JPH0610069U - マスタシリンダおよび負圧ブースタの結合構造 - Google Patents

マスタシリンダおよび負圧ブースタの結合構造

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JPH0610069U JP5060692U JP5060692U JPH0610069U JP H0610069 U JPH0610069 U JP H0610069U JP 5060692 U JP5060692 U JP 5060692U JP 5060692 U JP5060692 U JP 5060692U JP H0610069 U JPH0610069 U JP H0610069U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】マスタシリンダのシリンダ体に、その一直径線
に沿って両側方に張出すフランジが一体に鋳造され、負
圧ブースタのシェル前面に、前記フランジの外端ブース
タにそれぞれ設けられる挿通孔に挿通されるボルトによ
り前記フランジが結合される、マスタシリンダおよび負
圧ブースタの結合構造において、充分な強度を確保して
フランジの重量軽減を図る。 【構成】フランジ16のシェルへの結合面16aには、
フランジ16の両側縁との間にリブ16bをそれぞれ形
成する凹部29が、挿通孔28よりも半径方向内方側に
設けられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、マスタシリンダのシリンダ体に、その一直径線に沿って両側方に張 出すフランジが一体に鋳造され、負圧ブースタのシェル前面に、前記フランジの 外端部にそれぞれ設けられる挿通孔に挿通されるボルトにより前記フランジが結 合される、マスタシリンダおよび負圧ブースタの結合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、かかる結合構造は、たとえば実公平1−43343号公報等で知られて いる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のものでは、フランジのシェルへの結合面がその全面にわたって平坦 であり、ボルトを挿通するための挿通孔を除く部分ではフランジの肉厚がほぼ均 等に形成されているのでフランジが比較的大重量となっており、充分な強度を確 保しつつフランジの重量軽減を図ることが望まれる。
【0004】 本考案は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、充分な強度を確保しつつ フランジの重量軽減を図った、マスタシリンダおよび負圧ブースタの結合構造を 提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の考案によれば、フランジのシェル への結合面には、フランジの両側縁との間にリブをそれぞれ形成する凹部が挿通 孔よりも半径方向内方側に設けられる。
【0006】 また請求項2記載の考案によれば、上記請求項1記載の考案の構成に加えて、 フランジは、その鋳造時に形成される凹部を鋳放し状態としたままで、シェルに 結合される。
【0007】 さらに請求項3記載の考案によれば、上記請求項1記載の考案の構成に加えて 、凹部は、前記挿通孔の周囲の肉厚を周方向に沿ってほぼ均等としてフランジに 設けられ、フランジの鋳造時に形成される挿通孔を鋳放し状態としたままで、フ ランジがシェルに結合される。
【0008】
【実施例】
以下、図面により本考案の実施例について説明する。
【0009】 図1ないし図5は本考案の第1実施例を示すものであり、図1はマスタシリン ダおよび負圧ブースタの一部切欠き平面図、図2はシリンダ体の断面図、図3は 図2の3矢視拡大図、図4はシリンダ体の軸芯合わせ状態での図3の4−4線に 沿う断面図、図5は図2の5矢視拡大図である。
【0010】 先ず図1および図2において、このブレーキ用マスタシリンダMは、たとえば タンデム型のものであり、該マスタシリンダMには、倍力作動させるための負圧 ブースタBが連結されている。
【0011】 マスタシリンダMにおけるシリンダ体10は、前端を閉じたシリンダ穴12を 有して有底円筒状に形成されるものであり、その側壁上部には、合成樹脂から成 るリザーバ本体13を嵌合・連結してリザーバ15を構成するための円筒状の油 溜14が一体に設けられる。またシリンダ体10には、その一直径線に沿って両 側方に張出すフランジ16が一体に設けられるとともに、該フランジ16から後 方に向けて同軸に突出する円筒状のボス17が一体に設けられる。一方、負圧ブ ースタBにおけるシェル11の前部中央には、その内方側に向けて凹んだ有底円 筒状の嵌合部11aが設けられており、前記ボス17は嵌合部11aの内端との 間にシール部材18を介在させて該嵌合部11a内に嵌合される。而して該嵌合 状態でフランジ16はシェル11の前部外面に当接するものであり、一対のボル ト19および一対のナット20によりフランジ16がシェル11に結合される。 また負圧ブースタBからの倍力を伝達するために、マスタシリンダMにおけるピ ストンロッド21が嵌合部11aの内端を移動自在に貫通して負圧ブースタB内 に突入される。
【0012】 ところで、シリンダ体10は、たとえばアルミニウム合金により鋳造されるも のであり、その鋳造により有底円筒状に成形された素材に中ぐり加工を施してシ リンダ穴12を形成するために、シリンダ体10の前端部外周には、図3で示す ように、半径方向外方に突出する突起22…が周方向に等間隔をあけた複数位置 たとえば90度ずつの間隔をあけた4個所に突設される。
【0013】 図4において、前記各突起22…には、軸芯合わせ用の位置決め面23が、シ リンダ体10と同軸であって該シリンダ体10側を大径とした仮想テーパ面24 に沿ってそれぞれ形成される。
【0014】 而してシリンダ穴12の中ぐり加工時にシリンダ体10の軸芯合わせを行なう ための治具25には、前記仮想テーパ面24に沿う内面を有する位置決め凹部2 6が設けられており、位置決め凹部26の内面に前記各突起22…の位置決め面 23をそれぞれ当接させることにより、シリンダ体10の軸芯を合わせることが 可能となる。
【0015】 しかも各突起22…は、シリンダ体10を鋳造する際の一対の鋳型32,33 の分割面34の両側に2つずつ位置するように配置されており、一方の鋳型32 側に在る一対の突起22,22の相互に反対側の側面22a,22a、ならびに 他方の鋳型33側に在る一対の突起22,22の相互に反対側の側面22a,2 2aは、前記分割面34にほぼ直交するように形成される。これにより、鋳造後 の両鋳型32,33の離型を可能として4つの突起22…を周方向に等間隔をあ けた位置に配置することが可能となる。
【0016】 図5において、フランジ16は、シリンダ体10の鋳造時にシリンダ穴12の 一直径線に沿う両外側方に向けて張出すようにしてシリンダ体10に一体に成形 されるものであり、該フランジ16には、前記一直径線上に軸線を配置するよう にして一対の挿通孔28,28が鋳造成形時に形成され、それらの挿通孔28, 28には、鋳放し状態のままでボルト19がそれぞれ挿通される。しかも各挿通 孔28,28の負圧ブースタB側の開口端縁には、テーパ状あるいは横断面円弧 状の面取り部28aがそれぞれ設けられる。
【0017】 また、フランジ16のシェル11への結合面16aにおいて挿通孔28,28 よりも半径方向内方側には、フランジ16の両側縁との間にリブ16bをそれぞ れ形成する凹部29,29がフランジ16の鋳造時にそれぞれ形成され、これら の凹部29,29を鋳放し状態としたままでフランジ16がシェル11に結合さ れる。しかも各凹部29,29において、その閉塞端周縁29a(図1参照)は 、応力集中を回避するために滑らかな彎曲面としてそれぞれ形成される。
【0018】 各凹部29,29は、両挿通孔28,28の内面およびフランジ16の外縁間 の距離W1 と等しい間隔が両挿通孔28,28の内面および凹部29,29間に それぞれ存するように、またボス17の外面およびフランジ16の外縁間の距離 W2 と等しい間隔がボス17の外面および両凹部29,29間に存するように形 成されるものであり、これにより、両挿通孔28,28の周囲の肉厚が周方向に 沿ってほぼ均等な値W1 となり、ボス17の周囲の肉厚が周方向に沿ってほぼ均 等な値W2 となる。
【0019】 次にこの第1実施例の作用について説明すると、シリンダ体10の軸芯合わせ のために、シリンダ体10の前端部外周に設けられた4つの突起22…には、シ リンダ体10と同軸であって該シリンダ体10側を大径とした仮想テーパ面24 に沿う位置決め面23がそれぞれ形成されているので、シリンダ体の前端部外面 中心部に位置決め用凹部を設けていたものと比べると、シリンダ体10の前端部 肉厚が必要強度を確保する程度に設定されていればよく、肉厚を比較的薄くし得 るので、シリンダ体10の重量軽減を図ることができる。しかもシリンダ体10 の前端部外周に突設される4つの突起22…は、補強リブの機能を果たすことに なり、シリンダ体10の前端部周縁の強度増大を果たすことになるので、それに よってもシリンダ体10の前端部肉厚を薄くすることができる。
【0020】 またフランジ16のシェル11への結合面16aには、フランジ16の側縁と の間にリブ16bを形成する凹部29,29が設けられるので、リブ16bによ り強度を確保しながらフランジ16の重量軽減を図ることができる。しかも凹部 29,29を切削加工により形成するようにした場合には、その切削加工時の加 工方向に起因した強度低下が生じることがあるが、凹部29,29を鋳放し状態 のままで用いることにより上述のような強度低下が生じることを回避することが できる。さらに各凹部29,29は、フランジ16をシェル11に結合すること によりシェル11の前面で覆われるものであり、凹部29,29を設けたことに より外観が損なわれることはなく、また凹部29,29内に土砂等が侵入するこ ともない。
【0021】 ところで、フランジ16は結合強度を確保するために比較的肉厚に形成される ものであるが、鋳造時に肉厚部分には引けが生じ易い。しかるにフランジ16は 、両挿通孔28,28およびボス17間に凹部29,29を備えるものであり、 それらの凹部29,29により、両挿通孔28,28の周囲、ならびにボス17 の周囲の肉厚がそれぞれ周方向に沿ってほぼ均等となっているので、引けにより 両挿通孔28,28およびボス17にその周方向に沿って不均等な収縮が生じる ことを回避して鋳造後の仕上げ加工を不要とし、挿通孔28,28およびボス1 7を鋳放し状態としたままでの使用を可能として加工工数の低減を図ることがで きる。
【0022】 図6ないし図8は本考案の第2実施例を示すものであり、図6はマスタシリン ダおよび負圧ブースタの一部切欠き側面図、図7は図6の7部拡大図、図8は図 5に対応したフランジの正面図である。
【0023】 先ず図8において、マスタシリンダM′におけるシリンダ体36には、フラン ジ37がその一直径線に沿う両側方に張出して一体に設けられるとともに、該フ ランジ37から後方に向けて同軸に突出する円筒状のボス38が一体に設けられ る。一方、負圧ブースタB′におけるシェル39は、前部シェル半体40および 後部シェル半体41が一対のタイロッド42を介して連結されて成るものである 。而してシェル39の前部中央すなわち前部シェル半体40の前部中央には、そ の内方側に向けて延びる円筒状の嵌合部40aが設けられており、前記ボス38 は嵌合部40aの内面との間にシール部材43を介在させて該嵌合部40a内に 嵌合される。而して該嵌合状態でフランジ37は前部シェル半体40の前部外面 に当接するものであり、一対のボルト44および一対のナット45によりフラン ジ37がシェル39に結合される。またマスタシリンダM′のシリンダ体36に 設けられる有底のシリンダ穴46に摺動自在に嵌合されるピストン47に同軸に 連なるピストンロッド48が、ボス38の内面との間に一対のシール部材49, 49を介在させて負圧ブースタB′内に突入される。
【0024】 ところで、負圧ブースタB′のシェル39内は、該シェル39内に前後往復動 自在に収容される合成樹脂製ブースタピストン51と、該ピストン51の背面に 重合されるダイヤフラム52とにより、前方側の負圧室53と、後方側の作動室 54とに区画されるものであり、ダイヤフラム52の内周部はブースタピストン 51に嵌着され、ダイヤフラム52の外周部は前部および後部シェル半体40, 41の突合わせ端部間に挟着される。
【0025】 負圧室53は負圧導入管55を介して負圧源たとえば内燃機関の吸気マニホー ルドに常時通じており、また作動室54は、ブレーキぺダルPの操作に応じて作 動する制御弁(図示せず)により、負圧室53および大気等の連通を交互に切換 得られる。而して負圧室53に負圧が蓄えられているときに作動室54に大気を 導入すると負圧室53および作動室54間の気圧差により、ブースタピストン5 1に推力が与えられ、このブースタピストン51の前進により出力杆56を介し てマスタシリンダM′のピストンロッド48すなわちピストン47が前方に駆動 されることになる。
【0026】 シェル39は、たとえば車両におけるエンジンルームの後側壁を構成する支持 壁Wの前面にタイロッド42により結着されるものであり、タイロッド42の後 部には、半径方向外方に張出す鍔部57が設けられるとともに該鍔部57よりも 後端側にボルト58が形成される。而して鍔部57を支持壁Wの前面に係止させ て該支持壁Wに挿通させたボルト58にナット59を螺合して締付けることによ りタイロッド42の後部が支持壁Wに固着される。
【0027】 一方、タイロッド42は、前部シェル半体40、後部シェル半体41およびブ ースタピストン51を貫通するものであり、後部シェル半体41において前記支 持壁Wの前面に当接される端壁には、前記鍔部57を収容する収容凹部60が設 けられ、該収容凹部60の内面とタイロッド42との間にはシール部材61が嵌 挿される。
【0028】 図8を併せて参照して、前部シェル半体40における端壁内面には挟持板62 が重合されており、この挟持板62には、ブースタピストン51を後退方向に付 勢する戻しばね63の端部が支承される。該挟持板62には、各タイロッド42 を貫通させる一対の突部64が内方に向けて突設されており、該突部64に対応 して前部シェル半体40の端壁には透孔65が穿設される。しかも突部64の前 面には、タイロッド42の外周面に弾発的に接触して透孔65を封緘するシール 部材66を前部シェル半体40との間に挟んで収容する収容凹部67が設けられ ており、タイロッド42には、突部64をその両側から挟む一対の止め輪68, 69が嵌着される。
【0029】 また負圧室53内においてタイロッド42は蛇腹状の伸縮ブーツ70に囲繞さ れ、該伸縮ブーツ70の前端は前記挟持板62の突部64で受けられるようにし てタイロッド42の外周に気密に嵌着される。さらに伸縮ブーツ70の後端は、 タイロッド42を貫通させるべくブースタピストン51に設けられた透孔71に 気密に嵌着される。
【0030】 前部シェル半体40の透孔65から前方に突出するタイロッド42の前部には 、透孔65の周囲で前部シェル半体40の端壁外面に係止し得る止め輪72が嵌 着されるとともに、該止め輪72よりも前方側にボルト44が形成される。而し て、負圧ブースタB′のシェル39を構成する前部シェル半体40および後部シ ェル半体41は、タイロッド42の鍔部57および止め輪72により、その組立 状態が維持されることになる。
【0031】 図9を併せて参照して、マスタシリンダM′のフランジ37は、シリンダ体3 6の鋳造時にシリンダ穴46の一直径線に沿う両外側方に向けて張出すようにし てシリンダ体36に一体に成形されるものであり、該フランジ37には、前記一 直径線上に軸線を配置するようにして一対の挿通孔74,74が鋳造成形時に形 成され、フランジ37のシェル39への結合面37aにおいてボス38および挿 通孔74,74間には、その鋳造時に凹部75,75がそれぞれ形成される。
【0032】 挿通孔74は、ボルト46が挿通される小径孔部74aと、小径孔部74aに 同軸に連なるテーパ孔部74bと、テーパ孔部74bの大径端に同軸に連なる大 径孔部74cとから成るものであり、大径孔部74cの外端周縁部には面取り部 74dが形成され、テーパ孔部74bの中心角はたとえば140度程度である。 この挿通孔74には、鋳放し状態のままでボルト44が挿通され、該ボルト44 にナット45が螺合される。
【0033】 凹部75は、フランジ37の両側縁との間にリブ37bをそれぞれ形成するよ うにしてフランジ37の結合面37aに設けられるものであり、挿通孔74およ びフランジ37の外縁間の距離W1 ′と等しい間隔が両挿通孔74および凹部7 5間にそれぞれ存するように、またボス38の外面およびフランジ37の外縁間 の距離W3 よりもわずかに小さな間隔W2 ′がボス38の外面および凹部75間 に存するように形成される。これにより、挿通孔74の周囲の肉厚をその周方向 に沿ってほぼ均等な値W1 ′とすることができる。
【0034】 しかも凹部75の側面75aは、その閉塞端に向かうにつれて狭まる約45度 程度の傾斜面として形成され、凹部75の負圧ブースタB′側の開口端縁には、 テーパ状あるいは横断面円弧状の面取り部75bが形成され、凹部75の閉塞端 周縁75cは、応力集中を回避するために滑らかな彎曲面として形成される。
【0035】 次にこの第2実施例の作用について説明すると、フランジ37は、両挿通孔7 4,74およびボス38間に凹部75,75を備えるものであり、それらの凹部 75,75によりフランジ37の重量軽減を図ることができ、凹部75,75と フランジ37の側縁との間のリブ37bによって充分な強度を確保することがで きる。しかも凹部75,75を鋳放し状態としたままで用いることにより、加工 に伴う強度低下を回避することができる。
【0036】 また各凹部75,75により、両挿通孔74,74の周囲の肉厚が周方向に沿 ってほぼ均等な値W1 ′となっているので、引けにより両挿通孔74,74にそ の周方向に沿って不均等な収縮が生じることを回避して鋳造後の仕上げ加工を不 要とし、挿通孔74,74を鋳放し状態としたままでの使用を可能として加工工 数の低減を図ることができる。
【0037】 なお、ボス38の周囲において凹部75,75に対応する部分の肉厚W2 ′が 他の部分の肉厚W3 に比べてわずかに小さくなっているが、ボス38の周囲にお いて凹部75,75に対応する部分は凹部75,75における側面75aの形状 との関係もあって鋳造時において注湯後の冷却が比較的緩やかであり、W2 ′< W3 とすることで引けのバランスを図ることができ、後加工を不要としてボス3 8を鋳放し状態のままで使用することが可能である。
【0038】 以上、本考案の実施例を詳述したが、本考案は上記実施例に限定されるもので はなく、実用新案登録請求の範囲に記載された本考案を逸脱することなく種々の 小設計変更を行なうことが可能である。
【0039】
【考案の効果】
以上のように請求項1記載の考案によれば、フランジのシェルへの結合面には 、フランジの側縁との間にリブを形成する凹部が挿通孔よりも半径方向内方側に 設けられるので、リブによって充分な強度を確保しつつ凹部によりフランジの重 量軽減を図ることができ、しかも凹部はシェル前面で覆われるので外観が損なわ れることがないだけでなく凹部に土砂が侵入することもない。
【0040】 また請求項2記載の考案によれば、上記請求項1記載の考案の構成に加えて、 フランジは、その鋳造時に形成される凹部を鋳放し状態としたままで、シェルに 結合されるので、加工による強度低下を回避することが可能となる。
【0041】 さらに請求項3記載の考案によれば、上記請求項1記載の考案の構成に加えて 、凹部は、前記挿通孔の周囲の肉厚を周方向に沿ってほぼ均等としてフランジに 設けられ、フランジの鋳造時に形成される挿通孔を鋳放し状態としたままで、フ ランジがシェルに結合されるので、鋳造後の挿通孔の仕上げ加工を不要として加 工工数低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例におけるマスタシリンダおよび負圧
ブースタの一部切欠き平面図である。
【図2】シリンダ体の断面図である。
【図3】図2の3矢視拡大図である。
【図4】シリンダ体の軸芯合わせ状態での図3の4−4
線に沿う断面図である。
【図5】図2の5矢視拡大図である。
【図6】第2実施例におけるマスタシリンダおよび負圧
ブースタの一部切欠き側面図である。
【図7】図6の7部拡大図である。
【図8】図5に対応したフランジの正面図である。
【符号の説明】
10,36 シリンダ体 11,39 シェル 16,37 フランジ 16a,37a 結合面 16b,37b リブ 19,44 ボルト 28,74 挿通孔 29,75 凹部 B,B′ 負圧ブースタ M,M′ マスタシリンダ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタシリンダ(M,M′)のシリンダ
    体(10,36)に、その一直径線に沿って両側方に張
    出すフランジ(16,37)が一体に鋳造され、負圧ブ
    ースタ(B,B′)のシェル(11,39)前面に、前
    記フランジ(16,37)の外端部にそれぞれ設けられ
    る挿通孔(28,74)に挿通されるボルト(19,4
    4)により前記フランジ(16,37)が結合される、
    マスタシリンダおよび負圧ブースタの結合構造におい
    て、フランジ(16,37)のシェル(11,39)へ
    の結合面(16a,37a)には、フランジ(16,3
    7)の両側縁との間にリブ(16b,37b)をそれぞ
    れ形成する凹部(29,75)が前記挿通孔(28,7
    4)よりも半径方向内方側に設けられることを特徴とす
    るマスタシリンダおよび負圧ブースタの結合構造。
  2. 【請求項2】 前記フランジ(16,37)は、その鋳
    造時に形成される凹部(29,75)を鋳放し状態とし
    たままで、シェル(11,39)に結合されることを特
    徴とする請求項1記載のマスタシリンダおよび負圧ブー
    スタの結合構造。
  3. 【請求項3】 前記凹部(29,75)は、前記挿通孔
    (28,74)の周囲の肉厚を周方向に沿ってほぼ均等
    としてフランジ(16,37)に設けられ、フランジ
    (16,37)の鋳造時に形成される挿通孔(28,7
    4)を鋳放し状態としたままで、フランジ(16,3
    7)がシェル(11,39)に結合されることを特徴と
    する請求項1記載のマスタシリンダおよび負圧ブースタ
    の結合構造。
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