JPH06112740A - カレントミラー回路 - Google Patents
カレントミラー回路Info
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- JPH06112740A JPH06112740A JP4280760A JP28076092A JPH06112740A JP H06112740 A JPH06112740 A JP H06112740A JP 4280760 A JP4280760 A JP 4280760A JP 28076092 A JP28076092 A JP 28076092A JP H06112740 A JPH06112740 A JP H06112740A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 トランジスタQ1と、これQ1のコレクタに
ベースが接続されたベース電流補償用トランジスタQ4
に直列に接続されたトランジスタQ2と、トランジスタ
Q3とを、上記トランジスタQ2とベース電流補償用ト
ランジスタQ4との接続点を第1乃至第3のトランジス
タQ1〜Q3のベースに接続することによりカレントミ
ラー結合し、トランジスタQ1、Q3により二つの出力
電流Io、nIO を得るカレントミラー回路において、
出力電流nI0 からベース電流IB 成分を除き、hFEに
よるバラツキをなくす。 【構成】 出力電流IO の一部を上記補償用トランジス
タQ4に割くようにし、その割いた電流のうちからトラ
ンジスタQ3にベース電流を供給するようにし、それQ
3のエミッタ面積をトランジスタQ1、Q2のエミッタ
面積のn−1倍にして1:nの二つの出力電流を得る。
ベースが接続されたベース電流補償用トランジスタQ4
に直列に接続されたトランジスタQ2と、トランジスタ
Q3とを、上記トランジスタQ2とベース電流補償用ト
ランジスタQ4との接続点を第1乃至第3のトランジス
タQ1〜Q3のベースに接続することによりカレントミ
ラー結合し、トランジスタQ1、Q3により二つの出力
電流Io、nIO を得るカレントミラー回路において、
出力電流nI0 からベース電流IB 成分を除き、hFEに
よるバラツキをなくす。 【構成】 出力電流IO の一部を上記補償用トランジス
タQ4に割くようにし、その割いた電流のうちからトラ
ンジスタQ3にベース電流を供給するようにし、それQ
3のエミッタ面積をトランジスタQ1、Q2のエミッタ
面積のn−1倍にして1:nの二つの出力電流を得る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カレントミラー回路、
特に出力電流がトランジスタのベース電流に、延いては
電流増幅率に依存性を有しないカレントミラー回路に関
する。
特に出力電流がトランジスタのベース電流に、延いては
電流増幅率に依存性を有しないカレントミラー回路に関
する。
【0002】
【従来の技術】電流I0 とそれをN(正数)倍した出力
電流nIO の互いに1:nになる二つの出力電流を得る
カレントミラー回路として図2(A)に示すものがあ
る。これはカレントミラー回路として最も基本的なもの
である。Q1はエミッタ接地された第1のトランジス
タ、Q2はそれと対を成すところのエミッタ接地された
第2のトランジスタで、このエミッタ面積は第1のトラ
ンジスタQ1のエミッタ面積のn倍にされている。この
第1のトランジスタQ1と第2のトランジスタQ2と
は、第1のトランジスタQ1のコレクタと、第1のトラ
ンジスタQ1及び第2のトランジスタQ2のベースとを
接続することにより互いにカレントミラーの関係になっ
ており、第1のトランジスタQ1と第2のトランジスタ
Q2とは同じベースバイアスを受けるので、第2のトラ
ンジスタQ2には第1のトランジスタQ1に流れる電流
I0 のn倍の電流nI0 が流れ、従って1:nの電流比
を有する二つの出力電流を得ることができると一応は言
える。
電流nIO の互いに1:nになる二つの出力電流を得る
カレントミラー回路として図2(A)に示すものがあ
る。これはカレントミラー回路として最も基本的なもの
である。Q1はエミッタ接地された第1のトランジス
タ、Q2はそれと対を成すところのエミッタ接地された
第2のトランジスタで、このエミッタ面積は第1のトラ
ンジスタQ1のエミッタ面積のn倍にされている。この
第1のトランジスタQ1と第2のトランジスタQ2と
は、第1のトランジスタQ1のコレクタと、第1のトラ
ンジスタQ1及び第2のトランジスタQ2のベースとを
接続することにより互いにカレントミラーの関係になっ
ており、第1のトランジスタQ1と第2のトランジスタ
Q2とは同じベースバイアスを受けるので、第2のトラ
ンジスタQ2には第1のトランジスタQ1に流れる電流
I0 のn倍の電流nI0 が流れ、従って1:nの電流比
を有する二つの出力電流を得ることができると一応は言
える。
【0003】しかし、厳密にはそうはならない。という
のは、第1のトランジスタQ1に供給されるべき電流I
0 の一部が第1のトランジスタQ1及び第2のトランジ
スタQ2のベース電流となるからである。第1のトラン
ジスタQ1に流れるベース電流をIB とすると、それの
n倍のエミッタ面積を有する第2のトランジスタQ2に
流れるベース電流はnIB になり、結局、(1+n)I
B がI0 から割かれる。従って、第1のトランジスタQ
1のコレクタ電流は、IO −(1+n)IB となり、そ
して、第2のトランジスタQ2のコレクタ電流は、第1
のトランジスタQ1のコレクタ電流のn倍になるので、
nI0 −n(1+n)IB となり、nI0 にはならない
のである。即ち、−n(1+n)IB だけ誤差が生じて
しまうのである。そして、IB が誤差成分として存在す
るため、n倍側の出力電流はトランジスタの電流増幅率
hFEによりバラツイてしまうことになる。これはnが小
さい場合には、hFEが小さくない限りあまり問題にはな
らなかったが、nが大きくなると無視できなくなる。
のは、第1のトランジスタQ1に供給されるべき電流I
0 の一部が第1のトランジスタQ1及び第2のトランジ
スタQ2のベース電流となるからである。第1のトラン
ジスタQ1に流れるベース電流をIB とすると、それの
n倍のエミッタ面積を有する第2のトランジスタQ2に
流れるベース電流はnIB になり、結局、(1+n)I
B がI0 から割かれる。従って、第1のトランジスタQ
1のコレクタ電流は、IO −(1+n)IB となり、そ
して、第2のトランジスタQ2のコレクタ電流は、第1
のトランジスタQ1のコレクタ電流のn倍になるので、
nI0 −n(1+n)IB となり、nI0 にはならない
のである。即ち、−n(1+n)IB だけ誤差が生じて
しまうのである。そして、IB が誤差成分として存在す
るため、n倍側の出力電流はトランジスタの電流増幅率
hFEによりバラツイてしまうことになる。これはnが小
さい場合には、hFEが小さくない限りあまり問題にはな
らなかったが、nが大きくなると無視できなくなる。
【0004】図2(B)はウィルソン型カレントミラー
回路で、ベース電流補償用トランジスタQ4を第2のト
ランジスタQ2に直列に接続し、該第2のトランジスタ
Q2のベースを第1のトランジスタQ1のコレクタに接
続したものである。この場合、第1のトランジスタQ1
に供給される筈のI0 からnIB がベース電流補償用ト
ランジスタQ4のベース電流として割かれる。そして、
第1のトランジスタQ1と第2のトランジスタQ2のベ
ース電流の総和は(1+n)IB となり、従って、第1
のトランジスタQ1にはI0 −nIB のコレクタ電流が
流れ、その結果必然的に第2のトランジスタQ2のコレ
クタにはそのn倍のn(I0−nIB )が流れる。依っ
て、ベース電流補償用トランジスタQ4のコレクタ電流
はnI0 −(n2−1)IB となり、これがn側の出力
電流となる。結局、ベース電流の影響を小さくすること
はできてもベース電流の影響をなくすことはできなかっ
た。
回路で、ベース電流補償用トランジスタQ4を第2のト
ランジスタQ2に直列に接続し、該第2のトランジスタ
Q2のベースを第1のトランジスタQ1のコレクタに接
続したものである。この場合、第1のトランジスタQ1
に供給される筈のI0 からnIB がベース電流補償用ト
ランジスタQ4のベース電流として割かれる。そして、
第1のトランジスタQ1と第2のトランジスタQ2のベ
ース電流の総和は(1+n)IB となり、従って、第1
のトランジスタQ1にはI0 −nIB のコレクタ電流が
流れ、その結果必然的に第2のトランジスタQ2のコレ
クタにはそのn倍のn(I0−nIB )が流れる。依っ
て、ベース電流補償用トランジスタQ4のコレクタ電流
はnI0 −(n2−1)IB となり、これがn側の出力
電流となる。結局、ベース電流の影響を小さくすること
はできてもベース電流の影響をなくすことはできなかっ
た。
【0005】図2(C)はそのベース電流の影響をより
小さくしたものであり、図2(B)に示すカレントミラ
ー回路に対して、第2のトランジスタQ2を第1のトラ
ンジスタQ1と同じエミッタ面積にし、そして、第1の
トランジスタQ1、第2のトランジスタQ2とカレント
ミラー接続されたエミッタ面積n倍の第3のトランジス
タQ3を別途設けるように変形を加えたものである。こ
の図2(C)に示すカレントミラー回路は、電流I0 か
らベース電流IB を引いた値I0 −IB が第1のトラン
ジスタに流れ、この第1のトランジスタQ1とカレント
ミラーの関係になる第3のトランジスタQ3にはn(I
0 −IB )が流れる。従って、誤差は−nIB に減少す
る。
小さくしたものであり、図2(B)に示すカレントミラ
ー回路に対して、第2のトランジスタQ2を第1のトラ
ンジスタQ1と同じエミッタ面積にし、そして、第1の
トランジスタQ1、第2のトランジスタQ2とカレント
ミラー接続されたエミッタ面積n倍の第3のトランジス
タQ3を別途設けるように変形を加えたものである。こ
の図2(C)に示すカレントミラー回路は、電流I0 か
らベース電流IB を引いた値I0 −IB が第1のトラン
ジスタに流れ、この第1のトランジスタQ1とカレント
ミラーの関係になる第3のトランジスタQ3にはn(I
0 −IB )が流れる。従って、誤差は−nIB に減少す
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図2
(C)に示すのカレントミラー回路においてもnIB と
いうベース電流による出力電流の誤差を生じ、従って、
誤差を完全になくすことはできなかった。特に、nが大
きくなるとそれに応じて誤差もn倍になり、無視できな
い誤差が生じる。
(C)に示すのカレントミラー回路においてもnIB と
いうベース電流による出力電流の誤差を生じ、従って、
誤差を完全になくすことはできなかった。特に、nが大
きくなるとそれに応じて誤差もn倍になり、無視できな
い誤差が生じる。
【0007】本発明はこのような問題点を解決すべく為
されたものであり、図2(C)に示すカレントミラー回
路を改良して出力電流のベース電流IB 、電流増幅率h
FEに対する依存性をなくし、正確に1:nの電流比を有
する二つの電流が得られるようにすることを目的とす
る。
されたものであり、図2(C)に示すカレントミラー回
路を改良して出力電流のベース電流IB 、電流増幅率h
FEに対する依存性をなくし、正確に1:nの電流比を有
する二つの電流が得られるようにすることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1のカレントミラ
ー回路は、出力電流の一部をベース電流補償用トランジ
スタを介して第3のトランジスタのベースに流すように
したことを特徴とする。請求項2のカレントミラー回路
は、ベース電流補償用トランジスタのコレクタと第3の
トランジスタのコレクタとを接続し、第3のトランジス
タのエミッタ面積を第1、第2のトランジスタのそれの
n−1倍にして第1のトランジスタと第3のトランジス
タから1:nの電流比を有する二つの出力電流を得るよ
うにすることを特徴とする。
ー回路は、出力電流の一部をベース電流補償用トランジ
スタを介して第3のトランジスタのベースに流すように
したことを特徴とする。請求項2のカレントミラー回路
は、ベース電流補償用トランジスタのコレクタと第3の
トランジスタのコレクタとを接続し、第3のトランジス
タのエミッタ面積を第1、第2のトランジスタのそれの
n−1倍にして第1のトランジスタと第3のトランジス
タから1:nの電流比を有する二つの出力電流を得るよ
うにすることを特徴とする。
【0009】
【作用】請求項1のカレントミラー回路によれば、出力
電流の一部をベース電流補償用トランジスタを介して第
3のトランジスタのベースに流すので、ベース電流を完
全にキャンセルすることができ、出力電流のベース電流
による誤差、hFEによるバラツキをなくすことができ
る。
電流の一部をベース電流補償用トランジスタを介して第
3のトランジスタのベースに流すので、ベース電流を完
全にキャンセルすることができ、出力電流のベース電流
による誤差、hFEによるバラツキをなくすことができ
る。
【0010】請求項2のカレントミラー回路によれば、
ベース電流補償用トランジスタのコレクタと第3のトラ
ンジスタのコレクタとが接続されているので、出力電流
の一部がベース電流補償用トランジスタに流れる。そし
て、第3のトランジスタが第1のトランジスタ、第2の
トランジスタの(n−1)倍のエミッタ面積を有してい
る。従って、下記のことがいえる。
ベース電流補償用トランジスタのコレクタと第3のトラ
ンジスタのコレクタとが接続されているので、出力電流
の一部がベース電流補償用トランジスタに流れる。そし
て、第3のトランジスタが第1のトランジスタ、第2の
トランジスタの(n−1)倍のエミッタ面積を有してい
る。従って、下記のことがいえる。
【0011】即ち、元の電流(1:nにおける1側の電
流)I0 からベース電流補償用トランジスタのベース電
流IB を引いた電流I0 −IB が第1のトランジスタ、
第2のトランジスタに流れ、そして、(n−1)(I0
−IB )が第3のトランジスタのコレクタに流れる。そ
して、ベース電流補償用トランジスタQ4から第1乃至
第3のトランジスタにベース電流として供給される電流
の総和は(1+n)IB となり、従って、ベース電流補
償用トランジスタのコレクタに流れる電流はI 0 +(n
−1)IB となり、これに第3のトランジスタに流れた
電流(n+1)(I0 −IB )を加算するとnI0 とな
り、これが1:nにおけるn側の出力電流となる。従っ
て、誤差の全くない1:nの正確な電流比を有する二つ
の出力電流IO 、nIO が得られる。
流)I0 からベース電流補償用トランジスタのベース電
流IB を引いた電流I0 −IB が第1のトランジスタ、
第2のトランジスタに流れ、そして、(n−1)(I0
−IB )が第3のトランジスタのコレクタに流れる。そ
して、ベース電流補償用トランジスタQ4から第1乃至
第3のトランジスタにベース電流として供給される電流
の総和は(1+n)IB となり、従って、ベース電流補
償用トランジスタのコレクタに流れる電流はI 0 +(n
−1)IB となり、これに第3のトランジスタに流れた
電流(n+1)(I0 −IB )を加算するとnI0 とな
り、これが1:nにおけるn側の出力電流となる。従っ
て、誤差の全くない1:nの正確な電流比を有する二つ
の出力電流IO 、nIO が得られる。
【0012】
【実施例】以下、本発明カレントミラー回路を図示実施
例に従って詳細に説明する。図1は本発明カレントミラ
ー回路の一つの実施例を示す回路図である。Q1は第1
のトランジスタで、エミッタ接地されている。Q2は第
2のトランジスタで、エミッタ接地され第1のトランジ
スタQ1とエミッタ面積が等しい。Q3は第3のトラン
ジスタで、エミッタ接地され、エミッタ面積が第1のト
ランジスタQ1、第2のトランジスタQ2のそれのn−
1倍であり、第1のトランジスタQ1、第2のトランジ
スタQ2、第3のトランジスタQ3のベースどうしが互
いに接続されている。第3のトランジスタQ3のエミッ
タ面積を第1、第2のトランジスタQ1、Q2のそれの
n倍ではなく、n−1倍にするのは、n側の出力電流を
第3のトランジスタQ3だけでなく、次に述べるベース
電流補償用トランジスタQ4を介して第2のトランジス
タQ2にも流すようにするからである。
例に従って詳細に説明する。図1は本発明カレントミラ
ー回路の一つの実施例を示す回路図である。Q1は第1
のトランジスタで、エミッタ接地されている。Q2は第
2のトランジスタで、エミッタ接地され第1のトランジ
スタQ1とエミッタ面積が等しい。Q3は第3のトラン
ジスタで、エミッタ接地され、エミッタ面積が第1のト
ランジスタQ1、第2のトランジスタQ2のそれのn−
1倍であり、第1のトランジスタQ1、第2のトランジ
スタQ2、第3のトランジスタQ3のベースどうしが互
いに接続されている。第3のトランジスタQ3のエミッ
タ面積を第1、第2のトランジスタQ1、Q2のそれの
n倍ではなく、n−1倍にするのは、n側の出力電流を
第3のトランジスタQ3だけでなく、次に述べるベース
電流補償用トランジスタQ4を介して第2のトランジス
タQ2にも流すようにするからである。
【0013】Q4はベース電流補償用トランジスタで、
そのベースは第1のトランジスタQ1のコレクタに接続
され、エミッタは第2のトランジスタQ2のコレクタ及
び第1乃至第3のトランジスタQ1〜Q3のベースに接
続されている。そして、ベース電流補償用トランジスタ
Q4のコレクタは第3のトランジスタ3のコレクタに接
続されており、ベース電流補償用トランジスタQ4には
1:nにおけるn側の出力電流の一部が供給されるよう
になっている。
そのベースは第1のトランジスタQ1のコレクタに接続
され、エミッタは第2のトランジスタQ2のコレクタ及
び第1乃至第3のトランジスタQ1〜Q3のベースに接
続されている。そして、ベース電流補償用トランジスタ
Q4のコレクタは第3のトランジスタ3のコレクタに接
続されており、ベース電流補償用トランジスタQ4には
1:nにおけるn側の出力電流の一部が供給されるよう
になっている。
【0014】このカレントミラー回路においては、元と
なる電流、即ち1:nにおける1側の電流I0 の一部が
ベース電流補償用トランジスタQ4のベース電流として
割かれ、第1のトランジスタQ1にはI0 −IB が流れ
る。従って、第2のトランジスタQ2にもI0 −IB
が、また、第3のトランジスタQ3には(n−1)(I
0 −IB )が流れる。
なる電流、即ち1:nにおける1側の電流I0 の一部が
ベース電流補償用トランジスタQ4のベース電流として
割かれ、第1のトランジスタQ1にはI0 −IB が流れ
る。従って、第2のトランジスタQ2にもI0 −IB
が、また、第3のトランジスタQ3には(n−1)(I
0 −IB )が流れる。
【0015】そして、第1乃至第3のトランジスタQ
1、Q2、Q3のベース電流の総和は(1+n)IB と
なり、これに第2のトランジスタQ2に流れる電流I0
−IBを加算し、それからベース電流補償用トランジス
タQ4自身のベース電流I0 を減算した電流I0 +(n
−1)IB がベース電流補償用トランジスタQ4のコレ
クタ電流となる。そして、このベース電流補償用トラン
ジスタQ4のコレクタ電流I0 +(n−1)IB と第3
のトランジスタのコレクタ電流(n−1)(I0 −I
B )を加算した電流が1:nにおけるn倍側の出力電流
となるが、これがnI0 となる。従って、ベース電流に
よる誤差成分が全くない。依って、hFEによるバラツキ
もない。
1、Q2、Q3のベース電流の総和は(1+n)IB と
なり、これに第2のトランジスタQ2に流れる電流I0
−IBを加算し、それからベース電流補償用トランジス
タQ4自身のベース電流I0 を減算した電流I0 +(n
−1)IB がベース電流補償用トランジスタQ4のコレ
クタ電流となる。そして、このベース電流補償用トラン
ジスタQ4のコレクタ電流I0 +(n−1)IB と第3
のトランジスタのコレクタ電流(n−1)(I0 −I
B )を加算した電流が1:nにおけるn倍側の出力電流
となるが、これがnI0 となる。従って、ベース電流に
よる誤差成分が全くない。依って、hFEによるバラツキ
もない。
【0016】このように、本カレントミラー回路は、ベ
ース電流補償用トランジスタを介して第2のトランジス
タに対してn側の出力電流を一部を割き、その代りに第
3のトランジスタQ3のエミッタ面積をn倍ではなくn
−1倍にし、そして、トランジスタのベース電流が出力
電流から割かれた分そのベース電流補償用トランジスタ
Q4を介して第3のトランジスタQ3にベース電流とし
て供給されるようにしたので、ベース電流IB を完全に
キャンセルすることができる。従って、hFEのバラツキ
に全く影響されることなく、正確に1:nの電流比を有
する二つの出力電流を得ることができる。
ース電流補償用トランジスタを介して第2のトランジス
タに対してn側の出力電流を一部を割き、その代りに第
3のトランジスタQ3のエミッタ面積をn倍ではなくn
−1倍にし、そして、トランジスタのベース電流が出力
電流から割かれた分そのベース電流補償用トランジスタ
Q4を介して第3のトランジスタQ3にベース電流とし
て供給されるようにしたので、ベース電流IB を完全に
キャンセルすることができる。従って、hFEのバラツキ
に全く影響されることなく、正確に1:nの電流比を有
する二つの出力電流を得ることができる。
【0017】
【発明の効果】請求項1のカレントミラー回路は、1:
nにおけるn側の出力電流の一部をベース電流補償用ト
ランジスタを介して第3のトランジスタのベースに流す
ようにしたことを特徴とするものである。従って、請求
項1のカレントミラー回路によれば、出力電流の一部を
ベース電流補償用トランジスタを介して第3のトランジ
スタのベースに流すので、ベース電流を完全にキャンセ
ルすることができ、出力電流のベース電流による誤差、
hFEによるバラツキをなくすことができる。
nにおけるn側の出力電流の一部をベース電流補償用ト
ランジスタを介して第3のトランジスタのベースに流す
ようにしたことを特徴とするものである。従って、請求
項1のカレントミラー回路によれば、出力電流の一部を
ベース電流補償用トランジスタを介して第3のトランジ
スタのベースに流すので、ベース電流を完全にキャンセ
ルすることができ、出力電流のベース電流による誤差、
hFEによるバラツキをなくすことができる。
【0018】請求項2のカレントミラー回路は、ベース
電流補償用トランジスタのコレクタと第3のトランジス
タのコレクタとを接続し、第3のトランジスタのエミッ
タ面積を第1、第2のトランジスタのそれのn−1倍に
することを特徴とするものである。従って、請求項2の
カレントミラー回路によれば、ベース電流補償用トラン
ジスタを介して第2のトランジスタに対してn側の出力
電流を一部を割き、その代りに第3のトランジスタQ3
のエミッタ面積をn倍ではなくn−1倍にし、そして、
トランジスタのベース電流が出力電流から割かれた分そ
のベース電流補償用トランジスタQ4を介して第3のト
ランジスタQ3にベース電流として供給されるようにし
たので、ベース電流を完全にキャンセルして1:nの電
流比を有する二つの電流を得ることができる。従って、
hFEのバラツキに全く影響されることなく、1:nの電
流比を正確に有する二つの電流を得ることができる。
電流補償用トランジスタのコレクタと第3のトランジス
タのコレクタとを接続し、第3のトランジスタのエミッ
タ面積を第1、第2のトランジスタのそれのn−1倍に
することを特徴とするものである。従って、請求項2の
カレントミラー回路によれば、ベース電流補償用トラン
ジスタを介して第2のトランジスタに対してn側の出力
電流を一部を割き、その代りに第3のトランジスタQ3
のエミッタ面積をn倍ではなくn−1倍にし、そして、
トランジスタのベース電流が出力電流から割かれた分そ
のベース電流補償用トランジスタQ4を介して第3のト
ランジスタQ3にベース電流として供給されるようにし
たので、ベース電流を完全にキャンセルして1:nの電
流比を有する二つの電流を得ることができる。従って、
hFEのバラツキに全く影響されることなく、1:nの電
流比を正確に有する二つの電流を得ることができる。
【図1】本発明カレントミラー回路の一つの実施例を示
す回路図である。
す回路図である。
【図2】(A)、(B)、(C)は各別の従来例を示す
回路図である。
回路図である。
Q1 第1のトランジスタ Q2 第2のトランジスタ Q3 第3のトランジスタ Q4 ベース電流補償用トランジスタ IB ベース電流 1:n 電流比 I0 元となる電流(1:nにおける1側の電流)
Claims (2)
- 【請求項1】 第1のトランジスタと、該第1のトラン
ジスタのコレクタにベースが接続されたベース電流補償
用ランジスタと直列に接続された第2のトランジスタ
と、第3のトランジスタとを、該第2のトランジスタと
上記ベース電流補償用トランジスタとの接続点を第1乃
至第3のトランジスタのベースに接続することによりカ
レントミラー結合し、第1のトランジスタと第3のトラ
ンジスタにより互いに所定比を有する二つの出力電流を
得るカレントミラー回路において、 上記第3のトランジスタによる出力電流の一部を上記ベ
ース電流補償用トランジスタを介して第3のトランジス
タのベースに流れるようにしてなることを特徴とするカ
レントミラー回路 - 【請求項2】 ベース電流補償用トランジスタのコレク
タと第3のトランジスタのコレクタとを接続し、 第3のトランジスタのエミッタ面積を第1、第2のトラ
ンジスタのそれのn(正数)−1倍にしてなることを特
徴とする請求項1記載のカレントミラー回路
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4280760A JPH06112740A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | カレントミラー回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4280760A JPH06112740A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | カレントミラー回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06112740A true JPH06112740A (ja) | 1994-04-22 |
Family
ID=17629576
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4280760A Pending JPH06112740A (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | カレントミラー回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06112740A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7113005B2 (en) | 2003-09-26 | 2006-09-26 | Rohm Co., Ltd. | Current mirror circuit |
| JP2012156813A (ja) * | 2011-01-26 | 2012-08-16 | New Japan Radio Co Ltd | 演算増幅器 |
-
1992
- 1992-09-25 JP JP4280760A patent/JPH06112740A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7113005B2 (en) | 2003-09-26 | 2006-09-26 | Rohm Co., Ltd. | Current mirror circuit |
| JP2012156813A (ja) * | 2011-01-26 | 2012-08-16 | New Japan Radio Co Ltd | 演算増幅器 |
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