JPH0580446A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH0580446A
JPH0580446A JP24312791A JP24312791A JPH0580446A JP H0580446 A JPH0580446 A JP H0580446A JP 24312791 A JP24312791 A JP 24312791A JP 24312791 A JP24312791 A JP 24312791A JP H0580446 A JPH0580446 A JP H0580446A
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silver halide
silver
layer
light
dissolution time
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JP24312791A
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English (en)
Inventor
Ichizo Totani
市三 戸谷
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Fujifilm Holdings Corp
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】現像処理後の黒化銀画像部の反射率の低いハロ
ゲン化銀感材を提供する。 【構成】ハロゲン化銀乳剤層及び非感光性最上層を有す
る感材において、ハロゲン化銀としてアスペクト比3以
上の粒子を用い、かつ非感光性最上層の溶解時間がそれ
に隣接する層のそれより長いことを特徴とするハロゲン
化銀感材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハロゲン化銀写真感光材
料に関し、特にアスペクト比が3以上の平板状ハロゲン
化銀粒子を含有するX線用写真感光材料において、処理
後の黒化画像銀部の反射率を低下させ、判読しやすい画
像を提供する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、X線を用いて人体内部等を撮影
するのに用いられる写真材料、すなわちX線用写真感光
材料としては、X線によって生じた蛍光板上の可視像を
光学レンズを用いて撮影するのに用いる間接撮影用X線
フィルムと、光学レンズを用いないで、X線を直接フィ
ルムに照射して記録するのに用いる直接撮影用X線フィ
ルム(以下「直接用X線フィルム」と記す)とがある。
かかるフィルムは通常透明支持体の両面に各々、少なく
とも1層の感光性ハロゲン化銀乳剤層を有して成る。直
接用X線フィルム上に、X線を照射して画像を形成する
には、一般に、該フィルムを照射して画像を形成するに
は、一般に、該フィルムを蛍光スクリーンではさんだ状
態でX線を照射することにより、フィルムの前後の蛍光
スクリーンによって吸収されたX線エネルギーが青色〜
緑色蛍光となり、この蛍光に該フィルムが感光すること
により画像を形成せしめうる。勿論、X線エネルギーそ
のものに感光し画像を形成せしめうるが、青色〜緑色蛍
光に感光して形成される画像の割合の方が圧倒的に大き
い。このように直接X線フィルムに画像を形成せしめる
時に、蛍光スクリーンを併用する事により、X線エネル
ギーを効率よく画像形成時に使うことが被曝X線量を減
少せしめることが出来るという大きな利点が有る。しか
しながら、その反面、蛍光スクリーンを用いて画像を形
成する方法に於ては画像の鮮鋭度が悪化するという欠点
を有している。
【0003】この欠点は、支持体の両面にハロゲン化銀
乳剤層を有する直接用X線フィルムを蛍光スクリーンで
はさんだ状態でX線照射すると、蛍光スクリーンの一方
の側から発光された光は隣接するハロゲン化銀乳剤層中
に潜像(現像されて黒化銀画像となる)を形成するだけ
でなく、かなりの割合の光が、支持体中を通過して支持
体の反対側にあるハロゲン化銀乳剤層中にも不鮮明な画
像となる潜像を形成してしまう。この現象を当業界では
「クロスオーバー(cross-over) 」と称している。この
クロスオーバーの程度が最終的に得られる画像の鮮鋭度
に大きく影響する。クロスオーバーにより形成される画
像は、他の側のハロゲン化銀乳剤層中、及び支持体中に
光が拡散する為、又、該乳剤層及び支持体の周辺で拡散
屈折、及び光反射が生じるため不鮮明になるものと思わ
れる。
【0004】このクロスオーバーによる画像の不鮮明化
及びクロスオーバーをカットした時の感度の低下に対
し、従来から多くの研究が成されて来た。だとえば、特
開昭58−127,921号、米国特許第4,416,
986号、同第4,413,053号にはクロスオーバ
ーをカットする方法として、感光性ハロゲン化銀粒子自
身の投影面積を増大させることによりクロスオーバー光
をハロゲン化銀粒子自身に吸収させる方法が開示されて
いる。すなわち、使用銀量の増加(ハロゲン化銀粒子の
体積の比例)なしにクロスオーバーをカットする方法と
して、その粒子径が粒子厚みの5倍以上の平板状ハロゲ
ン化銀粒子を用いる方法が開示されている。この方法に
よれば、感度の著しい低下なしにクロスオーバーをカッ
トでき鮮鋭度を良化することができる。
【0005】ことろで、直接用X線フィルムでは現像処
理後、乾燥し、発光光源を通してシヤーカステン等の上
でその画像が読みとれるのが一般的である。しかしなが
ら黒化銀画像部の表面が平滑な場合は、シヤーカステン
などの上で画像を観察する際、観察者の背後の明るい光
源、たとえば室内灯などから発した光を反射させたり、
観察者の姿を鏡の如く写すため、画像そのものを判読し
にくくなるという欠点がある。特に前記特開昭58−1
27,921号等に記載の平板状ハロゲン化銀粒子を用
いた直接用X線フィルムはその黒化銀画像部の反射率が
高く画像を判読し難いという欠点を有している。これは
球状、じゃがいも状、立方体、八面体ハロゲン化銀粒子
では起こらなかった欠点である。表面の反射率を低下さ
せる方法に関しては、例えば特開昭57−104133
号、同57−20731号、同58−16336号等に
開示されているが、これらの方法では黒化画像銀部の反
射率は低下させるものの、画像の鮮鋭度を低下させた
り、非画像部の透過光量を減少させ、従ってヘイズ度を
高めてしまうという欠点を持っている為、鮮鋭度、黒化
銀画像部の反射率、非画像部分のヘイズ度を共に満足さ
せるのは極めて困難であった。また他の表面の反射率を
低下させる方法については、特開昭61−201235
号に開示されているが、この方法では黒化銀画像部の反
射率は低下させるものの、平板状ハロゲン化銀粒子より
は銀の使用効率が悪い球状、じゃがいも状又は粒子径が
粒子厚みの5倍未満のハロゲン化銀粒子を、平板状ハロ
ゲン化銀粒子を含有する乳剤層よりも外側に、さらに少
なくとも一層設けなければならない。この結果、平板状
ハロゲン化銀粒子のみを用いたものに比べ、同一の最高
濃度(Dmax)を出すのに必要な塗布銀量が増加し、製造コ
ストを上昇させる原因になっていた。ポリヒドロキシベ
ンゼン類を感材中に添加することによって反射率を下げ
る技術に関しては、公知であるが乳剤中にチオシアン酸
塩がある場合には減感させ都合が悪い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、アスペクト
比3以上の平板状ハロゲン化銀粒子を含有する写真感光
材料において、処理後の黒化画像銀部の反射率を低下さ
せ、判読しやすい画像形成方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、ア
スペクト比3以上の平板状ハロゲン化銀粒子を含有する
写真感光材料において、非感光性最上層の溶解時間がそ
れに隣接する層の溶解時間より長くさせることにより達
成された。
【0008】本発明の平板状ハロゲン化銀乳剤は、増感
色素によって比較的長波長の青色光、緑色光、赤色光ま
たは赤外光に分光増感されていてもよいが、されている
ことが好ましい。増感色素として、シアニン色素、メロ
シアニン色素、コンプレックスシアニン色素、コンプレ
ックスメロシアニン色素、ホロホーラーシアニン色素、
スチリル色素、ヘミシアニン色素、オキソノール色素、
ヘミオキソノール色素等を用いることができる。 本発明に使用される有用な増感色素は例えば米国特許
3,522,052号、同3,619,179号、同
3,731,828号、同3,615,643号、同
3,615,632号、同3,617,293号、同
3,628,964号、同3,703,377号、同
3,666,480号、同3,667,960号、同
3,679,428号、同3,672,897号、同
3,769,026号、同3,556,800号、同
3,615,613号、同3,615,638号、同
3,615,635号、同3,705,809号、同
3,632,349号、同3,677,765号、同
3,770,449号、同3,770,440号、同
3,769,025号、同3,745,014号、同
3,713,828号、同3,567,458号、同
3,625,698号、同2,526,632号、同
2,503,776号、特開昭48−76525号、ベ
ルギー特許第691,807号などに記載されている。
ここで増感色素は写真乳剤の製造工程のいかなる工程に
存在させて用いることもできるし、製造後塗布直前まで
のいかなる段階に存在させることもできる。前者の例と
しては、ハロゲン化銀粒子形成工程、物理熟成工程、化
学熟成工程などである。
【0009】本発明に用いられる平板状感光性ハロゲン
化銀乳剤としては、塩化銀、塩臭化銀、臭化銀、沃臭化
銀、塩沃臭化銀を用いることができるが高感度という観
点で臭化銀もしくは沃臭化銀が好ましく、特に沃度含量
が0mol %〜3.5mol %が好ましい。本発明の平板状
乳剤の投影面積直径は0.3〜2.0μm 、特に0.5
〜1.2μm であることが好ましい。また平行平面間距
離(粒子の厚み)としては0.05μm 〜0.3μm 、
特に0.1〜0.25μm のものが好ましく、アスペク
ト比(粒子直径/厚み比)としては、3以上20未満、
特に5以上8未満のものが好ましい。乳剤層中における
アスペクト比3以上の平板粒子の割合は、全ハロゲン化
銀粒子の50%以上(面積)、好ましくは70%以上、
特に好ましくは90%以上である。平板状ハロゲン化銀
粒子の製法としては、当業界で知られた方法を適宜、組
合せることにより成し得る。
【0010】平板状ハロゲン化銀乳剤は、特開昭58−
127,921号、特開昭58−113,927号、特
開昭58−113,928号、米国特許第4,439,
520号に記載された方法等を参照すれば容易に調製で
きる。さらに、平板状ハロゲン化銀粒子の中でも単分散
六角平板粒子はとりわけ有用な粒子である。本発明でい
う単分散六角板粒子の構造および製造法の詳細は特開昭
63−151618号の記載に従うが、簡単に述べる
と、該乳剤は、分散媒とハロゲン化銀粒子とからなるハ
ロゲン化銀乳剤であって、該ハロゲン化銀粒子の全投影
面積の70%以上が、最小の長さを有する辺の長さに対
する最大の長さを有する辺の長さの比が、2以下である
六角形であり、かつ、平行な2面を外表面として有する
平板状ハロゲン化銀によって占められており、さらに、
該六角平板状ハロゲン化銀粒子の粒子サイズ分布の変動
係数〔その投影面積の円換算直径で表わされる粒子サイ
ズのバラツキ(標準偏差)を、平均粒子サイズで割った
値〕が20%以下の単分散性をもつものである。結晶構
造は一様なものでもよいが、内部と外部が異質なハロゲ
ン化銀組成から成るものが好ましく、層状構造をなして
いてもよい。また、粒子中に還元増感銀核を含んでいる
ことが好ましい。本発明にとって、英国特許635,8
41号、米国特許3,622,318号に記載されてい
るような、いわゆるハロゲン変換型(コンバージョン
型)の粒子は特に有効に利用しうるものである。ハロゲ
ン変換量は銀量に対し0.2mol %〜2mol %、特に
0.2mol %〜0.6mol %が良い。沃臭化銀において
は、内部および/又は表面に高沃度層を有する構造の粒
子が特に好ましい。本発明の平板状ハロゲン化銀粒子の
表面をコンバージョンすることにより、より高感度なハ
ロゲン化銀乳剤が得られる。
【0011】ハロゲン変換の方法としては、通常ハロゲ
ン変換前の粒子表面のハロゲン組成よりも銀との溶解度
積の小さいハロゲン水溶液を添加する。例えば、塩化銀
や塩臭化銀平板状粒子に対しては臭化カリ and/or 沃化
カリ水溶液を添加し、臭化銀や沃臭化銀平板に対しては
沃化カリ水溶液を添加してコンバージョンを起こす。こ
れらの添加する水溶液の濃度は、薄い方が好ましく、3
0%以下、より好ましくは10%以下がよい。さらにハ
ロゲン変換前のハロゲン化銀1モルあたり毎分1モル%
以下の速度で、変換ハロゲン化銀溶液を添加するのが好
ましい。さらに、ハロゲン変換時に増感色素を存在させ
てもよく、変換ハロゲン水溶液のかわりに、臭化銀や、
沃臭化銀、沃化銀のハロゲン化銀微粒子を添加してもよ
い。これらの微粒子の大きさは、0.2μm 以下、好ま
しくは0.1μm 以下、特に0.05μm 以下であるこ
とが望ましい。ハロゲン変換量は、変換前のハロゲン化
銀の0.001〜1mol %、特に0.003〜0.6mo
l %が好ましい。本発明のハロゲン変換方法は、上記の
どれか1つの方法にかぎられるものではなく、目的に応
じ組み合わせて使用しうるものである。ハロゲン変換前
の粒子表面のハロゲン化銀組成としては、沃度含量1モ
ル%以下であることが好ましい。特に0.3mol %以下
であることが好ましい。上記方法でハロゲン変換をおこ
なう際に、ハロゲン化銀溶剤を存在させる方法は特に有
効である。好ましい溶剤としては、チオエーテル化合
物、チオシアン酸塩、4置換チオ尿素があげられる。な
かでもチオエーテル化合物とチオシアン酸塩は特に有効
であり、チオシアン酸塩はハロゲン化銀1モルあたり、
0.5g〜5g、チオエーテルは0.2g〜3gの使用
が好ましい。
【0012】ハロゲン化銀製造時のハロゲン化銀粒子形
成または物理熟成の過程において、カドミウム塩、亜鉛
塩、鉛塩、タリウム塩、イリジウム塩またはその錯塩、
ロジウム塩またはその錯塩、鉄塩または鉄錯塩などを共
存させてもよい。又、粒子形成時にはチオシアン酸塩、
チオエーテル化合物、チアゾリジンエチオン、四置換チ
オ尿素の如きいわゆるハロゲン化銀溶剤を存在せしめて
も良い。なかでもチオシアン酸塩、4置換チオ尿素とチ
オエーテルは本発明に好ましい溶剤である。
【0013】塗布層別に硬化度をコントロールするため
に用いられる技術の1つに耐拡散性硬化剤がある。耐拡
散性の硬化剤としては、高分子硬膜剤を使うことが好ま
しい。具体的には特開昭58−50528号に記載され
た下記の如きものがある。
【0014】
【化1】
【0015】
【化2】
【0016】乳剤層の硬化には、この高分子硬膜剤を用
いても良いが、拡散性の低分子硬膜剤と併用しても良
く、各種の有機または無機の硬化剤(単独または組合せ
て)が用いられる代表的な例としては、ムコクロル酸、
ホルムアルデヒド、サクシンアルデヒドグルタルアルデ
ヒド、の如きアルデヒド系化合物;ジビニルスルホン、
1・3・5−トリアクリロイル−ヘキサヒドロ−s−ト
リアジン、1・3・5−トリビニルスルホニル−ヘキサ
ヒドロ−s−トリアジン、ビス(ビニルスルホニルメチ
ル)エーテル、1・3−ビス(ビニルスルホニル)−プ
ロパノール2、1・3−ビス(ビニルスルホニルアセト
アミド)プロパン、1・2−ビス(ビニルスルホニルア
セトアミド)エタン、ジ(ビニルスルホニルアセトアミ
ド)メタン、1・2−ビス(ビニルスルホニル)エタ
ン、1・1′−ビス(ビニルスルホニル)メタンの如き
活性ビニル化合物;2・4−ジクロロ−6−ヒドロキシ
−s−トリアジンの如き活性ハロゲン化合物、などに当
業界でよく知られているゼラチン硬化剤を挙げることが
できる。
【0017】高分子硬化剤の添加方法としては、水また
は有機溶媒に溶かした硬化剤を硬化度をコントロールし
たい層に直接添加する。拡散性の硬化剤の場合には、目
的の層へ直接にそれぞれ添加しても良いが、他層へ添加
し、全層へ拡散させても良い。高分子硬化剤の添加量は
高分子硬化剤の反応基の量で規定することが出来る。硬
化剤の使用については、高分子硬化剤単独でもよいが、
拡散性の硬化剤と高分子硬化剤とを併用してもよい。ま
た、塗布層別に硬化度をコントロールする他の方法とし
て低分子硬化剤を用いて、添加方法や乾燥条件をコント
ロールしたり、拡散性を制御する他の添加剤を併用して
拡散性を制御してもよい。他、拡散性のビニルスルホン
系硬化剤を表面保護層用塗布液中にのみ含有せしめ、多
層同時塗布後、急速乾燥することにより層別に硬化度を
コントロールできる。
【0018】硬化した層の硬化度を評価する方法として
は、硬化膜をある一定温度に保った溶液中に漬け、膜が
溶解しはじめるまでの時間(溶解時間、meltingtime:M
T) を用いて評価するのが最も有効である。溶解時間の
測定には、50℃に保った0.375NNaOH 溶液中で行
なうのが最もよいが必ずしもこれに限るわけではない。
本発明をX線用写真感光材料に適用する場合の各層の溶
解時間は上記条件で測定した値としてハロゲン化銀乳剤
層は30〜200秒、表面保護層は200〜700秒で
あることが好ましい。本発明の特徴と最上層の溶解時間
が隣接する層のそれより大であることにある。最上層の
厚さが1.3μm 〜0.1μm であることが好ましい。
ハロゲン化銀乳剤層の厚さとしては1〜15μm である
ことが好ましい。本発明のハロゲン化銀写真感光材料は
必要によりハロゲン化銀乳剤層の下層にゼラチン含有非
感光性層を設けることも出来る。
【0019】本発明の感光材料に用いられるその他の各
種添加剤及び現像処理方法に関しては特に制限はなく、
例えば特開平2−68539号公報の以下の該当箇所に
記載のものを用いることができる。 項 目 該 当 個 所 1.化学増感方法 特開昭2-68539 号公報、同第10頁右上欄13行目から 同左下欄16行目 2.カブリ防止剤・安定 同第10頁左下欄17行目から同第11頁左上欄7行目及 剤 び同第3頁左下欄2行目から同第4頁左下欄 3.界面活性剤・帯電防 同第11頁左上欄14行目から同第12頁左上欄9行目 止剤 4.マット剤・滑り剤・ 同第12頁左上欄10行目から同右上欄10行目。同第14 可塑剤 頁左下欄10行目から同右下欄1行目 5.親水性コロイド 同第12頁右上欄11行目から同左下欄16行目 6.支持体 同第13頁右上欄7行目から20行目 7.染料・媒染剤 同第13頁左下欄1行目から同第14頁左下欄9行目 8.現像処理方法 特開平2-103037号公報第16頁右上欄7行目から同第 19頁左下欄15行目。及び特開平2-115837号公報第3 頁右下欄5行目から同第6頁右上欄10行目 次に実施例を示し本発明をさらに説明する。
【0020】
【実施例】
実施例1 平板状粒子の調製 水1リットル中に臭化カリウム4.5g、ゼラチン2
0.6g、チオエーテルHO(CH2)2S(CH2)2S(CH2)2OHの5
%水溶液2.5ccを添加し60℃に保った容器中へ攪拌
しながら硝酸銀水溶液37cc(硝酸銀3.43g)と臭
化カリウム2.97gと沃化カリウム0.363gを含
む水溶液33ccをダブルジェット法により37秒間で添
加した。つぎに臭化カリウム0.9gの水溶液を添加し
た後70℃に昇温して硝酸銀水溶液53cc(硝酸銀4.
90g)を13分間かけて添加した。ここで25%のア
ンモニア水溶液15ccを添加、そのままの温度で20分
間物理熟成したのち100%酢酸溶液を14cc添加し
た。引き続いて硝酸銀133.3gの水溶液と臭化カリ
ウムの水溶液をpAg8.5に保ちながらコントロール
ダブルジェット法で35分かけて添加した。次に2Nの
チオシアン酸カリウム溶液10ccを添加した。5分間そ
のままの温度で物理熟成したのち35℃に温度を下げ
た。こうしてトータル沃化銀含量0.26モル%、平均
投影面積直径1.10μm 、厚み0.165μm 、直径
の変動係数18.5%の単分散平板状粒子を得た。この
後、沈降法により可溶性塩類を除去した。再び40℃に
昇温してゼラチン30gとフェノキシエタノール2.3
5g及び増粘剤剤としてポリスチレンスルホン酸ナトリ
ウム0.8gを添加し、苛性ソーダと硝酸銀溶液でpH
5.90、pAg8.25に調整した。この乳剤を攪拌
しながら56℃に保った状態で化学増感を施した。まず
二酸化チオ尿素0.043mgを添加し22分間そのまま
保持して還元増感を施した。つぎに4−ヒドロキシ−6
−メチル−1,3,3a,7−テトラザインデン20g
と増感色素
【0021】
【化3】
【0022】を400mgを添加した。さらに塩化カルシ
ウム0.83gを添加した。引き続きチオ硫酸ナトリウ
ム1.3mgとセレン化合物−1 2.7mgと塩化金酸
2.6mgおよびチオシアン酸カリウム90mgを添加し4
0分後に35℃に冷却した。こうして平板状粒子T−1
を調製完了した。セレン化合物−1
【0023】
【化4】
【0024】塗布試料の調製 T−1のハロゲン化銀1モルあたり下記の薬品を添加し
て塗布液とした塗布試料1〜7を作製した。 ・ゼラチン(乳剤中のGelも含め) 65.6g ・トリメチロールプロパン 9g ・デキストラン(平均分子量3.9万) 18.5g ・ポリスチレンスクホン酸ナトリウム(平均分子量60万) 1.8g ・硬膜剤 表1に記載
【0025】
【化5】
【0026】表面保護層は各成分が下記の塗布量となる
ように調製準備した。 表面保護層の内容 塗布量 ・ゼラチン 0.966g/m2 ・ポリアクリル酸ナトリウム(平均分子量40万) 0.023 ・4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3a,7−テト ラザインデン 0.015
【0027】
【化6】
【0028】 ・硬膜剤 表1に記載 ・ポリメチルメタクリレート(平均粒径3.7μm ) 0.087 ・プロキセル(NaOHでpH7.4に調整) 0.0005
【0029】支持体の作成 二軸延伸された厚さ175μm の青色染色ポリエチレン
テレフタレートフィルム上にコロナ放電処理をおこな
い、疎水性ポリマー層が、下記の塗布量になるようにワ
イヤーバーコーターにより両面塗布し、175℃にて1
分間乾燥した。 (疎水性ポリマー層) ・ブタジェン−スチレン共重合体ラテックスブタジェン/ スチレン重量比=31/69 0.32g/m2 ・2,4−ジクロロ−6−ヒドロキシ−s−トリアジンナ トリウム塩 4.2mg/m2 ※ラテックス溶液中には、乳化分散剤(a) をラテックス
固型分に対し0.4wt%含有。
【0030】
【化7】
【0031】次に親水性コロイド層が下記の塗布量にな
るようにワイヤーバーコーターにより両面塗布し、15
0℃にて1分間乾燥した。 (親水性コロイド層) ・ゼラチン 80mg/m2 ・ポリエチルアクリレート 20mg/m2
【0032】
【化8】
【0033】染料の調製方法 染料20gとカルボキシメチルセルロース1%水溶液2
00g、H2 O287gを混合し、直径2mmの酸化ジル
コニウム(ZrO2)のビーズを用いたアイガーミル(ア
イガー・ジャパン(株))にて5000rpmの条件で
8時間処理した。得られた混合物をろ過して、ZrO2
ビーズを除去した。
【0034】写真材料の調製 準備した支持体上に先の乳剤層と表面保護層を同時押し
出し法により両面に塗布した。片面当りの塗布銀量は
1.75g/m2とした。
【0035】溶解時間の測定 試料の各層の硬化度は次の方法で調べた。塗布試料を巾
0.5cm、長さ4cmの大きさに裁断し、50℃に保った
アルカリ溶液(0.375規定水酸化ナトリウム水溶
液)に浸漬し、乳剤層と最上層が溶解し始めるまでの時
間を測定し溶解時間(Melting time) を求めた。
【0036】上記のようにして得た写真材料の露光に
は、スクリーンとして富士写真フイルム株式会社GRE
NEXシリーズのG−4スクリーン(Gd2O2S:Tb)を使用
した。常法に従い、G−4スクリーン2枚の間に写真材
料1〜7を密着するように挟み込み、水ファントーム1
0cmを通してX線露光を行った。露光後の処理は、現像
液に富士写真フイルム(株)製CE−D1を用いて35
℃で、定着液に同社製の富士CE−F1を用いて、同社
製CEPROS−M自動現像機を改造し Dry to Dry 3
0秒現像処理を行った。また、光沢度とヘイズ度の評価
については下記の方法で実施した。
【0037】(1) 光沢度の評価 最高濃度(Dmax)となる露光を与えた写真材料を前述の
自動現像機処理したもので、光沢度を評価した。光沢度
の測定方法は、JIS Z−8741に定められた方法
に従い、入射角=反射角=60°で測定した。数値が小
さい程つや消しになっていることを示している。
【0038】(2) ヘイズ度の評価 日本電色工業(株)製の濁度計を用い、未露光の写真材
料を前述の自動現像機処理し、散乱光の値を全透過光の
値で除して100倍(%)した値をヘイズ度として、自
動計測されたもので評価した。ヘイズ度が低い程濁りが
少なく写真材料として好ましい。得られた結果を試料内
容と共に表1に示す。
【0039】
【表1】
【0040】本発明が目的を満たしていることがわか
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上に少なくとも1層のハロゲン化
    銀乳剤層と非感光性最上層を有するハロゲン化銀写真感
    光材料において、該ハロゲン化銀乳剤層中に、アスペク
    ト比が3以上のハロゲン化銀粒子を含有し、かつ該非感
    光性最上層の溶解時間がそれに隣接する層の溶解時間よ
    り長いことを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。
JP24312791A 1991-09-24 1991-09-24 ハロゲン化銀写真感光材料 Pending JPH0580446A (ja)

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