JPH06106840A - 立体模様形成成形品の製法およびそれに用いる凹凸模様付フィルム - Google Patents

立体模様形成成形品の製法およびそれに用いる凹凸模様付フィルム

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JPH06106840A
JPH06106840A JP26016692A JP26016692A JPH06106840A JP H06106840 A JPH06106840 A JP H06106840A JP 26016692 A JP26016692 A JP 26016692A JP 26016692 A JP26016692 A JP 26016692A JP H06106840 A JPH06106840 A JP H06106840A
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JP
Japan
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film
molded product
pattern
mold
uneven pattern
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JP26016692A
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English (en)
Inventor
Narikazu Kikuchi
成和 菊池
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Key Trading Co Ltd
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Key Trading Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 製造コストが安価で、外観に優れ、かつ、多
品種小ロット生産に対応できる立体模様形成成形品の製
法を提供する。 【構成】 表面に凹凸模様が形成されているフィルム7
を準備し、上下に分かれる金型27の下型26の内面に
上記フィルム7を配置する。つぎに、上記金型27を閉
じてABS樹脂を充填し、上記フィルム7の凹凸模様で
横側面に立体模様が転写された成形品23を形成する。
そののち、上記成形品23に上記フィルム7を密着させ
た状態で上記金型27を開き、この金型27を開きなが
ら、もしくは開いたのちに上記成形品23からフィルム
7を離脱させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、横側面にアンダーカッ
ト等の凹凸模様が形成された立体模様形成成形品の製法
およびそれに用いる凹凸模様付フィルムに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】最近、ファンデーション,アイシャドウ
等の化粧料を収容するコンパクトは、消費者のニーズか
ら多種多様化してきている。例えば、容器の表面に図柄
を印刷したものや、表面に凹凸模様を形成したものがあ
る。ところが、上記図柄を有するコンパクトは立体感に
乏しく、上記凹凸模様を有するコンパクトは、立体感は
あるがその色彩に乏しく、また金型加工が複雑で凹凸模
様を変更するためには、金型を変更する必要がある。そ
こで、上記両方のコンパクトを組み合わせた、表面に凹
凸模様を有し、この凹凸模様の凹部または凸部が着色さ
れた凹凸模様付コンパクトが考えられる。このような凹
凸模様付コンパクトを製造する場合、予め表面に凹凸模
様を有する容器を成形し、そののち、上記容器の凹凸模
様の凸部の頂面に印刷により着色したり、凹凸模様の凹
部にインキ等により着色したりすることが行われる。そ
して、上記の製造の際に、凹凸模様がアンダーカットに
なる場合には、例えば、図10に示すように、上下に分
かれる金型51,52を用いて容器の上面開口55bを
成形するとともに、アンダーカットになる部分(すなわ
ち、容器の横側面55aの凹凸模様)56を左右に分か
れる割型53,54を用いて形成することが行われる。
【0003】しかしながら、上記のような方法で容器の
横側面55aに凹凸模様56を形成する場合には、複雑
な形状の割型を作製しなければならず、割型代が高くつ
くうえ、成形品55には割型の合わせ目に筋状の凸部が
生じて外観が悪くなるという問題点を有している。さら
に、成形品55に付ける立体模様を変更する場合には、
新たな割型が必要であり、多品種少ロット生産に対応で
きないという問題点をも有している。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みなされた
もので、製造コストが安価であり、筋状の凸部等で外観
を損なうことがなく、かつ、多品種少ロット生産に対応
することのできる立体模様形成成形品の製法およびそれ
に用いる凹凸模様付フィルムの提供をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、表面に凹凸模様が形成されているフィル
ムを準備し、上下に分かれる金型の一方型の内面に上記
フィルムを配置し、上記金型の一方の型と他方の型を閉
じて成形原料を充填し、上記フィルムの凹凸模様で横側
面に立体模様が転写された成形品を形成し,この成形品
に上記フィルムを密着させた状態で上下の金型を開き、
この上下の金型を開きながら、もしくは開いたのちに上
記成形品からフィルムを離脱させる立体模様形成成形品
の製法を第1の要旨とし、上下に分かれる金型を用いて
成形される成形品の横側面に立体模様を転写するための
フィルムであって、合成樹脂フィルムの表面に凹凸模様
を硬化型樹脂で成形し硬化させた凹凸模様付フィルムを
第2の要旨とする。
【0006】
【作用】すなわち、本発明の製法は、合成樹脂フィルム
の表面に凹凸模様を硬化型樹脂で成形し硬化させた凹凸
模様付フィルムを用い、これを上下に分かれる金型の一
方型の内面に配置し、上記金型の一方の型と他方の型を
閉じる。このとき、上下の金型内で、上記フィルムには
その隅の方に少ししわが残った状態となる。その状態
で、金型に成形原料を充填すると、この充填による圧力
や温度上昇によりフィルムが徐々に延伸してフィルムの
隅のしわは無くなるため、フィルムの裏面(もしくは表
面)が上記一方の型に密着するとともに、フィルムの表
面(もしくは裏面)に成形原料が密着するようになり、
フィルムの凹凸模様が正確に横側面に転写された成形品
が形成される。そののち、上下の金型を開くと、上記フ
ィルムは上記一方の型に密着したまま開かれる。そし
て、この上下の金型を開いたのちに、もしくは、開きな
がら上記成形品からフィルムを離脱させる。このように
して、横側面に立体模様が形成された立体模様形成成形
品が得られる。
【0007】つぎに、本発明を実施例にもとづいて詳し
く説明する。
【0008】
【実施例】図1は本発明の凹凸模様付フィルムを示して
いる。図において、1は厚み約50μmの透明ポリエチ
レンフィルム等の合成樹脂フィルム、2,6は接着剤
層、3は紫外線硬化型樹脂(ウレタンアクリル系,エポ
キシアクリル系,シリコンアクリル系等)3aよりなる
凸模様、4は剥離剤層、5はインクからなる表面仕上げ
剤層である。
【0009】上記凹凸模様付フィルム7は、例えば、つ
ぎのようにして製造される。すなわち、まず、図2に示
すように、ローラ10に巻回された合成樹脂フィルム1
を搬送ベルトコンベア11方向に繰り出す。この途中
で、接着剤塗工ローラ12で上記フィルム1の表面に接
着剤をコーティングし、上記フィルム1の表面に接着剤
層2を形成する。一方、上記搬送ベルトコンベア11の
搬送面の上方に位置決めされたスクリーン印刷用のスク
リーン版13からペースト状の紫外線硬化型樹脂3aを
加圧流下させる。上記スクリーン版13は、アモルファ
ス金属繊維(線径20μm)のスクリーン14の下面
に、余白部分で所定の印刷模様が形成されるように乳剤
15を0.3m/m厚で部分的に塗着させて形成され
る。この場合、上記乳剤15の部分的塗着は、マスク材
を用い、スクリーン14の下面を部分的に被覆した状態
で乳剤15を全面塗着する等して行われる。上記ペース
ト状の紫外線硬化型樹脂3aは、乳剤15の塗着されて
いない部分16からフィルム1上に加圧流下するのであ
るが、この加圧流下は、スクリーン14に沿って移動す
るスクイージ17の作用によりなされる。すなわち、上
記スクイージ17は、スクリーン版13のスクリーン1
4面に対して適宜角度(この場合40度)で加圧され上
記部分16から押し出され、合成樹脂フィルム1の表面
の接着剤層2の上に流下する。この流下物によってスク
リーン印刷がなされ、凸模様3が形成される。この印刷
のなされた後に、上記搬送ベルトコンベア11の間欠駆
動により、上記凸模様3を紫外線照射ランプ19の下方
に移動させ、紫外線を照射して硬化・一体化させる。
【0010】つぎに、上記搬送ベルトコンベア11を間
欠駆動させ、所定位置に移動させたのち上記凸模様3の
表面に離型剤からなる剥離剤層4を形成する。そのの
ち、再び上記搬送ベルトコンベア11を間欠駆動させ、
シルクスクリーン版20の下方に上記凸模様3を位置さ
せ、シルクスクリーン版20を凸模様3に接触させた状
態で印刷操作して、表面仕上げ剤層5を凸模様3の上に
のみ積層形成する。そののち、上記搬送ベルトコンベア
11を間欠駆動させ、所定位置に移動させたのち上記表
面仕上げ剤層5に接着剤層6を形成し、再度上記搬送ベ
ルトコンベア11を間欠駆動させて、上記印刷のなされ
た凸模様3を乾燥機21の下側に移動させて乾燥する。
この一連の工程により、凹凸模様付フィルム7が製造さ
れ、上記搬送ベルトコンベア11と同期回転する巻き取
りローラ22に巻き取られる。このようにして得られた
凹凸模様付フィルム7には、図1に示すように、合成樹
脂フィルム1に接着剤層2を介して、剥離剤層4、表面
仕上げ剤層5および接着剤層6を持つ凸模様3が形成さ
れる。
【0011】上記凹凸模様付フィルム7を用い、図3お
よび図4に示す箱形の容器8を、つぎのようにして製造
することができる。すなわち、まず、図5に示すよう
に、上型25と下型26からなる金型27の下型26の
上面開口に上記フィルム7を配置したのち、上型25と
下型26とを閉じる。この閉じた状態では、上記フィル
ム7は延伸性をもっているため少し延びた状態となって
おり、隅の方には少ししわが残っている。そののち、図
6に示すように、金型27内にABS樹脂28を、射出
圧力1570kg/cm2 射出成形温度220℃で、充
填する。このとき、ABS樹脂28はゲート部から外側
に徐々に充填されていくため、フィルム7が熱変形をお
こし、隅の方のしわがなくなり、フィルム7の裏面が下
型26の内面に完全に密着するとともに、ABS樹脂2
8がフィルム7の表面に完全に密着し、これにより、フ
ィルム7の凹凸模様の凹部18aの部分にも密着した状
態でABS樹脂28が充填されるようになる。そして、
図7に示すように、成形品23を成形したのち金型27
を開き、成形品23および上型25にフィルム7を密着
させた状態で上型25を上昇させるとともに、この上昇
の途中で、ローラ24a,24bを巻き取り動作させ
る。これにより、上記フィルム7が少し延伸してスムー
ズに上記成形品23および上型25から離脱する。この
ようにして、図3に示す容器8の横側面に凹凸模様30
が形成されこの凹凸模様30の凹部30aの底部に表面
仕上げ材層5が形成された立体模様形成成形品が得られ
る。
【0012】このように、上記実施例によれば、従来例
のように割型を用いることなく、横側面に立体模様が形
成された立体模様形成成形品を得ることができる。した
がって、従来例に比べて、製造コストが安価であり、し
かも、得られる立体模様形成成形品には筋状の凸部等が
なくて外観に優れる。さらに、多品種小ロット生産にも
対応することができる。そのうえ、上記実施例によれ
ば、得られた立体模様形成成形品の立体模様には着色が
施されているため、立体模様の凸部の頂面に印刷により
着色したり、立体模様の凹部にインキ等により着色した
りする手間を省略することができる。また、ローラ24
a,24bを用いているため、容器8の製造工程が自動
化されるとともに、成形品23および上型25からフィ
ルム7を離脱させるのが、成形品23および上型25の
上昇中におけるローラ24a,24bの巻き取り動作に
より簡単に行うことができるようにもなる。
【0013】図8および図9は本発明の他の実施例を示
している。この実施例では、合成樹脂フィルム1の表面
に形成された接着剤層2の上に、半球状の突出模様およ
び立方体形状の突出模様が、上記実施例と同様の方法で
形成されている。そして、上記半球状の突出模様には、
色の異なるインキ、例えば、白,青,赤,黒からなる着
色インキ層31が印刷され、上記立方体形状の突出模様
には、アルミニウム等の金属を蒸着させて形成した金属
光沢様層30が形成されている。これにより、上記実施
例と同様にして得られる容器33には、その横側面に金
属光沢様層30が形成されるとともに、横側面に突出模
様34が浮き上がり、この突出模様34の半球状凹部の
底面に、白,青,赤,黒の着色インキ層31が形成され
た立体模様形成成形品が得られる。それ以外の部分は、
上記実施例と同様であり、同様の部分には同じ番号を付
している。
【0014】なお、上記実施例では、凹凸模様付フィル
ム7の凸模様3の表面に表面仕上げ剤層5を設けている
が、これに限定するものではなく、上記凸模様3の表面
に表面仕上げ剤層5を設けないようにしてもよい。この
場合には、得られる立体模様形成成形品の横側面に凹凸
模様しかなく、着色は施されていない。また、上記実施
例では、容器の外表面に立体模様を形成しているが、こ
れに限定するものではなく、容器の内表面に立体模様を
形成してもよい。この場合には、合成樹脂として、透明
な熱可塑性樹脂、例えば、ポリメタクリル酸メチル樹
脂,ポリスチレン樹脂等を用いると、外側から凹凸模
様,表面仕上げ材層が透けて見える高級感のある立体模
様形成成形品が得られる。
【0015】また、上記実施例では、容器8を製造する
際に、フィルム7をローラ24a,bを用いて巻き取る
ようにしているが、これに限定するものではなく、フィ
ルム7を手作業等で下型26上に配置するようにしても
よい。この場合には、金型27を開き終わったのちにフ
ィルム7を成形品23から手作業等で離脱させるように
する。
【0016】
【発明の効果】以上のように、本発明の製法によれば、
従来例のように割型を用いることなく、横側面にアンダ
ーカット等の凹凸模様が形成された立体模様形成成形品
が得られるため、製造コストが安価になるうえ、得られ
る立体模様形成成形品には筋状の凸部が生じず外観に優
れたものになり、しかも、多品種少ロット生産にも対応
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の凹凸模様付フィルムの一実施例を示す
縦断面図である。
【図2】上記フィルムの製造工程を示す説明図である。
【図3】本発明の製法により得られる立体模様形成成形
品の断面図である。
【図4】上記成形品の斜視図である。
【図5】上記成形品の製造工程の説明図である。
【図6】上記成形品の製造工程の説明図である。
【図7】上記成形品の製造工程の説明図である。
【図8】本発明の他の実施例の説明図である。
【図9】上記他の実施例を用いて成形される成形品の縦
断面図である。
【図10】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 合成樹脂 3 紫外線硬化型樹脂 5 表面仕上げ剤層 7 凹凸模様付フィルム 8 容器 25 上型 26 下型 27 金型

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に凹凸模様が形成されているフィル
    ムを準備し、上下に分かれる金型の一方型の内面に上記
    フィルムを配置し、上記金型の一方の型と他方の型を閉
    じて成形原料を充填し、上記フィルムの凹凸模様で横側
    面に立体模様が転写された成形品を形成し,この成形品
    に上記フィルムを密着させた状態で上下の金型を開き、
    この上下の金型を開きながら、もしくは開いたのちに上
    記成形品からフィルムを離脱させることを特徴とする立
    体模様形成成形品の製法。
  2. 【請求項2】 上下に分かれる金型を用いて成形される
    成形品の横側面に立体模様を転写するためのフィルムで
    あって、合成樹脂フィルムの表面に凹凸模様を硬化型樹
    脂で成形し硬化させたことを特徴とする凹凸模様付フィ
    ルム。
JP26016692A 1992-09-29 1992-09-29 立体模様形成成形品の製法およびそれに用いる凹凸模様付フィルム Pending JPH06106840A (ja)

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