JPH0477818B2 - - Google Patents

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JPH0477818B2
JPH0477818B2 JP59168055A JP16805584A JPH0477818B2 JP H0477818 B2 JPH0477818 B2 JP H0477818B2 JP 59168055 A JP59168055 A JP 59168055A JP 16805584 A JP16805584 A JP 16805584A JP H0477818 B2 JPH0477818 B2 JP H0477818B2
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Japan
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oil
hydraulic
pressure
valve
vehicle
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JP59168055A
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Koji Sumya
Yoshikazu Sakaguchi
Yutaka Taga
Masanori Kubo
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Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Priority to US06/852,663 priority patent/US4748809A/en
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、車両用自動変速機の油圧制御装置に
関し、特に、摩擦係合要素の作動制御に関する。 〔従来の技術〕 油圧制御装置によつて制御される車両用自動変
速機には、変速機の所定の構成要素を選択的に他
の構成要素に係合し又は解放させ、車速、スロツ
トル開度、出力軸トルク、セレクトレバー等の選
速装置の設定位置等の車両走行条件に応じた変速
比を達成させるためにクラツチ、ブレーキ等の摩
擦係合装置が設けられている。この摩擦係合装置
は、通常、油圧シリンダとシリンダ内に嵌め込ま
れたピストンとピストンの復帰(リターン)付勢
手段とからなる油圧サーボにより係合及び解放が
なされる。この油圧サーボへは、エンジンの出力
軸を駆動源とするオイルポンプを油圧発生源と
し、油圧制御装置内に設けられ、車両走行条件に
応じてオイルポンプ吐出圧を調圧する油圧制御機
構(レギユレータ弁等)により所定の圧力に調圧
された圧油が、選速装置に連動するマニユアル弁
及び車両走行条件に対応した入力油圧により作動
するシフト弁等の油圧切換弁を介して摩擦係合要
素の係合時に供給される。また、摩擦係合要素の
解放時には、圧油はこれら切換弁を介して排出さ
れる。この油圧サーボへの作動油の給排油路に
は、油圧サーボ内の油圧(以下サーボ圧という)
の立上がり(昇圧特性)及び立下がり(降圧特
性)を調節し、これにより摩擦係合要素の係合及
び解放のタイミングを図り、変速時の衝撃を低減
させるため、通常、油圧シリンダ、それに摺動自
在に嵌め込まれたピストン、リターンスプリン
グ、背圧の印加等復帰付勢手段を備えるアキユー
ムレータ、逆止弁及び絞りが適宜介装されてい
る。 ところで、摩擦係合要素の係合は、一般に解放
より緩徐に行う必要のある場合が多く、油圧サー
ボ機構は、摩擦係合要素の係合に適応してアキユ
ームレータの容量及びその復帰付勢手段の復帰特
性並びにその作動油給排油路と油圧サーボの作動
油給排油路の合流点までの作動油の流通抵抗を設
定されるため、サーボ圧とアキユームレータ内の
油圧(以下アキユームレータ圧という)とが同等
となるよう設定されている上述の油圧サーボ機構
では、摩擦係合要素を解放させるときのアキユー
ムレータ圧の降圧に時間がかかるため、サーボ圧
の降圧もこれに伴い遅れて、アキユームレータの
ピストンが終点で停止したときに急激に摩擦係合
要素が解放されるといつた事態が生じ、変速シヨ
ツクが大きくなる欠点があつた。 このような事情から、従来、アキユームレータ
の作動油給排油路に逆止弁付の絞り手段を介装し
てアキユームレータからの作動油の排出を遅ら
せ、サーボ圧の降圧を早めて、摩擦係合要素解放
時の変速シヨツクを低減する提案がなされている
(例えば、特開昭51−66968号公報、実公昭57−
50615号公報、実開昭56−66554号公報参照)。 〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上述の技術では、摩擦係合要素
解放時のサーボ圧の降圧は円滑に行われるもの
の、車両の走行条件に応じた精確な解放タイミン
グの確保は困難である。 また、摩擦係合要素は、その係合操作が摩擦材
が互いに擦れ合う動摩擦状態(すべり係合)で行
われるのに対して、解放操作はそれ以前の係合中
の接触状態から離れる静摩擦状態で開始されるた
め、サーボ圧をより低下させないとすべりを生じ
始めない特徴があり、このような観点から見て
も、上記技術では十分精確な解放タイミングの確
保が成されているとは言いがたい。 そこで、本発明は、摩擦係合要素の係合時に適
応して、油圧サーボの容量とそのピストンの復帰
付勢力、アキユームレータの容量とそのピストン
の復帰付勢力を設定した場合において、解放時に
おいても円滑な摩擦係合要素の解放に適合する解
放特性が得られ、変速シヨツクのより一層の低減
が可能な車両用自動変速機の油圧制御装置を提供
することを目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 上述の目的を達成するため本第1発明は、油圧
サーボと、該油圧サーボの作動油の給排油路を油
圧源及びドレイン油路に選択的に連絡する切換弁
と、前記油圧サーボの作動油の給排油路に分岐給
排油路を介して連結されたアキユームレータと、
前記分岐給排油路に介装された第1絞り手段と、
該第1絞り手段と並列して設けられて前記アキユ
ームレータへの作動油の供給のみを許容する逆止
弁とを備え、前記切換弁の作動により車両用自動
変速機の摩擦係合要素を係合及び解放させる車両
用自動変速機において、前記給排油路と前記分岐
給排油路との合流点より下流のドレイン油路側に
第2絞り手段を介装するとともに、該第2絞り手
段と並列して前記油圧サーボの油圧が設定値に降
下するまで作動油の排出を助長するレリーフ弁を
設けたことを構成とする。 また、第2発明は、油圧サーボと、該油圧サー
ボの作動油の給排油路を油圧源及びドレイン油路
に選択的に連絡する切換弁と、前記油圧サーボの
作動油の給排油路に分岐給排油路を介して接続さ
れたアキユームレータと、前記分岐給排油路に介
装された第1絞り手段と、該第1絞り手段と並列
して設けられて前記アキユームレータへの作動油
の供給のみを許容する逆止弁とを備え、前記切換
弁の作動により車両用自動変速機の摩擦係合要素
を係合及び解放させる車両用自動変速機におい
て、前記第1絞り手段を前記油圧サーボの油圧が
設定値に降下するまで前記アキユームレータから
の作動油の排出を規制する調圧弁とするととも
に、前記給排油路と前記分岐給排油路との合流点
より下流のドレイン油路側に第2絞り手段を設け
たことを構成とする。 〔作用及び発明の効果〕 本第1発明の車両用自動変速機の油圧制御装置
では、給排油路と分岐給排油路との合流点より下
流のドレイン油路側に第2絞り手段を介装すると
ともに、第2絞り手段と並列して油圧サーボの油
圧が設定値に降下するまで作動油の排出を助長す
るレリーフ弁を設けているので、摩擦係合要素の
解放のため油圧サーボ及びアキユームレータをド
レイン油路に連結したとき、油圧サーボからの作
動油の排出が助長され、油圧サーボの油圧を設定
値に降下するまでアキユームレータの油圧より低
くしながら急速に低減する作用が行われ、停止状
態から動き出す際の摩擦係合要素の静止摩擦に打
ち勝つ力がタイミング良く生じ、円滑な解放動作
の開始が保障される。したがつて、この発明によ
れば、変速シヨツクのより一層の低減が可能とな
る効果が得られる。 また、第2発明によれば、油圧サーボの油圧が
設定値に降下するまでアキユームレータからの作
動油の排出を規則する調圧弁と、給排油路と分岐
給排油路との合流点より下流のドレイン油路側に
第2絞り手段を設けたことにより、前記の場合と
同様、摩擦係合要素の解放のため油圧サーボ及び
アキユームレータをドレイン油路に連結したと
き、アキユームレータからの作動油の排出が規制
され、油圧サーボからの作動油の速やかな排出に
より油圧サーボの円滑且つタイミングの良いスタ
ートが保障される。したがつて、この発明におい
ても、第1発明の場合と同様に、変速シヨツクの
より一層の低減が可能となる効果が得られる。 〔実施例〕 本発明の車両用自動変速機の油圧制御装置を図
に示す実施例に基づき説明するが、実施例の詳細
な説明に先立ち、先ず自動変速機の全体構成につ
いて説明する。 第5図は車両用自動変速機の断面を示す。 自動変速機100は、流体伝動装置(本実施例
ではトルクコンバータ)200と、トランスミツ
シヨン300と、油圧制御装置400とから構成
される。 トランスミツシヨン300は、第1プラネタリ
ギアセツトp1、油圧サーボにより作動される1
つの多板クラツチC0、1つの多板ブレーキB
0、および1つの一方向クラツチF0を備えるオ
ーバードライブ遊星歯車変速装置10と、第2プ
ラネタリギアセツトp2、第3プラネタリギアセ
ツトp3、油圧サーボにより作動される2つの多
板クラツチC1,C2、1つのベルトブレーキB
1、2つの多板ブレーキB2,B3、および2つ
の一方向クラツチF1,F2を備える前進3段後
進1段のアンダードライブ遊星歯車変速装置40
とから構成される。 自動変速機100のケース110は、トルクコ
ンバータ200を収容するトルクコンバータハウ
ジング120、オーバードライブ遊星歯車変速装
置10とアンダードライブ遊星歯車変速装置40
とを直列的に収容するトランスミツシヨンケース
130、自動変速機100の後側を蓋するエクス
テンシヨンハウジング140とからなり、これら
トルクコンバータハウジンング120と、トラン
スミツシヨンケース130と、エクステンシヨン
ハウジング140とはそれぞれ多数のボルトで同
軸心を有するよう締結されている。 トルクコンバータ200は、前記トルクコンバ
ータハウジング120の前方(エンジン側)が開
いたトルクコンバータ室121に収容され、エン
ジンの出力軸に連結した入力部材であるフロント
カバー111、該フロントカバー111に外周で
溶接された円環板状のリアカバー112、該リア
カバー112の内周壁面の内壁に周設されたポン
プインペラ205、該ポンプインペラ205に対
向して配置されたタービンランナ206、該ター
ビンランナ206を保持しているタービンシエル
207、一方向クラツチ202を介して固定軸2
03に支持されるステータ201、および前記フ
ロントカバー111の内面に設けられた摩擦面2
0と出力部材であるタービンハブ208に内周が
連結された円環板状のクラツチデイスク50から
なり、前記フロントカバー111とタービンハブ
208との間を直結する直結クラツチ(ロツクア
ツプクラツチ)80を備えている。前記トルクコ
ンバータ室121とその後方に連続する前記トラ
ンスミツシヨンケース130の筒状の変速装置室
132との間には、内部に歯車式オイルポンプ1
50が設けられるとともに中心部に前向きに突出
する筒状部152を有する環状オイルポンプボデ
イ151がトランスミツシヨンケース130の前
がわ端面に嵌合されるとともに締結され、また前
記オイルポンプボデイ151の後側には、前記筒
状部152と同軸心を有し後向きに突出する筒状
のフロントポート153を有するオイルポンプカ
バー154が締着されている。前記オイルポンプ
ボデイ151とオイルポンプカバー154とはオ
イルポンプハウジング155を形成し、前記トル
クコンバータ室121と変速装置室132との隔
壁であるとともにトランスミツシヨン300の前
部支壁となつている。また、前記トランスミツシ
ヨンケース130の変速装置室132中間にはオ
ーバードライブ機構室133とアンダードライブ
機構室134とを区隔するとともに後向きに突出
する筒状のセンターサポート158を有する中間
支壁159が別体で鋳造されて嵌め込まれてい
る。トランスミツシヨンケース130の後部に
は、前向きに突出する筒状のリアサポート156
を有する後部支壁157がトランスミツシヨンケ
ース130と一体鋳造されて設けられている。前
記オイルポンプハウジング(前部支壁または隔
壁)155と後部支壁157の間が前記トランス
ミツシヨン300を収納する変速装置室132を
なし、後部支壁157とエクステンシヨンハウジ
ング140の間が変速装置の出力軸室141を形
成していて、該出力軸室141内には電子制御式
センサロータ143、スピードメータドライブギ
ア144が出力軸に固着されて設けられ、また後
端部には前記フロントサポート153と同軸心に
プロペラシヤフト(図示せず)に連結されて図示
しないスリーブヨークが挿通される。 前記フロントサポート153の内側には前記固
定軸203の内側にトルクコンバータ200の出
力軸であるトランスミツシヨンの入力軸11が回
転自在に支持されている。該入力軸11はフロン
トサポート153の後方に外周にフランジ部12
aが設けられた大径後端部12を有し、該後端部
12の軸心には後向きの中心穴13が形成されて
いる。前記入力軸11の後方には、入力軸11に
同軸心を有し直列的に配された中間伝動軸14が
回転自在に設けられている。該中間伝動軸14
は、その先端が前記中心穴13内に差し込まれ
て、該中心穴13の内周壁とメタルベアリングを
介して回転自在に摺接し、その大径後端部15に
は軸心に後向きの中心穴16が形成されている。
中間伝動軸14の後方には該中間伝動軸14と同
軸心を有し直列的に配された出力軸36が回転自
在に設けられている。該出力軸36はその先端が
前記中間伝動軸14の中心穴16内に差し込ま
れ、該中心穴16の内壁とメタルベアリングを介
して摺接している。出力軸36は、中間部37で
第3プラネタリギアセツトp2のリングギアR2
と噛合し後方に突出した軸支持部81を備えるフ
ランジ板82とスプライン嵌合し、後部38で前
記スリーブヨークとスプライン嵌合している。 オーバードライブ機構室133において、前記
入力軸11の後側に第1プラネタリキアセツトp
1が設けられ、そのリングギアR0は中間伝動軸
14にフランジ板22を介して結合され、プラネ
タリキヤリアP0は入力軸11のフランジ部12
aと結合され、サンギアS0はインナレース軸2
3に形成されている。第1プラネタリキヤリアセ
ツトp1の前側には、後方に開口する第1油圧サ
ーボドラム24がインナレース軸23に固着して
設けられ、その外周壁とインナレース軸23の間
に環状ピストン25が嵌め込まれ、インナレース
軸23側にリターンスプリング26が設けられて
クラツチC0の油圧サーボC−0を形成してお
り、更に外周壁の内側にクラツチC0が装着され
て、第1油圧サーボドラム24はクラツチC0を
介してプラネタリキヤリアP0と連結されてい
る。第1油圧サーボドラム24の内周にインナレ
ース軸23をインナレースとする一方向クラツチ
F0が設けられ、その外周にアウタレース27と
トランスミツシヨンケース130の間にクラツチ
C0およびブレーキB0が設けられ、その後側の
中間支壁159の外筒部31の前側にピストン2
9が嵌め込まれ、外筒部31の先端にリターンス
プリング32が嵌め込まれてブレーキB0の油圧
サーボB−0が形成されている。 アンダードライブ機構室134内において、ま
ず前方には、後方に開口する第2油圧サーボドラ
ム41がセンターサポート158に回転自在に外
嵌され、その内外周壁間に環状ピストン42が嵌
め込まれてクラツチC2の油圧サーボC−2が形
成されると共に、その内周壁側にリターンスプリ
ング44、外周壁の内側にクラツチC2が装着さ
れている。前記第2油圧サーボドラム41の後側
には、後方に開口すると共に前方に筒状クラツチ
ハブ35が溶接された第3油圧サーボドラム46
が中間伝動軸14の後端部15に固着して設けら
れ、後端部15と外周壁との間に環状ピストン4
7が嵌め込まれてクラツチC1の油圧サーボC−
1が形成されると共にその内周側にリターンスプ
リング49、さらにクラツチハブ35の外周にク
ラツチC2が装着され、クラツチC2を介して第
2油圧サーボドラム41、および第3油圧サーボ
ドラム46が連結されている。該第3油圧サーボ
ドラム46の後側には、第2プラネタリギアセツ
トp2が設けられ、そのリングギアR1はクラツ
チハブ48およびクラツチC1を介して第3油圧
サーボドラム46に連結され、プラネタリキヤリ
アP1は前記出力軸36の先端部にスプライン嵌
合し、サンギアS1はサンギア軸45に一体に形
成されている。また、第2油圧サーボドラムおよ
び第3油圧サーボドラム41,46および第2プ
ラネタリギアセツトp2を最小空間でカバーする
よう成型された連結ドラム60が、その先端で第
2油圧サーボドラム41の外周に固着され、後端
は、第2プラネタリギアセツトp2の後側でサン
ギア軸45に連結されて設けられており、その外
側にベルトブレーキB1が設けられている。 前記ブレーキB2の後側のトランスミツシヨン
ケース130内側に形成されたスプライン75に
は、前方からブレーキB2のブレーキデイスクb
2、第4油圧サーボドラム72のアウタスプライ
ン76、ブレーキB3のブレーキデイスクb3が
スプライン嵌合され、その後側の後部支壁157
のリアポート156外周側とトランスミツシヨン
ケース130の間の環状穴にピストン77が嵌め
込まれてブレーキB3の油圧サーボB−3が形成
されており、また油圧サーボB−3のリターンス
プリング79は、リアサポート156先端に装着
されたリテーナにより支持されている。ブレーキ
B2の内側には、サンギア軸45をインナレース
とする一方向クラツチF1が設けられ、そのアウ
タレース39がブレーキB2と接続されており、
一方向クラツチF1の後側にはインナレース83
を第4油圧サーボドラム72とスプライン嵌合し
た一方向クラツチF2が装着されている。第3プ
ラネタリギアセツトp3は、サンギアS2がサン
ギア軸45と一体に形成され、プラネタリキヤリ
アP2が前側の一方向クラツチF2のアウタレー
ス86に連結されると共にブレーキB3と連結さ
れ、外周にパーキングギア85を周設したリング
ギアR2が出力軸36の中間部37に連結されて
いる。前記パーキングギア85は自動変速機のシ
フトレバーをパーキングP位置に選択したとき、
パーキング爪84がパーキングギア85に噛み合
い出力軸36を固定する。 第2プラネタリギアセツトp2外側の連結ドラ
ム60の後側の余剰空間61には、前方に開口し
た環状の第4油圧サーボドラム72が設けられて
いる。該第4油圧サーボドラム72内の所定位置
より突設し、前記第4油圧サーボドラム72と溶
接部71Aにより連結され、油圧サーボの油圧洩
れを防止するプレス成型の中間筒71が配設され
ている。第4油圧サーボドラム72と中間筒71
との間に環状ピストン73が嵌め込まれてブレー
キB2の油圧サーボB−2が形成されると共に、
第4油圧サーボドラム72の内周壁と中間筒71
との間にリターンスプリング74、外周壁の内側
にブレーキB2が装着されている。前記中間筒7
1はピストン73の面積を最適な径としている。 トランスミツシヨン300は、車速、スロツト
ル開度など車両の走行条件に応じてトランスミツ
シヨンケース130の下部にボルト402により
締結されたオイルパン401に内蔵されたバルブ
ボデイ403内の油圧制御装置400から各摩擦
係合装置の油圧サーボに選択的に出力する油圧に
より、各クラツチ及びブレーキの係合又は解放を
行い、前進4段の変速または後進1段の変速を行
うようになつている。各クラツチ、ブレーキ、一
方向クラツチの作動と達成される変速段
(RANGE)の一例を表1に示す。
【表】 表1において、Eは対応するクラツチ、ブレー
キが係合していることを示す。Lは対応する一方
向クラツチがエンジンドライブ状態においてのみ
係合し、エンジンブレーキ状態においては係合し
ないことを示す。さらにLは対応する一方向クラ
ツチはエンジンドライブ状態において係合してい
るが、その係合はこれと並列に組込まれたクラツ
チあるいはブレーキによつて動力の伝達が保障さ
れていることから必ずしも必要とされないこと
(ロツク)を示す。さらにfは対応する一方向ク
ラツチがフリーであることを示す。さらに×は対
応するクラツチおよびブレーキが解放しているこ
とを示す。S1,S2の〇はソレノイドONを示
す。S1,S2,S3の×はソレノイドOFFを
示す。S3の◎はソレノイドONのとき、直結ク
ラツチON、ソレノイドOFFのとき、直結クラツ
チOFFを示す。 第6図は第5図に示した自動変速機の油圧制御
装置400の油圧回路を示す。 油圧回路は、第5図で示したオイルパン401
に内蔵された油圧バルブボデイ403の下面に締
結されたオイルストレーナ410、オイルポンプ
411、クーラバイパス弁415、プレツシヤリ
リーフ弁416、レリーズクラツチコントロール
弁417、レリーズブレーキコントロール弁41
8、ロツクアツプリレー弁420、圧力調整弁
(レギユレータ弁)430、第2圧力調整弁45
0、カツトバツク弁460、前記直結クラツチ5
0の解放時における前記ロツクアツプリレー弁4
20からのドレイン油路6Dからの排圧速度を制
御するロツクアツプコントロール弁470、第1
のアキユームレータ制御弁480、第2のアキユ
ームレータ制御弁490、スロツトル弁500、
運転者の手動による油圧切換え弁であるマニユア
ル弁510、自動による油圧切換え弁である各シ
フト弁(1−2シフト弁520、2−3シフト弁
530、3−4シフト弁540)、ブレーキB1
のサーボB−1への供給油圧を調整するインター
ミデイエイトコーストモジユレータ弁545、ブ
レーキB3のサーボB−3への供給油圧を調整す
るローコーストモジユレータ弁550、クラツチ
C0の係合、解放を円滑になさしめるアキユーム
レータ560、ブレーキB0の係合を円滑になさ
しめるアキユームレータ570、クラツチC2の
係合を円滑になさしめるアキユームレータ58
0、ブレーキB2の係合を円滑になさしめるアキ
ユームレータ590、クラツチC0,C1,C2
およびブレーキB0,B1,B2,B3の各油圧
サーボへ供給される圧油の流量を制御するチエツ
ク弁付流量制御弁(絞り)601,603,60
4,605,606,607,608,609、
シヤツトル弁602、電子回路(コンピユータ)
の出力で開閉され2−3シフト弁530を制御す
る第1のソレノイド弁S1、1−2シフト弁52
0と3−4シフト弁540の双方を制御する第2
のソレノイド弁S2、前記ロツクアツプリレー弁
420、およびロツクアツプコントロール弁47
0を制御する第3のソレノイド弁S3、並びに各
弁間およびクラツチ、ブレーキの油圧シリンダを
連絡する油路、および各油路に適宜に挿入された
絞りからなり、Sは各油路間に設けられたオイル
ストレーナを示す。 オイルパン401からオイルストレーナ410
を介して油圧ポンプ411により汲み上げられた
作動油は圧力調整弁430で所定の油圧(ライン
圧)に調整されて油路1へ供給される。油路1に
圧力調整弁430を介して連絡した油路6に流出
した余剰圧油は第2圧力調整弁450により、所
定のセカンダリライン圧(トルクコンバータ圧)、
トランスミツシヨン300の潤滑油路L1および
エクステンシヨンハウジング140の潤滑油路L
2への潤滑油圧に調圧される。またオイルポンプ
吐出油の一部は油路1または油路6よりロツクア
ツプリレー弁420を介してオイルクーラO/C
に供給され冷却される。 圧力調整弁430は、図示上方にスプリング4
31が背設されたスプール432と、該スプール
432に当接して直列されたプランジヤ438を
有し、スプール432は、図示上方から油路9を
介して前記プランジヤ438の上端ランド436
に印加されるスロツトル圧とスプリング431に
よるばね荷重とを受け、後進時にはさらに油路5
からプランジヤ438の下端ランド437に印加
されるライン圧を受け、図示下方からはスプール
432の下端ランド433に印加されるライン圧
のフイードバツク圧を受けて変位し、油路1と油
路6およびドレインポート435との連通面積を
調整して油路1に車両走行条件に応じたライン圧
を出力する。 マニユアル弁510は、運転席に設けられ、変
速範囲を選定するためのシフトレバー(セレクト
レバー)と連結されており、手動操作によりシフ
トレバーのレンジに応じてP(パーク)、R(リバ
ース)、N(ニユートラル)、D(ドライブ)または
S(セカンド)またはL(ロー)の各位置に移動す
る。表2に各シフトレバーのシフトレンジにおけ
る油路1と油路2〜5との連通状態を示す。〇は
各油路2〜5が油路1に連通してライン圧が供給
されている場合を示し、×は各油路2〜5がマニ
ユアル弁のドレインポートに排圧されている状態
を表す。
【表】 スロツトル弁500は、アクセルペダルの踏み
込み量に応じてカム505が回転してスロツトル
プランジヤ501がストロークして該プランジヤ
501とばね504が背設されたスプール502
との間のばね503を介してスプール502を動
かし、油路1から供給されたライン圧をスロツト
ル開度に応じたスロツトル圧に調圧して油路9に
出力する。 ロツクアツプリレー弁420は、スプール42
2(図示上部)とプランジヤ424(図示下部)
とがスプリング426を介して直列に配置された
構成を有する。スプール422は図示上端ランド
422A、中間ランド422Bおよび図示下端ラ
ンド422Cを有し、上方からは、絞りr10を
介して油路2Aに連絡されると共に前記ソレノイ
ド弁S3が設けられた油路2Dのソレノイド圧
Psを受け、下方からは前記スプリング426の
ばね荷重を受けて変位される。前記ソレノイド圧
Psが第2図に示す設定値Ps1以下のときスプー
ル422はスプリング426のばね荷重の方が大
きいため図示上方に設定され、トルクコンバータ
200の油圧源である油路6と直結クラツチ解放
がわ油路6Aとを連絡すると共に本実施例ではオ
イルクーラーの循環油路であるドレイン油路6C
と直結クラツチの係合がわ油路6Bとを連絡す
る。これによりクラツチデイスク50のクラツチ
解放がわ面50Aはクラツチ係合がわ面50Bよ
り高油圧となり、クラツチデイスク50はフロン
トカバーの摩擦面20から離脱し、直結クラツチ
80は解放する。また油路2Dのソレノイド圧
Psが設定領域Ps2以上のときスプール422は
図示下方に設定され油路6は前記油路6Bと連絡
し、油路6Aは本実施例では絞りr1を介してド
レインポートに連絡すると共にレリーフ弁として
し機能も有するロツクアツプコントロール弁47
0のドレインポート47bに連絡したドレイン油
路6Dと連絡する。これによりクラツチデイスク
50のクラツチ係合がわ面50Bの油圧はクラツ
チ解放がわ面50Aの油圧より高くなり、クラツ
チデイスク50は摩擦面20に圧接されて直結ク
ラツチ80は係合される。この場合において油路
2Dのソレノイド圧はソレノイド弁S3がデユー
テイ制御されているため、車速、スロツトル開度
などの車両走行条件に応じて精密な油圧制御が可
能であると共に滑らかに昇降圧できるので半クラ
ツチ状態を介した直結クラツチの滑らかな係合お
よび解放ができる。 ロツクアツプコントロール弁470は、スプー
ル472(図示下部)と大径のプランジヤ474
(図示上部)とが直列されスプール472の下端
にスプリング476が背設された構成を有する。
スプール472およびプランジヤ474の大径ラ
ンド474Aに図示上端油室471に印加される
前記油路2Dのソレノイド圧Psを受け、下方か
ら前記スプール472に付与される前記スプリン
グ476のばね荷重および油路1から図示下端油
室477に入力され、スプール472の図示下端
ランド478に印加されるライン圧(スロツトル
圧に関連している)を受け、さらに前記スプール
472とプランジヤ474との中間の油室475
に絞りr2を介して供給される前記ドレイン油路
6Dの油圧を受けて変位される。 ドレイン油路6Dが前記油路6Aと連絡された
とき、スプール472はソレノイド圧Psが設定
値以下の場合は上端ランド479に加わる油路6
Dからの油圧とスプリング476のばね荷重とに
より変位し、またソレノイド圧Psが設定値以上
の場合はソレノイド圧Psとスプリング476の
ばね荷重とにより変位し、油路6Dに連絡した常
開インポート47aとドレインポート47bとの
連通度合を調整し、ドレインポート47bからの
排油速度を調整(レリーフコントロール)する。
この排圧は前記直結クラツチのクラツチデイスク
50が摩擦面20に接触するまでなされる。これ
により直結クラツチ80は係合の開始が迅速にな
される。前記接触後の油路6Dの排圧はレリーフ
コントロール弁であるロツクアツプコントロール
弁470に並設された絞りr1を介して徐々にな
され、直結クラツチ容量はなめらかに増大する。
このドレインポート47bからの排圧はソレノイ
ド弁S3のデユーテイ比が第1の領域Z2にある
ときなされるように設定されており、これにより
車速、スロツトル開度など車両走行条件に応じて
前記クラツチデイスク50のクラツチ解放がわ面
50Aにかかる油圧を徐々に降圧させ、広範囲の
車両走行条件において直結クラツチ80の係合を
スムーズに行い、直結クラツチ80の係合シヨツ
クを低減させている。またインポート47aの図
示上方には油路6に連絡したポート47cが設け
られており、スプール472が図示上方に設定さ
れているときは油路6Dと油路6とを連絡してド
レインポート47bは閉じられ、スプール472
が図示下方に設定されているときはポート47c
は閉じられ、油路47aはドレインポート47b
と連絡する。またスプール472が中間にあると
きはポート47cおよびドレインポート47bの
開口度合はスプール472の位置により調整され
る。これにより油路6Dからの排圧速度のコント
ロールがトルクコンバータ内の降圧を伴わずなめ
らかに制御でき、トルクコンバータ内でのキヤビ
テーシヨン防止効果が向上できる。この場合にお
いて、油路2Dのソレノイド圧はソレノイド弁S
3のデユーテイ制御により脈動するので、上端油
室471のインポートに近い部分に絞りまたはキ
ヤパシタなどの比較的強力な油圧振動減衰装置を
入れることが望ましい。また同じくスプール47
2の揺動を防止するためロツクアツプコントロー
ル弁470の各インアウトポートに絞りなどの減
衰装置を取付けると良い。 また本実施例ではスプリング476が背設され
た図示下端油室477に主に車速に関連して変化
する油圧Piの一例である油路1のライン圧Plを導
入し、前記直結クラツチの係合の開始時期および
伝達トルク容量の立上りを車両走行条件に関連さ
せている。これにより車両走行条件の広い範囲に
おいて直結クラツチの係合が最適にコントロール
できる。 第1のソレノイド弁S1は、絞りr11を介し
油路2と連絡した油路2Gにハイレベルのソレノ
イド圧(ライン圧に等しい)を生じせしめ、通電
時には油路2Gの圧油を排出させロウレベルのソ
レノイド圧を生じる。 第2のソレノイド弁S2は、非通電時には絞り
r12を介し油路1と連絡した油路1Hにハイレ
ベルのソレノイド圧を生ぜしめ、通電時には油路
1Hの圧油を排出させロウレベルのソレノイド圧
を生じる。 第3のソレノイド弁S3は、前述の如くデユー
テイー制御され油路2と絞りr10を介して連通
した油路2Dに連絡するロツクアツプリレー弁4
20の図示上端油室421およびロツクアツプコ
ントロール弁470の図示上端油室471の油圧
を制御する。 前記表1に電子回路により制御されるソレノイ
ド弁S1およびS2の通電(〇)、非通電(×)
と、シフトレバーのシフト位置と、自動変速機の
変速状態の関係を示した。 1−2シフト弁520は、図示下方にばね52
1を背設したスプール522を備え、ソレノイド
弁S2が非通電(OFF)され油路1Hにハイレ
ベルのソレノイド油圧が生じているときは図示上
端の油室524に該ハイレベルのソレノイド圧が
入り、該油圧の印加によりスプール522は図示
下方に設定されて第1速の位置となり、ソレノイ
ド弁S2が通電(ON)され油路1Hの圧油が排
圧されロウレベルのソレノイド圧となつたときは
スプール522は図示上方に設定されて第2速の
位置が得られる。第3、4速においては油路1お
よび2−3シフト弁530を介して油路1Bと連
絡した油路1Cから下端油室523にライン圧が
入り、スプール522はソレノイド圧の如何にか
かわらず図示上方に固定される。 2−3シフト弁530は、図示下方にばね53
1を背設したスプール532を備え、ソレノイド
弁S1が通電されており油路2Gがロウレベルの
ソレノイド圧となつているときスプール532は
ばね531の作用で図示上方に設定されて第1、
2速の位置となり、ソレノイド弁S1が非通電さ
れているときは油路2Gにハイレベルのソレノイ
ド圧が生じて油室534に印加されこのソレノイ
ド圧の作用でスプール532は図示下方に設定さ
れて第3、4速の位置となる。油路4にライン圧
が供給されたときは、下端油室533にライン圧
が供給されスプール532は第1速および第2速
がわである図示上方にロツクされる。 3−4シフト弁540は、図示下方にばね54
1を背設したスプール542を備え、油路1、2
−3シフト弁530、油路1Bを介して下端油室
544にライン圧が供給されている第1速、第2
速のとき、スプール542は該ライン圧およびば
ね541の作用でソレノイド圧の如何にかかわら
ず図示上方(第3速がわ)にロツクされ、ソレノ
イド弁S2が通電され油路1Hは排圧されロウレ
ベルの油圧となる第2速、第3速では、ばね54
1の作用でスプール542は図示上方に設定さ
れ、第4速ではソレノイド弁S2が非通電され油
路1Hにハイレベルのソレノイド圧が生じて上端
油室543に印加され、このソレノイド圧の作用
でスプール542は図示下方に設定される。 カツトバツク弁460は、図示上方から背設さ
れたスプリング461のばね荷重を受け、他方か
らは油路2Aのライン圧を受けて変位するスプー
ル462を有し、油路2Aにライン圧が供給され
ると、スプール462は図示上方に設定されてス
ロツトル圧が発生している油路9とカツトバツク
圧出力油路9Aとを連通させて該スロツトル圧を
カツトバツク圧として出力し、スロツトル弁50
0のスプール502の図示下端ランド507にカ
ツトバツク圧を印加させ、油路9に発生している
スロツトル圧をレベルダウンする。このスロツト
ル圧のレベルダウンにより、該スロツトル圧を入
力油圧とするレギユレータ弁430ではスプール
432が図示上方に変位し、油路1のライン圧を
レベルダウンさせる、いわゆるライン圧のカツト
バツクがなされる。 第1のアキユームレータコントロール(制御)
弁480は、図示下方にスプール481を有し、
図示上方にスプール481に直列され、ばね48
2を背設し、スプール側外周部の図示上端をスプ
ール481のプランジヤ側外周部の図示下端を包
含するよう(図示下方へ)突出した筒状部が形成
された大径のプランジヤ483を有し、スプール
481は下方より油路1を介して下端油室484
にライン圧を受け、上方よりばね482によるば
ね荷重と、絞りr13を介して油路1Mより上端
油室485に印加される出力油圧のフイードバツ
クを受けて変位され、油路1から供給されたライ
ン圧を調圧し、出力油圧P1として油路1Mに出
力する。 第2のアキユームレータ制御弁490は、図示
下方にばね491を背設したスプール492を有
し、該スプール492の上端ランド493には絞
りr14付油穴494が形成され、上端油室49
5と中間油室496を連絡している。スプール4
92は、下方よりばね491によるばね荷重と、
油路9からスプール492の大径の下端ランド4
97に印加されるスロツトル圧Pthを受け、上方
より油路1Mおよび絞りr14を介して上端ラン
ド493に印加する出力油圧(アキユームレータ
コントロール圧Pa)のフイードバツクを受けて
変位され、油路1Mから供給された第1のアキユ
ームレータ制御弁の出力油圧P1を調圧し、アキ
ユームレータコントロール圧Paとして油路1Q
に出力する。 つぎにマニユアル弁510の手動シフトによる
油圧制御装置の作動を説明する。 マニユアル弁510がNレンジにシフトされて
いるとき、 表2に示す如く油路1は油路2〜5のいずれと
も連絡せず、表1に示す如く第1および第2のソ
レノイド弁S1は通電、S2は非通電されてい
る。このため1−2シフト弁520、2−3シフ
ト弁530、3−4シフト弁540のスプールは
いずれもばねの作用で図示上方に位置されてい
る。マニユアル弁510を介さず油路1に3−4
シフト弁540、油路1Fおよびチエツク弁付流
量制御弁601を介して直接連絡しているクラツ
チC0のみが係合している。 マニユアル弁510をDレンジにシフトしたと
き。 表2に示す如く油路2にライン圧が供給されて
クラツチC1が係合される。 車両の発進時は表1に示す如くソレノイド弁S
1が通電、ソレノイド弁S2が非通電され1−2
シフト弁520のスプール522は図示下方にあ
り、ブレーキB1,B2に連絡する油路3B,2
Aは排圧され、ブレーキB3に連絡する油路5C
にも油圧が供給されてないのでブレーキB1,B
2,B3は解放され、第1速走行がなされる。自
動変速時は表1に示す如く車速が予め設定した大
きさになつたときコンピユータの出力でソレノイ
ド弁S2が通電され1−2シフト弁520の油室
524に印加されたソレノイド圧はロウレベルに
反転するので、1−2シフト弁520のスプール
522は図示上方に移動し、油路2、1−2シフ
ト弁520、油路2A、チエツク弁付流量制御弁
608を経て油圧が供給され、ブレーキB2が係
合して第2速へのアツプシフトが生ずる。 第3速へのアツプシフトは車速、スロツトル開
度などが所定値に達したときコンピユータの出力
でソレノイド弁S1が非通電され、2−3シフト
弁530のスプール532は図示下方に移動し、
油路1、2−3シフト弁530、油路1B、シヤ
ツトル弁602、チエツク弁付流量制御弁60
3、油路1Pを経て油圧が供給されてクラツチC
2が係合し、同時に1−2シフト弁520のスプ
ール522は油路1Cから下端油室523に供給
されたライン圧により図示上方(2速がわ)に固
定される。 第4速へのアツプシフトは上記と同様コンピユ
ータの出力でソレノイド弁S2が非通電され油路
1Hから上端油室543に供給されていたソレノ
イド圧がハイレベルに反転し、3−4シフト弁5
40のスプール542が図示下方に移動し、油路
1Fが排圧されると共に油路1Pに油圧が供給さ
れ、チエツク弁付流量制御弁605を介して油路
1Lに油圧が供給されクラツチC0が解放される
と共にブレーキB0が係合してなされる。 マニユアル弁510がSレンジにあるとき。 油路2に加えて油路3にライン圧が供給され
る。第1、2、3速は上記Dレンジのときと同様
のシフトがなされるが、油路3、油路1Eを経て
3−4シフト弁540の下端油室544にライン
圧が入りスプール542は図示上方に固定される
ので、第4速へのシフトは生じない。 また第2速においては、前記Dレンジ第2速の
如く油路2から1−2シフト弁50を介して油路
2A、2Dにライン圧が供給されると共に、油路
3から2−3シフト弁530、油路3A、1−2
シフト弁520を介して油路3Bにもライン圧が
供給されるので、油路3Cにライン圧が供給さ
れ、常時ブレーキB2およびブレーキB1の両者
が係合する第2速が達成され、Sレンジ第2速は
コースト時にエンジンブレーキが働くと共に伝動
トルク容量が増大する。 またマニユアル弁510がD位置で第4速の走
行中に手動でD−Sシフトを行つた場合、前記の
如く3−4シフト弁540の下端油室544への
ライン圧の導入によりただちに第3速にダウンシ
フトがなされ、予定した速度まで減速した時点で
コンピユータの出力がソレノイド弁S1を通電さ
せ、3−2ダウンシフトを生じさせ、エンジンブ
レーキの効く第2速が得られる。 マニユアル弁510がLレンジにあるとき。 油路2、油路3に加えて油路4にもライン圧が
供給される。第1、第2速は上記Dレンジのとき
と同様のシフトがなされるが油路4から2−3シ
フト弁530の下端油室533にライン圧が入
り、スプール532を図示上方に固定するので第
3速へのシフトは生じない。また第1速は油路
4、2−3シフト弁530、油路4A、ローコー
ストモジユレータ弁550、油路4B、1−2シ
フト弁520、油路5Cを経て供給される油圧に
よりブレーキB3を係合させエンジンブレーキが
効くようになされている。また第2速ではマニユ
アル弁510がSレンジにシフトされているとき
と同じである。また第3速状態で走行中Lレンジ
に手動シフトしたときは、前記2−3シフト弁5
30の下端油室533へのライン圧の導入により
ただちに第2速へダウンシフトがなされ、予定し
た速度まで減速した時点でコンピユータの出力が
ソレノイド弁S2を通電させ、2−1ダウンシフ
トを生じさせる。 マニユアル弁510がRレンジにあるとき。 表2に示す如く油路5に油圧が供給され、シヤ
ツトル弁602、チエツク弁付流量制御弁603
および油路1Pを介してライン圧が供給されてク
ラツチC2が係合される。またソレノイド弁S1
がONされているため2−3シフト弁530の上
端油室534のソレノイド圧はロウレベルであ
り、スプール532は図示上方に設定され、油路
1から油路1Eにライン圧が供給され、3−4シ
フト弁540の下端油室544にライン圧が供給
され、ソレノイド弁のON,OFF如何にかかわら
ず、スプール542は上方に設定され、油路1よ
り油路1Fにライン圧が供給されてクラツチC0
が係合される。また1−2シフト弁520は、油
路1Cを介して下端油室523にライン圧が供給
されているため、ソレノイド弁S2のON,OFF
如何にかかわらずスプール522は図示上方に設
定され、油路5Cにライン圧が供給されてブレー
キB3が係合される。 マニユアル弁510がDまたはS、SまたはL
の各レンジにシフトされ、油路2にライン圧が生
じ、且つ1−2シフト弁520が第2速がわ(図
示上方)に設定されている場合は、油路2Dにラ
イン圧が生じ、前述の直結クラツチ制御が行われ
る。 ここで、本発明に係る油圧制御装置について以
下詳述するが、前記油圧制御装置400内におい
て、第1発明に係る構成は以下の箇所に適用され
ている。 (イ) 油圧サーボB−0、アキユームレータ57
0、3−4シフト弁540、レリーズブレーキ
コントロール(レリーフ)弁418及びチエツ
ク弁付絞り605,606からなるブレーキB
0の油圧制御回路 (ロ) 油圧サーボC−2、アキユームレータ58
0、チエツク弁付絞り603,604、シヤツ
トル弁602、2−3シフト弁530、レリー
ズブレーキコントロール(レリーフ)弁417
及び絞りからなるクラツチC2の油圧制御回路 第1図は第1発明の構成を適用した制御回路の
部分のみを取り出して示す一実施例の回路構成図
である。この図に示すように、油圧制御回路は、
シリンダ920A内にリターンスプリング920
Bを備えたピストン920Cを嵌め込んでなる油
圧サーボ920と、油圧源950A又はドレイン
油路950Bと油圧サーボ920との連絡を切換
えるための切換弁950と、油圧サーボ920と
切換弁950との間に介装され、シリンダ980
A内にスプリングあるいは背圧等の復帰付勢手段
980Bを備えたピストン980Cを嵌め込んで
なるアキユームレータ980とを備えており、切
換弁950の作動により車両用自動変速機の摩擦
係合要素Mを係合及び解放させるものとされてい
る。そして、この例では、チエツク弁付絞り95
0Cが給排油路と分岐給排油路との合流点と切換
弁950間に介装されており、ドレイン油路95
0Bに第2絞り手段R20が介装されて、第2絞り
手段R20と並列してレリーフ弁Vrが設けられてい
る。なお、この図において、符号R10は第1絞り
手段、q1はアキユームレータへの作動油の供給
のみを許容する逆止弁を示しており、この逆止弁
は第1絞り手段R10がアキユームレータ980の
昇圧時の過大抵抗となることを防止するものであ
る。更に、前述の全体説明において付した符号を
相当する要素に括弧付で示してある。 この油圧制御回路は、アキユームレータ980
からの作動油の排出と、油圧サーボ920からの
作動油の排出とを調節して、摩擦係合要素Mの解
放のため油圧サーボ920及びアキユームレータ
980を切換弁950を介してドレイン油路95
0Bに連絡したとき、アキユームレータ980か
らの作動油の排出規制と、油圧サーボ920から
の排出の助長を第1絞り手段R10と第2絞り手段
R20とにより行う。この場合において、例えば油
圧サーボ920とアキユームレータ980の復帰
付勢力が同等なら、第1絞り手段R10を第2絞り
手段R20より所定値だけ大きな排出抵抗をもつよ
うに設定する。こうして第3図に示すように、所
定時間t1だけ油圧サーボ920のサーボ圧Psがア
キユームレータ980のアキユームレータ圧Pa
より低く保たれる動作が行われ、油圧サーボC−
2のサーボ圧Psを十分に低い値Psに降圧し、こ
れに対応して伝達トルクTを図に実線で示す特性
T1から点線で示す特性T2のようにピークTpのな
いものとすることができるようになる。そして、
第2絞り手段R20と並列して設けられたレリーフ
弁Vrは、第3図に1点鎖線で示すように、A点
における油圧をレリーフ圧Prを設定値に低減す
る作用を行う。こうしてレリーフ弁Vrは、油圧
サーボ920のピストン920cに懸かるサーボ
圧を、摩擦係合要素Mが相互に係合した静止摩擦
状態から素早く解除されて滑り出すよう急速に低
下させ、低いレリーフ圧Prによる解放動作の開
始を保障するのである。そして、レリーフ弁Vr
には、図に一点鎖線で示すように、車速、スロツ
トル開度、出力軸トルク、ゼレクトレバーの選定
位置等の車両走行条件に応じて変化する油圧Piを
入力することもでき、このようにすると、入力油
圧Piに応じてレリーフ圧Prの設定値を調整して、
多くの走行条件に適応してサーボ圧Psを調圧す
ることがでるようになり、摩擦係合要素Mの解放
タイミングを一層適正化することができる。ま
た、油圧Piの代わりに、セレクトレバーを低速レ
ンジ(例えばドライブレンジからセカンドレンジ
又はローレンジ)に手動シフトしたとき油圧が発
生する油路の油圧Pjを入力するようにして、手動
シフトがあつたときにレリーフ弁Vrでの調圧を
停止させ、ドレイン油路を全開として、排出速度
を増大させることもできる。このようにすると、
エンジンブレーキが必要なときにおけるシフトダ
ウンの迅速化を図ることができる効果が得られる
ようになる。なお、チエツク弁付絞り950C
は、主に摩擦係合要素Mの係合時のサーボ圧Ps
の昇圧特性を調節するために挿入されている。 第2図は第2発明の構成の一実施例を示すもの
で、この例では、前述の第1絞り手段が固定絞り
からアキユームレータ980からの作動油の排出
を調整する調圧弁Vr2に変更されている。そし
て、ドレイン油路950Bには第2絞り手段R20
が設けられている。 この例では、アキユームレータ980からの作
動油の排出の規制と、油圧サーボ920からの作
動油の排出の助長ば、調圧弁Vr2及び逆止弁q1
と第2絞り手段R20とにより行われる。そして、
第3図に二点鎖線で示すように、サーボ圧は前記
所定時間t1とほぼ対応する所定時間t2の間、
アキユームレータ圧Paより低い一定の圧力Pr2に
保たれる。この例においても、前述の例と同様
に、調圧弁Vr2には車速、スロツトル開度、出力
軸トルク等の車両走行条件に応じて変化する油圧
Piを入力させ、アキユームレータ980からの排
出を入力油圧Piに応じて調整するようにしてもよ
い。このようにすると、より広範囲の車両走行条
件において適正な摩擦係合要素Mの解放タイミン
グを得ることができるようになる。 以上、本発明を数種の実施例に基づき詳述した
が、本発明は上述の実施例のみに限定されること
なく、特許請求の範囲に記載の事項の範囲内で
種々に具体的構成を変更して実施可能なものであ
ることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本第1発明の一実施例を示す車両用自
動変速機の油圧制御装置の回路構成図、第2図は
本第2発明の一実施例を示す回路構成図、第3図
は摩擦係合要素の解放時のサーボ圧とアキユーム
レータ圧及び伝達トルクの特性を示すグラフ、第
4図は車両用自動変速機の断面図であり、第5図
はその油圧制御装置の油圧回路図である。 M……摩擦係合要素、920……油圧サーボ、
950……切換弁、950A……油圧源、980
……アキユームレータ、R10……第1絞り手段、
R20……第2絞り手段、q1……逆止弁、Vr……
レリーフ弁、Vr2……調圧弁、100……自動変
速機、400……油圧制御装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 油圧サーボと、該油圧サーボの作動油の給排
    油路を油圧源及びドレイン油路に選択的に連絡す
    る切換弁と、前記油圧サーボの作動油の給排油路
    に分岐給排油路を介して連結されたアキユームレ
    ータと、前記分岐給排油路に介装された第1絞り
    手段と、該第1絞り手段と並列して設けられて前
    記アキユームレータへの作動油の供給のみを許容
    する逆止弁とを備え、前記切換弁の作動により車
    両用自動変速機の摩擦係合要素を係合及び解放さ
    せる車両用自動変速機において、 前記給排油路と前記分岐給排油路との合流点よ
    り下流のドレイン油路側に第2絞り手段を介装す
    るとともに、該第2絞り手段と並列して前記油圧
    サーボの油圧が設定値に降下するまで作動油の排
    出を助長するレリーフ弁を設けたことを特徴とす
    る車両用自動変速機の油圧制御装置。 2 前記レリーフ弁は、車速、スロツトル開度、
    出力軸トルク、セレクトレバーの選定位置等の車
    両走行条件に応じて変化する油圧を入力され、該
    入力油圧に応じて前記設定値を調整することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の車両用自
    動変速機の油圧制御装置。 3 前記レリーフ弁は、セレクトレバーの選定位
    置が低速レンジにシフトされたとき油圧が供給さ
    れる油路の油圧を入力され、該油圧の入力により
    前記設定値を調整することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項又は第2項に記載の車両用自動変速
    機の油圧制御装置。 4 油圧サーボと、該油圧サーボの作動油の給排
    油路を油圧源及びドレイン油路に選択的に連絡す
    る切換弁と、前記油圧サーボの作動油の給排油路
    に分岐給排油路を介して接続されたアキユームレ
    ータと、前記分岐給排油路に介装された第1絞り
    手段と、該第1絞り手段と並列して設けられて前
    記アキユームレータへの作動油の供給のみを許容
    する逆止弁とを備え、前記切換弁の作動により車
    両用自動変速機の摩擦係合要素を係合及び解放さ
    せる車両用自動変速機において、 前記第1絞り手段を前記油圧サーボの油圧が設
    定値に降下するまで前記アキユームレータからの
    作動油の排出を規制する調圧弁とするとともに、
    前記給排油路と前記分岐給排油路との合流点より
    下流のドレイン油路側に第2絞り手段を設けたこ
    とを特徴とする車両用自動変速機の油圧制御装
    置。 5 前記調圧弁は、車速、スロツトル開度、出力
    軸トルク等の車両走行条件に応じて変化する油圧
    を入力され、該入力油圧に応じて前記設定値を調
    整することを特徴とする特許請求の範囲第4項に
    記載の車両用自動変速機の油圧制御装置。
JP59168055A 1984-07-31 1984-08-11 車両用自動変速機の油圧制御装置 Granted JPS6148650A (ja)

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