JPH0612214Y2 - 内燃機関の圧縮比可変装置 - Google Patents
内燃機関の圧縮比可変装置Info
- Publication number
- JPH0612214Y2 JPH0612214Y2 JP1987000527U JP52787U JPH0612214Y2 JP H0612214 Y2 JPH0612214 Y2 JP H0612214Y2 JP 1987000527 U JP1987000527 U JP 1987000527U JP 52787 U JP52787 U JP 52787U JP H0612214 Y2 JPH0612214 Y2 JP H0612214Y2
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- Japan
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- piston
- oil
- oil chamber
- piston body
- inner sleeve
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、内燃機関の圧縮比可変装置の改良に関する。
(従来の技術) 自動車用内燃機関等にあっては、吸入空気の高過給に伴
って発生するノッキングを防止するために、機関の圧縮
比を可変にする装置がある。
って発生するノッキングを防止するために、機関の圧縮
比を可変にする装置がある。
このような装置として、従来例えば第7図に示すよう
に、ピストン本体1に摺動自在なインナピストン2が設
けられ、このインナピストン2がコンロッド4に首振り
自在に連結されるものがある。ピストン本体1とインナ
ピストン2の間にはシールリング33が介装されて油室
5を密封し、この油室5にオイルポンプ34からの加圧
オイルが入口側通路35を介して導かれると、その油圧
に応じてピストン本体1がインナピストン2に対して押
し上げられ、燃焼室39の容積を変えて圧縮比を高める
ようになっている。なお、図中36は油室5内のオイル
を排出する出口側通路あり、37,38は作動油圧を制
御する制御弁である(実開昭57−57237号公報参照)。
に、ピストン本体1に摺動自在なインナピストン2が設
けられ、このインナピストン2がコンロッド4に首振り
自在に連結されるものがある。ピストン本体1とインナ
ピストン2の間にはシールリング33が介装されて油室
5を密封し、この油室5にオイルポンプ34からの加圧
オイルが入口側通路35を介して導かれると、その油圧
に応じてピストン本体1がインナピストン2に対して押
し上げられ、燃焼室39の容積を変えて圧縮比を高める
ようになっている。なお、図中36は油室5内のオイル
を排出する出口側通路あり、37,38は作動油圧を制
御する制御弁である(実開昭57−57237号公報参照)。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、このような従来の圧縮比可変装置は、イ
ンナピストン2に突起2Gを形成する一方、ピストン本
体1にこの突起2Gに係合する凹部1Gを形成して、ピ
ストン本体1のリフト量を規制するようになっていたた
め、排気行程から吸入行程にかけてピストン本体1に上
向きの慣性力が作用する場合、突起2Gが凹部1Gの段
差に衝突し、衝撃音が発生して騒音を増大させたり、ピ
ストンの破壊を招くという問題点があった。
ンナピストン2に突起2Gを形成する一方、ピストン本
体1にこの突起2Gに係合する凹部1Gを形成して、ピ
ストン本体1のリフト量を規制するようになっていたた
め、排気行程から吸入行程にかけてピストン本体1に上
向きの慣性力が作用する場合、突起2Gが凹部1Gの段
差に衝突し、衝撃音が発生して騒音を増大させたり、ピ
ストンの破壊を招くという問題点があった。
本考案は、上記問題点を解決することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、内燃機関の圧縮比可変装置において、ピスト
ン本体に摺動自在に嵌合するインナピストンを設け、こ
のインナピストンをピストンピンを介してコンロッドに
揺動自在に連結するとともに、ピストン本体の底面とイ
ンナピストンの頂面の間に第一の油室を形成し、第一の
油室に運転条件に応じて加圧オイルを供給する油通路を
接続する一方、ピストン本体のスカート部内側にはイン
ナピストンとの間に前記ピストンピンを包むように軸方
向に所定の長さを有する筒状のインナスリーブを取付
け、このインナスリーブの上面とインナピストンのスカ
ート部との間に上記第一の油室に連通する第二の油室を
形成し、この第二の油室をピストンピンより上方に配置
するとともに、ピストンピンより下方に位置してピスト
ン本体のスカート部に螺合するストッパリングを設け、
このストッパリングを介して上記インナスリーブを締結
する。
ン本体に摺動自在に嵌合するインナピストンを設け、こ
のインナピストンをピストンピンを介してコンロッドに
揺動自在に連結するとともに、ピストン本体の底面とイ
ンナピストンの頂面の間に第一の油室を形成し、第一の
油室に運転条件に応じて加圧オイルを供給する油通路を
接続する一方、ピストン本体のスカート部内側にはイン
ナピストンとの間に前記ピストンピンを包むように軸方
向に所定の長さを有する筒状のインナスリーブを取付
け、このインナスリーブの上面とインナピストンのスカ
ート部との間に上記第一の油室に連通する第二の油室を
形成し、この第二の油室をピストンピンより上方に配置
するとともに、ピストンピンより下方に位置してピスト
ン本体のスカート部に螺合するストッパリングを設け、
このストッパリングを介して上記インナスリーブを締結
する。
(作用) 上記構成に基づき、第一の油室に導かれる油圧力は運転
状態に応じて調節され、この油圧力によりピストン本体
をインナピストンに対して押し上げて圧縮比を高める。
状態に応じて調節され、この油圧力によりピストン本体
をインナピストンに対して押し上げて圧縮比を高める。
第一の油室からリークしたオイルを第二の油室に流入さ
せることにより、ピストン本体に働く慣性力による衝撃
を緩和し、衝撃音の発生を抑制する。
せることにより、ピストン本体に働く慣性力による衝撃
を緩和し、衝撃音の発生を抑制する。
一方、スカート部内側にはインナピストンとの間にピス
トンピンを包むように軸方向に所定の長さを有する筒状
のインナスリーブを取付け、かつピストンピンより下方
に位置してスカート部に螺合するストッパリングを設
け、このストッパリングを介してインナスリーブを締結
することにより、スカート部でインナスリーブを保持
し、このインナスリーブによってピストン本体(のスカ
ート部)の剛性を高めるとともに、インナピストンに対
してピストン本体のガタツキを防止して、円滑な作動性
が得られる。
トンピンを包むように軸方向に所定の長さを有する筒状
のインナスリーブを取付け、かつピストンピンより下方
に位置してスカート部に螺合するストッパリングを設
け、このストッパリングを介してインナスリーブを締結
することにより、スカート部でインナスリーブを保持
し、このインナスリーブによってピストン本体(のスカ
ート部)の剛性を高めるとともに、インナピストンに対
してピストン本体のガタツキを防止して、円滑な作動性
が得られる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図,第2図,第3図に示すように、ピストン本体1
はそのスカート部1Sの内周面1bにインナピストン2
の外周面2bを摺動自在に嵌挿して、ピストン本体1の
底面1aとインナピストン2の頂面2aの間に第一の油
室5を形成する。
はそのスカート部1Sの内周面1bにインナピストン2
の外周面2bを摺動自在に嵌挿して、ピストン本体1の
底面1aとインナピストン2の頂面2aの間に第一の油
室5を形成する。
ピストンピン3がインナピストン2のボス部2Bとコン
ロッド4の小端部4Sのそれぞれに嵌挿され、インナピ
ストン2はピストンピン3を介してコンロッド4に対し
て揺動自在に連結される。
ロッド4の小端部4Sのそれぞれに嵌挿され、インナピ
ストン2はピストンピン3を介してコンロッド4に対し
て揺動自在に連結される。
ピストン本体1のスカート部1Sの内側には筒状インナ
スリーブ7を取付け、このインナスリーブ7の内周面7
bにインナピストン2の外周面2cを摺動自在に嵌挿
し、インナピストン2に形成された環状段部2dとイン
ナスリーブ7の上面7aの間に第二の油室8を環状に画
成し、この上面7aと環状段部2dが互いに当接するこ
とにより、ピストン本体1のインナピストン2に対する
リフト量が規制される。
スリーブ7を取付け、このインナスリーブ7の内周面7
bにインナピストン2の外周面2cを摺動自在に嵌挿
し、インナピストン2に形成された環状段部2dとイン
ナスリーブ7の上面7aの間に第二の油室8を環状に画
成し、この上面7aと環状段部2dが互いに当接するこ
とにより、ピストン本体1のインナピストン2に対する
リフト量が規制される。
インナピストン2の外周面2bにはシールリング溝9A
を形成し、このシールリング溝9Aにピストン本体1の
内周面1bに摺接するシールリング9を介装する一方、
インナピストン2にはその頂面2aと外周面2cを結ぶ
通孔11を形成して、第一の油室5と第二の油室8を互
いに連通し、この通孔11の途中にオリフィス110を
形成する。
を形成し、このシールリング溝9Aにピストン本体1の
内周面1bに摺接するシールリング9を介装する一方、
インナピストン2にはその頂面2aと外周面2cを結ぶ
通孔11を形成して、第一の油室5と第二の油室8を互
いに連通し、この通孔11の途中にオリフィス110を
形成する。
ピストン本体1のスカート部1Sの内側には環状段部1
dを一体的に形成する一方、ピストン本体1のスカート
部1Sの内側に螺合するストッパリング6を設け、この
ストッパリング6と上記ピストン本体1の環状段部1d
の間にインナスリーブ7を挟持する。ストッパリング6
の内側には突出する段部6dを形成する一方、インナス
リーブ7にはこの段部6dに接合する環状段部7dを形
成する。
dを一体的に形成する一方、ピストン本体1のスカート
部1Sの内側に螺合するストッパリング6を設け、この
ストッパリング6と上記ピストン本体1の環状段部1d
の間にインナスリーブ7を挟持する。ストッパリング6
の内側には突出する段部6dを形成する一方、インナス
リーブ7にはこの段部6dに接合する環状段部7dを形
成する。
第二の油室8を可能な限り第一の油室5に近づけるよう
にして、上記インナスリーブ7の上面7aを当接させる
環状段部1dをピストンピン3より.上方(燃焼室側)
に配置する一方、ストッパリング6をピストンピン3よ
り下方(クランクシャフト10側)に配置する。これに
より、インナスリーブ7はピストンピン3を包むように
軸方向に所定の長さに設定する。
にして、上記インナスリーブ7の上面7aを当接させる
環状段部1dをピストンピン3より.上方(燃焼室側)
に配置する一方、ストッパリング6をピストンピン3よ
り下方(クランクシャフト10側)に配置する。これに
より、インナスリーブ7はピストンピン3を包むように
軸方向に所定の長さに設定する。
上記ストッパリング6およびピストン本体1に形成され
るネジは梯形ネジあるいは角ネジとする。
るネジは梯形ネジあるいは角ネジとする。
ピストン本体1のスカート部1Sにはピストンピン3の
両端に対峙して2つの開口部1Cを対称的に形成する。
両端に対峙して2つの開口部1Cを対称的に形成する。
インナスリーブ7にはピストンピン3の両端に対峙して
2つの開口部7Cを対称的に形成する。
2つの開口部7Cを対称的に形成する。
インナピストン2の下端には側方に突出するピン12を
嵌挿する一方、インナスリーブ7の内側にはこのピン1
2に係合するガイド溝7Eを軸方向に形成して、ピスト
ン本体1の回り止めを行う。
嵌挿する一方、インナスリーブ7の内側にはこのピン1
2に係合するガイド溝7Eを軸方向に形成して、ピスト
ン本体1の回り止めを行う。
第一の油室5にチェック弁14を介して加圧オイルを供
給する油通路を設ける。チェック弁14はインナピスト
ン2に形成される通孔15の途中に介装され、この通孔
15はボス部2Bとピストンピン3の間に形成される環
状間隙16と、ピストンピン3に形成される通孔17
と、ピストンピン3と小端部4Sの間に形成される環状
間隙18と、コンロッド4の桿部4Lを貫通する通孔1
9と、コンロッド4の大端部4Bとクランクシャフト1
0の間に形成される環状間隙20およびクランクシャフ
ト10に形成される通孔21と、クランクシャフト10
とシリンダブロックの主軸受け部22に形成される環状
間隙21等を介して油圧源に連通する。
給する油通路を設ける。チェック弁14はインナピスト
ン2に形成される通孔15の途中に介装され、この通孔
15はボス部2Bとピストンピン3の間に形成される環
状間隙16と、ピストンピン3に形成される通孔17
と、ピストンピン3と小端部4Sの間に形成される環状
間隙18と、コンロッド4の桿部4Lを貫通する通孔1
9と、コンロッド4の大端部4Bとクランクシャフト1
0の間に形成される環状間隙20およびクランクシャフ
ト10に形成される通孔21と、クランクシャフト10
とシリンダブロックの主軸受け部22に形成される環状
間隙21等を介して油圧源に連通する。
油圧源として、機関に機械的に常時駆動される主オイル
ポンプ23と、図示しない制御回路により機関低負荷時
に自動的に作動する電動式補助オイルポンプ24が並列
に配設され、主オイルポンプ23の吐出油はチェック弁
25を介して補助オイルポンプ24の吐出油と合流する
ようになっている。また、オイルポンプ23と24はそ
れぞれの吐出圧を所定値以下に保つリリーフ弁26と2
7が配設される。
ポンプ23と、図示しない制御回路により機関低負荷時
に自動的に作動する電動式補助オイルポンプ24が並列
に配設され、主オイルポンプ23の吐出油はチェック弁
25を介して補助オイルポンプ24の吐出油と合流する
ようになっている。また、オイルポンプ23と24はそ
れぞれの吐出圧を所定値以下に保つリリーフ弁26と2
7が配設される。
制御回路は、吸入空気量、スロットル開度、吸入負圧、
燃料噴射量等の検出信号を入力して、機関負荷が所定値
以下の低負荷時のみに補助オイルポンプ24を駆動す
る。また、制御回路は各気筒毎に取付けられたノックセ
ンサの信号に応じて、ノッキング発生時のみに補助オイ
ルポンプ23を駆動するように構成しても良い。
燃料噴射量等の検出信号を入力して、機関負荷が所定値
以下の低負荷時のみに補助オイルポンプ24を駆動す
る。また、制御回路は各気筒毎に取付けられたノックセ
ンサの信号に応じて、ノッキング発生時のみに補助オイ
ルポンプ23を駆動するように構成しても良い。
上記構成に基づき、機関低負荷時には電動式補助オイル
ポンプ24が作動し、第一の油室5にはチェック弁14
を介して高圧のオイルが流入し、これにより、ピストン
本体1はその頂面1eに作用する燃焼圧力に対抗して押
し上げられて機関圧縮比を高める。
ポンプ24が作動し、第一の油室5にはチェック弁14
を介して高圧のオイルが流入し、これにより、ピストン
本体1はその頂面1eに作用する燃焼圧力に対抗して押
し上げられて機関圧縮比を高める。
このとき、第一の油室5に流入したオイルの一部はオリ
フィス110を介して第二の油室8へとリークし、排気
行程から吸入行程にかけてピストン本体1に上向きの慣
性力が作用するとき、インナピストン2の段部2dとイ
ンナスリーブ7の上面7aの間に介在するオイルが圧縮
され、オイルの一部はインナピストン2の外周面2cと
インナスリーブ7の内周面7bの隙間からリークしてオ
イルパン28へと排出される。これにより、ピストン本
体1に働く慣性力による衝撃を緩和して、ピストン本体
1とインナピストン2との間で衝撃音を発生することを
抑制するとともに、耐久性を高められる。
フィス110を介して第二の油室8へとリークし、排気
行程から吸入行程にかけてピストン本体1に上向きの慣
性力が作用するとき、インナピストン2の段部2dとイ
ンナスリーブ7の上面7aの間に介在するオイルが圧縮
され、オイルの一部はインナピストン2の外周面2cと
インナスリーブ7の内周面7bの隙間からリークしてオ
イルパン28へと排出される。これにより、ピストン本
体1に働く慣性力による衝撃を緩和して、ピストン本体
1とインナピストン2との間で衝撃音を発生することを
抑制するとともに、耐久性を高められる。
このように、第一の油室5のオイルをオリフィス110
を介してリークすることにより、そのリーク流量に任意
に設定して、適正な圧縮比に維持できる。
を介してリークすることにより、そのリーク流量に任意
に設定して、適正な圧縮比に維持できる。
高負荷運転時は、電動式補助オイルポンプ24の作動が
停止されることにより、チェック弁14を介して第一の
油室5に導かれる油圧力が低下し、ピストン本体1はイ
ンナピストン2に対して押し上げられることなく、機関
圧縮比を低下させ、ノッキング等を防止する。
停止されることにより、チェック弁14を介して第一の
油室5に導かれる油圧力が低下し、ピストン本体1はイ
ンナピストン2に対して押し上げられることなく、機関
圧縮比を低下させ、ノッキング等を防止する。
このとき、主オイルポンプ23が引き続き作動している
ため、第一の油室5にはチェック弁14を介して低圧オ
イルが供給され、第一の油室5に流入したオイルはピス
トン本体1の内周面1bとインナピストン2の外周面2
bの隙間からリークして第二の油室8へと流入する。こ
のため、第二の油室8には常にオイルが介在し、ピスト
ン本体1とインナピストン2の間に働く衝撃を緩和す
る。また、第一の油室5に低油圧のオイルの供給を続け
ることにより、オイルを過熱して劣化を来すことを防止
できる。
ため、第一の油室5にはチェック弁14を介して低圧オ
イルが供給され、第一の油室5に流入したオイルはピス
トン本体1の内周面1bとインナピストン2の外周面2
bの隙間からリークして第二の油室8へと流入する。こ
のため、第二の油室8には常にオイルが介在し、ピスト
ン本体1とインナピストン2の間に働く衝撃を緩和す
る。また、第一の油室5に低油圧のオイルの供給を続け
ることにより、オイルを過熱して劣化を来すことを防止
できる。
ピストン本体1のスカート部1S内側にインナピストン
2との間にピストンピン3を包むように軸方向に所定の
長さを有するインナスリーブ7を取付け、かつインナス
リーブ7の下端を支持するストッパリング6をピストン
ピン3の下方に配置し、ピストン本体1のスカート部1
Sの下端に螺合するストッパリング6でインナスリーブ
7を締付け固定することにより、スカート部1Sの剛性
をインナスリーブ7によって高められ、またピストン本
体1がインナスリーブ7を介してインナピストン2に対
してガタツキを生じることを抑制し、円滑な作動性が得
られる。
2との間にピストンピン3を包むように軸方向に所定の
長さを有するインナスリーブ7を取付け、かつインナス
リーブ7の下端を支持するストッパリング6をピストン
ピン3の下方に配置し、ピストン本体1のスカート部1
Sの下端に螺合するストッパリング6でインナスリーブ
7を締付け固定することにより、スカート部1Sの剛性
をインナスリーブ7によって高められ、またピストン本
体1がインナスリーブ7を介してインナピストン2に対
してガタツキを生じることを抑制し、円滑な作動性が得
られる。
インナスリーブ7によりスカート部1Sの剛性が上がる
と、ピストン本体1の十分な強度を確保しつつ、スカー
ト部1Sとインナスリーブ7のそれぞれにピストンピン
3の両端に対峙して開口部1C,7Cを形成することが
可能となり、ピストンの軽量化がはかれるとともに、ピ
ストンピン3の組み付けが容易となる。
と、ピストン本体1の十分な強度を確保しつつ、スカー
ト部1Sとインナスリーブ7のそれぞれにピストンピン
3の両端に対峙して開口部1C,7Cを形成することが
可能となり、ピストンの軽量化がはかれるとともに、ピ
ストンピン3の組み付けが容易となる。
次に第4図,第5図,第6図に示す他の実施例は、ピス
トン本体1のスカート部1Sにガイド穴(開口部)1E
を形成する一方、ピストンピン3にはこのガイド穴1E
に摺動自在に挿通するストッパフィン3Fを一体的に形
成することにより、ピストン本体1の回り止めを行う。
トン本体1のスカート部1Sにガイド穴(開口部)1E
を形成する一方、ピストンピン3にはこのガイド穴1E
に摺動自在に挿通するストッパフィン3Fを一体的に形
成することにより、ピストン本体1の回り止めを行う。
インナピストン2の外周面2cには軸方向に延びる凹部
2Eを形成し、この凹部2Eにストッパキー31を嵌挿
する一方、インナスリーブ7の内周面7bにはこのスト
ッパキー31を摺動自在に挿通させるガイド溝7Fを形
成して、ピストン本体1の回り止めを行う。
2Eを形成し、この凹部2Eにストッパキー31を嵌挿
する一方、インナスリーブ7の内周面7bにはこのスト
ッパキー31を摺動自在に挿通させるガイド溝7Fを形
成して、ピストン本体1の回り止めを行う。
さらに、前記実施例と同じく、インナピストン2の下端
には側方に突出するピン12を嵌挿する一方、インナス
リーブ7の内側にはこのピン12に係合するガイド溝7
Eを軸方向に形成して、ピストン本体1の回り止めを行
う。
には側方に突出するピン12を嵌挿する一方、インナス
リーブ7の内側にはこのピン12に係合するガイド溝7
Eを軸方向に形成して、ピストン本体1の回り止めを行
う。
このように、ストッパフィン3Fとストッパキー31お
よびピン12のそれぞれによってピストン本体1の回り
止めを行うが、いずれか1つのみを用いることが可能で
ある。
よびピン12のそれぞれによってピストン本体1の回り
止めを行うが、いずれか1つのみを用いることが可能で
ある。
(考案の効果) 以上のように本考案は、ピストン本体のスカート部内側
にはインナピストンとの間にピストンピンを包むように
軸方向に所定の長さを有する筒状のインナスリーブを取
付け、このインナスリーブの上面とインナピストンのス
カート部との間に第一の油室に連通する第二の油室を形
成し、この第二の油室をピストンピンより上方に配置す
るとともに、ピストンピンより下方に位置してピストン
本体のスカート部に螺合するストッパリングを設け、こ
のストッパリングを介してインナスリーブを締結したた
め、第一の油室からリークしたオイルを第二の油室に導
くことによりピストン本体に働く慣性力による衝撃を緩
和し、衝撃音の発生を抑制する一方、インナスリーブに
よってピストン本体の剛性を高めるとともに、インナピ
ストンに対してインナピストンを介してピストン本体に
ガタツキを生じることを防止し、耐久性の向上がはかれ
る。
にはインナピストンとの間にピストンピンを包むように
軸方向に所定の長さを有する筒状のインナスリーブを取
付け、このインナスリーブの上面とインナピストンのス
カート部との間に第一の油室に連通する第二の油室を形
成し、この第二の油室をピストンピンより上方に配置す
るとともに、ピストンピンより下方に位置してピストン
本体のスカート部に螺合するストッパリングを設け、こ
のストッパリングを介してインナスリーブを締結したた
め、第一の油室からリークしたオイルを第二の油室に導
くことによりピストン本体に働く慣性力による衝撃を緩
和し、衝撃音の発生を抑制する一方、インナスリーブに
よってピストン本体の剛性を高めるとともに、インナピ
ストンに対してインナピストンを介してピストン本体に
ガタツキを生じることを防止し、耐久性の向上がはかれ
る。
第1図は本考案の実施例を示す全体構成図、第2図は同
図Y−Y線に沿う断面図、第3図は同図X−X線に沿う
断面図である。第4図は他の実施例を示す全体構成図、
第5図は同図Y−Y線に沿う断面図、第6図は同図X−
X線に沿う断面図である。第7図は従来例を示す断面図
である。 1…ピストン本体、2…インナピストン、3…ピストン
ピン、4…コンロッド、5…第一の油室、6…ストッパ
リング、7…インナスリーブ、8…第二の油室
図Y−Y線に沿う断面図、第3図は同図X−X線に沿う
断面図である。第4図は他の実施例を示す全体構成図、
第5図は同図Y−Y線に沿う断面図、第6図は同図X−
X線に沿う断面図である。第7図は従来例を示す断面図
である。 1…ピストン本体、2…インナピストン、3…ピストン
ピン、4…コンロッド、5…第一の油室、6…ストッパ
リング、7…インナスリーブ、8…第二の油室
Claims (1)
- 【請求項1】ピストン本体に摺動自在に嵌合するインナ
ピストンを設け、このインナピストンをピストンピンを
介してコンロッドに揺動自在に連結するとともに、ピス
トン本体の底面とインナピストンの頂面の間に第一の油
室を形成し、第一の油室に運転条件に応じて加圧オイル
を供給する油通路を接続する一方、ピストン本体のスカ
ート部内側にはインナピストンとの間に前記ピストンピ
ンを包むように軸方向に所定の長さを有する筒状のイン
ナスリーブを取付け、このインナスリーブの上面とイン
ナピストンのスカート部との間に上記第一の油室に連通
する第二の油室を形成し、この第二の油室をピストンピ
ンより上方に配置するとともに、ピストンピンより下方
に位置してピストン本体のスカート部に螺合するストッ
パリングを設け、このストッパリングを介して上記イン
ナスリーブを締結したことを特徴とする内燃機関の圧縮
比可変装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987000527U JPH0612214Y2 (ja) | 1987-01-06 | 1987-01-06 | 内燃機関の圧縮比可変装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987000527U JPH0612214Y2 (ja) | 1987-01-06 | 1987-01-06 | 内燃機関の圧縮比可変装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63108536U JPS63108536U (ja) | 1988-07-13 |
| JPH0612214Y2 true JPH0612214Y2 (ja) | 1994-03-30 |
Family
ID=30777578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987000527U Expired - Lifetime JPH0612214Y2 (ja) | 1987-01-06 | 1987-01-06 | 内燃機関の圧縮比可変装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0612214Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6022182A (ja) * | 1983-07-18 | 1985-02-04 | キヤノン株式会社 | パタ−ン出力装置 |
-
1987
- 1987-01-06 JP JP1987000527U patent/JPH0612214Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63108536U (ja) | 1988-07-13 |
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