JPH06166238A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH06166238A
JPH06166238A JP32023292A JP32023292A JPH06166238A JP H06166238 A JPH06166238 A JP H06166238A JP 32023292 A JP32023292 A JP 32023292A JP 32023292 A JP32023292 A JP 32023292A JP H06166238 A JPH06166238 A JP H06166238A
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Nobumasa Tamura
宣政 田村
Hideo Hatakeyama
英雄 畠山
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ガイドシャフトとプラテンとの平行が精度良
く保持されず、またガイドシャフトを強固な構造としな
くとも、印字ヘッドギャップの精度を保持して、小型で
省動力、かつ高品位の印字処理が可能なプリンタを提供
する。 【構成】 印字ヘッドギャップを自動的に設定するプリ
ンタにおいて、ガイドシャフト5とプラテン2との間隙
を、所定の測定点で測定すべく指示する間隙測定指示手
段14と、この測定データから印字ヘッド1のスペース
範囲内における印字ヘッドギャップ修正値を算出する算
出手段15と、この算出手段15により算出した印字ヘ
ッドギャップ修正値を記憶する記憶手段16と、前記印
字ヘッドギャップを自動設定して印字を開始しようとす
る印字ヘッド1に前記修正値を加えて印字中の印字ヘッ
ドを上下動させて常に適正印字ヘッドギャップ位置に保
持して印字処理を行う制御部11とを、プリンタに備え
たものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、媒体に印字処理を行う
プリンタに関し、とくにプリンタに搭載されているワイ
ヤドット印字ヘッドとプラテンとの間隙を最適な状態に
設定する印字ヘッドギャップ設定構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図7は従来のプリンタにおける印字ヘッ
ドギャップ設定構造を示す説明図であり、図において、
1はワイヤドット方式の印字ヘッドであり、本体の下面
中央から突出させたガイド部1aの先端より、図示せぬ
複数本のワイヤを下方に突出させることにより印字を行
うものである。
【0003】2はこの印字ヘッド1の先端、つまりワイ
ヤ突出面と対向配置されているプラテンであり、このプ
ラテン2は左右端部にそれぞれ、印字用の媒体ガイドを
挿入する際のガイド面となる右側媒体ガイド3と、左側
媒体ガイド4とを突設させた構造としている。5はこの
プラテン2と所定の間隔を保持して平行に配置したガイ
ドシャフトで、前記印字ヘッド1を図示せぬキャリッジ
等の支持部材を介して支持することにより、該ガイドシ
ャフト5に沿って左右方向に水平移動可能としている。
また、印字ヘッド1は同時に、前記図示せぬ支持部材に
よって垂直方向にも移動可能な構造となっており、これ
により印字ヘッド1はプラテン2に対して接近したり離
間する方向に移動する。
【0004】6と7はそれぞれ前記印字ヘッド1に接続
しているヘッドUP/DOWNモータと、スペースモー
タであり、ヘッドUP/DOWNモータ6は印字ヘッド
1をプラテン2に対して接近したり離間する垂直方向
に、またスペースモータ7はガイドシャフト5に沿って
水平方向に移動させるようになっている。また、8は印
字ヘッド1の先端とプラテン2との間に介在するように
プラテン2上にセットされた印字媒体である。なお、図
示していないが、この印字媒体8と印字ヘッド1との間
にはインクリボンを介在させることは言うまでも無い。
【0005】上述した構成において、印字ヘッド1とプ
ラテン2との間隙を設定する場合は、まずプラテン2上
に印字媒体8をセットする。印字媒体8のセットは、該
印字媒体8の一端辺を前記プラテン2の左右の媒体ガイ
ド3及び4のいずれかに付き当てながら載置することに
より行う。印字媒体8のセットが終了した後、スペース
モータ7を駆動して印字ヘッド1を媒体厚み測定地点A
に対応させる。この媒体厚み測定地点Aは、図10に示
すように、印字媒体8に印字される第1文字目の印字位
置、すなわち印字開始位置であり、プラテン2の一端部
になっている。
【0006】次に、この媒体厚み測定地点Aにおいて、
ヘッドUP/DOWNモータ6を駆動し、印字ヘッド1
を下降させ、すなわちプラテン2に接近する方向に移動
させて、印字媒体8を挟んで印字ヘッド1の先端をプラ
テン2に当接させ、さらに押圧させる。これにより、ヘ
ッドUP/DOWNモータ6は圧力が増大し、その結
果、脱調して駆動を停止する。
【0007】こうしてヘッドUP/DOWNモータ6の
駆動が停止すると、この停止した位置から所定の幅だけ
印字ヘッド1を後退させるべく、予め設定されているス
テップ数だけ、ヘッドUP/DOWNモータ6を逆回転
させる。この逆回転のステップ数は、もちろん予め設定
されているものである。ヘッドUP/DOWNモータ6
の逆回転は、印字ヘッド1を上昇させて、プラテン2か
ら離間させる。そして予め設定されたステップ数だけ駆
動したヘッドUP/DOWNモータ6により所定の間隙
だけプラテン2から離間した印字ヘッド1は、プラテン
2との間で印字処理における最も適した印字ギャップで
配置されることになる。
【0008】これにより、スペースモータ7を駆動して
印字ヘッド1をガイドシャフト5に沿って水平方向に移
動しながら印字動作を行うことで、前記媒体厚み測定地
点Aにて設定した最適の印字ギャップによって印字処理
を行っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来の印字ギャップ設定の技術においては、以下に示す
ような問題点があった。すなわち、近年におけるプリン
タはより高速な印字処理を要求されている。そのため、
印字ヘッドは高速印字を目的とし、またそれを実現する
べく高速による動作が必須条件とされている。これによ
り印字ヘッドはそのドットピンのストロークを小さくす
ることにより印字速度を向上させる傾向があるが、これ
によれば印字ヘッドとプラテンとの間隙を高精度に保持
することが要求される。
【0010】ところが、印字ヘッドの水平移動を案内す
るガイドシャフトと、プラテンとの平行精度を出すの
は、現在の技術では至難の技となっており、印字ヘッド
とプラテンとの間隙を高精度に保持することは難しいも
のであった。さらに、前記ガイドシャフト及びプラテン
は、両端部で支える構造となっているために、中央部に
重力による撓みが生じ、この撓みの分が加算されると、
ガイドシャフトとプラテンとの平行精度はさらに狂いを
生じることになり、これによって従来の印字ギャップの
設定構造、すなわち、プラテンの一端部に設けた媒体厚
み測定地点Aにより印字間隙を設定し、この印字間隙に
よりプラテン幅全体にわたって印字処理を行うという構
造では、測定地点A以外の他の印字箇所において印字ギ
ャップには違いが生じ、その精度を保持することはでき
なかった。
【0011】このため、印字ギャップが変化してしまっ
た箇所では、その印字品位、すなわち印字濃度が薄くな
ったり、印字が抜けてしまったり、また甚だしいもので
はワイヤドットピンが折れてしまうというようなトラブ
ルが発生していた。そして、このようなトラブルの現象
は、媒体の紙幅が広くなるに従い、プラテンおよびガイ
ドシャフトもその長さが長くなるために、さらに顕著と
なり、印字品位を低下させてしまうという問題があっ
た。
【0012】また、ガイドシャフトの撓みを無くすため
には、ガイドシャフトをより太くして強固とすることが
考えられるが、これによれば装置の大型化や、動力源の
パワーアップが必要となってしまうという問題があっ
た。本発明は上述した問題点を解決するためになされた
ものであり、ガイドシャフトとプラテンとの平行が精度
良く保持されず、またガイドシャフトを強固な構造とし
なくとも、印字ヘッドとプラテン間における最適な印字
ギャップの精度を保持することにより印字品位を向上さ
せ、装置の大型化や動力源のパワーアップを必要としな
い小型でかつ高品位の印字処理を可能としたプリンタを
提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため本発明は、ワイヤドット式の印字ヘッドと、プラテ
ンに沿って平行に配置したガイドシャフトと、このガイ
ドシャフトに沿って前記印字ヘッドを水平方向に移動す
るスペースモータと、前記プラテンから印字ヘッドを離
間したり接近させて垂直方向に移動するヘッドUP/D
OWNモータとを備え、印字開始前に、前記ヘッドUP
/DOWNモータにより印字ヘッドを媒体を介してプラ
テンに当接させた後予め設定している適正量を離間させ
ることで、印字ヘッドと媒体間の印字ヘッドギャップを
自動的に設定するプリンタにおいて、前記ガイドシャフ
トとプラテンとの間隙を、印字ヘッドのスペース移動範
囲内における予め設定した複数の測定点で測定するべく
指示する間隙測定指示手段と、この測定データから印字
ヘッドのスペース範囲内における印字ヘッドギャップ修
正値を算出する算出手段と、この算出手段により算出し
た印字ヘッドギャップ修正値を記憶する記憶手段とを備
える。
【0014】そして、前記印字ヘッドギャップを自動設
定して印字を開始しようとする印字ヘッドに、前記記憶
手段に記憶していた印字ヘッドギャップ修正値を加え、
この印字ヘッドギャップ修正値に応じて印字中の印字ヘ
ッドを上下動させることにより印字ヘッドを常に適正印
字ヘッドギャップ位置に保持して印字処理を行うように
制御する制御部とを備えるようにしたものである。
【0015】
【作用】上述した構成によれば、印字媒体をセットする
前に、印字ヘッドを動作させて該印字ヘッドがスペース
移動する範囲内の複数箇所において、印字ヘッドを支持
しているガイドシャフトと、このガイドシャフトと対向
配置しているプラテンとの間隙を、間隙測定指示手段の
指示により測定する。
【0016】測定して得たデータは、ガイドシャフトの
撓みを検出することになる。従って、この測定データに
基づき算出手段が、印字ヘッドがガイドシャフトに沿っ
てスペース移動した場合に辿るであろう軌跡を求め、か
つこの軌跡データから印字ヘッドの印字ヘッドギャップ
位置の修正値を算出する。こうして算出された修正値
を、自動で印字ヘッドギャップを設定して印字開始可能
状態とした印字ヘッドに加え、印字中の印字ヘッドを前
記修正値に対応させて僅かに上下動させることにより、
印字ヘッドを常に適正な印字ヘッドギャップ位置に保持
した状態で印字処理を行う。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。図1は本実施例のプリンタの構造を示す説明図、
図2はプラテンとガイドシャフトとの間隙測定フローチ
ャート、図3は各測定点における間隙測定フローチャー
ト、図4は本実施例における印字ギャップ設定のフロー
チャートである。また、図5は印字ヘッドギャップ調整
時における印字ヘッドの動作を示す説明図、図6はガイ
ドシャフトとプラテンとの間隙の軌跡、及び印字ヘッド
の動作軌跡を示す説明図である。
【0018】まず、図1により本実施例のプリンタの構
造を説明すると、図において1は印字ヘッド、2はプラ
テン、3は右側サイドガイド、4は左側サイドガイド、
5はガイドシャフト、6はヘッドUP/DOWNモー
タ、7はスペースモータ、8は印字媒体であり、これら
は従来とほぼ同様であり、かつほぼ同様に構成されてい
るので、従来と同一の符号を付し、その説明は省略す
る。
【0019】9はヘッドUP/DOWNモータ6の回転
軸に取付られた円板型スリットで、前記ヘッドUP/D
OWNモータ6の回転と一体に回転する構造となってお
り、この円板型スリット9は回転軸を中心として放射条
に、複数のスリットを5°毎の間隔で形成すると共に、
任意の箇所に連続して5個分のスリットを形成していな
い箇所を設けた形状としている。
【0020】10はこの円板型スリット9の一部を両側
から挟んで対向配置した一対の発光センサ10aと受光
センサ10bとから成る検出センサであり、一方の発光
センサ10aから発光した光を、他方の受光センサ10
bが受光した時をスリット有りとし、その検出数により
ヘッドUP/DOWNモータ6の回転量、すなわち印字
ヘッド1の上下方向の移動量を検出するものである。
【0021】11は制御部(1Chip CPU)あ
り、前記印字ヘッド1を上下動させるヘッドUP/DO
WNモータ6に対してのUP/DOWN用のクロックの
発生、及び印字ヘッド1を水平移動させるスペースモー
タ7に対してのスペーシング用のクロックの発生を行
う。また、後述する各制御手段の制御指示を行って、印
字ヘッド1が常に一定の印字ヘッドギャップを保持した
状態で印字処理するように制御する。
【0022】12はこの制御部11と接続している入出
力用のI/Oポートであり、前記ヘッドUP/DOWN
モータ6やスペースモータ7を駆動させるためのドライ
ブの選択、あるいはクロック信号のイネーブル(開始)
/ディスエーブル(禁止)を行うと共に、前記受光セン
サ10bから得る円板型スリット9の受光データにより
印字ヘッド1の上下動の際のスリットの状態変化の検出
用の2相センサの状態入力も行う。
【0023】13は前記I/Oポート12を介して制御
部11と接続しているドライバであり、前記ヘッドUP
/DOWNモータ6とスペースモータ7を駆動する。1
4は間隙測定指示手段であり、前記制御部11を介して
ヘッドUP/DOWNモータ6およびスペースモータ7
を駆動することにより、印字ヘッド1がスペース移動す
る範囲の複数箇所において、ガイドシャフト5とプラテ
ン2との間隙を測定するべく指示する。
【0024】15は前記間隙測定指示手段14により得
た測定データから、ガイドシャフト5の撓みを測定し、
これにより印字ヘッド1が印字中に辿るであろう軌跡を
求めて、この軌跡から印字ヘッドの上下動させて修正す
るための印字ヘッドギャップ修正値を算出する。16は
前記算出手段により算出した印字ヘッドギャップ修正値
を記憶しておく記憶手段である。
【0025】そして、この記憶手段16に記憶された印
字ヘッドギャップ修正値を、前記制御部11により印字
開始可能状態に設定された印字ヘッド1に加え、印字処
理中の印字ヘッド1を前記修正値の分だけ上下動するこ
とによって適正な印字ヘッドギャップを保持するように
なっている。次に、上述した構造による印字ヘッドギャ
ップ設定動作を、図1に加えて図2〜図4の各フローチ
ャート、図3の印字ヘッドの動作説明図、並びに図6の
印字ヘッド軌跡等の説明図を用いて説明する。
【0026】適正印字ヘッドギャップ値を得るには、ま
ず、間隙測定指示手段14の指示によりガイドシャフト
5とプラテン2との間隙測定を、印字ヘッド1のスペー
ス移動範囲内において予め設定した複数箇所において行
う。図2によりこの測定点のひとつである測定点Aでの
間隙測定動作を説明する。なお、この動作フローチャー
トにおいて、検出センサ10からの検出信号をカウント
するセンサカウンタ(センサCT)と、プラテンと印字
ヘッドとの間隙をカウントする間隙カウンタ(間隙C
T)は、それぞれ初期値を0としている。
【0027】制御部11よりI/Oポート12を介して
ドライバ13に対してDOWNパルスを1ケ発生させる
と、ヘッドUP/DOWNモータ6はドライバ13の駆
動により1パルス分回転し、印字ヘッド1を同じく1パ
ルス分下降させる。これによりヘッドUP/DOWNモ
ータ6に設けた円板型スリット9の回転量を検出してい
る検出センサ10より受光データがI/Oポート12に
返信され、この受光データによりセンサCTが「+1」
される。こうして、印字ヘッド1の先端がプラテン2に
当接して、押圧することにより圧力が増大し、脱調して
ヘッドUP/DOWNモータ6の回転が停止するまで下
降させる。
【0028】すなわち、ヘッドUP/DOWNモータ6
のドライバ13に対してDOWNパルスを発生させ、セ
ンサCTを+1とする印字ヘッド1の下降動作を、印字
ヘッド1のプラテンへの当接によるセンサ検出状態の変
化有りを判断するか、前記センサCTの値が、ガイドシ
ャフト5とプラテン2における間隙誤差の最大許容値を
示す数字、例えばここではセンサCT値=「8」になる
まで繰り返す。
【0029】このセンサCT値=「8」は、センサCT
が「8」となる分のDOWN信号(あるいはUP信号)
により印字ヘッド1が移動する量だけ、ガイドシャフト
5とプラテン2間の間隙差を許容するとして設定してい
る。こうして、印字ヘッド1の下降時の脱調を検出する
と、上昇時の脱調位置を検出することにより、ガイドシ
ャフト5とプラテン2との間隙を測定する。
【0030】すなわち、ヘッドUP/DOWNモータ6
を逆転するように、制御部11によりI/Oポート12
を介してドライバ13に対してUP(上昇)信号を発
し、これにより、脱調状態の「センサ状態に変化有り」
が検出センサ10により検出されるまでUPパルスの信
号を発生させ、「センサ状態に変化有り」が検出される
と、センサCTおよび間隙CTの値を共に「0」とし、
UP信号の発生を続け、このUPパルスを1ケ発生する
ことによりセンサCTおよび間隙CTの値を共に「+
1」としてカウントしていき、センサCTの値が最大許
容値である「8」となることで上昇時の脱調が検出さ
れ、これにより測定点Aにおけるガイドシャフト5とプ
ラテン2との間隙が測定される。
【0031】なお、上昇時における脱調検出は、ヘッド
UP/DOWNモータ6に対するUPパルスが発生さ
れ、1回目の「センサ状態に変化有り」が検出された後
から、UPパルス1ケの発生に伴ってセンサCTと間隙
CTとのカウントを「+1」づつ加算していき、2回目
の「センサ状態に変更有り」が検出されると、センサC
T、間隙CTは共にそのカウント値が「0」に戻り、再
びUPパルスの発生に伴ってカウントを開始し、センサ
CTの値が「8」になるまで繰り返す。すなわち、2回
目の「センサ状態に変化有り」が検出されることなくセ
ンサCTの値が「8」となれば、間隙CTの値は「8」
となり、8パルス分だけ印字ヘッド1が下降時の脱調位
置から上昇した地点が、測定点Aにおけるガイドシャフ
ト5とプラテン2との間隙データとなる。
【0032】そして、この上述したガイドシャフト5と
プラテン2との間隙の測定を、図1に示すように予め設
定された複数の測定点BとCにおいてもそれぞれ行う。
つまり、測定点Aにおけるガイドシャフト5とプラテン
2との間隙を測定する動作が終了すると、スペースモー
タ7により印字ヘッド1をガイドシャフト5に沿ってス
ペース移動し、次の測定位置である測定点Bに位置さ
せ、上記測定点Aと同様の測定動作をこの測定点Bにて
行い、さらに印字ヘッド1をスペース移動した後、測定
地点Cにおいても、測定動作を行う。このフローチャー
トは図3に示す。
【0033】こうして、所定の測定箇所のガイドシャフ
ト5とプラテン2との間隙測定を行うことにより、ガイ
ドシャフト5とプラテン2との軌跡を、算出手段15に
より求める。なお、本実施例においては、間隙CTが得
た値と、A点からC点までの距離を5分割し、図6に示
すようにその軌跡を求めている。仮に、CTA=40
0,CTB=380,CTC=400とした場合、A点
からC点までを5分割した場合の疑似間隙は次のように
なる。
【0034】(イ)=400,(ロ)=390,(ハ)
=380,(ニ)=390,(ホ)=400 これにより印字媒体8に印字する場合は、最初に印字ヘ
ッド1はB点にあり、印字媒体8がプラテン2上にセッ
トされると、第1行目の印字位置にて、印字間隙の設定
を行う。なお、印字間隙の設定は、前記プラテン2とガ
イドシャフト5の間隙を間隙測定方法とほぼ同様の動作
により行うが、ここでは上昇時に所定パルス数(本発明
においては40パルス数)だけ、UPパルスを発生す
る。
【0035】これにより印字ヘッドギャップは、前記疑
似間隙の場合、次のようになる。 (イ)=20,(ロ)=30,(ハ)=40,(ニ)=
30,(ホ)=20 印字動作は、制御部11の指示により、(イ)の区間は
間隙CT値=20に保ち、かつスペースモータ7により
スペースしながら印字を行い、(ロ)の区間は間隙CT
値=30となるように印字ヘッド1をヘッドUP/DO
WNモータ6により上昇させ、その値に保ちながらスペ
ースモータ7によりスペーシングして印字を行う。同様
にして、(ハ)の区間は間隙CT値=40となるように
印字ヘッド1を上昇させ、その値に保ちながらスペーシ
ングして印字を行う。続いて(ニ)の区間では間隙CT
値=30となるように印字ヘッド1をヘッドUP/DO
WNモータ6により下降させ、その値に保ちながらスペ
ースモータ7により印字ヘッド1をスペーシングして印
字を行い、最後に(ホ)の区間では間隙CT値=20と
なるように印字ヘッド1を下降させ、その値に保ちなが
らスペーシングして印字を行うようにする。
【0036】これにより、印字ヘッド1はその先端と印
字媒体8の間隙、すなわち印字ヘッドギャプは常に一定
に保持された適正間隙状態で印字処理を行うことにな
る。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ワ
イヤドット式の印字ヘッドと、プラテンに沿って平行に
配置したガイドシャフトと、このガイドシャフトに沿っ
て前記印字ヘッドを水平方向に移動するスペースモータ
と、前記プラテンから印字ヘッドを離間したり接近させ
て垂直方向に移動するヘッドUP/DOWNモータとを
備え、印字開始前に、前記ヘッドUP/DOWNモータ
により印字ヘッドを媒体を介してプラテンに当接させた
後予め設定している適正量を離間させることで、印字ヘ
ッドと媒体間の印字ヘッドギャップを自動的に設定する
プリンタにおいて、前記ガイドシャフトとプラテンとの
間隙を、印字ヘッドのスペース移動範囲内における予め
設定した複数の測定点で測定するべく指示する間隙測定
指示手段と、この測定データから印字ヘッドのスペース
範囲内における印字ヘッドギャップ修正値を算出する算
出手段と、この算出手段により算出した印字ヘッドギャ
ップ修正値を記憶する記憶手段とを備え、かつ、前記印
字ヘッドギャップを自動設定して印字を開始しようとす
る印字ヘッドに、前記記憶手段に記憶していた印字ヘッ
ドギャップ修正値を加え、この印字ヘッドギャップ修正
値に応じて印字中の印字ヘッドを上下動させることによ
り印字ヘッドを常に適正印字ヘッドギャップ位置に保持
して印字処理を行うように制御する制御部とを備えるこ
ととした。
【0038】このため、印字ヘッドとプラテンとの間隙
が、たとえガイドシャフトの中央が撓んでいることで平
行に保持されていなくとも、その撓みに合わせて印字ヘ
ッドを印字中に上下動させるので、印字ヘッドギャップ
は常に一定に保持することができるので、常に適正印字
ヘッドギャップを保持した状態で印字処理が可能となる
ので、高品位の印字結果を得ることができる。
【0039】従って、従来例のように印字結果に濃淡を
生じたり、文字が抜けてしまったり、またドットピンが
折れてしまう等のトラブルを解消することができ、ま
た、ガイドシャフトを強固とする必要もないので、装置
の大型化を招くこともなく、かつ動力源を増加する必要
もないので、小型で高品位の印字処理が可能なプリンタ
を実現することができる。
【0040】さらに、ガイドシャフトとプラテンとの間
隙を測定した複数の測定点における印字ヘッドの上昇ス
テップ数のばらつきが、印字ヘッドギャップの許容値内
の場合、この上昇ステップ数の測定値の平均値を、印字
ヘッドギャップ自動設定時の上昇ステップ数としてフィ
ードバックすることにより、印字ヘッドギャップ設定精
度を向上することができるので、全ての自動印字ギャッ
プ設定を行うプリンタについて適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のプリンタの構造を示す説明図であ
る。
【図2】プラテンとシャフトとの間隙測定フローチャー
トである。
【図3】各測定点における間隙測定フローチャートであ
る。
【図4】本実施例における印字ヘッドギャップ設定フロ
ーチャートである。
【図5】印字ヘッドギャップ調整時における印字ヘッド
の動作を示す説明図である。
【図6】ガイドシャフトとプラテンとの間隙の軌跡等を
示す説明明図である。
【図7】従来のプリンタの要部概略構造図である。
【符号の説明】
1 印字ヘッド 2 プラテン 5 ガイドシャフト 6 ヘッドUP/DOWNモータ 7 スペースモータ 9 円板型スリット 10 検出センサ 11 制御部 14 間隙設定指示手段 15 算出手段 16 記憶手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端から複数本のドットピンを突出さ
    せ、インクリボン及び媒体を介してプラテンを打撃する
    ことにより媒体に印字を行うワイヤドット式の印字ヘッ
    ドと、 前記プラテンに沿って平行に配置したガイドシャフト
    と、 このガイドシャフトに沿って前記印字ヘッドを水平方向
    に移動するスペースモータと、 前記プラテンから印字ヘッドを離間したり接近させて垂
    直方向に移動するヘッドUP/DOWNモータとを備
    え、 印字開始前に、前記ヘッドUP/DOWNモータにより
    印字ヘッドを媒体を介してプラテンに当接させた後予め
    設定している適正量を離間させることで、印字ヘッドと
    媒体間の印字ヘッドギャップを自動的に設定するプリン
    タにおいて、 前記ガイドシャフトとプラテンとの間隙を、印字ヘッド
    のスペース移動範囲内における予め設定した複数の測定
    点で測定するべく指示する間隙測定指示手段と、 この測定データから印字ヘッドのスペース範囲内におけ
    る印字ヘッドギャップ修正値を算出する算出手段と、 この算出手段により算出した印字ヘッドギャップ修正値
    を記憶する記憶手段とを備え、 かつ、前記印字ヘッドギャップを自動設定して印字を開
    始しようとする印字ヘッドに、前記記憶手段に記憶して
    いた印字ヘッドギャップ修正値を加え、この印字ヘッド
    ギャップ修正値に応じて印字中の印字ヘッドを上下動さ
    せることにより印字ヘッドを常に適正印字ヘッドギャッ
    プ位置に保持して印字処理を行うように制御する制御部
    とを備えたことを特徴とするプリンタ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0983862A3 (en) * 1998-09-04 2000-06-14 Hewlett-Packard Company Dynamically adjustable inkjet printer carriage
KR100313744B1 (ko) * 1998-12-30 2002-04-24 윤종용 헤드카트리지의스핏동작시소비전력감소방법

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US6543868B2 (en) 1998-09-04 2003-04-08 Hewlett-Packard Company Dynamically adjustable inkjet printer carriage
KR100313744B1 (ko) * 1998-12-30 2002-04-24 윤종용 헤드카트리지의스핏동작시소비전력감소방법

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