JPH0610089Y2 - 内燃機関のカム軸 - Google Patents
内燃機関のカム軸Info
- Publication number
- JPH0610089Y2 JPH0610089Y2 JP1985163806U JP16380685U JPH0610089Y2 JP H0610089 Y2 JPH0610089 Y2 JP H0610089Y2 JP 1985163806 U JP1985163806 U JP 1985163806U JP 16380685 U JP16380685 U JP 16380685U JP H0610089 Y2 JPH0610089 Y2 JP H0610089Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin material
- cam
- groove
- core rod
- internal combustion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 title claims description 7
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 48
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 48
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 47
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 3
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 4
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 4
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は内燃機関のカム軸に関する。
第5図及び第6図は、金属製のカム2と芯棒1とを樹脂
材3で固定する構造を具えた従来の内燃機関用カム軸の
1例を示したものである。
材3で固定する構造を具えた従来の内燃機関用カム軸の
1例を示したものである。
同図において、カム2と芯棒1とは樹脂材3を介して接
合され、またカム2と樹脂材3との軸方向及び回転方向
の相対変位はカム形状のフランジ部aにより規制されて
いる。更に、芯棒1の全周と溝部bに樹脂材3が流し込
まれることにより該芯棒1と樹脂材3の軸方向及び回転
方向の相対変位も規制され、結局芯棒1とカム2とは樹
脂材3を介して固定されることになっている。
合され、またカム2と樹脂材3との軸方向及び回転方向
の相対変位はカム形状のフランジ部aにより規制されて
いる。更に、芯棒1の全周と溝部bに樹脂材3が流し込
まれることにより該芯棒1と樹脂材3の軸方向及び回転
方向の相対変位も規制され、結局芯棒1とカム2とは樹
脂材3を介して固定されることになっている。
しかしながらかかる従来のものは、カム軸の製作時芯棒
1とカム2とは加熱された樹脂材3で成形されるので、
この樹脂材3が自然冷却する時収縮が起きる。このた
め、カム形状のフランジ部aの外周とカム1の接合部に
隙間が発生し、カムタイミングの狂い又は回転中のたた
かれにより樹脂材3とカム2との接触面に摩耗が発生す
るという問題点がある。またカム2のサイズが小さい場
合には、第6図のフランジ部aの樹脂容積が小さくな
り、該カム2と樹脂材3の間の所要トルクを確保できな
い問題点がある。
1とカム2とは加熱された樹脂材3で成形されるので、
この樹脂材3が自然冷却する時収縮が起きる。このた
め、カム形状のフランジ部aの外周とカム1の接合部に
隙間が発生し、カムタイミングの狂い又は回転中のたた
かれにより樹脂材3とカム2との接触面に摩耗が発生す
るという問題点がある。またカム2のサイズが小さい場
合には、第6図のフランジ部aの樹脂容積が小さくな
り、該カム2と樹脂材3の間の所要トルクを確保できな
い問題点がある。
本考案の目的は、前記従来のものの欠点を解消し、カム
と芯棒の間に樹脂材を鋳込むとき樹脂材が冷却時に収縮
してもカム回転方向との接触面に隙間を発生することが
なく、しかも所要のトルク容量を有する内燃機関のカム
軸を提供するにある。
と芯棒の間に樹脂材を鋳込むとき樹脂材が冷却時に収縮
してもカム回転方向との接触面に隙間を発生することが
なく、しかも所要のトルク容量を有する内燃機関のカム
軸を提供するにある。
本考案に係る内燃機関のカム軸は、金属製のカムと芯棒
とを樹脂材を介して接合させるカム軸であって、前記カ
ムの内周部位に、外周になるに従い円周方向に幅広とな
るような扇形状の溝を形成して、同溝内に前記樹脂材を
少なくとも樹脂材と溝とが回転方向面で接触するように
嵌合するとともに、前記芯棒のカムとラップする部分に
は樹脂材が流れ込む環状の円周溝を形成したことを特徴
とする。このように構成したことにより、該樹脂材は、
機関の冷却時カム軸の中心方向に向って収縮するので、
溝内の樹脂材全体が収縮しても、内周方向の幅が順次狭
くなっている扇形溝内の回転方向の面ではカムに樹脂材
が食い込むように作用する。従って、隙間や接触不良が
生ずることなくガタや異常摩耗が発生することはない。
またカムのサイズが小さい場合でも、扇形の溝に芯棒の
円周方向溝を追加することにより、カムと樹脂材の間の
所要トルクを確保できる。
とを樹脂材を介して接合させるカム軸であって、前記カ
ムの内周部位に、外周になるに従い円周方向に幅広とな
るような扇形状の溝を形成して、同溝内に前記樹脂材を
少なくとも樹脂材と溝とが回転方向面で接触するように
嵌合するとともに、前記芯棒のカムとラップする部分に
は樹脂材が流れ込む環状の円周溝を形成したことを特徴
とする。このように構成したことにより、該樹脂材は、
機関の冷却時カム軸の中心方向に向って収縮するので、
溝内の樹脂材全体が収縮しても、内周方向の幅が順次狭
くなっている扇形溝内の回転方向の面ではカムに樹脂材
が食い込むように作用する。従って、隙間や接触不良が
生ずることなくガタや異常摩耗が発生することはない。
またカムのサイズが小さい場合でも、扇形の溝に芯棒の
円周方向溝を追加することにより、カムと樹脂材の間の
所要トルクを確保できる。
以下第1図ないし第4図を参照して本考案の1実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
第1図は本考案に係るカム軸の縦断面図、第2図は第1
図のA−A断面図、第3図及び第4図は共に第1図のB
−B断面図で第3図は樹脂材6の収縮前の拡大断面図を
示し、第4図は樹脂材6が収縮した時の拡大断面図であ
る。
図のA−A断面図、第3図及び第4図は共に第1図のB
−B断面図で第3図は樹脂材6の収縮前の拡大断面図を
示し、第4図は樹脂材6が収縮した時の拡大断面図であ
る。
第1図及び第2図において、カム軸はカム5と芯棒4と
樹脂材6とにより成形される。hは芯棒4のカム5にラ
ップする部分の外周に刻設された円周溝である。これに
より、該カム5は扇形溝部cと芯棒4の円周溝h及びカ
ム両端の樹脂部fにより回転方向と軸方向の移動が規制
されて接着固定される。また、上記芯棒4の全周と溝部
e及び円周溝hは樹脂材6で充填成形されることによ
り、芯棒4と樹脂材6との軸方向及び回転方向の相対変
位も規制される。よって、上記芯棒4とカム5とが強固
に固定されることとなる。
樹脂材6とにより成形される。hは芯棒4のカム5にラ
ップする部分の外周に刻設された円周溝である。これに
より、該カム5は扇形溝部cと芯棒4の円周溝h及びカ
ム両端の樹脂部fにより回転方向と軸方向の移動が規制
されて接着固定される。また、上記芯棒4の全周と溝部
e及び円周溝hは樹脂材6で充填成形されることによ
り、芯棒4と樹脂材6との軸方向及び回転方向の相対変
位も規制される。よって、上記芯棒4とカム5とが強固
に固定されることとなる。
次にこの実施例の作用について説明する。
カム5と樹脂材6とは加熱された樹脂材6で成形される
が、この樹脂材6が自然冷却するとき収縮が起きる。
が、この樹脂材6が自然冷却するとき収縮が起きる。
第3図において充填された加熱樹脂材6の扇形溝cの中
心ピッチ円d1とその円周長さ1部が冷却収縮すると、
第4図に示す如く樹脂材6のみの中心ピッチ円はd2と縮
小し、その円周長さも2と短かくなる。
心ピッチ円d1とその円周長さ1部が冷却収縮すると、
第4図に示す如く樹脂材6のみの中心ピッチ円はd2と縮
小し、その円周長さも2と短かくなる。
上記冷却収縮により樹脂材6の扇形溝cの外周面とカム
5内周面との間に隙間gが発生するが、該扇形溝cの回
転方向面iについては収縮前の樹脂材6の該部長さに収
縮率を乗じることにより、収縮後の扇形溝ピッチ円d2及
び円周長さ2が設定できるので、扇形溝の角度もきま
り、隙間の起きない形状とすることができる。
5内周面との間に隙間gが発生するが、該扇形溝cの回
転方向面iについては収縮前の樹脂材6の該部長さに収
縮率を乗じることにより、収縮後の扇形溝ピッチ円d2及
び円周長さ2が設定できるので、扇形溝の角度もきま
り、隙間の起きない形状とすることができる。
なお上記樹脂材6は円周方向に収縮するので、芯棒4の
溝部e及び円周溝hと樹脂材6との間には隙間を発生す
ることはない。
溝部e及び円周溝hと樹脂材6との間には隙間を発生す
ることはない。
以上のように本考案に係る内燃機関のカム軸は、カムと
芯棒の成形固定に樹脂材を用いるとともに、カムの軸部
孔には外周側が円周方向に幅広で内周側の幅が狭い扇形
状の溝を設けるとともに芯棒には環状の円周溝を設け
て、それぞれの溝に樹脂材が流れ込むように構成してい
るので、高温で充填成形された樹脂材は自然冷却により
樹脂材が内周方向に収縮すると、カムの回転方向面に食
い込むようになる。従って図示しない燃料ポンプや吸
気、排気タペットをカムにより作動させる時、カムと樹
脂材の接触面に回転方向の力が作用するが、本考案にお
いては、この回転方向の力を受ける面に隙間や密着不良
が生じない構造としたことによりカムタイミングの狂い
や樹脂材の摩耗を防止することができる。また芯棒のカ
ムとラップする部分に円周溝を形成したことにより、カ
ムのサイズに対応した所要トルクを確保できる。
芯棒の成形固定に樹脂材を用いるとともに、カムの軸部
孔には外周側が円周方向に幅広で内周側の幅が狭い扇形
状の溝を設けるとともに芯棒には環状の円周溝を設け
て、それぞれの溝に樹脂材が流れ込むように構成してい
るので、高温で充填成形された樹脂材は自然冷却により
樹脂材が内周方向に収縮すると、カムの回転方向面に食
い込むようになる。従って図示しない燃料ポンプや吸
気、排気タペットをカムにより作動させる時、カムと樹
脂材の接触面に回転方向の力が作用するが、本考案にお
いては、この回転方向の力を受ける面に隙間や密着不良
が生じない構造としたことによりカムタイミングの狂い
や樹脂材の摩耗を防止することができる。また芯棒のカ
ムとラップする部分に円周溝を形成したことにより、カ
ムのサイズに対応した所要トルクを確保できる。
第1図は本考案に係る実施例の縦断面図、第2図は第1
図のA−A断面図である。第3図及び第4図は、共に第
1図のB−B断面図で第3図は樹脂材の収縮前の拡大断
面図、第4図は同冷却収縮後の拡大断面図である。 第5図及び第6図は従来例で第5図は縦断面図、第6図
は第5図のC−C断面図である。 4…芯棒、5…カム、6…樹脂材、C…カム内周の扇形
状溝、h…円周溝。
図のA−A断面図である。第3図及び第4図は、共に第
1図のB−B断面図で第3図は樹脂材の収縮前の拡大断
面図、第4図は同冷却収縮後の拡大断面図である。 第5図及び第6図は従来例で第5図は縦断面図、第6図
は第5図のC−C断面図である。 4…芯棒、5…カム、6…樹脂材、C…カム内周の扇形
状溝、h…円周溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−99225(JP,A) 登録実用新案359783(JP,Z2) 実願 昭57−159713号(実開 昭59− 64403号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U)
Claims (1)
- 【請求項1】金属製のカムと芯棒とを樹脂材を介して接
合させるカム軸において、前記カムの内周部位に、外周
になるに従い円周方向に幅広となるような扇形状の溝を
形成して、同溝内に前記樹脂材を少なくとも樹脂材と溝
とが回転方向面で接触するように嵌合するとともに、前
記芯棒のカムとラップする部分には樹脂材が流れ込む環
状の円周溝を形成したことを特徴とする内燃機関のカム
軸。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985163806U JPH0610089Y2 (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | 内燃機関のカム軸 |
| US06/849,733 US4826346A (en) | 1985-04-11 | 1986-04-09 | Camshaft preferably for an internal combustion engine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985163806U JPH0610089Y2 (ja) | 1985-10-25 | 1985-10-25 | 内燃機関のカム軸 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6272407U JPS6272407U (ja) | 1987-05-09 |
| JPH0610089Y2 true JPH0610089Y2 (ja) | 1994-03-16 |
Family
ID=31092343
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985163806U Expired - Lifetime JPH0610089Y2 (ja) | 1985-04-11 | 1985-10-25 | 内燃機関のカム軸 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0610089Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5799225A (en) * | 1980-12-11 | 1982-06-19 | V I V Eng Kk | Cam shaft |
| JPS5964403U (ja) * | 1982-10-22 | 1984-04-27 | 日産自動車株式会社 | 自動車用エンジンのカムシヤフト |
-
1985
- 1985-10-25 JP JP1985163806U patent/JPH0610089Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6272407U (ja) | 1987-05-09 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6548925B2 (en) | Molded flywheel magnet cage | |
| JPH027262Y2 (ja) | ||
| US4826346A (en) | Camshaft preferably for an internal combustion engine | |
| US6073593A (en) | Plastic fan and thermal clutch drive | |
| JPH079095Y2 (ja) | メータケーブル駆動用ピニオンギヤ装置 | |
| JPH0373380B2 (ja) | ||
| JPH09195803A (ja) | 内燃機関のスロットルバルブ装置 | |
| JPH0349330Y2 (ja) | ||
| JP2511334Y2 (ja) | シリンダライナ― | |
| JPS58128562A (ja) | 歯付伝動プ−リ | |
| JPH0520901Y2 (ja) | ||
| JPH07205853A (ja) | 単突起駆動型スプロケット | |
| JP4198810B2 (ja) | スロットルボディ及びその製造方法 | |
| JPS6012771Y2 (ja) | ラツクピニオン型操向装置 | |
| JPH07103242A (ja) | 樹脂被覆付き転がり軸受 | |
| JPS6326598Y2 (ja) | ||
| JPS6128916Y2 (ja) | ||
| JPS5919161Y2 (ja) | 組合せシ−ルリング | |
| JPH0639167Y2 (ja) | 内燃機関の楕円ピストン | |
| JPH0455238Y2 (ja) | ||
| JPS5939460A (ja) | 複合構造体およびその製造方法 | |
| JPS6350451Y2 (ja) | ||
| JP3106855B2 (ja) | カムシャフト | |
| JPH039191Y2 (ja) | ||
| JPS5936740Y2 (ja) | 可撓継手 |