JPH0535304B2 - - Google Patents
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- JPH0535304B2 JPH0535304B2 JP59167369A JP16736984A JPH0535304B2 JP H0535304 B2 JPH0535304 B2 JP H0535304B2 JP 59167369 A JP59167369 A JP 59167369A JP 16736984 A JP16736984 A JP 16736984A JP H0535304 B2 JPH0535304 B2 JP H0535304B2
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B20/00—Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
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- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、車両用自動変速機の摩擦係合装置を
作動させる油圧サーボの作動油を蓄圧するアキユ
ムレータに関する。 〔従来の技術〕 油圧制御装置によつて制御される車両自動変速
機には、所定の構成要素を選択的に他の構成要素
に係合または開放させ、車速、スロツトル開度、
出力軸トルク、セレクトレバーなど選速装置の設
定位置など車両走行条件に応じた変速比を達成さ
せるためクラツチ、ブレーキなど摩擦係合装置が
使用される。この摩擦係合装置は、通常油圧シリ
ンダ、該シリンダ内に摺動自在に嵌め込まれた摩
擦係合用ピストン、および該摩擦係合用ピストン
の復帰(リターン)付勢手段を備える油圧アクチ
ユエータにより係合および解放がなされる。この
油圧サーボへは、摩擦係合装置の係合時にエンジ
ンの出力軸を駆動源とするオイルポンプを油圧発
生源とし、油圧制御装置内に設けられ前記車両走
行条件に応じて前記オイルポンプ吐出圧を調圧す
る油圧調整機構(レギユレータ弁など)により所
定の油圧に調圧された圧油が、前記選速装置に連
動するマニユアル弁および車両走行条件に対応し
た入力油圧により作動されるシフト弁などの油路
切換弁を介して供給される。また摩擦係合装置の
解放時にはこれらの切換弁を介して排出される。
この油圧サーボへの作動油の給排油路には、該油
圧サーボ内の油圧の立上り(昇圧特性)および油
圧の立下がり(降圧特性)を調節し、これにより
前記摩擦係合装置の係合および開放のタイミング
を図り、変速時の衝撃を低減させるため、通常シ
リンダ室と、該シリンダ室内に摺動自在に嵌め込
まれ、シリンダ室内をアキユムレータ室と排油室
とに隔壁するアキユムレータピストンと、リター
ンスプリング、背圧などアキユムレータピストン
の復帰付勢手段とからなるアキユムレータが適宜
設けられる。 第5図は、アキユムレータピストンの復帰付勢
手段として、背圧とスプリングを有するアキユム
レータを備えた自動変速機において、自動変速機
の変速用の摩擦係合装置を作動させるための油圧
サーボに油圧を供給して摩擦係合要素を開放状態
から係合状態にすることによつてアツプシフトを
達成する際に油圧サーボに印加される油圧の変化
を示すグラフである。 時間T1で油圧サーボへの圧油の供給が始まる
と、カーブaに示すように時間T2から油圧サー
ボのリターンスプリングを圧縮しはじめて、時間
T3で油圧サーボのリターンスプリングの圧縮は
完了する。この圧力をP1とする。その後に摩擦
係合要素は実際的なトルク伝達を開始する。即
ち、時間T2からT3までが油圧サーボのリターン
スプリングが作動する領域である。 油圧サーボには、スロツトル開度により規制さ
れる圧油が供給されるので、この圧油により油圧
サーボは摩擦係合要素を係合してアツプシフトを
達成する。この係合があまりに短時間で行われる
と、トルク変動が過大となつて変速シヨツクの原
因となる。 そこで、アキユムレータを用いて油圧サーボへ
送る圧油の昇圧カーブがゆるやかに変化するよう
にしてシヨツクを緩和する。 アキユムレータピストンの復帰付勢手段として
は、アキユムレータピストンの背圧側に付与する
背圧と、リターンスプリングを用いる。 背圧は、スロツトル開度に比例するので、スロ
ツトル開度が小さいときのアキユムレータの作動
による圧力変化はカーブbに表されるように変化
する。 即ち、油圧サーボのリターンスプリング圧縮完
了圧力P1よりも少しだけ圧力が上昇した圧力P2
でアキユムレータピストンの移動が始まり、圧力
P3でピストンに移動が完了し、ライン圧PLまで
上昇する。カーブbが始まる時間T4からT5まで
がアキユムレータが作動する領域である。 次に、スロツトル開度が大きいときのアキユム
レータの作動による圧力変化はカーブcに表すよ
うに変化する。この場合は、アキユムレータピス
トンにかかる背圧も高いので、油圧サーボのリタ
ーンスプリング圧縮完了圧力P1よりもかなり高
い圧力P4でアキユムレーウタピストンの移動が
始まり、圧力P5でアキユムレータピストンの移
動が完了し、ライン圧力PLまで上昇する。カー
ブcが始まる時間T6からT7までがアキユムレー
タが作動する時間である。アキユムレータの作動
する時間は、付勢圧に反比例するので、圧力が低
いと長く、圧力が高いと短くなる。 なお、ライン圧PLは、スロツトル開度により
変化するが、第5図においては、便宜上一定の値
で示してある。 アキユムレータの作動開始圧力は、アキユムレ
ータピストンに装備するリターンスプリングの特
性を変更することにより選択することができる。 即ち、第5図において、リターンスプリングを
変更することによつて、圧力P2と圧力P4の間の
圧力をアキユムレータの作動開始圧力として設定
することができる。 〔発明が解決しようとする課題〕 以上のような特性をもつアキユムレータを有す
る自動変速機にあつては、スロツトル開度が小さ
いときにカーブaからカーブbに移向する際の圧
力変化に対応したトルク変動がシヨツクの原因と
なる。 そこで、この対策として、第6図に示すよう
に、アキユムレータピストンの復帰付勢手段であ
るリターンスプリングの特性を変更して、油圧サ
ーボのリターンスプリングの圧縮完了圧力P1と
アキユムレータピストンの始動圧力P2を一致さ
せることが考えられる。この対策によつて油圧サ
ーボのリターンスプリングの作動によるカーブa
と、スロツトル開度が小さいときのアキユムレー
タの作動によるカーブdとがスムーズに連続して
トルク変動を軽減するものと期待できる。 アキユムレータピストンは、シリンダ室内にシ
ールリングを嵌装した状態で挿入される構造を有
する。従つて、アキユムレータピストンに嵌装し
たシールリングはシリンダ室な内壁部に対して摺
動する。摺動摩擦係数は、静止状態のときの方が
摺動状態のときより大である。 従つて、アキユムレータピストンが静止状態か
ら始動するときに、ある程度の圧力上昇があつて
から始動するので、圧力カーブdはその始点付近
において、点線で示すカーブd1に沿つて変化す
る。 このカーブd1による圧力変化はトルク変動によ
るシフトシヨツクの原因となる。 また、アキユムレータ作動開始圧力を低く設定
することにより、アキユムレータが作動している
時間(T3→T50)が長くなり、変速が完了するま
での時間が延びるといつた問題も発生する。 本発明は以上の問題点を解決する車両用自動変
速機の摩擦係合装置のアキユムレータを提供する
ものである。 〔課題を解決するための手段〕 本発明の摩擦係合装置は、シリンダ内に復帰付
勢手段を備えた摩擦係合用ピストンを嵌め込んで
なる油圧サーボと、油圧サーボに連通するアキユ
ムレータとを有し、アキユムレータ590はシリ
ンダ室593を画定するハウジング594と、シ
リンダ室内に挿入されてシリンダ室を排油室59
7aと油圧サーボに連通するアキユムレータ室5
97と背圧室592に画定するとともにアキユム
レータ室の容量が最小となる第1の位置M1と最
大となる第2の位置M2との間を摺動するアキユ
ムレータピストン596と、背圧室に油圧を印加
することによりアキユムレータピストンを第1の
位置に向けて付勢する背圧付勢手段598を含む
第1の付勢手段と、アキユムレータ室内に配設し
てアキユムレータピストンが第1の位置と、第1
の位置から第2の位置に向けて所定量移動する位
置との間にあるときのみ前記第2の位置に向けて
アキユムレータピストンを付勢する第2の付勢手
段599との備える車両用自動変速機の摩擦係合
装置のアキユムレータにおいて、前記アキユムレ
ータピストン596が前記第1の位置M1に位置
し、前記背圧付勢手段598に印加される油圧が
低いとき、前記第1の付勢手段と前記第2の付勢
手段599により前記アキユムレータピストンを
前記第1の位置M1の側に付勢する圧力を前記摩
擦係合用ピストンの復帰付勢手段の付勢終了圧力
よりも低く設定したことを基本的な手段とする。 そして、前記第1の付勢手段は、前記アキユム
レータピストンを前記第1の位置の側へ付勢する
第1の圧縮コイルスプリングと、前記背圧付勢手
段とであり、また、前記第2の付勢手段は、前記
アキユムレータピストンを前記第2の位置の側へ
付勢する第2の圧縮コイルスプリングであること
を具体的な手段とする。 〔作用〕 本発明によれば、アキユムレータ590の前記
アキユムレータピストン596が前記第1の位置
M1に位置し、前記背圧付勢手段598に印加さ
れる油圧が設定値以下のとき、前記第1の付勢手
段と第2の付勢手段599により前記アキユムレ
ータピストン596を前記第1の位置M1の側に
付勢する圧力を、前記摩擦係合装置の油圧サーボ
に配設された前記摩擦係合用ピストンの復帰付勢
手段の付勢終了圧力より低く設定したので、前記
アキユムレータ590の背圧付勢手段598に印
加される油圧が設定値より低い場合であつても、
前記摩擦係合装置の油圧サーボおよびアキユムレ
ータ590のアキユムレータ室597に印加され
た油圧による前記油圧サーボの摩擦係合用ピスト
ンの背圧付勢手段の付勢が終了する前、少くとも
付勢終了時に、アキユムレータピストン596は
スムーズに始動し、前記油圧サーボの摩擦係合用
ピストンの復帰付勢手段の付勢終了にひき続い
て、前記油圧サーボに供給される油圧をスムーズ
に上昇させる。 なお、上述した本発明の構成および作用の説明
において図面に付記した符号を付して記載した
が、この符号は上述した記載の理解を容易とする
ために付記したものであつて、構成を限定するも
のではない。 [実施例] 本発明を車両用自動変速機の変速用摩擦係合装
置であるブレーキおよびそのアキユムレータに施
した実施例を、図面に基いて説明する。 第2図に本発明のアキユムレータの一実施例を
断面図で示し、第3図および第4図に上記アキユ
ムレータを適用した車両用自動変速機を断面図お
よびその油圧制御装置の油圧回路を示す。 第3図に示すように、自動変速機100は、流
体式トルクコンバータ200と、トランスミツシ
ヨン300と、油圧制御装置400とから構成さ
れる。 トランスミツシヨン300は、第1遊星歯車装
置U0、油圧サーボにより作動される1つの多板
クラツチC0、1つの多板ブレーキB0、および
1つの一方向クラツチF0を備えるオーバードラ
イブ変速装置300Aと、第2遊星歯車装置U
1、第3遊星歯車装置U2、油圧サーボにより作
動される2つの多板クラツチC1,C2、1つの
ベルトブレーキB1、2つの多板ブレーキB2,
B3、および2つの一方向クラツチF1,F2を
備える前進3段後進1段のアンダードライブ変速
装置300Bとから構成される。 自動変速機100の変速機ケース110は、ト
ルクコンバータ200を収容するトルクコンバー
タハウジング120、オーバードライブ変速装置
300Aとアンダードライブ変速装置300Bと
を収容する各室とを一体に形成してなるトランス
ミツシヨンケース130、自動変速機100の後
側を蓋するエクステンシヨンハウジング140と
からなり、これらトルクコンバータハウジング1
20と、トランスミツシヨンケース130と、エ
クステンシヨンハウジング140とはそれぞれ多
数のボルトで締結されている。 トルクコンバータ200は、前方(エンジン
側)が開いたトルクコンバータハウジング120
内に収容され、図示しないエンジンの駆動を受け
て回転するフロントカバー201、該フロントカ
バー201内周に溶接された円環板状のリアカバ
ー202、該リアカバー202の内周壁面の内壁
に周設されたポンプインペラ203、該ポンプイ
ンペラ203に対向して配置されたタービンラン
ナ204、該タービンランナ204を保持してい
るタービンシエル205、一方向クラツチ206
を介し、変速機ケース110に連結された固定軸
207に支持され、入力回転数の低い時トルク容
量を増大させるステータ208、前記フロントカ
バー201とタービンシエル205との間にフロ
ントカバー201とタービンシエル205を同一
回転とする直結クラツチ(ロツクアツプクラツ
チ)209を備えている。前記トルクコンバータ
ハウジング120の後方に連続する筒状のトラン
スミツシヨンケース130とトルクコンバータハ
ウジング120の間には、内部に外歯歯車150
aと内歯歯車150bを備えた内接歯車オイルポ
ンプ150を収容し、内周で前方に突出する筒状
部151を有するオイルポンプボデイ152がト
ランスミツシヨンケース130の前部に締結さ
れ、リアカバー202の内周端部と連結された延
長部材210が筒状部151の内周を介して外歯
歯車150aの内周とスプライン嵌合されてい
る。また前記オイルポンプボデイ152の後側に
は、前記筒状部151と同軸状で後向きに突出す
る筒状のフロントサポート153を有するオイル
ポンプカバー154が締着されて前記オイルプン
プボデイ152とオイルポンプカバー154がト
ルクコンバータハウジング120とトランスミツ
シヨンケース130との隔壁を形成している。ま
た、トランスミツシヨンケース130内の中間に
はオーバードライブ変速装置300Aが形成され
るオーバードライブ機構室130Aとアンダード
ライブ変速装置300Bが形成されるアンダード
ライブ機構室130Bとを隔壁する後方に突出す
る筒状のセンターサポート131を有する中間支
壁132が設けられている。トランスミツシヨン
ケース130の後部(図示右側)には、前方に突
出する筒状のリアサポート133を有する後部支
壁134が設けられている。 前記フロントサポート153の内側にはトルク
コンバータ200のステータ208を支持する一
方向クラツチ206の固定軸207が嵌着され、
該固定軸207の内側にトルクコンバータ200
の出力軸であるトランスミツシヨン300の入力
軸10が回転自在に支持されている。該入力軸1
0は後方端部にフランジ部101を有し、後方端
部の中心に後向きの穴102が形成されている。
前記入力軸10の後方には、入力軸10に直列的
に配された中間伝動軸11が回転自在に装着さ
れ、該中間伝動軸11は、その先端の入力軸10
の穴102内に摺接し、中間伝動軸11の後方端
部にフランジ部111を有し、中心に動力を駆動
輪側に伝達する出力軸12の先端が摺接する後向
きの穴112が形成されている。出力軸12、エ
クステンシヨンハウジング140内で電子制御セ
ンサロータ121、スピードメータドライブギア
122を固着し、後方端部は外周に駆動輪側へ動
力を伝達するスリーブヨークを外嵌すべくスプラ
イン溝123が形成され、スリーブヨークを介し
てエクステンシヨンハウジング140に回転自在
に支持されとともに前方端部が中間伝動軸11の
穴112内により回転自在に支持されている。 オーバドライブ変速装置300Aは、前記入力
軸10の後方に第1遊星歯車装置U0が設けら
れ、そのリングギアR0は中間伝動軸11にフラ
ンジ板113を介して結合され、プラネタリキヤ
リヤP0は入力軸10のフランジ部101と結合
され、サンギヤS0は一方向クラツチF0のイン
ナレース軸13により形成されている。第1の遊
星歯車装置U0の前側には、後方に回航する第1
油圧サーボドラム14がインナレース軸13に固
着され、第1油圧サーボドラム14の外周壁14
Aと内周壁14Bの間に環状ピストン15が嵌め
込まれてキヤリヤP0と第1油圧サーボドラム1
4の係合および開放を行うクラツチC0の油圧サ
ーボC−0を形成すると共にインナレース軸13
側に環状ピストン15を油圧サーボC−0側に押
圧するリターンスプリング16、外周壁14Aの
内側にクラツチC0が装着され、該クラツチC0
を介して第1油圧サーボドラム14およびインナ
ーレース軸13とキヤリアP0とが連結されてい
る。第1油圧サーボドラム14の内周インナーレ
ース軸13をインナーレースとする一方向クラツ
チF0が設けられ、その外周にアウタレース17
とトランスミツシヨンケース130の間にクラツ
チC0およびブレーキB0が設けられ、ブレーキ
B0の後方の中間支壁132の前方にブレーキB
0を押圧するピストン18が嵌め込まれピストン
18と中間支壁132の間にはブレーキB0の油
圧サーボB−0を形成し、中間支壁132の前方
先端内周部135にピストン18を油圧サーボB
−0側に押圧するリターンスプリング19が嵌め
込まれている。 アンダードライブ変速装置300Bは、まず前
方には後方に開口する第2油圧サーボドラム20
が中間支壁132のセンターソポート131の外
周に回転自在に外嵌され、その外周壁20Aと内
周壁20Bの間にクラツチC2を押圧する環状ピ
ストン21が嵌め込まれ、環状ピストン21と第
2油圧サーボドラム20の間にクラツチC2の油
圧サーボC−2を形成すると共に内周壁20B側
に環状ピストン21を油圧サーボC−2側に押圧
するリターンスプリング22、外周壁20Aの内
側にクラツチC2が装着されている。前記第2油
圧サーボドラム20の後方には、後方に開口する
と共に前方に環状突起23を有する第3油圧サー
ボドラム24が中間伝動軸11の後方部のフラン
ジ部111の外周に固着され、中間伝動軸11の
後方端部と第3油圧サーボドラム24の外周壁2
4Aとフランジ部111の外周との間にクラツチ
C1を押圧する環状ピストン25が嵌め込まれて
環状ピストン25と第3油圧サーボドラム24の
間にクラツチC1の油圧サーボC−1を形成する
と共にクラツチC1の内周側に環状ピストン25
を油圧サーボC−1側に押圧するリターンスプリ
ング26、さらに環状突起23の外周にクラツチ
C2が装着され、クラツチC2を介して第2、3
油圧サーボドラム20,24が連結されている。
該第3油圧サーボドラム24の後方には、第2遊
星歯車装置U1が設けられ、そのリングギアR1
は該リングギアR1を出力軸12の外周で回転自
在に支持する回転支持部材27の前方に突設して
設けられた環状突起28およびクラツチC1を介
して第3油圧サーボドラム24に連結され、キヤ
リアP1は前記出力軸12の前側外周にスプライ
ン嵌合し、サンギアS1は主力軸12の外周で回
転自在に設けられた、サンギア軸29の先端に一
体に形成されている。また、第2、3油圧サーボ
ドラム20,24および第2遊星歯車装置U1を
最小空間でカバーするよう成型された連結ドラム
30が、その前方先端で第2油圧サーボドラム2
0の外周に固着され、後端は、第2遊星歯車装置
U1の後方でサンギア軸29に連結され、外周側
に連結ドラム30の固定および開放を行うベルト
ブレーキB1が設けられている。 トランスミツシヨンケース130の後部の内周
に形成されたスプライン136には、前方にブレ
ーキB2のブレーキプレートb2、後方にブレー
キB3のブレーキプレートb3がスプライン嵌合
され、ブレーキB2とブレーキB3の間には前方
に開口し、前方側に円環状突起31を有した第4
油圧サーボドラム32がスプライン嵌合されてい
る。第4油圧サーボドラム32の外周壁32Aと
円環状突起31の間にブレーキB2を押圧する環
状ピストン33が嵌め込まれ、環状ピストン33
と第4油圧サーボドラム32の間にブレーキB2
の油圧サーボB−2を形成すると共に、内周壁3
2B側に環状ピストン33を油圧サーボB−2側
に押圧するリターンスプリング34が設けられて
いる。またブレーキB2の内周側にはサンギア軸
29をインナーレースとする一方向クラツチF1
が設けられ、アウターレース35の外周にブレー
キB2が装着されている。ブレーキB2の後側の
後部支壁134のリアサポート133外周側とト
ランスミツシヨンケース130の間に形成された
環状穴36にブレーキB3を押圧する複数のピス
トン371,373とリアクシヨンスリーブ37
2が嵌め込まれてブレーキB3の油圧サーボB−
3を形成し、またピストン371,373を油圧
サーボB−3側へ押圧するリターンスプリング3
8がリアサポート133先端に装着されたリター
ンスプリング取付具38Aにより支持されてい
る。ブレーキB3の内周に配された一方向クラツ
チF2のインナレース39はサンギア軸29の外
周で第4油圧サーボドラム32と連結され、一方
向クラツチF2のアウターレース40の外周にブ
レーキB3が装着されている。第3遊星歯車装置
U2は、サンギアS2がサンギア軸29と一体に
形成され、キヤリアP2が前側の一方向クラツチ
F2のアウターレース40に連結されると共にブ
レーキB3と連結され、外周にパーキングギア4
1を周設したリングギアR2が出力軸12に内周
がスプライン嵌合した連結部材42を介して連係
されている。前記パーキングギア41は自動変速
機のシフトレバーをパーキング(P)位置に選択した
とき、パーキング爪43がパーキングギア41に
噛み合い出力軸12を固定するように設けられて
いる。 自動変速機100は、トランスミツシヨンケー
ス130の下部にボルト401により締結された
オイルパン402に内蔵されたオイルストレーナ
403を下部に配したバルブボデイ404内の油
圧制御装置400によりエンジンのスロツトル開
度、車両の車速など車両走行条件に応じて摩擦係
合要素である各クラツチおよびブレーキの選択的
係合または開放が行われ、オーバドライブ(O/
D)を含む前進4段の自動変速と、手動変速のみ
による後進1段の変速とがなされる。 油圧制御装置400のマニユアル弁駆動のため
運転席に設けられたシフトレバー(図示せず)
は、P(パーキング)、R(リバース)、N(ニコー
トラル)、D(ドライブ)、S(セカンド)、L(ロ
ー)、の各レンジのシフトポジシヨンSPを有し、
このシフトポジシヨンSPと変速段第4速(4)、第
3速(3)、第2速(2)、第1速(1)、クラツチおよびブ
レーキの作動関係の一例を表1に示す。
作動させる油圧サーボの作動油を蓄圧するアキユ
ムレータに関する。 〔従来の技術〕 油圧制御装置によつて制御される車両自動変速
機には、所定の構成要素を選択的に他の構成要素
に係合または開放させ、車速、スロツトル開度、
出力軸トルク、セレクトレバーなど選速装置の設
定位置など車両走行条件に応じた変速比を達成さ
せるためクラツチ、ブレーキなど摩擦係合装置が
使用される。この摩擦係合装置は、通常油圧シリ
ンダ、該シリンダ内に摺動自在に嵌め込まれた摩
擦係合用ピストン、および該摩擦係合用ピストン
の復帰(リターン)付勢手段を備える油圧アクチ
ユエータにより係合および解放がなされる。この
油圧サーボへは、摩擦係合装置の係合時にエンジ
ンの出力軸を駆動源とするオイルポンプを油圧発
生源とし、油圧制御装置内に設けられ前記車両走
行条件に応じて前記オイルポンプ吐出圧を調圧す
る油圧調整機構(レギユレータ弁など)により所
定の油圧に調圧された圧油が、前記選速装置に連
動するマニユアル弁および車両走行条件に対応し
た入力油圧により作動されるシフト弁などの油路
切換弁を介して供給される。また摩擦係合装置の
解放時にはこれらの切換弁を介して排出される。
この油圧サーボへの作動油の給排油路には、該油
圧サーボ内の油圧の立上り(昇圧特性)および油
圧の立下がり(降圧特性)を調節し、これにより
前記摩擦係合装置の係合および開放のタイミング
を図り、変速時の衝撃を低減させるため、通常シ
リンダ室と、該シリンダ室内に摺動自在に嵌め込
まれ、シリンダ室内をアキユムレータ室と排油室
とに隔壁するアキユムレータピストンと、リター
ンスプリング、背圧などアキユムレータピストン
の復帰付勢手段とからなるアキユムレータが適宜
設けられる。 第5図は、アキユムレータピストンの復帰付勢
手段として、背圧とスプリングを有するアキユム
レータを備えた自動変速機において、自動変速機
の変速用の摩擦係合装置を作動させるための油圧
サーボに油圧を供給して摩擦係合要素を開放状態
から係合状態にすることによつてアツプシフトを
達成する際に油圧サーボに印加される油圧の変化
を示すグラフである。 時間T1で油圧サーボへの圧油の供給が始まる
と、カーブaに示すように時間T2から油圧サー
ボのリターンスプリングを圧縮しはじめて、時間
T3で油圧サーボのリターンスプリングの圧縮は
完了する。この圧力をP1とする。その後に摩擦
係合要素は実際的なトルク伝達を開始する。即
ち、時間T2からT3までが油圧サーボのリターン
スプリングが作動する領域である。 油圧サーボには、スロツトル開度により規制さ
れる圧油が供給されるので、この圧油により油圧
サーボは摩擦係合要素を係合してアツプシフトを
達成する。この係合があまりに短時間で行われる
と、トルク変動が過大となつて変速シヨツクの原
因となる。 そこで、アキユムレータを用いて油圧サーボへ
送る圧油の昇圧カーブがゆるやかに変化するよう
にしてシヨツクを緩和する。 アキユムレータピストンの復帰付勢手段として
は、アキユムレータピストンの背圧側に付与する
背圧と、リターンスプリングを用いる。 背圧は、スロツトル開度に比例するので、スロ
ツトル開度が小さいときのアキユムレータの作動
による圧力変化はカーブbに表されるように変化
する。 即ち、油圧サーボのリターンスプリング圧縮完
了圧力P1よりも少しだけ圧力が上昇した圧力P2
でアキユムレータピストンの移動が始まり、圧力
P3でピストンに移動が完了し、ライン圧PLまで
上昇する。カーブbが始まる時間T4からT5まで
がアキユムレータが作動する領域である。 次に、スロツトル開度が大きいときのアキユム
レータの作動による圧力変化はカーブcに表すよ
うに変化する。この場合は、アキユムレータピス
トンにかかる背圧も高いので、油圧サーボのリタ
ーンスプリング圧縮完了圧力P1よりもかなり高
い圧力P4でアキユムレーウタピストンの移動が
始まり、圧力P5でアキユムレータピストンの移
動が完了し、ライン圧力PLまで上昇する。カー
ブcが始まる時間T6からT7までがアキユムレー
タが作動する時間である。アキユムレータの作動
する時間は、付勢圧に反比例するので、圧力が低
いと長く、圧力が高いと短くなる。 なお、ライン圧PLは、スロツトル開度により
変化するが、第5図においては、便宜上一定の値
で示してある。 アキユムレータの作動開始圧力は、アキユムレ
ータピストンに装備するリターンスプリングの特
性を変更することにより選択することができる。 即ち、第5図において、リターンスプリングを
変更することによつて、圧力P2と圧力P4の間の
圧力をアキユムレータの作動開始圧力として設定
することができる。 〔発明が解決しようとする課題〕 以上のような特性をもつアキユムレータを有す
る自動変速機にあつては、スロツトル開度が小さ
いときにカーブaからカーブbに移向する際の圧
力変化に対応したトルク変動がシヨツクの原因と
なる。 そこで、この対策として、第6図に示すよう
に、アキユムレータピストンの復帰付勢手段であ
るリターンスプリングの特性を変更して、油圧サ
ーボのリターンスプリングの圧縮完了圧力P1と
アキユムレータピストンの始動圧力P2を一致さ
せることが考えられる。この対策によつて油圧サ
ーボのリターンスプリングの作動によるカーブa
と、スロツトル開度が小さいときのアキユムレー
タの作動によるカーブdとがスムーズに連続して
トルク変動を軽減するものと期待できる。 アキユムレータピストンは、シリンダ室内にシ
ールリングを嵌装した状態で挿入される構造を有
する。従つて、アキユムレータピストンに嵌装し
たシールリングはシリンダ室な内壁部に対して摺
動する。摺動摩擦係数は、静止状態のときの方が
摺動状態のときより大である。 従つて、アキユムレータピストンが静止状態か
ら始動するときに、ある程度の圧力上昇があつて
から始動するので、圧力カーブdはその始点付近
において、点線で示すカーブd1に沿つて変化す
る。 このカーブd1による圧力変化はトルク変動によ
るシフトシヨツクの原因となる。 また、アキユムレータ作動開始圧力を低く設定
することにより、アキユムレータが作動している
時間(T3→T50)が長くなり、変速が完了するま
での時間が延びるといつた問題も発生する。 本発明は以上の問題点を解決する車両用自動変
速機の摩擦係合装置のアキユムレータを提供する
ものである。 〔課題を解決するための手段〕 本発明の摩擦係合装置は、シリンダ内に復帰付
勢手段を備えた摩擦係合用ピストンを嵌め込んで
なる油圧サーボと、油圧サーボに連通するアキユ
ムレータとを有し、アキユムレータ590はシリ
ンダ室593を画定するハウジング594と、シ
リンダ室内に挿入されてシリンダ室を排油室59
7aと油圧サーボに連通するアキユムレータ室5
97と背圧室592に画定するとともにアキユム
レータ室の容量が最小となる第1の位置M1と最
大となる第2の位置M2との間を摺動するアキユ
ムレータピストン596と、背圧室に油圧を印加
することによりアキユムレータピストンを第1の
位置に向けて付勢する背圧付勢手段598を含む
第1の付勢手段と、アキユムレータ室内に配設し
てアキユムレータピストンが第1の位置と、第1
の位置から第2の位置に向けて所定量移動する位
置との間にあるときのみ前記第2の位置に向けて
アキユムレータピストンを付勢する第2の付勢手
段599との備える車両用自動変速機の摩擦係合
装置のアキユムレータにおいて、前記アキユムレ
ータピストン596が前記第1の位置M1に位置
し、前記背圧付勢手段598に印加される油圧が
低いとき、前記第1の付勢手段と前記第2の付勢
手段599により前記アキユムレータピストンを
前記第1の位置M1の側に付勢する圧力を前記摩
擦係合用ピストンの復帰付勢手段の付勢終了圧力
よりも低く設定したことを基本的な手段とする。 そして、前記第1の付勢手段は、前記アキユム
レータピストンを前記第1の位置の側へ付勢する
第1の圧縮コイルスプリングと、前記背圧付勢手
段とであり、また、前記第2の付勢手段は、前記
アキユムレータピストンを前記第2の位置の側へ
付勢する第2の圧縮コイルスプリングであること
を具体的な手段とする。 〔作用〕 本発明によれば、アキユムレータ590の前記
アキユムレータピストン596が前記第1の位置
M1に位置し、前記背圧付勢手段598に印加さ
れる油圧が設定値以下のとき、前記第1の付勢手
段と第2の付勢手段599により前記アキユムレ
ータピストン596を前記第1の位置M1の側に
付勢する圧力を、前記摩擦係合装置の油圧サーボ
に配設された前記摩擦係合用ピストンの復帰付勢
手段の付勢終了圧力より低く設定したので、前記
アキユムレータ590の背圧付勢手段598に印
加される油圧が設定値より低い場合であつても、
前記摩擦係合装置の油圧サーボおよびアキユムレ
ータ590のアキユムレータ室597に印加され
た油圧による前記油圧サーボの摩擦係合用ピスト
ンの背圧付勢手段の付勢が終了する前、少くとも
付勢終了時に、アキユムレータピストン596は
スムーズに始動し、前記油圧サーボの摩擦係合用
ピストンの復帰付勢手段の付勢終了にひき続い
て、前記油圧サーボに供給される油圧をスムーズ
に上昇させる。 なお、上述した本発明の構成および作用の説明
において図面に付記した符号を付して記載した
が、この符号は上述した記載の理解を容易とする
ために付記したものであつて、構成を限定するも
のではない。 [実施例] 本発明を車両用自動変速機の変速用摩擦係合装
置であるブレーキおよびそのアキユムレータに施
した実施例を、図面に基いて説明する。 第2図に本発明のアキユムレータの一実施例を
断面図で示し、第3図および第4図に上記アキユ
ムレータを適用した車両用自動変速機を断面図お
よびその油圧制御装置の油圧回路を示す。 第3図に示すように、自動変速機100は、流
体式トルクコンバータ200と、トランスミツシ
ヨン300と、油圧制御装置400とから構成さ
れる。 トランスミツシヨン300は、第1遊星歯車装
置U0、油圧サーボにより作動される1つの多板
クラツチC0、1つの多板ブレーキB0、および
1つの一方向クラツチF0を備えるオーバードラ
イブ変速装置300Aと、第2遊星歯車装置U
1、第3遊星歯車装置U2、油圧サーボにより作
動される2つの多板クラツチC1,C2、1つの
ベルトブレーキB1、2つの多板ブレーキB2,
B3、および2つの一方向クラツチF1,F2を
備える前進3段後進1段のアンダードライブ変速
装置300Bとから構成される。 自動変速機100の変速機ケース110は、ト
ルクコンバータ200を収容するトルクコンバー
タハウジング120、オーバードライブ変速装置
300Aとアンダードライブ変速装置300Bと
を収容する各室とを一体に形成してなるトランス
ミツシヨンケース130、自動変速機100の後
側を蓋するエクステンシヨンハウジング140と
からなり、これらトルクコンバータハウジング1
20と、トランスミツシヨンケース130と、エ
クステンシヨンハウジング140とはそれぞれ多
数のボルトで締結されている。 トルクコンバータ200は、前方(エンジン
側)が開いたトルクコンバータハウジング120
内に収容され、図示しないエンジンの駆動を受け
て回転するフロントカバー201、該フロントカ
バー201内周に溶接された円環板状のリアカバ
ー202、該リアカバー202の内周壁面の内壁
に周設されたポンプインペラ203、該ポンプイ
ンペラ203に対向して配置されたタービンラン
ナ204、該タービンランナ204を保持してい
るタービンシエル205、一方向クラツチ206
を介し、変速機ケース110に連結された固定軸
207に支持され、入力回転数の低い時トルク容
量を増大させるステータ208、前記フロントカ
バー201とタービンシエル205との間にフロ
ントカバー201とタービンシエル205を同一
回転とする直結クラツチ(ロツクアツプクラツ
チ)209を備えている。前記トルクコンバータ
ハウジング120の後方に連続する筒状のトラン
スミツシヨンケース130とトルクコンバータハ
ウジング120の間には、内部に外歯歯車150
aと内歯歯車150bを備えた内接歯車オイルポ
ンプ150を収容し、内周で前方に突出する筒状
部151を有するオイルポンプボデイ152がト
ランスミツシヨンケース130の前部に締結さ
れ、リアカバー202の内周端部と連結された延
長部材210が筒状部151の内周を介して外歯
歯車150aの内周とスプライン嵌合されてい
る。また前記オイルポンプボデイ152の後側に
は、前記筒状部151と同軸状で後向きに突出す
る筒状のフロントサポート153を有するオイル
ポンプカバー154が締着されて前記オイルプン
プボデイ152とオイルポンプカバー154がト
ルクコンバータハウジング120とトランスミツ
シヨンケース130との隔壁を形成している。ま
た、トランスミツシヨンケース130内の中間に
はオーバードライブ変速装置300Aが形成され
るオーバードライブ機構室130Aとアンダード
ライブ変速装置300Bが形成されるアンダード
ライブ機構室130Bとを隔壁する後方に突出す
る筒状のセンターサポート131を有する中間支
壁132が設けられている。トランスミツシヨン
ケース130の後部(図示右側)には、前方に突
出する筒状のリアサポート133を有する後部支
壁134が設けられている。 前記フロントサポート153の内側にはトルク
コンバータ200のステータ208を支持する一
方向クラツチ206の固定軸207が嵌着され、
該固定軸207の内側にトルクコンバータ200
の出力軸であるトランスミツシヨン300の入力
軸10が回転自在に支持されている。該入力軸1
0は後方端部にフランジ部101を有し、後方端
部の中心に後向きの穴102が形成されている。
前記入力軸10の後方には、入力軸10に直列的
に配された中間伝動軸11が回転自在に装着さ
れ、該中間伝動軸11は、その先端の入力軸10
の穴102内に摺接し、中間伝動軸11の後方端
部にフランジ部111を有し、中心に動力を駆動
輪側に伝達する出力軸12の先端が摺接する後向
きの穴112が形成されている。出力軸12、エ
クステンシヨンハウジング140内で電子制御セ
ンサロータ121、スピードメータドライブギア
122を固着し、後方端部は外周に駆動輪側へ動
力を伝達するスリーブヨークを外嵌すべくスプラ
イン溝123が形成され、スリーブヨークを介し
てエクステンシヨンハウジング140に回転自在
に支持されとともに前方端部が中間伝動軸11の
穴112内により回転自在に支持されている。 オーバドライブ変速装置300Aは、前記入力
軸10の後方に第1遊星歯車装置U0が設けら
れ、そのリングギアR0は中間伝動軸11にフラ
ンジ板113を介して結合され、プラネタリキヤ
リヤP0は入力軸10のフランジ部101と結合
され、サンギヤS0は一方向クラツチF0のイン
ナレース軸13により形成されている。第1の遊
星歯車装置U0の前側には、後方に回航する第1
油圧サーボドラム14がインナレース軸13に固
着され、第1油圧サーボドラム14の外周壁14
Aと内周壁14Bの間に環状ピストン15が嵌め
込まれてキヤリヤP0と第1油圧サーボドラム1
4の係合および開放を行うクラツチC0の油圧サ
ーボC−0を形成すると共にインナレース軸13
側に環状ピストン15を油圧サーボC−0側に押
圧するリターンスプリング16、外周壁14Aの
内側にクラツチC0が装着され、該クラツチC0
を介して第1油圧サーボドラム14およびインナ
ーレース軸13とキヤリアP0とが連結されてい
る。第1油圧サーボドラム14の内周インナーレ
ース軸13をインナーレースとする一方向クラツ
チF0が設けられ、その外周にアウタレース17
とトランスミツシヨンケース130の間にクラツ
チC0およびブレーキB0が設けられ、ブレーキ
B0の後方の中間支壁132の前方にブレーキB
0を押圧するピストン18が嵌め込まれピストン
18と中間支壁132の間にはブレーキB0の油
圧サーボB−0を形成し、中間支壁132の前方
先端内周部135にピストン18を油圧サーボB
−0側に押圧するリターンスプリング19が嵌め
込まれている。 アンダードライブ変速装置300Bは、まず前
方には後方に開口する第2油圧サーボドラム20
が中間支壁132のセンターソポート131の外
周に回転自在に外嵌され、その外周壁20Aと内
周壁20Bの間にクラツチC2を押圧する環状ピ
ストン21が嵌め込まれ、環状ピストン21と第
2油圧サーボドラム20の間にクラツチC2の油
圧サーボC−2を形成すると共に内周壁20B側
に環状ピストン21を油圧サーボC−2側に押圧
するリターンスプリング22、外周壁20Aの内
側にクラツチC2が装着されている。前記第2油
圧サーボドラム20の後方には、後方に開口する
と共に前方に環状突起23を有する第3油圧サー
ボドラム24が中間伝動軸11の後方部のフラン
ジ部111の外周に固着され、中間伝動軸11の
後方端部と第3油圧サーボドラム24の外周壁2
4Aとフランジ部111の外周との間にクラツチ
C1を押圧する環状ピストン25が嵌め込まれて
環状ピストン25と第3油圧サーボドラム24の
間にクラツチC1の油圧サーボC−1を形成する
と共にクラツチC1の内周側に環状ピストン25
を油圧サーボC−1側に押圧するリターンスプリ
ング26、さらに環状突起23の外周にクラツチ
C2が装着され、クラツチC2を介して第2、3
油圧サーボドラム20,24が連結されている。
該第3油圧サーボドラム24の後方には、第2遊
星歯車装置U1が設けられ、そのリングギアR1
は該リングギアR1を出力軸12の外周で回転自
在に支持する回転支持部材27の前方に突設して
設けられた環状突起28およびクラツチC1を介
して第3油圧サーボドラム24に連結され、キヤ
リアP1は前記出力軸12の前側外周にスプライ
ン嵌合し、サンギアS1は主力軸12の外周で回
転自在に設けられた、サンギア軸29の先端に一
体に形成されている。また、第2、3油圧サーボ
ドラム20,24および第2遊星歯車装置U1を
最小空間でカバーするよう成型された連結ドラム
30が、その前方先端で第2油圧サーボドラム2
0の外周に固着され、後端は、第2遊星歯車装置
U1の後方でサンギア軸29に連結され、外周側
に連結ドラム30の固定および開放を行うベルト
ブレーキB1が設けられている。 トランスミツシヨンケース130の後部の内周
に形成されたスプライン136には、前方にブレ
ーキB2のブレーキプレートb2、後方にブレー
キB3のブレーキプレートb3がスプライン嵌合
され、ブレーキB2とブレーキB3の間には前方
に開口し、前方側に円環状突起31を有した第4
油圧サーボドラム32がスプライン嵌合されてい
る。第4油圧サーボドラム32の外周壁32Aと
円環状突起31の間にブレーキB2を押圧する環
状ピストン33が嵌め込まれ、環状ピストン33
と第4油圧サーボドラム32の間にブレーキB2
の油圧サーボB−2を形成すると共に、内周壁3
2B側に環状ピストン33を油圧サーボB−2側
に押圧するリターンスプリング34が設けられて
いる。またブレーキB2の内周側にはサンギア軸
29をインナーレースとする一方向クラツチF1
が設けられ、アウターレース35の外周にブレー
キB2が装着されている。ブレーキB2の後側の
後部支壁134のリアサポート133外周側とト
ランスミツシヨンケース130の間に形成された
環状穴36にブレーキB3を押圧する複数のピス
トン371,373とリアクシヨンスリーブ37
2が嵌め込まれてブレーキB3の油圧サーボB−
3を形成し、またピストン371,373を油圧
サーボB−3側へ押圧するリターンスプリング3
8がリアサポート133先端に装着されたリター
ンスプリング取付具38Aにより支持されてい
る。ブレーキB3の内周に配された一方向クラツ
チF2のインナレース39はサンギア軸29の外
周で第4油圧サーボドラム32と連結され、一方
向クラツチF2のアウターレース40の外周にブ
レーキB3が装着されている。第3遊星歯車装置
U2は、サンギアS2がサンギア軸29と一体に
形成され、キヤリアP2が前側の一方向クラツチ
F2のアウターレース40に連結されると共にブ
レーキB3と連結され、外周にパーキングギア4
1を周設したリングギアR2が出力軸12に内周
がスプライン嵌合した連結部材42を介して連係
されている。前記パーキングギア41は自動変速
機のシフトレバーをパーキング(P)位置に選択した
とき、パーキング爪43がパーキングギア41に
噛み合い出力軸12を固定するように設けられて
いる。 自動変速機100は、トランスミツシヨンケー
ス130の下部にボルト401により締結された
オイルパン402に内蔵されたオイルストレーナ
403を下部に配したバルブボデイ404内の油
圧制御装置400によりエンジンのスロツトル開
度、車両の車速など車両走行条件に応じて摩擦係
合要素である各クラツチおよびブレーキの選択的
係合または開放が行われ、オーバドライブ(O/
D)を含む前進4段の自動変速と、手動変速のみ
による後進1段の変速とがなされる。 油圧制御装置400のマニユアル弁駆動のため
運転席に設けられたシフトレバー(図示せず)
は、P(パーキング)、R(リバース)、N(ニコー
トラル)、D(ドライブ)、S(セカンド)、L(ロ
ー)、の各レンジのシフトポジシヨンSPを有し、
このシフトポジシヨンSPと変速段第4速(4)、第
3速(3)、第2速(2)、第1速(1)、クラツチおよびブ
レーキの作動関係の一例を表1に示す。
【表】
表1において、ソレノイドの○は通電を示し、
×はソレノイドの非通電を示す。S3の◎はソレ
ノイドの通電によりロツクアツプ状態が可能とな
る クラツチ、ブレーキの○は係合を示し、×は解
放を示す。 一方向クラツチ(OWC)の○はロツク状態を
示し、×はフリー状態を示す。○はエンジンドラ
イブ状態で係合し、エンジンブレーキ(コース
ト)時にはフリーとなることを示す。 第4図に示す油圧回路を備えた油圧制御装置4
00は、オイルパン402内に内蔵されたオイル
ストレーナ404、油圧ポンプ411、クーラバ
イパス弁415、プレツシヤリリーフ弁416、
レリーズクラツチコントロール弁417、レリー
ズブレーキコントロール弁418、ロツクアツプ
リレー弁420、圧力調整弁(レギユレータ弁)
430、第2圧力調整弁450、カツトバツク弁
460、ロツクアツプ制御弁470、第1のアキ
ユームレータ制御弁480、第2のアキユームレ
ータ制御弁490、スロツトル弁500、マニユ
アル弁510、1−2シフト弁520、2−3シ
フト弁530、3−4シフト弁540、ブレーキ
B1への供給油圧を調整するインターミイデイエ
イトコーストモジユレータ弁545、油圧サーボ
B−3への供給油圧を調整するローコーストモジ
ユレータ弁550、クラツチC0の係合を円滑に
なさしめるアキユームレータ560、ブレーキB
0の係合を円滑になさしめるアキユームレータ5
70、クラツチC2の係合を円滑になさしめるア
キユームレータ580、ブレーキB2の係合を円
滑になさしめるアキユームレータ590、クラツ
チC0、C2の油圧サーボC−0,C−2および
ブレーキB0,B1,B2の油圧サーボB−0,
B−1,B−2、供給される圧油の流量を制御す
るチエツク弁付流量制御弁601,603,60
4,605,606,607,608,609、
シヤツトル弁602、電子制御装置(コンピユー
タ)の出力で開閉される2−3シフト弁530を
制御する第1のソレノイド弁S1、1−2シフト
弁520および3−4シフト弁540の双方を制
御する第2のノレノイド弁S2、前記ロツクアツ
プリレー弁420およびロツクアツプ制御弁47
0の双方を制御する第3のソレノイド弁S3、並
びに各弁間およびクラツチ、ブレーキの油圧シリ
ンダを連絡する油路からなり、ST1,ST2,
ST3,ST9は各油路間に設けられたオイルスト
レーナを示す。 オイルパン402からオイルストレーナ404
を介して油圧ポンプ411により汲み上げられた
作動油は圧力制御弁430で所定の油圧(ライン
圧)に調整されて油路1へ供給される。 圧力制御弁430は図示上方にスプリング43
1が背設されたスプール432と、該スプール4
32に当接して直列されたプランジヤ438とを
有し、スプール432は、上方の油路9から前記
プランジヤ438の上端ランド436に印加され
るスロツトル圧とスプリング431によるばね荷
重とを受け、後進時にはさらに油路5からプラン
ジヤ438の下端ランド437に印加されるライ
ン圧を受け、他方からはスプール432の下端ラ
ンド433に印加されるライン圧のフイードバツ
ク圧を受けて変位し、油路1と油路6およびドレ
インポート435との連通面積を調整して油路1
に車両走行条件に応じたライン圧を出力する。 スロツトル弁500は、アクセルペダルの踏み
込み量に応じてカム505が回転してスロツトル
プランジヤ501がストロークして該スロツトル
プランジヤ501と図示下方にばね504が配設
されたスプール502との間のばね503を介し
てスプール502を動かし、油路1から供給され
たライン圧をスロツトル開度に応じたスロツトル
圧に調整して油路9に出力する。 圧力調整弁450は図示上方にスプリング45
1が背設されたスプール452を備える。スプー
ル452は図示下方から油路6の油圧のフイード
バツクをうけ、図示上方から前記スプリング45
1のばね荷重を受けて変位し、前記油路6、トラ
ンスミツシヨン300側への潤滑油路L1とエク
ステンシヨンハウジング140内への潤滑油路L
2とに分岐して供給する油路7と、ドレインポー
ト455との連通度合を調整し、油路6を所定の
セカンダリライン圧(トルクコンバータ圧)に調
圧すると共に余剰油を所定の潤滑油圧に調圧して
油路7に供給する。 マニユアル弁510は、運転席に設けられたシ
フトレバーと連結されており、手動操作によりシ
フトレバーのレンジに応じてP(パーク)、R(リ
バース)、N(ニユートラル)、D(ドライブ)、S
(セカンド)、L(ロー)の各位置に移動する。表
2に各シフトレバーのシフトレンジにおける油路
1と油路2〜5の連通状態を示す。○は連通して
ライン圧が供給されている場合を示し、×は排圧
されている場合を示す。
×はソレノイドの非通電を示す。S3の◎はソレ
ノイドの通電によりロツクアツプ状態が可能とな
る クラツチ、ブレーキの○は係合を示し、×は解
放を示す。 一方向クラツチ(OWC)の○はロツク状態を
示し、×はフリー状態を示す。○はエンジンドラ
イブ状態で係合し、エンジンブレーキ(コース
ト)時にはフリーとなることを示す。 第4図に示す油圧回路を備えた油圧制御装置4
00は、オイルパン402内に内蔵されたオイル
ストレーナ404、油圧ポンプ411、クーラバ
イパス弁415、プレツシヤリリーフ弁416、
レリーズクラツチコントロール弁417、レリー
ズブレーキコントロール弁418、ロツクアツプ
リレー弁420、圧力調整弁(レギユレータ弁)
430、第2圧力調整弁450、カツトバツク弁
460、ロツクアツプ制御弁470、第1のアキ
ユームレータ制御弁480、第2のアキユームレ
ータ制御弁490、スロツトル弁500、マニユ
アル弁510、1−2シフト弁520、2−3シ
フト弁530、3−4シフト弁540、ブレーキ
B1への供給油圧を調整するインターミイデイエ
イトコーストモジユレータ弁545、油圧サーボ
B−3への供給油圧を調整するローコーストモジ
ユレータ弁550、クラツチC0の係合を円滑に
なさしめるアキユームレータ560、ブレーキB
0の係合を円滑になさしめるアキユームレータ5
70、クラツチC2の係合を円滑になさしめるア
キユームレータ580、ブレーキB2の係合を円
滑になさしめるアキユームレータ590、クラツ
チC0、C2の油圧サーボC−0,C−2および
ブレーキB0,B1,B2の油圧サーボB−0,
B−1,B−2、供給される圧油の流量を制御す
るチエツク弁付流量制御弁601,603,60
4,605,606,607,608,609、
シヤツトル弁602、電子制御装置(コンピユー
タ)の出力で開閉される2−3シフト弁530を
制御する第1のソレノイド弁S1、1−2シフト
弁520および3−4シフト弁540の双方を制
御する第2のノレノイド弁S2、前記ロツクアツ
プリレー弁420およびロツクアツプ制御弁47
0の双方を制御する第3のソレノイド弁S3、並
びに各弁間およびクラツチ、ブレーキの油圧シリ
ンダを連絡する油路からなり、ST1,ST2,
ST3,ST9は各油路間に設けられたオイルスト
レーナを示す。 オイルパン402からオイルストレーナ404
を介して油圧ポンプ411により汲み上げられた
作動油は圧力制御弁430で所定の油圧(ライン
圧)に調整されて油路1へ供給される。 圧力制御弁430は図示上方にスプリング43
1が背設されたスプール432と、該スプール4
32に当接して直列されたプランジヤ438とを
有し、スプール432は、上方の油路9から前記
プランジヤ438の上端ランド436に印加され
るスロツトル圧とスプリング431によるばね荷
重とを受け、後進時にはさらに油路5からプラン
ジヤ438の下端ランド437に印加されるライ
ン圧を受け、他方からはスプール432の下端ラ
ンド433に印加されるライン圧のフイードバツ
ク圧を受けて変位し、油路1と油路6およびドレ
インポート435との連通面積を調整して油路1
に車両走行条件に応じたライン圧を出力する。 スロツトル弁500は、アクセルペダルの踏み
込み量に応じてカム505が回転してスロツトル
プランジヤ501がストロークして該スロツトル
プランジヤ501と図示下方にばね504が配設
されたスプール502との間のばね503を介し
てスプール502を動かし、油路1から供給され
たライン圧をスロツトル開度に応じたスロツトル
圧に調整して油路9に出力する。 圧力調整弁450は図示上方にスプリング45
1が背設されたスプール452を備える。スプー
ル452は図示下方から油路6の油圧のフイード
バツクをうけ、図示上方から前記スプリング45
1のばね荷重を受けて変位し、前記油路6、トラ
ンスミツシヨン300側への潤滑油路L1とエク
ステンシヨンハウジング140内への潤滑油路L
2とに分岐して供給する油路7と、ドレインポー
ト455との連通度合を調整し、油路6を所定の
セカンダリライン圧(トルクコンバータ圧)に調
圧すると共に余剰油を所定の潤滑油圧に調圧して
油路7に供給する。 マニユアル弁510は、運転席に設けられたシ
フトレバーと連結されており、手動操作によりシ
フトレバーのレンジに応じてP(パーク)、R(リ
バース)、N(ニユートラル)、D(ドライブ)、S
(セカンド)、L(ロー)の各位置に移動する。表
2に各シフトレバーのシフトレンジにおける油路
1と油路2〜5の連通状態を示す。○は連通して
ライン圧が供給されている場合を示し、×は排圧
されている場合を示す。
本発明は以上のように、車両用自動変速機の摩
擦係合装置の油圧サーボに使用するアキユムレー
タにおいて、アキユムレータのシリンダ室を画定
するアキユムレータピストンの両側にそれぞれス
プリングを配設して、アキユムレータピストンを
アキユムレータ室側へ付勢する第1の付勢手段を
背圧及び第1のスプリングで構成し、アキユムレ
ータピストンを排油室側へ付勢する手段を第2の
スプリングで構成したものである。 アキユムレータ室へは、摩擦係合装置の油圧サ
ーボへ送られる作動油の圧力と等しい圧力をもつ
作動油が供給される。油圧サーボへ送られる油圧
は、まずリターンスプリング等で復帰付勢手段を
作動し、復帰付勢手段の付勢終了圧力よりも油圧
サーボの圧力が高くなると、摩擦係合装置の係合
が始まり、トルク伝達が始まる。 本発明においては、前記アキユムレータピスト
ンが前記アキユムレータ室の容量が最小となる第
1の位置に位置し、前記アキユムレータピストン
を前記第1の位置に向けて付勢する背圧付勢手段
に印加される油圧が設定値以下のとき、前記第1
の付勢手段と第2の付勢手段とにより前記アキユ
ムレータピストンを前記第1の位置の側に付勢す
る圧力を、前記摩擦係合装置の油圧サーボにおけ
る前記摩擦係合用ピストンの復帰付勢手段の付勢
終了圧力よりも低く設定したので、前記背圧付勢
手段に印加される油圧が設定値以下の低圧力の場
合にあつても、前記油圧サーボの圧力室および前
記アキユムレータ室に供給される油圧の立上り時
に、該供給油圧が前記油圧サーボの摩擦係合用ピ
ストンの復帰付勢手段の付勢終了圧力に達する
前、即ち前記復帰付勢手段がリターンスプリング
である場合に該リターンスプリングの圧縮が完了
する圧力に達する前、少くとも前記復帰付勢手段
の付勢終了圧力に達したときには、前記アキユム
レータのアキユムレータピストンは移動を開始
し、該アキユムレータピストンの該移動により前
記摩擦係合装置の油圧サーボに供給される油圧の
上昇を調整するので、車両用自動変速機の変速用
摩擦係合装置が係合を開始する時点において前記
油圧サーボ内で生ずる可能性のある油圧の急速は
上昇は、前記アキユムレータピストンの移動によ
り吸収され、前記油圧サーボに供給する油圧の円
滑な圧力上昇を達成することができる。また前記
アキユムレータピストンの始動時には前記摩擦係
合装置は係合を開始していないことから、アキユ
ムレータピストンの始動時に該アキユムレータの
シールリングの摺動摩擦によりある程度の圧力上
昇があつても、前記摩擦係合装置を介してのシフ
トシヨツクは生ずることはない。 従つて本発明によれば、アキユムレータピスト
ンをアキユムレータ室内の容量が最小となる第1
の位置に向けて付勢する第1の付勢手段の押圧力
を下げることなく、アキユムレータピストンの始
動圧力を摩擦係合装置のピストンのリターンスプ
リングの終了圧力より低く設定することができる
ので、アキユムレータの作動時間を延長すること
なしに、アキユムレータ始動時に起こる圧力変動
を回避することができる。 また、本発明においては、前記第1の付勢手段
における第1の圧縮コイルスプリングおよび/ま
たは第2の付勢手段を構成する第2の圧縮コイル
スプリングの特性を変更することにより、前記摩
擦係合装置の特性に合致する設定を容易に行うこ
とができる。 なお上記実施例においては本発明のアキユムレ
ータを車両用自動変速機の摩擦係合装置のうちの
ブレーキ用の油圧サーボに適用した例を説明した
が、車両用自動変速機に用いる他の摩擦係合装
置、即ちクラツチにも適用し得ることは自明であ
る。
擦係合装置の油圧サーボに使用するアキユムレー
タにおいて、アキユムレータのシリンダ室を画定
するアキユムレータピストンの両側にそれぞれス
プリングを配設して、アキユムレータピストンを
アキユムレータ室側へ付勢する第1の付勢手段を
背圧及び第1のスプリングで構成し、アキユムレ
ータピストンを排油室側へ付勢する手段を第2の
スプリングで構成したものである。 アキユムレータ室へは、摩擦係合装置の油圧サ
ーボへ送られる作動油の圧力と等しい圧力をもつ
作動油が供給される。油圧サーボへ送られる油圧
は、まずリターンスプリング等で復帰付勢手段を
作動し、復帰付勢手段の付勢終了圧力よりも油圧
サーボの圧力が高くなると、摩擦係合装置の係合
が始まり、トルク伝達が始まる。 本発明においては、前記アキユムレータピスト
ンが前記アキユムレータ室の容量が最小となる第
1の位置に位置し、前記アキユムレータピストン
を前記第1の位置に向けて付勢する背圧付勢手段
に印加される油圧が設定値以下のとき、前記第1
の付勢手段と第2の付勢手段とにより前記アキユ
ムレータピストンを前記第1の位置の側に付勢す
る圧力を、前記摩擦係合装置の油圧サーボにおけ
る前記摩擦係合用ピストンの復帰付勢手段の付勢
終了圧力よりも低く設定したので、前記背圧付勢
手段に印加される油圧が設定値以下の低圧力の場
合にあつても、前記油圧サーボの圧力室および前
記アキユムレータ室に供給される油圧の立上り時
に、該供給油圧が前記油圧サーボの摩擦係合用ピ
ストンの復帰付勢手段の付勢終了圧力に達する
前、即ち前記復帰付勢手段がリターンスプリング
である場合に該リターンスプリングの圧縮が完了
する圧力に達する前、少くとも前記復帰付勢手段
の付勢終了圧力に達したときには、前記アキユム
レータのアキユムレータピストンは移動を開始
し、該アキユムレータピストンの該移動により前
記摩擦係合装置の油圧サーボに供給される油圧の
上昇を調整するので、車両用自動変速機の変速用
摩擦係合装置が係合を開始する時点において前記
油圧サーボ内で生ずる可能性のある油圧の急速は
上昇は、前記アキユムレータピストンの移動によ
り吸収され、前記油圧サーボに供給する油圧の円
滑な圧力上昇を達成することができる。また前記
アキユムレータピストンの始動時には前記摩擦係
合装置は係合を開始していないことから、アキユ
ムレータピストンの始動時に該アキユムレータの
シールリングの摺動摩擦によりある程度の圧力上
昇があつても、前記摩擦係合装置を介してのシフ
トシヨツクは生ずることはない。 従つて本発明によれば、アキユムレータピスト
ンをアキユムレータ室内の容量が最小となる第1
の位置に向けて付勢する第1の付勢手段の押圧力
を下げることなく、アキユムレータピストンの始
動圧力を摩擦係合装置のピストンのリターンスプ
リングの終了圧力より低く設定することができる
ので、アキユムレータの作動時間を延長すること
なしに、アキユムレータ始動時に起こる圧力変動
を回避することができる。 また、本発明においては、前記第1の付勢手段
における第1の圧縮コイルスプリングおよび/ま
たは第2の付勢手段を構成する第2の圧縮コイル
スプリングの特性を変更することにより、前記摩
擦係合装置の特性に合致する設定を容易に行うこ
とができる。 なお上記実施例においては本発明のアキユムレ
ータを車両用自動変速機の摩擦係合装置のうちの
ブレーキ用の油圧サーボに適用した例を説明した
が、車両用自動変速機に用いる他の摩擦係合装
置、即ちクラツチにも適用し得ることは自明であ
る。
第1図は第1速から第2速にアツプシフトされ
た時の油圧の変動を示すグラフ、第2図は本発明
の適用されるアキユムレータの断面図、第3図は
車両用自動変速機の断面図、第4図は車両用自動
変速機の油圧制御装置の油圧回路図、第5図は従
来装置の作動を示すグラフ、第6図は従来装置の
作動を示す他のグラフである。 15,18,21,25,33,371,37
3……摩擦係合用ピストン、16,19,22,
26,34,38……リターンスプリング、10
0……自動変速機、200……トルクコンバー
タ、300……変速駆動装置、400……油圧制
御装置、560,570,580,590……ア
キユムレータ、591……背圧ポート、592…
…背圧室、593……シリンダ室、594……ハ
ウジング、594a……排油ポート、594b…
…ハウジング室、594c……アキユムレータポ
ート、594d……蓋部、595a,595b…
…シールリング、595c,595d……フラン
ジ部、596……アキユムレータピストン、59
6a……筒状部、596b……仕壁、597……
アキユムレータ室、597a……排油室、598
a……第1のばね、598b……背圧付勢手段、
599……第2のばね、C−0,C−1,C−
2,B−0,B−1,B−2,B−3……油圧サ
ーボ。
た時の油圧の変動を示すグラフ、第2図は本発明
の適用されるアキユムレータの断面図、第3図は
車両用自動変速機の断面図、第4図は車両用自動
変速機の油圧制御装置の油圧回路図、第5図は従
来装置の作動を示すグラフ、第6図は従来装置の
作動を示す他のグラフである。 15,18,21,25,33,371,37
3……摩擦係合用ピストン、16,19,22,
26,34,38……リターンスプリング、10
0……自動変速機、200……トルクコンバー
タ、300……変速駆動装置、400……油圧制
御装置、560,570,580,590……ア
キユムレータ、591……背圧ポート、592…
…背圧室、593……シリンダ室、594……ハ
ウジング、594a……排油ポート、594b…
…ハウジング室、594c……アキユムレータポ
ート、594d……蓋部、595a,595b…
…シールリング、595c,595d……フラン
ジ部、596……アキユムレータピストン、59
6a……筒状部、596b……仕壁、597……
アキユムレータ室、597a……排油室、598
a……第1のばね、598b……背圧付勢手段、
599……第2のばね、C−0,C−1,C−
2,B−0,B−1,B−2,B−3……油圧サ
ーボ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 車両用自動変速機の変速用摩擦係合装置に配
設されシリンダ内に復帰付勢手段を備えた摩擦係
合用ピストンを嵌め込んでなる油圧サーボと、該
油圧サーボに連通するアキユムレータとを有し、
該アキユムレータはシリンダ室を画定するハウジ
ングと、前記シリンダ室内に挿入されて該シリン
ダ室を排油室と油圧サーボに連通するアキユムレ
ータ室と背圧室に画定するとともに該アキユムレ
ータ室の容量が最小となる第1の位置と最大とな
る第2の位置との間を摺動するアキユムレータピ
ストンと、前記背圧室に油圧を印加することによ
り前記アキユムレータピストンを前記第1の位置
に向けて付勢する背圧付勢手段を含む第1の付勢
手段と、前記アキユムレータ室内に配設して前記
アキユムレータピストンが前記第1の位置と、該
第1の位置から前記第2の位置に向けて所定量移
動する位置との間にあるときのみ前記第2の位置
に向けて前記アキユムレータピストンを付勢する
第2の付勢手段とを備える車両用自動変速機の摩
擦係合装置のアキユムレータにおいて、 前記アキユムレータピストンが前記第1の位置
に位置し、前記背圧付勢手段に印加される油圧が
設定値以下のとき、前記第1の付勢手段と前記第
2の付勢手段により前記アキユムレータピストン
を前記第1の位置の側に付勢する圧力を前記油圧
サーボにおける前記摩擦係合用ピストンの復帰付
勢手段の付勢終了圧力よりも低く設定したことを
特徴とする車両用自動変速機の摩擦係合装置のア
キユムレータ。 2 前記第1の付勢手段は、前記アキユムレータ
ピストンを前記第1の位置の側へ付勢する第1の
圧縮コイルスプリングと、前記背圧付勢手段とで
あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
の車両用自動変速機の摩擦係合装置のアキユムレ
ータ。 3 前記第2の付勢手段は、前記アキユムレータ
ピストンを前記第2の位置の側へ付勢する第2の
圧縮コイルスプリングであることを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の車両用自動変速機の摩
擦係合装置のアキユムレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59167369A JPS6145158A (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | 車両用自動変速機の摩擦係合装置のアキユムレ−タ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59167369A JPS6145158A (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | 車両用自動変速機の摩擦係合装置のアキユムレ−タ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6145158A JPS6145158A (ja) | 1986-03-05 |
| JPH0535304B2 true JPH0535304B2 (ja) | 1993-05-26 |
Family
ID=15848430
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59167369A Granted JPS6145158A (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | 車両用自動変速機の摩擦係合装置のアキユムレ−タ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6145158A (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55132401U (ja) * | 1979-03-13 | 1980-09-19 | ||
| JPS55150241U (ja) * | 1979-04-12 | 1980-10-29 |
-
1984
- 1984-08-09 JP JP59167369A patent/JPS6145158A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6145158A (ja) | 1986-03-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |