JPH0585676B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0585676B2
JPH0585676B2 JP19205687A JP19205687A JPH0585676B2 JP H0585676 B2 JPH0585676 B2 JP H0585676B2 JP 19205687 A JP19205687 A JP 19205687A JP 19205687 A JP19205687 A JP 19205687A JP H0585676 B2 JPH0585676 B2 JP H0585676B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bleaching
waste paper
paper pulp
pulp
bisulfite
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP19205687A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6440692A (en
Inventor
Eiichi Saito
Yoshihiro Kanamaru
Toshifumi Takakuwa
Shigeki Aoki
Osamu Matsumura
Ken Takanishi
Yoshitaka Sato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
New Oji Paper Co Ltd
Original Assignee
Oji Paper Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oji Paper Co Ltd filed Critical Oji Paper Co Ltd
Priority to JP19205687A priority Critical patent/JPS6440692A/ja
Publication of JPS6440692A publication Critical patent/JPS6440692A/ja
Publication of JPH0585676B2 publication Critical patent/JPH0585676B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Paper (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は古紙のパルプの漂白方法に関する。よ
り詳しくは、古紙を通常の方法により過酸化物で
漂白した後、更に排煙脱硫法により生成した亜硫
酸ソーダと重亜硫酸ソーダの混合物(以下、バイ
サルフアイトという)で更に漂白することによ
り、安価に古紙を漂白する方法に関するものであ
る。
[従来の技術及びその問題点] 従来の木材パルプを過酸化物で漂白する方法に
おいては、過酸化物として過酸化水素、過酸化ナ
トリウム、過酢酸などが知られているが、なかで
も過酸化水素が最も一般的に使用されている。ま
た、還元剤である亜硫酸塩または重亜硫酸塩を
GP(Ground Pulp)の漂白剤として使用すること
も古くから知られているが、その漂白効果は他の
漂白剤に比し弱く、パルプに対する反応も非常に
緩慢であつて、パルプ当り1〜2重量%添加して
漂白する場合でもその増白効果は2〜4ポイント
の増白程度であつて、十分な結果を得るのには12
〜24時間も必要とし実用的ではなかつた。
また、排煙脱硫(重)亜硫酸ソーダとBorol
(登録商標)(NaBH4)を用いて晒薬品であるソ
ジウムハイドロサルフアイトを製造する方法もあ
るが、Borol法によるソジウムハイドロサルフア
イトの製造に排煙脱硫(重)亜硫酸ソーダを用い
る場合、重金属等を多量に含有していため、市販
のソジウムハイドロサルフアイトに比し晒性が劣
りコストメリツトが生じない。
パルプ工場においては、多量の蒸気を必要と
し、そのため重油ボイラーを使用しており、排ガ
ス中よりSO2を回収するためNaOH水溶液を用い
るスクラバーを用いているが、この際多量の排脱
(重)亜硫曹(バイサルフアイト)が生成する。
反応式を示すと次のとおりである。
NaOH+SO2→Na2SO3+H2O Na2SO3+H2O+SO2→2NaHSO3(Na2SO3
NaHSO3)/Na2SO3のモル比1.5のバイサルフア
イト水溶液は6前後のPHを有しているため、
RGP(Refiner Ground Wood Pulp)、TMP
(Thermo−Mechanical Pulp)、GP
(GroundwoodPulp)、PGW(Pressure
Goundwood)のH2O2晒後のPH調整等にその少量
が用いられているが、残部は廃棄されているのが
実情である。
[発明の目的] 本発明は、古紙を漂白するに際し、過酸化物を用
いて漂白した後、排煙脱硫により生成するバイサ
ルフアイトを用いて漂白することにより、使用す
る過酸化水素の量を節約すると共に効率的に漂白
しうる方法を提供することを目的とする。
[発明の構成] 本発明は、古紙パルプを常法に従い過酸化物で
漂白した後、排煙脱硫に際し生成する亜硫酸ソー
ダと重亜硫酸ソーダとの混合物で更に漂白するこ
とを特徴とする古紙パルプの漂白方法である。
本発明者らは、排煙脱硫に際して生成する亜硫
酸ソーダと重亜硫酸ソーダの混合物であるバイサ
ルフアイト中のこれら両成分が還元剤であること
に着目し、該成分を古紙パルプの漂白に使用する
ことについて種々検討を行なつていたところ、古
紙を過酸化物で漂白した後、更にバイサルフアイ
トで漂白することにより、効率よく漂白しうると
共に、使用する過酸化物等の薬剤を節減しうるこ
とを見いだし本発明をなすに至つた。
以下、本発明を詳しく説明する。
本発明で使用しうる古紙としては、回収した紙
を離解脱墨することにより得られた古紙パルプな
らば何れの古紙パルプを使用してもよい。
本発明者らは、先ずバイサルフアイトを漂白剤
として使用することを検討したが、パルプ当り1
〜2重量%添加し加熱漂白する場合、2〜4ポイ
ント程度は増白しうるがその反応は緩慢であり、
十分な結果を得るのには12〜24時間も必要とし、
実用的ではなかつた。
そこで種々検討を重ねたところ、過酸化物漂白
後の古紙パルプを更にバイサルフアイトを漂白剤
として漂白することにより、従来法におけるより
も少量の過酸化物を用い、更に過酸化物の漂白に
補助添加剤として用いられるNa2SO3を使用する
ことなく極めて有効に漂白しうることを見いだし
た。
例えば従来、未晒白色度50%の古紙パルプを
H2O2を用いて白色度53.5%程度まで漂白してい
たが、本発明方法によるときはH2O2で52.0%程
度の白色度まで漂白した後更にバイサルフアイト
で漂白することにより、従来のフローを用いて容
易に白色度53.5%程度の古紙パルプを得ることが
できる。
本発明方法における過酸化物漂白、例えば過酸
化水素による古紙の漂白は常法に従つて実施する
ことができる。即ち、通常古紙パルプに対し、漂
白剤であるH2O2を0.3〜0.8重量%添加し、また
NaOHおよびNa2SiO3を添加し、50℃〜60℃の範
囲内の温度で2時間〜3時間程度処理されるが、
本発明においてはH2O2,NaOH等の使用量が少
なくてよく、古紙パルプに対しH2O20.1〜0.3重量
%を添加し、その他は同一条件で処理すればよ
い。
また、バイサルフアイトの添加量は古紙パルプ
に対しSO2として1.0〜2.0重量%添加すればよく、
パルプ濃度4〜15%、好ましくは10〜13%、温度
25〜50℃、好ましくは40〜50℃、PH6.5〜9.0好ま
しくは6.5〜7.0の範囲内の条件で1〜12時間、好
ましくは5〜12時間処理すればよい。
つぎに、バイサルフアイト中の[Na2SO3
NaHSO3/][Na2SO3]のモル比の漂白に与え
る影響について検討を行なつた。
古紙パルプにバイサルフアイトをSO2として1
%添加し、40℃の温度で6時間晒実験を行なつた
(古紙パルプ濃度12%)ところ前記モル比を1.66
から1.25に下げると古紙パルプの白色度上昇ポイ
ントは2.4から1.99に低下し、更に前記モル比が
1.0(Na2SO3のみ)に低下すると白色度上昇ポイ
ントは0.9にまで低下した。このことから
NaHSO3のモル比の高いバイサルフアイトが有
効であることがわかつた。
種々試験したところ、前記モル比1.2〜2.0特に
1.5〜2.0のものが好ましいことがわかつた。
つぎに、本発明の古紙パルプ回収の概略フロー
を示す第1図を参照しながら実施例を説明する。
古紙をパルパー1で離解し、スクリユープレス
2で脱水した後晒塔3に送り、パルプ濃度15%と
とし、対パルプ0.15%のH2O2を添加し、NaOH
を加え、55℃の温度で約2時間漂白し、ついでフ
ローテーターで脱墨した。ついでスクリーン5、
クリーナー6で精選し、エキスト7で脱水した後
完成フイルター8で洗浄脱水した後、原料ストツ
クタンクであるクツシヨンチエスト9に送入し、
該クツシヨンチエストにおいて、パルプ濃度12%
で対パルプ1.0%(SO2として)のモル比1.5のバ
イサルフアイトを添加し、45℃で5時間漂白処理
を行なつた。処理液のPHは6.9であつた。
ついで濃調タンク10で濃度を調整した後プロ
ポーシヨナー12でパルプの配合を行なつた後抄
紙機へ供給した。
なお、バイサルフアイトによる漂白は、濃調タ
ンク10の次に設置することのある中継チエスト
あるいはクツシヨンチエストと中継チエストの両
方で行なつてもよい。
本実施例により得られた古紙パルプの白色度は
53.5%であつた。
なお、バイサルフアイトによる漂白を行なうこ
となく、H2O2のみを用いて同じ白色度のパルプ
を得るには、対パルプ0.5%のH2O2を添加し、ま
たNaOHおよびNa2SiO3を用い55℃の温度で約2
時間漂白する必要があつた。
[発明の効果] 排煙脱硫の際の副生物であるバイサルフアイト
を古紙パルプの晒薬品として使用することがで
き、しかもH2O2の使用量を減少せしめることが
可能となり、H2O2の使用量が減少した結果、補
助アルカリであるNa2SiO3の添加量も0にするこ
とができ、バイサルフアイトの添加と相俟つて古
紙パルプ(スラリー)のPHが6.9に下がり、従つ
て、抄紙機に送られる完成パルプのPH調整用の硫
酸バンドの使用量も減少できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の古紙パルプ回収方法の概略工
程図を示すものである。 1…パルパー、3…晒塔、4…フローテータ
ー、9…クツシヨンチエスト、11…中継チエス
ト、12…プロポーシヨナー。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 古紙パルプを常法に従い過酸化物で漂白した
    後、排煙脱硫により生成した亜硫酸ソーダと重亜
    硫酸ソーダとの混合物で更に漂白することを特徴
    とする古紙パルプの漂白方法。 2 古紙パルプ濃度4〜15重量%の古紙パルプス
    ラリーに排煙脱硫により生成した亜硫酸ソーダと
    重亜硫酸ソーダの混合物をSO2としてパルプ固形
    分重量に対し1.0〜2.0重量%添加し、25〜50℃の
    温度で1〜12時間漂白する特許請求の範囲第1項
    記載の古紙パルプの漂白方法。 3 排煙脱硫により生成した亜硫酸ソーダと重亜
    硫酸ソーダの混合物の(Na2SO3+NaHSO3)/
    Na2SO3のモル比が1.2〜2.0である特許請求の範
    囲第1項または第2項記載の古紙パルプの漂白方
    法。 4 古紙パルプの漂白を6.5〜9.0の範囲内のPHで
    行なう特許請求の範囲第1項、第2項または第3
    項記載の古紙パルプの漂白方法。
JP19205687A 1987-07-31 1987-07-31 Bleaching of old paper pulp by waste gas desulfurizing product Granted JPS6440692A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19205687A JPS6440692A (en) 1987-07-31 1987-07-31 Bleaching of old paper pulp by waste gas desulfurizing product

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19205687A JPS6440692A (en) 1987-07-31 1987-07-31 Bleaching of old paper pulp by waste gas desulfurizing product

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6440692A JPS6440692A (en) 1989-02-10
JPH0585676B2 true JPH0585676B2 (ja) 1993-12-08

Family

ID=16284881

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19205687A Granted JPS6440692A (en) 1987-07-31 1987-07-31 Bleaching of old paper pulp by waste gas desulfurizing product

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6440692A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03294589A (ja) * 1990-04-09 1991-12-25 Sanyo Kokusaku Pulp Co Ltd 未選別情報記録紙古紙の処理法

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6440692A (en) 1989-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
FI63607B (fi) Foerfarande foer framstaellning av cellulosamassor i utbytesomraodet 65-95 %
US4283251A (en) Ozone effluent bleaching
JPS643991B2 (ja)
AU634665B2 (en) Two-stage peroxide bleaching process
US5298118A (en) Preparation of bleached chemithermomechanical pulp
AU606930B2 (en) Pulp bleaching process
JP2787618B2 (ja) セルロース材及びリグニンセルロース繊維状材料の過酸化漂白方法
EP0464110B1 (en) Bleaching process for the production of high bright pulps
JPH04214491A (ja) 漂白高収率パルプの製造方法
FI96522B (fi) Menetelmä valkaistujen kemitermomekaanisten massojen valmistamiseksi
NZ205971A (en) Delignifying bleaching of cellulosic pulp using nitrogen oxides with addition of sodium nitrate
JPH0585676B2 (ja)
JPH0215669B2 (ja)
JPH07145583A (ja) 古紙の脱インキ、漂白方法
US4070233A (en) Process of the pulping of bleaching of vegetable material
JPS5927436B2 (ja) 木材パルプの過酸化物漂白方法
JPH05247866A (ja) 粗セルロースの脱リグニン化方法
US4409066A (en) Bleaching procedure using chlorine dioxide and chlorine solutions
JPH0453991B2 (ja)
JP2630349B2 (ja) 再生パルプ製造方法
JP2001192991A (ja) アルカリパルプの漂白方法
JP4009790B2 (ja) 上・中質系古紙パルプの高白色度漂白方法
SU1449605A1 (ru) Способ отбелки сульфитной целлюлозы
JPH0641889A (ja) 着色古紙の脱色及び漂白方法
US4325783A (en) Bleaching procedure using chlorine dioxide and chlorine solutions

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees