JPH0595249U - コンバインの扱深さ制御装置 - Google Patents
コンバインの扱深さ制御装置Info
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- JPH0595249U JPH0595249U JP4326392U JP4326392U JPH0595249U JP H0595249 U JPH0595249 U JP H0595249U JP 4326392 U JP4326392 U JP 4326392U JP 4326392 U JP4326392 U JP 4326392U JP H0595249 U JPH0595249 U JP H0595249U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 刈り始めにおける穀稈搬送装置(扱深さ調整
体)の異常動作を確実に防止して脱穀処理および排稈処
理の処理精度を向上させる。 【構成】 刈り始めにおいては、穀稈検知センサ14お
よび穂先検知センサ15の検知時間差T2と、各条の合
流時間差T1とを考慮し、両時間差を加算した遅延タイ
マ時間Tが経過するまでは穀稈搬送装置9の深扱側への
作動を規制する。
体)の異常動作を確実に防止して脱穀処理および排稈処
理の処理精度を向上させる。 【構成】 刈り始めにおいては、穀稈検知センサ14お
よび穂先検知センサ15の検知時間差T2と、各条の合
流時間差T1とを考慮し、両時間差を加算した遅延タイ
マ時間Tが経過するまでは穀稈搬送装置9の深扱側への
作動を規制する。
Description
【0001】
本考案は、穀稈の刈取りおよび脱穀を行うコンバインの扱深さ制御装置に関す るものである。
【0002】
一般に、この種コンバインのなかには、脱穀部に至る穀稈搬送経路に扱深さ調 整自在な穀稈搬送装置を設けると共に、該穀稈搬送装置を、穀稈の有無を検知す る穀稈検知センサと、該穀稈検知センサよりも搬送下手側で穀稈の穂先位置を検 知する穂先検知センサとの検知に基づいて扱深さ自動制御すべく構成されるもの がある。しかるに、左右方向に並ぶ複数の掻込み経路を備えた多条刈りのコンバ インにおいては、各掻込み経路から掻込んだ刈取り穀稈を横搬送経路を介して合 流させた後、脱穀部に搬送すべく構成されるため、穀稈の刈り始めから各条の穀 稈が全て合流するまでのあいだは、どうしても穀稈の積層が薄くなつて穂先検知 センサの検知が不安定になり、このため刈り始めにおいては、穀稈搬送装置が深 扱側に異常作動して穀稈の搬送姿勢を乱し、脱穀処理や排稈処理の精度低下が問 題となつていた。
【0003】
本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点を一掃することができるコンバ インの扱深さ制御装置を提供することを目的として創案されたものであつて、左 右方向に並ぶ複数の掻込み経路から刈取り穀稈を掻込み、該掻込んだ穀稈を合流 させた後、扱深さ調整自在な穀稈搬送装置を介して脱穀部に搬送すべく構成する と共に、前記穀稈搬送装置を、合流位置から脱穀部に至る搬送経路で穀稈の有無 を検知する穀稈検知センサと、該穀稈検知センサよりも搬送下手側で穀稈の穂先 位置を検知する穂先検知センサとの検知に基づいて扱深さ自動制御してなるコン バインにおいて、前記扱深さ自動制御を行う扱深さ制御部には、前記両検知セン サの検知時間差と、前記複数の掻込み経路から掻込まれる穀稈の合流時間差との 和に基づいて遅延タイマ時間を設定すると共に、穀稈検知センサが穀稈を検知し てから前記遅延タイマ時間が経過するまでのあいだ、少なくとも穀稈搬送装置の 深扱側への作動を規制する作動規制手段を設けたことを特徴とするものである。 そして本考案は、この構成によつて、刈り始めにおける穀稈搬送装置の異常作 動を確実に防止して脱穀処理および排稈処理における処理精度を著しく向上させ ることができるようにしたものである。
【0004】
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図面において、1はコン バインの走行機体であつて、該走行機体1は、穀稈を刈取る前処理部2、刈取つ た穀稈を脱穀処理する脱穀部3、脱穀済みの排稈を排出処理する後処理部(図示 せず)等によつて構成され、また前記前処理部2には、穀稈を刈取り条数分に分 草するデバイダ4、穀稈を引き起こす引起し装置5、引起こされた穀稈の株元を 切断する刈り刃6、該刈り刃6の上方に位置して穀稈を掻込む掻込み装置7、掻 込んだ穀稈を前処理部2の左端部側において合流させる横搬送装置8、合流した 穀稈を縦姿勢から横姿勢に変姿せしめながら脱穀部3に搬送する穀稈搬送装置9 等が設けられるが、これらの基本構成は何れも従来通りである。
【0005】 前記穀稈搬送装置9は、穀稈の株元側を挟持搬送する株元チエン10と、穀稈 の穂先側を送り搬送する穂先搬送体11とを並設してユニツトに構成されるもの であるが、このものは、電動モータ12の駆動に基づき、その搬送終端側を支点 として上下揺動すべく構成されている。即ち、穀稈搬送装置9の上下揺動に基づ いて穀稈の挟持位置を変化せしめることで脱穀部3における扱深さを調整するこ とができるようになつている。
【0006】 さらに、13は前記穀稈搬送装置9に設けられるブラケツトであつて、該ブラ ケツト13の先端部には、株元チエン10に対向する株元押えフレーム13aが 一体的に固設されるが、該株元押えフレーム13aには、穀稈搬送装置9におけ る穀稈の有無を検知する穀稈検知センサ14が設けられる一方、該穀稈検知セン サ14よりも搬送下手位置であるブラケツト13の基端部には、一対の接触セン サ15aによつて穀稈の穂先位置を検知する穂先検知センサ15が設けられてい る。
【0007】 一方、16は運転席近傍に配設される制御装置であつて、該制御装置16は、 所謂マイクロコンピユータ(MPU、ROM等を含む)を用いて構成されるもの であるが、このものは、穀稈検知センサ14、穂先検知センサ15、扱深さ自動 スイツチ17、車速検知センサ18等から信号を入力する一方、これら入力信号 に基づく判断で、前記電動モータ12等に作動信号を出力するようになつている 。即ち、制御装置16においては、穂先検知センサ15の検知に基づいて穀稈搬 送装置9の上下位置を自動制御する所謂扱深さ自動制御の制御手順が予め記憶さ れている。
【0008】 さて、前記扱深さ自動制御においては、まず扱深さ自動スイツチ17の操作状 態を判断し、これがOFFである場合には、電動モータ12に対する信号出力を 停止する一方、ONである場合には、続いて穀稈検知センサ14の検知状態を判 断する。ここで穀稈検知センサ14がOFFであると判断した場合には、電動モ ータ12に対する信号出力を停止し、また、ONであると判断した場合には、穂 先検知センサ15を構成する一対の接触センサ15a、15a間に穂先を位置さ せるべく、両接触センサ15a、15aの検知に基づいて穀稈搬送装置9を深扱 側および浅扱側にインチング作動(断続信号による作動)することになるが、深 扱側への作動は、穀稈検知センサ14がONしてから所定の遅延タイマ時間Tが 経過するまでは規制されるようになつている。即ち、穀稈検知センサ14がON した直後では、穀稈が穂先検知センサ15位置まで達していないため、穂先検知 センサ15が穂先位置を検知できずに穀稈搬送装置9が深扱側に異常作動する惧 れがあり、このため、穀稈検知センサ14から穂先検知センサ15に達するまで の搬送距離Bを、車速検知センサ18の検知値(前処理速度に比例)に基づいて 両検知センサ14、15の検知時間差T2に変換して穀稈搬送装置9の深扱作動 を遅延するが、さらに本考案においては、横搬送装置8を経由する穀稈がその他 の穀稈と合流して穂先検知センサ15位置に達するまでは、穀稈搬送装置9の深 扱作動を遅延するようになつている。つまり、横搬送装置8の搬送距離Aを、車 速検知センサ18の検知値に基づいて各条の合流時間差T1に変換すると共に、 該合流時間差T1と前記検知時間差T2とを加算して遅延タイマ時間Tにセツトす べく構成され、このため刈り始めにおいて穀稈の積層が薄いあいだは、穀稈搬送 装置9の深扱作動を規制して穂先検知センサ15の不安定な検知に基づく異常作 動を確実に防止するようになつている。
【0009】 叙述の如く構成された本考案の実施例において、扱深さ調整自在な穀稈搬送装 置9は、搬送穀稈の穂先を接触センサ15a、15a間に位置させるべく、両接 触センサ15a、15aの検知に基づいて深扱側および浅扱側に自動的に作動せ しめられることになるが、刈り始めにおいては、穀稈検知センサ14および穂先 検知センサ15の検知時間差T2と、各条の合流時間差T1とを考慮し、両時間差 を加算した遅延タイマ時間Tが経過するまでは穀稈搬送装置9の深扱側への作動 を規制することになる。即ち、横搬送装置8を経由する穀稈がその他の穀稈と合 流して穂先検知センサ15位置に達するまで、つまり穀稈が穂先検知センサ15 位置に達しない状態、さらには穂先検知センサ15位置における穀稈の積層が薄 いあいだは、穀稈搬送装置9の深扱作動を規制して穂先検知センサ15の不安定 な検知に基づく異常作動を確実に防止することになる。従つて、横搬送装置8を 経由して各条の穀稈を合流させるものでありながら、刈り始めにおける穀稈搬送 装置9の異常作動を確実に防止でき、この結果、脱穀処理および排稈処理におけ る処理精度を著しく向上させることができる。
【0010】 しかも、実施例においては、遅延タイマ時間を一定とすることなく、前処理部 の処理速度に比例する車速検知値に基づいて演算しているため、精度の高い遅延 設定を行うことができ、このため無駄に遅延時間を長くして扱深さ制御の精度を 低下させたり、遅延時間が短くなつて穀稈搬送装置9の異常作動を阻止し得ない 様な不都合を解消することができる。
【0011】
以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたものであるから、扱深さ調整自 在な穀稈搬送装置を、穀稈検知センサおよび穂先検知センサの検知に基づいて自 動制御するものでありながら、刈り始めにおいては、前記両検知センサの検知時 間差と、前記複数の掻込み経路から掻込まれる穀稈の合流時間差とを考慮して遅 延タイマ時間を設定し、該遅延タイマ時間が経過するまでは少なくとも穀稈搬送 装置の深扱側への作動を規制することになる。即ち、各掻込み経路から掻込まれ る穀稈が合流して穂先検知センサ位置に達するまでのあいだ、つまり穀稈が穂先 検知センサ位置に達しない状態、および穂先検知センサ位置における穀稈の積層 が薄い状態では、穀稈搬送装置の深扱作動が規制されることになるため、穂先検 知センサの不安定な検知に基づいて穀稈搬送装置が異常作動することを確実に防 止できることになる。従つて、左右方向に並ぶ複数の掻込み経路を備えるもので あつても、刈り始めにおける穀稈搬送装置の異常作動を規制して精度の高い扱深 さ制御を行えることになり、この結果、脱穀処理や排稈処理の処理精度を著しく 向上させることができる。
【図1】コンバインの要部平面図である。
【図2】前処理部の要部側面図である。
【図3】センサの取付け状態を示す平面図である。
【図4】扱深さ自動制御機構の概略構成を示すブロツク
図である。
図である。
【図5】扱深さ自動制御のフローチヤートである。
【図6】作用を示すタイミングチヤート図である。
1 走行機体 2 前処理部 3 脱穀部 9 穀稈搬送装置 14 穀稈検知センサ 15 穂先検知センサ 16 制御装置
Claims (1)
- 【請求項1】 左右方向に並ぶ複数の掻込み経路から刈
取り穀稈を掻込み、該掻込んだ穀稈を合流させた後、扱
深さ調整自在な穀稈搬送装置を介して脱穀部に搬送すべ
く構成すると共に、前記穀稈搬送装置を、合流位置から
脱穀部に至る搬送経路で穀稈の有無を検知する穀稈検知
センサと、該穀稈検知センサよりも搬送下手側で穀稈の
穂先位置を検知する穂先検知センサとの検知に基づいて
扱深さ自動制御してなるコンバインにおいて、前記扱深
さ自動制御を行う扱深さ制御部には、前記両検知センサ
の検知時間差と、前記複数の掻込み経路から掻込まれる
穀稈の合流時間差との和に基づいて遅延タイマ時間を設
定すると共に、穀稈検知センサが穀稈を検知してから前
記遅延タイマ時間が経過するまでのあいだ、少なくとも
穀稈搬送装置の深扱側への作動を規制する作動規制手段
を設けたことを特徴とするコンバインの扱深さ制御装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992043263U JP2588061Y2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | コンバインの扱深さ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992043263U JP2588061Y2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | コンバインの扱深さ制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0595249U true JPH0595249U (ja) | 1993-12-27 |
| JP2588061Y2 JP2588061Y2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=12658964
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992043263U Expired - Lifetime JP2588061Y2 (ja) | 1992-05-29 | 1992-05-29 | コンバインの扱深さ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2588061Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6352846B2 (ja) | 2015-03-27 | 2018-07-04 | Jx金属株式会社 | リチウムイオン電池リサイクル原料からの金属の回収方法 |
-
1992
- 1992-05-29 JP JP1992043263U patent/JP2588061Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2588061Y2 (ja) | 1999-01-06 |
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