JPH06107733A - 塩化ビニル系共重合体およびその製造方法 - Google Patents
塩化ビニル系共重合体およびその製造方法Info
- Publication number
- JPH06107733A JPH06107733A JP26355392A JP26355392A JPH06107733A JP H06107733 A JPH06107733 A JP H06107733A JP 26355392 A JP26355392 A JP 26355392A JP 26355392 A JP26355392 A JP 26355392A JP H06107733 A JPH06107733 A JP H06107733A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】塩化ビニルと下記一般式(1)で表されるN−
置換マレイミドとを水性媒体中でラジカル共重合させる
に際し、先ず塩化ビニル単量体を重合転化率が30〜6
0重量%に達するまで重合し、その後、塩化ビニルに溶
解したN−置換マレイミドを重合系内に添加して共重合
させて得る、ポロシティ0.2ml/g以上の塩化ビニ
ル系共重合体およびその製造方法。 【化1】 (式中、Xは炭素原子数1〜30の置換又は非置換の鎖
状もしくは環状の脂肪族基又は芳香族基であり、R及び
R’は同一でも異なっても良く、水素、フッ素、塩素も
しくは臭素の原子、シアノ基又は炭素原子数3以下のア
ルキル基である。) 【効果】赤く着色したフィシュアイの発生が改善され、
この結果、耐熱性、熱安定性に優れた樹脂組成物を得る
ことができる。
置換マレイミドとを水性媒体中でラジカル共重合させる
に際し、先ず塩化ビニル単量体を重合転化率が30〜6
0重量%に達するまで重合し、その後、塩化ビニルに溶
解したN−置換マレイミドを重合系内に添加して共重合
させて得る、ポロシティ0.2ml/g以上の塩化ビニ
ル系共重合体およびその製造方法。 【化1】 (式中、Xは炭素原子数1〜30の置換又は非置換の鎖
状もしくは環状の脂肪族基又は芳香族基であり、R及び
R’は同一でも異なっても良く、水素、フッ素、塩素も
しくは臭素の原子、シアノ基又は炭素原子数3以下のア
ルキル基である。) 【効果】赤く着色したフィシュアイの発生が改善され、
この結果、耐熱性、熱安定性に優れた樹脂組成物を得る
ことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、板、シート、フィル
ム、異形品、パイプ、ブロー成形品等に関し、耐熱変形
性、熱安定性に優れた塩化ビニル系共重合体及びその製
造方法に関するものである。
ム、異形品、パイプ、ブロー成形品等に関し、耐熱変形
性、熱安定性に優れた塩化ビニル系共重合体及びその製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ポリ塩化ビニルの耐熱変形性を改良する
方法の一つとして、例えば特公昭41−9551号公報
に示されているような塩化ビニルとN−アリールマレイ
ミドを共重合させる方法、あるいは特公昭44−124
33号公報に示されるような塩化ビニルとN−置換マレ
イミドとを共重合させる方法が提案されている。
方法の一つとして、例えば特公昭41−9551号公報
に示されているような塩化ビニルとN−アリールマレイ
ミドを共重合させる方法、あるいは特公昭44−124
33号公報に示されるような塩化ビニルとN−置換マレ
イミドとを共重合させる方法が提案されている。
【0003】しかし、この方法で得られる樹脂は、多孔
性に乏しい粒子を含むため、加工時の熱安定性が非常に
悪く、樹脂の熱分解や著しい着色、あるいは機械的物性
の低下が見られ実用には適さない。
性に乏しい粒子を含むため、加工時の熱安定性が非常に
悪く、樹脂の熱分解や著しい着色、あるいは機械的物性
の低下が見られ実用には適さない。
【0004】この塩化ビニル−N−置換マレイミド共重
合体の加工熱安定性を改良するための方法として、例え
ば特開昭63−145351号公報に記載されている様
な嵩比重と平均粒径を限定する方法が提案されている。
これらの方法により樹脂組成物の加工流動性、熱安定性
を高めることが可能である。
合体の加工熱安定性を改良するための方法として、例え
ば特開昭63−145351号公報に記載されている様
な嵩比重と平均粒径を限定する方法が提案されている。
これらの方法により樹脂組成物の加工流動性、熱安定性
を高めることが可能である。
【0005】しかし、特開昭63−145351号公報
に記載されている様な、かさ比重0.3以上、平均粒径
60〜200μmである樹脂組成物では熱安定性がまだ
十分とは言えず、又、この方法では赤く着色したフィッ
シュアイの原因となる多孔性に乏しい粒子の根本的な解
決にはなっていない。
に記載されている様な、かさ比重0.3以上、平均粒径
60〜200μmである樹脂組成物では熱安定性がまだ
十分とは言えず、又、この方法では赤く着色したフィッ
シュアイの原因となる多孔性に乏しい粒子の根本的な解
決にはなっていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
を解決するものであり、その目的とする所は、耐熱性、
熱安定性に優れた耐熱塩化ビニル系共重合体とその製造
方法を提供することにある。
を解決するものであり、その目的とする所は、耐熱性、
熱安定性に優れた耐熱塩化ビニル系共重合体とその製造
方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明はポロシ
ティ0.2ml/g以上で、塩化ビニル単位50〜99
重量%とN−置換マレイミド単位1〜50重量%よりな
る共重合体及び塩化ビニルとN−置換マレイミドとを水
性媒体中でラジカル共重合させるに際し、先ず塩化ビニ
ル単量体を重合転化率が30〜60重量%に達するまで
重合し、その後、塩化ビニルに溶解したN−置換マレイ
ミドを重合系内に添加して共重合させることを特徴とす
る塩化ビニル系共重合体の製造方法に関するものであ
る。
ティ0.2ml/g以上で、塩化ビニル単位50〜99
重量%とN−置換マレイミド単位1〜50重量%よりな
る共重合体及び塩化ビニルとN−置換マレイミドとを水
性媒体中でラジカル共重合させるに際し、先ず塩化ビニ
ル単量体を重合転化率が30〜60重量%に達するまで
重合し、その後、塩化ビニルに溶解したN−置換マレイ
ミドを重合系内に添加して共重合させることを特徴とす
る塩化ビニル系共重合体の製造方法に関するものであ
る。
【0008】以下、本発明について更に詳細に説明す
る。
る。
【0009】本発明において用いられるN−置換マレイ
ミドは、下記一般式(1)
ミドは、下記一般式(1)
【0010】
【化3】
【0011】(式中、Xは炭素原子数1〜30の置換又
は非置換の鎖状もしくは環状の脂肪族基又は芳香族基で
あり、R及びR’は同一でも異なっても良く、水素、フ
ッ素、塩素もしくは臭素の原子、シアノ基又は炭素原子
数3以下のアルキル基である。)で表されるものであ
り、具体的例としては N−(o、m、p)−メチルフェニルマレイミド N−(o、m、p)−メトキシフェニルマレイミド N−(o、m、p)−クロロフェニルマレイミド N−フェニルマレイミド N−メチルマレイミド N−n−プロピルマレイミド N−イソプロピルマレイミド N−n−ブチルマレイミド N−sec−ブチルマレイミド N−tert−ブチルマレイミド N−オクチルマレイミド N−シクロヘキシルマレイミド N−2−メチル−シクロヘキシルマレイミド N−4−メチル−シクロヘキシルマレイミド N−トリフェニルメチルマレイミド 等を挙げることができる。
は非置換の鎖状もしくは環状の脂肪族基又は芳香族基で
あり、R及びR’は同一でも異なっても良く、水素、フ
ッ素、塩素もしくは臭素の原子、シアノ基又は炭素原子
数3以下のアルキル基である。)で表されるものであ
り、具体的例としては N−(o、m、p)−メチルフェニルマレイミド N−(o、m、p)−メトキシフェニルマレイミド N−(o、m、p)−クロロフェニルマレイミド N−フェニルマレイミド N−メチルマレイミド N−n−プロピルマレイミド N−イソプロピルマレイミド N−n−ブチルマレイミド N−sec−ブチルマレイミド N−tert−ブチルマレイミド N−オクチルマレイミド N−シクロヘキシルマレイミド N−2−メチル−シクロヘキシルマレイミド N−4−メチル−シクロヘキシルマレイミド N−トリフェニルメチルマレイミド 等を挙げることができる。
【0012】共重合体中のN−置換マレイミド単位は1
〜50重量%で、好ましくは5〜45重量%である。共
重合体中のN−置換マレイミドの含有率が1重量%より
少ないと耐熱性の向上が少なく、50重量%を越えると
耐熱性は向上するが、加工時の流動性が低下する。耐熱
性と加工性の両面を満足させることを考えた場合5〜4
5重量%が特に好ましい。
〜50重量%で、好ましくは5〜45重量%である。共
重合体中のN−置換マレイミドの含有率が1重量%より
少ないと耐熱性の向上が少なく、50重量%を越えると
耐熱性は向上するが、加工時の流動性が低下する。耐熱
性と加工性の両面を満足させることを考えた場合5〜4
5重量%が特に好ましい。
【0013】次にこの共重合体のポロシティについて説
明する。本発明者らの知見によれば、この共重合体は、
非多孔性の粒子を多量に含有し、この樹脂を加工すると
赤く着色したフィッシュアイが多量に発生することがわ
かっている。本発明者らがこの問題を解決するため鋭意
検討を行った結果、共重合体のポロシティが0.2ml
/g以上で、好ましくは0.3ml/g以上にする必要
があることがわかった。ポロシティが0.2ml/g未
満では赤く着色したフィッシュアイが多量に発生する
が、0.2ml/g以上になると赤く着色したフィッシ
ュアイは減少し、特に0.3ml/g以上になると赤く
着色したフィッシュアイが無くなるだけではなく、ゲル
化特性に優れた粉体特性を有してくる。
明する。本発明者らの知見によれば、この共重合体は、
非多孔性の粒子を多量に含有し、この樹脂を加工すると
赤く着色したフィッシュアイが多量に発生することがわ
かっている。本発明者らがこの問題を解決するため鋭意
検討を行った結果、共重合体のポロシティが0.2ml
/g以上で、好ましくは0.3ml/g以上にする必要
があることがわかった。ポロシティが0.2ml/g未
満では赤く着色したフィッシュアイが多量に発生する
が、0.2ml/g以上になると赤く着色したフィッシ
ュアイは減少し、特に0.3ml/g以上になると赤く
着色したフィッシュアイが無くなるだけではなく、ゲル
化特性に優れた粉体特性を有してくる。
【0014】又、本発明の共重合体に安定剤を添加する
ことにより、熱安定性に優れた樹脂組成物が得られる。
この安定剤としては例えば、ジブチル錫ラウレート、ジ
ブチル錫ジラウレート、ジブチル錫マレート、ジブチル
錫ジマレート、ジブチル錫ステアレート、ジブチル錫ジ
ステアレート、ジブチル錫メルカプチド、ジブチル錫ラ
ウリルメルカプチド、ジブチル錫−S,S−ビス−(イ
ソオクチル−メルカプトアセテート)、ジブチル錫ビス
−イソオクチルチオグリコレート、ジオクチル錫マレー
トポリマー、ジブチル錫メルカプトプロピオネート等の
有機錫系安定剤;三塩基性硫酸鉛、二塩基性フタル酸
鉛、二塩基性亜燐酸鉛等の鉛系安定剤;カルシウム、バ
リウム、亜鉛、カドミウム、鉛等のステアリン酸又はラ
ウリル酸等の金属塩類;アンチモンメルカプトカルボン
酸塩又はエステル塩等のアンチモン系安定剤;ジエチル
ホスファイト、ジブチルホスファイト、トリクレジルホ
スファイト等の亜リン酸エステル系安定剤;バリウム−
亜鉛、カルシウム−亜鉛、カドミウム−バリウム−亜鉛
等の複合安定剤、エポキ化化合物等が挙げられる。これ
らの安定剤は1種あるいは2種以上の組合せで使用して
もよい。安定剤の量は樹脂100重量部に対して1〜1
0重量部、好ましくは1〜5重量部である。
ことにより、熱安定性に優れた樹脂組成物が得られる。
この安定剤としては例えば、ジブチル錫ラウレート、ジ
ブチル錫ジラウレート、ジブチル錫マレート、ジブチル
錫ジマレート、ジブチル錫ステアレート、ジブチル錫ジ
ステアレート、ジブチル錫メルカプチド、ジブチル錫ラ
ウリルメルカプチド、ジブチル錫−S,S−ビス−(イ
ソオクチル−メルカプトアセテート)、ジブチル錫ビス
−イソオクチルチオグリコレート、ジオクチル錫マレー
トポリマー、ジブチル錫メルカプトプロピオネート等の
有機錫系安定剤;三塩基性硫酸鉛、二塩基性フタル酸
鉛、二塩基性亜燐酸鉛等の鉛系安定剤;カルシウム、バ
リウム、亜鉛、カドミウム、鉛等のステアリン酸又はラ
ウリル酸等の金属塩類;アンチモンメルカプトカルボン
酸塩又はエステル塩等のアンチモン系安定剤;ジエチル
ホスファイト、ジブチルホスファイト、トリクレジルホ
スファイト等の亜リン酸エステル系安定剤;バリウム−
亜鉛、カルシウム−亜鉛、カドミウム−バリウム−亜鉛
等の複合安定剤、エポキ化化合物等が挙げられる。これ
らの安定剤は1種あるいは2種以上の組合せで使用して
もよい。安定剤の量は樹脂100重量部に対して1〜1
0重量部、好ましくは1〜5重量部である。
【0015】また、本発明の共重合体には加工時の樹脂
の焼け防止、加工時の粘着防止等の目的で滑剤を添加し
て用いてもよく、この滑剤として例えば、パラフィンワ
ックス、ポリエチレンワックス等の炭化水素ワックス
類;ステアリン酸、オレイン酸、モンタン酸等の高級脂
肪酸類;ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネ
シウム等の金属石鹸類;ステアロアミド、オレイルアミ
ド等の脂肪酸アミド類;ブチルステアレート、メチルヒ
ドロキシステアレート等の脂肪酸エステル類;ラウリル
アルコール、ステアリルアルコール等の高級アルコール
類;ステアリン酸モノグリセリド、オレイン酸モノグリ
セリド等の脂肪酸と多価アルコールの部分エステル類等
が挙げられる。これらの滑剤は1種あるいは2種以上の
組合せで使用してもよい。滑剤の量は樹脂100重量部
に対して0.1〜5重量部で、好ましくは0.1〜3重
量部である。
の焼け防止、加工時の粘着防止等の目的で滑剤を添加し
て用いてもよく、この滑剤として例えば、パラフィンワ
ックス、ポリエチレンワックス等の炭化水素ワックス
類;ステアリン酸、オレイン酸、モンタン酸等の高級脂
肪酸類;ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネ
シウム等の金属石鹸類;ステアロアミド、オレイルアミ
ド等の脂肪酸アミド類;ブチルステアレート、メチルヒ
ドロキシステアレート等の脂肪酸エステル類;ラウリル
アルコール、ステアリルアルコール等の高級アルコール
類;ステアリン酸モノグリセリド、オレイン酸モノグリ
セリド等の脂肪酸と多価アルコールの部分エステル類等
が挙げられる。これらの滑剤は1種あるいは2種以上の
組合せで使用してもよい。滑剤の量は樹脂100重量部
に対して0.1〜5重量部で、好ましくは0.1〜3重
量部である。
【0016】その他、必要に応じ本発明の共重合体に対
してエチレン−アクリル酸エチル共重合体、ポリブタジ
エン−スチレン−メチルメタクリレートグラフト共重合
体(MBS)、ポリブタジエン−スチレン−メチルメタ
クリレート−アクリロニトリルグラフト共重合体(MB
AS)等の加工助剤、あるいは帯電防止剤、酸化防止
剤、難燃剤、着色剤、充填剤、紫外線吸収剤、改質剤等
を添加してもよい。
してエチレン−アクリル酸エチル共重合体、ポリブタジ
エン−スチレン−メチルメタクリレートグラフト共重合
体(MBS)、ポリブタジエン−スチレン−メチルメタ
クリレート−アクリロニトリルグラフト共重合体(MB
AS)等の加工助剤、あるいは帯電防止剤、酸化防止
剤、難燃剤、着色剤、充填剤、紫外線吸収剤、改質剤等
を添加してもよい。
【0017】次に上記共重合体の製造方法について説明
する。従来法でこの共重合体を製造した場合、非多孔性
の粒子が多量に発生し、その発生傾向は共重合体中のN
−置換マレイミド量が増加するに従い顕著になる。又、
その粒子のポロシティは0.2未満である。本発明者ら
が鋭意検討した結果、この非多孔性の粒子は重合初期に
既に生成していることがわかった。つまり、この共重合
体については重合初期にN−置換マレイミドが存在する
ことが問題であり、粒子が形成される重合転化率30〜
60重量%までは塩化ビニル単独で重合させ、その後、
N−置換マレイミドを添加して重合することが重要であ
る。以下、具体的にこの共重合体の製造方法について説
明する。
する。従来法でこの共重合体を製造した場合、非多孔性
の粒子が多量に発生し、その発生傾向は共重合体中のN
−置換マレイミド量が増加するに従い顕著になる。又、
その粒子のポロシティは0.2未満である。本発明者ら
が鋭意検討した結果、この非多孔性の粒子は重合初期に
既に生成していることがわかった。つまり、この共重合
体については重合初期にN−置換マレイミドが存在する
ことが問題であり、粒子が形成される重合転化率30〜
60重量%までは塩化ビニル単独で重合させ、その後、
N−置換マレイミドを添加して重合することが重要であ
る。以下、具体的にこの共重合体の製造方法について説
明する。
【0018】本発明の実施には一般に行われる懸濁重合
法、乳化重合法をそのまま適用できる。
法、乳化重合法をそのまま適用できる。
【0019】これらの内、特に懸濁重合法は例えば具体
的には次のような方法で行われる。まず、撹拌機を備え
たジャケット付き耐圧重合缶に純水と分散安定剤、重合
開始剤を入れ、減圧状態にする。次いで塩化ビニルを圧
入し、撹拌しながら加温し重合を開始する。
的には次のような方法で行われる。まず、撹拌機を備え
たジャケット付き耐圧重合缶に純水と分散安定剤、重合
開始剤を入れ、減圧状態にする。次いで塩化ビニルを圧
入し、撹拌しながら加温し重合を開始する。
【0020】次に重合転化率が30〜60重量%以上に
なったら予備溶解槽中で塩化ビニルに溶解したN−置換
マレイミドの所定量を重合系内に添加する。添加方法に
ついては、一括添加あるいは分割、連続添加してもかま
わない。但し、分割あるいは連続添加する場合、N−置
換マレイミドの添加は好ましくは重合転化率が80重量
%になるまでに終了する様にする。
なったら予備溶解槽中で塩化ビニルに溶解したN−置換
マレイミドの所定量を重合系内に添加する。添加方法に
ついては、一括添加あるいは分割、連続添加してもかま
わない。但し、分割あるいは連続添加する場合、N−置
換マレイミドの添加は好ましくは重合転化率が80重量
%になるまでに終了する様にする。
【0021】重合温度は通常20〜90℃、重合時間1
〜40時間で行われる。重合終了後、未反応単量体を回
収し、スラリーを取り出して脱水乾燥を行うことにより
ポロシティが0.2ml/g以上の耐熱塩化ビニル系共
重合体が得られる。
〜40時間で行われる。重合終了後、未反応単量体を回
収し、スラリーを取り出して脱水乾燥を行うことにより
ポロシティが0.2ml/g以上の耐熱塩化ビニル系共
重合体が得られる。
【0022】次にこの共重合の分散安定剤について説明
する。上記の共重合体を得るためには重合初期に生成す
るポリ塩化ビニルホモポリマー(以下、PVCと略)の
ポロシティを高くする必要がある。使用される分散安定
剤としては、次の2種類の部分ケン化ポリビニルアルコ
ールが好ましく用いられる。
する。上記の共重合体を得るためには重合初期に生成す
るポリ塩化ビニルホモポリマー(以下、PVCと略)の
ポロシティを高くする必要がある。使用される分散安定
剤としては、次の2種類の部分ケン化ポリビニルアルコ
ールが好ましく用いられる。
【0023】(i)ケン化度70〜95モル%、重合度
700〜3000の部分ケン化ポリビニルアルコール (ii)ケン化度35〜55モル%、重合度300〜6
00の部分ケン化ポリビニルアルコール 成分(i)の部分ケン化ポリビニルアルコールのケン化
度が95モル%を越えたり、あるいは重合度が3000
を越えると重合初期に生成するPVCのポロシティが減
少し、得られる共重合体のポロシティも減少する。又、
ケン化度が70モル%未満あるいは重合度700未満に
なると懸濁系が不安定になり、得られる粒子が粗粒化す
るので、ケン化度70〜95モル%、重合度700〜3
000が好ましい。又、成分(i)の使用量は全仕込塩
化ビニル100重量部に対して0.01〜0.2重量部
が好ましい。
700〜3000の部分ケン化ポリビニルアルコール (ii)ケン化度35〜55モル%、重合度300〜6
00の部分ケン化ポリビニルアルコール 成分(i)の部分ケン化ポリビニルアルコールのケン化
度が95モル%を越えたり、あるいは重合度が3000
を越えると重合初期に生成するPVCのポロシティが減
少し、得られる共重合体のポロシティも減少する。又、
ケン化度が70モル%未満あるいは重合度700未満に
なると懸濁系が不安定になり、得られる粒子が粗粒化す
るので、ケン化度70〜95モル%、重合度700〜3
000が好ましい。又、成分(i)の使用量は全仕込塩
化ビニル100重量部に対して0.01〜0.2重量部
が好ましい。
【0024】成分(ii)の部分ケン化ポリビニルアル
コールのケン化度が55モル%を越えたり、あるいは重
合度が600を越えると重合初期に生成するPVCのポ
ロシティが減少し、得られる共重合体のポロシティも減
少する。又、ケン化度が35モル%未満あるいは重合度
300未満になると懸濁系が不安定になり、得られる粒
子が粗粒化するので、ケン化度35〜55モル%、重合
度300〜700が好ましい。又、成分(ii)の使用
量は全仕込塩化ビニル100重量部に対して0.001
〜0.2重量部が好ましい。
コールのケン化度が55モル%を越えたり、あるいは重
合度が600を越えると重合初期に生成するPVCのポ
ロシティが減少し、得られる共重合体のポロシティも減
少する。又、ケン化度が35モル%未満あるいは重合度
300未満になると懸濁系が不安定になり、得られる粒
子が粗粒化するので、ケン化度35〜55モル%、重合
度300〜700が好ましい。又、成分(ii)の使用
量は全仕込塩化ビニル100重量部に対して0.001
〜0.2重量部が好ましい。
【0025】その他、成分(i)、(ii)の部分ケン
化ポリビニルアルコールにメチルセルロース誘導体、ポ
リアクリル酸ソーダ等の分散安定剤を併用してもよい。
化ポリビニルアルコールにメチルセルロース誘導体、ポ
リアクリル酸ソーダ等の分散安定剤を併用してもよい。
【0026】又、重合開始剤については、例えば、ジイ
ソプロピルパーオキシジカーボネート、tert−ブチ
ルパーオキシネオデカネート、ベンゾイルパーオキサイ
ド等の過酸化物や2,2’−アゾビスイソブチロニトリ
ル、2,2’−アゾビス−2,4−ジメチルバレロニト
リル等のアゾ化合物が使用され、これらは1種または2
種以上の組合せで使用することができる。
ソプロピルパーオキシジカーボネート、tert−ブチ
ルパーオキシネオデカネート、ベンゾイルパーオキサイ
ド等の過酸化物や2,2’−アゾビスイソブチロニトリ
ル、2,2’−アゾビス−2,4−ジメチルバレロニト
リル等のアゾ化合物が使用され、これらは1種または2
種以上の組合せで使用することができる。
【0027】上記の重合の際には、塩化ビニルと共重合
可能な他の単量体、あるいは塩化ビニルとグラフト重合
可能なポリマーを必要に応じて添加して重合してもよ
い。
可能な他の単量体、あるいは塩化ビニルとグラフト重合
可能なポリマーを必要に応じて添加して重合してもよ
い。
【0028】例えば、単量体としては、酢酸ビニル、プ
ロピオン酸ビニル、カプロン酸ビニル、ラウリン酸ビニ
ル、ステアリン酸ビニル等のビニルエステル類;エチレ
ン、プロピレン、イソブチレン等のオレフィン類;イソ
ブチルビニルエーテル、フェニルビニルエーテル、オク
チルビニルエーテル等のアルキルまたはアリールビニル
エーテル類;塩化ビニリデン、フッ化ビニル、塩化アリ
ル、臭化ビニル等のハロゲン化オレフィン類;エチルア
クリレート、n−ブチルアクリレート、n−ブチルメタ
クリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、2−エ
チルヘキシルメタクリレート、ステアリルメタクリレー
ト等のアクリル酸及びメタクリル酸エステル類;アクリ
ル酸、メタクリル酸、クロトン酸、アクリロニトリル、
無水マレイン酸、無水イタコン酸等のアクリル系誘導体
類等を挙げることができる。
ロピオン酸ビニル、カプロン酸ビニル、ラウリン酸ビニ
ル、ステアリン酸ビニル等のビニルエステル類;エチレ
ン、プロピレン、イソブチレン等のオレフィン類;イソ
ブチルビニルエーテル、フェニルビニルエーテル、オク
チルビニルエーテル等のアルキルまたはアリールビニル
エーテル類;塩化ビニリデン、フッ化ビニル、塩化アリ
ル、臭化ビニル等のハロゲン化オレフィン類;エチルア
クリレート、n−ブチルアクリレート、n−ブチルメタ
クリレート、2−エチルヘキシルアクリレート、2−エ
チルヘキシルメタクリレート、ステアリルメタクリレー
ト等のアクリル酸及びメタクリル酸エステル類;アクリ
ル酸、メタクリル酸、クロトン酸、アクリロニトリル、
無水マレイン酸、無水イタコン酸等のアクリル系誘導体
類等を挙げることができる。
【0029】又、塩化ビニルとグラフト共重合可能なポ
リマーとしてはエチレン−酢酸ビニル共重合体(EV
A)、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、塩素化ポ
リエチレン、ポリウレタン、ポリブタジエン−スチレン
−メチルメタクリレート共重合体(MBS)、ポリブタ
ジエン−アクリロニトリル−(α−メチル)スチレン共
重合体(ABS)、ポリブチルアクリレート、ブチルゴ
ム、ポリスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体、架
橋アクリルゴム等を挙げることができる。
リマーとしてはエチレン−酢酸ビニル共重合体(EV
A)、エチレン−アクリル酸エチル共重合体、塩素化ポ
リエチレン、ポリウレタン、ポリブタジエン−スチレン
−メチルメタクリレート共重合体(MBS)、ポリブタ
ジエン−アクリロニトリル−(α−メチル)スチレン共
重合体(ABS)、ポリブチルアクリレート、ブチルゴ
ム、ポリスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体、架
橋アクリルゴム等を挙げることができる。
【0030】
【実施例】以下の実施例によって、本発明を更に説明す
るが、これらによって本発明が限定されるものではな
い。
るが、これらによって本発明が限定されるものではな
い。
【0031】実施例1 内容積10lのステンレス製オートクレーブに純水4.
0l、ケン化度80モル%、重合度1800の部分ケン
化ポリビニルアルコール3.0g、ケン化度40モル
%、重合度400の部分ケン化ポリビニルアルコール
2.0g、2、2’−アゾビス−2、4−ジメチルバレ
ロニトリル4.0gを入れ、減圧状態にした後、塩化ビ
ニル単量体1.4kgを仕込んだ。次いで、内容積3l
の予備溶解槽にN−シクロヘキシルマレイミド(以下、
N−CHMIと省略)252.0gを仕込んだ後、減圧
状態にし、塩化ビニル単量体400.0gを仕込んだ。
この予備溶解槽内を撹拌しながら30℃に加温した。
0l、ケン化度80モル%、重合度1800の部分ケン
化ポリビニルアルコール3.0g、ケン化度40モル
%、重合度400の部分ケン化ポリビニルアルコール
2.0g、2、2’−アゾビス−2、4−ジメチルバレ
ロニトリル4.0gを入れ、減圧状態にした後、塩化ビ
ニル単量体1.4kgを仕込んだ。次いで、内容積3l
の予備溶解槽にN−シクロヘキシルマレイミド(以下、
N−CHMIと省略)252.0gを仕込んだ後、減圧
状態にし、塩化ビニル単量体400.0gを仕込んだ。
この予備溶解槽内を撹拌しながら30℃に加温した。
【0032】次に先の10lオートクレーブを55℃に
加温し重合を始め、重合転化率が50%に達したら予備
溶解槽中のN−CHMI溶液を添加し重合を引続き行っ
た。重合終了後、未反応の塩化ビニル単量体を回収した
後、スラリーをオートクレーブから取り出し脱水乾燥を
行った所、約85%の重合転化率でポリマーが得られ
た。
加温し重合を始め、重合転化率が50%に達したら予備
溶解槽中のN−CHMI溶液を添加し重合を引続き行っ
た。重合終了後、未反応の塩化ビニル単量体を回収した
後、スラリーをオートクレーブから取り出し脱水乾燥を
行った所、約85%の重合転化率でポリマーが得られ
た。
【0033】実施例2 N−置換マレイミドとしてN−フェニルマレイミド(以
下、N−PhMIと省略)を使用した以外、実施例1と
同様に行った。
下、N−PhMIと省略)を使用した以外、実施例1と
同様に行った。
【0034】重合終了後、未反応の塩化ビニル単量体を
回収した後、スラリーをオートクレーブから取り出し脱
水乾燥を行った所、約85%の重合転化率でポリマーが
得られた。
回収した後、スラリーをオートクレーブから取り出し脱
水乾燥を行った所、約85%の重合転化率でポリマーが
得られた。
【0035】実施例3 N−CHMI溶液を重合転化率30%時に添加した以
外、実施例1と同様に行った。
外、実施例1と同様に行った。
【0036】重合終了後、未反応の塩化ビニル単量体を
回収した後、スラリーをオートクレーブから取り出し脱
水乾燥を行った所、約85%の重合転化率でポリマーが
得られた。
回収した後、スラリーをオートクレーブから取り出し脱
水乾燥を行った所、約85%の重合転化率でポリマーが
得られた。
【0037】実施例4 重合転化率30%でN−CHMI溶液を分割添加して行
った以外は実施例1と同様に行った。分割添加はN−C
HMI5.3g、塩化ビニル単量体8.3gを一回分の
添加量として、これを10分間隔で48回にわたって重
合系内に添加した。
った以外は実施例1と同様に行った。分割添加はN−C
HMI5.3g、塩化ビニル単量体8.3gを一回分の
添加量として、これを10分間隔で48回にわたって重
合系内に添加した。
【0038】重合終了後、未反応の塩化ビニル単量体を
回収した後、スラリーをオートクレーブから取り出し脱
水乾燥を行った所、約85%の重合転化率でポリマーが
得られた。
回収した後、スラリーをオートクレーブから取り出し脱
水乾燥を行った所、約85%の重合転化率でポリマーが
得られた。
【0039】比較例1 内容積10lのステンレス製オートクレーブに純水4.
0l、ケン化度80モル%、重合度1800の部分ケン
化ポリビニルアルコール3.0g、ケン化度40モル
%、重合度400の部分ケン化ポリビニルアルコール
2.0g、2、2’−アゾビス−2、4−ジメチルバレ
ロニトリル4.0g、N−CHMI252.0gを仕込
んだ後、減圧状態で塩化ビニル単量体1.8kgを仕込
んだ。次いで撹拌しながら55℃に加温し重合を行っ
た。
0l、ケン化度80モル%、重合度1800の部分ケン
化ポリビニルアルコール3.0g、ケン化度40モル
%、重合度400の部分ケン化ポリビニルアルコール
2.0g、2、2’−アゾビス−2、4−ジメチルバレ
ロニトリル4.0g、N−CHMI252.0gを仕込
んだ後、減圧状態で塩化ビニル単量体1.8kgを仕込
んだ。次いで撹拌しながら55℃に加温し重合を行っ
た。
【0040】重合終了後、未反応の塩化ビニル単量体を
回収した後、スラリーをオートクレーブから取り出し脱
水乾燥を行った所、約85%の重合転化率でポリマーが
得られた。
回収した後、スラリーをオートクレーブから取り出し脱
水乾燥を行った所、約85%の重合転化率でポリマーが
得られた。
【0041】比較例2 N−置換マレイミドとしてN−PhMIを使用した以
外、比較例1と同様に行った。
外、比較例1と同様に行った。
【0042】重合終了後、未反応の塩化ビニル単量体を
回収した後、スラリーをオートクレーブから取り出し脱
水乾燥を行った所、約85%の重合転化率でポリマーが
得られた。
回収した後、スラリーをオートクレーブから取り出し脱
水乾燥を行った所、約85%の重合転化率でポリマーが
得られた。
【0043】比較例3 N−CHMI溶液を重合転化率20%時に添加した以
外、実施例1と同様に行った。
外、実施例1と同様に行った。
【0044】重合終了後、未反応の塩化ビニル単量体を
回収した後、スラリーをオートクレーブから取り出し脱
水乾燥を行った所、約85%の重合転化率でポリマーが
得られた。
回収した後、スラリーをオートクレーブから取り出し脱
水乾燥を行った所、約85%の重合転化率でポリマーが
得られた。
【0045】実施例1〜4、比較例1〜3で得られた塩
化ビニル系共重合体に対し、以下に示す評価及び測定を
行い、その結果を表1に示す。
化ビニル系共重合体に対し、以下に示す評価及び測定を
行い、その結果を表1に示す。
【0046】(1)耐熱変形温度 ポリマー100重量部に対し、ジブチル錫マレート系安
定剤3.0重量部、ジブチル錫ラウレート系安定剤1.
5重量部、ホスファイト系キレーター0.5重量部、脂
肪酸エステル系滑剤0.5重量部、高級アルコール系滑
剤0.5重量部を配合した。この配合組成物を表面温度
170℃の2本ロールで組成物がロールに巻き付いてか
ら5分間混練し、得られたロールシートを更に185℃
で10分間プレス成形して評価用試料を作製した。
定剤3.0重量部、ジブチル錫ラウレート系安定剤1.
5重量部、ホスファイト系キレーター0.5重量部、脂
肪酸エステル系滑剤0.5重量部、高級アルコール系滑
剤0.5重量部を配合した。この配合組成物を表面温度
170℃の2本ロールで組成物がロールに巻き付いてか
ら5分間混練し、得られたロールシートを更に185℃
で10分間プレス成形して評価用試料を作製した。
【0047】評価は、JIS K−6740に記載され
ているビカット軟化温度の測定装置を用い、試料に針入
れが起こる時点の温度を測定した。
ているビカット軟化温度の測定装置を用い、試料に針入
れが起こる時点の温度を測定した。
【0048】(2)ロールシート熱安定性 上記(1)と同様の配合を行った組成物を表面温度17
0℃の2本ロールで混練し、組成物がロールに巻き付い
てからそのまま混練を続け5分後、10分後のシートの
着色性を目視で評価した。 ○ 着色なし △ 若干の着色あり × 着色あり。
0℃の2本ロールで混練し、組成物がロールに巻き付い
てからそのまま混練を続け5分後、10分後のシートの
着色性を目視で評価した。 ○ 着色なし △ 若干の着色あり × 着色あり。
【0049】(3)赤く着色したフィッシュアイの評価 ポリマー100重量部に対し、ジブチル錫マレート系安
定剤2.5重量部、ポリエチレンワックス系滑剤0.5
重量部、高級アルコール系滑剤0.5重量部を配合し、
160℃、φ50mm押出し機によりC型チャンネル金
型で成形し、製品の赤く着色したフィッシュアイを目視
により下記の基準で判断した。 ○ 赤く着色したフィッシュアイなし △ 赤く着色したフィッシュアイややある × 赤く着色したフィッシュアイ多い。
定剤2.5重量部、ポリエチレンワックス系滑剤0.5
重量部、高級アルコール系滑剤0.5重量部を配合し、
160℃、φ50mm押出し機によりC型チャンネル金
型で成形し、製品の赤く着色したフィッシュアイを目視
により下記の基準で判断した。 ○ 赤く着色したフィッシュアイなし △ 赤く着色したフィッシュアイややある × 赤く着色したフィッシュアイ多い。
【0050】(4)ポロシティ測定 ポリマーのポロシティは水銀圧入法により測定を行っ
た。
た。
【0051】
【表1】
【0052】
【発明の効果】以上の説明から明らかな様に、本発明に
より、ポロシティが0.2ml/g以上の塩化ビニル−
N−置換マレイミド共重合体が得られ、該樹脂を加工す
る上で、安定剤と滑剤を配合することにより赤く着色し
たフィシュアイの発生が改善され、この結果、耐熱性、
熱安定性に優れた樹脂組成物を得ることができる。その
成形体は板、シート、フィルム、異形品、パイプ等の用
途に好適に使用される。
より、ポロシティが0.2ml/g以上の塩化ビニル−
N−置換マレイミド共重合体が得られ、該樹脂を加工す
る上で、安定剤と滑剤を配合することにより赤く着色し
たフィシュアイの発生が改善され、この結果、耐熱性、
熱安定性に優れた樹脂組成物を得ることができる。その
成形体は板、シート、フィルム、異形品、パイプ等の用
途に好適に使用される。
Claims (3)
- 【請求項1】ポロシティ0.2ml/g以上で、塩化ビ
ニル単位50〜99重量%と下記一般式(1)で表され
るN−置換マレイミド単位1〜50重量%よりなる塩化
ビニル系共重合体。 【化1】 (式中、Xは炭素原子数1〜30の置換又は非置換の鎖
状もしくは環状の脂肪族基又は芳香族基であり、R及び
R’は同一でも異なっても良く、水素、フッ素、塩素も
しくは臭素の原子、シアノ基又は炭素原子数3以下のア
ルキル基である。) - 【請求項2】塩化ビニルと下記一般式(1)で表される
N−置換マレイミドとを水性媒体中でラジカル共重合さ
せるに際し、先ず塩化ビニル単量体を重合転化率が30
〜60重量%に達するまで重合し、その後、塩化ビニル
に溶解したN−置換マレイミドを重合系内に添加して共
重合させることを特徴とする塩化ビニル系共重合体の製
造方法。 【化2】 - 【請求項3】(i)ケン化度70〜95モル%、重合度
700〜3000の部分ケン化ポリビニルアルコール
と、(ii)ケン化度35〜55モル%、重合度300
〜600の部分ケン化ポリビニルアルコールの存在下に
重合を行うことを特徴とする請求項2に記載の塩化ビニ
ル系共重合体の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26355392A JPH06107733A (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | 塩化ビニル系共重合体およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26355392A JPH06107733A (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | 塩化ビニル系共重合体およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06107733A true JPH06107733A (ja) | 1994-04-19 |
Family
ID=17391150
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26355392A Pending JPH06107733A (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | 塩化ビニル系共重合体およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06107733A (ja) |
-
1992
- 1992-10-01 JP JP26355392A patent/JPH06107733A/ja active Pending
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