JPH059399U - プラスチツクス製便所用具 - Google Patents
プラスチツクス製便所用具Info
- Publication number
- JPH059399U JPH059399U JP5879391U JP5879391U JPH059399U JP H059399 U JPH059399 U JP H059399U JP 5879391 U JP5879391 U JP 5879391U JP 5879391 U JP5879391 U JP 5879391U JP H059399 U JPH059399 U JP H059399U
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- Japan
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- toilet
- silver ions
- soluble glass
- plastic
- toilet seat
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 かび、細菌の繁殖し難いプラスチックス製便
所用具を得る。 【構成】 プラスチックスにより構成され、少なくとも
表層部に銀イオンを徐々に溶出させることのできる銀イ
オン含有溶解性ガラスを含有しているプラスチック製便
所用具である。 【効果】 放出される銀イオンによる抗菌作用は半永久
的であり、長期にわたり衛生的にかつ清潔に用具の使用
が可能となる。
所用具を得る。 【構成】 プラスチックスにより構成され、少なくとも
表層部に銀イオンを徐々に溶出させることのできる銀イ
オン含有溶解性ガラスを含有しているプラスチック製便
所用具である。 【効果】 放出される銀イオンによる抗菌作用は半永久
的であり、長期にわたり衛生的にかつ清潔に用具の使用
が可能となる。
Description
【0001】
本考案は、プラスチックスにより構成される便所用具、例えば、便座、シート
状便座カバー、汚物入れ、トイレットペーパホルダ等のプラスチックス製便所用
具に関するものである。
【0002】
洋式便所の普及に伴い便座の衛生性、特に公共的な場所に於ける洋式便所の便
座の便座の衛生性が問題になっている。このため、殺菌、滅菌のための払拭ペー
パや使い捨ての紙製の便座カバー等が使用されつつある。
また、便所に於いては、便器蓋、汚物入れ、トイレットペーパホルダ、清掃用
ブラシケース等のプラスチックス製便所用具が多く用いられている。これらプラ
スチックス製便所用具は、他の材料、例えば金属により構成されているものに比
べて安価であり、錆びる虞れがなく耐久性に優れ、しかも成型の自由度が大きい
と云う利点を備えている。
【0003】
払拭ペーパや使い捨ての紙製の便座カバーが使用されると、衛生的ではあるが
、しかしこれら一度の使用によって廃棄されるので、特に公共的な場所に於ける
便所に於いては、これらを大量に準備しておく必要が生じ、しかも消耗品として
使用量が多いため相当な費用が必要になる。
【0004】
汚物入れ、トイレットペーパホルダ等のプラスチックス製の便所用具には、経
血、排泄物の飛沫、汚物、水垢等が付着するため、清掃が充分に行われないと、
黴 (かび) 、雑菌等が繁殖し易い。これは非常に不衛生であり、雑菌の繁殖にと
もない悪臭が生じる原因になる。また一旦、プラスチックス製便所用具に繁殖し
た黴等は、専用の洗剤を用いて洗浄が行われても完全には除去されず、このため
すぐに再増殖が生じる。
【0005】
この様なことから、プラスチックス製便所用具は、優れた耐久性を備えている
にも拘らず、比較的短期間にて廃棄されることが多い。
本考案は、上述の如き問題点に鑑み、黴、殺菌等が繁殖し難いよう改良された
衛生的に優れたプラスチックス製便所用具を提供することを目的としている。
【0006】
上述の如き目的は、本考案によれば、プラスチックスにより構成され、少なく
とも表層部に銀イオンを徐々に溶出させることのできる銀イオン含有溶解性ガラ
ス (以下銀イオン含有溶解性ガラスという) を含有していることを特徴とするプ
ラスチックス製便所用具によって達成される。
【0007】
便座、シート状便座カバーに於いては、銀イオン含有溶解性ガラスはその表層
部のなかでも特に人体が接触する部分に存在していればよい。
前記銀イオン含有溶解性ガラスは、加工時の安定性、樹脂層からの逸出を防止
するために、プラスチックス製便所用具の構成樹脂材料中に含有されていてよい
。即ち、プラスチックス製便所用具は、図1に模式的に示されている如く、銀イ
オン含有溶解性ガラス1が混在した便所用具形成用樹脂材料3により構成されて
いる。
【0008】
このように本考案においては、銀イオンを一定速度で溶出させることが可能な
銀イオン含有溶解性ガラスが抗菌剤として使用されている。この溶解性ガラスと
は、制御された溶解速度を持つように、ガラスの物理的、化学的特性を考慮して
組成を調節したガラスの総称で、それ自体は既に知られているものである。した
がって銀化合物を添加した銀イオン含有溶解性ガラスでは、数時間から数年間の
任意の期間に渡って決められた一定速度で銀イオンを溶出させることができる。
そして溶出した銀イオンが、カビや雑菌に対して抗菌作用を発揮することになる
。
【0009】
本考案においては、このような銀イオン含有溶解性ガラスを200μ以下、好ま
しくは50μ以下の微粒子として、プラスチックス製便所用具の少なくとも表面の
形成材料中に含有させる。ここで、粒径が200μを超えると、形成材料中に均一
に分散しなくなる。また、その含有量は、0.05%〜15重量%が好ましい。0.05%
未満であると、銀イオンによる抗菌効果が不十分となり、また15重量%を超える
と、形成材料中への混入が難しくなり、好ましくない。
【0010】
本考案において、銀イオン含有溶解性ガラスを含有せしめる成形材料としては
、ポリオレフィン、ポリエチレン、ポリアミド等の熱可塑性樹脂が好適に使用で
きるが特に限定はされない。
銀イオン含有溶解性ガラスの熱可塑性樹脂への混合については、成形時あるい
はその直前に混合する方法、或いは予め熱可塑性樹脂中に銀イオン含有溶解性ガ
ラスを混入してマスターバッチ化しておく方法が適用され得る。
【0011】
本考案によるプラスチックス製便所用具に於て、効果的な滅菌作用が得られる
ためには、銀イオン含有溶解性ガラスが樹脂材料中に占める割合は、0.1〜10重
量%、好ましくは1〜6重量%程度であってよい。
【0012】
上述の如き構成によれば、プラスチックス製便所用具の少なくとも表層部に銀
イオン含有溶解性ガラスが存在し、前記ガラスによる抗菌作用により、プラスチ
ックス製便所用具の表層部に黴、殺菌等が繁殖することが回避される。銀イオン
含有溶解性ガラスは無機物質であるから、これが人体に接触しても、これは、抗
菌作用を生じるだけで、人体に対して全く無害であり、しかも気散せず、半永久
的に抗菌作用を生じる。
【0013】
実施例1
平均粒子径5〜6μの銀イオン含有溶解性ガラス (石塚硝子 (株) 製、商品名
イオンピュア WAlli) を抗菌剤として5重量部をポリプロピレン95重量部に射
出成型時に混入して図2に示されている如き一般的形状の便座を製作した。
【0014】
この便座の表面に大腸菌を噴霧し、経時的に菌数を測定した。この測定結果は
表1に示されている。
比較例1
抗菌剤を含まないこと以外については実施例1と同じポリプロピレンによって
便座を製作した。
【0015】
この便座の表面に大腸菌を噴霧し、経時的に菌数を測定した。この測定結果は
表1に示されている。
この実施例と比較例の測定結果は、本考案による抗菌剤としての銀イオン含有
溶解性ガラスを含有した便座は、そうでない従来品の便座と比較して、有効な抗
菌効果を奏したことを示している。
実施例2
実施例1で使用した銀イオン含有溶解性ガラスを抗菌剤として20重量部をポリ
エチレン80重量部に常法を用いて混合し、マスタバッチを作成した。このマスタ
バッチ25重量部をポリエチレン75重量部と混合し、多層インフレーション法によ
り、下記のフィルムを製作した。
【0016】
銀イオン含有溶解性ガラス5%含有ポリエチレン10μ/ポリエチレン10μ
このフィルムを抗菌層が外側になるように重ねあわせ、便座の形状に合わせて
溶断シールし、図3に示されている如き袋状の便座カバーを製作した。
尚、図3に於いて、10は便座を、11は便座カバーを、12は便座カバー11の銀イ
オン含有溶解性ガラスを含む抗菌層を各々示している。
【0017】
この便座カバーの表面に大腸菌を噴霧し、経時的に菌数を測定した。この測定
結果は表2に示されている。
比較例2
ポリエチレンのみによりのフィルムを製作し、実施例2と同様の手法により便
座カバーを製作した。
【0018】
この便座カバーの表面に大腸菌を噴霧し、経時的に菌数を測定した。この測定
結果は表2に示されている。
この実施例と比較例の測定結果は、本考案による銀イオン含有溶解性ガラスを
含有した便座カバーは、そうでない従来品の便座カバーと比較して、有効な抗菌
効果を奏したことを示している。
実施例3
実施例1で使用した銀イオン含有溶解性ガラスを抗菌剤として5重量部をポリ
プロピレン95重量部に射出成型時に混入して図4に示されている如き一般的形状
の汚物入れを製作した。
【0019】
この汚物入れを水道水中に浸漬し、2ケ月間放置したのち、汚物入れに於ける
黴の発生を観察したところ、肉眼にては黴の発生は認められなかった。
比較例3
無菌抗菌剤を含まないこと以外については実施例3と同じポリプロピレンによ
って汚物入れを製作した。
【0020】
この汚物入れを実施例3と同じ条件にて水道水中に浸漬し、2ケ月間放置した
のち、汚物入れに於ける黴の発生を観察したところ、肉眼にて黒色の黴の発生が
認められた。
この実施例と比較例の結果は、本考案による無機抗菌性物質を含有した汚物入
れは、そうでない従来品の汚物入れと比較して、有効な抗菌効果を奏したことを
示している。
【0021】
本考案によるプラスチックス製便所用具は、上述の実施例のもの以外に、便器
蓋、トイレットペーパホルダ、清掃用ブラシケース等その他の便所用具であって
もよい。
【0022】
上述の説明より明らかな如く、本考案によるプラスチックス製便所用具に於い
ては、少なくとも表層部に存在する銀イオン含有溶解性ガラスによる抗菌作用に
より、プラスチックス製便所用具の表層部に黴、殺菌等が繁殖することが回避さ
れるから、このプラスチックス製便所用具は、衛生的であり、長期間にわたって
清潔に使用され得るようになる。本考案によるプラスチックス製便所用具に於い
て使用される銀イオン含有溶解性ガラスは無機物質であるから、これが人体に接
触しても、これは、抗菌作用を生じるだけで、人体に対して全く無害であり、し
かも気散せず、半永久的に抗菌作用を生じるから、安全な抗菌作用が半永久的に
得られる。
【図1】本考案によるプラスチックス製便所用具を構成
する樹脂材料の断面を模式的に示す断面図。
する樹脂材料の断面を模式的に示す断面図。
【図2】本考案によるプラスチックス製便所用具を便座
に適用した一つの実施例を示す平面図。
に適用した一つの実施例を示す平面図。
【図3】本考案によるプラスチックス製便所用具を便座
カバーに適用した一つの実施例を示す断面図。
カバーに適用した一つの実施例を示す断面図。
【図4】本考案によるプラスチックス製便所用具を汚物
入れに適用した一つの実施例を示す斜視図である。
入れに適用した一つの実施例を示す斜視図である。
1、銀イオン含有溶解性ガラス
3、便所用具形成用樹脂材料
Claims (2)
- 【請求項1】 プラスチックスにより構成され、少なく
とも表層部に銀イオンを徐々に溶出させることのできる
銀イオン含有溶解性ガラスを含有していることを特徴と
するプラスチックス製便所用具。 - 【請求項2】 前記プラスチックスは熱可塑性樹脂であ
ることを特徴とする請求項1に記載のプラスチックス性
便所用具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5879391U JPH059399U (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | プラスチツクス製便所用具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5879391U JPH059399U (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | プラスチツクス製便所用具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH059399U true JPH059399U (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=13094459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5879391U Pending JPH059399U (ja) | 1991-07-25 | 1991-07-25 | プラスチツクス製便所用具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH059399U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4934299A (ja) * | 1972-07-27 | 1974-03-29 |
-
1991
- 1991-07-25 JP JP5879391U patent/JPH059399U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4934299A (ja) * | 1972-07-27 | 1974-03-29 |
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