JPH0618622U - 小型エンジンのエンジンカバー構造 - Google Patents

小型エンジンのエンジンカバー構造

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JPH0618622U
JPH0618622U JP5821792U JP5821792U JPH0618622U JP H0618622 U JPH0618622 U JP H0618622U JP 5821792 U JP5821792 U JP 5821792U JP 5821792 U JP5821792 U JP 5821792U JP H0618622 U JPH0618622 U JP H0618622U
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cover
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忠雄 八代醍
常由 湯浅
勝己 木下
康彦 野沢
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Kawasaki Motors Ltd
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Kawasaki Jukogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プラグカバー部への冷却風の抜け出るのを制
限し冷却効果を向上するとともに、強度的にも優れたエ
ンジンカバー構造を提供する。 【構成】 冷却風をシリンダー外周部に導くカバー体2
であって、該カバー体2のプラグカバー部25内面に、冷
却風通路17からプラグカバー部25への冷却風の流れを遮
蔽する方向に導風リブ27を垂設し、該導風リブ27とシリ
ンダー3 上端面間に小隙間28を形成したエンジンカバー
構造である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、チェンソー、ヘッヂトリマー、刈払機などの携帯作業機用小型汎 用エンジンに適用されるエンジンカバー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯作業機用小型汎用エンジンでは、通常、シリンダーは、その上部から外周 部に掛けてカバー体でカバーされる。
【0003】 この種のカバー体は、一般に、合成樹脂製にしてハット状をなし、シリンダー とは適宜の隙間を形成してエンジン本体に取付けられる。このカバー体の取付け において、カバー体の周壁下部だけで取付けた構成のものでは、カバー体に上側 より大きな外力が掛かった場合にカバー体に大きな変形が生じて、場合によって は割れることがある。
【0004】 このようなカバー体の大きな変形を防止するために、カバー体周壁下部の取付 けとは別に、カバー体の上壁部をシリンダー上面に取付ける構成のものが提案さ れている。(例えば、実開昭62−165439号公報参照)
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記するような合成樹脂製のカバー体の上壁部を、シリンダー上面 に固定する構成では、次のような課題がある。
【0006】 (a) カバー体のシリンダー上面への取付けにはねじが用いられているが、 カバー体とシリンダーとの間に隙間を形成する上に、カバー体を直接に高温部の シリンダーやシリンダー上面にねじ込まれる取付けねじに触れないようにするた めに、断熱材の介装を必要とする。この断熱材の組み付けや、シリンダー上面の ねじ孔加工などにより生産コストアップとなる。
【0007】 (b) 外部に露出する取付けねじ頭部は高温になるので、これの熱対策を必 要とする。また、取付けねじ頭部がカバー体の上壁中央面に露出する形態はデザ イン面からも好ましくない。
【0008】 (c) プラグカバーはエンジンカバーと別に設けられるから、部品点数が増 え、生産コストアップとなる。
【0009】 この考案は上述の点に鑑みなされたものであって、プラグカバー部を一体に設 けたカバー体において、プラグカバー部への冷却風の抜け出るのを制限するとと もに、強度的にも優れたエンジンカバー構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するためのこの考案の要旨とするところは、シリンダーをカ バーし、ファンハウジング内に発生した冷却風をシリンダー外周部に導く冷却風 通路を形成するカバー体であって、カバー体上壁に斜め上向きに開口させて形設 したプラグカバー部内面に、前記冷却風通路からプラグカバー部への冷却風の流 れを遮蔽する方向に導風リブを垂設し、該導風リブとシリンダー上面間に小隙間 を形成したことを特徴とする小型エンジンのエンジンカバー構造にある。
【0011】
【作用】
エンジン本体にカバー体を取付けて、シリンダー回りに冷却風通路を形成する 。この冷却風通路からプラグカバー部に抜け出る一部の冷却風は、プラグカバー 部内面に垂設した導風リブによって制限され、シリンダー側にまわされてシリン ダーの冷却に有効利用される風量を多くする。
【0012】 プラグカバー部内面に垂設した導風リブはプラグカバー部を補強し、また、エ ンジン倒立などで、プラグカバー部にこれを押さえ付けるような力が作用した場 合に、プラグカバー部が僅かに変形したところで導風リブ下端がシリンダー上面 に接触してプラグカバー部をシリンダーのカバー当接部で直接的に保持し、プラ グカバー部の大きな変形を阻止してカバー割れなどに至らしめることがない。
【0013】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0014】 図1はこの考案を適用したエンジンの斜視図、図2は図1のa−a線における カバー体断面図、図3は図2のb−b線におけるカバー体断面図である。
【0015】 図において、1 はエンジン本体、2 はカバー体を示す。
【0016】 前記エンジン本体1は、シリンダー3 の外周部に多段状にフィン4 を設けて空 冷エンジンを構成し、シリンダー3 から所定の距離を隔ててシリンダー3 の片方 にエアクリーナ5 を、他方にマフラー6 を配装し、また、エンジン前部において クランクケース7 にリコイルスターター8 (図1では把手が現れている)を配装 し、エンジン後部においてクランクケース7 に取付けたファンハウジング9 に動 力取り出し口10を開設している。
【0017】 前記カバー体2 は合成樹脂製(成型品)のもので、上壁11から下方に周壁12を 延設してハット状をなし、エンジン本体1に被せてシリンダー3 からマフラー6 に掛けてカバーする。そしてカバー体2 のマフラー側周壁部13には、多数の通気 用孔14を穿設し、エアクリーナ側周壁部15はシリンダー3 とエアクリーナー5 と の隙間に入り込ませている。
【0018】 図3において、16はシリンダー3 の両側に平行状に立設した導風板で、この導 風板16とカバー体2 でシリンダー3 回りに冷却風通路17を形成する。冷却風通路 17は、エンジン後部でファンハウジング9 内に通じ、エンジン前部では、カバー 体2 の前側周壁部19に設けた冷却風排出孔18に通じ、ファンハウジング9 内で発 生した冷却風をシリンダー3 外周部に導く。
【0019】 図2において、21,22 はカバー体2 をエンジン本体1 に取付けるために、カバ ー体2 の前側周壁部19下部と後側周壁部20下部にそれぞれ設けた取付け部で、取 付け部21は、前側周壁部19の下縁部を、クランクケース7 とリコイルスターター 8 間に挟持させる形態とし、クランクケース7 にリコイルスターター8 を取付け る際にリコイルスターター8 と共通の取付けねじ23を用いて取付ける(図2参照 )ようにしており、取付け部22は、後側周壁部20の下部にねじ挿通孔を穿設して 専用の取付けねじ24を用いてファンハウジング9 に取付けるようにしている。
【0020】 25はカバー体2 の上壁11に形設したプラグカバー部で、シリンダー3 上面に取 着したプラグ26の傾斜に合わせて斜め上向きに開口し、外部からのプラグキャッ プ26′が脱着できるようにしている。
【0021】 27は前記プラグカバー部25内面に、前記冷却風通路17からプラグカバー部25へ の冷却風の流れを遮蔽する方向に垂設した導風リブで、この導風リブ27とシリン ダー上面間に小隙間28を形成している。この小隙間28は、カバー体2 の材質およ び形状にもよるが、一般的には、0.5 〜4mm程度が良い。
【0022】 なお、図3において、29は前記導風板16の上端部に対応してカバー体2 の上壁 11下面に垂設した導風リブで、この導風リブ29は冷却風排出孔18に冷却風を導く 方向に設けられ、導風板16上端部と重合状態に面接触して導風板16上端部とカバ ー体2 との間から冷却風が漏れないようようしている。
【0023】 上記構成において、エンジン本体1 にカバー体2 を被せて、導風板16と導風リ ブ29により、シリンダー回りに冷却風通路17を形成する。そして、プラグカバー 部25内面に垂設した導風リブ27とシリンダー3 上端面間に小隙間28を形成して冷 却風通路からの冷却風がプラグカバー部25へ抜け出るのを制限する。
【0024】
【考案の効果】 上記構成からなるこの考案によれば、次のような効果を奏する。
【0025】 (1) プラグカバー部内面に、冷却風通路からプラグカバー部への冷却風の 流れを遮蔽する方向に導風リブを垂設したから、冷却風通路からの冷却風がプラ グカバー部へ抜け出るのを制限し、冷却風通路内からの冷却風の途中漏出を少な くしてシリンダー冷却に有効利用される冷却風の風量を多くしてシリンダーの冷 却効率を高める。
【0026】 (2) 導風リブとシリンダー上面間に小隙間を形成するから、外力によるプ ラグカバー部の変形は、この小隙間の範囲で僅かに変形したところで導風リブ下 端がシリンダー上面に接触してプラグカバー部をシリンダー上面のカバー当接部 で直接的に保持して爾後の変形をし難くする。また、プラグカバー部内面に垂設 した導風リブはプラグカバー部を補強してプラグカバー部の変形によるカバー割 れなどを軽減し、強度的に優れている。
【0027】 (3) カバー体は、カバー体をシリンダーへ取付ける必要がないため、熱対 策を必要としないだけでなく、部品点数を少なくすることができて生産コスト面 から有利である。また、カバー体をシリンダーへ取付けるための取付けねじがな いのでデザイン面からも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案を適用したエンジンの全体斜視図で
ある。
【図2】 図1のa−a線における要部の断面図であ
る。
【図3】 図2のb−b線における要部の断面図であ
る。
【符号の説明】
1 …エンジン本体 2 …カバー体 3 …シリンダー 11…カバー体上壁 16…導風板 17…冷却風通路 21…取付け部 22…取付け部 25…プラグカバー部 27…導風リブ 28…小隙間
フロントページの続き (72)考案者 木下 勝己 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内 (72)考案者 野沢 康彦 兵庫県明石市川崎町1番1号 川崎重工業 株式会社明石工場内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダーをカバーし、ファンハウジン
    グ内に発生した冷却風をシリンダー外周部に導く冷却風
    通路を形成するカバー体であって、カバー体上壁に斜め
    上向きに開口させて形設したプラグカバー部内面に、前
    記冷却風通路からプラグカバー部への冷却風の流れを遮
    蔽する方向に導風リブを垂設し、該導風リブとシリンダ
    ー上面間に小隙間を形成したことを特徴とする小型エン
    ジンのエンジンカバー構造。
JP5821792U 1992-08-19 1992-08-19 小型エンジンのエンジンカバ―構造 Expired - Lifetime JP2505755Y2 (ja)

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JPH0618622U true JPH0618622U (ja) 1994-03-11
JP2505755Y2 JP2505755Y2 (ja) 1996-07-31

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10227214A (ja) * 1997-02-14 1998-08-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 空冷エンジンの導風ケーシング
JP2013217363A (ja) * 2012-03-15 2013-10-24 Hitachi Koki Co Ltd エンジン作業機
JP2015086719A (ja) * 2013-10-28 2015-05-07 株式会社マキタ エンジン装置および携帯作業機
CN111156075A (zh) * 2020-01-19 2020-05-15 浙江钱江摩托股份有限公司 一种发动机的导风结构

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