JPH06132185A - クリーン領域の空気清浄化方法 - Google Patents
クリーン領域の空気清浄化方法Info
- Publication number
- JPH06132185A JPH06132185A JP27641092A JP27641092A JPH06132185A JP H06132185 A JPH06132185 A JP H06132185A JP 27641092 A JP27641092 A JP 27641092A JP 27641092 A JP27641092 A JP 27641092A JP H06132185 A JPH06132185 A JP H06132185A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- clean
- air cleaning
- clean area
- boron
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
- Ventilation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は,半導体工場のクリーンルーム, ク
リーンブース, 或いは,クリーンベンチ等のクリーン領
域の空気清浄化方法に関し,空気清浄用フィルタからの
ボロン等の汚染物の発生を防いで,半導体基板表面への
付着を防止する手段を提供することを目的とする。 【構成】 クリーン領域1の空気清浄用フィルタ2の手
前に吸湿材3を装着して,空気清浄用フィルタ2からの
吹き出しエア4の相対湿度を20%以下に,また,併せ
て,吹き出しエア4中の弗素イオン量を0.05μg/
m3 以下にするように構成する。
リーンブース, 或いは,クリーンベンチ等のクリーン領
域の空気清浄化方法に関し,空気清浄用フィルタからの
ボロン等の汚染物の発生を防いで,半導体基板表面への
付着を防止する手段を提供することを目的とする。 【構成】 クリーン領域1の空気清浄用フィルタ2の手
前に吸湿材3を装着して,空気清浄用フィルタ2からの
吹き出しエア4の相対湿度を20%以下に,また,併せ
て,吹き出しエア4中の弗素イオン量を0.05μg/
m3 以下にするように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,半導体工場のクリーン
ルーム, クリーンブース, 或いは, クリーンベンチ等の
クリーン領域の空気清浄化方法に関する。
ルーム, クリーンブース, 或いは, クリーンベンチ等の
クリーン領域の空気清浄化方法に関する。
【0002】近年,半導体デバイス構造の高集積化,微
細化にともない,半導体基板表面は一層厳しい清浄度が
要求されるようになり,分子レベルで雰囲気を管理する
必要がある。
細化にともない,半導体基板表面は一層厳しい清浄度が
要求されるようになり,分子レベルで雰囲気を管理する
必要がある。
【0003】
【従来の技術】図3は従来例の説明図である。図におい
て,19はクリーン領域,20は空気清浄用フィルタ, 21は
ダクト, 22はファン, 23は吹き出しエアである。
て,19はクリーン領域,20は空気清浄用フィルタ, 21は
ダクト, 22はファン, 23は吹き出しエアである。
【0004】従来,図3に模式断面図で示すように,半
導体工場のクリーン領域19では,ミクロな粉塵を除去す
る高性能の空気清浄用フィルタ20を設置し,フアン26に
より空気をダクト25を通して循環させて微粒子を除去し
てきた。
導体工場のクリーン領域19では,ミクロな粉塵を除去す
る高性能の空気清浄用フィルタ20を設置し,フアン26に
より空気をダクト25を通して循環させて微粒子を除去し
てきた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが,これらの空
気清浄用フィルタ20では,原子,或いは分子レベルの汚
染物は通過してしまい,捕集除去することはできない。
気清浄用フィルタ20では,原子,或いは分子レベルの汚
染物は通過してしまい,捕集除去することはできない。
【0006】また,空気清浄用フィルター20自身からも
ボロン(B) 等の汚染物を発生し, クリーンベンチやドラ
フト、ブース等のクリーン領域19内で処理する半導体基
板表面に付着するという問題が生じていた。
ボロン(B) 等の汚染物を発生し, クリーンベンチやドラ
フト、ブース等のクリーン領域19内で処理する半導体基
板表面に付着するという問題が生じていた。
【0007】このため, 半導体基板表面に付着したボロ
ン等の不純物は, 熱処理等により半導体基板中に侵入し
て, 半導体基板内の不純物濃度が乱れる等, 特性的な障
害を引き起こし, 歩留りや品質を低下させていた。
ン等の不純物は, 熱処理等により半導体基板中に侵入し
て, 半導体基板内の不純物濃度が乱れる等, 特性的な障
害を引き起こし, 歩留りや品質を低下させていた。
【0008】本発明は,上記の問題点を鑑み,空気清浄
用フィルタからのボロン等の汚染物の発生を防いで,半
導体基板表面への付着を防止する手段を提供することを
目的とする。
用フィルタからのボロン等の汚染物の発生を防いで,半
導体基板表面への付着を防止する手段を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。図において,1はクリーン領域,2は空気清
浄用フィルタ,3は吸湿材,4は吹き出しエア,5はダ
クト,6はファンである。
図である。図において,1はクリーン領域,2は空気清
浄用フィルタ,3は吸湿材,4は吹き出しエア,5はダ
クト,6はファンである。
【0010】クリーンルーム等に用いるHEPAフィル
タ等の高性能の空気清浄用フィルタ2は微細なガラス繊
維で構成されており, 従来クリーンベンチやクリーンル
ーム等のクリーン領域1内でこれら空気清浄用フィルタ
2からボロンが発生するのは, 空気清浄用フィルタ2の
ガラス繊維の中の酸化ボロンが雰囲気中の弗素イオンと
反応して, 三弗化ボロンとなって飛散するためと考えら
れていた。
タ等の高性能の空気清浄用フィルタ2は微細なガラス繊
維で構成されており, 従来クリーンベンチやクリーンル
ーム等のクリーン領域1内でこれら空気清浄用フィルタ
2からボロンが発生するのは, 空気清浄用フィルタ2の
ガラス繊維の中の酸化ボロンが雰囲気中の弗素イオンと
反応して, 三弗化ボロンとなって飛散するためと考えら
れていた。
【0011】しかしながら, 弗素イオンとの反応だけで
はなく, 水蒸気が空気清浄用フィルタ2に当たっただけ
でボロンが発生することが下表に示すように,実験によ
り確認された。
はなく, 水蒸気が空気清浄用フィルタ2に当たっただけ
でボロンが発生することが下表に示すように,実験によ
り確認された。
【0012】すなわち,空気清浄用フィルタ2に弗化水
素酸の蒸気を含む吹き出しエア4を通した場合の空気清
浄用フィルタ2からのボロンの発生量を表1に示す。
素酸の蒸気を含む吹き出しエア4を通した場合の空気清
浄用フィルタ2からのボロンの発生量を表1に示す。
【0013】
【表1】 空気清浄用フィルタ2に弗酸蒸気を当てた場合のボロン
発生量の違いで,弗素イオン量の少ない方が,ボロンの
発生量は少ない。
発生量の違いで,弗素イオン量の少ない方が,ボロンの
発生量は少ない。
【0014】また,空気清浄用フィルタ2へ通した吹き
出しエア4の相対湿度と,空気清浄用フィルタ2からの
ボロンの発生量を表2に示す。
出しエア4の相対湿度と,空気清浄用フィルタ2からの
ボロンの発生量を表2に示す。
【0015】
【表2】 表2に示すように,相対湿度を20%以下とすること
で,ボロンの発生を抑えることができる。従って,クリ
ーンルーム内の弗素の量とともに湿度を下げる必要があ
ることが分かる。
で,ボロンの発生を抑えることができる。従って,クリ
ーンルーム内の弗素の量とともに湿度を下げる必要があ
ることが分かる。
【0016】即ち,本発明の目的は,図1に示すよう
に,クリーン領域1の空気清浄用フィルタ2の手前に吸
湿材3を装着して,吹き出しエア4の相対湿度を20%
以下にすることにより,また,併せて,吹き出しエアの
中の弗素イオン量を0.05μg/m3 以下にすること
により達成される。
に,クリーン領域1の空気清浄用フィルタ2の手前に吸
湿材3を装着して,吹き出しエア4の相対湿度を20%
以下にすることにより,また,併せて,吹き出しエアの
中の弗素イオン量を0.05μg/m3 以下にすること
により達成される。
【0017】
【作用】本発明では,クリーン領域内で発生した過剰な
水分を除去するため, 高性能空気清浄フィルタの手前直
前にシリカゲル等の除湿材を装着して, 相対湿度を20
%以下に下げ,また,排気設備の強化,及び活性炭等の
弗素イオン吸着剤の併用により,半導体基板の表面処理
の薬液槽等から発生する雰囲気の弗素イオン量を0.0
5μg/m3 以下に抑えることによって,空気清浄用フ
ィルタから発生するボロンの量を大幅に減少させること
ができる。
水分を除去するため, 高性能空気清浄フィルタの手前直
前にシリカゲル等の除湿材を装着して, 相対湿度を20
%以下に下げ,また,排気設備の強化,及び活性炭等の
弗素イオン吸着剤の併用により,半導体基板の表面処理
の薬液槽等から発生する雰囲気の弗素イオン量を0.0
5μg/m3 以下に抑えることによって,空気清浄用フ
ィルタから発生するボロンの量を大幅に減少させること
ができる。
【0018】
【実施例】図2は本発明の一実施例の説明図である。図
において,7はクリーンブース, 8はHEPAフィル
タ,9はシリカゲル,10は活性炭, 11はダクト, 12はフ
ァン, 13は吹き出しエア, 14は湿度調整機 (外調機), 1
5 は弗素イオン除去装置, 16は大気, 17は大気吸込口,
18は大気排出口である。
において,7はクリーンブース, 8はHEPAフィル
タ,9はシリカゲル,10は活性炭, 11はダクト, 12はフ
ァン, 13は吹き出しエア, 14は湿度調整機 (外調機), 1
5 は弗素イオン除去装置, 16は大気, 17は大気吸込口,
18は大気排出口である。
【0019】図2により本発明の一実施例について説明
する。本発明は、弗素イオンや水分の除去方法というよ
りも,弗素イオンと水分が或る濃度以下になれば,空気
清浄用フイルタを構成するガラス成分中からのボロンの
発生量が減少するというデータに着目した空気清浄化の
方法であり,弗素イオンを減少させるのは公害防止,安
全衛生上,半導体工場の廃液,排気処理システムで大規
模に行われているものであるから,これに併せて,水分
を減らせば,尚一層、ボロンの発生が抑制される。
する。本発明は、弗素イオンや水分の除去方法というよ
りも,弗素イオンと水分が或る濃度以下になれば,空気
清浄用フイルタを構成するガラス成分中からのボロンの
発生量が減少するというデータに着目した空気清浄化の
方法であり,弗素イオンを減少させるのは公害防止,安
全衛生上,半導体工場の廃液,排気処理システムで大規
模に行われているものであるから,これに併せて,水分
を減らせば,尚一層、ボロンの発生が抑制される。
【0020】そのため,本発明では,クリーンブース7
への吹き出しエア13の供給を循環エアのみに頼らず, 一
部を大気中より補給し, 吹き出しエア13の一部を外気に
放出して, クリーン度を高めるとともに, あらかじめ,
外調機(湿度調整機)17により一定湿度で, また, 弗素
イオン除去装置18により弗素イオンを大部分除去した大
気をクリーンブース7の直前まで送風し,本発明の方法
によるクリーンブース7内のHEPAフィルタ12の直前
にもうけた活性炭16により弗素イオンと水分を吸着し,
続いてシリカゲル13により再度寸分を吸着してから,H
EPAフィルタ12を通して, クリーンブース7内に所望
の吹き出しエア14を送り込む。
への吹き出しエア13の供給を循環エアのみに頼らず, 一
部を大気中より補給し, 吹き出しエア13の一部を外気に
放出して, クリーン度を高めるとともに, あらかじめ,
外調機(湿度調整機)17により一定湿度で, また, 弗素
イオン除去装置18により弗素イオンを大部分除去した大
気をクリーンブース7の直前まで送風し,本発明の方法
によるクリーンブース7内のHEPAフィルタ12の直前
にもうけた活性炭16により弗素イオンと水分を吸着し,
続いてシリカゲル13により再度寸分を吸着してから,H
EPAフィルタ12を通して, クリーンブース7内に所望
の吹き出しエア14を送り込む。
【0021】これにより,クリーンブース7からの空気
清浄用のHEPAフィルタ8を通しての吹き出しエア13
の相対湿度を20%以下に,また, 弗素イオン量を0.
05μg/m3 以下にすることができ,その結果,ボロ
ンの発生量が0.02μg/m3 以下に減少した。
清浄用のHEPAフィルタ8を通しての吹き出しエア13
の相対湿度を20%以下に,また, 弗素イオン量を0.
05μg/m3 以下にすることができ,その結果,ボロ
ンの発生量が0.02μg/m3 以下に減少した。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば, クリーン領域の高性能
空気清浄用フィルタから吹き出すエア中に浮遊するボロ
ンの量を大幅に減少して,デバイスの特性劣化を防止
し,品質並びに信頼性の向上に寄与するところが大き
い。
空気清浄用フィルタから吹き出すエア中に浮遊するボロ
ンの量を大幅に減少して,デバイスの特性劣化を防止
し,品質並びに信頼性の向上に寄与するところが大き
い。
【図1】 本発明の原理説明図
【図2】 本発明の一実施例の説明図
【図3】 従来例の説明図
1 クリーン領域 2 空気清浄用フィルタ 3 吸湿材 4 吹き出しエア 5 ダクト 6 ファン 7 クリーンブース 8 HEPAフィルタ 9 シリカゲル 10 活性炭 11 ダクト 12 ファン 13 吹き出しエア 14 湿度調整機 15 弗素イオン除去装置 16 大気 17 大気吸込口 18 大気排出口
Claims (1)
- 【請求項1】 クリーン領域(1) の空気清浄用フィルタ
(2) の手前に吸湿材(3) を装着して, 該空気清浄用フィ
ルタ(2) からの吹き出しエア(4) の相対湿度を20%以
下に,また, 併せて, 該吹き出しエア(4) 中の弗素イオ
ン量を0.05μg/m3 以下にすることを特徴とする
クリーン領域の空気清浄化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27641092A JPH06132185A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | クリーン領域の空気清浄化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27641092A JPH06132185A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | クリーン領域の空気清浄化方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06132185A true JPH06132185A (ja) | 1994-05-13 |
Family
ID=17569020
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27641092A Withdrawn JPH06132185A (ja) | 1992-10-15 | 1992-10-15 | クリーン領域の空気清浄化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06132185A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111725066A (zh) * | 2019-03-22 | 2020-09-29 | 东莞新科技术研究开发有限公司 | 一种半导体表面去除氟杂质的方法 |
-
1992
- 1992-10-15 JP JP27641092A patent/JPH06132185A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111725066A (zh) * | 2019-03-22 | 2020-09-29 | 东莞新科技术研究开发有限公司 | 一种半导体表面去除氟杂质的方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000104 |