JPH0596486A - 電磁吸着装置 - Google Patents

電磁吸着装置

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JPH0596486A
JPH0596486A JP28370691A JP28370691A JPH0596486A JP H0596486 A JPH0596486 A JP H0596486A JP 28370691 A JP28370691 A JP 28370691A JP 28370691 A JP28370691 A JP 28370691A JP H0596486 A JPH0596486 A JP H0596486A
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JP
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electromagnets
magnetic
attraction
electromagnetic
electromagnet
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JP28370691A
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Tamotsu Fujita
保 藤田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 薄板(鉄板)、小物部品などや、加工の対象
物となる工作物の吸着保持に好適な電磁吸着装置を提供
する。 【構成】 磁性体からなる部品を磁力で吸着面に吸着保
持するようにした装置において、吸着面5内に、複数個
の電磁石2a、2b、2c、2dの各磁極3の端面を吸
着面5と面一に配置してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鉄板材料や、鉄製の
ビス、ナットその他の小物部品を磁気吸着して搬送する
のに使用する吸着用電磁石或いは加工の対象となる物品
を保持する電磁チャックとして利用可能な電磁吸着装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄板材料や、鉄製のビス、ナット
その他の小物部品を磁気吸着して搬送する吸着用電磁石
が知られている。また、加工対象となる工作物を磁気吸
着により保持する電磁チャックが知られている。
【0003】これらの電磁吸着装置は、何れも一つの電
磁石で構成されており、磁性体(主として鉄)からなる
物品を磁力で吸着面に吸着保持し、搬送或いは加工中、
保持状態を継続し、搬送或いは加工終了後は、磁力を無
くして保持を解除するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、従来の
電磁吸着装置は、一つの電磁石で構成していたことを理
由として幾多の問題点があった。
【0005】例えば、薄板(0.8t前後)を搬送する
為の吸着用電磁石では、強い吸着力を実現しようとして
も、薄板の磁気飽和によって十分な吸着力が得られなか
った。最大吸着力が20kgm の吸着用電磁石で0.8t
の鉄板を吸着した場合、約2kgm 程度の吸着力しか得ら
れない。
【0006】また、積重ねた薄板から、吸着用電磁石で
薄板を一枚ずつ吸着搬送しようとしても、一枚目の薄板
を透過して、2枚目、3枚目…の薄板まで磁気が作用し
て吸着力を及ぼしてしまうので、一枚ずつの吸着が難し
かった。
【0007】ビス、ナット等の小物部品に対する吸着用
電磁石では、小物部品と電磁石の間で、点接触しか図れ
ないような場合に、十分な吸着力で確実に保持すること
が難しなかった。
【0008】次に、工作物を保持するようにした電磁チ
ャックでは、一つの電磁石を用いて、広い面積の吸着面
を構成するので構造が複雑化する問題点があった。工作
物の大きさが変化しても、吸着面の面積は一定であり、
合理的でないなどの欠点もあった。
【0009】
【課題を解決する為の手段】この発明は前記のような問
題点に鑑みてなされたもので、薄板、小物部品などや、
加工の対象となる工作物の吸着保持に好適な電磁吸着装
置を提供することを目的としたものである。
【0010】この目的を達成するこの発明の電磁吸着装
置は、磁性体からなる物品を磁力で吸着面に吸着保持す
るようにした電磁吸着装置において、前記吸着面内に複
数個の電磁石の各磁極端面が、吸着面と面一に配置して
あることを特徴としている。
【0011】また、この発明は、前記複数個の電磁石の
夫々が独立して励磁および消磁制御が可能としてある電
磁吸着装置である。
【0012】
【作用】この発明の電磁吸着装置では、吸着面に複数個
の電磁石の磁極端面を配置したので、個々の電磁石の吸
着力を小さくしても、吸着面全体としては、必要な吸着
力を得ることができる。個々の電磁石の吸着力を小さく
することによって、磁気飽和を防ぎ、磁気の貫通も防ぐ
ことができる。従来、点接触しか図れなかった小物部品
も、複数個の電磁石と点接触することで必要な吸着力を
発揮させることができる。
【0013】また、複数個の電磁石を、並設した構造で
あるので、構造の複雑化を避けて、所要の面積の吸着面
を得ることができる。
【0014】複数個の電磁石を、夫々独立させて、励磁
および消磁制御が可能のようにすれば、必要な電磁石の
みを動作させることができるので、効率的な吸着および
脱着動作を行うことができる。
【0015】
【実施例】以下この発明の実施例を図を参照して説明す
る。
【0016】図1は、薄鉄板や、ビス、ナット等の小物
部品の吸着保持に好適な電磁吸着装置の実施例である。
有頂角筒状の非磁性体カバー1の内側に4個の電磁石2
a、2b、2c、2dが設置してある。各電磁石は有頂
円筒の中心軸上に芯軸を設けた構造でなる磁極3と、該
磁極3に装着した電磁コイル4で構成され、磁極3の端
面が非磁性体カバー1の開口端面と面一としてあり、前
記開口端面を電磁吸着装置としての吸着面5としたもの
である。
【0017】前記電磁石2a、2b、2c、2dの電磁
コイル4の通電方向は、隣接する電磁石間で極性が反転
するように選定し、図(a) に示したように、N極とS極
が交互に表われるようにする。
【0018】上記実施例の電磁吸着装置を用いて薄板の
吸着保持を行う場合、各電磁石2a、2b、2c、2d
は薄板における磁気飽和が起らないように励磁を行うと
良い。例えば、0.8tの薄鉄板では、1個の電磁石の
磁気吸着力を3kgm より大きくしても、磁気飽和によっ
て磁気吸着力の増大に比例する大きな吸着力を得ること
は困難であるので、各電磁石2a、2b、2c、2dの
磁気吸着力は、3kgm程度となるように電流値を設定す
る。
【0019】このようにして、吸着面5を薄板に当接す
るようにして薄板の吸着保持を行うと良い。各電磁石と
薄板間では磁気飽和を少くしたので、磁気的ロスを無く
することができる。又、薄板に対する吸着力は、各電磁
石に設定した吸着力の、電磁石の個数(実施例の場合4
個)倍となるので、結果として大きな吸着力で確実に保
持することができる。
【0020】又、薄板を多数枚、積重ねた状態で、上側
から一枚ずつ吸着保持して、搬送を行う場合、薄板での
磁気飽和を少くしたので、一枚目の薄板を貫通して、下
側の2枚目、3枚目…の薄板に作用する磁気は弱くな
る。従って、上側の一枚の薄板のみを確実に吸着保持す
ることができ、2枚目以下を同時に搬送するような現象
も無くすることができる。
【0021】次に、この実施例の電磁吸着装置で、ビ
ス、ナット等の小物部品を吸着保持する場合について説
明する。これらの小物部品では、吸着面5の平面に対向
する平面はほとんど形成されていない。従って小物部品
は吸着面に対して、数箇所、点接触状態となることが多
い。実施例の電磁吸着装置では、複数個の電磁石2a、
2b、2c、2dが設けてあるので、これらの電磁石の
うち、数個(2〜3個)の電磁石と点接触状態となるの
で、必要な吸着力を作用させて確実に保持することがで
きる。
【0022】尚、実施例では電磁石を4個設置したもの
について説明したが、電磁石の数はこれに限定されな
い。吸着しようとする対象物の大きさ、重量を考慮し
て、電磁石の個数、設置密度を決定すれば良いものであ
る。
【0023】図2は、電磁チャックとして好適な実施例
の電磁吸着装置である。非磁性材ブロック6の上面に、
多数の丸穴7、7が形成してあり、各丸穴7内に、前記
実施例と同様の電磁石2a、2b、2c、…が装着して
あり、各電磁石の磁極の端面が非磁性材ブロック6の上
面と面一となるようにして、電磁吸着装置としての吸着
面8が構成してある。
【0024】この実施例の場合も、各電磁石の電磁コイ
ルに通電する方向を、隣接する電磁石間で極性が反転す
るようにするもので、吸着面8には図(a) に示したよう
に、N極とS極が交互に表われるようにする。又、各電
磁石は、夫々が独立に励磁および消磁制御ができるよう
に、制御電源(図示していない)に対して、並列接続可
能としてある。
【0025】上記実施例の磁気吸着装置によれば、非磁
性材ブロック6の上面で工作物を磁気的にチャックする
ことができる。工作物は複数の電磁石によって吸着され
るので、チャック状態を安定することができる。工作物
の大きさに応じて、必要な電磁石だけを励磁することも
可能で、無駄を無くすることができる。
【0026】以上、2つの実施例について説明した。こ
の発明の電磁吸着装置を吸着用電磁石として使用する場
合も、電磁チャックとして使用する場合も、電磁石の励
磁を遮断して吸着を解除する時、残留磁気が薄板や工作
物に残らないようにすることが、円滑な脱着や、その後
の作業上、必要である。
【0027】この為には、この発明者の出願に係る発明
であって、電磁石の制御方法(特願平3−78428
号)が有効である。即ち、図3がその制御方法を実施し
た場合の、各電磁石の電磁コイルの電流波形である。
【0028】図示したように、P2 、P3 の励磁期間の
後、P4 で励磁電流の遮断を行う。然る後、P5 で示さ
れたタイムインターバルの期間を経た後、P6 の消磁電
流を電磁コイルに流すようにする。消磁電流としては交
流および/または直流の電流で行う種々の方法がある。
図において(a) は交流の減衰電流の場合であり、(b)、
(c) 、(d) は直流のパルス電流の場合である。また、
(e) は直流のパルス電流を流した後、交流の減衰電流を
流した場合である。
【0029】このようにP5 のタイムインターバルをお
いて消磁電流を通電することによって、残留磁気の消磁
を信頼性高く、かつ短時間で行うことが可能で、円滑な
脱着を行うことができると共に、その後の作業も、残留
磁気による障害が無い状態で行うことができる。
【0030】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明によれ
ば、薄板、小物部品などや、加工の対象となる工作物の
吸着保持に好適な電磁吸着装置を提供できる効果があ
る。
【0031】薄板を吸着する場合、磁気飽和を少くし、
また磁気の貫通も防ぐことができるので、必要、十分な
吸着力を得られると共に、一枚ずつの吸着保持が可能に
できる効果がある。
【0032】小物部品を吸着する場合、吸着面に対して
点接触するような小物部品でも、数個の電磁石で吸着す
るので、確実な吸着保持ができる効果がある。
【0033】工作物を吸着する場合には、工作物の大き
さに応じて、必要な電磁石を制御するようにできるの
で、無駄を無くすることができる。
【0034】更に、この発明の電磁吸着装置は、複数個
の電磁石を並設した単純な構造であるので、製作を容易
にできると共に、電磁石の制御が容易であり、特に、消
磁制御を短時間にできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の図で、(a) は底面図、
(b) は縦断面図である。
【図2】この発明の第2実施例の図で、(a) は一部を破
切した平面図、(b) は縦断面図である。
【図3】(a) 〜(e) はこの発明の実施例の電磁コイルに
対する電流波形の図である。
【符号の説明】
1 非磁性体カバー 2a、2b、… 電磁石 3 磁極 4 電磁コイル 5、8 吸着面 6 非磁性材ブロック 7 丸穴

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性体からなる物品を磁力で吸着面に吸
    着保持するようにした電磁吸着装置において、前記吸着
    面内に、複数個の電磁石の各磁極端面が、吸着面と面一
    に配置してあることを特徴とする電磁吸着装置。
  2. 【請求項2】 複数個の電磁石は、夫々が独立して励磁
    および消磁制御が可能としてある請求項1記載の電磁吸
    着装置。
JP28370691A 1991-10-03 1991-10-03 電磁吸着装置 Pending JPH0596486A (ja)

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JP28370691A JPH0596486A (ja) 1991-10-03 1991-10-03 電磁吸着装置

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Cited By (6)

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