JPH0579759A - 主として穀物の乾燥装置 - Google Patents

主として穀物の乾燥装置

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JPH0579759A
JPH0579759A JP3239786A JP23978691A JPH0579759A JP H0579759 A JPH0579759 A JP H0579759A JP 3239786 A JP3239786 A JP 3239786A JP 23978691 A JP23978691 A JP 23978691A JP H0579759 A JPH0579759 A JP H0579759A
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Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多数の貯蔵ビンを用いて被乾燥物の乾燥が行
えながら、空の貯蔵ビンを更新して被乾燥物を貯蔵ビン
間で移し換える制御を所定のローテーションで行えるよ
うにする。 【構成】 多数の貯蔵ビン10と、これら貯蔵ビン10
のうち、被乾燥物が搬入された貯蔵ビン10から空の貯
蔵ビン10に移し換える移換装置と、空の貯蔵ビン10
を着ビンに順次指定し、被乾燥物が搬入された貯蔵ビン
10から空の貯蔵ビン10に移し換えを指示するローテ
ーション指示手段43と、前記移換装置に動作指令を順
次出力する出力部44とを備えたローテーション制御機
構40とを設け、前記貯蔵ビン10で乾燥を行い、か
つ、所定のローテーションで移し換えを行うようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は主として穀物の乾燥処理
施設に用いられる乾燥装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、穀物を集荷して乾燥貯蔵し、籾摺
りなどの処理をした後調整して出荷するようにした乾燥
処理施設は種々提供されている。
【0003】この乾燥処理施設は、例えば特開平3−1
22484号公報に示されているように多数の乾燥タン
クと多数の貯蔵ビン及び籾摺機などの処理装置を備え、
前記乾燥タンクには空調装置で除湿した除湿空気を供給
して前記乾燥タンクに搬入した穀物を除湿乾燥すると共
に、乾燥した穀物を貯蔵ビンで貯蔵し、必要に応じて貯
蔵ビンに貯蔵する穀物を取出し、籾摺り等の処理をした
後袋詰めするなどして出荷するようにしたものである。
【0004】そして、以上の如く構成する乾燥処理施設
には、前記乾燥タンクと別に入換タンクを設けて乾燥タ
ンクでの1回の除湿乾燥行程が終了したとき、乾燥タン
クの1つから入換タンクに穀物を入れ換え、空となった
乾燥タンクに他の乾燥タンクの穀物を移し、最後に空と
なった乾燥タンクに入換タンクの穀物を移して再び除湿
乾燥を行い、これらの行程を数回繰り返すことにより、
各乾燥タンクで行う穀物の除湿乾燥に乾燥ムラが生じな
いようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】所が、以上の乾燥処理
施設では、多数の乾燥タンクの他多数の貯蔵タンク及び
入換タンクを必要とし、それだけ設備費が高くなるだけ
でなく、乾燥タンクと入換タンクとにおける穀物の入れ
換えは作業者が移換装置を操作して行っているため、そ
の作業が必要となるし、また、穀物の品質低下を防ぐた
めに行う移し換えの行程管理が煩雑となる問題があっ
た。
【0006】本発明の目的は、多数の貯蔵ビンを用いて
被乾燥物の乾燥が行えながら、空の貯蔵ビンを更新して
被乾燥物を貯蔵ビン間で移し換える制御を所定のローテ
ーションで自動的に行える乾燥装置を提供する点にあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の目的を達
成するために、空気の供給路11に接続する多数の貯蔵
ビン10と、これら貯蔵ビン10に被乾燥物を搬送する
搬入部をもち、かつ、被乾燥物が搬入された貯蔵ビン1
0から被乾燥物を空の貯蔵ビン10に移し換える移換装
置と、この移換装置による被乾燥物の移し換えを制御す
るローテーション制御機構40とを備え、このローテー
ション制御機構40は、貯蔵ビン10の空状態を検出す
る空ビン検出センサ27と、貯蔵ビン10の搬入完了を
検出する搬入完了検出センサ26とを備えると共に、前
記各センサ27,26の検出結果を記憶するメモリ(R
AM)と、被乾燥物が搬入された貯蔵ビン10から空の
貯蔵ビン10に被乾燥物の移し換えを順次指定するロー
テーション指示手段43と、このローテーション指示手
段43により指定する移し換え順序に従って前記移換装
置に動作指令を順次出力する出力部44とを備えている
ことを特徴とするものである。
【0008】
【作用】前記貯蔵ビン10に主として穀物の被乾燥物
(以下単に穀物という)が搬入されたとき、つまり、単
位農家から所定ロットの穀物が持ち込まれると、この穀
物は、搬入部から貯蔵ビン10に搬入されるのであっ
て、斯くの如く搬入された穀物は、搬入された貯蔵ビン
10において、該貯蔵ビン10に供給される空気により
乾燥される。
【0009】このとき、前記貯蔵ビン10は多数設けて
おり、単位農家が搬入するロットより遥かに多い受入容
積をもっているのであるから、搬入時には、空の貯蔵ビ
ン10が存在することになるのであって、穀物が搬入さ
れた貯蔵ビン10と空の貯蔵ビン10とが搬入完了検出
センサ26及び空ビン検出センサ27により検出され、
メモリ(RAM)に記憶される。
【0010】そして、前記貯蔵ビン10に搬入された穀
物は、除湿空気による除湿乾燥が行われた後、穀物が搬
入された貯蔵ビン10から空の貯蔵ビン10に前記穀物
が移し換えられるのであるが、この移し換えは、前記ロ
ーテーション指示手段43で指定する指定順序をもとに
行われる。
【0011】即ち、前記穀物が搬入されたときにおける
搬入された貯蔵ビン10と空の貯蔵ビン10及び移し換
えにより空となる貯蔵ビン10と移し換えられた貯蔵ビ
ン10とを順次メモリに記憶するのであって、穀物が搬
入された貯蔵ビン10から移し換えを行う貯蔵ビン(以
下発ビンという)の順序指定と、空となっている受入側
の貯蔵ビン(以下着ビンという)の順序指定とを手動操
作により予め設定するのであり、斯くの如く手動操作に
より設定した発ビン、着ビンの指定順序を前記メモリ
(RAM)に記憶しておき、この指定手順をもとに、前
記ローテーション指示手段43から発ビン、着ビンを順
次指定し、前記出力部44から出力する動作指令に基づ
いて移換装置を駆動制御し、貯蔵ビン10間の移し換え
のローテーション制御を実行するのである。
【0012】以上のように空の貯蔵ビン10を着ビンに
順次指定し、空の貯蔵ビン10を次々に更新しながらロ
ーテーション制御するのであるから、従来例のように、
乾燥タンクや乾燥タンクの他に特別な入換タンクを設け
なくとも、また、空の貯蔵ビン10が少ない場合でも貯
蔵ビン10間でのローテーション制御が行えることにな
り、それだけ設備費を低価にできると共に、作業者が移
し換えを行う都度発ビン、着ビンを指定する必要がない
から、簡単な操作で過乾燥の危険なく、また、乾燥ムラ
なく乾燥を行うことができるのである。
【0013】
【実施例】図1は、本発明乾燥装置を適用した穀物乾燥
処理施設を概略示したものであって、搬入側には、トラ
ックなどで持ち込まれる穀物を受入れる荷受ホッパー1
と、荷受昇降機2及び再脱穀機3をもつ粗選機4と、荷
受けした穀物を所定重量(例えば300Kg)毎計量する
荷受計量機5とを備え、また、搬出側には、調節タンク
6、籾摺機7、揺動選別機8、出荷タンク9を備えてい
る。
【0014】そして、これら搬入側と搬出側との間に
は、互いに隣接して配設され、除湿空気の供給路11に
接続する多数の貯蔵ビン10を配設すると共に、前記貯
蔵ビン10の上部に前記貯蔵ビン10に穀物を搬入する
投入コンベア12を設置し、また、下部に前記貯蔵ビン
10から排出される穀物を受け取る取出コンベア13を
設置する一方、前記各コンベア12,13の一側に、下
部受入口14と上部排出口15とをもった投入昇降機1
6を設け、この投入昇降機16の前記下部受入口14に
前記荷受計量機5の出口側と取出コンベア13の搬送終
端側とを接続し、前記上部排出口15を前記投入コンベ
ア12の送り始端部に連続させている。
【0015】また、前記取出コンベア13と前記下部受
入口14とは、三方切換弁17を介して接続するのであ
って、この切換弁17の一つの切換ポートは投入昇降機
16の下部受入口14に、他の一つの切換ポートは排出
昇降機18の下部受入口19に接続すると共に、この排
出昇降機18の上部排出口20を前記調節タンク6に接
続しているのである。
【0016】しかして、図1に示した乾燥処理施設は、
説明の都合上簡略化し10基のNO.1乃至NO.10から成
る貯蔵ビン10を示しただけであるが、実施する場合に
は、前記貯蔵ビン10を一系列として複数系列例えば4
系列の貯蔵ビン群を設け、これら各系列相互に、各貯蔵
ビン10に搬入する穀物の移し換えができる構成とする
のである。
【0017】また、図1に示した実施例において、前記
貯蔵ビン10は、図2に示したように、上方が開口して
いて、前記搬入コンベア12から穀物の受入れを可能に
しており、下部には前記供給路11を形成するダクトを
貫設していて、このダクトには、前記貯蔵ビン10の底
部に開口する除湿空気の供給口22を設けると共に、前
記貯蔵ビン10の底部には、穀物の排出口23を設け、
前記供給口22には除湿空気の供給を遮断する電動ダン
パー24を、また、排出口23には穀物の排出を遮断す
る電動シャッター25をそれぞれ設けている。
【0018】そして、前記各貯蔵ビン10には、穀物の
搬入量、つまり、搬入完了を検出するレベルセンサ26
と、貯蔵ビン10に穀物が存在しない状態、つまり空の
状態を検出する空ビン検出センサ27を設けている。
尚、図2では、2系列の貯蔵ビン10を対向状に並設し
た状態を示している。
【0019】また、前記投入コンベア12は、図1に示
したように前記投入昇降機16の上部排出口15に始端
部が連結される中継コンベア12aと、前記貯蔵ビン1
0の配列方向に往復移動し、前記中継コンベア12aか
ら受取った穀物を前記貯蔵ビン10のうち任意な貯蔵ビ
ン10に投入可能としたトップコンベア12bとから構
成している。
【0020】従って、前記荷受重計量機5からの穀物
は、前記トップコンベア12bを介して所定量毎所定の
貯蔵ビン10に投入することができるのであり、また、
該貯蔵ビン10が所定レベルになったとき、つまり満杯
状になり搬入が完了すると前記トップコンベア12bを
往復移動させることにより他の貯蔵ビン10に投入する
ことができるのである。そして、前記取出コンベア13
から取出され、前記切換弁17の操作で前記投入昇降機
16の下部受入口14に戻る乾燥処理途中の穀物も前記
トップコンベア12bを介して所定の貯蔵ビン10に搬
入することができるのであって、前記投入昇降機16及
び投入コンベア12は、前記荷受計量機5から貯蔵ビン
10に搬入する搬入部を形成すると共に、ある貯蔵ビン
10から排出された穀物を他の貯蔵ビン10に移し換え
る移換装置を形成するのである。
【0021】即ち、この移換装置は、前記電動シャッタ
ー25、取出コンベア13、投入昇降機16及び中継コ
ンベア12a、トップコンベア12bとから成るもの
で、その駆動は、後記するローテーション制御機構40
の出力部44から出力する動作指令に基いて行われるの
である。つまり、発ビンが指定されてその動作指令が出
力すると前記発ビンに指定された貯蔵ビン10の電動シ
ャッター25が開動作すると共に前記取出コンベア1
3、投入昇降機16及び中継コンベア12aが駆動さ
れ、トップコンベア12bが着ビンに指定された貯蔵ビ
ン10の位置に移動すると共に駆動され、前記電動シャ
ッター25の開動作で排出口23から排出される穀物
は、前記取出コンベア13から投入昇降機16、中継コ
ンベア12a及びトップコンベア12bを経て指定され
た発ビンから着ビンへの穀物の移し換えが可能となるの
である。
【0022】尚、前記トップコンベア12bの配設部位
には、その位置つまり該トップコンベア12bから搬入
する貯蔵ビン10を検出するための位置センサ29を設
けている。
【0023】また、前記発ビンから着ビンへの穀物の移
し換えの完了は、発ビンに設ける空ビン検出センサ27
による空ビン検出と、着ビンに設けるレベルセンサ26
による穀物搬入完了検出とで検知するのであって、移し
換えの完了を検知することにより発ビンとなる貯蔵ビン
10における電動シャッター25を閉動作させると共
に、前記電動ダンパー24も閉動作させ、次の移し換え
に備え、かつ、除湿空気の無駄な消費を回避するのであ
る。
【0024】また、前記貯蔵ビン10に接続される除湿
空気の供給路11は、前記した乾燥処理施設内又は外に
設ける空気調和装置31の蒸発器と凝縮器(再熱器)と
を組み合わせた除湿部に連通しており、送風機32を介
して常温低湿度に制御された除湿空気が供給されるよう
になっており、ローテーション制御終了の情報をもとに
前記空気調和装置31及び送風機32の運転が停止され
るようにしている。
【0025】また、前記投入昇降機16の上部排出口1
5には、該排出口15から前記中継コンベア12aに移
送される穀物の重量を検出する搬送計量機30を設ける
のであって、前記取出コンベア13から前記投入昇降機
16を経て中継コンベア12aに搬送する移し換え穀物
の重量を検出し、搬入する貯蔵ビン10内の搬入量が、
前記レベルセンサ26の検出以外でも判るようにしてい
る。
【0026】次に前記ローテーション制御機構40につ
いて説明する。
【0027】この制御機構10は、図3に示したように
CPUを内蔵したコントロ−ラ41が用いられ、前記レ
ベルセンサ26、空ビン検出センサ27及び、搬送計量
機30と搬入される穀物の品種を入力する品種入力器2
8と、トップコンベア12bの位置センサ29とを接続
する入力部42と、前記搬入コンベア12のトップコン
ベア12bから貯蔵ビン10に搬入された搬入順序を記
憶し、かつ、前記レベルセンサ26による穀物の搬入完
了情報と、空ビン検出センサ27からの空ビン情報及び
前記搬送計量機30による搬入量情報と品種入力器28
からの品種情報とを記憶すると共に発ビンの指定順序及
び発着ビンの指定手順を記憶するメモリ(RAM)と、
該メモリ(RAM)から発ビン、着ビンを読出し穀物が
搬入された貯蔵ビン10から空の貯蔵ビン10に穀物の
移し換えを順次指定するローテーション指示手段43と
このローテーション指示手段43により指定する移し換
え順序に従って前記移換装置12,13,16,25に
動作指令を出力する出力部44とを設け、この出力部4
4に、前記移換装置12,13,16,24,25を接
続して構成するのである。
【0028】尚、前記コントロ−ラ41には、搬入後除
湿空気が供給されて除湿乾燥が開始されてからの時間を
計時するカウンターを備えており、また、前記コントロ
−ラ41の出力側にはローテーション制御終了情報を受
けて前記空気調和装置31及び送風機32に停止指令を
出力する出力部46と、出荷指示に対応して切換弁17
に切換指示を出力する出力部47とを備えている。又、
前記コントロ−ラ41の出力側には、ディスプレー48
を設けて貯蔵ビン10への搬入状況をシミュレートして
画像表示するようにしており、また、入力側には、画像
表示を読み取って発ビン及び着ビンを指定する主として
キーボードから成る発ビン指定手段45及び、着ビン指
定手段49を接続している。
【0029】しかして、前記ローテーション指示手段4
3により指定する移し換え順序は、前記メモリ(RA
M)に記憶した搬入順序をもとに発ビンを指定すると共
に、空の貯蔵ビン10が複数ある場合その受入順序、つ
まり着ビンの順序を予め設定した順序で指定して行うの
である。
【0030】このローテーション制御は、図4に示した
ように、図5に示したローテーション手順設定のサブル
ーチンに従ってローテーションの手順を予め設定し、そ
して、斯く設定した手順をもとに図6に示したローテー
ション制御のサブルーチンに従ってローテーション制御
を実行するのであって、先ず、ローテーション手順設定
を図5に示したフローチャートに基づいて説明する。
【0031】今貯蔵ビン10が図1のようにNO.1乃至N
O.10から成る10基の貯蔵ビン10が配設されている
状態でNO.1ビンから順次搬入されてNO.7ビンの7ビン
に穀物が搬入されている場合について説明する。
【0032】この場合NO.1乃至NO.7ビンに穀物が搬入
されていることは前記メモリ(RAM)に記憶されると
共に、前記NO.1乃至NO.7ビンの重量及び品種も記憶さ
れるのであって、前記NO.1乃至NO.7ビンが設定当初の
発ビンとなる。
【0033】そして、これら発ビンを、ディスプレー4
8による画像表示をみながら、発ビン指定手順45によ
り例えば搬入順序に従って、発ビン順序を手動により設
定し、その順序を発ビン切り出しメモリに記憶するので
ある。また、着ビンの指定も前記ディスプレー48によ
る画像表示をみて、前記着ビン指定手段49により手動
設定するのである。尚、前記発ビン切り出しメモリに記
憶する発ビン順序は、ローテーション順位の進行で、当
該順位に指定される着ビンが発ビン順序の最後尾に取込
まれるのであって、前記発ビン切り出しメモリに記憶す
る発ビン順序は、移し換え順位の進行で変化する。
【0034】つまり、NO.1ビンを順位1の発ビンに指
定し、空の貯蔵ビン、即ちNO.8ビン乃至NO.10ビンの
うち、NO.8ビンを着ビンに指定した場合、この順位1
から順位2に移し換え順位が進行するとき、前記NO.8
ビンを前記した発ビン順序の最後尾に取込み順位8の発
ビンに指定するようにするのである。
【0035】また、以上の如く発ビン、着ビンの各手順
は、指定の都度発着ビン手順メモリに記憶するのであっ
て、穀物が搬入されたすべての貯蔵ビンNO.1〜NO.7か
らの穀物の移し換えが終ると、1回のローテーションが
完了し、予め設定するローテーション回数に従って、例
えば表1に示した手順で複数回のローテーション制御が
行われるのである。
【0036】
【表1】
【0037】しかして図5において、ステップ1では、
発ビン切り出しメモリから予め設定した発ビン順序に従
って一つの発ビン(例えばNO.1ビン)を切り出し、そ
の発ビン(NO.1)のデータを読込むのである。
【0038】そして、ステップ2では、前記ディスプレ
ー48による画像表示をみて空ビン(NO.8乃至NO.1
0)のうち、所望の空ビン(例えばNO.8)を前記着ビ
ン指定手段49により着ビンに手動で指定するのであ
る。
【0039】また、前記メモリ(RAM)には、手順設
定を行う時における各ビン(NO.1乃至NO.10)のデー
タつまり発ビンとなる各ビンの搬入完了データ、重量デ
ータ及び品種データと着ビンと成る各ビンにおける空か
否かのデータ、穀物が搬入されている場合にはその重量
データと品種データとが記憶されているのであって、ス
テップ3では、先ず指定した発ビンンが空であるか否か
が判断され、NOの場合にはステップ4で発ビンと着ビ
ンとが異品種かどうかが判断され、NOの場合にはステ
ップ5で指定した着ビンが空か否かが判断され、更にス
テップ6で前記着ビンが荷受側ビンの系列に入っている
かどうか、つまり、ローテーションが実行されるときに
おいて荷受があるとき、荷受けされた穀物が、前記荷受
計量機5からトップコンベア12bを介して投入される
系列にあるかどうかを判断し、YESの場合つまり前記
着ビンが荷受側系列にあるときは、ステップ7で注意の
警報を出力するのであり、またNOの場合には指定に誤
りがないから指定した発着ビンのデータをステップ8で
発着ビン手順メモリに記憶するのである。
【0040】そして、以上の如く順位1の移し換えにお
ける発着ビンの指定が終ると、この順位で指定した着ビ
ンは、移し換えの実行で穀物が搬入されるのであるか
ら、ステップ9においてこの指定着ビンを発ビン切り出
しメモリに記憶している発ビン順序の最後尾に取込むの
であり、また、前記順位の移し換えが実行されると、該
順位で指定された発ビン、着ビンの状況が変わるから、
つまり指定発ビンは空となり指定着ビンには穀物が搬入
されるのであるから、ステップ10ではこれら発ビン、
着ビンのデータが更新され、そして、ステップ11でカ
ウンタでカウントする指定回数CをC+1にし、ステツ
プ12でこの指定回数Cが予め設定する指定回数M、つ
まり予め設定するローテーション回数に基づく指定回数
M以上かどうかが判断され、NOの場合ステップ13で
発ビン切り出しメモリに記憶した発ビン順序をもとに更
新し、順位2の発ビン8例えばNO.2ビン)を指定し
て、ステップ2に戻り、順位1の過程を繰り返し、順位
2以降の指定を行うのである。また、ステップ3におい
て指定発ビンが空の場合にはステップ14で発ビンが空
であるとの警報を表示し、オペレータに発ビン指定の訂
正を促すのである。
【0041】また、ステップ4において指定発着ビンに
おける品種が異なる場合にも、ステップ15で異品種で
ある旨の警報を表示し、オペレータに発着ビン指定の訂
正を促すのである。更にステップ5において指定着ビン
が空でない場合には、ステップ16で指定着ビンが満杯
か否かが判断され、NOの場合、つまり満杯でない場合
には、ステップ17でこの指定着ビン重量W2 を読み込
み、ステップ18で指定発ビンの重量W1 との合計が指
定着ビンの受入容量の最大(MAX)を越えているかど
うかが判断されNOの場合、つまり指定発ビンの穀物を
受入れられる場合には、ステップ6に戻るのである。
【0042】そして、ステップ16及び18の判断でY
ESの場合には、ステップ19,20で指定着ビンが受
入れ不能であるとの警報を表示し、オペレータに着ビン
指定の訂正を促すのである。
【0043】以上の如く発着ビンの指定を行いその指定
回数Cが予め設定する指定回数M以上になり、ステップ
12での判断がYESになると、ステップ21でローテ
ーション手順設定を終わるのである。
【0044】次に以上の如くローテーション手順を設定
した後、この手順に基づいて移し換えを実行する場合の
制御を図6に示したフローチャートに基づいて説明す
る。先ず、ステップ22で手順カウンタiを0としてス
タートし、ステップ23において手順カウンタiをi+
1つまりi=1にするのである。
【0045】そして、ステップ24において発着ビン手
順メモリに記憶した手順データから順位1の発ビン、着
ビンを読出すのであり、次にステップ25において手順
データの有無が判断され、YESの場合、つまり手順デ
ータがない場合には指定回数Cが予定め設定する指定回
数M以上となっていて、ローテーション制御を終了して
もよいのであるから、ステップ26でローテーション制
御を終了するのであり、また、NOの場合にはステップ
27で、メモリに記憶した指定発ビン、着ビンのデータ
が確認され、ステップ28で指定着ビンが荷受け可能か
どうかが判断される。
【0046】即ち、ステップ27で確認されたデータを
もとに手順データ通り実行した場合不都合が生ずるか否
か、例えば手順設定時着ビンが空であったのが、前記荷
受計量機5からの荷受けが行われて重量オーバーになっ
たり、異品種の荷受けで荷受不能になっているかどうか
が判断され、荷受け可能の場合にはステップ29で前記
移換装置が駆動され、順位1で指定したNO.1ビンからN
O.8ビンへの移し換えが実行される。
【0047】そして、ステップ30で発ビンに指定され
たNO.1ビンが空になったかどうかが判断され、YES
の場合ステップ31で着ビンに指定されたNO.8ビンが
満杯になったか否かが判断され、YESの場合ステップ
32で移換装置を停止し、順位1の移し換えを終わるの
である。
【0048】また、順位1の移し換えが終了すると、ス
テップ33で着ビンに指定されたNO.8ビンのデータを
更新し、ステップ23に戻るのである。
【0049】そして、ステップ23では、手順カウンタ
iをi+1、つまりi=2とし、ステップ24において
発着ビン手順メモリに記憶した手順データから順位2の
発ビン、着ビンを読出し、順位1と同じ過程を経て順位
2の移し換えが実行される。即ち、表1に示したよう
に、NO.2ビンが発ビンに指定され、NO.9ビンが着ビン
に指定されて、順位1と同じ過程を経て順位2の移し換
えが実行されるのであって、以降は予め設定した指定回
数をもとに、、複数のローテーション制御が実行される
のであり、ローテーション手順設定サブルーチンで予め
設定したローテーション制御が終ると、手順データがな
くなるので、前記したようにステップ25における判断
のもとにローテーション制御を終了するのである。
【0050】また、ステップ28の判断かにおいてNO
の場合つまり、指定着ビンが荷受け不能の場合には、ス
テップ34で空ビンがないかどうかが判断され、空ビン
があればステップ35で着ビンの指定をこの空ビンに振
替てステップ29に戻るのであり、また、空ビンがなけ
ればステップ36で移し換えが不能であることつまり、
ローテーション制御が不能であることを警報し、ステッ
プ37でローテーション制御を終了するのである。
【0051】以上のように、空の貯蔵ビン10を着ビン
に順次指定して、空の貯蔵ビン10を次々に更新しなが
ら穀物の移し換えをローテーション制御するのであるか
ら、貯蔵ビン10が少ない場合でも、貯蔵ビン10間で
穀物の移し換えをローテーション制御できるのであり、
従って、移し換えのための入換タンクを必要とせず、そ
れだけ設備費を低価にできると共に作業者が移し換えを
行う都度発ビン、着ビンを指定する必要がないから簡単
な操作で過乾燥の危険なく乾燥ムラを防ぐことができる
のである。
【0052】又、以上の実施例では、穀物の移し換えを
行えローテーション制御時、新たな搬入がない場合につ
いて説明したが、ローテーション制御時、新たな穀物が
搬入される場合このローテーション制御の移し換え手順
に組入れていない空の貯蔵ビンを着ビンに指定し、搬入
される貯蔵ビンを、ローテーション制御から外すように
してもよいし、また、ローテーション制御時新たに搬入
されることを予測して搬入貯蔵ビン10を避けてローテ
ーション制御してもよい。
【0053】また、ローテーション制御終了後、ローテ
ーション制御時の移し換え手順に組入れていた貯蔵ビン
10において貯蔵してもよいが、実際は複数系列の貯蔵
ビン群を用いるのであるから、搬入側から遠去かる位置
の貯蔵ビン群に移換してもよいし、ローテーション制御
を、搬入側に対し遠い位置の貯蔵ビン群において順次行
うようにしてもよい。また、以上説明した実施例は、空
気調和装置31を用い、除湿した空気を前記供給路11
に供給するようにしたが、処理空気を用いることなく大
気をそのまゝ利用してもよい。
【0054】
【発明の効果】本発明は以上の如く多数設ける貯蔵ビン
10のうち、空の貯蔵ビン10を利用して、この空の貯
蔵ビン10を着ビンに順次指定し、空の貯蔵ビンを次に
更新しながらローテーション制御して穀物の被乾燥物を
移し換えて乾燥するようにしたから、従来例のように乾
燥タンクや、該乾燥タンクの他に移し換えのための特別
な入換タンクを設けなくともよく、また、空の貯蔵ビン
10が少ない場合でも貯蔵ビン10間での被乾燥物の移
し換えができるのである。
【0055】従って、設備費を低価にできると共に作業
者が移し換えを行う都度発ビン、着ビンを指定する必要
がないから簡単な操作で過乾燥の危険なく、また、乾燥
ムラなく乾燥を行うことができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の一実施例を示す部分概略図
【図2】図1の実施例における要部の拡大断面図
【図3】図1の実施例における制御ブロック図
【図4】ローテーション制御のメインルーチンを示すフ
ローチャート図
【図5】ローテーション手順設定のサブルーチンを示す
フローチャート図
【図6】ローテーション制御実行のサブルーチンを示す
フローチャート図
【符号の説明】
10 貯蔵ビン 11 供給路 12 投入コンベア 12a 中継コンベア 12b トップコンベア 13 取出コンベア 16 排出昇降機 24 電動シャッター 26 搬入完了検出センサ 27 空ビン検出センサ 40 ローテーション制御機構 42 入力部 43 ローテーション指示手段 44 出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F26B 25/00 A 9140−3L

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気の供給路11に接続する多数の貯蔵
    ビン10と、これら貯蔵ビン10に被乾燥物を搬送する
    搬入部をもち、かつ、被乾燥物が搬入された貯蔵ビン1
    0から被乾燥物を空の貯蔵ビン10に移し換える移換装
    置と、この移換装置による被乾燥物の移し換えを制御す
    るローテーション制御機構40とを備え、このローテー
    ション制御機構40は、貯蔵ビン10の空状態を検出す
    る空ビン検出センサ27と、貯蔵ビン10の搬入完了を
    検出する搬入完了検出センサ26とを備えると共に、前
    記各センサ27,26の検出結果を記憶するメモリ(R
    AM)と、被乾燥物が搬入された貯蔵ビン10から空の
    貯蔵ビン10に被乾燥物の移し換えを順次指定するロー
    テーション指示手段43と、このローテーション指示手
    段43により指定する移し換え順序に従って前記移換装
    置に動作指令を順次出力する出力部44とを備えている
    ことを特徴とする主として穀物の乾燥装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN101871721A (zh) * 2009-04-21 2010-10-27 芝浦机械电子株式会社 基板的处理装置
CN112146379A (zh) * 2020-09-27 2020-12-29 张婷婷 一种聚氨酯切片干燥处理方法
CN114453220A (zh) * 2022-03-07 2022-05-10 佛山市涂一机电设备有限公司 一种粉末涂料烘干装置及烘干方法

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CN114453220B (zh) * 2022-03-07 2022-11-15 佛山市涂一机电设备有限公司 一种粉末涂料烘干装置及烘干方法

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