JPH06107098A - ステアリングホイール - Google Patents

ステアリングホイール

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Publication number
JPH06107098A
JPH06107098A JP28084992A JP28084992A JPH06107098A JP H06107098 A JPH06107098 A JP H06107098A JP 28084992 A JP28084992 A JP 28084992A JP 28084992 A JP28084992 A JP 28084992A JP H06107098 A JPH06107098 A JP H06107098A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pad body
impact
fixture
shock absorber
steering wheel
Prior art date
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Pending
Application number
JP28084992A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidekazu Sano
秀和 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Plast Co Ltd
Original Assignee
Nihon Plast Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nihon Plast Co Ltd filed Critical Nihon Plast Co Ltd
Priority to JP28084992A priority Critical patent/JPH06107098A/ja
Publication of JPH06107098A publication Critical patent/JPH06107098A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステアリングホイールのボス部に衝撃が作用
した際に、初期荷重の立上がりを良好に維持しつつ、有
効な衝撃吸収ストロークを確保する。 【構成】 パッド体は、取付具13を介して衝撃吸収体
10の上面部12に取り付けられている。この取付具1
3は、単に衝撃吸収体10の上面部12の取付溝17内
に挿入係合されているだけなので、パッド体に衝撃荷重
が加えられると、パッド体の変形に追従して取付具13
も取付溝17内を移動する。つまりパッド体は取付具1
3に拘束されることなく容易に変形し得る。その結果、
パッド体の変形が十分に確保されて、パッド体が衝撃エ
ネルギを効果的に吸収するので、パッド体と直列的に配
設された衝撃吸収体10の塑性変形と相俟って、有効な
衝撃吸収ストロークが実現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボス部のボスプレート
上に衝撃吸収体を配設したステアリングホイールであっ
て、特に衝撃吸収体の上面部をもってパッド体、例えば
ホーンパッドに取り付けられているものに関する。
【0002】
【従来の技術】ステアリングホイールのボス部に備えら
れた衝撃吸収体は、衝撃が加わった際に、塑性変形する
ことにより、衝撃エネルギを吸収するもので、その衝撃
エネルギの吸収特性が、衝撃時に急速に所定の荷重(例
えば100〜120kg程度の荷重)に到達すること
(初期荷重の立上がりが良いこと)と、この所定の荷重
を維持して所定の変形量(例えば40mm程度の変形
量)を確保すること(有効な衝撃吸収ストロークを確保
すること)が求められている。
【0003】従来のステアリングホイールにおいては、
衝撃吸収体は、鉄板により構成されているため、ホーン
パッドへの取付は、上面部の鉄板に一体的に取付脚を付
設し、この取付脚にねじ穴を穿設して、このねじ穴にね
じを螺挿してホーンパッドにねじ止めされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来の衝
撃吸収体とホーンパッドとの取付構造では、衝撃荷重に
対する剛性が極めて高く、初期荷重の立上がりは良いと
しても、有効な衝撃吸収ストロークを確保することは不
可能であった。この原因は、ホーンパッドが多くの場合
アーチ状に湾曲していて、このアーチの両端部付近でホ
ーンパッドが衝撃吸収体の上面部に不動に取り付けられ
ているために、荷重に対して堅牢なアーチ構造が出来上
がってしまい、それゆえホーンパッドにおいて衝撃エネ
ルギを効果的に吸収し得なかったことにある。
【0005】本発明は、このような問題点に着目してな
されたもので、初期荷重の立上がりを良好に維持しつ
つ、有効な衝撃吸収ストロークをも確保することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のステアリングホイールにおいては、衝撃吸
収体の上面部には取付溝が形成されており、該取付溝内
に取付具が挿入係合されていて、該取付具を介して前記
衝撃吸収体の上面部がパッド体に取り付けられている。
【0007】
【作用】本発明では、取付具は、単に衝撃吸収体の上面
部の取付溝内に挿入係合されているだけなので、パッド
体に衝撃荷重が加えられると、パッド体の変形に追従し
て取付具も取付溝内を移動するようになる。これによっ
て、パッド体は取付具に拘束されることなく容易に変形
し得る。その結果、パッド体の変形が十分に確保され
て、衝撃エネルギを効果的に吸収し得るので、パッド体
と直列的に配設された衝撃吸収体の塑性変形と相俟っ
て、有効な衝撃吸収ストロークが実現される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0009】図1は、衝撃吸収体が配設されるステアリ
ングホイール1を示している。ステアリングホイール1
は、環状のリム部2と、その中心に位置したボス部3
と、これらのリム部2及びボス部3を連結した複数のス
ポーク部4とから成るステアリングホイール本体5を有
しており、そのボス部3の上部にパッド体6(例えばホ
ーンパッド)を備えている。
【0010】図2は、図1の線A−Aに沿った断面図で
ある。この場合、ボス部3のボディカバー7は、図示し
ないステアリングシャフトに固着されたボスプレート8
に、ねじ9にて螺着されており、このボスプレート8上
に衝撃吸収体10が固定されている。そして、ボス部3
の上面及び上側面を覆うパッド体6が、軟質樹脂製の表
皮に覆われた硬質樹脂製のインナーの内面から下方に突
設された取付ボス11の位置で、衝撃吸収体10の上面
部12の取付具13に取付ねじ14にて螺着されること
により取り付けられている。
【0011】例えばアルミニウム等の金属を押し出しま
たは鋳造して、あるいは合成樹脂を押し出しまたは射出
して一体成形された衝撃吸収体10は、図2及び図3に
示すように、左右に開口部を有する概略筒状の形状であ
って、平面状の上面部12及び下面部15と、円弧状の
前後の側面部16を備えている。衝撃吸収体10は、こ
の構成に基づいて、上方から衝撃が加わった状態で主に
側面部16が変形して衝撃を吸収するようになってい
る。
【0012】衝撃吸収体10の上面部12の下側面に
は、取付具13を収容して保持するための適当数の取付
溝17が設けられている。取付具13は、取付溝17内
に挿入されるスライド部18と、取付穴19を備えた取
付部20と、スライド部18と取付部20を接続するス
トッパー部21を有している。組立てに際して、取付具
13は、スライド部18をもって取付溝17内に端面側
から、ストッパー部21が端面に当接するまで、スライ
ド挿入される。この場合取付具13は、スライド部18
と取付溝17との間の小さな摩擦力によってのみ保持さ
れている。その後取付穴19に取付ねじ14を挿通し
て、パッド体6の取付ボス11に取付ねじ14を螺着す
れば、衝撃吸収体10にパッド体6が固定される。
【0013】以下に、この実施例の作用を、この実施例
と従来例の試験結果をまじえて説明する。
【0014】なお、ステアリングホイール1のボス部3
に設ける衝撃吸収体の場合、その衝撃エネルギ吸収特性
の曲線は、図6の特性図中の平行な2本の直線によって
囲まれた斜線の範囲内にあること、すなわち、衝撃時に
急速に100〜120kg程度の荷重に上昇して、この
荷重を維持しつつ40mm程度の変形量を確保すること
(有効な衝撃吸収ストロークを確保すること)が最適で
あるとされている。
【0015】というのは、衝撃エネルギの吸収量は、特
性曲線の下側の面積で表わされるので、所定の大きさの
この面積を確保することがまず必要であり、次に、衝撃
エネルギを吸収する過程で、たとえ瞬間的にでも荷重が
過大になって運転者に過大な反発力を与えてしまうこと
がないようにするために、荷重を所定の上限以下に維持
することが必要であるからである。
【0016】そこでまず実線で示された従来例の特性曲
線に注目すると、変位量約10〜20mmの範囲で、荷
重が一時的に斜線の上限を越えており、それゆえ運転者
にとって安全なものとはいえない。これは、パッド体が
多くの場合アーチ状に湾曲していて、このアーチの両端
部付近で衝撃吸収体の上面部にパッド体が不動に取り付
けられているために、荷重に対して堅牢なアーチ構造が
出来上がってしまい、それゆえパッド体において衝撃エ
ネルギが効果的に吸収されなかったことに原因があると
考えられる。
【0017】これに対して、本発明の特性曲線は、図6
に2点鎖線で示すように、初期荷重の立上がりが良く、
そして約40mmの変位量に達するまで荷重が斜線の範
囲内に維持されている。これは、取付具13が単に衝撃
吸収体10の上面部12の取付溝17内に挿入係合され
ているだけなので、パッド体6に衝撃荷重が加えられる
と、取付具13の可動性に起因してパッド体6が容易に
変形し、その結果、パッド体6もその変形によって衝撃
エネルギの吸収に有効に寄与し得るので、パッド体6と
直列的に配設された衝撃吸収体10の塑性変形と相俟っ
て、衝撃エネルギを効果的に吸収するからである。
【0018】また、衝撃吸収体10を例えばアルミニウ
ム等の金属を押し出して一体成形する場合には、それと
同時に取付溝17も簡単に衝撃吸収体10と一体に成形
することができる。
【0019】なお、この実施例では、衝撃吸収体10の
上面部12の下側面に取付溝17を設けたが、その他の
位置に、例えば上面部12の上側面に取付溝17を設け
てもよいことは当然である。要は、取付具13が、パッ
ド体6の衝撃荷重による変形を助成するように、移動可
能に衝撃吸収体10の上面部12に取り付けられていれ
ばよいのである。
【0020】また、取付具13のスライド部18の形状
としては、図3に示す形状以外に、図4及び図5に示す
ように、テーパ状もしくは段状に細くなる形状も考えら
れる。
【0021】
【発明の効果】上述したように、本発明によれば、パッ
ド体に衝撃荷重が加えられると、取付具の可動性に起因
してパッド体も容易に変形し、その結果、パッド体もそ
の変形によって衝撃エネルギの吸収に有効に寄与し得る
ので、パッド体と直列的に配設された衝撃吸収体の塑性
変形と相俟って、衝撃エネルギが効果的に吸収される。
したがって、衝撃時の初期荷重を急速に上昇させること
ができるとともに、上昇した荷重を所定の範囲内に維持
しながら所定の変形量を確保することができるので、衝
撃に際して運転者の安全を確保することができる。
【0022】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のステアリングホイールの一実施例の平
面図である。
【図2】図1のステアリングホイールの線A−Aに沿っ
た断面図である。
【図3】本発明の衝撃吸収体の一実施例の斜視図であ
る。
【図4】本発明の取付具の他の実施例の斜視図である。
【図5】本発明の取付具の他の実施例の斜視図である。
【図6】本発明と従来例の衝撃エネルギ吸収特性を示す
線図である。
【符号の説明】
1 ステアリングホイール 2 リム部 3 ボス部 4 スポー
ク部 5 ステアリングホイール本体6 パッド
体 7 ボディカバー 8 ボスプ
レート 9 ねじ 10 衝撃吸
収体 11 取付ボス 12 上面
部 13 取付具 14 取付
ねじ 15 下面部 16 側面
部 17 取付溝 18 スラ
イド部 19 取付穴 20 取付
部 21 ストッパー部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボス部に衝撃吸収体を配設したステアリ
    ングホイールであって、前記衝撃吸収体は、左右に開口
    部を有する概略筒状の形状であって、その上面部をもっ
    てパッド体に取り付けられているものにおいて、前記上
    面部には取付溝が形成されており、該取付溝内に取付具
    が挿入係合されていて、該取付具を介して前記衝撃吸収
    体の上面部がパッド体に取り付けられていることを特徴
    とするステアリングホイール。
JP28084992A 1992-09-25 1992-09-25 ステアリングホイール Pending JPH06107098A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28084992A JPH06107098A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 ステアリングホイール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28084992A JPH06107098A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 ステアリングホイール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06107098A true JPH06107098A (ja) 1994-04-19

Family

ID=17630841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28084992A Pending JPH06107098A (ja) 1992-09-25 1992-09-25 ステアリングホイール

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JP (1) JPH06107098A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2531334A (en) * 2014-10-17 2016-04-20 Energy Control Ltd Steering wheel with an impact absorbing device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2531334A (en) * 2014-10-17 2016-04-20 Energy Control Ltd Steering wheel with an impact absorbing device

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