JPH0588863B2 - - Google Patents
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- JPH0588863B2 JPH0588863B2 JP26933086A JP26933086A JPH0588863B2 JP H0588863 B2 JPH0588863 B2 JP H0588863B2 JP 26933086 A JP26933086 A JP 26933086A JP 26933086 A JP26933086 A JP 26933086A JP H0588863 B2 JPH0588863 B2 JP H0588863B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mol
- formula
- parts
- resin composition
- glass transition
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、耐熱変形性、難燃性、ガスバリア
性、耐薬品性、熱可塑性を有する塩化ビニリデン
共重合体樹脂組成物に関する。本発明の塩化ビニ
リデン共重合体樹脂組成物は、フイルム、シー
ト、フオーム又は成形品に利用することができ
る。 〔従来の技術〕 塩化ビニリデン共重合体は、結晶性を有する結
晶性共重合体と結晶性を有しない非晶性共重合体
とに分類される。 結晶性共重合体は、塩化ビニリデン構造単位の
含有率が85モル%より多い領域のものであり、溶
融押出成膜、溶剤溶液塗布、水性分散液塗布、他
の樹脂と混合して成形加工する等の方法により難
燃性、ガスバリア性、耐薬品性等の特性を生かし
た繊維、食品包装フイルム、シート、断熱材フオ
ーム、チユーブやカツプ等の成形品等に加工され
利用されている。難燃性、ガスバリア性、耐薬品
性等の特性を極力維持させて主として結晶性であ
るが故に起こる溶融押出成膜時のフイルム寸法安
定性制御の困難さ、溶融押出時の難溶融性、溶剤
溶液塗布での溶剤への難溶解性や塗液の短寿命、
水性分散液塗布での分散液の短寿命等の問題を解
決しようとする試みや提案がなされている。 特開昭60−44510号公報には、共重合体が結晶
性であるために起こる問題点を解決するために非
晶性領域の塩化ビニリデン共重合体が提案されて
いる。そこには、塩化ビニリデン/メチルアクリ
レートがモル%比で47/53〜81/19の仕込組成で
重合して得られた共重合体が可塑剤を添加するこ
となく溶湯押出成膜できた例などが挙げられてい
る。しかし、共重合体のガラス転移点が低いため
に、これより得られたフイルムやフオームは高温
での腰が弱く、耐熱変形性に乏しい。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明の目的は、耐熱変形性、難燃性に優れ、
ガスバリア性、耐薬品性等塩化ビニリデン共重合
体の特性を有し、かつ、結晶性塩化ビニリデン共
重合体の持つ前記欠点がなく、しかも85℃以上の
ガラス転移点を有する新規な塩化ビニリデン共重
合体樹脂組成物を提供することである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、上記目的達成のため鋭意研究の
結果、本発明に到達した。 即ち、本発明は、下記の一般式(a)、(b)、(c)で表
される構造単位からなり、その組成が(a)30〜70モ
ル%、(b)1〜10モル%、(c)25〜70モル%である共
重合体で、その重量平均分子量が10000〜600000
で、ガラス転移点が80℃以上のテトラヒドロフラ
ンに可溶な成分(A)と、下記の一般式(a)、(b)、(c)、
(d)で表される構造単位からなり、その組成が(a)25
〜65モル%、(b)1〜10モル%、(c)25〜70モル%、
(d)0.01〜0.2モル%である共重合体で、テトラヒ
ドロフランに不溶な成分(B)とからなり、成分(A)と
(B)の配合割合が、 (A)=100−(B) 10重量%≦(B)≦80重量% であり、ガラス転移点が85℃以上であることを特
徴とする塩化ビニリデンランダム共重合体樹脂組
成物。 記 (−CH2−CCl2)− (a)
性、耐薬品性、熱可塑性を有する塩化ビニリデン
共重合体樹脂組成物に関する。本発明の塩化ビニ
リデン共重合体樹脂組成物は、フイルム、シー
ト、フオーム又は成形品に利用することができ
る。 〔従来の技術〕 塩化ビニリデン共重合体は、結晶性を有する結
晶性共重合体と結晶性を有しない非晶性共重合体
とに分類される。 結晶性共重合体は、塩化ビニリデン構造単位の
含有率が85モル%より多い領域のものであり、溶
融押出成膜、溶剤溶液塗布、水性分散液塗布、他
の樹脂と混合して成形加工する等の方法により難
燃性、ガスバリア性、耐薬品性等の特性を生かし
た繊維、食品包装フイルム、シート、断熱材フオ
ーム、チユーブやカツプ等の成形品等に加工され
利用されている。難燃性、ガスバリア性、耐薬品
性等の特性を極力維持させて主として結晶性であ
るが故に起こる溶融押出成膜時のフイルム寸法安
定性制御の困難さ、溶融押出時の難溶融性、溶剤
溶液塗布での溶剤への難溶解性や塗液の短寿命、
水性分散液塗布での分散液の短寿命等の問題を解
決しようとする試みや提案がなされている。 特開昭60−44510号公報には、共重合体が結晶
性であるために起こる問題点を解決するために非
晶性領域の塩化ビニリデン共重合体が提案されて
いる。そこには、塩化ビニリデン/メチルアクリ
レートがモル%比で47/53〜81/19の仕込組成で
重合して得られた共重合体が可塑剤を添加するこ
となく溶湯押出成膜できた例などが挙げられてい
る。しかし、共重合体のガラス転移点が低いため
に、これより得られたフイルムやフオームは高温
での腰が弱く、耐熱変形性に乏しい。 〔発明が解決しようとする問題点〕 本発明の目的は、耐熱変形性、難燃性に優れ、
ガスバリア性、耐薬品性等塩化ビニリデン共重合
体の特性を有し、かつ、結晶性塩化ビニリデン共
重合体の持つ前記欠点がなく、しかも85℃以上の
ガラス転移点を有する新規な塩化ビニリデン共重
合体樹脂組成物を提供することである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明者らは、上記目的達成のため鋭意研究の
結果、本発明に到達した。 即ち、本発明は、下記の一般式(a)、(b)、(c)で表
される構造単位からなり、その組成が(a)30〜70モ
ル%、(b)1〜10モル%、(c)25〜70モル%である共
重合体で、その重量平均分子量が10000〜600000
で、ガラス転移点が80℃以上のテトラヒドロフラ
ンに可溶な成分(A)と、下記の一般式(a)、(b)、(c)、
(d)で表される構造単位からなり、その組成が(a)25
〜65モル%、(b)1〜10モル%、(c)25〜70モル%、
(d)0.01〜0.2モル%である共重合体で、テトラヒ
ドロフランに不溶な成分(B)とからなり、成分(A)と
(B)の配合割合が、 (A)=100−(B) 10重量%≦(B)≦80重量% であり、ガラス転移点が85℃以上であることを特
徴とする塩化ビニリデンランダム共重合体樹脂組
成物。 記 (−CH2−CCl2)− (a)
【化】
【化】
【化】
〔但し、R1は炭素数1〜4のアルキル基、シ
クロヘキシル基、フエニル基又は
クロヘキシル基、フエニル基又は
【式】で表され、R6,R7は−CH3、
−C2H5、−Cl、−Br、−OCH3、−Hを表し、R2、
R4は−H、−CH3を表し、R3はハロゲン基、−
CN、
R4は−H、−CH3を表し、R3はハロゲン基、−
CN、
【式】
【式】又は
【式】を表し、n
=0〜8の整数で、R5はフエニレン基又は
次に本発明の耐熱変形性塩化ビニリデン共重合
体について実施例を挙げて更に詳しく説明する
が、本発明の範囲はその内容のみに限定されな
い。実施例における部は重量部である。 実施例 1 反応容器に純水150部、懸濁剤としてヒドロキ
シプロピルメチルセルロース0.2部を仕込む。次
にN−フエニルマレイミド5部(2.4モル%)を
アクリロニトリル30部(45.1モル%)とスチレン
15部(11.4モル%)、ジビニルベンゼン0.04部
(0.025モル%)に予め溶解させ、更に塩化ビニリ
デン50部(41.1モル%)を溶解させた単量体混合
物とラジカル重合開始剤としてラウリルパーオキ
サイド0.6部を添加する。窒素置換後、攪拌を開
始し、60℃で24時間反応させる。重合終了後、生
成ポリマーを濾過分離し、乾燥させる。残存単量
体0.2%以下に処理した。 重合率は98%であつた。ガラス転移点はDSC
分析によると96℃であつた。可溶分の含有量は41
重量%、不溶分の含有量は59重量%である。可溶
分のガラス転移点は83℃であつた。 得られた共重合体樹脂組成物、可溶分及び不溶
分の定性、定量法は以下の方法を使用した。 塩化ビニリデンからの構造単位は、熱分解ガス
スクロマトグラフイー〔PGC、熱分解炉装置
(日本分光工業JHP−2型)、ガスクロ(島津GC
−4BM型)〕法により定性を行い、塩素分析法
(酸素フラスコ燃焼法)により定量を行つた。 N−フエニルマレイミドからの構造単位に関し
ては、フーリエ変換赤外吸収スペクトル(FT−
IR、日本分光工業FT−IR3型)法により定性、
定量を行つた。C−Nの伸縮振動に基づく吸収帯
が1388cm-1及びC=Oの伸縮振動に基づく吸収帯
が1712cm-1に観察され、C=Oの吸収ピークを塩
化ビニリデンからの構造単位のC−Cl伸縮振動に
基づく1064cm-1の吸収ピークの比より定量した。 アクリロニトリルからの構造単位は、PGC法
により定性を行い、FT−IRにより定量を行つ
た。アクリロニトリルの構造単位からくるC≡N
の伸縮振動でもある2225cm-1の吸収ピークと1064
cm-1の吸収ピークより定量した。 スチレンからの構造単位は、PGC法により定
性、定量を行つた。熱分解により得られたスチレ
ン単量体の特性ピークの高さより定量した。 ジビニルベンゼンからの構造単位の定性、定量
は、テトラヒドロフランの共重合体樹脂組成物へ
の膨潤度より行つた。含有量と膨潤度の関係は予
め検量線より求められる。 第1図、第2図に共重合体樹脂組成物のPGC
チヤート、FT−IRチヤートを示した。 上記の定性、定量法により得られた共重合体樹
脂組成物の可溶分(A)、不溶分(B)の製造単位の組成
は以下の値であつた。 (A):(−CH2−CCl2)− 44モル%、
体について実施例を挙げて更に詳しく説明する
が、本発明の範囲はその内容のみに限定されな
い。実施例における部は重量部である。 実施例 1 反応容器に純水150部、懸濁剤としてヒドロキ
シプロピルメチルセルロース0.2部を仕込む。次
にN−フエニルマレイミド5部(2.4モル%)を
アクリロニトリル30部(45.1モル%)とスチレン
15部(11.4モル%)、ジビニルベンゼン0.04部
(0.025モル%)に予め溶解させ、更に塩化ビニリ
デン50部(41.1モル%)を溶解させた単量体混合
物とラジカル重合開始剤としてラウリルパーオキ
サイド0.6部を添加する。窒素置換後、攪拌を開
始し、60℃で24時間反応させる。重合終了後、生
成ポリマーを濾過分離し、乾燥させる。残存単量
体0.2%以下に処理した。 重合率は98%であつた。ガラス転移点はDSC
分析によると96℃であつた。可溶分の含有量は41
重量%、不溶分の含有量は59重量%である。可溶
分のガラス転移点は83℃であつた。 得られた共重合体樹脂組成物、可溶分及び不溶
分の定性、定量法は以下の方法を使用した。 塩化ビニリデンからの構造単位は、熱分解ガス
スクロマトグラフイー〔PGC、熱分解炉装置
(日本分光工業JHP−2型)、ガスクロ(島津GC
−4BM型)〕法により定性を行い、塩素分析法
(酸素フラスコ燃焼法)により定量を行つた。 N−フエニルマレイミドからの構造単位に関し
ては、フーリエ変換赤外吸収スペクトル(FT−
IR、日本分光工業FT−IR3型)法により定性、
定量を行つた。C−Nの伸縮振動に基づく吸収帯
が1388cm-1及びC=Oの伸縮振動に基づく吸収帯
が1712cm-1に観察され、C=Oの吸収ピークを塩
化ビニリデンからの構造単位のC−Cl伸縮振動に
基づく1064cm-1の吸収ピークの比より定量した。 アクリロニトリルからの構造単位は、PGC法
により定性を行い、FT−IRにより定量を行つ
た。アクリロニトリルの構造単位からくるC≡N
の伸縮振動でもある2225cm-1の吸収ピークと1064
cm-1の吸収ピークより定量した。 スチレンからの構造単位は、PGC法により定
性、定量を行つた。熱分解により得られたスチレ
ン単量体の特性ピークの高さより定量した。 ジビニルベンゼンからの構造単位の定性、定量
は、テトラヒドロフランの共重合体樹脂組成物へ
の膨潤度より行つた。含有量と膨潤度の関係は予
め検量線より求められる。 第1図、第2図に共重合体樹脂組成物のPGC
チヤート、FT−IRチヤートを示した。 上記の定性、定量法により得られた共重合体樹
脂組成物の可溶分(A)、不溶分(B)の製造単位の組成
は以下の値であつた。 (A):(−CH2−CCl2)− 44モル%、
【式】 1モル%
【式】 48モル%
【式】 7モル%
(B):(−CH2−CCl2)− 39モル%、
【式】 3モル%
【式】 43モル%
【式】 15モル%
【式】 0.04モル%
この共重合体樹脂組成物にフロン11の90重量%
とエチルクロラド10重量%の混合物を100℃で44
時間含浸させる。その含浸されたものを0.8Kg/
cm2(ゲージ圧)の蒸気により発泡させたところ、
独立気泡率100%の発泡体ができた。 実施例 2 塩化ビニリデン50部(41.1モル%)、N−フエ
ニルマレイミド5部(2.4モル%)、アクリロニト
リル30部(45.1モル%)、スチレン15部(11.4モ
ル%)、ジビニリベンゼン0.02部(0.013モル%)
を実施例1と同様に反応、処理した。 重合率は98%であつた。得られた樹脂組成物の
ガラス転移点は96℃、可溶分のガラス転移点は89
℃、重量平均分子量は390000であつた。可溶分(A)
と不溶分(B)の共重合体樹脂組成物の組成は以下の
値であつた。 (A):(−CH2−CCl2)− 43モル%、
とエチルクロラド10重量%の混合物を100℃で44
時間含浸させる。その含浸されたものを0.8Kg/
cm2(ゲージ圧)の蒸気により発泡させたところ、
独立気泡率100%の発泡体ができた。 実施例 2 塩化ビニリデン50部(41.1モル%)、N−フエ
ニルマレイミド5部(2.4モル%)、アクリロニト
リル30部(45.1モル%)、スチレン15部(11.4モ
ル%)、ジビニリベンゼン0.02部(0.013モル%)
を実施例1と同様に反応、処理した。 重合率は98%であつた。得られた樹脂組成物の
ガラス転移点は96℃、可溶分のガラス転移点は89
℃、重量平均分子量は390000であつた。可溶分(A)
と不溶分(B)の共重合体樹脂組成物の組成は以下の
値であつた。 (A):(−CH2−CCl2)− 43モル%、
【式】 2モル%
【式】 47モル%
【式】 8モル%
(B):(−CH2−CCl2)− 36モル%
【式】 4モル%
【式】 38モル%
【式】 22モル%
【式】 0.04モル%
結果を第1表に示す。
得られた共重合体樹脂組成物を圧縮成形し、
0.2〜0.4mm厚みのシートから巾5mm、長さ50mm
(チヤツク間距離)の試験片を切出し、120℃にお
いて引張速度200mm/minで引張つた。破断強度
は0.28Kg/mm2であつた。 実施例 3 塩化ビニリデン50部(41.1モル%)、N−2−
メチルフエニルマレイミド5部(2.2モル%)、ア
クリロニトリル30部(45.2モル%)、スチレン15
部(11.5モル%)、ジビニルベンゼン0.02部
(0.013モル%)を実施例1と同様に反応、処理し
た。 重合率は98%であつた。得られた樹脂組成物の
ガラス転移点は98℃、可溶分のガラス転移点は91
℃、重量平均分子量は376000であつた。可溶分(A)
と不溶分(B)の共重合体樹脂組成物の組成は以下の
値であつた。 (A):(−CH2−CCl2)− 43モル%、
0.2〜0.4mm厚みのシートから巾5mm、長さ50mm
(チヤツク間距離)の試験片を切出し、120℃にお
いて引張速度200mm/minで引張つた。破断強度
は0.28Kg/mm2であつた。 実施例 3 塩化ビニリデン50部(41.1モル%)、N−2−
メチルフエニルマレイミド5部(2.2モル%)、ア
クリロニトリル30部(45.2モル%)、スチレン15
部(11.5モル%)、ジビニルベンゼン0.02部
(0.013モル%)を実施例1と同様に反応、処理し
た。 重合率は98%であつた。得られた樹脂組成物の
ガラス転移点は98℃、可溶分のガラス転移点は91
℃、重量平均分子量は376000であつた。可溶分(A)
と不溶分(B)の共重合体樹脂組成物の組成は以下の
値であつた。 (A):(−CH2−CCl2)− 43モル%、
【式】 2モル%
【式】 46モル%
【式】 9モル%
(B):(−CH2−CCl2)− 36モル%、
【式】 3モル%
【式】 39モル%
【式】 22モル%
【式】 0.04モル%
結果を第1表に示す。
実施例 4
塩化ビニリデン50部(41.7モル%)、N−フエ
ニルマレイミド10部(4.7モル%、アクリロニト
リル30部(45.8モル%)、スチレン10部(7.8モル
%)、ジビニルベンゼン0.04部(0.025モル%)を
実施例1と同様に反応、処理した。 重合率は96%であつた。得られた樹脂組成物の
ガラス転移点は102℃、可溶分のガラス転移点は
88℃、重量平均分子量は222000であつた。可溶分
(A)と不溶分(B)の共重合体樹脂組成物の組成は以下
の値であつた。 (A):(−CH2−CCl2)− 45モル%、
ニルマレイミド10部(4.7モル%、アクリロニト
リル30部(45.8モル%)、スチレン10部(7.8モル
%)、ジビニルベンゼン0.04部(0.025モル%)を
実施例1と同様に反応、処理した。 重合率は96%であつた。得られた樹脂組成物の
ガラス転移点は102℃、可溶分のガラス転移点は
88℃、重量平均分子量は222000であつた。可溶分
(A)と不溶分(B)の共重合体樹脂組成物の組成は以下
の値であつた。 (A):(−CH2−CCl2)− 45モル%、
【式】 4モル%
【式】 45モル%
【式】 6モル%
(B):(−CH2−CCl2)− 38モル%、
【式】 6モル%
【式】 44モル%
【式】 12モル%
【式】 0.04モル%
結果を第1表に示す。
実施例 5
塩化ビニリデン50部(52.9モル%)、メチルメ
タクリレート40部(41.1モル%)、N−フェニル
マレイミド10部(6.0モル%)、ジビニルベンゼン
0.05部(0.038モル%)を実施例1と同様に反応、
処理した。 重合率は98%であつた。得られた樹脂組成物の
ガラス転移点は85℃、可溶分のガラス転移点は81
℃、重量平均分子量180000であつた。可溶分(A)と
不溶分(B)の共重合体樹脂組成物の組成は以下の値
であつた。 (A):(−CH2−CCl2)− 55モル%、
タクリレート40部(41.1モル%)、N−フェニル
マレイミド10部(6.0モル%)、ジビニルベンゼン
0.05部(0.038モル%)を実施例1と同様に反応、
処理した。 重合率は98%であつた。得られた樹脂組成物の
ガラス転移点は85℃、可溶分のガラス転移点は81
℃、重量平均分子量180000であつた。可溶分(A)と
不溶分(B)の共重合体樹脂組成物の組成は以下の値
であつた。 (A):(−CH2−CCl2)− 55モル%、
【式】 6モル%
【式】 39モル%
(B):(−CH2−CCl2)− 52モル%、
【式】 6モル%
【式】 42モル%
【式】 0.05モル%
結果を第1表に示す。
実施例 6
塩化ビニリデン50部(41.2モル%)、N−2−
クロロフエニルマレイミド5部(2.0モル%)、ア
クリロニトリル30部(45.2モル%)、スチレン15
部(11.5モル%)、ジビニルベンゼン0.04部
(0.025モル%)を実施例1と同様に反応、処理し
た。 重合率は97%であつた。得られた樹脂組成物の
ガラス転移点は101℃、可溶分のガラス転移点は
87℃、重量平均分子量は242000であつた。可溶分
(A)と不溶分(B)の共重合体樹脂組成物の組成は以下
の値であつた。 (A):(−CH2−CCl2)− 44モル%、
クロロフエニルマレイミド5部(2.0モル%)、ア
クリロニトリル30部(45.2モル%)、スチレン15
部(11.5モル%)、ジビニルベンゼン0.04部
(0.025モル%)を実施例1と同様に反応、処理し
た。 重合率は97%であつた。得られた樹脂組成物の
ガラス転移点は101℃、可溶分のガラス転移点は
87℃、重量平均分子量は242000であつた。可溶分
(A)と不溶分(B)の共重合体樹脂組成物の組成は以下
の値であつた。 (A):(−CH2−CCl2)− 44モル%、
【式】 2モル%
【式】 45モル%
【式】 8モル%
(B):(−CH2−CCl2)− 39モル%、
【式】 3モル%
【式】 44モル%
【式】 14モル%
【式】 0.04モル%
結果を第1表に示す。
実施例 7
塩化ビニリデン50部(41.1モル%)、N−シク
ロヘキシルマレイミド5部(2.2モル%)、アクリ
ロニトリル30部(45.2モル%)、スチレン15部
(11.5モル%)、ジビニルベンゼン0.04部(0.025モ
ル%)を実施例1と同様に反応、処理した。 重合率は97%であつた。得られた樹脂組成物の
ガラス転移点は94℃、可溶分のガラス転移点は82
℃、重量平均分子量は240000であつた。可溶分(A)
と不溶分(B)の共重合体樹脂組成物の組成は以下の
値であつた。 (A):(−CH2−CCl2)− 45モル%、
ロヘキシルマレイミド5部(2.2モル%)、アクリ
ロニトリル30部(45.2モル%)、スチレン15部
(11.5モル%)、ジビニルベンゼン0.04部(0.025モ
ル%)を実施例1と同様に反応、処理した。 重合率は97%であつた。得られた樹脂組成物の
ガラス転移点は94℃、可溶分のガラス転移点は82
℃、重量平均分子量は240000であつた。可溶分(A)
と不溶分(B)の共重合体樹脂組成物の組成は以下の
値であつた。 (A):(−CH2−CCl2)− 45モル%、
【式】 1モル%
【式】 45モル%
【式】 8モル%
(B):(−CH2−CCl2)− 38モル%、
【式】 3モル%
【式】 43モル%
【式】 16モル%
【式】 0.04モル%
結果を第1表に示す。
実施例 8
塩化ビニリデン50部(40.5モル%)、N−メチ
ルマレイミド5部(3.6モル%)、アクリロニトリ
ル30部(44.6モル%)、スチレン15部(11.3モル
%)を実施例1と同様に反応、処理した。 重合率は97%であつた。得られた樹脂組成物の
ガラス転移点は98℃、可溶分のガラス転移点は90
℃、重量平均分子量は224000であつた。可溶分(A)
と不溶分(B)の共重合体樹脂組成物の組成は以下の
値であつた。 (A):(−CH2−CCl2)− 45モル%、
ルマレイミド5部(3.6モル%)、アクリロニトリ
ル30部(44.6モル%)、スチレン15部(11.3モル
%)を実施例1と同様に反応、処理した。 重合率は97%であつた。得られた樹脂組成物の
ガラス転移点は98℃、可溶分のガラス転移点は90
℃、重量平均分子量は224000であつた。可溶分(A)
と不溶分(B)の共重合体樹脂組成物の組成は以下の
値であつた。 (A):(−CH2−CCl2)− 45モル%、
【式】 3モル%
【式】 44モル%
【式】 8モル%
(B):(−CH2−CCl2)− 40モル%、
【式】 4モル%
【式】 40モル%
【式】 16モル%
【式】 0.04モル%
結果を第1表に示す。
比較例 1
塩化ビニリデン50部(41.1モル%)、N−フエ
ニルマレイミド5部(2.4モル%)、アクリロニト
リル30部(45.1モル%)、スチレン15部(11.4モ
ル%)を実施例1と同様に反応、処理した。 得られた共重合体を実施例1と同様に発泡させ
たところ、独立気泡率50%の発泡体ができた。又
実施例2と同様に破断強度を測定したところ0.20
Kg/mm2であつた。 比較例 2 塩化ビニリデン50部(55.3モル%)、N−フエ
ニルマレイミド20部(12.5モル%)、メタルメタ
クリレート30部(32.2モル%)、ジビニルベンゼ
ン0.02部(0.07モル%)を実施例1と同様に反
応、処理した。 重合率は87%であつた。得られた共重合体樹脂
組成物には未反応のN−フエニルマレイミドが存
在していた。 結果を第1表に示す。
ニルマレイミド5部(2.4モル%)、アクリロニト
リル30部(45.1モル%)、スチレン15部(11.4モ
ル%)を実施例1と同様に反応、処理した。 得られた共重合体を実施例1と同様に発泡させ
たところ、独立気泡率50%の発泡体ができた。又
実施例2と同様に破断強度を測定したところ0.20
Kg/mm2であつた。 比較例 2 塩化ビニリデン50部(55.3モル%)、N−フエ
ニルマレイミド20部(12.5モル%)、メタルメタ
クリレート30部(32.2モル%)、ジビニルベンゼ
ン0.02部(0.07モル%)を実施例1と同様に反
応、処理した。 重合率は87%であつた。得られた共重合体樹脂
組成物には未反応のN−フエニルマレイミドが存
在していた。 結果を第1表に示す。
第1図は本発明の共重合体樹脂組成物の一例の
PGCチヤートである。第2図は本発明の共重合
体樹脂組成物の一例のFT−IRチヤートである。
PGCチヤートである。第2図は本発明の共重合
体樹脂組成物の一例のFT−IRチヤートである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記の一般式(a)、(b)、(c)で表される構造単位
からなり、その組成が(a)30〜70モル%、(b)1〜10
モル%、(c)25〜70モル%である共重合体で、その
重量平均分子量が10000〜600000で、ガラス転移
点が80℃以上のテトラヒドロフランに可溶な成分
(A)と、下記の一般式(a)、(b)、(c)、(d)で表される構
造単位からなり、その組成が(a)25〜65モル%、(b)
1〜10モル%、(c)25〜70モル%、(d)0.01〜0.2モ
ル%である共重合体で、テトラヒドロフランに不
溶な成分(B)とからなり、成分(A)と(B)の配合割合
が、 (A)=100−(B) 10重量%≦(B)≦80重量% であり、ガラス転移点が85℃以上であることを特
徴とする塩化ビニリデンランダム共重合体樹脂組
成物。 (−CH2−CCl2)− (a) 【化】 【化】 【化】 〔但し、R1は炭素数1〜4のアルキル基、シ
クロヘキシル基、フエニル基又は
【式】で表され、R6,R7は−CH3、 −C2H5、−Cl、−Br、−OCH3、−Hを表し、R2、
R4は−H、−CH3を表し、R3はハロゲン基、−
CN、【式】【式】−COOH 又は【式】を表し、n=0〜8の整 数で、R5はフエニレン基又は 【化】 、−O−CkH2kO−(kは3〜6の整数)〕。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26933086A JPS63122745A (ja) | 1986-11-12 | 1986-11-12 | 部分架橋塩化ビニリデン共重合体樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26933086A JPS63122745A (ja) | 1986-11-12 | 1986-11-12 | 部分架橋塩化ビニリデン共重合体樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63122745A JPS63122745A (ja) | 1988-05-26 |
| JPH0588863B2 true JPH0588863B2 (ja) | 1993-12-24 |
Family
ID=17470858
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26933086A Granted JPS63122745A (ja) | 1986-11-12 | 1986-11-12 | 部分架橋塩化ビニリデン共重合体樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63122745A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0639617B1 (en) * | 1993-03-05 | 1997-07-30 | Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha | Vinylidene chloride copolymer resin composition and monolayer film |
-
1986
- 1986-11-12 JP JP26933086A patent/JPS63122745A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63122745A (ja) | 1988-05-26 |
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