JPH0613032Y2 - 作業用走行機体における轍間距離調整装置のブリーザ構造 - Google Patents

作業用走行機体における轍間距離調整装置のブリーザ構造

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JPH0613032Y2
JPH0613032Y2 JP5847888U JP5847888U JPH0613032Y2 JP H0613032 Y2 JPH0613032 Y2 JP H0613032Y2 JP 5847888 U JP5847888 U JP 5847888U JP 5847888 U JP5847888 U JP 5847888U JP H0613032 Y2 JPH0613032 Y2 JP H0613032Y2
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cylinder
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breather
case
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晃治 上橋
秀雄 実重
八重樹 荒木
啓一 大本
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Mitsubishi Agricultural Machinery Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、コンバイン等の作業用走行機体における轍間
距離調整装置のブリーザ構造に関するものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする問題点] 一般に、作業用走行機体においては、例えばこれがコン
バインである場合、中割り作業や畦際作業等の際に、通
常作業では既刈地側に位置する走行体が未刈り茎稈を踏
み付けたり畦に乗り上げたりすることがあり、そこで既
刈地側の走行体を他側に移動できるようにしたものが、
例えば特開昭61-5717号公報において知られている。と
ころでこの様なものにおいて、走行体の移動に対応させ
るべくトランスミツシヨンケースから車軸への動力伝動
軸系をスプライン嵌合によつて軸芯方向摺動自在に構成
しているが、これらスプライン嵌合部あるいは軸受部等
の潤滑をする必要がある。そしてこの場合、メンテナン
スの容易さ等の配慮から、前記動力伝動軸系をトランス
ミツシヨンケース内には通じない筒体にてカバーし、こ
こを独立した潤滑油室にすることが試みられるが、この
ようにした場合、潤滑油室は、走行体の移動に伴いその
内容積が大きく変化し、このため専用のブリーザ装置を
設ける必要がある。しかるに筒体にはクローラによる泥
土の持ち回りがあつたりしてその取付け位置の選定は特
に重要な問題であるが、これらを示唆するものは従来何
ら知られていないのが実情である。
[問題を解決する手段] 本考案は、上記の如き実情に鑑み、これらの欠点を一掃
することができる作業用走行機体における轍間距離調整
装置のブリーザ構造を提供することを目的として創案さ
れたものであつて、機体に対し左右方向に移動する走行
体を設けて左右走行体間の轍間距離を調整できるように
した作業用走行機体において、前記機体側から走行体側
への伸縮自在な動力伝動軸系のカバーを、互いに摺動伸
縮自在に嵌合組付けした筒体を用いて行うに、前記筒体
の基端部を、機体のトランスミツシヨンケース側に固定
支持される支持筒とし、この支持筒のトランスミツシヨ
ンケースに近接した部位にブリーザホースが止着される
注油口を設けたことを特徴とするものである。
そして本考案は、この構成によつて、クローラによる泥
土の持ち回りに可及的に影響されないようにしてブリー
ザ装置を取付けたものである。
[実施例] 次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。図
面において、1はコンバインの走行機体であつて、該走
行機体1は、茎稈を刈取る等の前処理をする前処理部
2、刈取られた茎稈の脱穀処理をする脱穀部3、排稈を
細断する等の後処理をする後処理部4、選別された穀粒
を貯留する穀粒貯留部5等によつて構成されていること
などは何れも従来通りである。
6、7は左右一対のクローラ型走行体であつて、走行体
6は未刈地側のもの、走行体7は既刈地側のものである
が、未刈地側の走行体6は機体フレーム1aに一体的に
組付けられた固定式のものになつている。一方、既刈地
側(移動側)の走行体7は、その走行フレーム8の上端
部に設けたローラ8aが機体フレーム1aに設けたガイ
ドレール1bを転動することで左右に移動可能に構成さ
れている。さらに機体フレーム1aの一側部と走行フレ
ーム8の上端部との間には油圧シリンダ9が、また機体
フレーム1aの他側部と走行フレーム8との間にはパン
タグラフ式のリンク機構9aがそれぞれ設けられてお
り、油圧シリンダ9の伸縮作動に伴うリンク機構9aの
作動によつて走行体7は左右方向に移動するようになつ
ている。
10は機体に搭載されるトランスミツシヨンケースであつ
て、該トランスミツシヨンケース10から延設される駆動
軸11の先端部はスプライン軸11aになつているが、この
スプライン軸11aの外周には第一スリーブ12の内周面が
軸芯方向摺動自在にスプライン嵌合Aされ、さらにこの
第一スリーブ12の外周面には第二スリーブ13の一半部が
軸芯方向の移動は規制される状態でスプライン嵌合Bさ
れている。さらにこの第二スリーブ13の他半部内周面に
筒状をした車軸14の外周面が同じく軸心方向の移動は規
制される状態でスプライン嵌合Cしており、而して駆動
軸11から車軸14への動力伝動は三組のスプライン嵌合部
A,B,Cを介して成され、一方、駆動軸11に対する車
軸14の左右方向の移動は第一スリーブ12の駆動軸11に対
するスプライン嵌合Aによつて成されるように構成され
ている。
15は駆動軸11の基端部を覆うべく機体フレーム1aおよ
びトランスミツシヨンケース10にボルト15aを用いて一
体固定された支持筒であつて、該支持筒15の先端部外周
には固定筒16の基端部が嵌着されている。そして支持筒
15と固定筒16とのオーバーラツプ部にはオイルシールを
兼ねた撓みシール17と鋼製のリング18とが介在されてい
るが、リング18の内外両凹部にはO−リング18aが止着
されている。また固定筒16の外周には可動筒19の内側部
が左右方向移動自在に外嵌しているが、この可動筒19の
外側部は、車軸受筒(ベアリングホルダ)20の内側部外
周に螺子込み嵌合20aによつて一体的に取付けられてい
る。しかもこの車軸受筒20はブラケット21を介して走行
フレーム8に一体固定されていると共に、内筒面には軸
受22を介して前記車軸14を回動自在に軸承している。そ
して各筒体15、16、19、20によつてカバーされる内部は、
前記撓みシール17によるオイルシール作用の他に、駆動
軸11と支持筒15との間、固定筒16と可動筒19との間、そ
して車軸と車軸受筒20との間に介装されるオイルシール
26によるシール作用によつてトランスミツシヨンケース
10からは勿論、外部からも独立した潤滑油室が形成され
ていて、前述のスプライン嵌合部や軸受の潤滑をするよ
うになつている。また24は車軸14に一体的にボルト固定
される駆動転輪、25はクローラである。
また前記トランスミツシヨンケース10に固定し持される
支持筒15は、トランスミツシヨンケース10の側部に設け
たサイドブレーキ28のブレーキケース28aの下側に隣接
して内側部がこれとオーバーラツプするようにして外方
に突出しているが、ブレーキケース28aの外側面(実施
例ではサイドブレーキ28の作動アーム28b)よりDだけ
内側位置において支持筒15の直上部からやや下がつた前
側でブレーキケース28aに干渉しない位置に前上方に傾
斜して注油孔29が開設され、この注油孔29にブリーザホ
ース30が止め具31によつて着脱自在に取付けられてい
る。さらに支持筒15には、前記注油孔29よりも少し下側
位置に、横向きをした検油栓32が、また真下部に廃油栓
33がそれぞれ設けられているが、検油栓32は注油時にこ
れを外しておき、そして注油孔29から注油した潤滑油が
この検油栓32の位置に達してここから丁度漏れだす程度
の量が適正な注油量と成るように設定されている。さら
にこのものでは、前記固定筒16の内端部がブレーキケー
ス28aにオーバーラツプするようになつていることは勿
論であるが、可動筒19においても、これが最も内側に移
動した轍間距離の最小状態でブレーキケース28aとEま
でオーバーラツプするように構成され、これによつて可
動筒19の移動ストロークを可及的に広く確保できるよう
配慮されている。
叙述の如く構成された本考案の実施例において、中割り
作業や畦際作業をするような場合、油圧シリンダ9を伸
長させることによつて走行体7を内側に移動させ、両走
行体6、7の轍間距離を小さくすれば、走行体7が未刈
り茎稈を踏みつぶしたり畦に乗り上げたりする不具合を
回避できて、整然とした収穫作業を円滑に行える一方、
通常作業を行うような場合には走行体7を最も外側に移
動させて広い安定した轍間距離として収穫作業を行うこ
とができる。
この様に本考案においては、走行体7を必要において左
右方向に移動させて轍間距離の調整を、走行条件に合わ
せて自由に行うことができるものであるが、駆動軸11、
車軸14による動力伝動軸系は、支持筒15、固定筒16、可
動筒19、車軸受筒20で形成される伸縮自在な筒体によつ
てカバーされている。そしてこの場合、筒体内は、トラ
ンスミツシヨンケース10内とは独立した潤滑油室になつ
ており、動力伝動軸系の点検整備をする際にいちいちト
ランスミツシヨンケース10まで分解したりあるいはトラ
ンスミツシヨンケース10内の潤滑油まで抜き出して行う
ような必要が無い。
そしてこの潤滑油室は、走行体7の移動に伴い内容積が
大きく変化するが、それに対応するためのブリーザ作用
は、トランスミツシヨンケース10側に固定される支持筒
15に止着したブリーザホース30によつて成されることに
なる。しかもこのブリーザホース30は、トランスミツシ
ヨンケース10に近接し、サイドブレーキケース28aとオ
ーバーラツプするようにして設けられていて、走行体7
からは可及的に遠い位置となるように配されている。従
つてクローラによつて持ち回られた泥土による影響が効
果的に回避されて、注油孔29部に泥土が溜つてしまう不
具合を有効に防止できることになる。
しかもこのものでは、注油孔29がサイドブレーキケース
28aの前側に傾斜状に設けられているため、クローラに
よつて持ち回られた泥土(クローラの上移動行程におい
て落下する泥土)の落下軌跡がサイドブレーキケース28
aに妨げられた死角となり、従つてより一層注油孔29へ
の泥土付着の回避が出きることになるとともに、注油孔
29を含めたブリーザ装置、検油栓32等をサイドブレーキ
ケース28aによつて保護できることにもなる。そしてこ
のものにおいて、注油孔29はサイドブレーキケース28a
に干渉しないよう傾斜しているので注油作業も容易と成
り問題は無い。
そのうえこのものでは、走行体7を最も内側に移動させ
た轍間距離の最小状態で、可動筒19の内側部がサイドブ
レーキケース28aと幅Eもオーバーラツプする位置まで
移動できるよう設定されているため、その分、移動スト
ロークを大きく確保できることに成つて好都合である。
さらに注油時において、検油栓32を解放して充填した潤
滑油が個々から漏れ出る程度に注油すれば良く、従つて
潤滑油量を過不足無く注油することが簡単にできるとい
う利点がある。
[作用効果] 以上要するに、本考案は叙述の如く構成されたものであ
るから、轍間距離を調整するため移動する走行体側の動
力伝動軸系のカバーをする筒体のうち、トランスミツシ
ヨンケース側に固定支持される支持筒に、シランスミツ
シヨンケースと近接するよう注油孔を設け、ここにプリ
ーザホースを止着して筒体内に形成される潤滑油室のブ
リーザとなつており、従つてブリーザを走行体から可及
的に遠い位置に配し得て、クローラによる持ち回り泥土
による影響を最小限に止めることができて、注油孔部へ
の泥土付着を効果的に防止できるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る作業用走行機体における轍間距離
調整装置のブリーザ構造の実施例を示したものであつ
て、第1図はコンバインの全体斜視図、第2図はフレー
ム部の概略斜視図、第3図は移動側走行体への動力取出
し部の斜視図、第4図は同上側面図、第5図は移動側走
行体を内側に移動した状態を示す縦断面図、第6図は外
側に移動した状態を示す縦断面図、第7図は車軸部の固
定状態を示す断面図、第8図は移動側走行体の走行フレ
ーム、第9図はトランスミツシヨンケースの展開断面図
である。 図中、1は走行機体、7は移動側走行体、10はトランス
ミツシヨンケース、11は駆動軸、14は車軸、15は支持筒
体、16は固定筒、19は可動筒、28はサイドブレーキ、29
は注油孔、30はブリーザホースある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大本 啓一 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地 1 三菱農機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−261580(JP,A) 実開 昭60−81077(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体に対し左右方向に移動する走行体を設
    けて左右走行体間の轍間距離を調整できるようにした作
    業用走行機体において、前記機体側から走行体側への伸
    縮自在な動力伝動軸系のカバーを、互いに摺動伸縮自在
    に嵌合組付けした筒体を用いて行うに、前記筒体の基端
    部を、機体のトランスミツシヨンケース側に固定支持さ
    れる支持筒とし、この支持筒のトランスミツシヨンケー
    スに近接した部位にブリーザホースが止着される注油口
    を設けたことを特徴とする作業用走行機体における轍間
    距離調整装置のブリーザ構造。
JP5847888U 1988-05-02 1988-05-02 作業用走行機体における轍間距離調整装置のブリーザ構造 Expired - Lifetime JPH0613032Y2 (ja)

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JPH01162875U JPH01162875U (ja) 1989-11-13
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