JPH06157538A - キノロンカルボン酸類の精製方法 - Google Patents

キノロンカルボン酸類の精製方法

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JPH06157538A
JPH06157538A JP31969592A JP31969592A JPH06157538A JP H06157538 A JPH06157538 A JP H06157538A JP 31969592 A JP31969592 A JP 31969592A JP 31969592 A JP31969592 A JP 31969592A JP H06157538 A JPH06157538 A JP H06157538A
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JP
Japan
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acid
alkali metal
quinolonecarboxylic
metal salt
purifying
Prior art date
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Application number
JP31969592A
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English (en)
Inventor
Shin Tanaka
慎 田中
Kozo Kato
幸三 加藤
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キノロンカルボン酸類を効率よく精製する方
法を提供することを目的とする。 【構成】 キノロンカルボン酸類にアルカリ金属水酸化
物を作用させてアルカリ金属塩とし、該アルカリ金属塩
を炭素数1〜3の含水アルコール類を用いて晶析し、次
いで晶析して得られるアルカリ金属塩に酸を作用させる
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、医薬あるいは農薬とし
て有用なキノロンカルボン酸類の精製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】キノロンカルボン酸類の精製方法として
は、N,N−ジメチルホルムアミドから再結晶する方法
が特公昭51-18440号に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では精製効果が悪く、一回の再結晶では十分な精製
効果が得られないため、二回以上の再結晶が必要であっ
た。また、キノロンカルボン酸類のN,N−ジメチルホ
ルムアミドに対する溶解度が低いため、再結晶するため
には大量の溶媒を必要とし、容積効率が悪いという問題
点があった。
【0004】
【問題点を解決するための手段】本発明者らは、上記問
題点を解決するため鋭意検討した結果、キノロンカルボ
ン酸類をアルカリ金属塩とし、含水アルコールを用いて
再結晶することにより、効率よくキノロンカルボン酸が
精製できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0005】すなわち、本発明は一般式(1)、
【化2】 (式中、Rは低級アルキル基を表す。)で示されるキノ
ロンカルボン酸類にアルカリ金属水酸化物を作用させて
アルカリ金属塩とし、該アルカリ金属塩を炭素数1〜3
の含水アルコール類を用いて晶析し、次いで晶析して得
られるアルカリ金属塩に酸を作用させることを特徴とす
るキノロンカルボン酸類の精製方法である。
【0006】本発明に用いられるキノロンカルボン酸類
は、前記一般式(1)で示される化合物であるが、式中
のRは低級アルキル基を表し、具体的にはメチル基、エ
チル基、n−プロピル基、イソプロピル基、シクロプロ
ピル基、n−ブチル基、n−ペンチル基等が挙げられ
る。精製原料として用いるキノロンカルボン酸類は特に
制限されるものではなく、公知の製造方法によって得ら
れるものはいずれも採用し得る。
【0007】キノロンカルボン酸類は、まずアルカリ金
属水酸化物を作用させ、アルカリ金属塩とする。アルカ
リ金属水酸化物としては水酸化ナトリウム、水酸化カリ
ウムが用いられる。アルカリ金属水酸化物の使用量はキ
ノロンカルボン酸類に対し、等モル以上あればよいが、
好ましくはキノロンカルボン酸類に対し、等モル〜2倍
モル使用するのが良い。
【0008】得られたキノロンカルボン酸類のアルカリ
金属塩を炭素数1〜3の含水アルコール類を用いて晶析
する。用いるアルコール類としては、メタノール、エタ
ノール、イソプロパノール等をあげることができるが、
回収の容易さ等からメタノールを使用するのが好まし
い。水/アルコール類の比率としては、通常、1/9〜
9/1(重量比率)、好ましくは1/4〜2/1の範囲
の混合溶媒が用いられる。晶析はキノロンカルボン酸類
のアルカリ金属塩を含水アルコール類に溶解させ、これ
を冷却することにより行われる。キノロンカルボン酸類
にアルカリ金属水酸化物を作用させて得られるアルカリ
金属塩は水溶液として得られるので、晶析は、通常、ア
ルカリ金属塩を分離することなくアルカリ金属塩の水溶
液にアルコール類を加え、結晶が出ていれば昇温して均
一溶液とし、これを冷却して結晶を析出させて行われ
る。晶析された結晶は、加圧ろ過、遠心ろ過等の通常の
方法で分離し、必要に応じて含水アルコール類で洗浄す
る。
【0009】得られた高純度キノロンカルボン酸のアル
カリ金属塩は、水溶液とした後、酸を加え、高純度なキ
ノロンカルボン酸を析出させる。酸としては、塩酸、硫
酸、硝酸等の無機酸、ギ酸、酢酸等の有機酸いずれも用
いることができるが、好ましくは無機酸を用いるのが良
い。析出した高純度なキノロンカルボン酸は加圧ろ過、
遠心ろ過等の通常の方法で分離し、必要に応じて水で洗
浄した後乾燥する。
【0010】
【発明の効果】本発明方法により、キノロンカルボン酸
を効率よく精製することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を実施例により更に具体的に説
明するが、本発明はこれら実施例に限定されるものでは
ない。 実施例1 内容積1リットルのフラスコに1−エチル−6,7−メ
チレンジオキシ−4−キノロン−3−カルボン酸(液体
クロマトグラフィーによる純度分析値94.2%)15
0g、水240g、水酸化ナトリウム24.2gを加
え、60℃に加熱し、均一溶液とした。更にメタノール
560gを加え、20℃までゆっくり冷却した。得られ
た結晶をろ過した。更にこの結晶に水1670gを加
え、均一溶液とした後、50%硫酸40.7gを加え、
pH8.0とし、キノロンカルボン酸を析出させた。固
体をろ過後、水洗、乾燥し、1−エチル−6,7−エチ
レンジオキシ−4−キノロン−3−カルボン酸の精製品
105.9gを得た。得られたキノロンカルボン酸の液
体クロマトグラフィーによる純度は、99.8%であっ
た。
【0012】実施例2 内容積300mlのフラスコに1−エチル−6,7−メチ
レンジオキシ−4−キノロン−3−カルボン酸(液体ク
ロマトグラフィーによる純度分析値94.2%)50
g、水80g、水酸化カリウム12.6gを加え、60
℃に加熱し、均一溶液とした。更にメタノール187g
を加え、20℃までゆっくり冷却した。得られた結晶を
ろ過した。更にこの結晶に水557gを加え、均一溶液
とした後、50%硫酸10.8gを加え、pH8.0と
し、キノロンカルボン酸を析出させた。固体をろ過後、
水洗、乾燥し、1−エチル−6,7−メチレンジオキシ
−4−キノロン−3−カルボン酸の精製品27.1gを
得た。得られたキノロンカルボン酸の液体クロマトグラ
フィーによる純度は99.6%であった。
【0013】比較例1 内容積300mlのフラスコに1−エチル−6,7−メチ
レンジオキシ−4−キノロン−3−カルボン酸(液体ク
ロマトグラフィーによる純度分析値95.7%)10
g、N,N−ジメチルホルムアミド190gを加え、1
50℃に加熱し、均一溶液とする。20℃までゆっくり
冷却し、再結晶させる。析出した結晶をろ過乾燥し、キ
ノロンカルボン酸の精製品8.8gを得た。得られたキ
ノロンカルボン酸の液体クロマトグラフィーによる純度
は、97.8%であった。次いでこのキノロンカルボン
酸8.45gにN,N−ジメチルホルムアミド160g
を加え、同様の操作で2回目の再結晶を行った。その結
果、キノロンカルボン酸の精製品7.3gが99.0%
の純度で得られた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(1)、 【化1】 (式中、Rは低級アルキル基を表す。)で示されるキノ
    ロンカルボン酸類にアルカリ金属水酸化物を作用させて
    アルカリ金属塩とし、該アルカリ金属塩を炭素数1〜3
    の含水アルコール類を用いて晶析し、次いで晶析して得
    られるアルカリ金属塩に酸を作用させることを特徴とす
    るキノロンカルボン酸類の精製方法。
JP31969592A 1992-11-30 1992-11-30 キノロンカルボン酸類の精製方法 Pending JPH06157538A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107586300A (zh) * 2016-07-08 2018-01-16 上海市计量测试技术研究院 噁喹酸的新晶型ii、其制备方法及其应用

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