JPH06107681A - ペプチド誘導体 - Google Patents

ペプチド誘導体

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JPH06107681A
JPH06107681A JP4263712A JP26371292A JPH06107681A JP H06107681 A JPH06107681 A JP H06107681A JP 4263712 A JP4263712 A JP 4263712A JP 26371292 A JP26371292 A JP 26371292A JP H06107681 A JPH06107681 A JP H06107681A
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JP
Japan
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chemical
compound
phgly
asp
group
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Application number
JP4263712A
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English (en)
Inventor
Shinichi Watabe
伸一 渡部
Satoshi Hayakawa
聡史 早川
Naozumi Kinoshita
直純 木下
Kunio Oshima
邦生 大島
Yasuo Yanagihara
康夫 柳原
Tadashi Okada
正 岡田
Takeshi Imaoka
武 今岡
Midori Tanaka
みどり 田中
Mitsuru Hirohashi
満 廣橋
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Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Otsuka Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】本発明は、一般式 【化1】 〔式中R1 は水素原子、低級アルコキシカルボニル基又
は置換基として水酸基及びハロゲン原子よりなる群から
選ばれた基を有することのある低級アルカノイル基を、
2 は水酸基、アミノ基又は基−Gly−OHを、l及
びmは0又は1〜8の整数を示す。但しl+mは3〜8
とする。また式中の各アミノ酸残基はD−体、L−体又
はD,L−異性体混合物を示すものとする。〕で表わさ
れるペプチド誘導体又はその医薬的に許容される塩及び
之等の少なくとも1種を有効成分として含有する血管新
生阻害剤を提供する。 【効果】本発明のペプチド誘導体は、血管新生阻害剤と
して有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は特定の新規なペプチド誘
導体、より詳しくは血管新生阻害作用を有する新規なペ
プチド誘導体及びその塩に関する。
【0002】
【従来の技術】血管新生は、胚の成長、炎症性の反応、
糖尿病性網膜症、創傷治癒過程、癌や腫瘍の増殖等に重
要な役割を果たしていることが広く知られている。例え
ば癌や腫瘍の増殖過程において、その組織に血管新生を
伴う癌や腫瘍の増殖は、新生された血管による栄養や酸
素の供給、老廃物の排泄を必要とし、血管新生に依存し
ているといえる。従って、血管新生を抑制することによ
り、癌や腫瘍の増殖を抑制或は退縮させることもできる
と期待されている(例えばDenekamp,J., 1984, Acta Ra
diologica Oncology, 23, 217-225 : Folkman,J., 197
6, Sci.Am., 234,58-78 等参照)。
【0003】また、癌や腫瘍以外においても、血管の異
常増殖によって発症したり、血管新生を伴う疾患、例え
ば血管線維腫、動静脈奇形、オスラー・ウェーバー症候
群、血管癒着、アテローム性動脈硬化斑、角膜移植性血
管新生、血管新生緑内障、糖尿病性網膜症、未熟児網膜
症(水晶体後部線維増殖症)、トラコーマ、遅延性創傷
治癒、火傷に伴う肉芽、肥厚性瘢痕、化膿性肉芽腫、乾
癬、鞏皮症、癒着欠如骨折、リューマチ性関節炎、血友
病性関節症等に対しても、血管新生の抑制により治療が
期待されている(Moses,M.A. and Langer,R., 1991, Bi
oTechnology, 9, 630-634 )。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の通り各種疾患への治療効果が期待されている血管新生
阻害作用を有する新規な化合物を提供することにある。
【0005】本発明者らは、上記目的より鋭意研究を重
ねた結果、下記一般式(1)で表わされる特定の構造を
有する新規なペプチド誘導体及びその塩が、前記目的に
合致する医薬品として、所望の薬理作用を具備すること
を見出し、ここに本発明を完成するに至った。
【0006】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は下記一般式
(1)で表わされるペプチド及びその塩に係わる。
【0007】
【化2】
【0008】〔式中R1 は水素原子、低級アルコキシカ
ルボニル基又は置換基として水酸基及びハロゲン原子よ
りなる群から選ばれた基を有することのある低級アルカ
ノイル基を、R2 は水酸基、アミノ基又は基−Gly−
OHを、l及びmは0又は1〜8の整数を示す。但しl
+mは3〜8とする。また式中の各アミノ酸残基はD−
体、L−体又はD,L−異性体混合物を示すものとす
る。〕本明細書において、アミノ酸、ペプチド、保護
基、活性基、その他に関して略号で表示する場合は、I
UPAC、IUBの規定もしくは当該分野における慣用
記号に従うものとし、その例を次に挙げる。またアミノ
酸等に関して光学異性体があり得る場合は、特に明記し
ない限りL−体を示すものとする。
【0009】Asp…アスパラギン酸残基、 Arg…アルギニン残基、 Arg(NO2 )…Nω−ニトロアルギニン残基、 Glu…グルタミン酸残基、 Gly…グリシン残基、 PhGly…α−フェニルグリシン残基、 Ph(OH)Gly…α−4−ヒドロキシフェニルグリ
シン残基、 OBzl…ベンジルオキシ基、 OBut…tert−ブトキシ基、 Boc…tert−ブトキシカルボニル基、 TFA…トリフルオロ酢酸、 TEA…トリエチルアミン、 TsOH…p−トルエンスルホニル酸、 DMF…ジメチルホルムアミド、 WSC・HCl…N−エチル−N′−ジメチルアミノプ
ロピル−カルボジイミド・塩酸塩、 THF…テトラヒドロフラン、 HOBT…1−ヒドロキシベンゾトリアゾール、 CH2 Cl2 …塩化メチレン、 DMAP…4−ジメチルアミノピリジン。
【0010】また本明細書において、上記一般式(1)
に示すR1 で定義される低級アルコキシカルボニル基と
しては、例えばメトキシカルボニル、エトキシカルボニ
ル、n−プロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボ
ニル、ブトキシカルボニル、ペンチルオキシカルボニ
ル、ヘキシルオキシカルボニル基等の炭素数1〜6の直
鎖又は分枝鎖状アルコキシカルボニル基を例示でき、低
級アルカノイル基としては、アセチル、エチルカルボニ
ル、n−プロピルカルボニル、イソプロピルカルボニ
ル、ブチルカルボニル、ペンチルカルボニル、ヘキシル
カルボニル基等の炭素数1〜6の直鎖又は分枝鎖状アル
キルカルボニル基を例示できる。
【0011】上記一般式(1)で表わされる本発明のペ
プチド誘導体及びその塩は、それらの有する特定構造に
基づいて、血管新生阻害作用を有し、血管新生阻害剤と
して有効である。即ち、之等はその投与適用によって、
前述したように癌や腫瘍の増殖抑制効果を奏し得、また
血管新生を伴う各種の疾患、例えば血管線維腫、動静脈
奇形、オスラー・ウェーバー症候群、血管癒着、アテロ
ーム性動脈硬化斑、角膜移植性血管新生、血管新生緑内
障、糖尿病性網膜症、未熟児網膜症(水晶体後部線維増
殖症)、トラコーマ、遅延性創傷治癒、火傷に伴う肉
芽、肥厚性瘢痕、化膿性肉芽腫、乾癬、鞏皮症、癒着欠
如骨折、リューマチ性関節炎、血友病性関節症等に対し
て、血管新生の抑制による治療効果を奏し得る。加え
て、本発明誘導体はその持続性と吸収性に優れ、抗原
性、血糖上昇、体重減少、腸管運動抑制、摂食抑制等の
副作用が弱く、低毒性であり、之等の面からも上記医薬
品として好適である。
【0012】以下、本発明誘導体の製造方法につき詳述
する。
【0013】本発明の上記一般式(1)で表わされるペ
プチド誘導体は、基本的には通常のペプチド合成法に従
い、その構造に応じて、末端アミノ酸より個々のアミノ
酸を順次アミド結合(ペプチド結合)させていく所謂ス
テップワイズ法により、又は上記構造を数個のフラグメ
ントに分けて、之等各フラグメントを同様に合成後、フ
ラグメント縮合させる方法により製造することができ
る。
【0014】上記において採用されるペプチド合成法と
しては、具体的には「ザ ペプチド(The Peptides)」第
1巻、1966年〔Schroder and Luhke著、Academic p
ress, New York, USA 〕や「ペプチド合成の基礎と実
験」〔泉屋ら著、丸善株式会社、1985年〕に記載さ
れている、例えばアジド法、酸クロライド法、酸無水物
法、混合酸無水物法、DCC法、活性エステル法(p−
ニトロフェニルエステル法、N−ヒドロキシサクシンイ
ミド法、シアノメチルエステル法等)、ウッドワ―ド試
薬Kを用いる方法、カルボニルジイミダゾ―ル法、酸化
還元法、DCC/アディティブ(HONB、HOBT、
HOSu)法等を適宜採用できる。上記においては、ま
た固相合成法及び液相合成法のいずれをも適用できる。
例えば固相合成法を採用する場合、これはより詳細に
は、C末端アミノ酸(アミノ基を保護したもの)をその
カルボキシル基によってまず不溶性担体に結合させる。
ここで不溶性担体としては、反応性カルボキシル基と結
合性を有するものであれば特に限定なく、例えばクロロ
メチル樹脂、ブロモメチル樹脂等のハロゲノメチル樹脂
やヒドロキシメチル樹脂、フェノール樹脂、tert−アル
キルオキシカルボニルヒドラジド化樹脂、ベンズヒドリ
ルアミン樹脂等を使用することができる。次いで、アミ
ノ保護基を除去した後、上記一般式(1)で表わされる
各アミノ酸配列に従い、順次アミノ基保護アミノ酸を、
その反応性アミノ基及び反応性カルボキシル基との縮合
反応(ペプチド結合形成反応及び酸アミド結合形成反
応、以下之等の反応を単に「縮合反応」という)により
結合させ、一段階ずつ合成し、全配列までの鎖長を延長
させ、得られるペプチドを不溶性担体からはずすことに
より、所望のペプチドを収得できる。また、本発明ペプ
チドは常法に従う液相合成法に従い合成することもでき
る。
【0015】上記において、反応に関与しない側鎖官能
基を有する各アミノ酸、例えばArg、Glu、Asp
等は、その側鎖官能基を保護しておくのが望ましく、こ
れは通常の保護基により保護でき、該保護基は反応終了
後に脱離することができる。また、反応に関与する官能
基は通常活性化される。之等各反応方法は公知であり、
それらに用いられる試薬等も公知のものから適宜選択で
きる。
【0016】例えばアミノ基の保護基としては、ベンジ
ルオキシカルボニル、Boc、tert−アミルオキシカル
ボニル、イソボルニルオキシカルボニル、p−メトキシ
ベンジルオキシカルボニル、2−クロロベンジルオキシ
カルボニル、アダマンチルオキシカルボニル、トリフル
オロアセチル、フタリル、ホルミル、o−ニトロフェニ
ルスルフェニル、ジフェニルホスフィノチオイル、9−
フルオレニルメトキシカルボニル基等を例示できる。
【0017】カルボキシル基の保護基としては、例えば
アルキルエステル(メチル、エチル、プロピル、ブチ
ル、tert−ブチル、シクロヘキシル等の鎖状及び環状ア
ルキルエステル)、ベンジルエステル、p−ニトロベン
ジルエステル、p−メトキシベンジルエステル、p−ク
ロロベンジルエステル、ベンズヒドリルエステル、ベン
ジルオキシカルボニルヒドラジド、tert−ブチルオキシ
カルボニルヒドラジド、トリチルヒドラジド等を形成し
得る基を例示できる。また、Asp及びGluのカルボ
キシル基の保護は、例えばベンジルアルコール、メタノ
ール、エタノール、tert−ブチルアルコール、シクロヘ
キシルアルコール等とのエステル化によっても行ない得
る。
【0018】カルボキシル基の活性化されたものとして
は、例えば対応する酸クロライド、酸無水物又は混合酸
無水物、アジド、活性エステル(ペンタクロロフェノー
ル、p−ニトロフェノール、N−ヒドロキシサクシンイ
ミド、1−ヒドロキシベンズトリアゾール、N−ヒドロ
キシ−5−ノルボルネン−2,3−ジカルボキシイミド
等とのエステル)等を例示できる。
【0019】上記方法において、反応性アミノ基と反応
性カルボキシル基との縮合反応は、塩基性化合物の存在
下、適当な溶媒中で行なうことができる。ここで塩基性
化合物としては、例えばトリエチルアミン、トリメチル
アミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミン、ピリジ
ン、ジメチルアニリン、N−メチルモルホリン、1,5
−ジアザビシクロ(4,3,0)−5−ノネン[DB
N]、1,5−ジアザビシクロ(5,4,0)−5−ウ
ンデセン[DBU]、1,4−ジアゾビシクロ(2,
2,2)オクタン[DABCO]等の有機塩基や炭酸カ
リウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素
ナトリウム等の無機塩基を使用できる。また溶媒として
はこの種縮合反応に使用できることの知られている各種
のもの、例えば無水又は含水のDMF、ジメチルスルホ
キシド(DMSO)、ピリジン、クロロホルム、ジオキ
サン、塩化メチレン、THF、酢酸エチル、N−メチル
ピロリドン、ヘキサメチルリン酸トリアミド(HMP
A)等及び之等の混合溶媒等を用い得る。原料化合物の
使用割合は特に限定はないが、通常一方の原料化合物に
対して他方を等モル量〜5倍モル量程度、好ましくは等
モル量〜1.5倍モル量程度とするのがよい。反応温度
はこの種縮合反応に使用されている通常の範囲、一般に
は約−40℃〜約60℃、好ましくは約−20℃〜約4
0℃の範囲から適宜選択され、反応時間は一般に数分〜
約120時間の範囲とするのがよい。
【0020】上記各種縮合反応の内で、例えば混合酸無
水物法は、より詳しくは、適当な溶媒中、塩基性化合物
の存在下、クロロ蟻酸メチル、ブロモ蟻酸メチル、クロ
ロ蟻酸エチル、ブロモ蟻酸エチル、クロロ蟻酸イソブチ
ル等のアルキルハロカルボン酸を用いて実施される。こ
こで塩基性化合物としては、例えばトリエチルアミン、
トリメチルアミン、N,N−ジイソプロピルエチルアミ
ン、ピリジン、ジメチルアニリン、N−メチルモルホリ
ン、DBN、DBU、DABCO等の有機塩基や炭酸カ
リウム、炭酸ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素
ナトリウム等の無機塩基を使用できる。また溶媒として
は、混合酸無水物法に慣用の各種のもの、例えば塩化メ
チレン、クロロホルム、ジクロロエタン等のハロゲン化
炭化水素類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族
炭化水素類、ジエチルエーテル、THF、ジメトキシエ
タン等のエーテル類、酢酸メチル、酢酸エチル等のエス
テル類、DMF、DMSO、HMPA等の非プロトン性
極性溶媒等を使用できる。反応は通常−20〜100℃
程度、好ましくは−20〜50℃程度の温度条件下に行
なわれ、通常数分〜10時間程度、好ましくは数分〜2
時間程度で終了する。
【0021】アジド化法はまず活性化されたカルボキシ
ル基、例えばメチルアルコール、エチルアルコール、ベ
ンジルアルコール等のアルコールで活性化されたカルボ
キシル基に、ヒドラジン水和物を適当な溶媒中で反応さ
せることにより実施される。ここで溶媒としては、例え
ばジオキサン、DMF、DMSO、HMPA、アルコー
ル類もしくは之等の混合溶媒を使用できる。ヒドラジン
水和物の使用量は、活性化されたカルボキシル基に対し
て、通常5〜20倍モル量程度、好ましくは5〜10倍
モル量程度とするのが適当である。反応は通常50℃以
下、好ましくは−20〜30℃程度で実施され、該反応
により、カルボキシル基部分がヒドラジンで置換された
化合物(ヒドラジン誘導体)を製造し得る。
【0022】尚、上記各種の縮合反応は、適当な縮合
剤、例えばDCC、WSC、WSC・HCl等のカルボ
ジイミド試薬、カルボニルジイミダゾールやテトラエチ
ルピロホスフィン等の存在下に実施することもできる。
この縮合剤は、通常原料化合物に対して等モル量〜約4
倍モル量程度の範囲で用いられる。上記縮合剤を用いる
反応は、より詳しくは例えばジクロロメタン、クロロホ
ルム、四塩化炭素、テトラクロロエタン等のハロゲン化
炭化水素類、ジオキサン、THF、ジメトキシエタン等
のエーテル類、アセトン、メチルエチルケトン等のケト
ン類、アセトニトリル、酢酸エチル、DMF、ジメチル
アセトアミド、DMSO等の適当な溶媒、好ましくは無
水の上記溶媒中で、一般に−10〜60℃程度、好まし
くは0℃〜室温程度の反応温度下に、数十分〜120時
間程度を要して実施され得る。
【0023】上記各反応工程及び最終反応工程におい
て、保護基の脱離を要する場合、該脱離反応は通常の方
法に従い実施できる。該方法としては、例えばパラジウ
ム−炭素、パラジウム黒等の触媒を用いる水素添加、液
体アンモニア中、金属ナトリウムによる還元等の還元的
方法、ピペリジン等を用いた塩基性条件下での脱離、ト
リフルオロ酢酸、塩化水素酸、弗化水素、メタンスルホ
ン酸、臭化水素酸等の強酸によるアシドリシス等を例示
できる。上記触媒を用いる水素添加は、例えば水素圧1
〜10気圧、0〜40℃程度の条件下にて行ない得る。
触媒の使用量は、通常100mg〜1g程度の範囲でよ
く、一般に1時間〜数日間程度で反応は終了する。また
上記アシドリシスは、溶媒の存在下又は無溶媒下に、通
常−40〜60℃程度、好ましくは−20〜20℃程度
で、数分〜数時間程度を要して実施できる。酸の使用量
は、原料化合物に対して通常大過剰量とするのがよい。
該アシドリシスにおいて、アミノ基の保護基のみを脱離
させる場合は、酸としてトリフルオロ酢酸又は塩化水素
酸を使用するのが好ましい。更に、上記液体アンモニア
中、金属ナトリウムによる還元は、反応液がパーマネン
トブルーに30秒〜10分間程度呈色しているような量
の金属ナトリウムを用い、通常−40℃〜−70℃程度
にて行なわれ得る。
【0024】以上詳述した本発明ペプチド誘導体の製造
法についての具体例は、後記参考例及び実施例に示す
が、代表的化合物を例に挙げて、上記縮合反応、ペプチ
ド鎖伸長反応、N末端置換体合成反応、N末端脱保護基
反応につき詳述すれば、下記各反応工程式に示す通りで
ある。
【0025】
【化3】
【0026】
【化4】
【0027】
【化5】
【0028】
【化6】
【0029】
【化7】
【0030】
【化8】
【0031】上記反応工程式3及び5において、R2'
水酸基を保護されたGly(例えばGly−OBz
l)、NH2 又は保護された水酸基(例えばOBzl)
を示す。また反応工程式5におけるR1 基及びR2 基は
前記に同じである。
【0032】上記反応工程式1によれば、化合物(A)
と化合物(B)との縮合反応により化合物(C)を得、
次いで該化合物の脱保護基反応により化合物(D)を
得、これと化合物(E)との縮合反応により化合物
(F)を得、該化合物のN末端、C末端の脱保護反応に
続くN末端の再保護反応により、最終的に化合物(G)
が得られる。同様の反応により、PhGlyがPh(O
H)Glyである所望の化合物(G′)を収得できる。
【0033】反応工程式2によれば、化合物(H)と化
合物(B)との縮合反応により化合物(I)を収得で
き、また化合物(B)と化合物(J)との反応により化
合物(K)を得ることができる。
【0034】反応工程式3によれば、化合物(1K)と
化合物(G)との縮合反応により化合物(L)が得ら
れ、これに再度化合物(G)を縮合反応させることによ
り化合物(M)が得られ、この反応操作を1〜6回繰返
すことによりmが3〜8である所望の化合物(N)が収
得される。該化合物(N)は引き続きその有するArg
水酸基及びR2 基の保護基を脱離反応させることによ
り、化合物(O)に誘導できる。
【0035】反応工程式4によれば、化合物(P)と化
合物(G′)との縮合反応により、lが1である化合物
(R)を誘導でき、この化合物に再度化合物(G′)を
縮合反応させ、この反応を繰返すことによりlが2以上
の化合物(Q)を得ることができる。該化合物(Q)
は、引き続くArg水酸基の脱保護基反応により、化合
物(R)に変換できる。
【0036】反応工程式5によれば、化合物(N)に化
合物(T)を反応させることによりN末端に所望のR1
基を付与された化合物(U)を収得でき、このものは脱
保護基反応により、化合物(V)とすることができる。
【0037】同様にして、化合物(R)もまたそのN末
端に所望のR1 基を付与することができる。
【0038】また反応工程式6によれば、化合物(W)
のN末端保護基の脱離反応によって、所望の化合物
(X)を得ることができる。
【0039】上記各種の方法に従い得られるペプチド
は、反応系内より、通常のペプチドの分離手段、例えば
抽出法、分配法、カラムクロマトグラフィー等に従い分
離、精製ができる。
【0040】かくして、所望の本発明ペプチド誘導体を
収得できる。
【0041】得られる本発明ペプチド誘導体は、通常遊
離酸の形態もしくはその塩の形態を有しており、いずれ
も同様の生物活性を有し、各種医薬品として有用である
が、之等は更に常法に従い、医薬的に許容される塩基付
加塩の形態に変換することもできる。上記塩としては、
例えばナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩の
他、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩等を例示でき
る。
【0042】本発明ペプチド誘導体は、これを医薬品と
して用いるに当り、通常使用される充填剤、増量剤、結
合剤、付湿剤、崩壊剤、表面活性剤、滑沢剤等の希釈剤
或いは賦形剤を用いて、一般的な医薬製剤の形態に調整
される。この医薬製剤としては各種の形態が治療目的に
応じて選択でき、その代表的なものとしては錠剤、丸
剤、散剤、液剤、懸濁剤、乳剤、顆粒剤、カプセル剤、
坐剤、注射剤(液剤、懸濁剤等)、軟膏剤、点鼻剤、口
腔粘膜付着型製剤(トローチ剤、バッカル錠、舌下錠、
咀嚼錠、滴下錠等)等を例示できる。
【0043】錠剤の形態に成形するに際しては、担体と
して例えば乳糖、白糖、塩化ナトリウム、ブドウ糖、尿
素、デンプン、炭酸カルシウム、カオリン、結晶セルロ
ース、ケイ酸等の賦形剤、水、エタノール、プロパノー
ル、単シロツプ、ブドウ糖液、デンプン液、ゼラチン溶
液、カルボキシメチルセルロース、セラツク、メチルセ
ルロース、リン酸カリウム、ポリビニルピロリドン等の
結合剤、乾燥デンプン、アルギン酸ナトリウム、カンテ
ン末、ラミナラン末、炭酸水素ナトリウム、炭酸カルシ
ウム、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル
類、ラウリル硫酸ナトリウム、ステアリン酸モノグリセ
リド、デンプン、乳糖等の崩壊剤、白糖、ステアリン、
カカオバター、水素添加油等の崩壊抑制剤、第4級アン
モニウム塩基、ラウリル硫酸ナトリウム等の吸収促進
剤、グリセリン、デンプン等の保湿剤、デンプン、乳
糖、カオリン、ベントナイト、コロイド状ケイ酸等の吸
着剤、精製タルク、ステアリン酸塩、ホウ酸末、ポリエ
チレングリコール等の滑沢剤等を使用できる。更に錠剤
は必要に応じ通常の剤皮を施した錠剤、例えば糖衣錠、
ゼラチン被包錠、腸溶被錠、フイルムコーテイング錠或
いは二重錠、多層錠とすることができる。
【0044】丸剤の形態に成形するに際しては、担体と
して例えばブドウ糖、乳糖、デンプン、カカオ脂、硬化
植物油、カオリン、タルク等の賦形剤、アラビアゴム
末、トラガント末、ゼラチン、エタノール等の結合剤、
ラミナラン、カンテン等の崩壊剤等を使用できる。
【0045】坐剤の形態に成形するに際しては、担体と
して例えばポリエチレングリコール、カカオ脂、高級ア
ルコール、高級アルコールのエステル類、ゼラチン、半
合成グリセライド等を使用できる。
【0046】カプセル剤は常法に従い通常本発明化合物
を上記で例示した各種の担体と混合して硬質ゼラチンカ
プセル、軟質カプセル等に充填して調整される。
【0047】注射剤として調整される場合、液剤、乳剤
及び懸濁剤は殺菌され且つ血液と等張であるのが好まし
く、之等の形態に成形するに際しては、希釈剤として例
えば水、エチルアルコール、マクロゴール、プロピレン
グリコール、エトキシ化イソステアリルアルコール、ポ
リオキシ化イソステアリルアルコール、ポリオキシエチ
レンソルビタン脂肪酸エステル類等を使用できる。尚、
この場合等張性の溶液を調整するに充分な量の食塩、ブ
ドウ糖或いはグリセリンを医薬製剤中に含有させてもよ
く、また通常の溶解補助剤、緩衝剤、無痛化剤等を添加
してもよい。
【0048】更に、上記の如くして調整される各形態の
医薬製剤中には、必要に応じ着色剤、保存剤、香料、風
味剤、甘味剤等や他の医薬品を含有させることもでき
る。
【0049】また、ペースト、クリーム及びゲルの形態
に成形するに際しては、希釈剤として例えば白色ワセリ
ン、パラフイン、グリセリン、セルロース誘導体、ポリ
エチレングリコール、シリコン、ベントナイト等を使用
できる。点鼻剤及び口腔粘膜付着型製剤は、通常の方法
に従い、適当な結合剤、希釈剤、噴射剤等を用いて噴霧
投与、噴射スプレー投与等に適した粉末形態、エーロゾ
ル形態、液剤形態等に調製される。上記粉末形態の調製
には、例えばセルロース類、澱粉類、ポリアクリル酸塩
類等の水吸収性基材の利用が適当であり、エーロゾル形
態の製剤の調製には、水、グリコール類、アルコール
類、非イオン性界面活性剤等が有利に用いられる。また
スプレー噴射剤形態の製剤には、慣用の液化石油ガス、
炭酸ガス、フッ素化低級アルカン等の噴射剤(液化推進
剤)が用いられる。
【0050】医薬製剤中に含有されるべき本発明ペプチ
ド誘導体の量は、特に限定されず広範囲に適宜選択され
るが、通常医薬製剤中に約0.5mg〜5000mg含
有されるものとするのがよい。
【0051】上記医薬製剤の投与方法は特に制限がな
く、各種製剤形態、患者の年齢、性別その他の条件、疾
患の程度等に応じて決定される。例えば錠剤、丸剤、液
剤、懸濁剤、乳剤、顆粒剤及びカプセル剤は経口投与さ
れ、注射剤は単独で又はブドウ糖、アミノ酸等の通常の
補液と混合して静脈内投与され、更に必要に応じ単独で
筋肉内、皮内、皮下もしくは腹腔内投与され、坐剤は直
腸内投与される。点鼻剤は鼻腔内に吸入等により投与さ
れ、また口腔粘膜付着剤は口腔粘膜に投与される。
【0052】上記医薬製剤の投与量は、用法、患者の年
齢、性別その他の条件、疾患の程度等により適宜選択さ
れるが、通常有効成分である本発明化合物の量が1日当
り体重1kg当り約0.01mg〜100mg程度とす
るのがよく、該製剤は1日に1〜4回に分けて投与でき
る。
【0053】
【実施例】以下、本発明を更に詳しく説明するため、本
発明化合物の製造のための原料化合物の製造例を参考例
として挙げ、次いで本発明化合物の製造例を実施例とし
て挙げる。
【0054】尚、各例におけるアミノ酸分析は以下の方
法により行なったものである。
【0055】〈アミノ酸分析〉被検体に6N塩酸(フェ
ノール添加)を加え、110℃で24時間又は48時間
加水分解させ、これを減圧乾固した後、アミノ酸分析計
(日立、835−30形高速アミノ酸分析計)にて分析
した。
【0056】尚、本方法においてArg(NO2 )は回
収率が低く分析を正しく行ない得ない点から、各化合物
の同定はAspとPhGlyの分析値を中心として行な
った。また、Ph(OH)Glyについては、保持時間
がPhGlyとほぼ一致しており、之等を別個に定量で
きないため、両者の合計値として示した。
【0057】
【参考例1】 Boc−PhGly−Asp(OBzl)−OBut
製造 H−Asp(OBzl)−OBut45.87g、Bo
c−PhGly−OH41.67g、HOBT24.3
8gをCH2 Cl2 350mlに溶解させ、氷冷下にW
SC・HCl34.59gを加え、TEA17.04m
lでpHを6.0〜7.0に調整し、室温下に一夜攪拌
した。反応液を減圧濃縮後、酢酸エチル500mlに溶
解させ、1N塩酸200mlで2回、飽和重ソウ水20
0mlで2回、水200mlで1回、順次洗浄し、無水
硫酸マグネシウムで乾燥した。酢酸エチルを減圧濃縮
し、残渣にn−ヘキサンを加えて結晶化した。これを濾
取し、n−ヘキサンで洗浄して、上記目的物63.0g
(収率74.8%)を得た。
【0058】mp.103〜104℃
【0059】
【参考例2】 Boc−PhGly−Asp−OButの製造 Boc−PhGly−Asp(OBzl)−OBut
2.60gをエタノール:THF(1:1)200ml
に溶解させ、5%パラジウム炭素5.3gを加えて、常
温常圧水素気流下、16時間接触還元を行なった。反応
液を濾過し、減圧濃縮して無晶質の上記目的物43.3
5g(収率100%)を得た。
【0060】1H−NMR(CDCl3 )δppm:
7.52〜7.10(5H,m)、6.25〜5.37
(3H,m)、4.90〜4.57(1H,m)、3.
29〜2.57(2H,m)、1.43(9H,s)、
1.34(9H,s)
【0061】
【参考例3】
【0062】
【化9】
【0063】Boc−PhGly−Asp−OBut
3.35g、H−Arg(NO2 )−OBzl・TsO
H 54.82g、HOBT16.91gをCH2 Cl
2 350mlに溶解させ、氷冷下にWSC・HCl2
3.98gを加え、TEA18.9mlでpHを6.0
〜7.0に調整し、室温下に一夜攪拌した。反応液を実
施例1と同様の洗浄操作の後、減圧濃縮して無晶質の上
記目的物73.24g(収率100%)を得た。
【0064】1H−NMR(CDCl3 )δppm:
7.64〜6.93(16H,m)、5.81(1H,
d,J=7.0Hz)、5.26〜4.99(3H,
m)、4.84〜4.36(2H,m)、3.41〜
3.00(2H,m)、2.91〜2.68(2H,
m)、2.02〜0.92(22H,m)
【0065】
【参考例4】
【0066】
【化10】
【0067】
【化11】
【0068】73.24gをCH2 Cl2 40mlに溶
解させ氷冷下、TFA200mlを加えた後、室温にて
一夜攪拌した。反応液を減圧濃縮し、残渣にジエチルエ
ーテル500mlを加えて沈殿を濾取し、水酸化ナトリ
ウム上で減圧乾燥して粉末状物を得た。次いでこのもの
をジオキサン200mlとDMF100mlの混合溶媒
に溶解させ、氷冷下にジ−tert−ブチルジカーボネート
28.54gとTEA32.93mlとを加え、再度、
室温にて一夜攪拌した。
【0069】反応液を減圧濃縮後、残渣を酢酸エチル1
lに溶解させ、1N塩酸450ml×4回、飽和食塩水
250ml×4回順次洗浄し、減圧濃縮した。残渣に酢
酸エチル/n−ヘキサン(1:1)混合溶媒を加えて結
晶化させ、濾取し、水洗して、上記目的物63.88g
を得た。(収率89.1%) mp.139〜143℃ アミノ酸分析値:Asp 0.96(1) PhGly 1.04(1)
【0070】
【参考例5】 Boc−PhGly−Gly−OBzlの製造 H−Gly−OBzl・TsOH5.64gとBoc−
PhGly−OH4.0gを用い参考例1と同様にし
て、上記目的物6.27gを得た。(収率98.9%) mp.109〜111℃
【0071】
【参考例6】
【0072】
【化12】
【0073】Boc−PhGly−Gly−OBzl
1.60gに氷冷下、TFA4.8mlを加えて溶解さ
せた後、室温で2時間放置した。反応液を減圧濃縮し、
残渣を水酸化ナトリウム上で減圧乾燥した。
【0074】この残渣をジメチルホルムアミド16ml
に溶解させ、氷冷下TEAでpH6〜7に調整し、これ
【0075】
【化13】
【0076】2.38g、HOBT0.54g、WSC
・HCl0.77gを加え、TEAで再度pH6〜7に
調整した後室温で一夜攪拌した。反応液を減圧濃縮し、
残渣に水を加えて析出した沈殿を濾取し、1N塩酸、
水、飽和重ソウ水、水の順に洗浄し、さらに酢酸エチル
/n−ヘキサン(5:2)で5回洗浄して、上記目的物
3.20gを得た。(収率84.9%) アミノ酸分析値:Asp 0.95(1) PhGly 2.05(2)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:8.82〜
7.72(8H,m)、7.45〜7.14(20H,
m)、5.46〜4.96(6H,m)、4.84〜
4.55(1H,m)、4.39〜4.14(1H,
m)、4.00〜3.77(2H,m)、3.36〜
2.96(2H,m)、2.76〜2.36(2H,
m)、1.82〜1.23(13H,m)
【0077】
【参考例7】
【0078】
【化14】
【0079】
【化15】
【0080】3.10gと
【0081】
【化16】
【0082】2.14gを用い、参考例6と同様にして
上記目的物4.71gを得た。(収率97.9%) アミノ酸分析値:Asp 1.91(2) PhGly 3.09(3)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:8.80〜
7.70(14H,m)、7.52〜7.05(30
H,m)、5.50〜4.93(9H,m)、4.84
〜4.54(2H,m)、4.46〜4.13(2H,
m)、4.03〜3.75(2H,m)、3.35〜
2.96(4H,m)、2.78〜2.37(4H,
m)、1.84〜1.16(17H,m)
【0083】
【参考例8】
【0084】
【化17】
【0085】Boc−PhGly−NH2 1.98gと
【0086】
【化18】
【0087】4gを用い参考例6と同様にして上記目的
物4.30gを得た。(収率89.5%) アミノ酸分析値:Asp 0.96(1) PhGly 2.04(2)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:8.47〜
7.62(7H,m)、7.41〜7.19(17H,
m)、5.24〜5.18(2H,m)、5.12(2
H,s)、4.73〜4.67(1H,m)、4.31
〜4.25(1H,m)、3.16〜3.11(2H,
m)、2.74〜2.48(2H,m)、1.79〜
1.43(4H,m)、1.35(9H,s)
【0088】
【参考例9】
【0089】
【化19】
【0090】
【化20】
【0091】4.30gと
【0092】
【化21】
【0093】4.66gを用い参考例6と同様にして上
記目的物6.75gを得た。(収率93.3%) アミノ酸分析値:Asp 1.93(2) PhGly 3.02(3)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:8.59〜
7.60(13H,m)、7.35〜7.18(27
H,m)、5.37〜5.19(3H,m)、5.11
(4H,s)、4.73〜4.66(2H,m)、4.
33〜4.26(2H,m)、3.15〜3.10(4
H,m)、2.76〜2.50(4H,m)、1.80
〜1.45(8H,m)、1.35(9H,s)
【0094】
【参考例10】 Boc−PhGly−OBzlの製造 Boc−PhGly−OH6.0g、ベンジルアルコー
ル2.98ml、DMAP0.29gをCH2 Cl2
0mlに溶解させ、塩−氷冷却下にWSC・HCl5.
49gを加え、氷冷下に4時間攪拌した。反応液を参考
例1と同様の洗浄操作の後、減圧濃縮した。残渣に氷冷
下、n−ヘキサンを加え、析出した沈殿を濾取し、n−
ヘキサンで洗浄して上記目的物6.46g(79.2
%)を得た。 mp.56〜58℃
【0095】
【参考例11】
【0096】
【化22】
【0097】Boc−PhGly−OBzl4.57g
【0098】
【化23】
【0099】8.10gを用い、参考例6と同様にして
反応させた。反応液を参考例1と同様の洗浄操作の後、
減圧濃縮して、残渣にn−ヘキサンを加えて結晶化さ
せ、濾取し、n−ヘキサンで洗浄して上記目的物10.
37gを得た。(収率95.5%) アミノ酸分析値:Asp 0.96(1) PhGly 2.00(2)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:8.54〜
7.75(7H,m)、7.36〜7.18(20H,
m)、5.40〜5.16(2H,m)、5.11(4
H,s)、4.78〜4.72(1H,m)、4.32
〜4.26(1H,m)、3.19〜3.11(2H,
m)、2.65〜2.50(2H,m)、1.82〜
1.42(4H,m)、1.34(9H,s)
【0100】
【参考例12】
【0101】
【化24】
【0102】
【化25】
【0103】10.30gと、
【0104】
【化26】
【0105】8.10gを用い参考例6と同様にして上
記目的物15.78gを得た。(収率94.7%) アミノ酸分析値:Asp 1.95(2) PhGly 3.05(3)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:8.53〜
7.75(13H,m)、7.35〜7.18(30
H,m)、5.40〜5.10(3H,m)、5.10
(6H,s)、4.79〜4.63(2H,m)、4.
38〜4.24(2H,m)、3.20〜3.08(4
H,m)、2.68〜2.50(4H,m)、1.80
〜1.40(8H,m)、1.34(9H,s)
【0106】
【参考例13】
【0107】
【化27】
【0108】Boc−Ph(OH)Gly−OH2.4
3gを用い、参考例1〜4と同様にして上記目的物2.
17gを得た。(収率62.3%) アミノ酸分析値:Asp 1.02(1) Ph(OH)Gly 0.98(1)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:9.35
(1H,s)、8.60〜7.80(6H,m)、7.
52〜7.14(5H,m)、7.15(2H,d,J
=8.6Hz)、6.67(2H,d,J=8.6H
z)、5.18〜4.95(3H,m)、4.52〜
4.36(1H,m)、4.35〜4.21(1H,
m)、3.20〜3.00(2H,m)、2.70〜
2.50(2H,m)、1.80〜1.40(4H,
m)、1.35(9H,s)
【0109】
【実施例1】
【0110】
【化28】
【0111】
【化29】
【0112】4.60gと
【0113】
【化30】
【0114】2.03gを用い、参考例6と同様にして
上記目的物6.06gを得た。(収率97.4%) アミノ酸分析値:Asp 2.95(3) PhGly 4.05(4)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:8.93〜
7.57(20H,m)、7.47〜7.00(40
H,m)、5.50〜4.93(12H,m)、4.8
6〜4.52(3H,m)、4.46〜4.12(3
H,m)、4.02〜3.74(2H,m)、3.34
〜2.94(6H,m)、2.77〜2.34(6H,
m)、1.90〜1.07(21H,m)
【0115】
【化31】
【0116】
【化32】
【0117】0.70gをジメチルホルムアミド14m
lとメタノール2mlの混合溶媒に溶解させ、5%パラ
ジウム炭素0.14gを加えて、常温常圧水素気流下、
3時間接触還元を行なった。反応液を濾過後、減圧濃縮
し、残渣に水と1N塩酸を加えて沈殿を濾取して、上記
目的物0.53gを得た。(収率97.4%) アミノ酸分析値:Asp 2.86(3) PhGly 4.14(4)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:8.91〜
7.54(20H,m)、7.48〜6.99(20
H,m)、5.60〜5.06(4H,m)、4.90
〜4.50(3H,m)、4.36〜4.02(3H,
m)、3.86〜3.62(2H,m)、3.32〜
2.98(6H,m)、2.80〜2.34(6H,
m)、1.92〜1.15(21H,m)
【0118】
【実施例2】
【0119】
【化33】
【0120】
【化34】
【0121】5.0gと
【0122】
【化35】
【0123】1.62を用い、参考例6と同様にして上
記目的物5.89gを得た。(収率93.6%) アミノ酸分析値:Asp 4.00(4) PhGly 5.00(5)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:8.86〜
7.56(26H,m)、7.52〜7.01(50
H,m)、5.57〜4.97(15H,m)、4.8
6〜4.54(4H,m)、4.47〜4.13(4
H,m)、4.00〜3.73(2H,m)、3.33
〜2.93(8H,m)、2.78〜2.41(8H,
m)、1.93〜1.08(25H,m)
【0124】
【化36】
【0125】
【化37】
【0126】0.60gを用い、実施例1−(2)と同
様にして上記目的物0.48gを得た。(収率93.1
%) アミノ酸分析値:Asp 3.77(4) PhGly 5.23(5)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:9.01〜
7.68(26H,m)、7.46〜6.88(25
H,m)、5.58〜5.08(5H,m)、4.86
〜4.51(4H,m)、4.39〜4.03(4H,
m)、3.88〜3.65(2H,m)、3.36〜
2.90(8H,m)、2.81〜2.31(8H,
m)、1.93〜1.18(25H,m)
【0127】
【実施例3】
【0128】
【化38】
【0129】
【化39】
【0130】3.80gと
【0131】
【化40】
【0132】1.02gを用い、参考例6と同様にして
上記目的物4.41gを得た。(収率91.5%) アミノ酸分析値:Asp 4.89(5) PhGly 6.11(6)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:8.85〜
7.58(32H,m)、7.52〜7.00(60
H,m)、5.56〜4.97(18H,m)、4.8
8〜4.53(5H,m)、4.48〜4.13(5
H,m)、4.02〜3.78(2H,m)、3.42
〜2.94(10H,m)、2.81〜2.29(10
H,m)、1.94〜1.05(29H,m)
【0133】
【化41】
【0134】
【化42】
【0135】0.70gを用い、実施例1−(2)と同
様にして上記目的物0.57gを得た。(収率98.7
%) アミノ酸分析値:Asp 4.85(5) PhGly 6.15(6)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:8.85〜
7.68(32H,m)、7.54〜6.95(30
H,m)、5.60〜5.10(6H,m)、4.90
〜4.48(5H,m)、4.38〜4.03(5H,
m)、3.87〜3.66(2H,m)、3.34〜
2.96(10H,m)、2.80〜2.34(10
H,m)、1.97〜1.18(29H,m)
【0136】
【実施例4】
【0137】
【化43】
【0138】
【化44】
【0139】6.65gと
【0140】
【化45】
【0141】4.27gを用い参考例6と同様にして上
記目的物8.96gを得た。(収率95.9%) アミノ酸分析値:Asp 2.86(3) PhGly 4.14(4)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:8.59〜
7.61(19H,m)、7.35〜7.19(37
H,m)、5.38〜5.18(4H,m)、5.10
(6H,s)、4.73〜4.66(3H,m)、4.
32〜4.25(3H,m)、3.20〜3.02(6
H,m)、2.80〜2.50(6H,m)、1.80
〜1.40(12H,m)、1.34(9H,s)
【0142】
【化46】
【0143】
【化47】
【0144】0.60gを用い、実施例1−(2)と同
様にして上記目的物0.48gを得た。(収率93.5
%) アミノ酸分析値:Asp 2.80(3) PhGly 4.20(4)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:8.92〜
7.49(21H,m)、7.46〜6.89(20
H,m)、5.59〜5.02(4H,m)、4.87
〜4.46(3H,m)、4.37〜3.94(3H,
m)、3.36〜2.92(6H,m)、2.82〜
2.24(6H,m)、1.93〜1.10(21H,
m)
【0145】
【実施例5】
【0146】
【化48】
【0147】
【化49】
【0148】4gと
【0149】
【化50】
【0150】1.84gを用い参考例6と同様にして上
記目的物4.84gを得た。(収率93.9%) アミノ酸分析値:Asp 3.86(4) PhGly 5.14(5)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:8.71〜
7.42(27H,m)、7.42〜7.09(45
H,m)、5.41〜5.11(13H,m)、4.8
0〜4.60(4H,m)、4.40〜4.25(4
H,m)、3.20〜3.00(8H,m)、2.80
〜2.40(8H,m)、1.85〜1.40(16
H,m)、1.34(9H,s)
【0151】
【化51】
【0152】
【化52】
【0153】0.40gを用い実施例1−(2)と同様
にして上記目的物0.38gを得た。(収率89.4
%) アミノ酸分析値:Asp 3.83(4) PhGly 5.17(5)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:8.73〜
7.49(27H,m)、7.35〜6.89(25
H,m)、5.49〜5.05(5H,m)、4.87
〜4.43(4H,m)、4.36〜3.87(4H,
m)、3.32〜2.92(8H,m)、2.77〜
2.33(8H,m)、1.92〜1.12(25H,
m)
【0154】
【実施例6】
【0155】
【化53】
【0156】
【化54】
【0157】0.240gとAcOH0.008gを用
い実施例1−(1),(2)と同様に上記目的物0.1
g(59.1%)を得た。
【0158】アミノ酸分析値:Asp 4.73(5) PhGly 6.27(6)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:8.56〜
7.32(27H,m)、7.32〜7.11(25
H,m)、5.58〜5.18(5H,m)、4.78
〜4.60(4H,m)、4.30〜4.12(4H,
m)、3.20〜3.00(8H,m)、2.80〜
2.40(8H,m)、1.88(3H,s)、1.8
0〜1.40(16H,m)
【0159】
【実施例7】
【0160】
【化55】
【0161】
【化56】
【0162】3.40gと
【0163】
【化57】
【0164】1.21gを用い参考例6と同様にして上
記目的物4.08g(97.0%)を得た。
【0165】アミノ酸分析値:Asp 4.87(5) PhGly 6.13(6)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:8.70〜
7.50(33H,m)、7.40〜7.10(50
H,m)、5.45〜5.00(16H,m)、4.7
5〜4.65(5H,m)、4.40〜4.20(5
H,m)、3.20〜3.00(10H,m)、2.8
0〜2.40(10H,m)、1.80〜1.40(2
0H,m)1.34(9H,s)
【0166】
【化58】
【0167】
【化59】
【0168】0.2gを用い実施例1−(2)と同様に
して、上記目的物を0.14gを得た。(収率82.6
%) アミノ酸分析値:Asp 4.93(5) PhGly 6.07(6)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:8.60〜
7.40(33H,m)、7.40〜7.10(30
H,m)、5.40〜5.15(6H,m)、4.75
〜4.60(5H,m)、4.30〜4.10(5H,
m)、3.20〜3.00(10H,m)、2.80〜
2.40(10H,m)、1.80〜1.40(20
H,m)、1.35(9H,s)
【0169】
【実施例8】
【0170】
【化60】
【0171】
【化61】
【0172】1gと
【0173】
【化62】
【0174】0.286gを用い、参考例6と同様にし
て上記目的物1.03gを得た。(収率87.1%) アミノ酸分析値:Asp 5.82(6) PhGly 7.18(7)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:8.60〜
7.40(39H,m)、7.40〜7.10(65
H,m)、5.45〜5.10(19H,m)、4.8
0〜4.65(6H,m)、4.35〜4.20(6
H,m)、3.20〜3.00(12H,m)、2.8
0〜2.40(12H,m)、1.80〜1.40(2
4H,m)、1.34(9H,s)
【0175】
【化63】
【0176】
【化64】
【0177】0.2gを用い実施例1−(2)と同様に
して上記目的物を0.14g(83.5%)得た。
【0178】アミノ酸分析値:Asp 6.21(6) PhGly 6.79(7)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:8.70〜
7.40(39H,m)、7.40〜7.10(35
H,m)、5..60〜5.15(7H,m)、4.7
4〜4.60(6H,m)、4.40〜4.10(6
H,m)、3.20〜3.00(12H,m)、2.8
0〜2.40(12H,m)、1.80〜1.40(2
4H,m)、1.36(9H,s)
【0179】
【実施例9】
【0180】
【化65】
【0181】
【化66】
【0182】0.3gと
【0183】
【化67】
【0184】0.07gを用い参考例6と同様にして上
記目的物を0.28g得た。(収率80.8%) アミノ酸分析値:Asp 6.76(7) PhGly 8.24(8)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:8.70〜
7.45(45H,m)、7.40〜7.10(75
H,m)、5.40〜5.00(22H,m)、4.8
0〜4.60(7H,m)、4.35〜4.25(7
H,m)、3.20〜3.00(14H,m)、2.8
0〜2.40(14H,m)、1.80〜1.40(2
8H,m)、1.34(9H,s)
【0185】
【化68】
【0186】
【化69】
【0187】0.2gを用い実施例1−(2)と同様に
して上記目的物を0.1g得た。(収率59.3%) アミノ酸分析値:Asp 6.82(7) PhGly 8.18(8)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:8.70〜
7.20(45H,m)、7.28〜7.12(40
H,m)、5.41〜5.13(8H,m)、4.80
〜4.60(7H,m)、4.30〜4.12(7H,
m)、3.20〜3.00(14H,m)、2.80〜
2.40(14H,m)、1.80〜1.40(28
H,m)、1.35(9H,s)
【0188】
【実施例10】
【0189】
【化70】
【0190】
【化71】
【0191】0.23gとAcOH0.005gを用い
て実施例1−(1),(2)と同様にして上記目的物
0.09gを得た。(収率53.3%) アミノ酸分析値:Asp 5.04(5) PhGly 5.96(6)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:8.64−
7.36(33H,m)、7.36〜7.05(30
H,m)、5.55〜5.28(6H,m)、4.78
〜4.60(5H,m)、4.25〜4.10(5H,
m)、3.20〜3.00(10H,m)、2.80〜
2.40(10H,m)、1.88(3H,s)、1.
80〜1.40(20H,m)
【0192】
【実施例11】
【0193】
【化72】
【0194】
【化73】
【0195】0.23gとFCH2 COONa0.00
9gを用いて実施例1−(1),(2)と同様にして上
記目的物0.15gを得た。(収率89.3%) アミノ酸分析値:Asp 5.04(5) PhGly 5.96(6)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:8.69〜
7.30(33H,m)、7.30〜7.06(30
H,m)、5.60〜5.20(6H,m)、4.98
〜4.60(7H,m)、4.30〜4.10(5H,
m)、3.20〜3.00(10H,m)、2.80〜
2.40(10H,m)、1.80〜1.40(20
H,m)
【0196】
【実施例12】
【0197】
【化74】
【0198】
【化75】
【0199】15.70gと
【0200】
【化76】
【0201】7.70gを用い、参考例6と同様にして
上記目的物21.0gを得た。(収率95.7%) アミノ酸分析値:Asp 2.89(3) PhGly 4.11(4)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:8.51〜
7.65(19H,m)、7.34〜7.21(40
H,m)、5.39〜5.18(4H,m)、5.10
(8H,s)、4.78〜4.64(3H,m)、4.
35〜4.25(3H,m)、3.18〜3.02(6
H,m)、2.75〜2.58(6H,m)、1.75
〜1.45(12H,m)、1.34(9H,s)
【0202】
【化77】
【0203】
【化78】
【0204】0.50gを用い、実施例1−(2)と同
様にして上記目的物0.33gを得た。(収率80.9
%) アミノ酸分析値:Asp 2.88(3) PhGly 4.12(4)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:8.54〜
7.60(19H,m)、7.36〜7.23(20
H,m)、5.37〜5.19(4H,m)、4.75
〜4.65(3H,m)、4.25〜4.15(3H,
m)、3.20〜3.02(6H,m)、2.78〜
2.50(6H,m)、1.80〜1.40(12H,
m)、1.35(9H,s)
【0205】
【実施例13】
【0206】
【化79】
【0207】
【化80】
【0208】16.0gと
【0209】
【化81】
【0210】5.64gを用い、参考例6と同様にして
上記目的物20.35gを得た。(収率99.8%) アミノ酸分析値:Asp 3.91(4) PhGly 5.12(5)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:8.53〜
7.65(25H,m)、7.33〜7.20(50
H,m)、5.39〜5.18(5H,m)、5.09
(10H,s)、4.78〜4.62(4H,m)、
4.35〜4.25(4H,m)、3.18〜3.02
(8H,m)、2.74〜2.54(8H,m)、1.
78〜1.45(16H,m)、1.34(9H,s)
【0211】
【化82】
【0212】
【化83】
【0213】0.30gを用い、実施例1−(2)と同
様にして、上記目的物0.18gを得た。(収率74.
4%) アミノ酸分析値:Asp 3.84(4) PhGly 5.16(5)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:8.54〜
7.60(25H,m)、7.34〜7.22(25
H,m)、5.37〜5.19(5H,m)、4.78
〜4.62(4H,m)、4.26〜4.14(4H,
m)、3.12〜3.00(8H,m)、2.78〜
2.54(8H,m)、1.80〜1.40(16H,
m)、1.35(9H,s)
【0214】
【実施例14】
【0215】
【化84】
【0216】
【化85】
【0217】19.0gと
【0218】
【化86】
【0219】5.22gを用い、参考例6と同様にして
上記目的物21.92gを得た。(収率95.4%) アミノ酸分析値:Asp 4.76(5) PhGly 6.24(6)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:8.53〜
7.60(31H,m)、7.34〜7.21(30
H,m)、5.39〜5.18(6H,m)、5.10
(12H,s)、4.79〜4.64(5H,m)、
4.37〜4.25(5H,m)、3.23〜3.02
(10H,m)、2.67〜2.50(10H,m)、
1.80〜1.40(20H,m)、1.34(9H,
s)
【0220】
【化87】
【0221】
【化88】
【0222】3.0gを用い、実施例1−(2)と同様
にして上記目的物2.24gを得た。(収率90.8
%) アミノ酸分析値:Asp 4.90(5) PhGly 6.10(6)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:8.51〜
7.60(31H,m)、7.34〜7.22(30
H,m)、5.37〜5.19(6H,m)、4.76
〜4.64(5H,m)、4.25〜4.15(5H,
m)、3.20〜3.00(10H,m)、2.78〜
2.54(10H,m)、1.80〜1.42(20
H,m)、1.35(9H,s)
【0223】
【実施例15】
【0224】
【化89】
【0225】
【化90】
【0226】0.45gと、AcOH0.013mlを
用い、実施例1−(1),(2)と同様にして上記目的
物0.31gを得た。(収率90.2%) アミノ酸分析値:Asp 4.96(5) PhGly 6.04(6)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:8.58〜
7.60(31H,m)、7.35〜7.21(30
H,m)、5.52〜5.19(6H,m)、4.76
〜4.62(5H,m)、4.26〜4.16(5H,
m)、3.12〜3.00(10H,m)、1.88
(3H,s)、1.78〜1.44(20H,m)
【0227】
【実施例16】
【0228】
【化91】
【0229】
【化92】
【0230】0.45gと、グリコール酸0.022g
を用い、実施例1−(1),(2)と同様にして上記目
的物0.31gを得た。(収率89.8%) アミノ酸分析値:Asp 4.90(5) PhGly 6.10(6)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:8.74〜
7.60(31H,m)、7.38〜7.21(30
H,m)、5.55〜5.19(6H,m)、4.76
〜4.64(5H,m)、4.26〜4.14(5H,
m)、3.87(2H,s)、3.12〜3.00(1
0H,m)、2.78〜2.24(10H,m)、1.
78〜1.24(20H,m)
【0231】
【実施例17】
【0232】
【化93】
【0233】
【化94】
【0234】100mgを、TFA1mlに溶解し、室
温にて1.5時間放置した。反応液を減圧留去し、残渣
にEt2 Oを加えて結晶化させ、ろ取した。これを、水
酸化ナトリウム上で減圧乾燥し、上記目的物90mgを
得た。(収率90.0%) アミノ酸分析値:Asp 5.03(5) PhGly 5.97(6)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:8.80〜
7.22(34H,m)、7.28〜7.08(30
H,m)、5.44〜5.12(6H,m)、4.92
〜4.60(5H,m)、4.28〜4.12(5H,
m)、3.20〜3.00(10H,m)、2.80〜
2.40(10H,m)、1.80〜1.40(20
H,m)
【0235】
【実施例18】
【0236】
【化95】
【0237】
【化96】
【0238】3.0gと
【0239】
【化97】
【0240】1.08gを用い参考例6と同様にして上
記目的物3.47gを得た。(収率89.2%) アミノ酸分析値:Asp 4.00(4) Ph(OH)Gly+PhGly 5.11(1+4)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:9.34
(1H,s)、8.75〜7.40(27H,m)、
7.40〜6.60(44H,m)、5.42〜5.0
0(13H,m)、4.89〜4.61(4H,m)、
4.38〜4.22(4H,m)、3.20〜3.00
(8H,m)、2.80〜2.40(8H,m)、1.
80〜1.40(16H,m)、1.34(9H,s)
【0241】
【化98】
【0242】
【化99】
【0243】0.5gを用い実施例1−(2)と同様に
して上記目的物0.33g(収率77.5%)を得た。
【0244】アミノ酸分析値:Asp 4.01(4) Ph(OH)Gly+PhGly 5.07(1+4)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:9.45〜
9.25(1H,m)、8.65〜7.40(27H,
m)、7.40〜6.60(24H,m)、5.55〜
5.00(5H,m)、4.80〜4.60(4H,
m)、4.30〜4.10(4H,m)、3.20〜
3.00(8H,m)、2.80〜2.40(8H,
m)、1.80〜1.20(16H,m)、1.34
(9H,s)
【0245】
【実施例19】
【0246】
【化100】
【0247】
【化101】
【0248】2.0gと
【0249】
【化102】
【0250】0.50gを用い参考例6と同様にして上
記目的物2.40gを得た。(収率97.6%) アミノ酸分析値:Asp 4.95(5) Ph(OH)Gly+PhGly 6.12(2+4)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:9.35
(1H,s)、9.34(1H,s)、8.63〜7.
40(33H,m)、7.40〜6.58(53H,
m)、5.40〜5.00(16H,m)、4.80〜
4.60(5H,m)、4.40〜4.20(5H,
m)、3.20〜3.00(10H,m)、2.80〜
2.40(10H,m)、1.88〜1.40(20
H,m)、1.33(9H,s)
【0251】
【化103】
【0252】
【化104】
【0253】0.3gを用い実施例1−(2)を同様に
して上記目的物0.24g(96.4%)を得た。
【0254】アミノ酸分析値:Asp 5.07(5) Ph(OH)Gly+PhGly 6.04(2+4)1 H−NMR(DMSO−d6 )δppm:9.45〜
9.22(2H,m)、8.65〜7.24(33H,
m)、7.22〜6.58(28H,m)、5.58〜
4.97(6H,m)、4.80〜4.52(5H,
m)、4.30〜4.00(5H,m)、3.20〜
3.00(10H,m)、2.80〜2.40(10
H,m)、1.82〜1.40(20H,m)、1.3
4(9H,s) 以下、本発明ペプチド誘導体につき行なった薬理試験例
を挙げる。
【0255】
【薬理試験例1】血管新生阻害作用試験 (1)培養内皮細胞(Fetal bovine heart ebdothelia
l, FBHE)の調製 FBHE(ATCC CRL1395)は、アメリカン
タイプカルチャーコレクション(ATCC)から輸入分
譲されたものを、10%ウシ胎児血清(FBS、Fetal
bovine serum, HEZLTON 社製)を添加したダルベッコ改
良イーグル培地(DME、Dulbecco's Modified Eagle
Medium, 日水製薬社製)に、ウシ脳由来塩基性線維芽細
胞成長因子(bFGF、Bovine Basic Fibroblast Grow
th Factor,R&D社製)を0.5ng/ml加えた培養
液で継代培養し、維持したものを利用した。
【0256】FBHE細胞は、実験開始1日前にbFG
Fを除いた10%FBS加DME培養液(以下、これを
単に培養液という)に移した。実験開始時に、0.1%
EDTA−0.2%トリプシン液で細胞を剥がし、培養
液で遠心洗浄した後、生細胞数を血球計算盤にて計数
し、細胞濃度を3×104 細胞/mlになるように培養
液を用いて調製した。かくして、細胞懸濁液を調製し
た。
【0257】(2)供試化合物の調製 供試化合物はナトリウム塩として生理食塩水又はリン酸
緩衝生理食塩水(PBS(-) 、Phosphate Buffer Salin
e,日水製薬社製)に溶解させた後、最終濃度において最
高濃度が10μg/mlから100μg/mlの濃度と
なるように培養液を用いて希釈し、その後、濾過滅菌
(0.2μm、ミリポア社製マイレックスGVフィルタ
ー使用)して用いた。
【0258】(3)実験操作 次の手順で行なった。即ち、まず96ウェルマイクロプ
レート(コーニング社製)に50μlずつ培養液を分注
し、次に目的とする最終最高濃度になるように培養液で
希釈された供試化合物溶液50μlを、最高濃度のウェ
ルに入れ、そこからプレート上で2倍段階希釈を行なっ
て希釈系列を作成した。更に、各ウェルに50μlの、
bFGF(0.4ng/ml)を添加した培養液又は無
添加の培養液を加え、最後に各ウェルに細胞懸濁液を1
00μlずつ加えた。各ウェルの最終液量は200μ
l、bFGFの最終濃度は0.1ng/ml、FBHE
細胞の細胞数は3×103 /ウェルとした。
【0259】上記で作成したプレートを37℃で5%炭
酸ガスインキュベーター内で3日間培養した。
【0260】培養3日目に各ウェルに0.05%のニュ
ートラルレッド液50μlを添加し、更に2時間37℃
で、5%炭酸ガスインキュベーターに入れ、細胞に色素
を取り込ませた。その後、各ウェルに1%グルタールア
ルデヒド各50μlを添加し、室温で15分間細胞を固
定した。各ウェルの液を捨て、生理食塩水で2回洗浄
し、液を切った後、アシッドアルコール(0.1モルリ
ン酸1ナトリウム水溶液とエタノールとの1:1混合
液)を100μlずつ各ウェルに加え、細胞に取り込ま
せた色素を溶出させ、各ウェルについてそのそれぞれの
吸光度を、吸光度計(波長540nm)にて測定した。
【0261】(4)効果判定とIC50値の算出 bFGF添加(FGF+、増殖状態)及びbFGF無添
加(FGF-、正常状態)のそれぞれについて、上記
(3)に従い測定された吸光度値をグラフにプロット
し、該グラフより培養内皮細胞(FBHE)の増殖を5
0%抑制する各供試化合物の濃度を求め、これをIC50
値(μg/ml)とした。
【0262】供試化合物として前記各実施例で得られた
本発明化合物を用いて得られた結果を表1に示す。
【0263】
【表1】
【0264】表1より、本発明化合物はいずれもbFG
F存在下で誘導される内皮細胞の増殖を高活性に且つ選
択的に抑制する能力を有することが判った。
【0265】以上のことから、本発明化合物は血管新生
を伴う癌や腫瘍、或は血管の異常増殖によって発症した
り血管新生を伴う疾患、例えば血管線維腫、動静脈奇
形、オスラー・ウェーバー症候群、血管癒着、アテロー
ム性動脈硬化斑、角膜移植性血管新生、血管新生緑内
障、糖尿病性網膜症、未熟児網膜症(水晶体後部線維増
殖症)、トラコーマ、遅延性創傷治癒、火傷に伴う肉
芽、肥厚性瘢痕、化膿性肉芽腫、乾癬、鞏皮症、癒着欠
如骨折、リューマチ性関節炎、血友病性関節症等に対し
ても、血管新生の抑制作用により予防及び治療効果を奏
し得、しかも副作用の少ないことが判る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 37/02 ADU // C07K 99:00 (72)発明者 柳原 康夫 滋賀県大津市蓮池町10番45号 (72)発明者 岡田 正 滋賀県大津市萱野浦22番20号 (72)発明者 今岡 武 滋賀県大津市美空町2−7−303 (72)発明者 田中 みどり 京都市中京区壬生椰ノ宮町9番地 (72)発明者 廣橋 満 滋賀県大津市花園町2番2号

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 【化1】 〔式中R1 は水素原子、低級アルコキシカルボニル基又
    は置換基として水酸基及びハロゲン原子よりなる群から
    選ばれた基を有することのある低級アルカノイル基を、
    2 は水酸基、アミノ基又は基−Gly−OHを、l及
    びmは0又は1〜8の整数を示す。但しl+mは3〜8
    とする。また式中の各アミノ酸残基はD−体、L−体又
    はD,L−異性体混合物を示すものとする。〕で表わさ
    れるペプチド誘導体又はその医薬的に許容される塩。
  2. 【請求項2】各アミノ酸残基がL−体を示す請求項1に
    記載の一般式で表わされるペプチド誘導体又はその医薬
    的に許容される塩。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載のペプチド誘導体及
    びその医薬的に許容される塩から選ばれる少なくとも1
    種を有効成分として含有する血管新生阻害剤。
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