JPH061142B2 - 被凍結材料の凍結方法と容器内液材料の凍結装置 - Google Patents
被凍結材料の凍結方法と容器内液材料の凍結装置Info
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- JPH061142B2 JPH061142B2 JP28037489A JP28037489A JPH061142B2 JP H061142 B2 JPH061142 B2 JP H061142B2 JP 28037489 A JP28037489 A JP 28037489A JP 28037489 A JP28037489 A JP 28037489A JP H061142 B2 JPH061142 B2 JP H061142B2
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
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- F25D2331/803—Bottles
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F25—REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
- F25D—REFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F25D2400/00—General features of, or devices for refrigerators, cold rooms, ice-boxes, or for cooling or freezing apparatus not covered by any other subclass
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- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この発明は、乾燥すべき材料を凍結させて所定の真空度
において凍結乾燥させる凍結真空乾燥手段において、開
口部をもつ容器内に収められた被乾燥材料たる生物学的
材料、医薬品、食品等の被凍結液材料を、凍結真空乾燥
する際の第一工程として行なう予備凍結のための凍結方
法とその装置についての改良に関する。
において凍結乾燥させる凍結真空乾燥手段において、開
口部をもつ容器内に収められた被乾燥材料たる生物学的
材料、医薬品、食品等の被凍結液材料を、凍結真空乾燥
する際の第一工程として行なう予備凍結のための凍結方
法とその装置についての改良に関する。
「従来技術」 従来技術には、大別すれば、被凍結材料を収めた容器を
自立させておいて、これを静止した状態のままか、また
は移動させながら冷却して、内部の液材料を凍結する第
1の手段と、液材料を収めた胴部が円筒状の容器を、回
転させながら冷却して、内部の液材料を容器の内壁面に
沿い薄層に拡げて凍結させていくシェルフリーズ法と呼
ばれる第2の手段とがある。
自立させておいて、これを静止した状態のままか、また
は移動させながら冷却して、内部の液材料を凍結する第
1の手段と、液材料を収めた胴部が円筒状の容器を、回
転させながら冷却して、内部の液材料を容器の内壁面に
沿い薄層に拡げて凍結させていくシェルフリーズ法と呼
ばれる第2の手段とがある。
そして、第1の手段においては、自立させておく被凍結
材料を収めた容器を冷却させる手段として、(a)被凍結
材料を内部に収めた容器を、冷却器で冷却されている空
気内に置き、その空気流により凍結する。(b)被凍結材
料液を内部に収めた容器に0℃以下の充分低い沸点をも
つ液、例えば液体窒素を散布するか、容器をその液中に
浸して凍結する。(c)被凍結材料液を内部に収めた容器
に冷却器で冷却された不凍液を散布するか、容器をその
不凍液に浸して凍結する。(d)被凍結材料液を内部に収
めた容器を冷却器で冷却された金属表面上に置き接触伝
熱により凍結する。(e)さらにこの発明の発明者が先に
発明して特開平1−155176号として出願してい
る、衛生上許容され、必要温度範囲で凍結せず、かつ容
易に揮発する液体を薄層に散布ないし塗布した冷却金属
表面に、被凍結材料液を内部に収めた容器を置き凍結す
る、等の諸手段がある。
材料を収めた容器を冷却させる手段として、(a)被凍結
材料を内部に収めた容器を、冷却器で冷却されている空
気内に置き、その空気流により凍結する。(b)被凍結材
料液を内部に収めた容器に0℃以下の充分低い沸点をも
つ液、例えば液体窒素を散布するか、容器をその液中に
浸して凍結する。(c)被凍結材料液を内部に収めた容器
に冷却器で冷却された不凍液を散布するか、容器をその
不凍液に浸して凍結する。(d)被凍結材料液を内部に収
めた容器を冷却器で冷却された金属表面上に置き接触伝
熱により凍結する。(e)さらにこの発明の発明者が先に
発明して特開平1−155176号として出願してい
る、衛生上許容され、必要温度範囲で凍結せず、かつ容
易に揮発する液体を薄層に散布ないし塗布した冷却金属
表面に、被凍結材料液を内部に収めた容器を置き凍結す
る、等の諸手段がある。
また、第2の手段においては、(a)、液体窒素噴霧ある
いは不凍液等の冷却媒体中に、被凍結材料液を収めた容
器vを第1図に示す如く、直立した姿勢でおき、それの
円筒状をなす胴部の軸心線を回転軸線として高速自転さ
せ、これによる遠心力により容器vの胴部の内周壁に材
料液を押し付け、その内周壁沿いに凍結させる。(b)、
密閉室中に被凍結材料を収めた容器vを前述と同様に直
立した姿勢として配位し、それを竪方向の中心線を回転
軸線として高速回転させ、遠心力により内筒壁面に液を
押しつけ、真空排気し、真空蒸発により潜熱を奪い凍結
させる。(c)、第2図の如く各種冷却媒体を張り込んだ
浴槽wを用い、被凍結材料液を内部に収めた容器vを、
内部の被凍結材料液が該容器vの口部から流れ出ない角
度を限度に、水平に近付くまで傾け、かつ、それの口部
から、浴槽w内の不凍液等の冷却媒体が流れ込まない限
度で冷却媒体中に該容器vの胴部の外周面が浸るよう、
該容器vを浴槽w内に軸支した一対の近接する回転ロー
ラーR・Rの間に支え、その状態において該容器vをそ
れの円筒状の胴部の軸心線を中心に自転させ、内部に収
めている被凍結乾燥材料液を容器vの胴部の内壁面沿い
に凍結させる。(d)多数の被凍結材料液を内部に収めた
容器vを、第4図にあるよう円盤状に形成してある盤体
1に、その盤体1の上面側にあけられている多数の凹窪
1a…に対して該容器vの胴部を挿込むことで、盤面に
対し直立した姿勢に保持せしめ、この盤体1を、それの
中心線に沿う支軸10に支持せしめて、その支軸10
を、第4図の如く、保持する多数の容器v…内の被凍結
材料液が容器vの口部から流れ出ない限度に水平に近く
傾け、この状態で前記支軸10を回転軸として盤体1を
回転しつつ、盤体1を冷却するか、盤体1を液体窒素等
の冷却媒体中に置くかして、盤体1を介して容器vを冷
却し、その容器vの内部の被凍結材料液を、各容器vの
胴部の内壁面沿いに凍結させる、等の手段がある。
いは不凍液等の冷却媒体中に、被凍結材料液を収めた容
器vを第1図に示す如く、直立した姿勢でおき、それの
円筒状をなす胴部の軸心線を回転軸線として高速自転さ
せ、これによる遠心力により容器vの胴部の内周壁に材
料液を押し付け、その内周壁沿いに凍結させる。(b)、
密閉室中に被凍結材料を収めた容器vを前述と同様に直
立した姿勢として配位し、それを竪方向の中心線を回転
軸線として高速回転させ、遠心力により内筒壁面に液を
押しつけ、真空排気し、真空蒸発により潜熱を奪い凍結
させる。(c)、第2図の如く各種冷却媒体を張り込んだ
浴槽wを用い、被凍結材料液を内部に収めた容器vを、
内部の被凍結材料液が該容器vの口部から流れ出ない角
度を限度に、水平に近付くまで傾け、かつ、それの口部
から、浴槽w内の不凍液等の冷却媒体が流れ込まない限
度で冷却媒体中に該容器vの胴部の外周面が浸るよう、
該容器vを浴槽w内に軸支した一対の近接する回転ロー
ラーR・Rの間に支え、その状態において該容器vをそ
れの円筒状の胴部の軸心線を中心に自転させ、内部に収
めている被凍結乾燥材料液を容器vの胴部の内壁面沿い
に凍結させる。(d)多数の被凍結材料液を内部に収めた
容器vを、第4図にあるよう円盤状に形成してある盤体
1に、その盤体1の上面側にあけられている多数の凹窪
1a…に対して該容器vの胴部を挿込むことで、盤面に
対し直立した姿勢に保持せしめ、この盤体1を、それの
中心線に沿う支軸10に支持せしめて、その支軸10
を、第4図の如く、保持する多数の容器v…内の被凍結
材料液が容器vの口部から流れ出ない限度に水平に近く
傾け、この状態で前記支軸10を回転軸として盤体1を
回転しつつ、盤体1を冷却するか、盤体1を液体窒素等
の冷却媒体中に置くかして、盤体1を介して容器vを冷
却し、その容器vの内部の被凍結材料液を、各容器vの
胴部の内壁面沿いに凍結させる、等の手段がある。
「発明が解決しようとする問題点」 公知のとおり、生物学的材料、医薬品、あるいは機能性
食品などの多くは、壊れやすい特殊物性をもち、凍結や
乾燥により保存されているが、凍結や乾燥の過程で変質
したり、異物質で汚染したりしない方法が採用されねば
ならない。このため正確に凍結過程が制御でき、かつ急
速に処理できる方法が追求されてきた。
食品などの多くは、壊れやすい特殊物性をもち、凍結や
乾燥により保存されているが、凍結や乾燥の過程で変質
したり、異物質で汚染したりしない方法が採用されねば
ならない。このため正確に凍結過程が制御でき、かつ急
速に処理できる方法が追求されてきた。
既述の従来技術の第2の手段たるシェルフリーズ法は、
このために開発された手段であり、被凍結材料液を内部
に収める容器vが、通常用いられる形状の円筒状の容器
(薬びん)の場合、容器vを直立無回転で、内部の被凍
結材料液を容器v内部の底面に凍結させていくときの凍
結層厚に較べて、5ないし10倍の広さの容器vの内壁
面に凍結層が拡大することから、凍結層厚を1/5ないし1
/10に薄層化できるようになる。そして、これにより凍
結のための冷却面積拡大と凍結層の薄層化による凍結層
自体の伝熱抵抗の低減の相乗効果による凍結時間短縮と
ともに、凍結層の厚さ方向の凍結速度不均等による品質
不均等を大巾に緩和できるようになる。とくに凍結乾燥
のための予備凍結として行なわれる場合には、凍結層の
面積の拡大と、凍結層厚の薄層化は、凍結乾燥の重要な
欠点の一つである乾燥時間の長期化の問題を、画期的に
解決する。
このために開発された手段であり、被凍結材料液を内部
に収める容器vが、通常用いられる形状の円筒状の容器
(薬びん)の場合、容器vを直立無回転で、内部の被凍
結材料液を容器v内部の底面に凍結させていくときの凍
結層厚に較べて、5ないし10倍の広さの容器vの内壁
面に凍結層が拡大することから、凍結層厚を1/5ないし1
/10に薄層化できるようになる。そして、これにより凍
結のための冷却面積拡大と凍結層の薄層化による凍結層
自体の伝熱抵抗の低減の相乗効果による凍結時間短縮と
ともに、凍結層の厚さ方向の凍結速度不均等による品質
不均等を大巾に緩和できるようになる。とくに凍結乾燥
のための予備凍結として行なわれる場合には、凍結層の
面積の拡大と、凍結層厚の薄層化は、凍結乾燥の重要な
欠点の一つである乾燥時間の長期化の問題を、画期的に
解決する。
ところが、このように効果が明らかであるにも拘らず、
シェルフリーズ法の利用は実験室的あるいは極少量の生
産的用途に限られ、工業的手段には被凍結材料液を内部
に収容する容器を、直立無回転で凍結させる手段が採用
されてきている。
シェルフリーズ法の利用は実験室的あるいは極少量の生
産的用途に限られ、工業的手段には被凍結材料液を内部
に収容する容器を、直立無回転で凍結させる手段が採用
されてきている。
その理由は、従来のシェルフリーズ法が被凍結材料液を
内部に収容せしめた容器の大量自動処理、あるいは連続
処理に馴染まなかったためである。すなわち、このシェ
ルフリーズ法は、前述した(a)及び(b)の手段にあって
は、高速回転する回転軸に対し個別の容器をしっかりと
装着固定することを要し、このための脱着操作が面倒で
連続処理に適応せず、また、(c)の手段は、容器vの回
転速度はのろくても良いが、各容器vを、不凍液等が張
られている浴槽w内において回転駆動機構(例えばロー
ラーR・R)上へ装着する作動の自動化が、浴槽w中の
回転駆動機構の回転作動に伴う浴槽w内の不凍液等の冷
却媒体の液面の波立ち等のため、容易でない問題があ
る。また、(d)の手段も、盤体1の上面に設けられた多
数の凹窪1a…への各容器vの挿入等、盤体に対する容
器vの脱着作動の自動化が複雑な問題がある。
内部に収容せしめた容器の大量自動処理、あるいは連続
処理に馴染まなかったためである。すなわち、このシェ
ルフリーズ法は、前述した(a)及び(b)の手段にあって
は、高速回転する回転軸に対し個別の容器をしっかりと
装着固定することを要し、このための脱着操作が面倒で
連続処理に適応せず、また、(c)の手段は、容器vの回
転速度はのろくても良いが、各容器vを、不凍液等が張
られている浴槽w内において回転駆動機構(例えばロー
ラーR・R)上へ装着する作動の自動化が、浴槽w中の
回転駆動機構の回転作動に伴う浴槽w内の不凍液等の冷
却媒体の液面の波立ち等のため、容易でない問題があ
る。また、(d)の手段も、盤体1の上面に設けられた多
数の凹窪1a…への各容器vの挿入等、盤体に対する容
器vの脱着作動の自動化が複雑な問題がある。
また、従前手段は、それの総てについて、冷却媒体とし
ての液体窒素の使用、および真空庫の使用、ならびに不
凍液浴槽の使用が取扱上不便な問題があり、さらに、盤
体1を用いた場合には、その盤体1から容器vへの接触
伝熱の効率が悪く、凍結速度が遅すぎる問題がある。
ての液体窒素の使用、および真空庫の使用、ならびに不
凍液浴槽の使用が取扱上不便な問題があり、さらに、盤
体1を用いた場合には、その盤体1から容器vへの接触
伝熱の効率が悪く、凍結速度が遅すぎる問題がある。
「問題を解決する手段」 本発明は、従来手段に生じているこれらの問題点を解決
するためになされたものであって、簡略な設備で、被凍
結材料液を内部に収めた容器の面倒な脱着操作を要する
ことなく、かつ、熱伝導の効率を良好にして、内部の被
凍結材料液をシェルフリーズ法により急速に凍結してい
く作動の連続自動化が行なえるようになる新たな手段を
提供することを目的とする。
するためになされたものであって、簡略な設備で、被凍
結材料液を内部に収めた容器の面倒な脱着操作を要する
ことなく、かつ、熱伝導の効率を良好にして、内部の被
凍結材料液をシェルフリーズ法により急速に凍結してい
く作動の連続自動化が行なえるようになる新たな手段を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 次に、この目的を達成するための本発明手段について説
明する。
明する。
本発明手段においては、被凍結材料液を内部に収めた胴
部が円筒状の容器(代表例として、バイアル<円筒形薬
びん>)に回転をあたえる手段としては、胴部が円筒状
の容器を、その口部が昇り勾配の方向に向う姿勢として
中心軸線が水平面に対し角度αとなるように倒して、そ
れの内部の被凍結材料液が口部から流出しない限度の角
度α(α=0の場合を含む)に傾け、その容器を、その
状態に支承するよう傾斜面に形成した冷却可能な台板の
上面に、口部が昇り勾配方向に向う姿勢として横たえ、
この状態において、容器を、それの中心軸線と直交する
方向に、該台板の上面上において転動(スリップなく転
がす)させていく手段を用いる。これにより、容器の回
転作動機構に対する脱着操作の煩わしさを解消すると共
に、容器の回転作動のための自転運動自体を、冷却可能
な台板で構成するシェルフリーズ装置の入口から同出口
への容器の搬送、あるいは、さらに加えてシェルフリー
ズ装置を構成する冷却可能な台板に対する容器の供給と
その冷却可能な台板からの凍結済の容器の排出動作に利
用し、連続自動化をおこなうものである。
部が円筒状の容器(代表例として、バイアル<円筒形薬
びん>)に回転をあたえる手段としては、胴部が円筒状
の容器を、その口部が昇り勾配の方向に向う姿勢として
中心軸線が水平面に対し角度αとなるように倒して、そ
れの内部の被凍結材料液が口部から流出しない限度の角
度α(α=0の場合を含む)に傾け、その容器を、その
状態に支承するよう傾斜面に形成した冷却可能な台板の
上面に、口部が昇り勾配方向に向う姿勢として横たえ、
この状態において、容器を、それの中心軸線と直交する
方向に、該台板の上面上において転動(スリップなく転
がす)させていく手段を用いる。これにより、容器の回
転作動機構に対する脱着操作の煩わしさを解消すると共
に、容器の回転作動のための自転運動自体を、冷却可能
な台板で構成するシェルフリーズ装置の入口から同出口
への容器の搬送、あるいは、さらに加えてシェルフリー
ズ装置を構成する冷却可能な台板に対する容器の供給と
その冷却可能な台板からの凍結済の容器の排出動作に利
用し、連続自動化をおこなうものである。
容器を転動搬送する部材としては、例えば、台板の上面
に横たえた容器の自転を許容する程度に緩やかに容器の
胴部の外周面を拘束する支持具を使用する。この支持具
の移動速度が容器の搬送速度を規制するようになる。シ
ェルフリーズ装置を構成する冷却可能な台板が固定であ
れば、容器を転動させることによる搬送速度が、同時に
容器の自転速度を決定するようになるが、支持具の移動
に加えて台板の上面にも運動を与えれば、台板の上面の
移動速度と支持具の移動速度との差が、容器の自転速度
を決定することにより、選択の自由度が増える。
に横たえた容器の自転を許容する程度に緩やかに容器の
胴部の外周面を拘束する支持具を使用する。この支持具
の移動速度が容器の搬送速度を規制するようになる。シ
ェルフリーズ装置を構成する冷却可能な台板が固定であ
れば、容器を転動させることによる搬送速度が、同時に
容器の自転速度を決定するようになるが、支持具の移動
に加えて台板の上面にも運動を与えれば、台板の上面の
移動速度と支持具の移動速度との差が、容器の自転速度
を決定することにより、選択の自由度が増える。
台板の上面を水平な面に対し角度αをなす斜面の円錐形
とすれば、容器の転動軌道は円軌道になり、台板の上面
を水平な面と角αをなす斜面の平板とすれば、容器の転
動軌道は直線となる。
とすれば、容器の転動軌道は円軌道になり、台板の上面
を水平な面と角αをなす斜面の平板とすれば、容器の転
動軌道は直線となる。
被凍結材料液を収めた容器を冷却する手段としては、本
発明の発明者が発明して特開平1−155176号公報
として既に出願している手段を利用する。即ち、容器を
転動自在に支承させる台板を、冷却可能とし、該台板の
上面に、衛生上許容され、必要温度範囲で凍結せ
ず、かつ容易に発揮する不凍液、例えばエタノール
を、薄層に散布(あるいは塗布)し、その薄層の液膜上
にバイアルを横たえ、転動バイアルを、濡れ接触熱伝導
により冷却し凍結させるものである。
発明の発明者が発明して特開平1−155176号公報
として既に出願している手段を利用する。即ち、容器を
転動自在に支承させる台板を、冷却可能とし、該台板の
上面に、衛生上許容され、必要温度範囲で凍結せ
ず、かつ容易に発揮する不凍液、例えばエタノール
を、薄層に散布(あるいは塗布)し、その薄層の液膜上
にバイアルを横たえ、転動バイアルを、濡れ接触熱伝導
により冷却し凍結させるものである。
第5図乃至第14図は本発明手段の説明図である。
第5図は、医薬品の凍結乾燥に広く使用されている容器
(バイアル)vの標準的形状(通常、円筒状の胴部の内
法高さhiがその内径Diの1.5倍から2倍程度)、
および内部に収めた被凍結材料液の流出の不安なしに、
容器vを横たえて支承することが出来る台板2の上面2
0の角度αと液量の関係の例を示す。図示する例の容器
vはDi=27mm、hi=47mm、液量5.7m、
1は直立時の液面、このときの液深は10mmであり、
2は、角度α(勾配1/6)に傾斜させたと時の液面であ
る。内部の液量が少なければ当然緩やかな傾斜で良く、
水平な面に対する角度αはα=0でも流出しない場合も
ある。
(バイアル)vの標準的形状(通常、円筒状の胴部の内
法高さhiがその内径Diの1.5倍から2倍程度)、
および内部に収めた被凍結材料液の流出の不安なしに、
容器vを横たえて支承することが出来る台板2の上面2
0の角度αと液量の関係の例を示す。図示する例の容器
vはDi=27mm、hi=47mm、液量5.7m、
1は直立時の液面、このときの液深は10mmであり、
2は、角度α(勾配1/6)に傾斜させたと時の液面であ
る。内部の液量が少なければ当然緩やかな傾斜で良く、
水平な面に対する角度αはα=0でも流出しない場合も
ある。
第6図、第8図、第10図は台板2の上面20に形成さ
れる不凍液膜の代表的な諸態様、および台板2の上面2
0上に横たえた容器vの外周面と台板2の上面20との
間に形成される濡れ接触面の形状を示す。第6図、第8
図、第10図に共通して、実線20は斜面に形成した台
板2の上面、vはその台板2の上面20に横たえた容
器、矢印は前述した条件を満たす不凍液であるエタノー
ルEtの供給場所、破線は容器vを置かないときのエタ
ノールの液面、点線は容器v配置後のエタノールEtの
液面を示す。
れる不凍液膜の代表的な諸態様、および台板2の上面2
0上に横たえた容器vの外周面と台板2の上面20との
間に形成される濡れ接触面の形状を示す。第6図、第8
図、第10図に共通して、実線20は斜面に形成した台
板2の上面、vはその台板2の上面20に横たえた容
器、矢印は前述した条件を満たす不凍液であるエタノー
ルEtの供給場所、破線は容器vを置かないときのエタ
ノールの液面、点線は容器v配置後のエタノールEtの
液面を示す。
第6図は台板2の上面20で、その上に横たえる容器v
…が転動する軌跡に沿う部位に、突条30による液溜り
3を設け、その液溜り3にエタノールEtを供給するよ
うにした例であり、容器v配置前のエタノールEtの液
面は、容器vの円筒状の胴部の長さ方向において、それ
の半ばに達しないが、容器vを置くと毛細管現象によ
り、エタノール液は容器vの円筒状の胴部の略全長に伸
び、第7図にて網目状に示す濡れ接触面Zを作る。
…が転動する軌跡に沿う部位に、突条30による液溜り
3を設け、その液溜り3にエタノールEtを供給するよ
うにした例であり、容器v配置前のエタノールEtの液
面は、容器vの円筒状の胴部の長さ方向において、それ
の半ばに達しないが、容器vを置くと毛細管現象によ
り、エタノール液は容器vの円筒状の胴部の略全長に伸
び、第7図にて網目状に示す濡れ接触面Zを作る。
第8図および第10図はエタノール液を、容器vが転動
する軌跡よりも、勾配の昇り方向の上位において、台板
2の上面20に供給するようにした例を示す。供給した
エタノール液により形成される一定の厚さの濡れ膜は、
台板2の上面20が傾斜面であっても均等厚さに残り、
第10図の如く、液溜り3を設けないか、その液溜り3
から離れた位置に容器vを置いたときの濡れ接触面Zの
巾は、第11図の如く、容器vの底部側と肩部側とにお
いて略等しくなる。また、第8図の如く液溜り3に沿い
転動するように容器vを配置したときの濡れ接触面Zの
巾は、第9図に示すように容器vの底部側の巾が肩部側
の巾より広い梯形となる。
する軌跡よりも、勾配の昇り方向の上位において、台板
2の上面20に供給するようにした例を示す。供給した
エタノール液により形成される一定の厚さの濡れ膜は、
台板2の上面20が傾斜面であっても均等厚さに残り、
第10図の如く、液溜り3を設けないか、その液溜り3
から離れた位置に容器vを置いたときの濡れ接触面Zの
巾は、第11図の如く、容器vの底部側と肩部側とにお
いて略等しくなる。また、第8図の如く液溜り3に沿い
転動するように容器vを配置したときの濡れ接触面Zの
巾は、第9図に示すように容器vの底部側の巾が肩部側
の巾より広い梯形となる。
濡れ接触面Zの形状により、当然シェルフリーズ凍結層
の形状は異なったものとなる。凍結乾燥の予備凍結の場
合は、乾燥時の加熱条件に合わせて最適濡れ接触面を選
択できる。
の形状は異なったものとなる。凍結乾燥の予備凍結の場
合は、乾燥時の加熱条件に合わせて最適濡れ接触面を選
択できる。
第12図および第13図は、台板2の上面20に横たえ
た容器vを、支持具4により転動させて移送させる時
の、容器vの中心軸線と直交するx−z断面(容器vの
進行方向x、台板面に垂直方向z)における力の作用の
二つの典型例を示す説明図、第14図は第13図の転動
する容器vを移動方向の後方から見た図である。
た容器vを、支持具4により転動させて移送させる時
の、容器vの中心軸線と直交するx−z断面(容器vの
進行方向x、台板面に垂直方向z)における力の作用の
二つの典型例を示す説明図、第14図は第13図の転動
する容器vを移動方向の後方から見た図である。
第12図の場合は、傾斜面とした台板2の上面20に横
たえた容器vは、それの円筒状の胴部の中心線をとおる
台板2の上面20の垂線と、容器vの胴部の外面との交
点qに、外力Q(直胴部外面を押す成分Qzと面に沿う
成分Qxを持つ)を加えた場合で、Wは重力のz成分、
Rは抗力のz成分である。容器vと台板2の上面20と
の接点oと交点qにおける最大摩擦力は、一般に最大転
がり摩擦力より大きいから、外力Qxが点oとqにおけ
る摩擦力のx成分の和(F+f)を越えると、容器vは
スリップなしに台板上を転動する。外力Qを台板2の上
面20に平行するベルト40により加えると、容器vの
移動速度は、ベルト40の回動速度の1/2である。
たえた容器vは、それの円筒状の胴部の中心線をとおる
台板2の上面20の垂線と、容器vの胴部の外面との交
点qに、外力Q(直胴部外面を押す成分Qzと面に沿う
成分Qxを持つ)を加えた場合で、Wは重力のz成分、
Rは抗力のz成分である。容器vと台板2の上面20と
の接点oと交点qにおける最大摩擦力は、一般に最大転
がり摩擦力より大きいから、外力Qxが点oとqにおけ
る摩擦力のx成分の和(F+f)を越えると、容器vは
スリップなしに台板上を転動する。外力Qを台板2の上
面20に平行するベルト40により加えると、容器vの
移動速度は、ベルト40の回動速度の1/2である。
第13図では、傾斜面とした台板2の上面20に横たえ
た容器vには、容器vの重心に容器vの重量のz成分W
が働き、容器vと台板2の上面20との接点oには抗力
のz成分R(=W)が働き、容器vを台板2の上面20
上に支持しているが、容器vの胴部の外周面の側面と支
持具4の押部41の接点pに、外力Pを加え静かにx方
向に押すと、外力Pに等しい摩擦力Fが外力Pと反対方
向に生じ、容器vのx方向へのスリップを阻止し、かつ
容器vをその重心gのまわりに回転させようとし、支持
具4の押部41と容器vとの接触点pに容器vの回転を
阻止する摩擦力のz成分fが加わる。接点oの抗力Rは
点pに外力を加えた結果、(W+f)に増加する。最大
摩擦力は、接触部に加わる法線方向の外力に比例するか
ら、容器vの転動に要する外力Pのx成分、Pxが台板
2の上面20との接点oにおける抗力Pzより小さけれ
ば、接点oと接点pにおける摩擦係数が同等でも、外力
pをしだいに増していくとき、スリップは支持具4の押
部41と容器vの胴部の外周面との間に生じ、容器vは
台板2の上面20上をスリップ無しに転動運動する。
た容器vには、容器vの重心に容器vの重量のz成分W
が働き、容器vと台板2の上面20との接点oには抗力
のz成分R(=W)が働き、容器vを台板2の上面20
上に支持しているが、容器vの胴部の外周面の側面と支
持具4の押部41の接点pに、外力Pを加え静かにx方
向に押すと、外力Pに等しい摩擦力Fが外力Pと反対方
向に生じ、容器vのx方向へのスリップを阻止し、かつ
容器vをその重心gのまわりに回転させようとし、支持
具4の押部41と容器vとの接触点pに容器vの回転を
阻止する摩擦力のz成分fが加わる。接点oの抗力Rは
点pに外力を加えた結果、(W+f)に増加する。最大
摩擦力は、接触部に加わる法線方向の外力に比例するか
ら、容器vの転動に要する外力Pのx成分、Pxが台板
2の上面20との接点oにおける抗力Pzより小さけれ
ば、接点oと接点pにおける摩擦係数が同等でも、外力
pをしだいに増していくとき、スリップは支持具4の押
部41と容器vの胴部の外周面との間に生じ、容器vは
台板2の上面20上をスリップ無しに転動運動する。
台板2の上面20のエタノールEtの液膜の存在と、そ
れに接触する容器vの胴部のために、摩擦係数には、エ
タノールへの大気中水蒸気の結露(エタノール水溶液中
の水分増加)の影響を含む、塗布液の表面張力や粘度が
関与するので、P点における摩擦係数を充分小さくする
工夫、例えば、第13図、第14図のとおり、押部41
・41を、一対の小突起(図中、黒点)とする等の対策
を加えることが望ましい。支持具4の支持部42は後述
する容器搬送機構Kに結合され、容器vを所定の軌道上
において転動自在となるよう拘束する。支持具4の押部
41と反対側の規制部43は容器vが支持具4より先行
自走するのを規制するための部分で、支持部42が直列
に多数配列される場合は、これを省き、直ぐ前方の支持
具4の押部41の裏面(後面)で代えることもできる。
第14図に示す止部44(第13図には省略)は、容器
vを転動させる軌道が突条30を持つときは省くことも
出来るが、容器vが傾斜面とした台板2の上面20をず
れ落ち、軌道を横にそれることを防ぐ。
れに接触する容器vの胴部のために、摩擦係数には、エ
タノールへの大気中水蒸気の結露(エタノール水溶液中
の水分増加)の影響を含む、塗布液の表面張力や粘度が
関与するので、P点における摩擦係数を充分小さくする
工夫、例えば、第13図、第14図のとおり、押部41
・41を、一対の小突起(図中、黒点)とする等の対策
を加えることが望ましい。支持具4の支持部42は後述
する容器搬送機構Kに結合され、容器vを所定の軌道上
において転動自在となるよう拘束する。支持具4の押部
41と反対側の規制部43は容器vが支持具4より先行
自走するのを規制するための部分で、支持部42が直列
に多数配列される場合は、これを省き、直ぐ前方の支持
具4の押部41の裏面(後面)で代えることもできる。
第14図に示す止部44(第13図には省略)は、容器
vを転動させる軌道が突条30を持つときは省くことも
出来るが、容器vが傾斜面とした台板2の上面20をず
れ落ち、軌道を横にそれることを防ぐ。
台板2の上面20が固定の場合は、容器vが1回転する
と、それの円筒状とした胴部の外周面の円周長だけ進
み、その自転速度により軌道上の移動速さは決定され
る。そこで台板2の上面20を容器vが転動する軌道の
方向と同方向(正または負)に同時移動させると、容器
vの移動の速さは容器搬送機構Kの作動速さとなるが、
容器vの自転速度は容器搬送機構Kの速度と台板2の上
面20の速度との差により決定され、それぞれの最適値
を個別に選択できる。
と、それの円筒状とした胴部の外周面の円周長だけ進
み、その自転速度により軌道上の移動速さは決定され
る。そこで台板2の上面20を容器vが転動する軌道の
方向と同方向(正または負)に同時移動させると、容器
vの移動の速さは容器搬送機構Kの作動速さとなるが、
容器vの自転速度は容器搬送機構Kの速度と台板2の上
面20の速度との差により決定され、それぞれの最適値
を個別に選択できる。
傾斜面とする台板2の上面20を平面とすれば、容器v
が転動する軌道は台板2の上面20と水平面の交線に平
行な直線となり、傾斜面とする台板2の上面20を円錐
面の一部とすれば、容器vが転動する軌道は該円錐面の
軸心を中心とする仮想円と同心円の軌道となる。
が転動する軌道は台板2の上面20と水平面の交線に平
行な直線となり、傾斜面とする台板2の上面20を円錐
面の一部とすれば、容器vが転動する軌道は該円錐面の
軸心を中心とする仮想円と同心円の軌道となる。
容器搬送機構Kに支持具4を複数列並列に取り付けるこ
とにより、容器vが転動する軌道を、複数本同心円状に
平行する軌道とすることが出来る。
とにより、容器vが転動する軌道を、複数本同心円状に
平行する軌道とすることが出来る。
台板2の上面20に横たえた容器v…の支持手段は、第
12図に示す手段においては、ベルト40の高さの調整
だけで、各種寸法の容器vに対応できるが、ベルト40
に上下の脈動があると容器vの転動が不規則になり、他
方第13図に示す手段の場合は、支持具4の上下脈動に
裕度を持たせることができるが、容器vの寸法に応じ
て、支持具4自体を適応する大きさ形状のものと交換す
る必要があり、状況に応じて選択する。
12図に示す手段においては、ベルト40の高さの調整
だけで、各種寸法の容器vに対応できるが、ベルト40
に上下の脈動があると容器vの転動が不規則になり、他
方第13図に示す手段の場合は、支持具4の上下脈動に
裕度を持たせることができるが、容器vの寸法に応じ
て、支持具4自体を適応する大きさ形状のものと交換す
る必要があり、状況に応じて選択する。
次に本発明における、台板2の上面20に対し、エタノ
ールEt等の所定の条件に伴う不凍液を散布ないし塗布
する手段について説明する。
ールEt等の所定の条件に伴う不凍液を散布ないし塗布
する手段について説明する。
前述したように、容器vのハンドリングを、乾いた冷却
可能な金属の台板2の上面20において行なっても、容
器v内に収めた被凍結材料液のシェルフリーズが成功す
る場合はある。しかし、容器vの円筒状の胴部の外周面
と台板2の上面20との接触伝達が小さいため、凍結に
長時間を要するようになる。そして、このことから、台
板2の上面20を固定状態とした場合は、その上面20
を、内部の被凍結乾燥材料液が凍結するまで転動させる
ための、軌道の長さが大変長くなり、工業的手段に馴染
まず、また容器vの外周面しと台板2の上面20との間
の熱伝達不良のため、生成してくる氷結晶が容器vの胴
部の内壁面に根付かず転動による容器vの回転により凍
結層が容器vの内壁面から剥離し、望ましい凍結層の形
成に失敗するばあいも少なくない。
可能な金属の台板2の上面20において行なっても、容
器v内に収めた被凍結材料液のシェルフリーズが成功す
る場合はある。しかし、容器vの円筒状の胴部の外周面
と台板2の上面20との接触伝達が小さいため、凍結に
長時間を要するようになる。そして、このことから、台
板2の上面20を固定状態とした場合は、その上面20
を、内部の被凍結乾燥材料液が凍結するまで転動させる
ための、軌道の長さが大変長くなり、工業的手段に馴染
まず、また容器vの外周面しと台板2の上面20との間
の熱伝達不良のため、生成してくる氷結晶が容器vの胴
部の内壁面に根付かず転動による容器vの回転により凍
結層が容器vの内壁面から剥離し、望ましい凍結層の形
成に失敗するばあいも少なくない。
そこで本発明においては、容器vを転動させる台板を冷
却可能とし、該台板2の上面20に、衛生上許容さ
れ、必要温度範囲で凍結せず、かつ容易に揮発する
液体、例えばエタノールEtを、薄層に散布(あるいは
塗布)し、その薄層の液膜上に容器vを横たえて、転動
させ、その転動する容器vを、濡れ接触による熱伝導に
より冷却し凍結させる手段を用いている。
却可能とし、該台板2の上面20に、衛生上許容さ
れ、必要温度範囲で凍結せず、かつ容易に揮発する
液体、例えばエタノールEtを、薄層に散布(あるいは
塗布)し、その薄層の液膜上に容器vを横たえて、転動
させ、その転動する容器vを、濡れ接触による熱伝導に
より冷却し凍結させる手段を用いている。
ここで、衛生上許容されるとは、文字通りの意味であ
り、また、必要温度範囲とは、前述の医薬品等を凍結
させるのに必要な温度範囲、即ち、少なくとも−50℃
前後で凍結しないとの意味であり、また、容易に揮発
するとは、内部液の凍結状態を維持できる低温下でも大
気中あるいは減圧下で、許容できる時間内に揮発し、容
器vの外周面に残留しないとの意味である。この
の三条件を満たす液体としては、例えばエタノール水溶
液がある。エタノールの他の利点は、塗布する冷却面に
大気中の水蒸気が結露しても、エタノールが水を良く溶
解し、これにより、エタノール濃度が75%〜80%程
度に低下してきても、氷結晶を作らず、濡れた金属表面
(台板2の上面20)とその上に置かれた固体面との濡
れ接触による熱伝達と、滑らかな容器vの転動を防げな
い点である。
り、また、必要温度範囲とは、前述の医薬品等を凍結
させるのに必要な温度範囲、即ち、少なくとも−50℃
前後で凍結しないとの意味であり、また、容易に揮発
するとは、内部液の凍結状態を維持できる低温下でも大
気中あるいは減圧下で、許容できる時間内に揮発し、容
器vの外周面に残留しないとの意味である。この
の三条件を満たす液体としては、例えばエタノール水溶
液がある。エタノールの他の利点は、塗布する冷却面に
大気中の水蒸気が結露しても、エタノールが水を良く溶
解し、これにより、エタノール濃度が75%〜80%程
度に低下してきても、氷結晶を作らず、濡れた金属表面
(台板2の上面20)とその上に置かれた固体面との濡
れ接触による熱伝達と、滑らかな容器vの転動を防げな
い点である。
塗布液(以降、その代表例、エタノールの名称で、塗布
液一般を表すことにする)が空気(熱伝導率0.02kcal/m
hr℃)に替わって接触部付近の間隙を埋めるために、容
器vと台板2の上面20との間の接触熱伝達は著しく増
加する。間隙を埋める液体がエタノール(熱伝導率0.15
kcal/mhr℃)の場合には約7.5倍に増大する。これに
よる凍結時間が短縮されるだけでなく、容器vの外周面
の台板2の上面20に接する部位が、濡れ接触面Zによ
り深く冷却されるため、その接触部位が容器vの一回転
で再び台板2の上面20に接触する間の昇温により、容
器vの内壁面に凍結した凍結層が弛み内壁面から剥離す
る危険が解消される。
液一般を表すことにする)が空気(熱伝導率0.02kcal/m
hr℃)に替わって接触部付近の間隙を埋めるために、容
器vと台板2の上面20との間の接触熱伝達は著しく増
加する。間隙を埋める液体がエタノール(熱伝導率0.15
kcal/mhr℃)の場合には約7.5倍に増大する。これに
よる凍結時間が短縮されるだけでなく、容器vの外周面
の台板2の上面20に接する部位が、濡れ接触面Zによ
り深く冷却されるため、その接触部位が容器vの一回転
で再び台板2の上面20に接触する間の昇温により、容
器vの内壁面に凍結した凍結層が弛み内壁面から剥離す
る危険が解消される。
「実施例」 次に実施例を図面に従い詳述する。
第15図および第16図は本発明の実施例中の一例を示
す。第15図は容器vの転動搬送方向の後方から見た装
置主要部の正面図で、第16図は、第15図に示すX方
向からの側面図である。
す。第15図は容器vの転動搬送方向の後方から見た装
置主要部の正面図で、第16図は、第15図に示すX方
向からの側面図である。
この例は複線軌道をもつ装置の例で、共通の台板2の上
面20上に容器vを転動させるための軌道が2連に設け
てあり、各軌道の上方には、容器搬送機構Kが2連に並
列して設けてある。
面20上に容器vを転動させるための軌道が2連に設け
てあり、各軌道の上方には、容器搬送機構Kが2連に並
列して設けてある。
同図において、2は上面20を水平な面に対し角度α
(α=0を含む)をなす傾斜面とした冷却可能の台板
で、(その表面上の点線はエタノール等の塗布液の液膜
面)、図では内部を冷却された不凍熱媒流体が循環する
平筐に形成され、下面側と側面は断熱材で囲われたもの
として描かれているが、冷却方法は問わない。
(α=0を含む)をなす傾斜面とした冷却可能の台板
で、(その表面上の点線はエタノール等の塗布液の液膜
面)、図では内部を冷却された不凍熱媒流体が循環する
平筐に形成され、下面側と側面は断熱材で囲われたもの
として描かれているが、冷却方法は問わない。
6はエタノール等の塗布液を供給する液供給機構で、こ
の例では台板2の上面20の上方に、その上面20上を
転動さす容器vの軌道に平行に取り付けた多孔スプレー
管(管断面に図示した半径がノズルの向き)である。該
液供給機構6は、台板2の上面20を転動する容器vの
外周面に付着して消失する僅かな塗布液を補充するだけ
で良いから、間歇的に、容器vが転動する軌道に沿って
台板2の上面20の勾配の上手(図で容器v右側)に散
布するようにして良い。あるいは連続的にノズル孔から
滲み出る方式でも良い。傾斜面とする台板2の上面20
が緩やかな勾配、あるいは水平であっても、液膜は容器
vと台板2の上面20との接触面に拡がり容器vが転動
する軌道に供給される。
の例では台板2の上面20の上方に、その上面20上を
転動さす容器vの軌道に平行に取り付けた多孔スプレー
管(管断面に図示した半径がノズルの向き)である。該
液供給機構6は、台板2の上面20を転動する容器vの
外周面に付着して消失する僅かな塗布液を補充するだけ
で良いから、間歇的に、容器vが転動する軌道に沿って
台板2の上面20の勾配の上手(図で容器v右側)に散
布するようにして良い。あるいは連続的にノズル孔から
滲み出る方式でも良い。傾斜面とする台板2の上面20
が緩やかな勾配、あるいは水平であっても、液膜は容器
vと台板2の上面20との接触面に拡がり容器vが転動
する軌道に供給される。
6′は前記液供給機構6と同様に形成して、台板2の上
面20の勾配の下手側に設けた別の液供給機構である。
容器vを転動さす軌道の、容器vの底部側に液溜り3を
設ける場合には、塗布液の供給は、液溜り3に対して為
されれば良い。この実施例における液供給機構6′は、
液溜り3のための突起をかねた多孔スプレー管になって
いる。なお、第16図では液供給機構6および液供給機
構6′は図面上省略してある。これら液供給機構6・
6′で供給されて液溜り3に溜まる塗布液は、容器vの
外周面との接触で毛細管現象により、その容器vの肩部
まで拡がり、好ましい濡れ接触面Zをつくる。
面20の勾配の下手側に設けた別の液供給機構である。
容器vを転動さす軌道の、容器vの底部側に液溜り3を
設ける場合には、塗布液の供給は、液溜り3に対して為
されれば良い。この実施例における液供給機構6′は、
液溜り3のための突起をかねた多孔スプレー管になって
いる。なお、第16図では液供給機構6および液供給機
構6′は図面上省略してある。これら液供給機構6・
6′で供給されて液溜り3に溜まる塗布液は、容器vの
外周面との接触で毛細管現象により、その容器vの肩部
まで拡がり、好ましい濡れ接触面Zをつくる。
4は容器vを支持(または拘束)する支持具である
(4′は空の状態の支持具を示す)。第15図および第
16図に示す実施例では、支持具4は回転軸70・70
の軸方向を、傾斜面とした台板2の上面20の勾配の方
向に沿わせた一対のスプロケット71・71にエンドレ
スに掛けまわした無端状のチェン72の外周側に取り付
けられて、容器搬送機構Kを構成している。そして、前
工程[容器v内への被凍結材料液の注入、真空(窒素封
入)用ゴム栓の半打栓、他]を終えて容器供給コンベア
の端末Eから供給される容器vを連続的に捉えて、台板
2の上面20の前端(第16図で左端側)に位置させ、
引き続きこれを転動搬送して、凍結済み容器vを台板2
の上面20の端末(第16図で右端側)から、次工程
(凍結乾燥の場合は容器vの整列と凍結乾燥機への搬
入)へのコンベア前端側Sに送り出す。液材料の物性と
液量に応じてチェンの駆動速度及び台板の温度を調整す
ることが出来る。
(4′は空の状態の支持具を示す)。第15図および第
16図に示す実施例では、支持具4は回転軸70・70
の軸方向を、傾斜面とした台板2の上面20の勾配の方
向に沿わせた一対のスプロケット71・71にエンドレ
スに掛けまわした無端状のチェン72の外周側に取り付
けられて、容器搬送機構Kを構成している。そして、前
工程[容器v内への被凍結材料液の注入、真空(窒素封
入)用ゴム栓の半打栓、他]を終えて容器供給コンベア
の端末Eから供給される容器vを連続的に捉えて、台板
2の上面20の前端(第16図で左端側)に位置させ、
引き続きこれを転動搬送して、凍結済み容器vを台板2
の上面20の端末(第16図で右端側)から、次工程
(凍結乾燥の場合は容器vの整列と凍結乾燥機への搬
入)へのコンベア前端側Sに送り出す。液材料の物性と
液量に応じてチェンの駆動速度及び台板の温度を調整す
ることが出来る。
第15図には省かれているが、第16図に概念的に示さ
れているとおり、装置の主要部は除去可能の防熱防湿カ
バー9で蔽われ、必要によつては、除湿清浄空気が、カ
バー9に設けたノズル91からカバー9内に送られ、容
器vの出入口9a・9bから緩やかに吹き出す等の対策
を講じうる。第16図に示すとおりカバー9の容器出入
口9a・9bに、それぞれ、排出、供給する容器vが一
時滞留する構造(例えば、入口9aに設けた規制板92
がチェン72と連動して実線位置から点線位置に開くよ
うにして、それの開放作動で先頭の容器vを通過させ、
その通過により再び実線位置に戻って、次位の容器vの
通過を阻止するようにし、出口9bにも、図面では省略
しているが、同様の規制板を設けておく)とすれば、出
入口9a・9bからの湿気の侵入を充分防止できる。
れているとおり、装置の主要部は除去可能の防熱防湿カ
バー9で蔽われ、必要によつては、除湿清浄空気が、カ
バー9に設けたノズル91からカバー9内に送られ、容
器vの出入口9a・9bから緩やかに吹き出す等の対策
を講じうる。第16図に示すとおりカバー9の容器出入
口9a・9bに、それぞれ、排出、供給する容器vが一
時滞留する構造(例えば、入口9aに設けた規制板92
がチェン72と連動して実線位置から点線位置に開くよ
うにして、それの開放作動で先頭の容器vを通過させ、
その通過により再び実線位置に戻って、次位の容器vの
通過を阻止するようにし、出口9bにも、図面では省略
しているが、同様の規制板を設けておく)とすれば、出
入口9a・9bからの湿気の侵入を充分防止できる。
第15図では容器v…を転動させる軌道は2列である
が、言うまでもなく、必要な処理能力に応じて任意の数
の並列軌道を共通の台板2の上面20上に設けることが
出来る。
が、言うまでもなく、必要な処理能力に応じて任意の数
の並列軌道を共通の台板2の上面20上に設けることが
出来る。
第17図および第18図は別の実施例を示す。第15図
および第16図に示した前述の実施例との主な相違は、
冷却面となる台板2の上面20が固定面でなく、一対の
ローラー(あるいはスプロケット)72・72にエンド
レスに掛けまわされた、無端状のベルトあるいはチェン
よりなる搬送体80の上方回動部80aの傾斜平面部8
1に構成されている点である。第17図は前述の実施例
における第15図に対応する向きからの正面図で、第1
8図は前述の実施例の第16図に対応する(ただし容器
vの出口9b側となる右半分は図示を省略)。
および第16図に示した前述の実施例との主な相違は、
冷却面となる台板2の上面20が固定面でなく、一対の
ローラー(あるいはスプロケット)72・72にエンド
レスに掛けまわされた、無端状のベルトあるいはチェン
よりなる搬送体80の上方回動部80aの傾斜平面部8
1に構成されている点である。第17図は前述の実施例
における第15図に対応する向きからの正面図で、第1
8図は前述の実施例の第16図に対応する(ただし容器
vの出口9b側となる右半分は図示を省略)。
この実施例では、冷却面となる台板2の上面20は、そ
の上面20に塗布する塗布液を張り込む浴槽w内におい
てエンドレスに回動するよう張架したベルトあるいはチ
ェンよりなる無端の搬送体80の上方回動部80aの上
面により構成してある。そして、該無端の搬送体80
は、それの下方回動部80bが浴槽w中に張り込まれる
エタノール等の塗布液の液中を回動し、上方回動部80
aが、その塗布液の液面の上方を回動するように張架さ
れていて、これにより、冷却不凍液たる塗布液中を下方
回動部80bが回動することで、自動的に冷却され、か
つ濡れ接触のための塗布液が、台板2の上面20となる
上方回動部80aの傾斜平面部81の上面に自動的に塗
布されることになる。従って、前述の実施例における、
液供給機構6・6′に相当する機構は不必要である。し
かし、無端の搬送体80の熱容量が小さければ、台板2
の上面20を構成する上方回動部80aの温度は次第に
上昇する。これには、上方回動部80aの撓み防止をか
ねて、この上方回動部80aの下面側に、冷却可能の支
持板83を設け、該支持板83を浴槽w内の塗布液によ
り冷却するか、あるいは独自の冷却源により冷却して、
無端の搬送体80の上方回動部80aの下面が該支持板
83の上面に接触支持され冷却されて運動する方式を採
ることで対処できる。
の上面20に塗布する塗布液を張り込む浴槽w内におい
てエンドレスに回動するよう張架したベルトあるいはチ
ェンよりなる無端の搬送体80の上方回動部80aの上
面により構成してある。そして、該無端の搬送体80
は、それの下方回動部80bが浴槽w中に張り込まれる
エタノール等の塗布液の液中を回動し、上方回動部80
aが、その塗布液の液面の上方を回動するように張架さ
れていて、これにより、冷却不凍液たる塗布液中を下方
回動部80bが回動することで、自動的に冷却され、か
つ濡れ接触のための塗布液が、台板2の上面20となる
上方回動部80aの傾斜平面部81の上面に自動的に塗
布されることになる。従って、前述の実施例における、
液供給機構6・6′に相当する機構は不必要である。し
かし、無端の搬送体80の熱容量が小さければ、台板2
の上面20を構成する上方回動部80aの温度は次第に
上昇する。これには、上方回動部80aの撓み防止をか
ねて、この上方回動部80aの下面側に、冷却可能の支
持板83を設け、該支持板83を浴槽w内の塗布液によ
り冷却するか、あるいは独自の冷却源により冷却して、
無端の搬送体80の上方回動部80aの下面が該支持板
83の上面に接触支持され冷却されて運動する方式を採
ることで対処できる。
支持具4をベルト40に形成して容器vの胴部の外周面
の上面に当てて容器vを転動させる第12図の支持手段
を採る場合は、第15図、第16図、第17図、第18
図に示したチャンネル状またはアングル状の支持具4が
省かれ、ベルト40の下面が直接容器vの胴部上面に接
する他は、第15図、第16図、第17図、第18図に
示した前述の実施例と同様の構成となる。
の上面に当てて容器vを転動させる第12図の支持手段
を採る場合は、第15図、第16図、第17図、第18
図に示したチャンネル状またはアングル状の支持具4が
省かれ、ベルト40の下面が直接容器vの胴部上面に接
する他は、第15図、第16図、第17図、第18図に
示した前述の実施例と同様の構成となる。
第17図および第18図に示す例は、前述の第15図お
よび第16図に示した実施例より機構がやや複雑である
が、台板2の上面20に運動を与えることにより、容器
vの自転速度と、容器vの移送速度を独立に調整でき
る。実験によれば、容器vの円筒状の胴部の内面に、均
等厚さの凍結槽を形成するに適する自転速度の緩急の巾
はかなり広いので、多くの場合に自転速度を下げること
により、移送速度を下げ凍結時間を延長することで足り
るが、第17図、第18図の実施例ではより広範囲の異
なる条件に、適合させることが出来る。
よび第16図に示した実施例より機構がやや複雑である
が、台板2の上面20に運動を与えることにより、容器
vの自転速度と、容器vの移送速度を独立に調整でき
る。実験によれば、容器vの円筒状の胴部の内面に、均
等厚さの凍結槽を形成するに適する自転速度の緩急の巾
はかなり広いので、多くの場合に自転速度を下げること
により、移送速度を下げ凍結時間を延長することで足り
るが、第17図、第18図の実施例ではより広範囲の異
なる条件に、適合させることが出来る。
次に、第19図および第20図は第三の実施例を示す。
この実施例の、前述した第一および第二の実施例との主
な相違点は、台板2の上面20を、水平面に対し角度α
(α=0を含む)の勾配をなす円錐面または円錐面の一
部とし、容器vを転動させて搬送するための軌道を円軌
道(単一、又は複数の同心円)としている点である。上
面20を円錐面または円錐面の一部とする台板2は、固
定しているば場合、または、台面20を形成する円錐面
の中心軸線に沿う回転軸により、回転可能にする場合が
ある。
この実施例の、前述した第一および第二の実施例との主
な相違点は、台板2の上面20を、水平面に対し角度α
(α=0を含む)の勾配をなす円錐面または円錐面の一
部とし、容器vを転動させて搬送するための軌道を円軌
道(単一、又は複数の同心円)としている点である。上
面20を円錐面または円錐面の一部とする台板2は、固
定しているば場合、または、台面20を形成する円錐面
の中心軸線に沿う回転軸により、回転可能にする場合が
ある。
第19図は、円錐面に形成した台板2の上面20の、円
錐形の中心軸Oをとおる容器vの軌道の断面図(図10
の0−c断面)で、容器vを支持さす支持具4は、この
実施例では円錐面の台面20の中心軸Oを通る回転軸5
0により回動する回転アーム5に取り付けられている。
既に述べたとおり支持具4は容器vを搬送軌道に拘束す
るが、その容器vの転動は許容するルーズな支持具とし
て台板2の上面20上で機能するようにしている。台板
2か固定であれば、回転アーム5の回転速度が容器vの
自転速度と前記中心軸Oを中心とする円軌道上の公転速
度とを規制するが、台板2が前記中心軸Oを中心に回転
可能になっていれば、容器vの公転速度は回転アーム5
の回転速度に規制され、容器vの自転速度は回転アーム
5の回転速度と、台板2の回転速度との差により決定さ
れる。
錐形の中心軸Oをとおる容器vの軌道の断面図(図10
の0−c断面)で、容器vを支持さす支持具4は、この
実施例では円錐面の台面20の中心軸Oを通る回転軸5
0により回動する回転アーム5に取り付けられている。
既に述べたとおり支持具4は容器vを搬送軌道に拘束す
るが、その容器vの転動は許容するルーズな支持具とし
て台板2の上面20上で機能するようにしている。台板
2か固定であれば、回転アーム5の回転速度が容器vの
自転速度と前記中心軸Oを中心とする円軌道上の公転速
度とを規制するが、台板2が前記中心軸Oを中心に回転
可能になっていれば、容器vの公転速度は回転アーム5
の回転速度に規制され、容器vの自転速度は回転アーム
5の回転速度と、台板2の回転速度との差により決定さ
れる。
前工程から供給される容器vの台板2の上面20上への
受入れと後工程への凍結済の容器vの送出しは、台板2
を固定する場合、また、回転させる場合のそれぞれにつ
き、各種方式が可能であるが、第20図に固定式の台板
2および回転式の台板2のいずれにも採用できる一実施
例を示す。
受入れと後工程への凍結済の容器vの送出しは、台板2
を固定する場合、また、回転させる場合のそれぞれにつ
き、各種方式が可能であるが、第20図に固定式の台板
2および回転式の台板2のいずれにも採用できる一実施
例を示す。
第20図は凍結装置を構成する台板2の上面20上に設
定される容器vが転動する円軌道と前後工程のコンベア
ラインの関係を示す概念図である。同図において、Aは
前工程からのコンベアゾーンで凍結装置を構成する台板
2の上面20に設定される容器vが転動する円軌道の外
周に接線的に置かれ、そのコンベアゾーンAの端末aか
ら凍結装置の前記円軌道の外周に沿う角度θ(第20図
では30°)の円弧状の待機ゾーンBに接続する。凍結
装置の円軌道C(図では外側C1と内側のC2の二重軌
道)の一部、前述待機ゾーンBに対応する部分をCb
(C1bとC2b)と呼ぶ。円軌道Cの上方に配される
支持具4は、前述の第19図に示した回転アーム5(図
示省略)に支持され、その回転アーム5は、角θをなす
N個の部分(図では12個、ただし円軌道の右半部を省
略、各部分の境を2点鎖線で示す)からなり、各部分は
それぞれn個(図では4個/軌道×2軌道=8個)の容
器v拘束する。回転アーム5の各部分は、部分Cbに回
転してきた時、短時間停止し、この間に、回転アーム5
各部に付属するか、回転アーム5の運動と連動する送り
機構(第20図では図示を省く)が待機ゾーンBの容器
vを円軌道Cの部分Cbへ、円軌道Cの部分Cbの凍結
済容器vを取出しゾーンDへ順送りする(図では待機ゾ
ーンBから部分C1b、部分C1bから部分C2b、部
分C2bから取出しゾーンDへ順送り後の容器vを実線
で示し、待機する容器vのもとの位置を破線で示す)。
各ゾーンB、C、Dの容器vが第20図のとおり円軌道
の中心を通る線上に位置すれば、順送りは容易である。
定される容器vが転動する円軌道と前後工程のコンベア
ラインの関係を示す概念図である。同図において、Aは
前工程からのコンベアゾーンで凍結装置を構成する台板
2の上面20に設定される容器vが転動する円軌道の外
周に接線的に置かれ、そのコンベアゾーンAの端末aか
ら凍結装置の前記円軌道の外周に沿う角度θ(第20図
では30°)の円弧状の待機ゾーンBに接続する。凍結
装置の円軌道C(図では外側C1と内側のC2の二重軌
道)の一部、前述待機ゾーンBに対応する部分をCb
(C1bとC2b)と呼ぶ。円軌道Cの上方に配される
支持具4は、前述の第19図に示した回転アーム5(図
示省略)に支持され、その回転アーム5は、角θをなす
N個の部分(図では12個、ただし円軌道の右半部を省
略、各部分の境を2点鎖線で示す)からなり、各部分は
それぞれn個(図では4個/軌道×2軌道=8個)の容
器v拘束する。回転アーム5の各部分は、部分Cbに回
転してきた時、短時間停止し、この間に、回転アーム5
各部に付属するか、回転アーム5の運動と連動する送り
機構(第20図では図示を省く)が待機ゾーンBの容器
vを円軌道Cの部分Cbへ、円軌道Cの部分Cbの凍結
済容器vを取出しゾーンDへ順送りする(図では待機ゾ
ーンBから部分C1b、部分C1bから部分C2b、部
分C2bから取出しゾーンDへ順送り後の容器vを実線
で示し、待機する容器vのもとの位置を破線で示す)。
各ゾーンB、C、Dの容器vが第20図のとおり円軌道
の中心を通る線上に位置すれば、順送りは容易である。
第21図に送り機構の一例を示す。第21図は第20図
のb−o断面図で、待機ゾーンBから円軌道の部分Cb
と取出しゾーンDまでに掛けまわした無端のベルト51
と一対のローラー52(各容器vの列毎に、第20図の
例では4組)からなり、回転アーム5が停止する毎に、
ベルト51は第21図にて矢印に示す方向に1ピッチp
t(各ゾーンの巾)進む。
のb−o断面図で、待機ゾーンBから円軌道の部分Cb
と取出しゾーンDまでに掛けまわした無端のベルト51
と一対のローラー52(各容器vの列毎に、第20図の
例では4組)からなり、回転アーム5が停止する毎に、
ベルト51は第21図にて矢印に示す方向に1ピッチp
t(各ゾーンの巾)進む。
一般にシェルフリーズに適する角度αは容器vとベルト
面の滑り摩擦角より充分小さいから、容器v…はベルト
と共に1ピッチ進む。こうして待機ゾーンBから円軌道
C(図ではC1、C2の2周)を経て取出しゾーンDに
送られた凍結済容器vは排出機構(図示を省く)により
次工程へのコンベアへ移される。
面の滑り摩擦角より充分小さいから、容器v…はベルト
と共に1ピッチ進む。こうして待機ゾーンBから円軌道
C(図ではC1、C2の2周)を経て取出しゾーンDに
送られた凍結済容器vは排出機構(図示を省く)により
次工程へのコンベアへ移される。
次に、作用を、第15図および第16図に示す実施例に
より行なった実験例より説明する。
より行なった実験例より説明する。
1)水平な面に対し1/6.6の勾配(角α)をもつス
テンレス鋼平面の水平面との交線に高さ3mmの直線上の
突起を設け、軌道1m当り20gのエタノールを突起沿い
に注いで、容器v軌道沿いの液溜り(巾14mm,深さ約2
〜0mm)とし、台板2の上面20を−70℃に冷却し
た。
テンレス鋼平面の水平面との交線に高さ3mmの直線上の
突起を設け、軌道1m当り20gのエタノールを突起沿い
に注いで、容器v軌道沿いの液溜り(巾14mm,深さ約2
〜0mm)とし、台板2の上面20を−70℃に冷却し
た。
2)容器vは、全高40mm、胴部(外径20mm、高さ30m
m)、底面及び胴部の肉厚1mmのガラス製に。20%重量
濃度の乳糖水溶液を1.75m注入した。(この液量は直
立状態で液深7mm、全胴部と底面の内側に均等厚にシェ
ルフリーズして1mm厚さに相当) 3)常温(+25℃)の上述容器vを、その口部を勾配の
上手、その底部を前述の突起沿いの液溜りに横たえ、1.
0m/分〜3.0/分の各種速さで転動移動させたところ、
何れの速さにおいても、1分以内に良好なシェルフリー
ズ製品をえた。
m)、底面及び胴部の肉厚1mmのガラス製に。20%重量
濃度の乳糖水溶液を1.75m注入した。(この液量は直
立状態で液深7mm、全胴部と底面の内側に均等厚にシェ
ルフリーズして1mm厚さに相当) 3)常温(+25℃)の上述容器vを、その口部を勾配の
上手、その底部を前述の突起沿いの液溜りに横たえ、1.
0m/分〜3.0/分の各種速さで転動移動させたところ、
何れの速さにおいても、1分以内に良好なシェルフリー
ズ製品をえた。
4)直列に取付けた支持具4のピッチは3cmであり、軌
道長1.8m軌道巾0.1mの台板ト搬送チェンにより、60本
/分の能力の、連続シェルフリーズが実現できた。
道長1.8m軌道巾0.1mの台板ト搬送チェンにより、60本
/分の能力の、連続シェルフリーズが実現できた。
5)以上の手段で凍結した容器vを凍結乾燥したところ
5時間で良質の乾燥品を得、なお時間短縮の余裕があっ
た。従来のシェルフリーズ方法は工業に馴染まないた
め、凍結乾燥は直立無回転凍結容器vで行なわれてお
り、凍結時間0.5〜1時間に続く乾燥時間を24時間より
短縮すると部分融解を生じてしまうもので、大巾な時間
短縮となつた。
5時間で良質の乾燥品を得、なお時間短縮の余裕があっ
た。従来のシェルフリーズ方法は工業に馴染まないた
め、凍結乾燥は直立無回転凍結容器vで行なわれてお
り、凍結時間0.5〜1時間に続く乾燥時間を24時間より
短縮すると部分融解を生じてしまうもので、大巾な時間
短縮となつた。
6)実験によりえられた製品容器vを切断し、凍結乾燥
品の性状を検査した結果、製品は良質で、第22図(シ
ェルフリーズ済容器v断面図)に示すとおり形状も適切
であった。乾燥品の層の断面は図の黒塗部11、底部中
央約2mmの空白部[図中、2b]以外の総ての底面と直
胴部内面に凍結層が形成され、底部と円筒直胴部とのコ
ーナー部の凍結層が約2mm厚[図中、2t′]あり、そ
の他の凍結層は殆んど均等に約1mm厚[図中、2t]で
あった(破線は直立無回転凍結の場合の層の表面で、深
さは7mm)。図中の容器v10の寸法単位は総てmmであ
る。
品の性状を検査した結果、製品は良質で、第22図(シ
ェルフリーズ済容器v断面図)に示すとおり形状も適切
であった。乾燥品の層の断面は図の黒塗部11、底部中
央約2mmの空白部[図中、2b]以外の総ての底面と直
胴部内面に凍結層が形成され、底部と円筒直胴部とのコ
ーナー部の凍結層が約2mm厚[図中、2t′]あり、そ
の他の凍結層は殆んど均等に約1mm厚[図中、2t]で
あった(破線は直立無回転凍結の場合の層の表面で、深
さは7mm)。図中の容器v10の寸法単位は総てmmであ
る。
一般に凍結乾燥時間は凍結層最大厚の約1.5乗に比例す
る。充分な昇華潜熱の供給ができれば、このシェルフリ
ーズ実施例による厚さの比は2mm/7mmであり、(2/7)=
1/6.55だから、凍結乾燥時間は1/6ないし1/7に短縮でき
る。
る。充分な昇華潜熱の供給ができれば、このシェルフリ
ーズ実施例による厚さの比は2mm/7mmであり、(2/7)=
1/6.55だから、凍結乾燥時間は1/6ないし1/7に短縮でき
る。
7)この方法で容器vの直胴部に付着するエタノール量
は0.1g程度で、10000本を処理してもエタノール1kgを
補充すればよい。
は0.1g程度で、10000本を処理してもエタノール1kgを
補充すればよい。
「効果」 この発明は、以上述べたように、エタノール等の所定の
条件に従う液を冷却可能な台板2の上面20上に散布な
いし塗布し、その上に横たえた容器vの円筒状の胴部の
外周面と台板2の上面20との間に、濡れ接触面Zを形
成して、その台板2の上面20上において容器vを転動
させる簡単なハンドリングによつて、シェルフリーズに
必要な、強い冷却と容器vの自転、及び連続処理に有利
な容器vの搬送を、同時に達成するようにしたものであ
るから、従来は実験室的手段であったシェルフリーズに
よる、急速凍結と凍結乾燥時間の大巾な短縮を、工業的
に採用しうるようになる。
条件に従う液を冷却可能な台板2の上面20上に散布な
いし塗布し、その上に横たえた容器vの円筒状の胴部の
外周面と台板2の上面20との間に、濡れ接触面Zを形
成して、その台板2の上面20上において容器vを転動
させる簡単なハンドリングによつて、シェルフリーズに
必要な、強い冷却と容器vの自転、及び連続処理に有利
な容器vの搬送を、同時に達成するようにしたものであ
るから、従来は実験室的手段であったシェルフリーズに
よる、急速凍結と凍結乾燥時間の大巾な短縮を、工業的
に採用しうるようになる。
第1図乃至第4図は従前のシェルフリーズ法の説明図
で、第1図は容器を直立状態において竪方向の中心線を
中心に高速回転させる例の説明図、第2図は容器を不凍
液中に斜めに傾斜させて浸け込み回転させる例の説明
図、第3図は同上手段の側面視の説明図、第4図は容器
を傾斜する回転軸により回転する盤体に支持せしめる例
の説明図である。 第5図乃至第14図は本発明手段の説明図で、第5図は
本発明手段の基本的な形態の説明図、第6図、第8図、
第10図は台板の上面に形成する不凍液膜の各態様の説
明図、第7図、第9図、第11図は前各態様における各
濡れ接触面の形状の説明図、第12図、第13図、第1
4図は容器を移送させる手段の説明図である。 第15図乃至第21図は本発明の実施例を示し、第15
図は第1の実施例の一部縦断した正面図、第16図は同
上の一部省略した縦断側面図である。第17図は第2の
実施例の要部の一部破断した正面図、第18図は同上要
部の一部省略した縦断側面図である。第19図は第3の
実施例の要部の一部破断した側面図、第20図は同上の
一部省略した平面図、第21図は第20図のb−o線断
面図である。第22図は本発明の作用の説明図である。 図面符号の説明 A…コンベアゾーン B…待機ゾーン C…円軌道 D…取出しゾーン K…容器搬送機構 R…回転ローラー Z…濡れ接触面 Et…エタノール v…容器 w…浴槽 1…盤体 1a…凹窪 10…支軸 2…台板 20…上面 3…液溜り 30…突条 4…支持具 40…ベルト 41…押部 42…支持部 43…規制部 44…止部 5…回転アーム 50…回転軸 51…無端のべルト 52…一対のローラー 6・6’…液供給機構 70…回転軸 71…スプロケット 72…チェン 80…搬送体 80a…上方回動部 80b…下方回動部 81…傾斜平面部 83…支持板 9…防熱防湿カバー 9a・9b…出入口 91…ノズル 92…規制板
で、第1図は容器を直立状態において竪方向の中心線を
中心に高速回転させる例の説明図、第2図は容器を不凍
液中に斜めに傾斜させて浸け込み回転させる例の説明
図、第3図は同上手段の側面視の説明図、第4図は容器
を傾斜する回転軸により回転する盤体に支持せしめる例
の説明図である。 第5図乃至第14図は本発明手段の説明図で、第5図は
本発明手段の基本的な形態の説明図、第6図、第8図、
第10図は台板の上面に形成する不凍液膜の各態様の説
明図、第7図、第9図、第11図は前各態様における各
濡れ接触面の形状の説明図、第12図、第13図、第1
4図は容器を移送させる手段の説明図である。 第15図乃至第21図は本発明の実施例を示し、第15
図は第1の実施例の一部縦断した正面図、第16図は同
上の一部省略した縦断側面図である。第17図は第2の
実施例の要部の一部破断した正面図、第18図は同上要
部の一部省略した縦断側面図である。第19図は第3の
実施例の要部の一部破断した側面図、第20図は同上の
一部省略した平面図、第21図は第20図のb−o線断
面図である。第22図は本発明の作用の説明図である。 図面符号の説明 A…コンベアゾーン B…待機ゾーン C…円軌道 D…取出しゾーン K…容器搬送機構 R…回転ローラー Z…濡れ接触面 Et…エタノール v…容器 w…浴槽 1…盤体 1a…凹窪 10…支軸 2…台板 20…上面 3…液溜り 30…突条 4…支持具 40…ベルト 41…押部 42…支持部 43…規制部 44…止部 5…回転アーム 50…回転軸 51…無端のべルト 52…一対のローラー 6・6’…液供給機構 70…回転軸 71…スプロケット 72…チェン 80…搬送体 80a…上方回動部 80b…下方回動部 81…傾斜平面部 83…支持板 9…防熱防湿カバー 9a・9b…出入口 91…ノズル 92…規制板
Claims (5)
- 【請求項1】水平面に対し角度α(α=0の場合を含
む)の勾配をなす斜面状の、冷却可能な台板の上面に、
衛生上許容され、必要温度範囲で凍結せず、かつ容易に
揮発する液体を、薄層に散布ないし塗布しておいて、そ
の台板の上面に、被凍結材料を充填した胴部が円筒状の
容器を、それの内部の液材料が該容器の口部から流出し
ないようそれの口部が該台板の勾配の昇り方向に向う姿
勢として横たえ、その台板を冷却しつつ、該容器を、そ
れの円筒状をなす胴部の軸方向と直交する方向に転動さ
せて、該容器の胴部の内周面の全周沿いに容器内液材料
を凍結せしめていくことを特徴とする被凍結材料の凍結
方法。 - 【請求項2】水平面に対し角度α(α=0の場合を含
む)の勾配をなす円錐状の、冷却可能な台板の上面に、
衛生上許容され、必要温度範囲で凍結せず、かつ容易に
揮発する液体を、薄層に散布ないし塗布しておいて、そ
の台板の上面に、被凍結材料を充填した胴部が円筒状の
容器を、それの内部の液材料が該容器の口部から流出し
ないよう、該容器の口部が該台板の上面の勾配の昇り方
向に向う姿勢として横たえ、その台板を冷却しつつ、該
容器をその台板の円錐状の上面の中心を中心とする円軌
道に沿い転動させて、該容器の胴部の内筒面の全周沿い
に容器内液材料を凍結せしめていくことを特徴とする被
凍結材料の凍結方法。 - 【請求項3】機体に、上面が水平面に対し角度α(α=
0の場合を含む)の勾配をなす斜面状の、冷却可能とし
た台板と、該台板の上面に不凍液を散布ないし塗布する
不凍液供給機構と、単数あるいは複数の胴部が円筒状の
被凍結容器を、それの口部が前記台板の上面の勾配の昇
り方向に向う姿勢で転動可能に支持して前記台板の上面
の勾配の方向と直交する方向に沿いその台板の上面を転
動移動せしめる凍結対象容器支持搬送機構とを設けたこ
とを特徴とする容器内液材料の凍結装置。 - 【請求項4】回転軸が水平面に対し角度α(α=0の場
合を含む)の勾配をなす一対の輪体にエンドレスに掛け
回した冷却可能の無端の搬送体を、衛生上許容され必要
温度範囲で凍結せずかつ容易に揮発する液体が張り込ま
れる槽内に、下方回動部分がその槽内の液体中を回動し
上方回動部分がその槽内の液体の液面の上方を回動する
よう張架し、該無端の搬送体の上方回動部分の上方に
は、該上方回動部分の上面に口部が前記勾配の昇り方向
に向う姿勢として横たえられる胴部が円筒状の凍結容器
を該上方回動部の回動方向における一端側から他端側に
向け転動せしめて搬送する容器搬送部材を設けたことを
特徴とする容器内液材料の凍結装置。 - 【請求項5】水平面に対し角度α(α=0の場合を含
む)の勾配をなす円錐状の台面を具備する冷却可能な台
板を、固定あるいは、該円錐状の台面の中心軸線に沿う
回転軸により回転可能に設け、該台板の台面上に不凍液
を散布ないし塗布する不凍液供給機構を設け、かつ該台
板の上方には、該台板の台面上に口部が前記勾配の昇り
方向に向う姿勢として横たえられる胴部を円筒状とした
容器を、該台板の台面上に転動可能に支持して該台板の
台面の円錐形と略同心の円軌道に沿い転動搬送せしめる
容器支持搬送部材を設けたことを特徴とする容器内液材
料の凍結装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28037489A JPH061142B2 (ja) | 1989-10-27 | 1989-10-27 | 被凍結材料の凍結方法と容器内液材料の凍結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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