JPH06135131A - 記録材料 - Google Patents
記録材料Info
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- JPH06135131A JPH06135131A JP4286407A JP28640792A JPH06135131A JP H06135131 A JPH06135131 A JP H06135131A JP 4286407 A JP4286407 A JP 4286407A JP 28640792 A JP28640792 A JP 28640792A JP H06135131 A JPH06135131 A JP H06135131A
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Abstract
や熱に対する安定性(耐光性および耐熱性)に優れ、し
かも耐可塑剤性にも優れた記録材料の提供。 【構成】 本発明の記録材料は、配位子化合物および下
記〔化1〕の一般式(I)で表される鉄または銀のホス
フェート化合物を含有する。 【化1】
Description
くは、特定の鉄または銀のホスフェート化合物を含有し
てなる、基材の着色がなく、発色像が鮮明で、且つ発色
像の耐光性の優れた記録材料に関するものである。
記録材料用の発色剤として、ロイコ染料が汎用されてい
る。その理由として、ロイコ染料は、通常無色ないし淡
色で、ビスフェノールA等の電子受容性物質を顕色剤と
して発色させることによって、比較的鮮やかな発色を示
すことがあげられる。ところが、この系ではその発色像
が耐光性に劣るため、長期保存の要求される資料などに
は使用することが困難である。
錯体を形成することで発色させる方法も従来から知られ
ているが、この場合には、ロイコ染料系の欠点である耐
光性には優れるものの、それらは着色しているものが多
く、基材自体が着色したり、発色像が薄かったり、耐可
塑剤性が劣ったりする欠点を有していた。
び特開昭63−48292号公報には、鉄のホスフェー
ト化合物と配位子化合物とを併用する発色系が提案され
ているが、これらの公報に示された発色系は、未だ化合
物自体の着色が大きく、基材が着色したり、十分な発色
が起こらなかったりという欠点を有していた。
く、発色像が鮮明で、且つ光や熱に対する安定性(耐光
性および耐熱性)に優れ、しかも耐可塑剤性にも優れた
記録材料を提供することにある。
を重ねた結果、記録材料に、配位子化合物および特定の
鉄または銀のホスフェート化合物を含有させることによ
って上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成
した。
〔化2〕の一般式(I)(〔化1〕の一般式(I)と同
じ)で表される鉄または銀のホスフェート化合物を含有
してなる記録材料を提供するものである。
材料について更に詳細に説明する。
子数1〜4のアルキル基としては、メチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、第二ブチ
ル、第三ブチルがあげられる。
9のアルキル基としては、メチル、エチル、プロピル、
イソプロピル、ブチル、イソブチル、第二ブチル、第三
ブチル、アミル、第三アミル、ヘキシル、オクチル、イ
ソオクチル、2−エチルヘキシル、第三オクチル、ノニ
ル、第三ノニルなどがあげられる。
(I)で表されるホスフェート化合物の代表例として
は、下記〔化3〕〜〔化7〕に示すビスフェノールの有
機ホスフェート(No.1〜5)の鉄塩または銀塩があ
げられる。
ート化合物は、上記に例示したような有機ホスフェート
のアルカリ金属塩と鉄または銀のハロゲン化物とを用い
た複分解法によって製造することもできるし、また、有
機ホスフェートと鉄または銀の酸化物もしくは水酸化物
とを用いた直接法により製造することもできる。
スフェート化合物はその製法上塩基性塩またはハロゲン
化金属塩が副生することもあるが、本発明においては、
これら不純物を含む粗製物を使用することもできるし、
あるいはこれら不純物を除去した精製物を使用すること
もできる。
ート化合物の合成例の一例として、上記〔化3〕に示す
No.1の有機ホスフェートの鉄塩の合成例を下記に示
すが、その製法はこれに限定されるものではない。
ブチルフェニル)ホスフェート152gを、メタノール
/蒸留水(2/1)1000mlに溶解し、これに塩化
鉄21.8gを溶解した蒸留水200gを3時間かけて
滴下し、滴下後、更に50℃で2時間攪拌した。その後
30℃まで冷却し、析出した結晶をろ過し、乾燥し、融
点300℃以上の淡黄色の粉末142gを得た。
cm-1(P=O)、1260cm-1(O−P=O)、1
100cm-1(O−C)、920cm-1(P−O)の特
性吸収がみられた。また、元素分析の結果、Fe:3.
69%(理論値3.71%)、P:6.20%(理論値
6.17%)、Cl:0.01%(理論値0%)、N
a:0%(理論値0%)であるところから、目的物を確
認した。
しては、例えば、ジ−n−ブチルアンモニウムジ−n−
ブチルチオカルバメート、t−オクチルアンモニウム−
t−オクチルジチオカルバメート、ステアリルトリメチ
ルアンモニウムエチレンビスジチオカルバメート、ジベ
ンゾチアジルジサルファイド、トルエン−3,4−ジチ
オール、ベンゾイルアセトン、ジベンゾイルアセトン、
サリチル酸、3,5−ジ(α−メチルベンジル)サリチ
ル酸、ヒドロキシナフトエ酸、ナフトエ酸ヒドロキシエ
チルアミド、ナフトエ酸アニライド、2−ヒドロキシ−
1−ナフトアルデヒド、トロポロン、ヒノキチオール、
メトキシヒドロキシアセトフェノン、レゾルシン、t−
ブチルカテコール、ジヒドロキシベンゼンスルホン酸、
没食子酸、没食子酸エチル、没食子酸イソアミル、没食
子酸ラウリル、没食子酸ステアリル、没食子酸ベンジ
ル、タンニン酸、ピロガロールタンニン、プロトカテキ
ュ酸、プロトカテキュ酸エチル、ピロガロール−4−カ
ルボン酸、アリザリン、N−ニトロソナフチルヒドロキ
シアミンアンモニウム塩、ジフェニルカルバジド、8−
ヒドロキシキノリン、ジクロル−8−ヒドロキシキノリ
ン、ジブロム−8−ヒドロキシキノリン、クロロブロム
−8−ヒドロキシキノリン、メチル−8−ヒドロキシキ
ノリン、ブチル−8−ヒドロキシキノリン、ラウリル−
8−ヒドロキシキノリン、メチレンビス(8−ヒドロキ
シキノリン)、サリチルアルドオキシム、アントラニル
酸、キノリンカルボン酸、ニトロソナフトール、2−メ
ルカプトイミダゾリン、ジフェニルチオカルバゾン、6
−エトキシ−2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒド
ロキノリン、6−フェニル−2,2,4−トリメチル−
1,2−ジヒドロキノリン、6−デシル−2,2,4−
トリメチル−1,2−ジヒドロキノリン、2−イミダゾ
リン、フェニル−α−ナフチルアミン、フェニル−β−
ナフチルアミン、ブチルキサンテート亜鉛、サリチル酸
亜鉛、3,5−(α−メチルベンジル)サリチル酸亜鉛
などがあげられ、特に没食子酸、没食子酸エチル、没食
子酸イソアミル、没食子酸ラウリル、没食子酸ステアリ
ル、没食子酸ベンジル、タンニン酸、ピロガロールタン
ニン、プロトカテキュ酸、プロトカテキュ酸エチルなど
のジまたはトリヒドロキシ安息香酸類またはそのエステ
ル化合物が好ましい。
または銀のホスフェート化合物との配合比率(重量比)
は、好ましくは10/1〜1/10、より好ましくは5
/1〜1/5である。
よび上記ホスフェート化合物を含む塗液を紙、合成紙、
プラスチックフィルムもしくはシートなどの支持体(基
材)表面に塗布して発色層を設けることにより製造され
るものであり、感熱記録紙、感圧記録紙、通電記録紙な
どとして使用することができる。
ル、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、
ポリアクリルアミド重合体、澱粉類、スチレン−無水マ
レイン酸共重合体、酢酸ビニル−無水マレイン酸共重合
体、スチレン−ブタジエン共重合体などの結合剤、カオ
リン、シリカ、珪藻土、タルク、二酸化チタン、炭酸カ
ルシウム、炭酸マグネシウム、水酸化アルミニウムなど
の充填剤が配合され、この他に、ワックス類、光安定
剤、耐水化剤、分散剤、消泡剤、その他保存安定剤など
を必要に応じて使用することができる。
とホスフェート化合物およびその他の添加剤は、通常、
ボールミル、アトライザー、サンドグラインダーなどの
粉砕機あるいは適当な乳化装置により微粒化される。
録材料にサーマルヘッドや熱ペンなどの発熱素子が接触
した時に配位子化合物とホスフェート化合物が錯体を形
成し、黒色などに発色して記録されるものである。
フェート化合物の一方を含有するマイクロカプセルを支
持体の片面に塗布した上用紙および他方を支持体の片面
に塗布した下用紙の塗布面を合わせたもの、または配位
子化合物およびホスフェート化合物の双方を必要に応じ
てマイクロカプセル化し一つの支持体の片面に塗布し、
数枚重ね合わせたものに圧力をかけることにより、マイ
クロカプセルが破壊され、配位子化合物とホスフェート
化合物が錯体を形成し、黒色などに発色して記録される
ものである。
系に分散して、有機溶媒中に含有させ微小油滴として得
るものである。その際の有機溶剤としては、炭化水素、
アルコール、有機酸、エステルなどの種々の有機溶剤が
使用され、また、水溶性あるいはラテックス系バインダ
ー、カプセル保護剤、分散剤、消泡剤などを必要に応じ
て使用することができる。
ルメタン化合物、ジフェニルメタン系化合物、キサンテ
ン化合物、チアジン系化合物あるいはスピロ系化合物な
どのロイコ染料を併用することもでき、この場合には、
通常ロイコ染料の発色に用いられるフェノール系、カル
ボン酸系などの顕色剤を用いることもできる。
するが、本発明は次にあげられた実施例によって限定さ
れるものではない。
物2gを密栓付ポリエチレン製ビンに入れ、さらにそこ
に0.5gのポリビニルアルコールを溶解した蒸留水1
0.5gおよび20mmのビーズを入れ、震盪機で充分
に粉砕して分散液(A)を得た。また、没食子酸ステア
リル2gおよび0.5gのポリビニルアルコールを溶解
した蒸留水10.5gを同様に充分に粉砕して分散液
(B)を得た。
(重量比)で混合し、これを50g/m2 の基紙上に3
2μの厚さにバーコーダーにて塗布し、乾燥して感熱記
録紙を作成した。
置(TH−PMD:株式会社大倉電機製)を用いてパル
ス幅0.8msecで印字し、発色部(印字部)および
非発色部(地肌部)の発色濃度(初期濃度)をマクベス
濃度計(RD−933型:マクベス社製)により測定し
た。
で乾燥条件下(乾熱)および40℃で相対湿度90%下
(湿熱)で5時間保存し、発色部の濃度変化および非発
色部の濃度を測定した(乾熱保存性および湿熱保存
性)。また、発色部および非発色部に塩化ビニル樹脂製
ラップフィルムを張りつけ、40℃、乾燥条件下で48
時間保存し、発色部の濃度変化および非発色部の濃度を
測定した(耐可塑剤性)。
4は次の通りである。
(A)および(B)に加え、さらに3−(N−エチル−
N−イソアミルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフ
ルオランと0.5gのポリビニルアルコールを溶解した
蒸留水10.5gから同様に分散液(C)を作成し、分
散液(A)、(B)および(C)を1:1:0.1(重
量比)の割合で混合し、これを50g/m2 の基紙上に
32μの厚さにバーコーダーにて塗布し、乾燥して感熱
記録紙を作成した。
な試験を行なった。
チレンスルホン酸ソーダ1部、ポリビニルアルコール1
部を溶解し、これにNo.1の鉄塩20部、酸化亜鉛3
0部、水酸化アルミニウム50部を添加し、これをサン
ドグラインダー処理した後、その分散液にスチレンブタ
ジエン共重合体ラテックス(50%濃度)を15部加え
て塗液を得た。
乾燥重量で5g/m2 となるようプレートコーターで塗
布してほとんど着色しない下用紙を得た。
0部とアジピン酸ジエチル20部の混合液に加熱溶解し
て内相油を得た。別に尿素10部とレゾルシン1部を溶
解した210部の水溶液と10%エチレン−無水マレイ
ン酸共重合体水溶液100部の混合溶液に20%の苛性
ソーダ水溶液を添加してpH3.5とした。次いでこの
水溶液に上記内相油を乳化して平均粒径を5μとし、更
に37%ホルマリン水溶液25部を加えた後、系の温度
を70℃とし4時間攪拌してカプセル分散液を得た。
末20部、パルプ粉末10部を添加混合し、固形分濃度
が25%になるよう水を加えてカプセル塗液とし、40
g/m2 の紙に乾燥重量で5g/m2 となるようプレー
トコーターで塗布して上用紙を得た。
重ねてタイプライターで印字発色させたところ鮮明な発
色像が得られた。
した後の印字耐光性を目視で評価したが、印字の濃度変
化は極めて小さかった。
と有機カルボン酸の鉄塩を使用した場合には、発色は大
きいが、非発色部分も着色しているため発色像の鮮明さ
に欠け、またその保存性および耐可塑剤性に劣る。ま
た、配位子化合物と本発明と異なる鉄のホスフェート化
合物を使用した場合には、保存性および耐可塑剤性が比
較的優れているが、発色が不充分である。
のホスフェート化合物を使用した本発明の場合には、発
色も大きく、非発色部の着色も極めて小さいためにその
発色像は非常に鮮明であるばかりではなく、その保存性
や耐可塑剤性も非常に優れ、発色部の消色あるいは地肌
部の発色もほとんど認められず、また耐光性にも優れて
いる。
く、発色像が鮮明で、且つ光や熱に対する安定性(耐光
性および耐熱性)に優れ、しかも耐可塑剤性にも優れた
ものである。
Claims (1)
- 【請求項1】 配位子化合物および下記〔化1〕の一般
式(I)で表される鉄または銀のホスフェート化合物を
含有してなる記録材料。 【化1】
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28640792A JP3205405B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 記録材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28640792A JP3205405B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 記録材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06135131A true JPH06135131A (ja) | 1994-05-17 |
| JP3205405B2 JP3205405B2 (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=17704004
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28640792A Expired - Lifetime JP3205405B2 (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 記録材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3205405B2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP28640792A patent/JP3205405B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3205405B2 (ja) | 2001-09-04 |
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