JPH0587709B2 - - Google Patents
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- JPH0587709B2 JPH0587709B2 JP17390584A JP17390584A JPH0587709B2 JP H0587709 B2 JPH0587709 B2 JP H0587709B2 JP 17390584 A JP17390584 A JP 17390584A JP 17390584 A JP17390584 A JP 17390584A JP H0587709 B2 JPH0587709 B2 JP H0587709B2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/14—Control of torque converter lock-up clutches
- F16H61/143—Control of torque converter lock-up clutches using electric control means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
Description
[産業上の利用分野]
本発明は主に車両用自動変速機に用いられるト
ルクコンバータ、フリユイツドカツプリングなど
流体伝動装置の入出力部材間を直結するため、該
流体伝動装置ケース内に設けられる直結クラツチ
(ロツクアツプクラツチ)の制御装置に関する。 [従来の技術] 直結クラツチは流体伝動装置のケース内に、入
力部材または出力部材の一方に摩擦面、他方にク
ラツチデイスクを設け、流体(油)圧制御装置内
に設けた直結クラツチ制御装置により前記クラツ
チデイスクの両面(前記摩擦面に対向したクラツ
チ解放がわ面、および通常流体伝動装置がわであ
る面であるクラツチの係合がわ面)に作動流体の
圧力差を発生させ、前記摩擦面とクラツチデイス
クとの係脱を行う。この直結クラツチの制御装置
として、出願人は先に特願昭59−257065号(特開
昭60−146958号公報参照)の装置を提案してい
る。この装置は、クラツチデイスクの一方の面が
わと他方の面がわの油圧源への連通及びドレイン
を切換える第1スプール弁(ロツクアツプリレー
弁)に加えて、前記圧力差の変化を調節する第2
スプール弁(ロツクアツプコントロール弁)を設
け、これら第1及び第2のスプール弁を電磁ソレ
ノイド弁からのソレノイド圧の印加により制御す
るもので、電磁ソレノイド弁はデユーテイ制御さ
れ、第1デユーテイ比領域で前記第1スプール弁
を制御し、第2デユーテイ比領域で前記第2スプ
ール弁を制御する構成とされている。 このような制御装置によれば、第2のスプール
弁により車両走行条件に応じた精密なクラツチ係
合及び解放圧制御が可能となるため、直結クラツ
チの滑らかな係合及び解放が可能となるほか、第
1及び第2のスプール弁の制御手段の共通化によ
る油圧回路構成の簡素化を図ることができる利点
が得られる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上記既提案の装置では、第2ス
プール弁にその制御圧として印加されるソレノイ
ド圧がソレノイド弁のデユーテイ制御により脈動
した場合、第2スプール弁の調節油圧にも脈動の
影響が伝わり、クラツチデイスクがチヤタリング
する可能性があつた。 そこで本発明は、第1及び第2のスプール弁を
共通のソレノイド弁のデユーテイ制御により作動
させる制御装置の制御特性をさらに改善すべく、
第2スプール弁に印加されるソレノイド圧の脈動
を減衰させて、クラツチデイスクのチヤタリング
を確実に防止することができる直結クラツチ制御
装置を提供することを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 上述の目的を達成するため本発明は、流体伝動
装置内に設けられ、クラツチデイスクの両面に加
わる作動流体の圧力差により前記流体伝動装置の
入力部材と出力部材とを係合及び解放させる流体
伝動装置の直結クラツチ制御装置において、前記
直結クラツチに前記作動流体を供給する油圧源
と、前記クラツチデイスクの両面に圧力差を生じ
させるべく、前記クラツチデイスクの一方の面が
わと他方の面がわの前記油圧源への連通及びドレ
インを切換える第1スプール弁と、前記圧力差の
変化を調節する第2スプール弁と、前記第1及び
第2のスプール弁をソレノイド圧の印加により制
御すべくデユーテイ制御され、第1デユーテイ比
領域で前記第1スプール弁を制御し、第2デユー
テイ比領域で前記第2スプール弁を制御する電磁
ソレノイド弁と、前記第2スプール弁に印加され
るソレノイド圧の脈動を減衰させる油圧振動減衰
装置とからなることを構成とする。 〔発明の作用及び効果〕 本発明では、第2スプール弁に印加されるソレ
ノイド圧の脈動が油圧振動減衰装置により抑制さ
れるため、第2スプール弁による油圧制御特性を
一層安定化させることができる。 したがつて、本発明によれば、既提案の装置に
より得られる前述の効果に加えて、直結クラツチ
係合及び解放時のクラツチデイスクのチヤタリン
グを確実に防止して、より円滑な直結クラツチの
係合及び解放制御を行うことができる効果も得ら
れる。 [実施例] 本発明の流体伝動装置の直結クラツチ制御装置
を図に示す一実施例に基づき説明する。 第3図は車両用自動変速機の断面を示す。 自動変速機100は、流体伝動装置(本実施例
ではトルクコンバータ)200と、トランスミツ
シヨン300と、油圧制御装置400とから構成
される。 トランスミツシヨン300は、第1プラネタリ
ギアセツトP1、油圧サーボにより作動される1
つの多板クラツチC0、1つの多板ブレーキB
0、および1つの一方向クラツチF0を備えるオ
ーバードライブ遊星歯車変速装置10と、第2プ
ラネタリギアセツトp2、第3プラネタリギアセ
ツトp3、油圧サーボにより作動される2つの多
板クラツチC1、C2、1つのベルトブレーキB
1、2つの多板ブレーキB2、B3、および2つ
の一方向クラツチF1、F2を備える前進3段後
進1段のアンダードライブ遊星歯車変速装置40
とから構成される。 自動変速機100のケース110は、トルクコ
ンバータ200を収容するトルクコンバータハウ
ジング120、オーバードライブ遊星歯車変速装
置10とアンダードライブ遊星歯車変速装置40
とを直列的に収容するトランスミツシヨンケース
130、自動変速機100の後側を蓋するエクス
テンシヨンハウジング140とからなり、これら
トルクコンバータハウジング120と、トランス
ミツシヨンケース130と、エクステンシヨンハ
ウジング140とはそれぞれ多数のボルトで同軸
心を有するよう締結されている。 トルクコンバータ200は、前記トルクコンバ
ータハウジング120の前方(エンジン側)が開
いたトルクコンバータ室121に収容され、エン
ジンの出力軸に連結した入力部材であるフロント
カバー111、該フロントカバー111に球周で
溶接された円環板状のリアカバー112、該リア
カバー112の内周壁面の内壁に周設されたポン
プインペラ205、該ポンプインペラ205に対
向して配置されたタービンランナ206、該ター
ビンランナ206を保持しているタービンシエル
207、一方向クラツチ202を介して固定軸2
03に支持されるステータ201、および前記フ
ロントカバー111の内面に設けられた摩擦面2
0と出力部材であるタービンハブ208に内周が
連結された円環板状のクラツチデイスク50から
なり、前記フロントカバー111とタービンハブ
208との間を直結する直結クラツチ(ロツクア
ツプクラツチ)80を備えている。前記トルクコ
ンバータ室121とその後方に連続する前記トラ
ンスミツシヨンケース130の筒状の変速装置室
132との間には、内部に歯車式オイルポンプ1
50が設けられるとともに中心部に前向きに突出
する筒状部152を有する環状オイルポンプボデ
イ151がトランスミツシヨンケース130の前
がわ端面にインロー嵌合されるとともに締結さ
れ、また前記オイルポンプボデイ151の後側に
は、前記筒状部152と同軸心を有し後向きに突
出する筒状のフロントサポート153を有するオ
イルポンプカバー154が締着されている。前記
オイルポンプボデイ151とオイルポンプカバー
154とはオイルポンプハウジング155を形成
し、前記トルクコンバータ室121と変速装置室
132との隔壁であるとともにトランスミツシヨ
ン300の前部支壁となつている。また、前記ト
ランスミツシヨンケース130の変速装置室13
2の中間にはオーバードライブ機構室133とア
ンダードライブ機構室134とを区隔するととも
に後向きに突出する筒状のセンターサポート15
8を有する中間支壁159が別体で鋳造されて嵌
め込まれている。トランスミツシヨンケース13
0の後部には、前向きに突出する筒状のリアサポ
ート156を有する後部支壁157がトランスミ
ツシヨンケース130と一体鋳造されて設けられ
ている。前記オイルポンプハウジング(前部支壁
たは隔壁)155と後部支壁157の間が前記ト
ランスミツシヨン300を収納する変速装置室1
32をなし、後部支壁157とエクステンシヨン
ハウジング140の間が変速装置の出力軸室14
1を形成していて、該出力軸室141内には電子
制御式センサロータ143、スピードドメータド
ライブギア144が出力軸に固着されて設けら
れ、た後端部には前記フロントサポート153と
同軸心にプロペラシヤフト(図示せず)に連結さ
れて図示しないスリーブヨークが挿通される。 前記フロントサポート153の内側には前記固
定軸203の内側にトルクコンバータ200の出
力軸であるトランスミツシヨンの入力軸11が回
転自在に支持されている。該入力軸11はフロン
トサポート153の後方に外周にフランジ部12
aが設けられた大径後端部12を有し、該後端部
12の軸心には後向きの中心穴13が形成されて
いる。前記入力軸11の後方には、入力軸11に
同軸心を有し直列的に配された中間伝動軸14が
回転自在に設けられている。該中間伝動軸14
は、その先端が前記中心穴13内に差し込まれ
て、該中心穴13の内周壁とブツシユ(メタルベ
アリング)を介して回転自在に摺接し、その大径
後端部15には軸心に後向きの中心穴16が形成
されている。中間伝動軸14の後方には該中間伝
動軸14と同軸心心を有し直列的に配された出力
軸36が回転自在に設けられている。該出力軸3
6はその先端が前記中間伝動軸14の中心穴16
内に差し込まれ該中心穴16の内壁とブツシユを
介して摺接している。出力軸36は、中間部37
において第3プラネタリギアセツトp3のリング
ギアR2と噛合すると共に後方に突出した軸支部
81を設けているフランジ板82とスプライン嵌
合し、後部38で前記図示しないスリーブヨーク
とスプライン嵌合している。 オーバードライブ機構室133において、前記
入力軸11の後側に第1プラネタリギアセツトp
1が設けられ、そのリングギアR0は中間伝動軸
14にフランジ板22を介して結合され、プラネ
タリキヤリアP0は入力軸11のフランジ部12
aと結合され、サンギアS0はインナレース軸2
3に形成されている。第1プラネタリギアセツト
p1の前側には、後方に開口する第1油圧サーボ
ドラム24がインナレース軸23に固着され、そ
の外周壁とインナレース軸23の間に環状ピスト
ン25が嵌込まれてクラツチC0の油圧サーボC
−0を形成すると共にインナレース軸23側にリ
ターンスプリング26、外周壁の内側にクラツチ
C0が装着され、該クラツチC0を介してプラネ
タリキヤリアP0と連結されている。第1油圧サ
ーボドラム24の内周にインナレース軸23をイ
ンナレースとする一方向クラツチF0が設けら
れ、その外周にアウタレース27とトランスミツ
シヨンケース130の間にクラツチC0およびブ
レーキB0が設けられ、その後側の中間支壁15
9の外筒部31の前側にピストン29が嵌め込ま
れブレーキB0の油圧サーボB−0を形成し、外
筒部31の先端にリターンスプリング32が嵌め
込まれている。 アンダードライブ機構室134内において、ま
ず前方には、後方に開口する第2油圧サーボドラ
ム41がセンターサポート158に回転自在に外
嵌され、その内外周壁間に環状ピストン42が嵌
め込まれてクラツチC2の油圧サーボC−2を形
成すると共に内周壁側にリターンスプリング4
4、外周壁の内側にクラツチC2が装着されてい
る。前記第2油圧サーボドラム41の後側には、
後方に開口すると共に前方にクラツチハブ35が
溶接された第3油圧サーボドラム46が中間伝動
軸14の後端部15に固着され、該後端部15と
外周壁との間に環状ピストン47が嵌め込まれて
クラツチC1の油圧サーボC−1を形成すると共
に内周側にリターンスプリング49、さらにクラ
ツチハブ35の外周にクラツチC2が装着され、
クラツチC2を介して第2油圧サーーボドラム4
1、および第3油圧サーボドラム46が連結され
ている。該第3油圧サーボドラム46の後側に
は、第2プラネタリギアセツトp2が設けられ、
そのリングギアR1はクラツチハブ48およびク
ラツチC1を介して第3油圧サーボドラム46に
連結され、プラネタリキヤリアP1は前記出力軸
36の先端部にスプライン嵌合し、サンギアS1
はサンギア軸45に一体に形成されている。ま
た、第2油圧サーボドラムおよび第3油圧サーボ
ドラム41、46および第2プラネタリギアセツ
トp2を最小空間でカバーするよう成型された連
結ドラム60が、その先端で第2油圧サーボドラ
ム41の外周に固着され、後端は、第2プラネタ
リギアセツトp2の後側でサンギア軸45に連結
され、外周側にベルト(バンド)ブレーキB1が
設けられている。 前記ブレーキB2の後側のトランスミツシヨン
ケース130内側に形成されたスプライン75に
は、前方からブレーキB2のブレーキデイスクb
2、第4油圧サーボドラム2のアウタスプライ
ン、ブレーキB3のブレーキデイスクb3がスプ
ライン嵌合され、その後側の後部支壁157のリ
アサポート156外周側とトランスミツシヨンケ
ース130の間の環状穴にピストン77が嵌め込
まれてブレーキB3の油圧サーボB−3を形成
し、また該油圧サーボB−3のリターンスプリン
グ79はリアサポート156先端に装着されたフ
ランジ板により支持されている。前記ブレーキB
2の内側には、サンギア軸45をインナレースと
する一方向クラツチF1が設けられ、アウタレー
ス39がブレーキB2と接続され、前記一方向ク
ラツチF1の後側にインナレース83が第4油圧
サーボドラム72と内径においてスプライン嵌合
した一方向クラツチF2が装着されている。第3
プラネタリギアセツトp3は、サンギアS2がサ
ンギア軸45と一体に形成され、プラネタリキヤ
リアP2が前側の一方向クラツチF2のアウタレ
ース86に連結されると共にブレーキB3と連結
され、外周にパーキングギア85を周設したリン
グギアR2が出力軸36の中間部37に連結され
ている。前記パーキングギア85は自動変速機の
シフトレバーをパーキング(P)位置に選択したと
き、パーキング爪84がパーキングギア85に噛
み合い出力軸36を固定する。 前方に開口した環状の第4油圧サーボドラム7
2には中間筒71がプレス成型され、前記第4油
圧サーボドラム72と中間筒71との間に環状ピ
ストン73が嵌め込まれてブレーキB2の油圧サ
ーボB−2を形成すると共に、第4油圧サーボド
ラム72の内周壁と中間筒71との間にリターン
スプリング74、外周壁の内側にブレーキB2が
装着されている。 トランスミツシヨン300は、車速、スロツト
ル開度など車両の走行条件に応じてトランスミツ
シヨンケース130の下部にボルト402により
締結されたオイルパン401に内蔵されたバルブ
ボデイ403内の油圧制御装置400から各摩擦
係合装置の油圧サーボに選択的に出力する油圧に
より、各クラツチおよびブレーキの係合または解
放が行われ、前進4段の変速または後進1段の変
速を行うようになつている。各クラツチ、ブレー
キ、一方向クラツチの作動と達成される変速段
(RANGE)の一例を表1に示す。
ルクコンバータ、フリユイツドカツプリングなど
流体伝動装置の入出力部材間を直結するため、該
流体伝動装置ケース内に設けられる直結クラツチ
(ロツクアツプクラツチ)の制御装置に関する。 [従来の技術] 直結クラツチは流体伝動装置のケース内に、入
力部材または出力部材の一方に摩擦面、他方にク
ラツチデイスクを設け、流体(油)圧制御装置内
に設けた直結クラツチ制御装置により前記クラツ
チデイスクの両面(前記摩擦面に対向したクラツ
チ解放がわ面、および通常流体伝動装置がわであ
る面であるクラツチの係合がわ面)に作動流体の
圧力差を発生させ、前記摩擦面とクラツチデイス
クとの係脱を行う。この直結クラツチの制御装置
として、出願人は先に特願昭59−257065号(特開
昭60−146958号公報参照)の装置を提案してい
る。この装置は、クラツチデイスクの一方の面が
わと他方の面がわの油圧源への連通及びドレイン
を切換える第1スプール弁(ロツクアツプリレー
弁)に加えて、前記圧力差の変化を調節する第2
スプール弁(ロツクアツプコントロール弁)を設
け、これら第1及び第2のスプール弁を電磁ソレ
ノイド弁からのソレノイド圧の印加により制御す
るもので、電磁ソレノイド弁はデユーテイ制御さ
れ、第1デユーテイ比領域で前記第1スプール弁
を制御し、第2デユーテイ比領域で前記第2スプ
ール弁を制御する構成とされている。 このような制御装置によれば、第2のスプール
弁により車両走行条件に応じた精密なクラツチ係
合及び解放圧制御が可能となるため、直結クラツ
チの滑らかな係合及び解放が可能となるほか、第
1及び第2のスプール弁の制御手段の共通化によ
る油圧回路構成の簡素化を図ることができる利点
が得られる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上記既提案の装置では、第2ス
プール弁にその制御圧として印加されるソレノイ
ド圧がソレノイド弁のデユーテイ制御により脈動
した場合、第2スプール弁の調節油圧にも脈動の
影響が伝わり、クラツチデイスクがチヤタリング
する可能性があつた。 そこで本発明は、第1及び第2のスプール弁を
共通のソレノイド弁のデユーテイ制御により作動
させる制御装置の制御特性をさらに改善すべく、
第2スプール弁に印加されるソレノイド圧の脈動
を減衰させて、クラツチデイスクのチヤタリング
を確実に防止することができる直結クラツチ制御
装置を提供することを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 上述の目的を達成するため本発明は、流体伝動
装置内に設けられ、クラツチデイスクの両面に加
わる作動流体の圧力差により前記流体伝動装置の
入力部材と出力部材とを係合及び解放させる流体
伝動装置の直結クラツチ制御装置において、前記
直結クラツチに前記作動流体を供給する油圧源
と、前記クラツチデイスクの両面に圧力差を生じ
させるべく、前記クラツチデイスクの一方の面が
わと他方の面がわの前記油圧源への連通及びドレ
インを切換える第1スプール弁と、前記圧力差の
変化を調節する第2スプール弁と、前記第1及び
第2のスプール弁をソレノイド圧の印加により制
御すべくデユーテイ制御され、第1デユーテイ比
領域で前記第1スプール弁を制御し、第2デユー
テイ比領域で前記第2スプール弁を制御する電磁
ソレノイド弁と、前記第2スプール弁に印加され
るソレノイド圧の脈動を減衰させる油圧振動減衰
装置とからなることを構成とする。 〔発明の作用及び効果〕 本発明では、第2スプール弁に印加されるソレ
ノイド圧の脈動が油圧振動減衰装置により抑制さ
れるため、第2スプール弁による油圧制御特性を
一層安定化させることができる。 したがつて、本発明によれば、既提案の装置に
より得られる前述の効果に加えて、直結クラツチ
係合及び解放時のクラツチデイスクのチヤタリン
グを確実に防止して、より円滑な直結クラツチの
係合及び解放制御を行うことができる効果も得ら
れる。 [実施例] 本発明の流体伝動装置の直結クラツチ制御装置
を図に示す一実施例に基づき説明する。 第3図は車両用自動変速機の断面を示す。 自動変速機100は、流体伝動装置(本実施例
ではトルクコンバータ)200と、トランスミツ
シヨン300と、油圧制御装置400とから構成
される。 トランスミツシヨン300は、第1プラネタリ
ギアセツトP1、油圧サーボにより作動される1
つの多板クラツチC0、1つの多板ブレーキB
0、および1つの一方向クラツチF0を備えるオ
ーバードライブ遊星歯車変速装置10と、第2プ
ラネタリギアセツトp2、第3プラネタリギアセ
ツトp3、油圧サーボにより作動される2つの多
板クラツチC1、C2、1つのベルトブレーキB
1、2つの多板ブレーキB2、B3、および2つ
の一方向クラツチF1、F2を備える前進3段後
進1段のアンダードライブ遊星歯車変速装置40
とから構成される。 自動変速機100のケース110は、トルクコ
ンバータ200を収容するトルクコンバータハウ
ジング120、オーバードライブ遊星歯車変速装
置10とアンダードライブ遊星歯車変速装置40
とを直列的に収容するトランスミツシヨンケース
130、自動変速機100の後側を蓋するエクス
テンシヨンハウジング140とからなり、これら
トルクコンバータハウジング120と、トランス
ミツシヨンケース130と、エクステンシヨンハ
ウジング140とはそれぞれ多数のボルトで同軸
心を有するよう締結されている。 トルクコンバータ200は、前記トルクコンバ
ータハウジング120の前方(エンジン側)が開
いたトルクコンバータ室121に収容され、エン
ジンの出力軸に連結した入力部材であるフロント
カバー111、該フロントカバー111に球周で
溶接された円環板状のリアカバー112、該リア
カバー112の内周壁面の内壁に周設されたポン
プインペラ205、該ポンプインペラ205に対
向して配置されたタービンランナ206、該ター
ビンランナ206を保持しているタービンシエル
207、一方向クラツチ202を介して固定軸2
03に支持されるステータ201、および前記フ
ロントカバー111の内面に設けられた摩擦面2
0と出力部材であるタービンハブ208に内周が
連結された円環板状のクラツチデイスク50から
なり、前記フロントカバー111とタービンハブ
208との間を直結する直結クラツチ(ロツクア
ツプクラツチ)80を備えている。前記トルクコ
ンバータ室121とその後方に連続する前記トラ
ンスミツシヨンケース130の筒状の変速装置室
132との間には、内部に歯車式オイルポンプ1
50が設けられるとともに中心部に前向きに突出
する筒状部152を有する環状オイルポンプボデ
イ151がトランスミツシヨンケース130の前
がわ端面にインロー嵌合されるとともに締結さ
れ、また前記オイルポンプボデイ151の後側に
は、前記筒状部152と同軸心を有し後向きに突
出する筒状のフロントサポート153を有するオ
イルポンプカバー154が締着されている。前記
オイルポンプボデイ151とオイルポンプカバー
154とはオイルポンプハウジング155を形成
し、前記トルクコンバータ室121と変速装置室
132との隔壁であるとともにトランスミツシヨ
ン300の前部支壁となつている。また、前記ト
ランスミツシヨンケース130の変速装置室13
2の中間にはオーバードライブ機構室133とア
ンダードライブ機構室134とを区隔するととも
に後向きに突出する筒状のセンターサポート15
8を有する中間支壁159が別体で鋳造されて嵌
め込まれている。トランスミツシヨンケース13
0の後部には、前向きに突出する筒状のリアサポ
ート156を有する後部支壁157がトランスミ
ツシヨンケース130と一体鋳造されて設けられ
ている。前記オイルポンプハウジング(前部支壁
たは隔壁)155と後部支壁157の間が前記ト
ランスミツシヨン300を収納する変速装置室1
32をなし、後部支壁157とエクステンシヨン
ハウジング140の間が変速装置の出力軸室14
1を形成していて、該出力軸室141内には電子
制御式センサロータ143、スピードドメータド
ライブギア144が出力軸に固着されて設けら
れ、た後端部には前記フロントサポート153と
同軸心にプロペラシヤフト(図示せず)に連結さ
れて図示しないスリーブヨークが挿通される。 前記フロントサポート153の内側には前記固
定軸203の内側にトルクコンバータ200の出
力軸であるトランスミツシヨンの入力軸11が回
転自在に支持されている。該入力軸11はフロン
トサポート153の後方に外周にフランジ部12
aが設けられた大径後端部12を有し、該後端部
12の軸心には後向きの中心穴13が形成されて
いる。前記入力軸11の後方には、入力軸11に
同軸心を有し直列的に配された中間伝動軸14が
回転自在に設けられている。該中間伝動軸14
は、その先端が前記中心穴13内に差し込まれ
て、該中心穴13の内周壁とブツシユ(メタルベ
アリング)を介して回転自在に摺接し、その大径
後端部15には軸心に後向きの中心穴16が形成
されている。中間伝動軸14の後方には該中間伝
動軸14と同軸心心を有し直列的に配された出力
軸36が回転自在に設けられている。該出力軸3
6はその先端が前記中間伝動軸14の中心穴16
内に差し込まれ該中心穴16の内壁とブツシユを
介して摺接している。出力軸36は、中間部37
において第3プラネタリギアセツトp3のリング
ギアR2と噛合すると共に後方に突出した軸支部
81を設けているフランジ板82とスプライン嵌
合し、後部38で前記図示しないスリーブヨーク
とスプライン嵌合している。 オーバードライブ機構室133において、前記
入力軸11の後側に第1プラネタリギアセツトp
1が設けられ、そのリングギアR0は中間伝動軸
14にフランジ板22を介して結合され、プラネ
タリキヤリアP0は入力軸11のフランジ部12
aと結合され、サンギアS0はインナレース軸2
3に形成されている。第1プラネタリギアセツト
p1の前側には、後方に開口する第1油圧サーボ
ドラム24がインナレース軸23に固着され、そ
の外周壁とインナレース軸23の間に環状ピスト
ン25が嵌込まれてクラツチC0の油圧サーボC
−0を形成すると共にインナレース軸23側にリ
ターンスプリング26、外周壁の内側にクラツチ
C0が装着され、該クラツチC0を介してプラネ
タリキヤリアP0と連結されている。第1油圧サ
ーボドラム24の内周にインナレース軸23をイ
ンナレースとする一方向クラツチF0が設けら
れ、その外周にアウタレース27とトランスミツ
シヨンケース130の間にクラツチC0およびブ
レーキB0が設けられ、その後側の中間支壁15
9の外筒部31の前側にピストン29が嵌め込ま
れブレーキB0の油圧サーボB−0を形成し、外
筒部31の先端にリターンスプリング32が嵌め
込まれている。 アンダードライブ機構室134内において、ま
ず前方には、後方に開口する第2油圧サーボドラ
ム41がセンターサポート158に回転自在に外
嵌され、その内外周壁間に環状ピストン42が嵌
め込まれてクラツチC2の油圧サーボC−2を形
成すると共に内周壁側にリターンスプリング4
4、外周壁の内側にクラツチC2が装着されてい
る。前記第2油圧サーボドラム41の後側には、
後方に開口すると共に前方にクラツチハブ35が
溶接された第3油圧サーボドラム46が中間伝動
軸14の後端部15に固着され、該後端部15と
外周壁との間に環状ピストン47が嵌め込まれて
クラツチC1の油圧サーボC−1を形成すると共
に内周側にリターンスプリング49、さらにクラ
ツチハブ35の外周にクラツチC2が装着され、
クラツチC2を介して第2油圧サーーボドラム4
1、および第3油圧サーボドラム46が連結され
ている。該第3油圧サーボドラム46の後側に
は、第2プラネタリギアセツトp2が設けられ、
そのリングギアR1はクラツチハブ48およびク
ラツチC1を介して第3油圧サーボドラム46に
連結され、プラネタリキヤリアP1は前記出力軸
36の先端部にスプライン嵌合し、サンギアS1
はサンギア軸45に一体に形成されている。ま
た、第2油圧サーボドラムおよび第3油圧サーボ
ドラム41、46および第2プラネタリギアセツ
トp2を最小空間でカバーするよう成型された連
結ドラム60が、その先端で第2油圧サーボドラ
ム41の外周に固着され、後端は、第2プラネタ
リギアセツトp2の後側でサンギア軸45に連結
され、外周側にベルト(バンド)ブレーキB1が
設けられている。 前記ブレーキB2の後側のトランスミツシヨン
ケース130内側に形成されたスプライン75に
は、前方からブレーキB2のブレーキデイスクb
2、第4油圧サーボドラム2のアウタスプライ
ン、ブレーキB3のブレーキデイスクb3がスプ
ライン嵌合され、その後側の後部支壁157のリ
アサポート156外周側とトランスミツシヨンケ
ース130の間の環状穴にピストン77が嵌め込
まれてブレーキB3の油圧サーボB−3を形成
し、また該油圧サーボB−3のリターンスプリン
グ79はリアサポート156先端に装着されたフ
ランジ板により支持されている。前記ブレーキB
2の内側には、サンギア軸45をインナレースと
する一方向クラツチF1が設けられ、アウタレー
ス39がブレーキB2と接続され、前記一方向ク
ラツチF1の後側にインナレース83が第4油圧
サーボドラム72と内径においてスプライン嵌合
した一方向クラツチF2が装着されている。第3
プラネタリギアセツトp3は、サンギアS2がサ
ンギア軸45と一体に形成され、プラネタリキヤ
リアP2が前側の一方向クラツチF2のアウタレ
ース86に連結されると共にブレーキB3と連結
され、外周にパーキングギア85を周設したリン
グギアR2が出力軸36の中間部37に連結され
ている。前記パーキングギア85は自動変速機の
シフトレバーをパーキング(P)位置に選択したと
き、パーキング爪84がパーキングギア85に噛
み合い出力軸36を固定する。 前方に開口した環状の第4油圧サーボドラム7
2には中間筒71がプレス成型され、前記第4油
圧サーボドラム72と中間筒71との間に環状ピ
ストン73が嵌め込まれてブレーキB2の油圧サ
ーボB−2を形成すると共に、第4油圧サーボド
ラム72の内周壁と中間筒71との間にリターン
スプリング74、外周壁の内側にブレーキB2が
装着されている。 トランスミツシヨン300は、車速、スロツト
ル開度など車両の走行条件に応じてトランスミツ
シヨンケース130の下部にボルト402により
締結されたオイルパン401に内蔵されたバルブ
ボデイ403内の油圧制御装置400から各摩擦
係合装置の油圧サーボに選択的に出力する油圧に
より、各クラツチおよびブレーキの係合または解
放が行われ、前進4段の変速または後進1段の変
速を行うようになつている。各クラツチ、ブレー
キ、一方向クラツチの作動と達成される変速段
(RANGE)の一例を表1に示す。
【表】
表1において、Eは対応するクラツチ、ブレー
キが係合していることを示す。(L)は対応する一方
向クラツチがエンジンドライブ状態においてのみ
係合し、エンジンブレーキ状態においては係合し
ないことを示す。さらにLは対応する一方向クラ
ツチはエンジンドライブ状態において係合してい
るが、その係合はこれと並列に組込まれたクラツ
チあるいはブレーキによつて動力の伝達が保障さ
れていることから必ずしも必要とされないこと
(ロツク)を示す。さらにfは対応する一方向ク
ラツチがフリーであることを示す。さらに×は対
応するクラツチおよびブレーキが解放しているこ
とを示す。S1、S2の〇はソレノイドONを示
す。S1、S2の×はソレノイドOFFを示す。
S3の◎はソレノイドS3のデユーテイ比に応じ
て直結クラツチがONできる場合を示す。 第4図は第3図に示した自動変速機の油圧制御
装置400の油圧回路を示す。 油圧回路は、第3図で示したオイルパン401
に内蔵された油圧バルブボデイ403の下面に締
結されたオイルストレーナ410、オイルポンプ
411、クーラバイパス弁415、プレツシヤリ
リーフ弁416、レリーズクラツチコントロール
弁417、レリーズブレーキコントロール弁41
8、ロツクアツプリレー弁420、圧力調整弁
(レギユレータ弁)430、第2圧力調整弁45
0、カツトバツク弁460、前記直結クラツチ5
0の解放時における前記ロツクアツプリレー弁4
20からのドレイン油路6Dからの排圧速度を制
御するロツクアツプコントロール弁470、第1
のアキユームレータ制御弁480、第2のアキユ
ームレータ制御弁490、スロツトル弁500、
運転者の手動による油圧切換え弁であるマニユア
ル弁510、自動による油圧切換え弁である各シ
フト弁(1−2シフト弁520、2−3シフト弁
530、3−4シフト弁540)、ブレーキB1
への供給油圧を調整すると共に第3速時にブレー
キB1の供給油を遮断するインターミイデイエイ
トコーストモジユレータ弁545、ブレーキB3
への供給油圧を調整するローコーストモジユレー
タ弁550、クラツチC0の係合、解放を円滑に
なさしめるアキユームレータ560、ブレーキB
0の係合を円滑になさしめるアキユームレータ5
70、クラツチC2の係合を円滑になさしめるア
キユームレータ580、ブレーキB2の係合を円
滑になさしめるアキユームレータ590、クラツ
チC0、C1、C2およびブレーキB0、B1、
B2、B3の各油圧サーボへ供給される圧油の流
量を制御するチエツク弁付流量制御弁(絞り)6
01、603、604、605、606、60
7、608、609、シヤツトル弁602、電子
回路(コンピユータ)の出力で開閉れ2−3シフ
ト弁530を制御する第1のソレノイド弁S1、
1−2シフト弁520と3−4シフト弁540の
双方を制御する第2のソレノイド弁S2、前記ロ
ツクアツプリレー弁420、およびロツクアツプ
コントロール弁470を制御する第3のソレノイ
ド弁S3、並びに各弁間およびクラツチ、ブレー
キの油圧シリンダを連絡する油路、および前記直
結クラツチ50の解放時における前記ロツクアツ
プリレー弁420からのドレイン油路6Dに前記
ロツクアツプコントロール弁470と並列して設
けられた絞りr1を含む各油路に適宜に挿入され
た絞りからなり、sは各油路間に設けられたオイ
ルストレーナを示す。 オイルパン403からオイルストレーナ410
を介して油圧ポンプ411により汲み上げられた
作動油は圧力調整弁430で所定の油圧(ライン
圧)に調整されて油路1へ供給される。油路1に
圧力調整弁430を介して連絡した油路6に流出
した余剰圧油は第2圧力調整弁450により、所
定のセカンダリライン圧(トルクコンバータ圧)、
トランスミツシヨン300の潤滑油路L1および
エクステンシヨンハウジング140の潤滑油路L
2への潤滑油圧に調圧される。またオイルポンプ
吐出口の一部は油路1または油路6よりロツクア
ツプリレー弁420を介してオイルクーラO/C
に供給され冷却される。 圧力調整弁430は、図示上方にスプリング4
31が背設されたスプール432と、該スプール
432に当接して直列されたプランジヤ438を
有し、スプール432は、図示上方から油路9を
介して前記プランジヤ438の上端ランド436
に印加されるスロツトル圧とスプリング431に
よるばね荷重とを受け、後進時にはさらに油路5
からプランジヤ438の下端ランド437に印加
されるライン圧を受け、図示下方からはスプール
432の下端ランド433に印加されるライン圧
のフイードバツク圧を受けて変位し、油路1と油
路6およびドレインポート435との連通面積を
調整して油路1に車両走行条件に応じたライン圧
を出力する。 マニユアル弁510は、運転席に設けられ、変
速範囲を選定するためのシフトレバー(セレクト
レバー)と連結されており、手動操作によりシフ
トレバーのレンジに応じてP(パーク)、R(リバ
ース)、N(ニユートラル))、D(ドライブ)また
はS(セカンド)またはL(ロー)の各位置に移動
する。表2に各シフトレバーのシフトレンジにお
ける油路1と油路2〜5との連通状態を示す。〇
は各油路2〜5が油路1に連通してライン圧が供
給されている場合を示し、×は各油路2〜5がマ
ニユアル弁のドレインポートに排圧されている状
態を表す。
キが係合していることを示す。(L)は対応する一方
向クラツチがエンジンドライブ状態においてのみ
係合し、エンジンブレーキ状態においては係合し
ないことを示す。さらにLは対応する一方向クラ
ツチはエンジンドライブ状態において係合してい
るが、その係合はこれと並列に組込まれたクラツ
チあるいはブレーキによつて動力の伝達が保障さ
れていることから必ずしも必要とされないこと
(ロツク)を示す。さらにfは対応する一方向ク
ラツチがフリーであることを示す。さらに×は対
応するクラツチおよびブレーキが解放しているこ
とを示す。S1、S2の〇はソレノイドONを示
す。S1、S2の×はソレノイドOFFを示す。
S3の◎はソレノイドS3のデユーテイ比に応じ
て直結クラツチがONできる場合を示す。 第4図は第3図に示した自動変速機の油圧制御
装置400の油圧回路を示す。 油圧回路は、第3図で示したオイルパン401
に内蔵された油圧バルブボデイ403の下面に締
結されたオイルストレーナ410、オイルポンプ
411、クーラバイパス弁415、プレツシヤリ
リーフ弁416、レリーズクラツチコントロール
弁417、レリーズブレーキコントロール弁41
8、ロツクアツプリレー弁420、圧力調整弁
(レギユレータ弁)430、第2圧力調整弁45
0、カツトバツク弁460、前記直結クラツチ5
0の解放時における前記ロツクアツプリレー弁4
20からのドレイン油路6Dからの排圧速度を制
御するロツクアツプコントロール弁470、第1
のアキユームレータ制御弁480、第2のアキユ
ームレータ制御弁490、スロツトル弁500、
運転者の手動による油圧切換え弁であるマニユア
ル弁510、自動による油圧切換え弁である各シ
フト弁(1−2シフト弁520、2−3シフト弁
530、3−4シフト弁540)、ブレーキB1
への供給油圧を調整すると共に第3速時にブレー
キB1の供給油を遮断するインターミイデイエイ
トコーストモジユレータ弁545、ブレーキB3
への供給油圧を調整するローコーストモジユレー
タ弁550、クラツチC0の係合、解放を円滑に
なさしめるアキユームレータ560、ブレーキB
0の係合を円滑になさしめるアキユームレータ5
70、クラツチC2の係合を円滑になさしめるア
キユームレータ580、ブレーキB2の係合を円
滑になさしめるアキユームレータ590、クラツ
チC0、C1、C2およびブレーキB0、B1、
B2、B3の各油圧サーボへ供給される圧油の流
量を制御するチエツク弁付流量制御弁(絞り)6
01、603、604、605、606、60
7、608、609、シヤツトル弁602、電子
回路(コンピユータ)の出力で開閉れ2−3シフ
ト弁530を制御する第1のソレノイド弁S1、
1−2シフト弁520と3−4シフト弁540の
双方を制御する第2のソレノイド弁S2、前記ロ
ツクアツプリレー弁420、およびロツクアツプ
コントロール弁470を制御する第3のソレノイ
ド弁S3、並びに各弁間およびクラツチ、ブレー
キの油圧シリンダを連絡する油路、および前記直
結クラツチ50の解放時における前記ロツクアツ
プリレー弁420からのドレイン油路6Dに前記
ロツクアツプコントロール弁470と並列して設
けられた絞りr1を含む各油路に適宜に挿入され
た絞りからなり、sは各油路間に設けられたオイ
ルストレーナを示す。 オイルパン403からオイルストレーナ410
を介して油圧ポンプ411により汲み上げられた
作動油は圧力調整弁430で所定の油圧(ライン
圧)に調整されて油路1へ供給される。油路1に
圧力調整弁430を介して連絡した油路6に流出
した余剰圧油は第2圧力調整弁450により、所
定のセカンダリライン圧(トルクコンバータ圧)、
トランスミツシヨン300の潤滑油路L1および
エクステンシヨンハウジング140の潤滑油路L
2への潤滑油圧に調圧される。またオイルポンプ
吐出口の一部は油路1または油路6よりロツクア
ツプリレー弁420を介してオイルクーラO/C
に供給され冷却される。 圧力調整弁430は、図示上方にスプリング4
31が背設されたスプール432と、該スプール
432に当接して直列されたプランジヤ438を
有し、スプール432は、図示上方から油路9を
介して前記プランジヤ438の上端ランド436
に印加されるスロツトル圧とスプリング431に
よるばね荷重とを受け、後進時にはさらに油路5
からプランジヤ438の下端ランド437に印加
されるライン圧を受け、図示下方からはスプール
432の下端ランド433に印加されるライン圧
のフイードバツク圧を受けて変位し、油路1と油
路6およびドレインポート435との連通面積を
調整して油路1に車両走行条件に応じたライン圧
を出力する。 マニユアル弁510は、運転席に設けられ、変
速範囲を選定するためのシフトレバー(セレクト
レバー)と連結されており、手動操作によりシフ
トレバーのレンジに応じてP(パーク)、R(リバ
ース)、N(ニユートラル))、D(ドライブ)また
はS(セカンド)またはL(ロー)の各位置に移動
する。表2に各シフトレバーのシフトレンジにお
ける油路1と油路2〜5との連通状態を示す。〇
は各油路2〜5が油路1に連通してライン圧が供
給されている場合を示し、×は各油路2〜5がマ
ニユアル弁のドレインポートに排圧されている状
態を表す。
【表】
スロツトル弁500は、アクセルペダルの踏み
込み量に応じてカム505が回転してスロツトル
プランジヤ501がストロークして該プランジヤ
501とばね504が背設されたスプール502
との間のばね503を介してスプール502を動
かし、油路1から供給されたライン圧をスロツト
ル開度に応じたスロツトル圧に調圧して油路9に
出力する。 ロツクアツプリレー弁420は、スプール42
2(図示上部)とプランジヤ424(図示下部)
とがスプリング426を介して直列された構成を
有する。スプール422は図示上端ランド422
A、中間ランド422Bおよび図示下端ランド4
22Cを有し、上方からは、絞りr10を介して
油路2Aに連絡されると共に前記ソレノイド弁S
3が設けられた油路2Dのソレノイド圧Psを受
け、下方からは前記スプリング426のばね荷重
を受けて変位される。前記ソレノイド圧Psが第
2図に示す設定値Ps1以下のときスプール43
2はスプリング426のばね荷重の方が大きいた
め図示示上方に設定され、トルクコンバータ20
0の油圧源である油路6と直結クラツチ解放がわ
油路6Aとを連絡すると共に本実施例ではオイル
クーラーの循環油路であるドドレイン油路6Cと
直結クラツチの係合がわ油路6Bとを連絡する。
これによりクラツチデイスク50のクラツチ解放
がわ面50Aはクラツチ係合がわ面50Bより高
油圧となり、クラツチデイスク50はフロントカ
バーの摩擦面20から離脱し、直結クラツチ80
は解放する。た油路2Dのソレノイド圧Psが設
定領域Ps2以上のときスプール422は図示下
方に設定され油路6は前記油路6Bと連絡し、油
路6Aは本実施例では絞りr1を介してドレイン
ポートに連絡すると共にレリーフ弁としての機能
も有するロツクアツプコントロール弁470のド
レインポート47bに連絡したドレイン油路6D
と連絡する。これによりクラツチデイスク50の
クラツチ係合がわ面50Bの油圧はクラツチ解放
がわ面50Aの油圧より高くなり、クラツチデイ
スク50は摩擦面20に圧接されて直結クラツチ
80は係合される。この場合において油路2Dの
ソレノイド圧はソレノイド弁S3がデユーテイ制
御されているため、車速、スロツトル開度などの
車両走行条件に応じて精密な油圧制御が可能であ
ると共に滑らかに昇降圧できるので半クラツチ状
態を介した直結クラツチの滑らかな係合および解
放ができる。 ロツクアツプコントロール弁470は、スプー
ル472(図示下部)と大径のプランジヤ474
(図示上部)とが直列されスプール472の下端
にスプリング476が背設された構成を有する。
スプール472およびプランジヤ474の大径ラ
ンド474Aに図示上端油室471に印加される
前記油路2Dのソレノイド圧Psを受け、下方か
ら前記スプール472に付与される前記スプリン
グ476のばね荷重および油路1から図示下端油
室477に入力され、スプール472の図示下端
ランド472Aに印加されるライン圧(スロツト
ル圧に関連している)を受け、さらに前記スプー
ル472とプランジヤ474との中間の油室47
5に絞りr2を介して供給される前記ドレイン油
路6Dの油圧を受けて変位される。 ドレイン油路6Dが前記油路6Aと連結された
とき、スプール472はソレノイド圧Psが設定
値以下の場合は上端ランド479に加わる油路6
Dからの油圧とスプリング476のばね荷重とに
より変位し、またソレノイド圧Psが設定値以上
の場合はソレノイド圧Psとスプリング476の
ばね荷重とにより変位し、油路6Dに連絡した常
開インポート47aとドレインポート47bとの
連通度合を調整し、ドレインポート4bからの排
油速度を調整(レリーフコントロール)する。こ
の排圧は前記直結クラツチのクラツチデイスク5
0が摩擦面20に接触するまでなされる。これに
より直結クラツチ80は係合の開始が迅速になさ
れる。前記接触後の油路6Dの排圧はリレーフコ
ントロール弁であるロツクアツプコントロール弁
470に並設された絞りr1を介して徐々になさ
れ、直結クラツチ容量はなめらかに増大する。こ
のドレインポート47bからの排圧はソレノイド
圧S3のデユーテイ比が第2図の第1の領域Z2
にあるときなされるように設定されており、これ
により車速、スロツトル開度などの車両走行条件
に応じて前記クラツチデイスク50のクラツチ解
放がわ面50Aにかかる油圧を徐々に降圧させ、
広範囲の車両走行条件において直結クラツチ80
の係合をスムーズに行い、直結クラツチ80の係
合シヨツクを低減させている。またインポート4
7aの図示上方には油路6に連絡したポート47
cが設けられており、スプール472が図示上方
に設定されているときは油路6Dと油路6とを連
絡してドレインポート47bは閉じられ、スプー
ル472が図示下方に設定されているときはポー
ト47cは閉じられ、油路47aはドレインポー
ト47bと連絡する。またスプール472が中間
にあるときはポート47cおよびドレインポート
47bの開口度合はスプール472の位置により
調整される。これにより油路6Dからの排圧速度
のコントロールがトルクコンバータ内の降圧を伴
わずなめらかに制御でき、トルクコンバータ内で
のキヤビテーシヨン防止効果が向上できる。この
場合において、油路2Dのソレノイド圧はソレノ
イド弁S3のデユーテイ制御により脈動するの
で、第1図に示す如く、上端油室471のインポ
ートに近い部分に絞りr3またはキヤパシタなど
の比較的強力な油圧振動減衰装置を入れることが
望ましい。また同じくスプール472の揺動を防
止するため第5図に示す如くロツクアツプコント
ロール弁470の各インアウトポートに絞りr
4、r5、r6などの減衰装置を取付けると良
い。 また本実施例ではスプリング476が背設され
た図示下端油室477に主に車速に関連して変化
する油圧Piの一例である油路1のライン圧P1を
導入し、前記直結クラツチの係合の開始時期およ
び伝達トルク容量の立上りを車両走行条件に関連
させている。これにより車両走行条件の広い範囲
において直結クラツチの係合が最適にコントロー
ルできる。 第1のソレノイド弁S1は、絞りr11を介し
油路2と関連した油路2Gにハイレベルのソレノ
イド圧(ライン圧に等しい)を生じせしめ、通電
時には油路2Gの圧油を排出させロウレベルのソ
レノイド圧を生じる。 第2のソレノイド弁S2は、非通電時には絞り
r12を介し油路1と連絡した油路1Hにハイレ
ベルのソレノイド圧を生ぜしめ、通電時には油路
1Hの圧油を排出させロウレベルのソレノイド圧
を生じる。 第3のソレノイド弁S3は、前述の如くデユー
テイー制御され油路2と絞りr10を介して連通
した油路2Dに連絡するロツクアツプリレー弁4
20の図示上端油室421およびロツクアツプコ
ントロール弁470の図示上端油室471の油圧
を制御する。 前記表1に電子回路により制御されるソレノイ
ド弁S1およびS2の通電(〇)、非通電(×)
と、シフトレバーのシフト位置と、自動変速機の
変速状態の関係を示した。 1−2シフト弁520は、図示下方にばね52
1を背設したスプール522を備え、ソレノイド
弁S2が非通電(OFF)され油路1Hにハイレ
ベルのソレノイド油圧が生じているときは図示上
端の油室524に該ハイレベルのソレノイド圧が
入り、該油圧の印加によりスプール522は図示
下方に設定されて第1速の位置となり、ソレノイ
ド弁S2が通電(ON)され油路1Hの圧油が排
圧されてロウレベルのソレノイド圧となつたとき
はスプール522は図示上方に設定されて第2速
の位置が得られる。第3、4速においては油路1
および2−3シフト弁530を介して油路1Bと
連絡した油路1Cから下端油室523にライン圧
が入り、スプール522はソレノイド圧の如何に
かかわらず図示上方に固定される。 2−3シフト弁530は、図示下方にばね53
1を背設したスプール532を備え、ソレノイド
弁S1が通電されており油路2Gがロウレベルの
ソレノイド圧となつているときスプール532は
ばね531の作用で図示上方に設定されて第1、
2速の位置となり、ソレノイド弁S1が非通電さ
れているときは油路2Gにハイレベルのソレノイ
ド圧が生じて油室534に印加されこのソレノイ
ド圧の作用でスプール532は図示下方に設定さ
れて第3、4速の位置となる。油路4にライン圧
が供給されたときは、下端油室533にライン圧
が供給されスプール532は第1速および第2速
がわである図示上方にロツクされる。 3−4シフト弁540は、図示下方にばね54
1を背設したスプール542を備え、油路1、2
−3シフト弁530、油路1Bを介して下端油室
544にライン圧が供給されている第1速、第2
速のとき、スプール542は該ライン圧およびば
ね541の作用でソレノイド圧の如何にかかわら
ず図示上方(第3速がわ)にロツクされ、ソレノ
イド弁S2が通電され油路1Hは排圧されロウレ
ベルの油圧となる第2速、第3速は、ばね541
の作用でスプール542は図示上方に設定され、
第4速ではソレノイド弁S2が非通電され油路1
Hにハイレベルのソレノイド圧が生じて上端油室
543に印加され、このソレノイド圧の作用でス
プール542は図示下方に設定される。 カツトバツク弁460は、図示上方から背設さ
れたスプリング461のばね荷重を受け、他方か
らは油路2Aのライン圧を受けて変位するスプー
ル462を有し、油路2Aにライン圧が供給され
ると、スプール462は図示上方に設定されてス
ロツトル圧が発生している油路9とカツトバツク
圧出力油路9Aとを連通させて該スロツトル圧を
カツトバツク圧として出力し、スロツトル弁50
0のスプール502の図示下端ランド507にカ
ツトバツク圧を印加させ、油路9に発生している
スロツトル圧をレベルダウンする。このスロツト
ル圧のレベルダウンにより、該スロツトル圧を入
力油圧とするレギユレータ弁430ではスプール
432が図示上方に変位し、油路1のライン圧を
レベルダウンさせる、いわゆるライン圧のカツト
バツクがなされる。 第1のアキユームレータコントロール(制御)
弁480は、図示下方にスプール481を有し、
図示上方にスプール481に直列され、ばね48
2を背設し、スプール側外周部の図示上端をスプ
ール481のプランジヤ側外周部の図示下端を包
含するよう(図示下方へ)突出した筒状部が形成
された大径のプランジヤ483を有し、スプール
481は下方より油路1を介して下端油室484
にライン圧を受け、上方よりばね482によるば
ね荷重と、絞りr13を介して油路1Mより上端
油室485に印加される出力油圧のフイードバツ
クを受けて変位され、油路1から供給されたライ
ン圧を調圧し、出力油圧P1として油路1Mに出
力する。 第2のアキユームレータ制御弁490は、図示
下方にばね491を背設したスプール492を有
し、該スプール492の上端ランド493には絞
りr14付油穴494が形成され、上端油室49
5と中間油室496を連絡している。スプール4
92は、下方よりばね491によるばね荷重と、
油路9からスプール492の大径の下端ランド4
97に印加されるスロツトル圧Pthを受け、上方
より油路1Mおよび絞りr14を介して上端ラン
ド493に印加する出力油圧(アキユームレータ
コントロール圧Pa)のフイードバツクを受けて
変位され、油路1Mから供給された第1のアキユ
ームレータ制御弁の出力油圧P1を調圧し、アキ
ユームレータコントロール圧Paとして油路1Q
に出力する。 つぎにマニユアル弁510の手動シフトによる
油圧制御装置の作動を説明する。 マニユアル弁510がNレンジにシフトされて
いるとき。 表2に示す如く油路1は油路2〜5のいずれと
も連絡せず、表1に示す如く第1および第2のソ
レノイド弁S1は通電、S2は非通電されてい
る。このため1−2シフト弁520、2−3シフ
ト弁530、3−4シフト弁540のスプールは
いずれもばねの作用で図示上方に位置されてい
る。マニユアル弁510を介さず油路1に3−4
シフト弁540、油路1Fおよびチエツク弁付流
量制御弁601を介して直接連絡しているクラツ
チC0のみが係合している。 マニユアル弁510をDレンジにシフトしたと
き。 表2に示す如く油路2にライン圧が供給されて
クラツチC1が係合される。 車両の発進時は表1に示す如くソレノイド弁S
1が通電、ソレノイド弁S2が非通電され1−2
シフト弁520のスプール522は図示下方にあ
り、ブレーキB1、B2に連絡する油路3B、2
Aは排圧され、ブレーキB3に連絡する油路5C
にも油圧が供給されないのでブレーキB1、B
2、B3は解放され、第1速走行がなされる。自
動変速時は表1に示す如く車速が予め設定した大
きさになつたときコンピユータの出力でソレノイ
ド弁S2が通電され1−2シフト弁520の油室
524に印加されたソレノイド圧はロウレベルに
反転するので、1−2シフト弁520のスプール
522は図示上方に移動し、油路2、1−2シフ
ト弁520、、油路2A、チエツク弁付流量制御
弁608を経て油圧が供給され、ブレーキB2が
係合して第2速へのアツプシフトが生ずる。 第3速へのアツプシフトは車速、スロツトル開
度などが所定値に達したときコンピユータの出力
でソレノイド弁S1が非通電され、2−3シフト
弁530のスプール532は図示下方に移動し、
油路1、2−3シフト弁530、油路1B、シヤ
ツトル弁602、チエツク弁付流量制御弁60
3、油路1Pを経て油圧が供給されてクラツチC
2が係合し、同時に1−2シフト弁520のスプ
ール522は油路1Cから下端油室523に供給
されたライン圧により図示上方(2速がわ)に固
定される。 第4速へのアツプシフトは上記と同様コンピユ
ータの出力でソレノイド弁S2が非通電され油路
1Hから上端油室543に供給されていたソレノ
イド圧がハイレベルに反転し、3−4シフト弁5
40のスプール542が図示下方に移動し、油路
1Fが排圧されると共に油路1Pに油圧が供給さ
れ、チエツク弁付流量制御弁605を介して油路
1Lに油圧が供給されクラツチC0が解放される
と共にブレーキB0が係合してなされる。 マニユアル弁510がSレンジにあるとき。 油路2に加えて油路3にライン圧が供給され
る。第1、2、3速は上記Dレンジのときと同様
のシフトがなされるが、油路3、油路1Eを経て
3−4シフト弁540の下端油室544にライン
圧が入りスプール542は図示上方に固定される
ので、第4速へのシフトは生じない。 た第2速においては、前記Dレンジ第2速の如
く油路2から1−2シフト弁520を介して油路
2A、2Dにライン圧が供給されると共に、油路
3から2−3シフト弁530、油路3A、1−2
シフト弁520を介して油路3Bにもライン圧が
供給されるので、油路3Cにライン圧が供給さ
れ、常時ブレーキB2およびブレーキB1の両者
が係合する第2速が達成され、Sレンジ第2速は
コースト時にエンジンブレーキが働くと共に伝動
トルク容量が増大する。 またマニユアル弁510がD位置で第4速の走
行中に手動でD−Sシフトを行つた場合、前記の
如く3−4シフト弁540の下端油室544への
ライン圧の導入によりただちに第3速にダウンシ
フトがなされ、予定した速度まで減速した時点で
コンピユータの出力がソレノイド弁S1を通電さ
せ、3−2ダウンシフトを生じさせ、エンジンブ
レーキの効く第2速が得られる。 マニユアル弁510がLレンジにあるとき。 油路2、油路3に加えて油路4にもライン圧が
供給される。第1、2速は上記Dレンジのときと
同様のシフトがなされるが油路4から2−3シフ
ト弁530の下端油室533にライン圧が入り、
スプール532を図示上方に固定するので第3速
へのシフトは生じない。また第1速は油路4、2
−3シフト弁530、油路4A、ローコーストモ
ジユレータ弁550、油路4B、1−2シフト弁
520、油路5Cを経て供給される油圧によりブ
レーキB3を係合させエンジンブレーキが効くよ
うになされている。また第2速ではマニユアル弁
510がSレンジにシフトされているときと同じ
である。また第3速状態で走行中Lレンジに手動
シフトしたときは、前記2−3シフト弁530の
下端油室533へのライン圧の導入によりただち
に第2速へダウンシフトがなされ、予定した速度
まで減速した時点でコンピユータの出力がソレノ
イド弁S2を通電させ、2−1ダエンシフトを生
じさせる。 マニユアル弁510がRレンジにあるとき。 表2に示す如く油路5に油圧が供給され、シヤ
ツトル弁62、チエツク弁付流量制御弁603お
よび油路1Pを介してライン圧が供給されてクラ
ツチC2が係合される。またソレノイド弁S1が
ONされているため2−3シフト弁530の上端
油室534のソレノイド圧はロウレベルであり、
スプール532は図示上方に設定され、油路1か
ら油路1Eにライン圧が供給され、3−4シフト
弁540の下端油室544にライン圧が供給さ
れ、ソレノイド弁のON、OFF如何にかかわら
ず、スプール542は上方に設定され、油路1よ
り油路1Fにライン圧が供給されてクラツチC0
が係合される。また1−2シフト弁520は、油
路1Cを介して下端油室523にライン圧が供給
されているため、ソレノイド弁S2のON、OFF
如何にかかわらずスプール522は図示上方に設
定され、油路5Cにライン圧が供給されてブレー
キB3が係合される。 マニユアル弁510がDまたはS、SまたはL
の各レンジにシフトされ、油路2にライン圧が生
じ、且つ1−2シフト弁520が第2速がわ(図
示上方)に設定されている場合は、油路2Dにラ
イン圧が生じ、前述の直結クラツチ制御が行われ
る。
込み量に応じてカム505が回転してスロツトル
プランジヤ501がストロークして該プランジヤ
501とばね504が背設されたスプール502
との間のばね503を介してスプール502を動
かし、油路1から供給されたライン圧をスロツト
ル開度に応じたスロツトル圧に調圧して油路9に
出力する。 ロツクアツプリレー弁420は、スプール42
2(図示上部)とプランジヤ424(図示下部)
とがスプリング426を介して直列された構成を
有する。スプール422は図示上端ランド422
A、中間ランド422Bおよび図示下端ランド4
22Cを有し、上方からは、絞りr10を介して
油路2Aに連絡されると共に前記ソレノイド弁S
3が設けられた油路2Dのソレノイド圧Psを受
け、下方からは前記スプリング426のばね荷重
を受けて変位される。前記ソレノイド圧Psが第
2図に示す設定値Ps1以下のときスプール43
2はスプリング426のばね荷重の方が大きいた
め図示示上方に設定され、トルクコンバータ20
0の油圧源である油路6と直結クラツチ解放がわ
油路6Aとを連絡すると共に本実施例ではオイル
クーラーの循環油路であるドドレイン油路6Cと
直結クラツチの係合がわ油路6Bとを連絡する。
これによりクラツチデイスク50のクラツチ解放
がわ面50Aはクラツチ係合がわ面50Bより高
油圧となり、クラツチデイスク50はフロントカ
バーの摩擦面20から離脱し、直結クラツチ80
は解放する。た油路2Dのソレノイド圧Psが設
定領域Ps2以上のときスプール422は図示下
方に設定され油路6は前記油路6Bと連絡し、油
路6Aは本実施例では絞りr1を介してドレイン
ポートに連絡すると共にレリーフ弁としての機能
も有するロツクアツプコントロール弁470のド
レインポート47bに連絡したドレイン油路6D
と連絡する。これによりクラツチデイスク50の
クラツチ係合がわ面50Bの油圧はクラツチ解放
がわ面50Aの油圧より高くなり、クラツチデイ
スク50は摩擦面20に圧接されて直結クラツチ
80は係合される。この場合において油路2Dの
ソレノイド圧はソレノイド弁S3がデユーテイ制
御されているため、車速、スロツトル開度などの
車両走行条件に応じて精密な油圧制御が可能であ
ると共に滑らかに昇降圧できるので半クラツチ状
態を介した直結クラツチの滑らかな係合および解
放ができる。 ロツクアツプコントロール弁470は、スプー
ル472(図示下部)と大径のプランジヤ474
(図示上部)とが直列されスプール472の下端
にスプリング476が背設された構成を有する。
スプール472およびプランジヤ474の大径ラ
ンド474Aに図示上端油室471に印加される
前記油路2Dのソレノイド圧Psを受け、下方か
ら前記スプール472に付与される前記スプリン
グ476のばね荷重および油路1から図示下端油
室477に入力され、スプール472の図示下端
ランド472Aに印加されるライン圧(スロツト
ル圧に関連している)を受け、さらに前記スプー
ル472とプランジヤ474との中間の油室47
5に絞りr2を介して供給される前記ドレイン油
路6Dの油圧を受けて変位される。 ドレイン油路6Dが前記油路6Aと連結された
とき、スプール472はソレノイド圧Psが設定
値以下の場合は上端ランド479に加わる油路6
Dからの油圧とスプリング476のばね荷重とに
より変位し、またソレノイド圧Psが設定値以上
の場合はソレノイド圧Psとスプリング476の
ばね荷重とにより変位し、油路6Dに連絡した常
開インポート47aとドレインポート47bとの
連通度合を調整し、ドレインポート4bからの排
油速度を調整(レリーフコントロール)する。こ
の排圧は前記直結クラツチのクラツチデイスク5
0が摩擦面20に接触するまでなされる。これに
より直結クラツチ80は係合の開始が迅速になさ
れる。前記接触後の油路6Dの排圧はリレーフコ
ントロール弁であるロツクアツプコントロール弁
470に並設された絞りr1を介して徐々になさ
れ、直結クラツチ容量はなめらかに増大する。こ
のドレインポート47bからの排圧はソレノイド
圧S3のデユーテイ比が第2図の第1の領域Z2
にあるときなされるように設定されており、これ
により車速、スロツトル開度などの車両走行条件
に応じて前記クラツチデイスク50のクラツチ解
放がわ面50Aにかかる油圧を徐々に降圧させ、
広範囲の車両走行条件において直結クラツチ80
の係合をスムーズに行い、直結クラツチ80の係
合シヨツクを低減させている。またインポート4
7aの図示上方には油路6に連絡したポート47
cが設けられており、スプール472が図示上方
に設定されているときは油路6Dと油路6とを連
絡してドレインポート47bは閉じられ、スプー
ル472が図示下方に設定されているときはポー
ト47cは閉じられ、油路47aはドレインポー
ト47bと連絡する。またスプール472が中間
にあるときはポート47cおよびドレインポート
47bの開口度合はスプール472の位置により
調整される。これにより油路6Dからの排圧速度
のコントロールがトルクコンバータ内の降圧を伴
わずなめらかに制御でき、トルクコンバータ内で
のキヤビテーシヨン防止効果が向上できる。この
場合において、油路2Dのソレノイド圧はソレノ
イド弁S3のデユーテイ制御により脈動するの
で、第1図に示す如く、上端油室471のインポ
ートに近い部分に絞りr3またはキヤパシタなど
の比較的強力な油圧振動減衰装置を入れることが
望ましい。また同じくスプール472の揺動を防
止するため第5図に示す如くロツクアツプコント
ロール弁470の各インアウトポートに絞りr
4、r5、r6などの減衰装置を取付けると良
い。 また本実施例ではスプリング476が背設され
た図示下端油室477に主に車速に関連して変化
する油圧Piの一例である油路1のライン圧P1を
導入し、前記直結クラツチの係合の開始時期およ
び伝達トルク容量の立上りを車両走行条件に関連
させている。これにより車両走行条件の広い範囲
において直結クラツチの係合が最適にコントロー
ルできる。 第1のソレノイド弁S1は、絞りr11を介し
油路2と関連した油路2Gにハイレベルのソレノ
イド圧(ライン圧に等しい)を生じせしめ、通電
時には油路2Gの圧油を排出させロウレベルのソ
レノイド圧を生じる。 第2のソレノイド弁S2は、非通電時には絞り
r12を介し油路1と連絡した油路1Hにハイレ
ベルのソレノイド圧を生ぜしめ、通電時には油路
1Hの圧油を排出させロウレベルのソレノイド圧
を生じる。 第3のソレノイド弁S3は、前述の如くデユー
テイー制御され油路2と絞りr10を介して連通
した油路2Dに連絡するロツクアツプリレー弁4
20の図示上端油室421およびロツクアツプコ
ントロール弁470の図示上端油室471の油圧
を制御する。 前記表1に電子回路により制御されるソレノイ
ド弁S1およびS2の通電(〇)、非通電(×)
と、シフトレバーのシフト位置と、自動変速機の
変速状態の関係を示した。 1−2シフト弁520は、図示下方にばね52
1を背設したスプール522を備え、ソレノイド
弁S2が非通電(OFF)され油路1Hにハイレ
ベルのソレノイド油圧が生じているときは図示上
端の油室524に該ハイレベルのソレノイド圧が
入り、該油圧の印加によりスプール522は図示
下方に設定されて第1速の位置となり、ソレノイ
ド弁S2が通電(ON)され油路1Hの圧油が排
圧されてロウレベルのソレノイド圧となつたとき
はスプール522は図示上方に設定されて第2速
の位置が得られる。第3、4速においては油路1
および2−3シフト弁530を介して油路1Bと
連絡した油路1Cから下端油室523にライン圧
が入り、スプール522はソレノイド圧の如何に
かかわらず図示上方に固定される。 2−3シフト弁530は、図示下方にばね53
1を背設したスプール532を備え、ソレノイド
弁S1が通電されており油路2Gがロウレベルの
ソレノイド圧となつているときスプール532は
ばね531の作用で図示上方に設定されて第1、
2速の位置となり、ソレノイド弁S1が非通電さ
れているときは油路2Gにハイレベルのソレノイ
ド圧が生じて油室534に印加されこのソレノイ
ド圧の作用でスプール532は図示下方に設定さ
れて第3、4速の位置となる。油路4にライン圧
が供給されたときは、下端油室533にライン圧
が供給されスプール532は第1速および第2速
がわである図示上方にロツクされる。 3−4シフト弁540は、図示下方にばね54
1を背設したスプール542を備え、油路1、2
−3シフト弁530、油路1Bを介して下端油室
544にライン圧が供給されている第1速、第2
速のとき、スプール542は該ライン圧およびば
ね541の作用でソレノイド圧の如何にかかわら
ず図示上方(第3速がわ)にロツクされ、ソレノ
イド弁S2が通電され油路1Hは排圧されロウレ
ベルの油圧となる第2速、第3速は、ばね541
の作用でスプール542は図示上方に設定され、
第4速ではソレノイド弁S2が非通電され油路1
Hにハイレベルのソレノイド圧が生じて上端油室
543に印加され、このソレノイド圧の作用でス
プール542は図示下方に設定される。 カツトバツク弁460は、図示上方から背設さ
れたスプリング461のばね荷重を受け、他方か
らは油路2Aのライン圧を受けて変位するスプー
ル462を有し、油路2Aにライン圧が供給され
ると、スプール462は図示上方に設定されてス
ロツトル圧が発生している油路9とカツトバツク
圧出力油路9Aとを連通させて該スロツトル圧を
カツトバツク圧として出力し、スロツトル弁50
0のスプール502の図示下端ランド507にカ
ツトバツク圧を印加させ、油路9に発生している
スロツトル圧をレベルダウンする。このスロツト
ル圧のレベルダウンにより、該スロツトル圧を入
力油圧とするレギユレータ弁430ではスプール
432が図示上方に変位し、油路1のライン圧を
レベルダウンさせる、いわゆるライン圧のカツト
バツクがなされる。 第1のアキユームレータコントロール(制御)
弁480は、図示下方にスプール481を有し、
図示上方にスプール481に直列され、ばね48
2を背設し、スプール側外周部の図示上端をスプ
ール481のプランジヤ側外周部の図示下端を包
含するよう(図示下方へ)突出した筒状部が形成
された大径のプランジヤ483を有し、スプール
481は下方より油路1を介して下端油室484
にライン圧を受け、上方よりばね482によるば
ね荷重と、絞りr13を介して油路1Mより上端
油室485に印加される出力油圧のフイードバツ
クを受けて変位され、油路1から供給されたライ
ン圧を調圧し、出力油圧P1として油路1Mに出
力する。 第2のアキユームレータ制御弁490は、図示
下方にばね491を背設したスプール492を有
し、該スプール492の上端ランド493には絞
りr14付油穴494が形成され、上端油室49
5と中間油室496を連絡している。スプール4
92は、下方よりばね491によるばね荷重と、
油路9からスプール492の大径の下端ランド4
97に印加されるスロツトル圧Pthを受け、上方
より油路1Mおよび絞りr14を介して上端ラン
ド493に印加する出力油圧(アキユームレータ
コントロール圧Pa)のフイードバツクを受けて
変位され、油路1Mから供給された第1のアキユ
ームレータ制御弁の出力油圧P1を調圧し、アキ
ユームレータコントロール圧Paとして油路1Q
に出力する。 つぎにマニユアル弁510の手動シフトによる
油圧制御装置の作動を説明する。 マニユアル弁510がNレンジにシフトされて
いるとき。 表2に示す如く油路1は油路2〜5のいずれと
も連絡せず、表1に示す如く第1および第2のソ
レノイド弁S1は通電、S2は非通電されてい
る。このため1−2シフト弁520、2−3シフ
ト弁530、3−4シフト弁540のスプールは
いずれもばねの作用で図示上方に位置されてい
る。マニユアル弁510を介さず油路1に3−4
シフト弁540、油路1Fおよびチエツク弁付流
量制御弁601を介して直接連絡しているクラツ
チC0のみが係合している。 マニユアル弁510をDレンジにシフトしたと
き。 表2に示す如く油路2にライン圧が供給されて
クラツチC1が係合される。 車両の発進時は表1に示す如くソレノイド弁S
1が通電、ソレノイド弁S2が非通電され1−2
シフト弁520のスプール522は図示下方にあ
り、ブレーキB1、B2に連絡する油路3B、2
Aは排圧され、ブレーキB3に連絡する油路5C
にも油圧が供給されないのでブレーキB1、B
2、B3は解放され、第1速走行がなされる。自
動変速時は表1に示す如く車速が予め設定した大
きさになつたときコンピユータの出力でソレノイ
ド弁S2が通電され1−2シフト弁520の油室
524に印加されたソレノイド圧はロウレベルに
反転するので、1−2シフト弁520のスプール
522は図示上方に移動し、油路2、1−2シフ
ト弁520、、油路2A、チエツク弁付流量制御
弁608を経て油圧が供給され、ブレーキB2が
係合して第2速へのアツプシフトが生ずる。 第3速へのアツプシフトは車速、スロツトル開
度などが所定値に達したときコンピユータの出力
でソレノイド弁S1が非通電され、2−3シフト
弁530のスプール532は図示下方に移動し、
油路1、2−3シフト弁530、油路1B、シヤ
ツトル弁602、チエツク弁付流量制御弁60
3、油路1Pを経て油圧が供給されてクラツチC
2が係合し、同時に1−2シフト弁520のスプ
ール522は油路1Cから下端油室523に供給
されたライン圧により図示上方(2速がわ)に固
定される。 第4速へのアツプシフトは上記と同様コンピユ
ータの出力でソレノイド弁S2が非通電され油路
1Hから上端油室543に供給されていたソレノ
イド圧がハイレベルに反転し、3−4シフト弁5
40のスプール542が図示下方に移動し、油路
1Fが排圧されると共に油路1Pに油圧が供給さ
れ、チエツク弁付流量制御弁605を介して油路
1Lに油圧が供給されクラツチC0が解放される
と共にブレーキB0が係合してなされる。 マニユアル弁510がSレンジにあるとき。 油路2に加えて油路3にライン圧が供給され
る。第1、2、3速は上記Dレンジのときと同様
のシフトがなされるが、油路3、油路1Eを経て
3−4シフト弁540の下端油室544にライン
圧が入りスプール542は図示上方に固定される
ので、第4速へのシフトは生じない。 た第2速においては、前記Dレンジ第2速の如
く油路2から1−2シフト弁520を介して油路
2A、2Dにライン圧が供給されると共に、油路
3から2−3シフト弁530、油路3A、1−2
シフト弁520を介して油路3Bにもライン圧が
供給されるので、油路3Cにライン圧が供給さ
れ、常時ブレーキB2およびブレーキB1の両者
が係合する第2速が達成され、Sレンジ第2速は
コースト時にエンジンブレーキが働くと共に伝動
トルク容量が増大する。 またマニユアル弁510がD位置で第4速の走
行中に手動でD−Sシフトを行つた場合、前記の
如く3−4シフト弁540の下端油室544への
ライン圧の導入によりただちに第3速にダウンシ
フトがなされ、予定した速度まで減速した時点で
コンピユータの出力がソレノイド弁S1を通電さ
せ、3−2ダウンシフトを生じさせ、エンジンブ
レーキの効く第2速が得られる。 マニユアル弁510がLレンジにあるとき。 油路2、油路3に加えて油路4にもライン圧が
供給される。第1、2速は上記Dレンジのときと
同様のシフトがなされるが油路4から2−3シフ
ト弁530の下端油室533にライン圧が入り、
スプール532を図示上方に固定するので第3速
へのシフトは生じない。また第1速は油路4、2
−3シフト弁530、油路4A、ローコーストモ
ジユレータ弁550、油路4B、1−2シフト弁
520、油路5Cを経て供給される油圧によりブ
レーキB3を係合させエンジンブレーキが効くよ
うになされている。また第2速ではマニユアル弁
510がSレンジにシフトされているときと同じ
である。また第3速状態で走行中Lレンジに手動
シフトしたときは、前記2−3シフト弁530の
下端油室533へのライン圧の導入によりただち
に第2速へダウンシフトがなされ、予定した速度
まで減速した時点でコンピユータの出力がソレノ
イド弁S2を通電させ、2−1ダエンシフトを生
じさせる。 マニユアル弁510がRレンジにあるとき。 表2に示す如く油路5に油圧が供給され、シヤ
ツトル弁62、チエツク弁付流量制御弁603お
よび油路1Pを介してライン圧が供給されてクラ
ツチC2が係合される。またソレノイド弁S1が
ONされているため2−3シフト弁530の上端
油室534のソレノイド圧はロウレベルであり、
スプール532は図示上方に設定され、油路1か
ら油路1Eにライン圧が供給され、3−4シフト
弁540の下端油室544にライン圧が供給さ
れ、ソレノイド弁のON、OFF如何にかかわら
ず、スプール542は上方に設定され、油路1よ
り油路1Fにライン圧が供給されてクラツチC0
が係合される。また1−2シフト弁520は、油
路1Cを介して下端油室523にライン圧が供給
されているため、ソレノイド弁S2のON、OFF
如何にかかわらずスプール522は図示上方に設
定され、油路5Cにライン圧が供給されてブレー
キB3が係合される。 マニユアル弁510がDまたはS、SまたはL
の各レンジにシフトされ、油路2にライン圧が生
じ、且つ1−2シフト弁520が第2速がわ(図
示上方)に設定されている場合は、油路2Dにラ
イン圧が生じ、前述の直結クラツチ制御が行われ
る。
第1図は本発明の流体伝動装置の直結クラツチ
制御装置の構成図、第2図はソレノイド弁S3の
デユーテイ比とロツクアツプリレー弁(第1スプ
ール弁)およびロツクアツプコントロール弁(第
2スプール弁)の作動域との関係を示すグラフ、
第3図は直結クラツチ付トルクコンバータを備え
た車両用自動変速機の断面図、第4図は本発明の
流体伝動装置の直結クラツチ制御装置を適用した
車両用自動変速機の油圧制御装置の油圧回路図、
第5図は他の実施例にかかる流体伝動装置の直結
クラツチ制御装置の構成図である。 図中、100……自動変速機、200……流体
式トルクコンバータ、300……トランスミツシ
ヨン、400……油圧制御装置、420……ロツ
クアツプリレー弁(第1スプール弁)、470…
…ロツクアツプコントロール弁(第2スプール
弁)、S3……電磁ソレノイド弁。
制御装置の構成図、第2図はソレノイド弁S3の
デユーテイ比とロツクアツプリレー弁(第1スプ
ール弁)およびロツクアツプコントロール弁(第
2スプール弁)の作動域との関係を示すグラフ、
第3図は直結クラツチ付トルクコンバータを備え
た車両用自動変速機の断面図、第4図は本発明の
流体伝動装置の直結クラツチ制御装置を適用した
車両用自動変速機の油圧制御装置の油圧回路図、
第5図は他の実施例にかかる流体伝動装置の直結
クラツチ制御装置の構成図である。 図中、100……自動変速機、200……流体
式トルクコンバータ、300……トランスミツシ
ヨン、400……油圧制御装置、420……ロツ
クアツプリレー弁(第1スプール弁)、470…
…ロツクアツプコントロール弁(第2スプール
弁)、S3……電磁ソレノイド弁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 流体伝動装置内に設けられ、クラツチデイス
クの両面に加わる作動流体の圧力差により前記流
体伝動装置の入力部材と出力部材とを係合及び解
放させる流体伝動装置の直結クラツチ制御装置に
おいて、 前記直結クラツチに前記作動流体を供給する油
圧源と、 前記クラツチデイスクの両面に圧力差を生じさ
せるべく、前記クラツチデイスクの一方の面がわ
と他方の面がわの前記油圧源への連通及びドレイ
ンを切換える第1スプール弁と、 前記圧力差の変化を調節する第2スプール弁
と、 前記第1及び第2のスプール弁をソレノイド圧
の印加により制御すべくデユーテイ制御され、第
1デユーテイ比領域で前記第1スプール弁を制御
し、第2デユーテイ比領域で前記第2スプール弁
を制御する電磁ソレノイド弁と、 前記第2スプール弁に印加されるソレノイド圧
の脈動を減衰させる油圧振動減衰装置とからなる
ことを特徴とする流体伝動装置の直結クラツチ制
御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17390584A JPS6152461A (ja) | 1984-08-20 | 1984-08-20 | 流体伝動装置の直結クラツチ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17390584A JPS6152461A (ja) | 1984-08-20 | 1984-08-20 | 流体伝動装置の直結クラツチ制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6152461A JPS6152461A (ja) | 1986-03-15 |
| JPH0587709B2 true JPH0587709B2 (ja) | 1993-12-17 |
Family
ID=15969250
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17390584A Granted JPS6152461A (ja) | 1984-08-20 | 1984-08-20 | 流体伝動装置の直結クラツチ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6152461A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2848393B2 (ja) * | 1986-03-31 | 1999-01-20 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | ロツクアツプクラツチの油圧制御装置 |
| JP5087709B1 (ja) * | 2012-01-24 | 2012-12-05 | ニチアス株式会社 | 無機繊維質定形体及びその硬度の調整方法 |
-
1984
- 1984-08-20 JP JP17390584A patent/JPS6152461A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6152461A (ja) | 1986-03-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |