JPH0593816U - インサート一体発泡成形型の構造 - Google Patents

インサート一体発泡成形型の構造

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JPH0593816U JP4275192U JP4275192U JPH0593816U JP H0593816 U JPH0593816 U JP H0593816U JP 4275192 U JP4275192 U JP 4275192U JP 4275192 U JP4275192 U JP 4275192U JP H0593816 U JPH0593816 U JP H0593816U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インサート部材の成形型への固定を容易かつ
確実にするだけでなく製品不良の発生を抑えて、その作
業性および成形性を大幅に向上させることのできる新規
なインサート一体発泡成形型の構造を提供する。 【構成】 下型11を固定下型部12と可動下型部13
より構成し、前記固定下型部の型面12aにインサート
部材31の一方の突出部34を保持する下側保持部15
を形成するとともに、上型21を保持上型部22と一般
上型部より構成し、前記保持上型部の型面22aには前
記インサート部材の他方の突出部34を保持する上側保
持部25を形成して、前記固定下型部の下側保持部と保
持上型部の上側保持部に前記インサート部材の両突出部
を保持することによって該インサート部材を型内に固定
し、しかる後一体発泡成形を行なう。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はインサート一体発泡成形型の構造に関し、特には内部にインサート 部材の本体部が一体に埋設され、両側部に前記インサート部材の突出部が突出す る発泡成形品を得る成形型の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
前記インサート一体発泡成形品の一例である一般的な自動車の可倒式アームレ ストを図3に示す。 図示したように、このアームレスト30は、内部にインサート部材31が埋設 された発泡成形品32よりなり、その両側部30aには前記インサート部材31 の一部が突出して前記アームレスト30の回動軸35を構成している。
【0003】 インサート部材31の一例を図4に示す。 前記インサート部材31は所定形状に成形された金属板などからなる本体部3 3と前記回動軸35を構成する突出部34とからなり、前述したようにその突出 部34を成形品外に突出させた状態で一体に発泡成形される。
【0004】 このような可倒式アームレストを製造するための成形型の一例を図5に示す。 符号50は発泡成形型、51は下型、52は成形品キャビティ、53は上型でヒ ンジ54によって前記下型51に対して開閉自在に構成されている。 下型51の型面にはマグネットなどからなるインサート受け部材56が設けら れていて、前記インサート部材31の本体部33を吸着しキャビティ内の所定位 置に位置決め固定するようになっている。
【0005】 しかるに、インサート材の大きさや形状によっては、成形時の発泡圧によって インサート材31の位置ずれを生じることがあった。 また、図4に示されるようなインサート形状にあっては、配される下型51が 深くなって製品の脱型が困難となるばかりか、前記突出部34が成形品30にア ンダーカット部36を形成するため、脱型の際に破れや裂けを生じて製品不良と なることがあった。
【0006】 そのため、下型51に前記インサート材31の突出部34を取り付けるための 入れ子57,57が設けられることがあるが、かかる入れ子57への突出部34 の固定には煩雑な手間を要していた。 さらに、前記インサート材31は本体部33が板状であるため、注入される発 泡樹脂材料の流れが阻害されて、成形品に欠肉などの外観不良を生じることがあ った。
【0007】 特にかかる可倒式アームレストのような回動して用いられる発泡形成品は、使 用時および収納時に目に触れる表裏(上下)両面ともが重要な意匠面を構成する 。
【0008】 ところが、前記形成型50にあっては、前記意匠面が上型53型面と下型51 型面で形成され、特に上型53型面付近には空気溜りを生じやすいため、意匠面 の良好なアームレストが得られないという問題がある。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は上記した問題点に鑑み提案されたものであって、インサート部材の 成形型への固定を容易かつ確実にするだけでなく製品不良の発生を抑えて、かか るインサート一体発泡成形品の製造における作業性および成形性を大幅に向上さ せることのできる新規なインサート一体発泡成形型の構造を提供しようとするも のである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
すなわち、この考案は、内部にインサート部材の本体部が一体に埋設され、両 側部に前記インサート部材の突出部が突出する発泡成形品を得る成形型であって 、下型を固定下型部と可動下型部より構成し、前記固定下型部の型面に前記イン サート部材の一方の突出部を保持する下側保持部を形成するとともに、上型を保 持上型部と一般上型部より構成し、前記保持上型部の型面には前記インサート部 材の他方の突出部を保持する上側保持部を形成して、前記固定下型部の下側保持 部と保持上型部の上側保持部に前記インサート部材の両突出部を保持することに よって該インサート部材を型内に固定し、しかる後一体発泡成形を行なうように したことを特徴とするインサート一体発泡成形型の構造に係る。
【0011】
【実施例】
以下添付の図面に従ってこの考案を詳細に説明する。 図1はこの考案構造の一例を示すインサート一体発泡成形型の斜視図、図2は その成形状態の一例を示すインサート一体発泡成形型の断面図である。
【0012】 この考案構造によるインサート一体発泡成形型10は、図3に示したような、 内部にインサート部材31の本体部33が一体に埋設され、両側部30aにイン サート部材31の突出部34が突出した形状の発泡成形品30を得るためのもの である。
【0013】 図1および図2に示されるように、この発泡成形型10は下型11と上型21 とからなり成形品形状を規定するキャビティCを有している。
【0014】 下型11は固定下型部12と可動下型部13とから構成されている。 固定下型部12は、図2からよりよく理解されるように、その底部型面12a に、キャビティC内に配されるインサート部材31の片側突出部34aを保持す る下側保持部15を備えている。 この下側保持部15には前記突出部34aが係着される保持孔16が形成され ている。 一方、可動下型部13はヒンジ14によって前記固定下型部12に対して開閉 自在に構成されている。
【0015】 上型21は保持上型部22と一般上型部23とからなり、それぞれヒンジ24 ,27を介して前記固定下型部12に開閉自在に取り付けられている。 保持上型部22の型面22aには、前記インサート部材31の他方の片側突出 部34bを保持する上側保持部25が形成されている。 この上側保持部25にも下側保持部15同様に突出部34bが係着される保持 孔26が形成されている。 一般上型部23は、この考案構造による発泡成形型10において、樹脂材料の 注入口の蓋型を構成している。
【0016】 成形にあたっては、まず、前記インサート部材31の片側突出部34aを、前 記固定下型12に形成された下側保持部15の保持孔16に係着固定する。 そして、保持上型部22を型閉めしてその上側保持部25の保持孔26に前記 インサート部材31の他方の片側突出部34bを係着させ、当該インサート部材 31を型キャビティC内に上下方向から確実に保持固定する。
【0017】 次に、下型11の可動下型13が型閉めされ、図示しないクランプなどによっ て型締め固定される。 しかる後、注入口より発泡樹脂材料Pが注入され、一般上型部23が型閉めさ れて前記インサート部材31とともに一体に発泡成形がなされる。
【0018】
【考案の効果】
以上図示し説明したように、この考案のインサート一体発泡成形型の構造によ れば、インサート部材が上型と下型とによって上下方向から保持固定されるので 、入れ子およびインサート受け部材を用いた成形型と比較してインサート部材の セットは容易かつ確実であり、その作業性を大幅に向上させることができる。 また、インサート部材は型内に縦方向に配されるので、キャビティ内に注入さ れる樹脂材料の流れを阻害することがなく、精度の高い製品を得ることができる 。特に可倒式アームレストのように製品の両面ともが重要な意匠面を構成する発 泡成形品を製造する場合には、その意匠面がキャビティの側面によって形成され ることになり、空気溜り等による欠肉が重要な意匠面に現れることがない。 加えて、成形型にアンダーカット部が形成されていないので、成形型に入れ子 などを設ける必要がなく成形型の製造コストを低滅することができるだけでなく 、脱型の際の製品の破れや裂けなどを防止し、成形性も良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案構造の一例を示すインサート一体発泡
成形型の斜視図である。
【図2】その成形状態の一例を示すインサート一体発泡
成形型の断面図である。
【図3】一般的なインサート一体発泡成形品の一例を示
す可倒式アームレストの斜視図である。
【図4】インサート部材の一例を示す斜視図である。
【図5】一般的なインサート一体発泡成形品を製造する
ための発泡成形型の一例を示す断面図である。
【符号の説明】
10 発泡成形型 11 下型 12 固定下型部 13 可動下型部 15 下側保持部 21 上型 22 保持上型部 23 一般上型部 25 上側保持部 31 インサート部材 33 本体部 34 突出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:58 4F

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部にインサート部材の本体部が一体に
    埋設され、両側部に前記インサート部材の突出部が突出
    する発泡成形品を得る成形型であって、 下型を固定下型部と可動下型部より構成し、前記固定下
    型部の型面に前記インサート部材の一方の突出部を保持
    する下側保持部を形成するとともに、 上型を保持上型部と一般上型部より構成し、前記保持上
    型部の型面には前記インサート部材の他方の突出部を保
    持する上側保持部を形成して、 前記固定下型部の下側保持部と保持上型部の上側保持部
    に前記インサート部材の両突出部を保持することによっ
    て該インサート部材を型内に固定し、しかる後一体発泡
    成形を行なうようにしたことを特徴とするインサート一
    体発泡成形型の構造。
JP1992042751U 1992-05-28 1992-05-28 インサート一体発泡成形型の構造 Expired - Fee Related JP2574065Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006095895A (ja) * 2004-09-29 2006-04-13 Sunpros Co Ltd アームレストの製造方法

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