JPH0617720A - 内燃機関用の燃料噴射ポンプ - Google Patents
内燃機関用の燃料噴射ポンプInfo
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- JPH0617720A JPH0617720A JP5040824A JP4082493A JPH0617720A JP H0617720 A JPH0617720 A JP H0617720A JP 5040824 A JP5040824 A JP 5040824A JP 4082493 A JP4082493 A JP 4082493A JP H0617720 A JPH0617720 A JP H0617720A
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- pump
- control
- pump plunger
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M45/00—Fuel-injection apparatus characterised by having a cyclic delivery of specific time/pressure or time/quantity relationship
- F02M45/02—Fuel-injection apparatus characterised by having a cyclic delivery of specific time/pressure or time/quantity relationship with each cyclic delivery being separated into two or more parts
- F02M45/04—Fuel-injection apparatus characterised by having a cyclic delivery of specific time/pressure or time/quantity relationship with each cyclic delivery being separated into two or more parts with a small initial part, e.g. initial part for partial load and initial and main part for full load
- F02M45/06—Pumps peculiar thereto
- F02M45/066—Having specially arranged spill port and spill contour on the piston
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 騒音減少及び放出値並びに燃費に関して最適
な燃焼経過を達成するために、噴射開始の最適化、前噴
射量の最適化及び前噴射と主噴射との間における噴射も
しくは吐出中断の最適化を、負荷及び回転数に関連して
行うことができる燃料噴射ポンプを提供する。 【構成】 ポンププランジャ7の端面6の切欠き30
が、傾斜溝22と軸方向において整合する範囲において
端面6に、第2の段部34を有している。
な燃焼経過を達成するために、噴射開始の最適化、前噴
射量の最適化及び前噴射と主噴射との間における噴射も
しくは吐出中断の最適化を、負荷及び回転数に関連して
行うことができる燃料噴射ポンプを提供する。 【構成】 ポンププランジャ7の端面6の切欠き30
が、傾斜溝22と軸方向において整合する範囲において
端面6に、第2の段部34を有している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関用の燃料噴射
ポンプであって、シリンダ孔内を軸方向運動及び回転運
動可能に案内されていて端面でポンプ作業室を制限して
いるポンププランジャを備えており、該ポンププランジ
ャがその周面に、通路を介してポンプ作業室と接続され
ていてポンププランジャの周方向に対して規定の角度を
成して延びていてかつ上側の斜めの制御縁を備えている
2つの切欠きを有しており、この場合制御縁が、シリン
ダ孔の壁に設けられていて互いに対向して位置していて
かつ低圧室に通じている2つの制御開口と協働するよう
になっており、両制御開口よりもポンプ作業室の側にお
いてシリンダ孔の壁に、環状溝が設けられており、この
場合環状溝が、ポンププランジャの周面に設けられてい
て該ポンププランジャ周面によってすべての側において
制限されている切欠きによって、ポンププランジャの部
分行程中に一方の制御開口と同時にポンプ作業室とに接
続されており、ポンププランジャに、ポンププランジャ
行程の一部においてポンプ作業室と他方の制御開口とを
接続しかつポンププランジャのポンプ作業室側の端面に
対して後退させられた段部によって形成された切欠きが
設けられており、該切欠きの、ポンププランジャ周面に
対する制限縁が、制御縁を形成していて、該制御縁によ
って他方の制御開口がポンププランジャ吐出行程中に、
切欠きが環状溝と一方の制御開口との間における接続が
生ぜしめられるよりも早期に、閉鎖可能である形式のも
のに関する。
ポンプであって、シリンダ孔内を軸方向運動及び回転運
動可能に案内されていて端面でポンプ作業室を制限して
いるポンププランジャを備えており、該ポンププランジ
ャがその周面に、通路を介してポンプ作業室と接続され
ていてポンププランジャの周方向に対して規定の角度を
成して延びていてかつ上側の斜めの制御縁を備えている
2つの切欠きを有しており、この場合制御縁が、シリン
ダ孔の壁に設けられていて互いに対向して位置していて
かつ低圧室に通じている2つの制御開口と協働するよう
になっており、両制御開口よりもポンプ作業室の側にお
いてシリンダ孔の壁に、環状溝が設けられており、この
場合環状溝が、ポンププランジャの周面に設けられてい
て該ポンププランジャ周面によってすべての側において
制限されている切欠きによって、ポンププランジャの部
分行程中に一方の制御開口と同時にポンプ作業室とに接
続されており、ポンププランジャに、ポンププランジャ
行程の一部においてポンプ作業室と他方の制御開口とを
接続しかつポンププランジャのポンプ作業室側の端面に
対して後退させられた段部によって形成された切欠きが
設けられており、該切欠きの、ポンププランジャ周面に
対する制限縁が、制御縁を形成していて、該制御縁によ
って他方の制御開口がポンププランジャ吐出行程中に、
切欠きが環状溝と一方の制御開口との間における接続が
生ぜしめられるよりも早期に、閉鎖可能である形式のも
のに関する。
【0002】
【従来の技術】ドイツ連邦共和国特許出願公開第392
61662号明細書に基づいて公知のこのような形式の
燃料噴射ポンプでは、燃料噴射量は高圧吐出中におい
て、前噴射量と主噴射量とに分割される。このように燃
料噴射量を前噴射量と主噴射量とに分割することによっ
て、点火遅延中における燃焼しない燃料の発生を回避す
ることができ、ひいては、燃焼しなかった燃料の急激な
燃焼による燃焼室における極めて高い圧力ピークを回避
することができる。そしてこれによってさらに、内燃機
関の熱的な負荷及び機械的な負荷並びに内燃機関の騒音
放出を減じることが可能である。
61662号明細書に基づいて公知のこのような形式の
燃料噴射ポンプでは、燃料噴射量は高圧吐出中におい
て、前噴射量と主噴射量とに分割される。このように燃
料噴射量を前噴射量と主噴射量とに分割することによっ
て、点火遅延中における燃焼しない燃料の発生を回避す
ることができ、ひいては、燃焼しなかった燃料の急激な
燃焼による燃焼室における極めて高い圧力ピークを回避
することができる。そしてこれによってさらに、内燃機
関の熱的な負荷及び機械的な負荷並びに内燃機関の騒音
放出を減じることが可能である。
【0003】このために上に述べた形式の公知の燃料噴
射ポンプ、すなわち、ポンププランジャがシリンダバレ
ル内において軸方向運動可能にかつ噴射量調節のために
回動可能に案内されており、ポンププランジャがその端
面でポンプ作業室を制限していて、このポンプ作業室
が、ポンププランジャにおける1つの通路とシリンダバ
レルにおける2つの制御開口とを介して、シリンダバレ
ルを取り囲んでいて吸込み室を形成している低圧室と接
続可能である燃料噴射ポンプでは、制御開口の上でかつ
ポンプ作業室の側においてシリンダバレルの内壁に、環
状溝が配置されている。この環状溝は、通常の制御切欠
きに加えてポンププランジャの周面に配置されていてす
べての側をポンププランジャ周面によって制限されてい
る切欠き及び、吐出開始を規定するポンププランジャの
段付けされた端面と協働する。この場合、段付けされた
端面から延びていてポンププランジャ周面に設けられて
いる長手方向溝が、直接環状溝に開口しているのに対し
て、切欠きの軸方向長さは、プランジャ行程の一部にお
いて、シリンダバレルにおける環状溝と、一方の制御開
口との間における接続を可能にする。そしてこの環状溝
と一方の制御開口との間における接続によって、吐出行
程の一部において、高圧の燃料がポンプ作業室から低圧
室に流出することができる。これによって、ポンプ作業
室においては短時間の放圧が行われ、この短時間の放圧
によって噴射動作が中断される。
射ポンプ、すなわち、ポンププランジャがシリンダバレ
ル内において軸方向運動可能にかつ噴射量調節のために
回動可能に案内されており、ポンププランジャがその端
面でポンプ作業室を制限していて、このポンプ作業室
が、ポンププランジャにおける1つの通路とシリンダバ
レルにおける2つの制御開口とを介して、シリンダバレ
ルを取り囲んでいて吸込み室を形成している低圧室と接
続可能である燃料噴射ポンプでは、制御開口の上でかつ
ポンプ作業室の側においてシリンダバレルの内壁に、環
状溝が配置されている。この環状溝は、通常の制御切欠
きに加えてポンププランジャの周面に配置されていてす
べての側をポンププランジャ周面によって制限されてい
る切欠き及び、吐出開始を規定するポンププランジャの
段付けされた端面と協働する。この場合、段付けされた
端面から延びていてポンププランジャ周面に設けられて
いる長手方向溝が、直接環状溝に開口しているのに対し
て、切欠きの軸方向長さは、プランジャ行程の一部にお
いて、シリンダバレルにおける環状溝と、一方の制御開
口との間における接続を可能にする。そしてこの環状溝
と一方の制御開口との間における接続によって、吐出行
程の一部において、高圧の燃料がポンプ作業室から低圧
室に流出することができる。これによって、ポンプ作業
室においては短時間の放圧が行われ、この短時間の放圧
によって噴射動作が中断される。
【0004】しかしながらこの公知の解決策において
は、単に前噴射の一定の噴射開始と、一定の前噴射量
と、前噴射と主噴射との間における一定の吐出中断だけ
しか可能でない。さらに、燃料噴射ポンプにおいて負荷
もしくは回転数に関連した噴射開始調節を、ポンププラ
ンジャにおける構造上の措置、例えばポンププランジャ
の端面の研削によって、又はポンププランジャに沿って
軸方向に摺動可能なスライダを用いて行うことが、既に
公知である。しかしながら、騒音減少及び放出値並びに
燃費に関して最適な燃焼経過を達成するためには、噴射
開始の最適化、前噴射量の最適化及び前噴射と主噴射と
の間における噴射もしくは吐出中断の最適化は、負荷及
び回転数に関連して行うことが必要であり、従って、公
知の燃料噴射ポンプは、今日の内燃機関に課せられてい
る高い要求を満たすことができない。
は、単に前噴射の一定の噴射開始と、一定の前噴射量
と、前噴射と主噴射との間における一定の吐出中断だけ
しか可能でない。さらに、燃料噴射ポンプにおいて負荷
もしくは回転数に関連した噴射開始調節を、ポンププラ
ンジャにおける構造上の措置、例えばポンププランジャ
の端面の研削によって、又はポンププランジャに沿って
軸方向に摺動可能なスライダを用いて行うことが、既に
公知である。しかしながら、騒音減少及び放出値並びに
燃費に関して最適な燃焼経過を達成するためには、噴射
開始の最適化、前噴射量の最適化及び前噴射と主噴射と
の間における噴射もしくは吐出中断の最適化は、負荷及
び回転数に関連して行うことが必要であり、従って、公
知の燃料噴射ポンプは、今日の内燃機関に課せられてい
る高い要求を満たすことができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ゆえに本発明の課題
は、冒頭に述べた形式の燃料噴射ポンプを改良して、騒
音減少及び放出値並びに燃費に関して最適な燃焼経過を
達成するために、噴射開始の最適化、前噴射量の最適化
及び前噴射と主噴射との間における噴射もしくは吐出中
断の最適化を、負荷及び回転数に関連して行うことがで
きる燃料噴射ポンプを提供することである。
は、冒頭に述べた形式の燃料噴射ポンプを改良して、騒
音減少及び放出値並びに燃費に関して最適な燃焼経過を
達成するために、噴射開始の最適化、前噴射量の最適化
及び前噴射と主噴射との間における噴射もしくは吐出中
断の最適化を、負荷及び回転数に関連して行うことがで
きる燃料噴射ポンプを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、ポンププランジャの端面の切欠き
が、傾斜溝と軸方向において整合する範囲において端面
に、第2の段部を有している。
に本発明の構成では、ポンププランジャの端面の切欠き
が、傾斜溝と軸方向において整合する範囲において端面
に、第2の段部を有している。
【0007】
【発明の効果】本発明のように構成された燃料噴射ポン
プには、公知の燃料噴射ポンプに比べて次のような利点
を有している。すなわち本発明による燃料噴射ポンプで
は、前噴射と負荷に関連した噴射開始のシフトとを、1
つのポンプエレメントによって達成することが可能であ
り、しかもこの場合請求項1に記載された本発明による
構成は、公知の燃料噴射ポンプに比べてなんら付加的な
構成部材を必要としない。
プには、公知の燃料噴射ポンプに比べて次のような利点
を有している。すなわち本発明による燃料噴射ポンプで
は、前噴射と負荷に関連した噴射開始のシフトとを、1
つのポンプエレメントによって達成することが可能であ
り、しかもこの場合請求項1に記載された本発明による
構成は、公知の燃料噴射ポンプに比べてなんら付加的な
構成部材を必要としない。
【0008】また請求項2に記載のように構成されてい
ると有利であり、この場合には別の切欠きが、ポンププ
ランジャの段付けされた端面に、傾斜溝によって規定さ
れた最大吐出量の位置の高さにおいて成形されており、
このような別の切欠きが設けられていることによって、
低い負荷範囲においては前噴射が可能なままであるのに
対して、中位の負荷範囲及び高い負荷範囲においては、
前噴射は省かれ、噴射開始は遅めの時点へとシフトされ
る。
ると有利であり、この場合には別の切欠きが、ポンププ
ランジャの段付けされた端面に、傾斜溝によって規定さ
れた最大吐出量の位置の高さにおいて成形されており、
このような別の切欠きが設けられていることによって、
低い負荷範囲においては前噴射が可能なままであるのに
対して、中位の負荷範囲及び高い負荷範囲においては、
前噴射は省かれ、噴射開始は遅めの時点へとシフトされ
る。
【0009】噴射量を、全負荷時において初めて前噴射
量と主噴射量とに分割するために、請求項3に記載の構
成では、高められた区分が、ポンププランジャの段付け
された端面に最小の燃料吐出量の高さにおいて配置され
ている。さらに、ポンプシリンダにおける環状溝を制御
開口と接続する、ポンププランジャにおける切欠きは、
この切欠きが低い負荷範囲において制御開口を越えて通
過しないように、短く寸法設定されている。このように
構成されていると、付加的な構成部材を使用することな
しに、前噴射を全負荷範囲にだけ制限することが可能で
あり、そしてこの場合中位の負荷範囲において噴射開始
は遅めの方向に移動させられる。
量と主噴射量とに分割するために、請求項3に記載の構
成では、高められた区分が、ポンププランジャの段付け
された端面に最小の燃料吐出量の高さにおいて配置され
ている。さらに、ポンプシリンダにおける環状溝を制御
開口と接続する、ポンププランジャにおける切欠きは、
この切欠きが低い負荷範囲において制御開口を越えて通
過しないように、短く寸法設定されている。このように
構成されていると、付加的な構成部材を使用することな
しに、前噴射を全負荷範囲にだけ制限することが可能で
あり、そしてこの場合中位の負荷範囲において噴射開始
は遅めの方向に移動させられる。
【0010】
【実施例】次に図面につき本発明の実施例を説明する。
【0011】図1において本発明にとって重要な範囲だ
けが示されている燃料噴射ポンプでは、ポンプケーシン
グ1に挿入された複数のシリンダバレル3のうちの1つ
が示されている。この場合これらのシリンダバレル3は
それぞれシリンダ孔5を有しており、各シリンダ孔5内
において、該シリンダ孔5において端面6でポンプ作業
室9を制限しているポンププランジャ7は、図示されて
いないカム駆動装置によって軸方向に運動可能であり、
かつ同様に図示されていないコントロールラックを介し
て噴射調節のために回動させられるようになっている。
ポンプ作業室9は、圧力弁10が配置されている図示さ
れていない噴射導管を介して、燃料を供給される内燃機
関の燃焼室内に突入している燃料噴射弁と接続されてい
る。ポンプ作業室9は、さらに、直径方向で互いに対向
して位置していて貫通孔として構成されかつ同時に吸込
み兼戻り流開口として働く2つの制御開口(シリンダバ
レル3において左側の制御開口11と右側の制御開口1
3とを形成している)を介して、同時に吸込み兼戻り流
室として働きかつポンプケーシング1における切欠きに
よって形成されている低圧室15と、規定のポンププラ
ンジャ位置において、接続される。この場合制御開口1
1,13の端部はそれぞれ、ポンプ作業室9に向けられ
た上側の制御縁12と、ポンプ作業室9とは反対の下側
の制御縁16とを形成している。低圧室15には、図示
されていない燃料供給導管を介して、前フィードポンプ
によって供給圧で吐出された燃料が圧送される。制御開
口11,13の他に、制御開口11,13の、ポンプ作
業室9に向けられた上側には、環状溝17がシリンダバ
レル3の内壁面に成形されており、この環状溝17の、
ポンプ作業室9とは反対の下側の制限縁は、水平な制御
縁18を形成している。
けが示されている燃料噴射ポンプでは、ポンプケーシン
グ1に挿入された複数のシリンダバレル3のうちの1つ
が示されている。この場合これらのシリンダバレル3は
それぞれシリンダ孔5を有しており、各シリンダ孔5内
において、該シリンダ孔5において端面6でポンプ作業
室9を制限しているポンププランジャ7は、図示されて
いないカム駆動装置によって軸方向に運動可能であり、
かつ同様に図示されていないコントロールラックを介し
て噴射調節のために回動させられるようになっている。
ポンプ作業室9は、圧力弁10が配置されている図示さ
れていない噴射導管を介して、燃料を供給される内燃機
関の燃焼室内に突入している燃料噴射弁と接続されてい
る。ポンプ作業室9は、さらに、直径方向で互いに対向
して位置していて貫通孔として構成されかつ同時に吸込
み兼戻り流開口として働く2つの制御開口(シリンダバ
レル3において左側の制御開口11と右側の制御開口1
3とを形成している)を介して、同時に吸込み兼戻り流
室として働きかつポンプケーシング1における切欠きに
よって形成されている低圧室15と、規定のポンププラ
ンジャ位置において、接続される。この場合制御開口1
1,13の端部はそれぞれ、ポンプ作業室9に向けられ
た上側の制御縁12と、ポンプ作業室9とは反対の下側
の制御縁16とを形成している。低圧室15には、図示
されていない燃料供給導管を介して、前フィードポンプ
によって供給圧で吐出された燃料が圧送される。制御開
口11,13の他に、制御開口11,13の、ポンプ作
業室9に向けられた上側には、環状溝17がシリンダバ
レル3の内壁面に成形されており、この環状溝17の、
ポンプ作業室9とは反対の下側の制限縁は、水平な制御
縁18を形成している。
【0012】符号20で示されたポンププランジャ7の
周面には、互いに180゜だけずらされていて傾斜溝2
2として構成されている2つの切欠きが成形されてお
り、両切欠きの、ポンプ作業室9側の制限部は、ポンプ
プランジャ7の周面20と共にそれぞれ1つの斜めの制
御縁24を形成している。切欠きである両傾斜溝22は
常に、ポンププランジャ7に縦方向溝として成形された
各1つのストップ溝26を介してポンプ作業室9と接続
されている。前噴射量と主噴射量とに分けられる燃料量
を制御するために、ポンププランジャ7は、左側の制御
開口11と協働する範囲に、ポンププランジャ7のポン
プ作業室側の端面6を起点として延びていてこの端面6
に対してずらされている段部28を有しており、この段
部28は、端面6と周面20との間におけるさもないと
水平な制限縁において、切欠き30を形成している。こ
の切欠き30は、より下方に配置されていて左側の制御
開口11と協働する第1の水平な制御縁32によって、
ポンププランジャ駆動装置側において制限され、この第
1の水平な制御縁32は、ポンププランジャ7の図示の
吐出開始位置において、該制御縁32が制御開口11の
上側の制御縁12を越えることによって、ポンプ作業室
9と左側の制御開口11との間における接続部を閉鎖す
る。この場合端面6の残りの端縁部は既に、右側の制御
開口13をポンプ作業室9に向かって越えている。さら
に切欠き30の第1の段部28の面には、凹設部34が
成形されており(図4及び図7参照)、この凹設部34
の制限部は、ポンププランジャ7の周面20と共に、第
2の水平な制御縁36を形成している。切欠き30に対
してほぼ直径方向で対向して位置するように、ポンププ
ランジャ7の周面20の、右側の制御開口13によって
制御される範囲には、方形のポケットの形をした切欠き
38が配置されている。この切欠き38の鉛直方向の制
限部は2つの水平な制御縁を形成しており、両制御縁の
うちの、ポンプ作業室9の近くに位置している上側の制
御縁40は、環状溝17の下側の制御縁18と協働し、
かつポンプ作業室9から離れている下側の制御縁41
は、右側の制御開口13の上側の制御縁12と協働す
る。この場合切欠き38の鉛直方向の長さは次のよう
に、すなわち、該切欠き38の長さが環状溝17の下側
の制御縁18と右側の制御開口13の上側の制御縁12
との間の間隔よりも大きくなるように、寸法設定されて
おり、これによって切欠き38は、ポンププランジャ行
程中の一部において、環状溝17と右側の制御開口13
との間における接続を生ぜしめることができる。このた
めに切欠き38は、プランジャ長手方向軸線の方向で見
て、端面6と、右側の制御開口13と協働する傾斜溝2
2との間に位置している。上側の制御縁40とポンププ
ランジャ7の端面6との間における間隔は、この場合環
状溝17の軸方向長さよりも小さく、そしてこの場合両
間隔の相違がポンププランジャ7の行程、つまり該行程
にわたってポンプ作業室9が前噴射に引き続いて主噴射
の開始に至るまで放圧される行程を規定している。切欠
き38及び切欠き30の形状及び位置は、図2及び図4
並びに図5に示されている。図3には、シリンダバレル
3の内壁を展開して制御開口11,13及び環状溝17
の位置が示されている。
周面には、互いに180゜だけずらされていて傾斜溝2
2として構成されている2つの切欠きが成形されてお
り、両切欠きの、ポンプ作業室9側の制限部は、ポンプ
プランジャ7の周面20と共にそれぞれ1つの斜めの制
御縁24を形成している。切欠きである両傾斜溝22は
常に、ポンププランジャ7に縦方向溝として成形された
各1つのストップ溝26を介してポンプ作業室9と接続
されている。前噴射量と主噴射量とに分けられる燃料量
を制御するために、ポンププランジャ7は、左側の制御
開口11と協働する範囲に、ポンププランジャ7のポン
プ作業室側の端面6を起点として延びていてこの端面6
に対してずらされている段部28を有しており、この段
部28は、端面6と周面20との間におけるさもないと
水平な制限縁において、切欠き30を形成している。こ
の切欠き30は、より下方に配置されていて左側の制御
開口11と協働する第1の水平な制御縁32によって、
ポンププランジャ駆動装置側において制限され、この第
1の水平な制御縁32は、ポンププランジャ7の図示の
吐出開始位置において、該制御縁32が制御開口11の
上側の制御縁12を越えることによって、ポンプ作業室
9と左側の制御開口11との間における接続部を閉鎖す
る。この場合端面6の残りの端縁部は既に、右側の制御
開口13をポンプ作業室9に向かって越えている。さら
に切欠き30の第1の段部28の面には、凹設部34が
成形されており(図4及び図7参照)、この凹設部34
の制限部は、ポンププランジャ7の周面20と共に、第
2の水平な制御縁36を形成している。切欠き30に対
してほぼ直径方向で対向して位置するように、ポンププ
ランジャ7の周面20の、右側の制御開口13によって
制御される範囲には、方形のポケットの形をした切欠き
38が配置されている。この切欠き38の鉛直方向の制
限部は2つの水平な制御縁を形成しており、両制御縁の
うちの、ポンプ作業室9の近くに位置している上側の制
御縁40は、環状溝17の下側の制御縁18と協働し、
かつポンプ作業室9から離れている下側の制御縁41
は、右側の制御開口13の上側の制御縁12と協働す
る。この場合切欠き38の鉛直方向の長さは次のよう
に、すなわち、該切欠き38の長さが環状溝17の下側
の制御縁18と右側の制御開口13の上側の制御縁12
との間の間隔よりも大きくなるように、寸法設定されて
おり、これによって切欠き38は、ポンププランジャ行
程中の一部において、環状溝17と右側の制御開口13
との間における接続を生ぜしめることができる。このた
めに切欠き38は、プランジャ長手方向軸線の方向で見
て、端面6と、右側の制御開口13と協働する傾斜溝2
2との間に位置している。上側の制御縁40とポンププ
ランジャ7の端面6との間における間隔は、この場合環
状溝17の軸方向長さよりも小さく、そしてこの場合両
間隔の相違がポンププランジャ7の行程、つまり該行程
にわたってポンプ作業室9が前噴射に引き続いて主噴射
の開始に至るまで放圧される行程を規定している。切欠
き38及び切欠き30の形状及び位置は、図2及び図4
並びに図5に示されている。図3には、シリンダバレル
3の内壁を展開して制御開口11,13及び環状溝17
の位置が示されている。
【0013】図4に示されたポンププランジャ7の展開
図は、既に図1に示された第1実施例を示すものであ
り、この第1実施例においては切欠き30の範囲に凹設
部34が設けられている。この凹設部34は、左側の制
御開口11と協働するストップ溝26とは反対の側に位
置していて切欠き30を制限している鉛直な縁部42
に、直接接触している。従ってこの凹設部34は、最大
吐出量に相当するプランジャ周面の範囲に、つまり、傾
斜溝22と残りの端面6の平面との間における軸方向間
隔が最大である範囲に、位置している。この場合、ポン
ププランジャ7の周面20に隣接した水平な面は、第2
の制御縁36を形成しており、この第2の制御縁36
は、左側の制御開口11の上側の制御縁12と協働す
る。ほぼ直径方向において切欠き30に対向して位置し
ている切欠き38は、第1実施例では、周方向において
次のような長さ、すなわちこの場合切欠き38がポンプ
プランジャ7のいかなる回動位置においてもポンププラ
ンジャ行程の一部において右側の制御開口13を通過す
るような長さを有している。
図は、既に図1に示された第1実施例を示すものであ
り、この第1実施例においては切欠き30の範囲に凹設
部34が設けられている。この凹設部34は、左側の制
御開口11と協働するストップ溝26とは反対の側に位
置していて切欠き30を制限している鉛直な縁部42
に、直接接触している。従ってこの凹設部34は、最大
吐出量に相当するプランジャ周面の範囲に、つまり、傾
斜溝22と残りの端面6の平面との間における軸方向間
隔が最大である範囲に、位置している。この場合、ポン
ププランジャ7の周面20に隣接した水平な面は、第2
の制御縁36を形成しており、この第2の制御縁36
は、左側の制御開口11の上側の制御縁12と協働す
る。ほぼ直径方向において切欠き30に対向して位置し
ている切欠き38は、第1実施例では、周方向において
次のような長さ、すなわちこの場合切欠き38がポンプ
プランジャ7のいかなる回動位置においてもポンププラ
ンジャ行程の一部において右側の制御開口13を通過す
るような長さを有している。
【0014】図5に示された第2実施例が、図4に示さ
れた第1実施例と異なっているのは、切欠き30の構成
と切欠き38の長さの点だけである。この第2実施例で
は切欠き30の内部には、凹設部の代わりに、プランジ
ャ周面の範囲において段部28の隆起部44が配置され
ており、この隆起部44は最小吐出量において左側の制
御開口11に配属されている。隆起部44は、端面6に
対して直角に配置されている縁部46を介して段部28
に接触しており、左側の制御開口11と協働する左側の
ストップ溝26の所まで達している。この場合ポンププ
ランジャ7の周面20に対する制限部は、水平な制御縁
48として構成されている。切欠き38は、図4に示さ
れた実施例に比べて短く構成されており、ポンププラン
ジャ7の周方向において次のような長さ、すなわちこの
場合切欠き38が右側の制御開口13に向かってのポン
ププランジャ7の回転位置において、最小もしくは中位
の吐出量に相応して、右側の制御開口13を通過しない
ような長さを有している。従ってこの場合右側の制御開
口13は、ポンププランジャ7の周面によって閉鎖され
たままである。この場合隆起部44は、この実施例では
もはや分割されない燃料噴射の早め調節部材として作用
し、この場合左側の制御開口11は負荷が小さい場合に
は、前噴射が行われる負荷が大きい場合よりも、早期に
閉鎖される。
れた第1実施例と異なっているのは、切欠き30の構成
と切欠き38の長さの点だけである。この第2実施例で
は切欠き30の内部には、凹設部の代わりに、プランジ
ャ周面の範囲において段部28の隆起部44が配置され
ており、この隆起部44は最小吐出量において左側の制
御開口11に配属されている。隆起部44は、端面6に
対して直角に配置されている縁部46を介して段部28
に接触しており、左側の制御開口11と協働する左側の
ストップ溝26の所まで達している。この場合ポンププ
ランジャ7の周面20に対する制限部は、水平な制御縁
48として構成されている。切欠き38は、図4に示さ
れた実施例に比べて短く構成されており、ポンププラン
ジャ7の周方向において次のような長さ、すなわちこの
場合切欠き38が右側の制御開口13に向かってのポン
ププランジャ7の回転位置において、最小もしくは中位
の吐出量に相応して、右側の制御開口13を通過しない
ような長さを有している。従ってこの場合右側の制御開
口13は、ポンププランジャ7の周面によって閉鎖され
たままである。この場合隆起部44は、この実施例では
もはや分割されない燃料噴射の早め調節部材として作用
し、この場合左側の制御開口11は負荷が小さい場合に
は、前噴射が行われる負荷が大きい場合よりも、早期に
閉鎖される。
【0015】次に本発明による燃料噴射ポンプの作用形
式を図1、図6及び図7を用いて説明する。
式を図1、図6及び図7を用いて説明する。
【0016】既に述べたように、図1に示されかつ図1
に相当する図7に示されたポンププランジャ1は、前噴
射を導入する位置、つまり、制御開口11の上側の制御
縁12を第1の制御縁32が通過することによって生ぜ
しめられる制御開口11の閉鎖に至るまでの、公知の形
式で実行される前行程後における行程位置を占めてい
る。このプランジャ位置においてポンプ作業室9は完全
に閉鎖されており、引き続き行われるプランジャ行程の
経過中に、前噴射が圧力弁10と噴射導管とを介して内
燃機関に向かって行われる。ポンププランジャ7の制御
縁32と切欠き38の上側の制御縁40との間の間隔に
相当する比較的短いプランジャ行程の後で、制御縁40
は、環状溝17の下側の制御縁18を通過するが、これ
に対して切欠き38の下側の制御縁41は、なお右側の
制御縁13の範囲に位置している。いまやこの開口横断
面を介して、高圧下にある燃料がポンプ作業室9から、
環状溝17と切欠き38と右側の制御開口13とを介し
て、低圧室15に流入し、この結果ポンプ作業室9にお
ける圧力は、必要な噴射圧よりも下に低下して、高圧吐
出が中断される。さらに続くプランジャ行程の経過中
に、ポンププランジャ7の端面6によって形成されてい
る制御縁6が、環状溝17の上側の制限縁を通過し、こ
の結果ポンプ作業室9と右側の制御開口13との間にお
ける接続が中断され、引き続き高圧吐出が行われる。こ
の高圧吐出は公知のように、傾斜溝22の上側の制限縁
24が制御開口11,13の下側の制限縁16を通過す
ることによって終了する。しかしながらまた、切欠き3
8の軸方向高さを次のように、すなわち切欠き38の軸
方向高さが環状溝下縁部18と制御開口13の上縁部1
2との間における軸方向間隔よりも大きくなるように、
寸法設定することも可能である。環状溝17はこの場
合、環状溝下縁部18と制御開口上縁部12との間にお
ける軸方向間隔を差し引いた切欠き38の軸方向高さよ
りも、幅広である。
に相当する図7に示されたポンププランジャ1は、前噴
射を導入する位置、つまり、制御開口11の上側の制御
縁12を第1の制御縁32が通過することによって生ぜ
しめられる制御開口11の閉鎖に至るまでの、公知の形
式で実行される前行程後における行程位置を占めてい
る。このプランジャ位置においてポンプ作業室9は完全
に閉鎖されており、引き続き行われるプランジャ行程の
経過中に、前噴射が圧力弁10と噴射導管とを介して内
燃機関に向かって行われる。ポンププランジャ7の制御
縁32と切欠き38の上側の制御縁40との間の間隔に
相当する比較的短いプランジャ行程の後で、制御縁40
は、環状溝17の下側の制御縁18を通過するが、これ
に対して切欠き38の下側の制御縁41は、なお右側の
制御縁13の範囲に位置している。いまやこの開口横断
面を介して、高圧下にある燃料がポンプ作業室9から、
環状溝17と切欠き38と右側の制御開口13とを介し
て、低圧室15に流入し、この結果ポンプ作業室9にお
ける圧力は、必要な噴射圧よりも下に低下して、高圧吐
出が中断される。さらに続くプランジャ行程の経過中
に、ポンププランジャ7の端面6によって形成されてい
る制御縁6が、環状溝17の上側の制限縁を通過し、こ
の結果ポンプ作業室9と右側の制御開口13との間にお
ける接続が中断され、引き続き高圧吐出が行われる。こ
の高圧吐出は公知のように、傾斜溝22の上側の制限縁
24が制御開口11,13の下側の制限縁16を通過す
ることによって終了する。しかしながらまた、切欠き3
8の軸方向高さを次のように、すなわち切欠き38の軸
方向高さが環状溝下縁部18と制御開口13の上縁部1
2との間における軸方向間隔よりも大きくなるように、
寸法設定することも可能である。環状溝17はこの場
合、環状溝下縁部18と制御開口上縁部12との間にお
ける軸方向間隔を差し引いた切欠き38の軸方向高さよ
りも、幅広である。
【0017】ポンププランジャ7の切欠き30の本発明
による構成は、第1実施例においては次のような利点を
有している。すなわちこの場合、小さな負荷範囲つまり
吐出量が小さい場合には、上に述べたような前吐出が行
われるのに対して、吐出量増大の方向におけるポンププ
ランジャ7の回動によって達成される中位の負荷範囲及
び高い負荷範囲においては、前吐出が省かれる。この場
合中位の負荷における移行範囲においては、凹設部34
が左側の制御開口11を部分的に通過し、この結果、吐
出開始は、凹設部34の制御縁36と左側の制御開口1
1の制御縁12との間における協働及び切欠き38の制
御縁41と右側の制御開口13の制御縁12との間にお
ける協働によって、この負荷範囲において吐出量の増大
と共に遅めの方向にシフトされる。この場合前噴射は、
任意に選択可能な負荷範囲から中断される。高い負荷範
囲においては前噴射は完全に省かれる。それというのは
この場合ポンプ作業室9は、右側の制御開口13とポン
プ作業室9との間における接続が中断された場合に初め
て、制御縁36によって閉鎖されるからである。そして
吐出開始は、制御縁36が左側の制御開口11の上側の
制御縁12を通過した時点によって規定され、この場合
噴射開始は、前噴射と主噴射との間の間隔だけ遅めの方
向にシフトされる。この場合噴射開始が遅めの方向にシ
フトされること及び前噴射量が省かれることに起因する
有効行程損失は、場合によっては傾斜溝の立ち上がりを
高めることによって補償することができる。
による構成は、第1実施例においては次のような利点を
有している。すなわちこの場合、小さな負荷範囲つまり
吐出量が小さい場合には、上に述べたような前吐出が行
われるのに対して、吐出量増大の方向におけるポンププ
ランジャ7の回動によって達成される中位の負荷範囲及
び高い負荷範囲においては、前吐出が省かれる。この場
合中位の負荷における移行範囲においては、凹設部34
が左側の制御開口11を部分的に通過し、この結果、吐
出開始は、凹設部34の制御縁36と左側の制御開口1
1の制御縁12との間における協働及び切欠き38の制
御縁41と右側の制御開口13の制御縁12との間にお
ける協働によって、この負荷範囲において吐出量の増大
と共に遅めの方向にシフトされる。この場合前噴射は、
任意に選択可能な負荷範囲から中断される。高い負荷範
囲においては前噴射は完全に省かれる。それというのは
この場合ポンプ作業室9は、右側の制御開口13とポン
プ作業室9との間における接続が中断された場合に初め
て、制御縁36によって閉鎖されるからである。そして
吐出開始は、制御縁36が左側の制御開口11の上側の
制御縁12を通過した時点によって規定され、この場合
噴射開始は、前噴射と主噴射との間の間隔だけ遅めの方
向にシフトされる。この場合噴射開始が遅めの方向にシ
フトされること及び前噴射量が省かれることに起因する
有効行程損失は、場合によっては傾斜溝の立ち上がりを
高めることによって補償することができる。
【0018】図5に示された第2実施例を説明するため
に、第2実施例は図6の概略図においては吐出開始の時
点で示されている。この第2実施例においても第1実施
例における作用と同様に、ポンプ作業室9と低圧室15
との間における接続は、切欠き30における隆起部44
の制御縁48が左側の制御開口11の上側の制御縁12
を通過することによって、中断されるようになってお
り、噴射のために必要な圧力は、さらに続くプランジャ
行程において達成され、これによって内燃機関の燃焼室
への噴射が行われる。最小の吐出量に相当する図6に示
されたポンププランジャ位置の範囲では、高圧吐出は前
噴射と主噴射とに分けられていない。それというのはこ
の場合、切欠き38はこのポンププランジャ位置におい
ては右側の制御開口13を通過しないからである。中位
の負荷範囲においては、隆起部44が左側の制御開口1
1を部分的にしか通過しないので、噴射開始は遅めの方
向にシフトされ、高い負荷範囲、つまり最大吐出量の範
囲においては、切欠き38が再び完全に右側の制御開口
13を通過し、小さな負荷範囲においては第1実施例に
おけると同様に作用し、そして全負荷範囲においては、
ポンプ作業室9が切欠き38と右側の制御開口13とを
介して低圧室15に短時間放圧されることによって、高
圧吐出が中断される。この実施例においても、噴射開始
が遅めにシフトされること及び噴射が中断されることに
よる有効行程損失は、エレメントの立ち上がりを大きく
することによって補償することが可能である。
に、第2実施例は図6の概略図においては吐出開始の時
点で示されている。この第2実施例においても第1実施
例における作用と同様に、ポンプ作業室9と低圧室15
との間における接続は、切欠き30における隆起部44
の制御縁48が左側の制御開口11の上側の制御縁12
を通過することによって、中断されるようになってお
り、噴射のために必要な圧力は、さらに続くプランジャ
行程において達成され、これによって内燃機関の燃焼室
への噴射が行われる。最小の吐出量に相当する図6に示
されたポンププランジャ位置の範囲では、高圧吐出は前
噴射と主噴射とに分けられていない。それというのはこ
の場合、切欠き38はこのポンププランジャ位置におい
ては右側の制御開口13を通過しないからである。中位
の負荷範囲においては、隆起部44が左側の制御開口1
1を部分的にしか通過しないので、噴射開始は遅めの方
向にシフトされ、高い負荷範囲、つまり最大吐出量の範
囲においては、切欠き38が再び完全に右側の制御開口
13を通過し、小さな負荷範囲においては第1実施例に
おけると同様に作用し、そして全負荷範囲においては、
ポンプ作業室9が切欠き38と右側の制御開口13とを
介して低圧室15に短時間放圧されることによって、高
圧吐出が中断される。この実施例においても、噴射開始
が遅めにシフトされること及び噴射が中断されることに
よる有効行程損失は、エレメントの立ち上がりを大きく
することによって補償することが可能である。
【0019】従って上に述べた2つの実施例において
は、負荷に関連した噴射開始のシフトを、前噴射との関
連においてただ1つの噴射ポンプエレメントだけで実施
することが可能であり、この場合この前噴射は、必要に
応じて高い負荷範囲に又は低い負荷範囲に移動させるこ
とが可能である。
は、負荷に関連した噴射開始のシフトを、前噴射との関
連においてただ1つの噴射ポンプエレメントだけで実施
することが可能であり、この場合この前噴射は、必要に
応じて高い負荷範囲に又は低い負荷範囲に移動させるこ
とが可能である。
【図1】前噴射と主噴射とのために構成されている燃料
噴射ポンプのポンプエレメントの本発明において重要な
部分を、吐出開始位置を占めているポンププランジャと
共に示す縦断面図である。
噴射ポンプのポンプエレメントの本発明において重要な
部分を、吐出開始位置を占めているポンププランジャと
共に示す縦断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿った横断面図である。
【図3】ポンプシリンダの内壁を示す展開図である。
【図4】本発明によるポンププランジャの第1実施例を
示す展開図である。
示す展開図である。
【図5】本発明によるポンププランジャの第2実施例
を、図4に相応して示す展開図である。
を、図4に相応して示す展開図である。
【図6】図5に示されたポンププランジャがポンプシリ
ンダ内を滑動する様子を、低い負荷範囲における吐出開
始位置において示す概略図である。
ンダ内を滑動する様子を、低い負荷範囲における吐出開
始位置において示す概略図である。
【図7】図4に示されたポンププランジャの様子を、低
い負荷範囲における前噴射の吐出開始位置において示す
概略図である。
い負荷範囲における前噴射の吐出開始位置において示す
概略図である。
1 ポンプケーシング、 3 シリンダバレル、 5
シリンダ孔、 6 端面、 7 ポンププランジャ、
9 ポンプ作業室、 10 圧力弁、 11制御開口、
12 制御縁、 13 制御開口、 15 低圧室、
16 制御縁、 17 環状溝、 18 制御縁、
20 周面、 22 制御溝、 24制御縁、 26
ストップ溝、 28 段部、 30 切欠き、 32
制御縁、 34 凹設部、 36 制御縁、 38 切
欠き、 40 制御縁、 41 制御縁、 42 縁
部、 44 隆起部、 46 縁部
シリンダ孔、 6 端面、 7 ポンププランジャ、
9 ポンプ作業室、 10 圧力弁、 11制御開口、
12 制御縁、 13 制御開口、 15 低圧室、
16 制御縁、 17 環状溝、 18 制御縁、
20 周面、 22 制御溝、 24制御縁、 26
ストップ溝、 28 段部、 30 切欠き、 32
制御縁、 34 凹設部、 36 制御縁、 38 切
欠き、 40 制御縁、 41 制御縁、 42 縁
部、 44 隆起部、 46 縁部
Claims (9)
- 【請求項1】 内燃機関用の燃料噴射ポンプであって、
シリンダ孔(5)内を軸方向運動及び回転運動可能に案
内されていて端面(6)でポンプ作業室(9)を制限し
ているポンププランジャ(7)を備えており、該ポンプ
プランジャ(7)がその周面(20)に、通路(26)
を介してポンプ作業室(9)と接続されていてポンププ
ランジャ(7)の周方向に対して規定の角度を成して延
びていてかつ上側の斜めの制御縁(24)を備えている
2つの切欠き(22)を有しており、この場合制御縁
(24)が、シリンダ孔(5)の壁に設けられていて互
いに対向して位置していてかつ低圧室(15)に通じて
いる2つの制御開口(11,13)と協働するようにな
っており、両制御開口(11,13)よりもポンプ作業
室(9)の側においてシリンダ孔(5)の壁に、環状溝
(17)が設けられており、この場合環状溝(17)
が、ポンププランジャ(7)の周面(20)に設けられ
ていて該ポンププランジャ周面(20)によってすべて
の側において制限されている切欠き(38)によって、
ポンププランジャ(7)の部分行程中に一方の制御開口
(13)と同時にポンプ作業室(9)とに接続されてお
り、ポンププランジャ(7)に、ポンププランジャ行程
の一部においてポンプ作業室(9)と他方の制御開口
(11)とを接続しかつポンププランジャ(7)のポン
プ作業室側の端面(6)に対して後退させられた段部
(28)によって形成された切欠き(30)が設けられ
ており、該切欠き(30)の、ポンププランジャ周面
(20)に対する制限縁が、制御縁(32)を形成して
いて、該制御縁(32)によって他方の制御開口(1
1)がポンププランジャ吐出行程中に、切欠き(38)
が環状溝(17)と一方の制御開口(13)との間にお
ける接続が生ぜしめられるよりも早期に、閉鎖可能であ
る形式のものにおいて、ポンププランジャ(7)の端面
(6)の切欠き(30)が、傾斜溝(22)と軸方向に
おいて整合する範囲において端面(6)に、第2の段部
(34,44)を有していることを特徴とする、内燃機
関用の燃料噴射ポンプ。 - 【請求項2】 切欠き(30)に配置されている第2の
段部が、ポンププランジャ(7)の端面(6)に設けら
れた凹設部(34)によって形成されている、請求項1
記載の燃料噴射ポンプ。 - 【請求項3】 凹設部(34)が方形の横断面を有して
いて、凹設部(34)の、周面(20)における出口
が、斜めの制御縁(24)の、切欠き(30)の残りの
周面の平面から最大軸方向間隔を有している部分と、軸
方向において整合する範囲に位置している、請求項2記
載の燃料噴射ポンプ。 - 【請求項4】 切欠き(30)に配置されている第2の
段部が、ポンププランジャ(7)の端面(6)に設けら
れた隆起部(44)によって形成されていて、該隆起部
(44)の、周面(20)への移行部が、斜めの制御縁
(24)の、切欠き(30)の残りの端面の平面から最
小軸方向間隔を有している部分と、軸方向において整合
する範囲に位置しており、この場合水平な周方向におけ
る切欠き(38)の長さは、傾斜溝(22)と端面
(6)との間における間隔が最小になるポンププランジ
ャ(7)の位置において、切欠き(38)が該切欠き
(38)と協働する一方の制御開口(13)を越えて通
過しないように、寸法設定されている、請求項2記載の
燃料噴射ポンプ。 - 【請求項5】 隆起部(44)が方形の横断面を有して
いる、請求項4記載の燃料噴射ポンプ。 - 【請求項6】 切欠き(30)の水平な面が水平な制御
縁(32,36,48)を形成しており、該水平な制御
縁(32,36,48)が、ポンププランジャ(7)の
回動位置に応じて、噴射開始の制御を目的として他方の
制御開口(11)の上側の制御縁(12)と協働するよ
うになっている、請求項1から5までのいずれか1項記
載の燃料噴射ポンプ。 - 【請求項7】 切欠き(38)の、ポンプ作業室(9)
側の水平な上縁部が、前噴射の吐出終了を制御する上側
の制御縁(40)を形成している、請求項1記載の燃料
噴射ポンプ。 - 【請求項8】 環状溝(17)の、ポンプ作業室(9)
とは反対側の水平な下縁部が、一方の制御開口(13)
の上側の制御縁(12)と協働する制御縁(18)とし
て構成されている、請求項1記載の燃料噴射ポンプ。 - 【請求項9】 切欠き(38)の、ポンプ作業室(9)
とは反対側の水平な下縁部が、一方の制御開口(13)
の上側の制御縁(12)と協働する下方の制御縁(4
1)を形成している、請求項7記載の燃料噴射ポンプ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4206883A DE4206883A1 (de) | 1992-03-05 | 1992-03-05 | Kraftstoffeinspritzpumpe fuer brennkraftmaschinen |
| DE4206883.5 | 1992-03-05 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0617720A true JPH0617720A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=6453251
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5040824A Pending JPH0617720A (ja) | 1992-03-05 | 1993-03-02 | 内燃機関用の燃料噴射ポンプ |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5286178A (ja) |
| JP (1) | JPH0617720A (ja) |
| DE (1) | DE4206883A1 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009016774A1 (ja) * | 2007-07-27 | 2009-02-05 | Bosch Corporation | 燃料噴射ポンプ |
| KR101103437B1 (ko) * | 2010-06-03 | 2012-01-09 | 현대중공업 주식회사 | 분기 가압 플런저 및 이를 구비한 디젤기관용 연료분사펌프 |
Families Citing this family (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0893595A (ja) * | 1994-09-21 | 1996-04-09 | Zexel Corp | 燃料噴射ポンプ |
| US5607686A (en) * | 1994-11-22 | 1997-03-04 | United States Surgical Corporation | Polymeric composition |
| US5954029A (en) * | 1995-01-25 | 1999-09-21 | Cummins Engine Company, Inc. | Unit fuel injector having constant start of injection |
| JPH08270521A (ja) * | 1995-04-03 | 1996-10-15 | Zexel Corp | 分配型燃料噴射ポンプ |
| DE19630337C2 (de) * | 1996-07-26 | 1999-02-18 | Hatz Motoren | Kraftstoffeinspritzpumpe zur Einspritzung bei Brennkraftmaschinen, insbesondere Einzylinder-Dieselmotoren |
| DE19644915A1 (de) * | 1996-10-29 | 1998-04-30 | Bosch Gmbh Robert | Hochdruckpumpe |
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