JPH0597523A - 窒化アルミニウム焼結体の製造方法 - Google Patents
窒化アルミニウム焼結体の製造方法Info
- Publication number
- JPH0597523A JPH0597523A JP3256512A JP25651291A JPH0597523A JP H0597523 A JPH0597523 A JP H0597523A JP 3256512 A JP3256512 A JP 3256512A JP 25651291 A JP25651291 A JP 25651291A JP H0597523 A JPH0597523 A JP H0597523A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aluminum nitride
- yttrium
- compound
- weight
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 平均粒径1.5μm〜5μm、粒径1μm以
下の微粒含有量が15重量%以下、BET比表面積が
3.5m2 /g以下で、イットリウム或いはイットリウ
ム化合物を酸化イットリウムに換算して0.5〜5重量
%含有し、かつ硫黄化合物を硫黄元素として70〜50
0ppm含有してなる窒化アルミニウム粉末100重量
部にカルシウム化合物を酸化カルシウムに換算して0.
1〜3重量部添加、混合、成形した後、非酸化性雰囲気
下で焼成することを特徴とする窒化アルミニウム焼結体
の製造方法。 【効果】 常圧、1700℃程度の低温で比較的大型の
成形体を製品歩留りよく焼結することができる。
下の微粒含有量が15重量%以下、BET比表面積が
3.5m2 /g以下で、イットリウム或いはイットリウ
ム化合物を酸化イットリウムに換算して0.5〜5重量
%含有し、かつ硫黄化合物を硫黄元素として70〜50
0ppm含有してなる窒化アルミニウム粉末100重量
部にカルシウム化合物を酸化カルシウムに換算して0.
1〜3重量部添加、混合、成形した後、非酸化性雰囲気
下で焼成することを特徴とする窒化アルミニウム焼結体
の製造方法。 【効果】 常圧、1700℃程度の低温で比較的大型の
成形体を製品歩留りよく焼結することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、比較的大型の焼結体を
約1700℃程度の従来に比較しより低い温度で焼結し
得る窒化アルミニウム焼結体の製造方法に関する。
約1700℃程度の従来に比較しより低い温度で焼結し
得る窒化アルミニウム焼結体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】窒化アルミニウム(以下AlNと称する
場合がある。)は高い熱伝導度を有し、高温特性もよ
く、IC基板・パッケージ材料、ヒートシンク、炉材、
冶金用治具など様々な用途材料として注目されている。
しかしながらアルミナ焼結体等の酸化物材料に比べると
焼結温度が高く、また大型成形品は内部と外部の物性差
が生じ易く製品歩留りが悪いため製造コストが高くな
り、用途も限定されていた。
場合がある。)は高い熱伝導度を有し、高温特性もよ
く、IC基板・パッケージ材料、ヒートシンク、炉材、
冶金用治具など様々な用途材料として注目されている。
しかしながらアルミナ焼結体等の酸化物材料に比べると
焼結温度が高く、また大型成形品は内部と外部の物性差
が生じ易く製品歩留りが悪いため製造コストが高くな
り、用途も限定されていた。
【0003】より低温で焼結させるためには微粒のAl
N粉を用い、焼結助剤としてCaOを単独、あるいはY
2 O3 との組合せで用いることが公知である。CaO単
独で用いる場合には熱伝導度が上がりにくく、Y2 O3
との組合せで用いる場合には二種の焼結助剤を均一に分
散し難いためか得られる焼結体の物性にバラつきを生じ
易い傾向にある。特にこの傾向は大型の焼結体ほど大き
く、大型の焼結体を製造する際には、場所により焼結の
進行状態が異なり、不均一な収縮によりソリ、割れが発
生し易く、製品の歩留りが著しく悪化する。加えて大型
成形体は内部ほどバインダーが揮散し難く、残留炭素が
多くなるため焼結が進まないとの不都合を有する。
N粉を用い、焼結助剤としてCaOを単独、あるいはY
2 O3 との組合せで用いることが公知である。CaO単
独で用いる場合には熱伝導度が上がりにくく、Y2 O3
との組合せで用いる場合には二種の焼結助剤を均一に分
散し難いためか得られる焼結体の物性にバラつきを生じ
易い傾向にある。特にこの傾向は大型の焼結体ほど大き
く、大型の焼結体を製造する際には、場所により焼結の
進行状態が異なり、不均一な収縮によりソリ、割れが発
生し易く、製品の歩留りが著しく悪化する。加えて大型
成形体は内部ほどバインダーが揮散し難く、残留炭素が
多くなるため焼結が進まないとの不都合を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる事情に鑑み、本
発明者らはより低温での焼結が可能で、比較的大型の窒
化アルミニウム焼結体を歩留りよく製造できる方法を見
いだすことを目的とし鋭意検討した結果、予めイットリ
ウム化合物を複合した特定物性を有する窒化アルミニウ
ム粉末に特定量のカルシウム化合物を混合し焼結体原料
となし、これを成形、焼結する場合には上記目的がすべ
て達成し得ることを見いだし本発明を完成するに至っ
た。
発明者らはより低温での焼結が可能で、比較的大型の窒
化アルミニウム焼結体を歩留りよく製造できる方法を見
いだすことを目的とし鋭意検討した結果、予めイットリ
ウム化合物を複合した特定物性を有する窒化アルミニウ
ム粉末に特定量のカルシウム化合物を混合し焼結体原料
となし、これを成形、焼結する場合には上記目的がすべ
て達成し得ることを見いだし本発明を完成するに至っ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、平均
粒径1. 5μm〜5μm、粒径1μ以下の微粒含有量が
15重量%以下、BET比表面積が3.5m2 /g以下
で、イットリウムまたはイットリウム化合物を酸化イッ
トリウムに換算して0.5〜5重量%含有し、かつ硫黄
化合物を硫黄元素として70〜500ppm含有してな
る窒化アルミニウム粉末100重量部にカルシウム化合
物を酸化カルシウムに換算して0. 1〜3重量部添加、
混合、成形した後、非酸化性雰囲気下で焼成することを
特長とする窒化アルミニウム焼結体の製造方法を提供す
る。
粒径1. 5μm〜5μm、粒径1μ以下の微粒含有量が
15重量%以下、BET比表面積が3.5m2 /g以下
で、イットリウムまたはイットリウム化合物を酸化イッ
トリウムに換算して0.5〜5重量%含有し、かつ硫黄
化合物を硫黄元素として70〜500ppm含有してな
る窒化アルミニウム粉末100重量部にカルシウム化合
物を酸化カルシウムに換算して0. 1〜3重量部添加、
混合、成形した後、非酸化性雰囲気下で焼成することを
特長とする窒化アルミニウム焼結体の製造方法を提供す
る。
【0006】以下本発明を詳細に説明する。本発明に使
用する窒化アルミニウム粉末は、平均粒径1. 5μm〜
5μmであり、好ましくは2〜4μmである。平均粒径
が1.5μm未満では成形時の粒子間に生じる平均のポ
ア径が小さくなり脱バインダー性が悪くなる。他方5μ
を越えると焼結性が悪くなる。
用する窒化アルミニウム粉末は、平均粒径1. 5μm〜
5μmであり、好ましくは2〜4μmである。平均粒径
が1.5μm未満では成形時の粒子間に生じる平均のポ
ア径が小さくなり脱バインダー性が悪くなる。他方5μ
を越えると焼結性が悪くなる。
【0007】また窒化アルミニウム粉末は、粒径1μm
以下の微粒含有量は約15重量%以下であることが好ま
しい。微粒が多く含まれている場合にはバインダー除去
性が良好ではないので、特に粒径1μ以下の微粒含有量
が少ないことが望まれる。
以下の微粒含有量は約15重量%以下であることが好ま
しい。微粒が多く含まれている場合にはバインダー除去
性が良好ではないので、特に粒径1μ以下の微粒含有量
が少ないことが望まれる。
【0008】本発明に使用する窒化アルミニウム粉末の
比表面積は3. 5m2 /g以下、好ましくは2. 5m2
/g以下である。比表面積が大きくなると脱バインダー
性が悪くなり焼成後の残留カーボン含有量が多くなる。
カーボン含有量が多くなると焼結に悪影響を及ぼし、焼
結体密度が低くなる。
比表面積は3. 5m2 /g以下、好ましくは2. 5m2
/g以下である。比表面積が大きくなると脱バインダー
性が悪くなり焼成後の残留カーボン含有量が多くなる。
カーボン含有量が多くなると焼結に悪影響を及ぼし、焼
結体密度が低くなる。
【0009】さらに窒化アルミニウム粉末中には、熱伝
導度の高い緻密な焼結体を得る為に焼結助剤であるイッ
トリウム或いはイットリウム化合物が均一に含有されて
いなければならない。イットリウム或いはイットリウム
化合物の含有量は酸化イットリウムに換算して約0.5
〜約5重量%の範囲が好適である。該含有量が0.5重
量%より少ない場合には焼結助剤としての効果が低い。
導度の高い緻密な焼結体を得る為に焼結助剤であるイッ
トリウム或いはイットリウム化合物が均一に含有されて
いなければならない。イットリウム或いはイットリウム
化合物の含有量は酸化イットリウムに換算して約0.5
〜約5重量%の範囲が好適である。該含有量が0.5重
量%より少ない場合には焼結助剤としての効果が低い。
【0010】焼結助剤であるイットリウム或いはイット
リウム化合物を含有した本発明に用いる窒化アルミニウ
ム粉末は、さらに硫黄化合物を硫黄元素として70〜5
00ppm含有されていることが必要である。理由は詳
らかではないが硫黄が存在することにより焼結性が改善
される。窒化アルミニウム粉末に対して硫黄化合物が硫
黄元素として70ppmより少ない場合には十分な効果
は認められず、500ppmより多い場合には焼結体は
絶縁性や誘電損失等の電気的性質が低下する。また硫黄
が含有されていることにより、焼結体に従来よく見られ
た色ムラが生じにくいことが判明した。これはイットリ
ウムとの相乗効果により焼結性が改善され、焼結体密度
が大きくなることにより色ムラが消失するものと推定さ
れる。色ムラは焼結体の物性に直接影響するものではな
いが、色ムラの発生は商品としての価値を減ずるもので
好ましくない。
リウム化合物を含有した本発明に用いる窒化アルミニウ
ム粉末は、さらに硫黄化合物を硫黄元素として70〜5
00ppm含有されていることが必要である。理由は詳
らかではないが硫黄が存在することにより焼結性が改善
される。窒化アルミニウム粉末に対して硫黄化合物が硫
黄元素として70ppmより少ない場合には十分な効果
は認められず、500ppmより多い場合には焼結体は
絶縁性や誘電損失等の電気的性質が低下する。また硫黄
が含有されていることにより、焼結体に従来よく見られ
た色ムラが生じにくいことが判明した。これはイットリ
ウムとの相乗効果により焼結性が改善され、焼結体密度
が大きくなることにより色ムラが消失するものと推定さ
れる。色ムラは焼結体の物性に直接影響するものではな
いが、色ムラの発生は商品としての価値を減ずるもので
好ましくない。
【0011】本発明に用いる窒化アルミニウム粉末は焼
結を促進させるためイットリウムが均一に窒化アルミニ
ウム中に分散していなければならない。好ましくは窒化
アルミニウムとミクロ的な領域で均一に複合されている
ことが推奨される。不均一であれば液相の生成が不均一
となり焼結に際し、特に大型品の場合、内部と外部の収
縮率の差、密度のバラつきなどを生じ、ソリ、割れ等を
生じ易くなる。窒化アルミニウムとイットリウムの複合
粉末を得るには、アルミナとイットリウム化合物を複合
させた後窒化反応せしめればよく、通常、アルミナスラ
リー中へ硝酸イットリウムなどの水溶液を滴下し、アン
モニア水などで中和析出させ、アルミナの表面にイット
リウム化合物を析出被覆し、複合化させ、この後通常の
還元窒化法、即ちイットリウム化合物で被覆されたアル
ミナ粉末をカーボンと混合し、1400℃〜1700℃
の温度で窒化し、窒化アルミニウム−イットリウム複合
粉末とすればよい。
結を促進させるためイットリウムが均一に窒化アルミニ
ウム中に分散していなければならない。好ましくは窒化
アルミニウムとミクロ的な領域で均一に複合されている
ことが推奨される。不均一であれば液相の生成が不均一
となり焼結に際し、特に大型品の場合、内部と外部の収
縮率の差、密度のバラつきなどを生じ、ソリ、割れ等を
生じ易くなる。窒化アルミニウムとイットリウムの複合
粉末を得るには、アルミナとイットリウム化合物を複合
させた後窒化反応せしめればよく、通常、アルミナスラ
リー中へ硝酸イットリウムなどの水溶液を滴下し、アン
モニア水などで中和析出させ、アルミナの表面にイット
リウム化合物を析出被覆し、複合化させ、この後通常の
還元窒化法、即ちイットリウム化合物で被覆されたアル
ミナ粉末をカーボンと混合し、1400℃〜1700℃
の温度で窒化し、窒化アルミニウム−イットリウム複合
粉末とすればよい。
【0012】窒化アルミニウム粉末中への硫黄の添加は
上記還元窒化時に使用するカーボン粉末として硫黄化合
物の含有量の高いものを用いてもよいし、窒化反応にさ
いし硫黄単体或いは硫酸アルミニウム粉末等の硫黄含有
物質を添加してもよい。
上記還元窒化時に使用するカーボン粉末として硫黄化合
物の含有量の高いものを用いてもよいし、窒化反応にさ
いし硫黄単体或いは硫酸アルミニウム粉末等の硫黄含有
物質を添加してもよい。
【0013】本発明においては上記物性を有する窒化ア
ルミニウム粉末100重量部にカルシウム化合物を酸化
カルシウムに換算して0. 1〜3重量部添加、混合、成
形した後、非酸化性雰囲気下で焼成する。これらカルシ
ウム化合物の添加方法は特に制限されないが、窒化アル
ミニウム粉末を通常有機溶媒に分散し、カルシウム化合
物を添加すればよい。適用するカルシウム化合物の形態
は特に限定はないが、炭酸カルシウム、硝酸カルシウム
などが好んで用いられる。窒化アルミニウム粉末に対す
るカルシウム化合物の添加量が少ないと低温焼結の効果
がなく、多いと焼結体の特性が損なわれるので好ましく
ない。
ルミニウム粉末100重量部にカルシウム化合物を酸化
カルシウムに換算して0. 1〜3重量部添加、混合、成
形した後、非酸化性雰囲気下で焼成する。これらカルシ
ウム化合物の添加方法は特に制限されないが、窒化アル
ミニウム粉末を通常有機溶媒に分散し、カルシウム化合
物を添加すればよい。適用するカルシウム化合物の形態
は特に限定はないが、炭酸カルシウム、硝酸カルシウム
などが好んで用いられる。窒化アルミニウム粉末に対す
るカルシウム化合物の添加量が少ないと低温焼結の効果
がなく、多いと焼結体の特性が損なわれるので好ましく
ない。
【0014】また通常は成形性を良好ならしめるため有
機バインダーを上記有機溶媒に分散添加する。この場合
には窒化アルミニウム粉末−カルシウム化合物−バイン
ダーが分散した有機溶媒をよく攪拌し、均一に混合した
後、乾燥し、焼結体製造用組成物とすればよい。
機バインダーを上記有機溶媒に分散添加する。この場合
には窒化アルミニウム粉末−カルシウム化合物−バイン
ダーが分散した有機溶媒をよく攪拌し、均一に混合した
後、乾燥し、焼結体製造用組成物とすればよい。
【0015】窒化アルミニウム粉末とカルシウム化合
物、必要に応じてバインダーを混合した粉末は次に成形
を行い、所望の形状に成形するが、成形法については特
に限定はない。通常の1軸プレス、静水圧プレスなどが
好んで使用される。焼結に際しては窒素などの非酸化性
雰囲気下で行えばよい。
物、必要に応じてバインダーを混合した粉末は次に成形
を行い、所望の形状に成形するが、成形法については特
に限定はない。通常の1軸プレス、静水圧プレスなどが
好んで使用される。焼結に際しては窒素などの非酸化性
雰囲気下で行えばよい。
【0016】
【本発明の効果】以上詳述した本発明方法によれば予め
イットリウム或いはイットリウム化合物を複合した特定
物性を有する窒化アルミニウム粉末に特定量のカルシウ
ム化合物を混合し焼結体原料となし、これを成形、焼結
するという極めて簡単な方法で、比較的大型の焼結体を
1700℃程度の低温で歩留りよく製造できることを見
出したものであり、その工業的価値は頗る大である。
イットリウム或いはイットリウム化合物を複合した特定
物性を有する窒化アルミニウム粉末に特定量のカルシウ
ム化合物を混合し焼結体原料となし、これを成形、焼結
するという極めて簡単な方法で、比較的大型の焼結体を
1700℃程度の低温で歩留りよく製造できることを見
出したものであり、その工業的価値は頗る大である。
【0017】
【実施例】以下、実施例により本発明の内容を具体的に
説明するが、本発明は下記実施例により制限されるもの
ではない。なお、本発明方法において粉末の特性は以下
の装置および方法により測定した。
説明するが、本発明は下記実施例により制限されるもの
ではない。なお、本発明方法において粉末の特性は以下
の装置および方法により測定した。
【0018】平均粒径及び粒径1μm以下の微粒含有
量 ;マイクロメリティックス社製 セディグラフ E50
00 窒化アルミニウム質粉末3gを、第一工業製薬株式会社
性セラモD−18の0.5重量%n−ブタノール溶液4
0gを超音波で10分間処理することにより分散させて
測定した。アルミナ粉末については、アルミナ粉末3g
をヘキサメタリン酸ナトリウムの0.1重量%水溶液4
7gに超音波で10分間処理することにより分散させて
測定した。
量 ;マイクロメリティックス社製 セディグラフ E50
00 窒化アルミニウム質粉末3gを、第一工業製薬株式会社
性セラモD−18の0.5重量%n−ブタノール溶液4
0gを超音波で10分間処理することにより分散させて
測定した。アルミナ粉末については、アルミナ粉末3g
をヘキサメタリン酸ナトリウムの0.1重量%水溶液4
7gに超音波で10分間処理することにより分散させて
測定した。
【0019】BET比表面積 マイクロメリティックス社製 BET比表面積測定装置
マイクロソーブII
マイクロソーブII
【0020】酸素量 堀場製作所製 セラミックス中酸素窒素分析装置 EM
GA−2800 標準試料は財団法人日本セラミックス協会製 窒化ケイ
素粉末R−005を使用した。
GA−2800 標準試料は財団法人日本セラミックス協会製 窒化ケイ
素粉末R−005を使用した。
【0021】圧粉体密度 直径20mmの一軸成形金型を使用し、窒化アルミニウ
ム質粉末3gをバインダ等の添加なしで1000kg/
cm2 の圧力を加えてペレット状に成形し、寸法と重さ
から密度を算出した。
ム質粉末3gをバインダ等の添加なしで1000kg/
cm2 の圧力を加えてペレット状に成形し、寸法と重さ
から密度を算出した。
【0022】カーボン粉末および窒化アルミニウム質
粉末中の硫黄含有量 ;フィリップス社製蛍光X線分析装置PW1480型を
使用し 、既知の値のカーボン試料を用い検量線を作成
し求めた。
粉末中の硫黄含有量 ;フィリップス社製蛍光X線分析装置PW1480型を
使用し 、既知の値のカーボン試料を用い検量線を作成
し求めた。
【0023】実施例1 水1500部に第一工業製薬株式会社製ノイゲンEA−
137を8.3部、サンノプコ社製SN−DISPER
SANT5468を7.5部、ポリエチレングリコール
#1000を29.4部溶解させ、平均粒径が0.5μ
で、BET比表面積7.6m2 /gでNa2 O含有量が
0.26%のアルミナ粉2000部を加えて、30分間
の超音波処理により分散させた。生成したアルミナスラ
リー中に硝酸イットリウム水溶液をY2 O3 として4
9.7部となるよう滴下した。硝酸イットリウム水溶液
中にはYが1000ml中にY2 O3 として100g含
まれるように調整した。硝酸イットリウムの滴下量は、
生成する窒化アルミニウム質粉末に対し酸化イットリウ
ムに換算して3重量%に相当する。硝酸イットリウムの
滴下と同時に濃アンモニア水を滴下し、PHが9.5に
なるように調整し、またSN−DISPERSANT5
468も82.5部同時に滴下し、粘度上昇を抑えた。
このようにして得られたアルミナに水酸化イットリウム
を被覆したアルミナスラリーとカーボン粉末(硫黄含有
量がカーボン粉末100重量部に対し0.26重量部)
941部とを富士産業株式会社製バーティカルグラニュ
レータを使用して20分間混合し、生成した該混合物を
120℃で15時間乾燥させて窒化反応用原料を得た。
該窒化反応用原料400部をグラファイト製のトレー上
に暑さ15mmとなるように仕込み、窒素気流中166
0℃にて8時間焼成し窒化反応を行った。昇温速度は
2.6℃/分とした。窒化反応後、空気中で700℃に
て2時間焼成し、余剰カーボンを除去し、窒化アルミニ
ウム−イットリウム複合粉末を得た。得られた複合粉末
の特性を表1に示す。また得られた複合粉末の酸素量は
1.75%であった。この複合粉末の焼結を以下の方法
で行った。n−ブタノール40部に、分散剤として第一
工業製薬株式会社製セラモD−18を0.1部、バイン
ダーとしてアクリル樹脂を0.2部溶解し、炭酸カルシ
ウム0.36部、複合粉末20部を添加して、直径15
mmの鉄芯入りプラスチックボールを使用して、ボール
ミル混合を4時間行った後に乾燥させた。該混合物を金
型を使用して300kg/cm2 の圧力で10cm×1
0cm×厚さ1cmの大きさにプレス成形し、さらにラ
バープレスにより1500kg/cm2 の圧力で成形を
行い成形体を作製した。該成形体を窒素雰囲気中カーボ
ン製の二重容器中で、1700℃で5時間保持して常圧
焼結を行った。この焼結体の外観(色ムラ)を観察し、
焼結体の上端左右2ヶ所(端部より各1cmの部分、向
かって左よりA,Bと記す)、下端左右2ヶ所(端部よ
り各1cmの部分、向かって左よりD,Eと記す)、及
び中央部(Cと記す)の密度のバラつきを測定した。そ
の結果を表2に示す。
137を8.3部、サンノプコ社製SN−DISPER
SANT5468を7.5部、ポリエチレングリコール
#1000を29.4部溶解させ、平均粒径が0.5μ
で、BET比表面積7.6m2 /gでNa2 O含有量が
0.26%のアルミナ粉2000部を加えて、30分間
の超音波処理により分散させた。生成したアルミナスラ
リー中に硝酸イットリウム水溶液をY2 O3 として4
9.7部となるよう滴下した。硝酸イットリウム水溶液
中にはYが1000ml中にY2 O3 として100g含
まれるように調整した。硝酸イットリウムの滴下量は、
生成する窒化アルミニウム質粉末に対し酸化イットリウ
ムに換算して3重量%に相当する。硝酸イットリウムの
滴下と同時に濃アンモニア水を滴下し、PHが9.5に
なるように調整し、またSN−DISPERSANT5
468も82.5部同時に滴下し、粘度上昇を抑えた。
このようにして得られたアルミナに水酸化イットリウム
を被覆したアルミナスラリーとカーボン粉末(硫黄含有
量がカーボン粉末100重量部に対し0.26重量部)
941部とを富士産業株式会社製バーティカルグラニュ
レータを使用して20分間混合し、生成した該混合物を
120℃で15時間乾燥させて窒化反応用原料を得た。
該窒化反応用原料400部をグラファイト製のトレー上
に暑さ15mmとなるように仕込み、窒素気流中166
0℃にて8時間焼成し窒化反応を行った。昇温速度は
2.6℃/分とした。窒化反応後、空気中で700℃に
て2時間焼成し、余剰カーボンを除去し、窒化アルミニ
ウム−イットリウム複合粉末を得た。得られた複合粉末
の特性を表1に示す。また得られた複合粉末の酸素量は
1.75%であった。この複合粉末の焼結を以下の方法
で行った。n−ブタノール40部に、分散剤として第一
工業製薬株式会社製セラモD−18を0.1部、バイン
ダーとしてアクリル樹脂を0.2部溶解し、炭酸カルシ
ウム0.36部、複合粉末20部を添加して、直径15
mmの鉄芯入りプラスチックボールを使用して、ボール
ミル混合を4時間行った後に乾燥させた。該混合物を金
型を使用して300kg/cm2 の圧力で10cm×1
0cm×厚さ1cmの大きさにプレス成形し、さらにラ
バープレスにより1500kg/cm2 の圧力で成形を
行い成形体を作製した。該成形体を窒素雰囲気中カーボ
ン製の二重容器中で、1700℃で5時間保持して常圧
焼結を行った。この焼結体の外観(色ムラ)を観察し、
焼結体の上端左右2ヶ所(端部より各1cmの部分、向
かって左よりA,Bと記す)、下端左右2ヶ所(端部よ
り各1cmの部分、向かって左よりD,Eと記す)、及
び中央部(Cと記す)の密度のバラつきを測定した。そ
の結果を表2に示す。
【0024】比較例1 水1500部に第一工業製薬株式会社製ノイゲンEA−
137を8.3部、サンノプコ社製SN−DISPER
SANT5468を7.5部、ポリエチレングリコール
#1000を29.4部溶解させ、中心粒径が0.5μ
で、BET比表面積7.6m2 /gでNa2 O含有量が
0.26%のアルミナ粉2000部を加えて、30分間
の超音波処理により分散させた。このようにして得られ
たアルミナスラリーとカーボン粉末(硫黄含有量がカー
ボン粉末100重量部に対し0.05重量部以下)94
1部とを富士産業株式会社製バーティカルグラニュレー
タを使用して20分間混合し、生成した該混合物を12
0℃で15時間乾燥させて窒化反応用原料を得た。該窒
化反応用原料400部をグラファイト製のトレー上に暑
さ15mmとなるように仕込み、窒素気流中1660℃
にて8時間焼成し窒化反応を行った。昇温速度は2.6
℃/分とした。窒化反応後、反応物をボールミルで約3
Hr解砕し、空気中で700℃にて2時間焼成し、余剰
カーボンを除去し、窒化アルミニウム質粉末を得た。得
られた窒化アルミニウム質粉末の特性を表1に示す。ま
た得られた窒化アルミニウム質粉末の酸素量は1.25
%であった。なお焼結に際して実施例1の窒化アルミニ
ウム−イットリウム複合粉末の代わりに上記方法で得た
窒化アルミニウム粉末19.4部に酸化イットリウム
0.6部(窒化アルミニウム粉末に対する酸化イットリ
ウムの添加割合は3.0重量%である)を添加混合した
粉末を使用した他は全く実施例1と同様な方法により焼
結し、同様な方法で密度のバラつきを調べた。その結果
を表2に示す。
137を8.3部、サンノプコ社製SN−DISPER
SANT5468を7.5部、ポリエチレングリコール
#1000を29.4部溶解させ、中心粒径が0.5μ
で、BET比表面積7.6m2 /gでNa2 O含有量が
0.26%のアルミナ粉2000部を加えて、30分間
の超音波処理により分散させた。このようにして得られ
たアルミナスラリーとカーボン粉末(硫黄含有量がカー
ボン粉末100重量部に対し0.05重量部以下)94
1部とを富士産業株式会社製バーティカルグラニュレー
タを使用して20分間混合し、生成した該混合物を12
0℃で15時間乾燥させて窒化反応用原料を得た。該窒
化反応用原料400部をグラファイト製のトレー上に暑
さ15mmとなるように仕込み、窒素気流中1660℃
にて8時間焼成し窒化反応を行った。昇温速度は2.6
℃/分とした。窒化反応後、反応物をボールミルで約3
Hr解砕し、空気中で700℃にて2時間焼成し、余剰
カーボンを除去し、窒化アルミニウム質粉末を得た。得
られた窒化アルミニウム質粉末の特性を表1に示す。ま
た得られた窒化アルミニウム質粉末の酸素量は1.25
%であった。なお焼結に際して実施例1の窒化アルミニ
ウム−イットリウム複合粉末の代わりに上記方法で得た
窒化アルミニウム粉末19.4部に酸化イットリウム
0.6部(窒化アルミニウム粉末に対する酸化イットリ
ウムの添加割合は3.0重量%である)を添加混合した
粉末を使用した他は全く実施例1と同様な方法により焼
結し、同様な方法で密度のバラつきを調べた。その結果
を表2に示す。
【0025】比較例2 比較例1で用いた窒化アルミニウム粉末の代わりに、市
販の表1に示す粒径の大きい粉末を用いた他は比較例1
と全く同様の方法で焼結した。焼結密度を測定し同様の
方法で密度のバラつきを調べた。その結果を表2に示
す。これより明らかなように焼結密度が平均3. 14g
/ccで3. 20g/ccに達せず焼結が充分進んでい
なかった。
販の表1に示す粒径の大きい粉末を用いた他は比較例1
と全く同様の方法で焼結した。焼結密度を測定し同様の
方法で密度のバラつきを調べた。その結果を表2に示
す。これより明らかなように焼結密度が平均3. 14g
/ccで3. 20g/ccに達せず焼結が充分進んでい
なかった。
【0026】比較例3 実施例1と同様の複合粉末を用い、カルシウム化合物の
添加を行わず、その他は同様の方法で焼結した。焼結密
度は平均2.74g/ccで焼結していなかった。
添加を行わず、その他は同様の方法で焼結した。焼結密
度は平均2.74g/ccで焼結していなかった。
【0027】
【表1】
【0028】
【表2】 焼結密度 単
位(g/cc)
位(g/cc)
Claims (2)
- 【請求項1】 平均粒径1. 5μm〜5μm、粒径1μ
以下の微粒含有量が15重量%以下、BET比表面積が
3. 5m2 /g以下で、イットリウムまたはイットリウ
ム化合物を酸化イットリウムに換算して0.5〜5重量
%含有し、かつ硫黄化合物を硫黄元素として70〜50
0ppm含有してなる窒化アルミニウム粉末100重量
部にカルシウム化合物を酸化カルシウムに換算して0.
1〜3重量部添加、混合、成形した後、非酸化性雰囲気
下で焼成することを特長とする窒化アルミニウム焼結体
の製造方法。 - 【請求項2】 アルミナ粉末にイットリウム化合物を析
出被覆した後、還元窒化することにより得た平均粒径
1. 5μm〜5μm、粒径1μ以下の微粒含有量が15
重量%以下、BET比表面積が3. 5m2 /g以下で、
イットリウムまたはイットリウム化合物を酸化イットリ
ウムに換算して0.5〜5重量%含有し、かつ硫黄化合
物を硫黄元素として70〜500ppm含有してなる窒
化アルミニウム粉末を用いることを特徴とする請求項1
記載の窒化アルミニウム焼結体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3256512A JPH0597523A (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 窒化アルミニウム焼結体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3256512A JPH0597523A (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 窒化アルミニウム焼結体の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0597523A true JPH0597523A (ja) | 1993-04-20 |
Family
ID=17293659
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3256512A Pending JPH0597523A (ja) | 1991-10-03 | 1991-10-03 | 窒化アルミニウム焼結体の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0597523A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001062686A1 (en) * | 2000-02-24 | 2001-08-30 | Ibiden Co., Ltd. | Aluminum nitride sintered compact, ceramic substrate, ceramic heater and electrostatic chuck |
| US6888236B2 (en) | 2000-03-07 | 2005-05-03 | Ibiden Co., Ltd. | Ceramic substrate for manufacture/inspection of semiconductor |
| JP2013124202A (ja) * | 2011-12-14 | 2013-06-24 | Tokuyama Corp | 窒化アルミニウム粉末の製造方法 |
-
1991
- 1991-10-03 JP JP3256512A patent/JPH0597523A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001062686A1 (en) * | 2000-02-24 | 2001-08-30 | Ibiden Co., Ltd. | Aluminum nitride sintered compact, ceramic substrate, ceramic heater and electrostatic chuck |
| US6861165B2 (en) | 2000-02-24 | 2005-03-01 | Ibiden Co., Ltd. | Aluminum nitride sintered compact, ceramic substrate, ceramic heater and electrostatic chuck |
| US6929874B2 (en) | 2000-02-24 | 2005-08-16 | Ibiden Co., Ltd. | Aluminum nitride sintered body, ceramic substrate, ceramic heater and electrostatic chuck |
| US6888236B2 (en) | 2000-03-07 | 2005-05-03 | Ibiden Co., Ltd. | Ceramic substrate for manufacture/inspection of semiconductor |
| JP2013124202A (ja) * | 2011-12-14 | 2013-06-24 | Tokuyama Corp | 窒化アルミニウム粉末の製造方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5510345B2 (ja) | フェライト焼結磁石の製造方法、磁性粉末、混練物及び成形体 | |
| KR101233744B1 (ko) | 다공성 반응소결질화규소 제조 방법 및 그에 사용되는 가소결 규소혼합분말 과립 및 다공성 반응소결질화규소 제조 방법 | |
| JP3404813B2 (ja) | 窒化アルミニウム焼結体およびその製造方法 | |
| CA1334156C (en) | Magnesium oxide in the form of a fine powder and its use | |
| JP3636370B2 (ja) | 窒化アルミニウム粉末及びその製造方法 | |
| JPH0952704A (ja) | 窒化アルミニウム顆粒及びその製造方法 | |
| JPS5849510B2 (ja) | チツカアルミニウムシヨウケツタイノ セイゾウホウホウ | |
| JPH0597523A (ja) | 窒化アルミニウム焼結体の製造方法 | |
| KR101402501B1 (ko) | 이트리아 질산염을 소결조제로 사용한 질화알루미늄 소결체 및 그 제조방법 | |
| JPH05117039A (ja) | 窒化アルミニウム質粉末およびその製造法 | |
| JPH0223496B2 (ja) | ||
| JP3900589B2 (ja) | 珪窒化マグネシウム粉末及びその製造方法 | |
| JPH01126276A (ja) | セラミック焼結体の製法 | |
| JPH04317402A (ja) | 窒化アルミニウム質粉末およびその製造方法 | |
| JPH05147910A (ja) | 窒化アルミニウム質粉末およびその製造方法 | |
| WO2023073842A1 (ja) | 高純度微粒アルミナ粉末 | |
| JP4958353B2 (ja) | 窒化アルミニウム粉末及びその製造方法 | |
| JPH02275769A (ja) | 窒化アルミニウム焼結体の製造方法 | |
| JP2006256940A (ja) | 窒化アルミニウム粉末の製造法 | |
| JP2680681B2 (ja) | 窒化アルミニウム粉末の製造方法 | |
| Kassabova-Zhetcheva et al. | Preparation of magnetic Mg–Zn ferrite ceramic and evaluation of some important magnetic characteristics | |
| JPH0431366A (ja) | 窒化アルミニウム質粉末の製造方法 | |
| KR20200027845A (ko) | 질화알루미늄 소결체의 제조방법 | |
| JPH0563406B2 (ja) | ||
| JP3719762B2 (ja) | フェライト焼成用耐火物 |