JPH0610083Y2 - ロ−タリピストンエンジンのサイドシ−ルスプリング構造 - Google Patents
ロ−タリピストンエンジンのサイドシ−ルスプリング構造Info
- Publication number
- JPH0610083Y2 JPH0610083Y2 JP1986193139U JP19313986U JPH0610083Y2 JP H0610083 Y2 JPH0610083 Y2 JP H0610083Y2 JP 1986193139 U JP1986193139 U JP 1986193139U JP 19313986 U JP19313986 U JP 19313986U JP H0610083 Y2 JPH0610083 Y2 JP H0610083Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side seal
- spring
- piston engine
- rotary piston
- pitch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Sealing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ロータリピストンエンジンのロータ側面とサ
イドハウジングの摺動面との間のガスシールを行なうサ
イドシールのためのサイドシールスプリングの構造に関
する。
イドハウジングの摺動面との間のガスシールを行なうサ
イドシールのためのサイドシールスプリングの構造に関
する。
(従来技術) 一般に、トロコイド内周面を有するロータハウジングと
その両側に配置したサイドハウジングとからなるケーシ
ング内を三角形状のロータが遊星回転運動して、吸入、
圧縮、爆発、排気の各工程を連続的に反復するように構
成されたロータリピストンエンジンにおいては、ケーシ
ング内面とロータフランクとで画成される可変容積の作
動室を相互にガスシールするため、アペックスシール、
サイドシールおよびコーナーシールがロータにそれぞれ
装着されている。
その両側に配置したサイドハウジングとからなるケーシ
ング内を三角形状のロータが遊星回転運動して、吸入、
圧縮、爆発、排気の各工程を連続的に反復するように構
成されたロータリピストンエンジンにおいては、ケーシ
ング内面とロータフランクとで画成される可変容積の作
動室を相互にガスシールするため、アペックスシール、
サイドシールおよびコーナーシールがロータにそれぞれ
装着されている。
第4図はロータ1の側面図を示し、2はロータ1の側面
の3つの縁部に沿って円弧状に設けられたサイドシール
溝で、これら溝2内にそれぞれサイドシールが嵌装され
る。なお、3はアペックスシールが嵌装される溝、4は
コーナーシールが嵌装される溝である。
の3つの縁部に沿って円弧状に設けられたサイドシール
溝で、これら溝2内にそれぞれサイドシールが嵌装され
る。なお、3はアペックスシールが嵌装される溝、4は
コーナーシールが嵌装される溝である。
第5図は上記サイドシール溝2内にサイドシール5を嵌
装した状態を弧状のサイドシール溝2に沿う断面図とし
て示したもので、サイドシールスプリング6は特開昭5
5−25587号公報に開示されているように波板状に
形成され、サイドシール5とサイドシール溝2の底面2
aとの間に装着されてサイドシール5をサイドハウジン
グ7の内壁面7aに摺接させている。8はコーナーシー
ルである。
装した状態を弧状のサイドシール溝2に沿う断面図とし
て示したもので、サイドシールスプリング6は特開昭5
5−25587号公報に開示されているように波板状に
形成され、サイドシール5とサイドシール溝2の底面2
aとの間に装着されてサイドシール5をサイドハウジン
グ7の内壁面7aに摺接させている。8はコーナーシー
ルである。
ところで、第6図に示した従来の波板状のサイドシール
スプリング6はその波のピッチが等ピッチとなるように
形成されているため(P1=P2=P3)、サイドシー
ル5の両端部(第6図の左右端部)における取付荷重が
中央部に比較して低くなり、したがって両端部の気密性
が低下する問題があった。
スプリング6はその波のピッチが等ピッチとなるように
形成されているため(P1=P2=P3)、サイドシー
ル5の両端部(第6図の左右端部)における取付荷重が
中央部に比較して低くなり、したがって両端部の気密性
が低下する問題があった。
このようなサイドシール5の両端部における気密性の低
下を防止するためには、サイドシールスプリング6とし
てその波のピッチを両端部に行くに従って小さくした
(P1<P2<P3)不等ピッチスプリングを用いれば
よいと考えられるが、不等ピッチを有するサイドシール
スプリングは、サイドシール溝2の底面2aに接触する
凸部に応力が集中してその部分の接触面圧がピッチの小
さい部位において高くなり、その部分が運転中に摩耗し
て折損する問題を生じるため、採用できなかった。
下を防止するためには、サイドシールスプリング6とし
てその波のピッチを両端部に行くに従って小さくした
(P1<P2<P3)不等ピッチスプリングを用いれば
よいと考えられるが、不等ピッチを有するサイドシール
スプリングは、サイドシール溝2の底面2aに接触する
凸部に応力が集中してその部分の接触面圧がピッチの小
さい部位において高くなり、その部分が運転中に摩耗し
て折損する問題を生じるため、採用できなかった。
また、ロータリピストンエンジンにおいては、サイドシ
ール5の背後の隙間に入りこんだ混合気が未燃焼のまま
排気工程で排出されると燃費特性およびエミッション特
性を悪化させるが、サイドシールスプリング6にフッ素
ゴムのような弾性体を取付けて隙間容積を小さくするこ
とによりこれを防止できることが知られているが、従来
のサイドシールスプリング6の構成では、これに上記弾
性体を保持させるのが困難であった。
ール5の背後の隙間に入りこんだ混合気が未燃焼のまま
排気工程で排出されると燃費特性およびエミッション特
性を悪化させるが、サイドシールスプリング6にフッ素
ゴムのような弾性体を取付けて隙間容積を小さくするこ
とによりこれを防止できることが知られているが、従来
のサイドシールスプリング6の構成では、これに上記弾
性体を保持させるのが困難であった。
(考案の目的) 上述の事情に鑑み、本考案はサイドシールの両端部にお
ける気密性の確保とサイドシールスプリングの折損防止
との両立を図ることができ、しかも上記弾性体の保持が
容易なロータリピストンエンジンのサイドシールスプリ
ング構造を提供することを目的とする。
ける気密性の確保とサイドシールスプリングの折損防止
との両立を図ることができ、しかも上記弾性体の保持が
容易なロータリピストンエンジンのサイドシールスプリ
ング構造を提供することを目的とする。
(考案の構成) そこで本考案では、両端部のピッチが中央部よりも小さ
い不等ピッチスプリングであって、かつ両端部における
サイドシール溝の底面に接触する部分に平坦部を形成す
るとともに、この平坦部の両側縁にサイドシール側へ折
曲げられた折曲げ部をそれぞれ形成し、これら折曲げ部
の間に弾性体を充填した波板状サイドシールスプリング
によって上記目的を達成している。
い不等ピッチスプリングであって、かつ両端部における
サイドシール溝の底面に接触する部分に平坦部を形成す
るとともに、この平坦部の両側縁にサイドシール側へ折
曲げられた折曲げ部をそれぞれ形成し、これら折曲げ部
の間に弾性体を充填した波板状サイドシールスプリング
によって上記目的を達成している。
(考案の効果) 本考案によれば、波板状サイドシールスプリングの両端
部のピッチが中央部に比較して小さくなっているため、
両端部におけるサイドシールの取付荷重が上昇し、気密
性の低下を防止することができる。また、サイドシール
スプリングのピッチの小さい両端部におけるサイドシー
ル溝の底面に接触する部分に平坦部が形成されて、サイ
ドシール溝の底面に対する接触面積が広くなっているか
ら、接触面圧を低下させることができ、接触部分の摩耗
も少なくなるから、その部分が折損するおそれがなくな
る効果がある。
部のピッチが中央部に比較して小さくなっているため、
両端部におけるサイドシールの取付荷重が上昇し、気密
性の低下を防止することができる。また、サイドシール
スプリングのピッチの小さい両端部におけるサイドシー
ル溝の底面に接触する部分に平坦部が形成されて、サイ
ドシール溝の底面に対する接触面積が広くなっているか
ら、接触面圧を低下させることができ、接触部分の摩耗
も少なくなるから、その部分が折損するおそれがなくな
る効果がある。
また、上記平坦部の両側縁に、サイドシール側へ折曲げ
られた折曲げ部がそれぞれ形成され、これら折曲げ部間
に弾性体が充填されているため、サイドシールの背後の
隙間に入りこんだ混合気が未燃焼のまま排気工程で排出
されるのを防止できるから、燃費特性およびエミッショ
ン特性を向上させることができ、かつ弾性体の保持も容
易となる。
られた折曲げ部がそれぞれ形成され、これら折曲げ部間
に弾性体が充填されているため、サイドシールの背後の
隙間に入りこんだ混合気が未燃焼のまま排気工程で排出
されるのを防止できるから、燃費特性およびエミッショ
ン特性を向上させることができ、かつ弾性体の保持も容
易となる。
(実施例) 以下第1図〜第3図を参照して本考案の実施例について
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第1図は第5図に対応させて示す断面図で、サイドシー
ル5とサイドシール溝2の底面2aとの間に装着されて
サイドシール5をサイドハウジング7の内壁面7aに摺
接させているサイドシールスプリング16は、その両端
部に行くに従ってピッチが小さくなる不等ピッチスプリ
ング(P1<P2<P3)として構成されており、かつ
第2図に示すように、その両端部におけるサイドシール
溝2の底面2aに接触する部分に平坦部16aが形成さ
れている。このようにサイドシールスプリング16の両
端部が平坦部16aにおいてサイドシール溝2の底面2
aに接触していれば、接触面積が広くなり、接触面圧を
低下させることができる。
ル5とサイドシール溝2の底面2aとの間に装着されて
サイドシール5をサイドハウジング7の内壁面7aに摺
接させているサイドシールスプリング16は、その両端
部に行くに従ってピッチが小さくなる不等ピッチスプリ
ング(P1<P2<P3)として構成されており、かつ
第2図に示すように、その両端部におけるサイドシール
溝2の底面2aに接触する部分に平坦部16aが形成さ
れている。このようにサイドシールスプリング16の両
端部が平坦部16aにおいてサイドシール溝2の底面2
aに接触していれば、接触面積が広くなり、接触面圧を
低下させることができる。
さらに、サイドシールスプリング16の両端部における
サイドシール溝2の底面2aに接触する平坦部16aの
両側縁には、サイドシール5側へ折曲げられた折曲げ部
16bが形成され、第3図から明らかなように、これら
折曲げ部16b,16b間に、フッ素ゴム等よりなる弾
性体10が充填されている。
サイドシール溝2の底面2aに接触する平坦部16aの
両側縁には、サイドシール5側へ折曲げられた折曲げ部
16bが形成され、第3図から明らかなように、これら
折曲げ部16b,16b間に、フッ素ゴム等よりなる弾
性体10が充填されている。
この弾性体10の充填によって、サイドシール5の背後
の隙間に入りこんだ混合気が未燃焼のまま排気工程で排
出されることが防止され、燃費特性およびエミッション
特性が向上する。
の隙間に入りこんだ混合気が未燃焼のまま排気工程で排
出されることが防止され、燃費特性およびエミッション
特性が向上する。
さらに、平坦部16aに折曲げ部16b,16bが設け
られていることによって、弾性体10の保持が容易とな
る。
られていることによって、弾性体10の保持が容易とな
る。
第1図は本考案によるサイドシールスプリングを備えた
ロータの部分的断面図、第2図はその要部の拡大図、第
3図は第2図のIII−III線に沿った断面図、第4図は従
来ロータリピストンエンジンのロータの側面図、第5図
は第4図のV−V線に沿った断面図である。 1…ロータ、2…サイドシール溝 5…サイドシール、7…サイドハウジング 16…サイドシールスプリング 16a…平坦部
ロータの部分的断面図、第2図はその要部の拡大図、第
3図は第2図のIII−III線に沿った断面図、第4図は従
来ロータリピストンエンジンのロータの側面図、第5図
は第4図のV−V線に沿った断面図である。 1…ロータ、2…サイドシール溝 5…サイドシール、7…サイドハウジング 16…サイドシールスプリング 16a…平坦部
Claims (1)
- 【請求項1】ロータ側面に円弧状に設けられたサイドシ
ール溝内に、サイドシールとともに嵌装されて、上記サ
イドシールをサイドハウジングの内壁面に摺接させる波
板状のサイドシールスプリングを装着してなるロータリ
ピストンエンジンにおいて、 上記サイドシールスプリングを、それの両端部のピッチ
が中央部よりも小さい不等ピッチスプリングとして構成
し、かつ上記サイドシールスプリングの上記両端部にお
ける上記サイドシール溝の底面に接触する部分に平坦部
を形成するとともに、この平坦部の両側縁にサイドシー
ル側へ折曲げられた折曲げ部をそれぞれ形成し、これら
折曲げ部の間に弾性体を充填してなることを特徴とする
ロータリピストンエンジンのサイドシールスプリング構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986193139U JPH0610083Y2 (ja) | 1986-12-17 | 1986-12-17 | ロ−タリピストンエンジンのサイドシ−ルスプリング構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986193139U JPH0610083Y2 (ja) | 1986-12-17 | 1986-12-17 | ロ−タリピストンエンジンのサイドシ−ルスプリング構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6398401U JPS6398401U (ja) | 1988-06-25 |
| JPH0610083Y2 true JPH0610083Y2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=31148885
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986193139U Expired - Lifetime JPH0610083Y2 (ja) | 1986-12-17 | 1986-12-17 | ロ−タリピストンエンジンのサイドシ−ルスプリング構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0610083Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51131503U (ja) * | 1975-04-14 | 1976-10-23 | ||
| JPS59105652U (ja) * | 1982-12-30 | 1984-07-16 | 株式会社リケン | 組合せオイルリング |
-
1986
- 1986-12-17 JP JP1986193139U patent/JPH0610083Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6398401U (ja) | 1988-06-25 |
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