
た。このものはまたその溶融物から、引続くO2
を用いる熱処理によつても得ることができる。こ
のようにして作られた結晶状物質はほとんど専
ら、斜方晶系に結晶して上記した組成を有する主
相から成つている。その臨界温度Tcは少なくと
も70゜K以上である。この斜方晶系に結晶化する
化合物の格子定数はa=5.395×10-8cm、b=
5.393×10-8cm及びC=30.628×10-8cmである。 R.M.Hazen,C.T.Prewitt,R.J.Angel,N.L.
Ross,L.W.Finger,およびC.G.Hadidiacos,D.
R.VeblenおよびP.J.Heaney,P.H.Hor,R.L.
Meng,Y.Y.Sun,Y.O.Wang,Y.Y.Xue,Z.J.
Huang,L.Gao,J.Bechtold,及びC.W.Chuによ
る「非常に高いTcのBi−Ca−Sr−Cu−O系にお
ける超伝導:相の確認」という題名がついた論文
(1988年2月2日到着)のプレプリントから、超
伝導相の一つが公知となつているが、このものの
組成はBi2Ca1Sr2Cu2O9に近く、そしてこのもの
については5.41×5.44×30.78×10-8cmの大きさを
有するA−中心の斜方晶結晶単位格子が報告され
ている。 本発明者等は、その出発混合物において、更に
若干高い臨界温度を有する比較的純枠な結晶を作
ることができ、これらの結晶においてCa/Srの
原子比が1:3.5ないし1:6.28、中でも1:4.5
ないし1:5.75、好ましくは1:5であるものを
作り出すことができることを見出した。この化合
物の形成には最高850℃の反応温度、ゆつくりと
した冷却及び700℃における後処理が好ましい。
更にまたCuOの過剰分が少ないこと及び比較的高
いSr/Caの比率が好ましい。この出発混合物の
原子比を僅かに変化させた場合にもやはり、上に
あげた格子定数及び若干ずれた組成を有する化合
物が得られる。中でもCu:Biの原子比1:0.9な
いし1.1:1、(Ca+Sr):Cuの原子比3:1.9な
いし3:2.1、(Ca+Sr):Biの原子比3:1.9ない
し3:2.1及びCa:Srの原子比1:1ないし1:
9、中でも1:3.5ないし1:6.28を有する出発
混合物を使用することができる。 X線構造分析によつて示されたように、上述の
ストロンチウム分が比較的多い化合物は、互いに
それぞれ入れ替つて平行に配置された a 〔Bi2O4〕2+及び b ペロブスカイト構造を有する下記 〔(Ca,Sr)3Cu2O6〕2- の層から構成されており、その際b)層の中に互
いに角部で結合している〔CuO6〕−8面体の2つ
の平面が存在しており、そして両方の〔CuO4/2〕
−平面のそれぞれに平行に上側と下側とに位置し
ている酸素原子の両内にアルカリ土類元素の原子
が次のような態様で、即ちこれらの原子が4個の
酸素原子よりなる最小正方形の中心にそれぞれ位
置し且つ〔CuO6〕−8面体の上記両平面が(Ca,
Sr)Oの層を共有しているような態様で配置さ
れている。 両方の8面体層の間の酸素の位置は(その超伝
導体の製造条件に従つて)酸素によつて占められ
ていないかまたは部分的にしか占められていな
い。900℃におけるより長時間の加熱は酸素の損
失をもたらし、400℃における酸素雰囲気中での
比較的長い加熱はこれらの酸素位置の部分的な充
填をもたらす。上記〔Bi2O4〕2+の層における酸素
原子の充満、欠損も熱処理によつて変化する。
Bi2O4単位当り2個までの酸素原子が取外され得
る。この場合にビスマスは3価である。その際そ
れら結晶の色調は黒色から褐色に変化する。約
600℃において最適に生じ得る高い酸素含有量
(黒色結晶状物質)が有利である。 Ca:Sr=1:4の原子比を有する単結晶につ
いてのX線構造分析はその銅含有層のそれぞれ外
側の(Ca,Sr)O面内にはストロンチウム原子
のみが存在していることを示している。これに対
して銅含有層の内側の(Ca,Sr)O面内では
Ca/Srの原子比は1:1である。その出発混合
物中で用いたCa/Srの比率に依存してこの原子
比は0.7:1〜2.1:1中でも0.8:1ないし1.2:
1であることができる。 この化合物の格子構造を第1図に示す。 銅含有層の中に互いに角部で結合された
〔CuO6〕−8面体の二つの面が存在しているよう
なペロブスカイト構造を有する上述の化合物及び
その銅含有層の中に互いに角部で結合されている
〔CuO6〕−8面体の唯一面のみが存在しているよ
うなペロブスカイト構造のBi4(Ca,Sr)4Cu2Oxの
化合物に加えて、その銅含有層が互いに角部で結
合されている〔CuO6〕−8面体の2つよりも多い
面で構成されているようないくつかの化合物も存
在している。 上記の、一般的に記述した方法によつて、臨界
温度Tcが少なくとも70゜K以上であつてBi,Ca,
Sr及びCuのそれぞれを含む、斜方晶系に結晶化
する黒色の超伝導化合物を作ることができ、この
ものはBi4(Ca,Sr)4+2oCu2+2oO16+4oの総合化
学組成を有し、その際n=2,3,4または5で
ある。これらの化合物においてCa/Srの原子比
は1:9ないし9:1である。これらの化合物の
格子定数は、a=5.39×10-8cm、b=5.39×10-8
cm及びc=(24.5+n×6.1)×10-8cmである。更に
また、X線構造分析によれば、上に具体的に示し
た化合物はそれぞれ互いに交替して平行に配置さ
れた下記 a 〔Bi2O4〕2+及び b ペロブスカイト構造を有する下記 〔(Ca,Sr)2+oCu1+oO4+2o〕2- の各層から構成されており、その際b)層の中に
互いに角部で結合している(CuO6〕−8面体のn
+1個の平面が存在しており、そして各アルカリ
土類元素の原子は、〔CuO4/2〕−平面に平行である
けれどもこれらの面内には存在していない酸素原
子の位置のn+2個の面内に次のような態様で、
即ちこれらの原子が4個の酸素原子よりなる最小
正方形の中心にそれぞれ存在し且つ〔CuO6〕−8
面体の上記各平面が(Ca,Sr)Oのn個の共通
層によつて結合されているような態様で配置され
ている。 さらにここでもまた、それら両方の8面体層の
間の各酸素原子位置、すなわち各(Ca,Sr)O
の面内における酸素原子位置は酸素によつて占め
られていないかまたは部分的にしか占められてい
ない。同じことはそれらの〔Bi2O4〕2+−層につい
ても当てはまる。この酸素原子の占有の度合はま
た、その最初に現われる結晶塊の熱処理及び用い
た反応ガスによつて左右される。前にあげた黒色
結晶物質と同様な取扱いが有意義である。 その銅含有層の両外側の(Ca,Sr)Oの面内
のSr/Caの原子比は少なくとも10以上である。
従つてこれらの面は非常にストロンチウムに富ん
でいる。これに対して銅含有層の内側のn個の
(Ca,Sr)Oの面内のCa/Srの原子比は最初の
Ca/Srの比率に著しく左右され、そして従つて
1:10ないし10:1(中でも1:3ないし3:1、
好ましくは1:1)であることができる。このn
個の内側の(Ca,Sr)Oの面内のCa/Srの比率
は常に等しいもののようである。驚くべきことに
本発明に従う方法において僅かに約99.5%の純度
しか有しない実験室薬品から超伝導物質を得るこ
とができる。 もしも三層化合物(n=2)のための出発混合
物の原子比を僅かに変化させた場合にもやはり、
上記の層構造及び上記の格子定数を有するけれど
も若干異なつた組成を有する化合物が非常に高い
割合で含まれる結晶状物質が得られる。例えば
Cu:Biの原子比3:1.9〜3:2.1、(Ca+Sr):
Cuの原子比8:5.8ないし8:6.2、(Ca+Sr):
Biの原子比2.1:1ないし1.9:1及びCa:Srの原
子比1:1ないし1:5、中でも1:1.9ないし
1:2.1を有する出発混合物を使用することがで
きる。 得られた超伝導物質は例えばケーブル及び導
線、トランスホーマー、及び電流貯蔵コイルの形
のエネルギー貯蔵装置のようなエネルギー技術に
おいて、例えば核磁気共鳴トモグラフや浮上軌道
用の保持磁石の製造等のような磁気工学におい
て、例えば薄膜やプリント回路板の上の回路ある
いはジヨセフソン素子等のようなコンピユータ技
術において、また更に例えば検出器、アンテナ、
半導体、例えばスクイド(超伝導量子干渉デバイ
ス)のような電子センサ類、ガルバノメータ、モ
ジユレータ、ボロメータ及びスラグ(SLUG)等
のような電子的諸構成要素に使用することができ
る。超伝導を測定技術に応用することについては
VDI−造形美術の論文集(1976)においてカール
スルーエのF.Baumann教授による“測定技術に
おける超伝導の応用(Die Anwendung der
Supraleitung in der Messtechnik)”という論
文の中で取扱われている。 本発明者等はまたTc約110゜Kの相の割合を高め
るのに、幾つかの手段が有利であることも見出し
た。 好都合な前提条件はその反応混合物の総合化学
組成が三角座標系において(酸素分を除外して)
下記のように定義される4つの点ABCDにより
定められる平行四辺形の中に存在し、その際 A=Bi0.19E0.35Cu0.46 B=Bi0.14E0.4Cu0.46 C=Bi0.3E0.38Cu0.32 D=Bi0.25E0.43Cu0.32 であり、但しEはアルカリ土類Ca+Srの合計を
意味する。Ca/Srの原子比は0.85:1〜1.2:1、
中でも0.95:1〜1.1:1、好ましくは1:1で
ある。 好ましくはこの総合化学組成は一つの線分を定
める両点Bi0.2E0.4Cu0.4とBi0.25E0.4Cu0.35との間で
ある。Ca/Srの原子比1:1においてはこれは
BiSrCaCu2Ox及びBiSr0.8Ca0.8Cu1.4Oxの各点に相
当する。 焼結過程をできるだけ高い温度において実施す
ることがさらに有利である。この場合にはしかし
ながらその出発混合物は溶融させるべきではな
い。この焼結過程の継続時間は有利には少なくと
も50時間以上、好ましくは少なくとも80時間以上
である。酸素含有雰囲気、中でも空気の中で焼結
するのが好都合である。純酸素ガス中で焼結する
場合にはその出発混合物は約40゜K早く融解し始
める。 もう一つの有利な態様は出発混合物を焼結の後
に550−650℃、好ましくは580−620℃、中でも
590−610℃の温度に冷却し、この温度に数時間保
ち、再び焼結温度に加熱し、そしてこの過程を少
なくとも2回繰り返すことよりなる。この過程を
2−20回繰り返すことも可能である。その後は超
伝導相の割合は再び低下する。上記のサイクルを
2ないし6回、中でも2ないし3回繰り返すのが
好ましい。焼結温度から550−650℃へ冷却するた
めの時間、550−650℃の範囲に保つ時間及び焼結
温度に再び加熱する時間はそれぞれ30分以上継続
させるべきであり、より好ましくは少なくとも45
分間以上継続させるべきである。好ましくは550
−650℃への冷却時間及び550−650℃での保持時
間がそれぞれ少なくとも1時間以上、中でも1−
3時間であるのがよい。この時間をそれ以上長く
することは何等の利点ももたらさないようであ
る。 〔発明の実施例〕 以下本発明を実施例によつて更に詳細に説明す
る。 例1 (参考例) Bi2O31モル、SrO2モル、CaO2モル及びCuO2
モルをめのう乳鉢の中で粉砕し、充分に緊密に混
合し、そしてAl2O3よりなるボートの中に移す。 この試料を適当な実験室炉の中で手早く950℃
に加熱して溶融させる。950℃から室温まで直接
急冷した試料は第1表に相当するX線回折線図を
示すが超伝導は示さない。 この試料を950℃から700℃へ冷却し、そしてこ
の温度において1時間保ち、次いで迅速に室温に
冷却した場合にはそのようにして得られた溶融ケ
ーキの破片はスクイド磁気計中の測定において臨
界温度Tc=70〓を示す。 この試料のX線回折線図はもう1つの結晶層の
出現を示す(第2表)。 この試料を700℃から500℃へ冷却し、そしてこ
の温度で再び1時間なまし処理した場合にはデバ
イ線図は主生成物としてその700℃において現わ
れた相を示す(第3表)。この試料はまた同様に
約70〓の臨界温度を示す(スクイド磁気計)。 例2 (参考例) SrCO33モル、Bi2O31.5モル、CaCO33モル及び
CuO6モルをめのう乳鉢の中で粉砕し、充分に混
合してAl2O3のるつぼに移す。 この試料を適当な実験室炉の中で空気中の6時
間のうちに800℃に加熱してこの温度で6時間保
持する。次にこの試料を2時間のうちに400℃に
冷却し、この温度において更に3時間保持し、次
いで2時間の中に100℃に冷却し、そして炉から
取出す。 そのようにして作られた黒色物質はスクイド磁
気計を用いる測定において臨界温度Tc=75〓を
示す(第2図)。 例3 (本発明に従う実施例) Bi2O30.2モル、SrO0.6モル、CaO0.2モル及び
CuO0.6モルを粉砕し、混合し、そして鋼玉製る
つぼ中で迅速に830℃に加熱する。この温度に2
時間保持し、そして次に800℃において空気中で
3時間、後熱処理する。このものを800℃から室
温まで急速に冷却し、その際炉から取出して空気
中で冷却させる。 ほぼ次の化学組成、すなわち Bi4(Ca,Sr)8Cu6O20 の化合物を得る。そのSr/Caの原子比は4:1
である。臨界温度Tcは70−82゜Kである。 例4 (本発明に従う実施例) CaO0.01モル、Bi2O30.01モル、SrO0.01モル及
びCuO0.01モルをめのう乳鉢の中で混合し、粉砕
して鋼玉ボートに移す。この混合物を実験室炉の
中で急速に1000℃に加熱し、そしてこの温度に30
分間保つ。この場合にその結晶状物質は溶融す
る。次に炉の中で室温まで冷却する。その葉柄状
に凝固した黒色の溶融ケーキを乳鉢の中で粉砕
し、もう一度加熱(酸素雰囲気中で2時間のうち
に800℃へ)し、次に800℃において3時間保ち、
そして3時間のうちに室温に冷却する。 次いでスクイド磁気計中で行つた磁化率の測定
は77゜Kの臨界温度を与える。この化合物は総合
化学組成Bi4(Ca,Sr)4Cu2O14を有する。 例5 (本発明に従う実施例) 0.02モルのCaO、0.01モルのBi2O3、0.02モルの
SrO及び0.04モルのCuOをめのう乳鉢の中で混合
し、粉砕し、そして鋼玉製ボートの中に移す。こ
の混合物を実験室炉の中で1時間空気中において
1000℃に加熱し、そしてこの温度において30分間
保つ。その際溶融物が形成される。次に2時間の
うちに500℃に冷却し、そしてその混合物をこの
温度において炉から取出す。引続いてのスクイド
(超伝導量子汗渉デバイス)磁気計中での磁化率
の測定は約80〓の臨界温度を与える。 X線図的分析によればその主要生成物は Bi4(Sr,Ca)6Cu4O20 である。 例6 (参考例) 2モルのBi2O3、4モルのSrCO3、4モルの
CaO及び8モルのCuOをめのう乳鉢中で粉砕し、
充分に混合してAl2O3よりなるるつぼの中へ移
す。この試料を空気中で迅速に800−820℃に加熱
し、この温度で20時間保ち、そして迅速に室温に
冷却する。赤熱させた粉末を粉砕して更に2回上
記した通りに熱的及び機械的に処理する。 次にその黒色の粉末を300MPa(3Kバール)の
圧力のもとでタブレツトにプレス成形し、このも
のをMgOの板の上に載せ、そして以下に記述す
る種々の条件で熱処理する(空気中)。 a 3時間内での870℃への加熱 870℃での80時間の熱処理 2分間内での室温への冷却(急冷) 伝導度測定:Tc(R=0)=57〓 スクイド磁気測定(B=100ガウスにおいて
測定:1ガウス=10-4Wb/m2)4〓での超
伝導部分12% b 3時間内での870℃への加熱 870℃での80時間の熱処理 3時間内での600℃への冷却 600℃から室温への急冷(2分) 伝導度:Tc(R=0)=63〓 スクイド磁気測定:− c 3時間内での870℃への加熱 870℃での80時間の熱処理 3時間内での600℃への冷却 600℃での3時間の熱処理 3時間内での870℃への加熱 870℃での3時間の熱処理 3時間内での600℃への冷却 600℃での3時間の熱処理 3時間内での870℃への加熱 870℃での80時間の熱処理 3時間内での600℃への冷却 600℃での3時間の熱処理 3時間内での室温への冷却 伝導度測定:Tc(R=0)=107〓 スクイド磁気測定(B=100ガウス):4゜Kで
の超伝導部分30% d 3時間内での864℃への加熱 864℃での50時間の熱処理 次いで下記の熱処理サイクルを6回実施 1時間内での600℃への冷却 600℃での1時間の熱処理 1時間内での864℃への加熱 864℃での1時間の熱処理 引き続いて 3時間内での600℃への冷却 600℃での3時間の熱処理 3時間内での室温への冷却 伝導度測定:Tc(R=0)=102〓 スクイド磁気測定(B=100ガウス):4〓で
の超伝導部分25% e 3時間内での870℃への加熱 870℃での80時間の熱処理 次いで下記の熱処理サイクルを12回実施 3時間内での600℃への冷却 600℃での3時間の熱処理 3時間内での870℃への加熱 870℃での3時間の熱処理 引き続いて 3時間内での600℃への冷却 600℃での3時間の熱処理 3時間内での室温への冷却 伝導度測定:Tc(R=0)=105〓 スクイド磁気測定(B=100ガウス):4〓で
の超伝導部分26% f 3時間内での870℃への加熱 870℃での80時間の熱処理 次いで下記の熱処理サイクルを3回実施 3時間内での600℃への冷却 600℃での3時間の熱処理 3時間内での870℃への加熱 870℃での3時間の熱処理 引き続いて 3時間内での600℃への冷却 600℃での3時間の熱処理 3時間内での室温への冷却 伝導度測定:Tc(R=0)=98〓 スクイド磁気測定(B=100ガウス):4〓で
の超伝導割合35% B=10ガウスで測定して(1ガウス=
10-4Wb/m2)超伝導部分50% 例7 (本発明に従う実施例) 4.3モルのBi2O3、7モルのSrCO3、7モルの
CaOおよび12モルのCuOをめのう乳鉢の中で微細
化し、混合し、そしてAl2O3−るつぼの中へ移
す。この試料を空気中で迅速に800〜820℃に加熱
し、この温度で20時間保ち、迅速に室温まで冷却
し、そして粉砕する(めのう乳鉢)。この熱処理
及び粉砕を更に2回繰返す。次にこの粉末を
300MPa(3Kバール)の圧力のもとで錠剤にプレ
ス成形し、次いでMgO−板の上で以下に記述す
る通り熱処理する: a 3時間内での866℃への加熱 866℃での65時間の熱処理 次いで下記の熱処理サイクルを6回実施 3時間内での600℃への冷却 600℃での3時間の熱処理 3時間内での866℃への加熱 866℃での3時間の熱処理 引き続いて 3時間内での600℃への冷却 600℃での3時間の熱処理 3時間内での室温への冷却 Tc(R=0)=66〓 b 3時間内での866℃への加熱 866℃での53時間の熱処理 次いで下記の熱処理サイクルを6回実施 3時間内での600℃への冷却 600℃での3時間の熱処理 3時間内での866℃への加熱 866℃での3時間の熱処理 引き続いて 3時間内での600℃への冷却 600℃での3時間の熱処理 3時間内での室温への冷却 Tc(R=0)=95〓 4〓での超伝導割合24%(B=100ガウスで
測定して) c 3時間内での868℃への加熱 868℃での34時間の熱処理 次いで下記の熱処理サイクルを9回実施 3時間内での600℃への冷却 600℃での3時間の熱処理 3時間内での868℃への加熱 868℃での3時間の熱処理 引き続いて 3時間内での600℃への冷却 600℃での3時間の熱処理 3時間内での室温への冷却 Tc(R=0)=60〓 例8 (参考例) 2モルのBi2O3、4モルのSrCO3、4モルの
CaOおよび12モルのCuOを例6に記述した方法に
従い錠剤に加工する。これらを次に種々の条件で
熱的に処理する(空気中)。 a 3時間内での863℃への加熱 863℃での50時間の熱処理 次いで下記の処理サイクルを6回実施 1時間内での600℃への冷却 600℃での1時間の熱処理 1時間内での863℃への加熱 863℃での1時間の熱処理 引き続いて 1時間内での600℃への冷却 600℃での1時間の熱処理 1時間内での室温への冷却 Tc(R=0)=66〓 b 3時間内での868℃への加熱 868℃での34時間の熱処理 次いで下記の処理サイクルを8回実施 1時間内での600℃への冷却 600℃での1時間の熱処理 1時間内での868℃への加熱 868℃での1時間の熱処理 次に 1時間内での600℃への冷却 600℃での1時間の熱処理 1時間内での室温への冷却 Tc(R=0)=64〓 例9 (本発明に従う実施例) 1モルのBi2O3、2モルのSrCO3、2モルの
CaOおよび3モルのCuOを例6に記述した方法に
従い錠剤に加工する。これらを次に種々の条件で
熱的に処理する。(空気中)。 a 3時間内での870℃への加熱 870℃での80時間の熱処理 次いで下記の処理サイクルを2回実施 3時間内での600℃への冷却 600℃での3時間の熱処理 3時間内での870℃への加熱 870℃での3時間の熱処理 次いで 3時間内での600℃への冷却 600℃での3時間の熱処理 3時間内での室温への冷却 Tc(R=0)=65〓 4〓での超伝導割合20%(B=100ガウスで
測定して)
【表】
【表】
【表】
第1図は本発明に従う化合物の結晶の構造を示
し、第2図は例2で作られた本発明の黒色結晶物
質の超伝導臨界温度を求めたグラフである。
し、第2図は例2で作られた本発明の黒色結晶物
質の超伝導臨界温度を求めたグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 総合化学組成Bi2(Sr,Ca)yCu3-y+kOfを有
し、その際kは−0.05から+0.05までの間の数
を、そしてyは1と2.5との間の数、中でも1.33
から2.25までの数を表し、またfは約6+kであ
つて、超伝導臨界温度Tcが少なくとも60゜kであ
る斜方晶系に結晶する主相を有する黒色結晶状物
質。 2 yが1.333と2.1との間の数、中でも1.9から
2.1までの数を表す、請求項1に記載の黒色結晶
状物質。 3 k=0である、請求項1に記載の黒色結晶状
物質。 4 総合化学組成Bia(Sr,Ca)bCu6Oxを有し、そ
の際にa=4ないし14、b=6ないし14であり、
Bi:(Sr+Ca)の原子比が0.45〜1.5、なかでも
0.5〜1である、超伝導臨界温度Tcが少なくとも
60゜kである斜方晶系に結晶する主相を有する黒色
結晶状物質。 5 a=9.8ないし14、b=9.8ないし14であり、
そしてBi:(Sr+Ca)の原子比が0.98〜1.13であ
る、請求項4に記載の黒色結晶状物質。 6 総合化学組成Bi4(Sr,Ca)4Cu2O12-14を有
し、Sr:Caの原子比が9:1ないし1:9であ
つて超伝導臨界温度Tcが少なくとも60゜Kである
斜方晶系に結晶する黒色化合物。 7 Sr:Caの原子比が2:3ないし4:2であ
る請求項6に記載の化合物。 8 総合化学組成Bi4(Sr,Ca)6Cu4O20を有し、
Ca/Srの原子比が1:3.5ないし1:6.28であつ
て超伝導臨界温度Tcが少なくとも60゜Kである斜
方晶系に結晶する黒色化合物。 9 Ca/Srの原子比が1.5である請求項8に記載
の化合物。 10 互いに交互に入れ替わつて平行に配置され
た a [Bi2O4]2+及び b ペロブスカイト構造を有する下記 [(Ca,Sr)3Cu2O6]2- の層から構成されており、その際b)層の中に互
いに角部で結合しており[CuO6]−8面体の2つ
の平面が存在しており、その両方の[CuO4/2]−
平面のそれぞれに平行に上側と下側とに存在して
いる酸素原子の面内にアルカリ土類元素の原子が
次のような態様で、即ちこれら原子が4個の酸素
原子より成る最小正方形の中心にそれぞれ存在し
且つ[CuO6]−8面体の上記両平面が(Ca,Sr)
Oの層を共有しているような態様で配置されてい
る、請求項9に記載の化合物。 11 銅含有層の外側の(Ca,Sr)Oの面内に
Srのみが含まれてCaが存在しない、請求項10
の化合物。 12 銅含有層の内側の(Ca,Sr)Oの面内に
おけるCa/Srの原子比が0.7:1ないし2:1、
中でも0.8:1ないし1.2:1、好ましくは1:1
である、請求項10に記載の化合物。 13 70゜K以上の超伝導臨界温度Tcを有し、そ
してBi,Ca,Sr及びCuを含む、斜方晶系に結合
する超伝導黒色化合物において、 Bi4(Sr,Ca)4+2oCu2+2oO12-4o の総合化学組成を有し、その際n=2,3,4又
は5であつて、Ca/Srの原子比が1:9ないし
9:1までであり、そして格子定数がa=5.41×
10-8cm、b=5.47×10-8cm、およびc=(24.5+
6.3n)×10-8cmであることを特徴とする、上記化
合物。 14 互いに交互に入れ替わつて平行に配置され
た a [Bi2O4]2+及び b ペロブスカイト構造を有する下記 [(Ca,Sr)2+oCu1+oO4+2o]2- の各層から構成されており、その際b)層の中に
互いに角部で結合している[CuO6]−8面体のn
+1個の平面が存在しており、そして各アルカリ
土類金属の原子は[CuO4/2]−平面に平行である
けれどもこれらの面内には存在していない酸素原
子の位置のn+1個の面内に次のような態様で、
即ち原子4個の酸素原子よりなる最小正方形の中
心にそれぞれ存在し且つ[CuO6]−8面体の上記
両平面が(Ca,Sr)0のn個の共通平面によつ
て結合されているような態様で配置されている、
請求項13に記載の化合物。 15 銅含有層の両外側の(Ca,Sr)Oの面内
におけるCa/Srの原子比が少なくとも10以上で
ある、請求項14に記載の化合物。 16 銅含有層の内方側の(Ca,Sr)Oの面内
におけるCa/Srの原子比が1:10ないし10:1、
中でも1:3ないし3:1、好ましくは1:1で
ある、請求項14に記載の化合物。 17 ビスマス、ストロンチウム、カルシウム及
び銅を含む超伝導性物質又は化合物を製造する方
法において、ビスマス、ストロンチウム、カルシ
ウム及び銅の各酸化物又は対応する酸化物前駆体
の、請求項1に従う原子比の混合物を作り、この
混合物を全成分が溶融してしまうように強く加熱
し、300〜900℃の温度に冷却してこの温度範囲に
おいて少なくとも1時間以上保ち、次いで更に冷
却すること を特徴とする、上記製造方法。 18 少なくとも一つ以上が水溶性である、ビス
マス、ストロンチウム、カルシウム及び銅の各塩
を水性層の存在のもとに混合し、この混合物を蒸
発濃縮し、そして加熱する、請求項17に記載の
方法。 19 各塩の混合物に水性相の存在のもとに塩基
を添加することにより少なくとも一つ以上の金属
水酸化物を沈澱させ、不溶性部分を分離し、乾燥
し、そして加熱する、請求項17に記載の方法。 20 用いる各塩が易揮発性の酸から導かれたも
のである請求項17に記載の方法。 21 分離して熱処理された金属酸化物を細分化
し、混合し、そして300℃から900℃までの温度範
囲において再び少なくとも1時間以上加熱する、
請求項17に記載の方法。 22 各成分の溶融物を或る支持体の上に載せて
凝固させ、そしてこの凝固した溶融物を300ない
し900℃、好ましくは300ないし830℃の温度にお
いて加熱する、請求項17に記載の方法。 23 溶融物を薄層の形、中でも1μm〜5μmの薄
層の形で載せる、請求項22に記載の方法。 24 溶融物を糸に紡糸し、これらの糸を凝固さ
せ、そして300〜900℃、好ましくは300〜830℃の
温度において加熱する、請求項21に記載の方
法。 25 加熱の遊離の酸素の含まれた雰囲気の中で
行う、請求項17および20〜24のいずれか一
つに記載の方法。 26 冷却を遊離の酸素の含まれた雰囲気のなか
で行う請求項17および21〜25のいずれか一
つに記載の方法。 27 ビスマス、ストロンチウム、カルシウム及
び銅を含む超伝導性物質又は化合物を製造する方
法において、ビスマス、ストロンチウム、カルシ
ウム及び銅の各酸化物又は対応する酸化物前駆体
の、請求項1に従う原子比の混合物を作り、この
混合物をこれが溶融しないか、又は部分的にしか
溶融しないように少なくとも700℃以上の温度に
加熱してこの温度範囲において少なくとも4時間
以上保持し、そして最大100K/時の速度で冷却
する、上記方法。 28 ビスマス、ストロンチウム、カルシウム及
び銅を含む超伝導性物質又は化合物を製造する方
法において、ビスマス、ストロンチウム、カルシ
ウム及び銅の各酸化物又は対応する酸化物前駆体
の、請求項1に従う原子比の混合物を作り、その
際にこの出発混合物の組成を三角座標系において
下記の通り定められる点A,B,C,D,即ち A=B0.19E0.35Cu0.46 B=B0.14E0.4Cu0.46 C=B0.3E0.38Cu0.32 D=B0.25E0.43Cu0.32 (但し、Eはアルカリ土類金属Ca+Srの合計
を意味する) を結ぶ平行四辺形に囲まれる範囲でCa/Srの原
子比が0.85:1〜1.2:1、中でも0.95:1〜
1.1:1となるように選び、この混合物が溶融し
ないか、又は部分的にしか溶融しないように860
℃以上で但しその融点以下の温度において、酸素
含有雰囲気中で少なくとも50時間以上、好ましく
は少なくとも80時間以上にわたり加熱し、この加
熱過程の後に550〜650℃、好ましくは580〜620
℃、中でも590〜610℃の温度に冷却し、この温度
に少なくとも20分以上維持し、そして再び焼結温
度に加熱し、且つこの作業過程を少なくとも2回
以上繰り返す、上記方法。 29 冷却と再加熱を2ないし20回繰り返す、請
求項28に記載の方法。 30 550〜650℃への冷却、550〜65℃の温度範
囲の維持及び焼結温度への再加熱をそれぞれ少な
くとも30分間以上、好ましくは少なくとも45分以
上継続させる、請求項28に記載の方法。 32 冷却及び550〜650℃の温度での維持を少な
くとも1時間以上継続させる、請求項29に記載
の方法。
Applications Claiming Priority (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE3803530.8 | 1988-02-05 | ||
| DE3803530A DE3803530C2 (de) | 1988-02-05 | 1988-02-05 | Oxidischer Supraleiter und Verfahren zu seiner Herstellung |
| DE3806530.4 | 1988-02-29 | ||
| DE3806417.0 | 1988-02-29 | ||
| DE3806417A DE3806417C2 (de) | 1988-02-05 | 1988-02-29 | Oxidischer Supraleiter |
| DE3806530A DE3806530C2 (de) | 1988-02-05 | 1988-02-29 | Oxidischer Supraleiter mit Schichtstruktur |
| DE3806531.2 | 1988-03-01 | ||
| DE3806531A DE3806531A1 (de) | 1988-02-05 | 1988-03-01 | Supraleiter mit schichtstruktur |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19760297A Division JP3330061B2 (ja) | 1988-02-05 | 1997-07-23 | 超伝導体の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01226737A JPH01226737A (ja) | 1989-09-11 |
| JPH0579608B2 true JPH0579608B2 (ja) | 1993-11-04 |
Family
ID=27434132
Family Applications (5)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1024100A Granted JPH01226737A (ja) | 1988-02-05 | 1989-02-03 | 超伝導体及びその製造方法 |
| JP19760297A Expired - Lifetime JP3330061B2 (ja) | 1988-02-05 | 1997-07-23 | 超伝導体の製造方法 |
| JP22626197A Expired - Lifetime JP3249441B2 (ja) | 1988-02-05 | 1997-08-22 | 超伝導体の製造方法 |
| JP25686397A Expired - Lifetime JP3332334B2 (ja) | 1988-02-05 | 1997-09-22 | 超伝導体及びその製造方法 |
| JP23724698A Expired - Lifetime JP3332350B2 (ja) | 1988-02-05 | 1998-08-24 | 超伝導体及びその使用方法 |
Family Applications After (4)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19760297A Expired - Lifetime JP3330061B2 (ja) | 1988-02-05 | 1997-07-23 | 超伝導体の製造方法 |
| JP22626197A Expired - Lifetime JP3249441B2 (ja) | 1988-02-05 | 1997-08-22 | 超伝導体の製造方法 |
| JP25686397A Expired - Lifetime JP3332334B2 (ja) | 1988-02-05 | 1997-09-22 | 超伝導体及びその製造方法 |
| JP23724698A Expired - Lifetime JP3332350B2 (ja) | 1988-02-05 | 1998-08-24 | 超伝導体及びその使用方法 |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5703021A (ja) |
| EP (1) | EP0327044B2 (ja) |
| JP (5) | JPH01226737A (ja) |
| AT (1) | ATE115104T1 (ja) |
| AU (1) | AU608946B2 (ja) |
| CA (1) | CA1341500C (ja) |
| DE (1) | DE58908712D1 (ja) |
| ES (1) | ES2067489T5 (ja) |
Families Citing this family (17)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE58908712D1 (de) | 1988-02-05 | 1995-01-19 | Hoechst Ag | Supraleiter und Verfahren zu seiner Herstellung. |
| US4880771A (en) * | 1988-02-12 | 1989-11-14 | American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Laboratories | Bismuth-lead-strontium-calcium-cuprate superconductors |
| JPH01215722A (ja) * | 1988-02-25 | 1989-08-29 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 超電導材料及びその製造方法 |
| DE3808447C2 (de) * | 1988-03-14 | 1995-09-28 | Siemens Ag | Hochtemperatur-Supraleiter des Systems Bi-Sr (Ca)-CuO¶x¶ |
| CA1341504C (en) * | 1988-03-25 | 2006-04-11 | Jun Akimitsu | Substituted superconductive bi-sr-ca-cu oxide and bi-sr-ca-ln-cu oxide compositions |
| NZ228132A (en) | 1988-04-08 | 1992-04-28 | Nz Government | Metal oxide material comprising various mixtures of bi, tl, pb, sr, ca, cu, y and ag |
| JPH01320226A (ja) * | 1988-06-20 | 1989-12-26 | Daikin Ind Ltd | ビスマス系酸化物超電導材料の製造方法 |
| JP2664070B2 (ja) * | 1988-08-29 | 1997-10-15 | 住友電気工業株式会社 | 複合酸化物超電導薄膜の作製方法 |
| DE4026017A1 (de) * | 1990-08-17 | 1992-02-20 | Hoechst Ag | Verfahren zur herstellung von formkoerpern aus vorstufen von hochtemperatursupraleitern |
| DE4109499A1 (de) * | 1990-10-13 | 1992-04-16 | Hoechst Ag | Supraleitende verbindung und verfahren zu ihrer herstellung |
| DE4038564A1 (de) * | 1990-12-04 | 1992-06-11 | Hoechst Ag | Thermisch gespritzte bleihaltige dickschichten |
| CH682358A5 (en) * | 1991-02-22 | 1993-08-31 | Asea Brown Boveri | Ceramic high temp. superconductor prodn. - by pouring starting material into mould, heating, cooling, thermally treating in oxygen@ and cooling, for shield magnetic fields in switching elements |
| DE4108869A1 (de) * | 1991-03-19 | 1992-09-24 | Hoechst Ag | Verfahren zur herstellung eines bismut enthaltenden supraleitenden materials |
| JP3292004B2 (ja) * | 1995-10-24 | 2002-06-17 | ソニー株式会社 | ビスマス化合物の製造方法 |
| EP1655787A1 (en) * | 2004-11-03 | 2006-05-10 | Nexans | Precursor composition for YBCO-based superconductors |
| ATE381521T1 (de) | 2004-10-19 | 2008-01-15 | Nexans | Verbessertes hochtemperatur-supraleiter material des bscco systems |
| KR102250676B1 (ko) * | 2018-11-21 | 2021-05-13 | 성균관대학교 산학협력단 | 초전도체용 신규 이차원 물질 KZnBi 및 이의 제조방법 |
Family Cites Families (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3743691A (en) * | 1971-06-21 | 1973-07-03 | Kaiser Aluminium Chem Corp | Purification of strontium carbonate |
| JPH0643268B2 (ja) * | 1988-01-20 | 1994-06-08 | 科学技術庁金属材料技術研究所長 | 酸化物高温超電導体 |
| JPH01192758A (ja) * | 1988-01-26 | 1989-08-02 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 超伝導セラミックス |
| DE68924423T2 (de) * | 1988-02-04 | 1996-04-04 | Du Pont | Supraleitende bi-sr-ca-cu oxid-zusammensetzungen und verfahren zur herstellung. |
| JP2506892B2 (ja) * | 1988-02-05 | 1996-06-12 | 松下電器産業株式会社 | 酸化物超伝導材料 |
| JP2629771B2 (ja) | 1988-02-05 | 1997-07-16 | 松下電器産業株式会社 | 酸化物超伝導材料 |
| DE58908712D1 (de) | 1988-02-05 | 1995-01-19 | Hoechst Ag | Supraleiter und Verfahren zu seiner Herstellung. |
| KR970000482B1 (ko) * | 1988-02-08 | 1997-01-13 | 이. 아이. 듀 퐁 드 네모아 앤드 캄파니 | 조천도성 Bi-Sr-Ca-Cu 옥사이드 조성물 및 이의 제조 방법 |
| US4880771A (en) * | 1988-02-12 | 1989-11-14 | American Telephone And Telegraph Company, At&T Bell Laboratories | Bismuth-lead-strontium-calcium-cuprate superconductors |
| US5340796A (en) * | 1988-02-12 | 1994-08-23 | At&T Bell Laboratories | Oxide superconductor comprising Cu, Bi, Ca and Sr |
| WO1989008076A1 (en) * | 1988-03-03 | 1989-09-08 | University Of Houston-University Park | SUPERCONDUCTIVITY IN A Bi-Ca-Sr-Cu OXIDE COMPOUND SYSTEM FREE OF RARE EARTHS |
| US5026680A (en) * | 1988-08-11 | 1991-06-25 | Mitsubishi Metal Corporation | Method of manufacturing a powder of bi-based superconductive oxide containing lead and method of manufacturing a sintered body therefrom |
-
1989
- 1989-02-01 DE DE58908712T patent/DE58908712D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1989-02-01 EP EP89101689A patent/EP0327044B2/de not_active Expired - Lifetime
- 1989-02-01 ES ES89101689T patent/ES2067489T5/es not_active Expired - Lifetime
- 1989-02-01 AT AT89101689T patent/ATE115104T1/de not_active IP Right Cessation
- 1989-02-03 JP JP1024100A patent/JPH01226737A/ja active Granted
- 1989-02-03 AU AU29588/89A patent/AU608946B2/en not_active Expired
- 1989-02-03 CA CA000590024A patent/CA1341500C/en not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-06-07 US US08/475,078 patent/US5703021A/en not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-07-23 JP JP19760297A patent/JP3330061B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1997-08-22 JP JP22626197A patent/JP3249441B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1997-09-22 JP JP25686397A patent/JP3332334B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1998
- 1998-08-24 JP JP23724698A patent/JP3332350B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11139825A (ja) | 1999-05-25 |
| AU2958889A (en) | 1989-08-10 |
| JPH10139439A (ja) | 1998-05-26 |
| DE58908712D1 (de) | 1995-01-19 |
| EP0327044B2 (de) | 1998-04-22 |
| AU608946B2 (en) | 1991-04-18 |
| EP0327044B1 (de) | 1994-12-07 |
| US5703021A (en) | 1997-12-30 |
| JPH10101336A (ja) | 1998-04-21 |
| ES2067489T3 (es) | 1995-04-01 |
| JP3330061B2 (ja) | 2002-09-30 |
| ATE115104T1 (de) | 1994-12-15 |
| JPH01226737A (ja) | 1989-09-11 |
| ES2067489T5 (es) | 1998-08-16 |
| JP3332350B2 (ja) | 2002-10-07 |
| JPH10114524A (ja) | 1998-05-06 |
| EP0327044A1 (de) | 1989-08-09 |
| JP3332334B2 (ja) | 2002-10-07 |
| JP3249441B2 (ja) | 2002-01-21 |
| CA1341500C (en) | 2006-03-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3332350B2 (ja) | 超伝導体及びその使用方法 | |
| US4898851A (en) | Process for making 90 k superconductors using a spray dried oxalate precursor | |
| US4861753A (en) | Process for making superconductors using barium nitrate | |
| US4990488A (en) | Superconductors Bi-Sr-Cu-O | |
| US5591698A (en) | Low temperature (T lower than 950° C.) preparation of melt texture YBCO superconductors | |
| US5208214A (en) | Multiphase superconductor and process for its production | |
| JPH02503789A (ja) | 90k超伝導体の改良製造方法 | |
| US5270292A (en) | Method for the formation of high temperature semiconductors | |
| Hwang et al. | Crystallization of a Bi-Pb-Sr-Ca-Cu-O system prepared by a melt process | |
| DE3803530A1 (de) | Supraleiter und verfahren zu seiner herstellung | |
| JP2859283B2 (ja) | 酸化物超電導体 | |
| HU217018B (hu) | Szupravezető kompozíció bizmut-, stroncium-, réz- és oxigéntartalommal, eljárás ilyen kompozíció előállítására, valamint eljárás elektromos áram vezetésére maradék-ellenállás nélküli áramvezető anyagban, és Josephson-effektust megvalósító eszköz | |
| JP2597578B2 (ja) | 超電導体の製造方法 | |
| JPH04292420A (ja) | 超伝導性化合物及びその調製方法 | |
| JP2585621B2 (ja) | 超電導材料の作製方法 | |
| JPS63291815A (ja) | 超電導体の製造方法 | |
| JPH02196018A (ja) | Nd↓2CuO↓4型酸化物超電導体 | |
| JPH02275747A (ja) | セラミツクス系超電導体の製造法 | |
| JPH03137018A (ja) | 酸化物系高温超電導体 | |
| JPH02124719A (ja) | 酸化物超電導体の製造方法 | |
| JPH02141422A (ja) | 超電導体および製造方法 | |
| JPH04265205A (ja) | 酸化物超電導体 | |
| JPH02275717A (ja) | 針状結晶超電導体及びその製造法 | |
| JPH069262A (ja) | 酸化物セラミック高温超伝導体及びその製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081104 Year of fee payment: 15 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091104 Year of fee payment: 16 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091104 Year of fee payment: 16 |