JPH061945A - 塗装鋼板用塗料組成物 - Google Patents

塗装鋼板用塗料組成物

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JPH061945A
JPH061945A JP16134092A JP16134092A JPH061945A JP H061945 A JPH061945 A JP H061945A JP 16134092 A JP16134092 A JP 16134092A JP 16134092 A JP16134092 A JP 16134092A JP H061945 A JPH061945 A JP H061945A
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weight
resin
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acid
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JP16134092A
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Tomomi Okada
智巳 岡田
Yoko Furuta
洋子 古田
Joshin Kuwata
浄伸 桑田
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Toray Industries Inc
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Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【構成】共重合ポリエステル樹脂(A)50〜95重量
部、アミノ樹脂(B)5〜50重量部、一般式(I)で
表わされるヒンダードアミン化合物(C)0.05〜5
重量部、及び一般式(II)で示される紫外線吸収剤
(D)及び/または一般式(III) で示される紫外線吸収
剤(E)0.05〜5重量部を含有することを特徴とす
る塗装鋼板用塗料組成物。(ただし、A+B=100重
量部とし、これに対しC=0.05〜5重量部、D、E
=0.05〜5重量部とする。) 【化1】 【化2】 【化3】 【効果】本発明の塗装鋼板用塗料組成物は耐候性および
耐光性に優れ、光沢や密着性が高く、硬度と加工性のバ
ランス及び耐溶剤性や耐汚染性も良好な塗膜を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属への優れた密着
性、高い光沢、良好な硬度と折曲げ加工性のバランス、
耐溶剤性ならびに耐汚染性を有し、特に、耐候性および
耐光性に優れた塗装鋼板用塗料組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】亜鉛メッキ鋼板、冷延鋼板、アルミニウ
ムメッキ鋼板等に加工前に塗装を施したプレコート鋼板
(以下PCMと略す)は、塗装工程が簡便であること、
均一な美しい塗膜が得られること、コストダウンができ
ることなどの利点を有することから、屋根材、外壁材、
家庭用電気製品、事務用品等に近年その使用が増えてき
ている。特に最近は、より要求性能の厳しい冷蔵庫、オ
ーブン、電子レンジなどの家電製品用の需要の伸びが大
きい。
【0003】PCMには高度の加工性が要求されるた
め、PCM塗料用樹脂としては、加工性の良好な共重合
ポリエステル樹脂が使用されるようになってきた。この
ような共重合ポリエステル樹脂を使用した塗料の例とし
て次のものが知られている。芳香族ジカルボン酸及び脂
肪族ジカルボン酸とアルキレングリコールよりなる共重
合ポリエステル樹脂に、アルキルエーテル化ホルムアル
デヒド樹脂を配合した塗料組成物(特公昭61−323
51号公報)、多官能成分を共重合した芳香族共重合ポ
リエステル樹脂にアルキルエーテル化ホルムアルデヒド
樹脂を配合した塗料組成物(特公昭57−23714号
公報)、共重合ポリエステル樹脂にアミノ樹脂、さらに
ヒンダードアミン化合物を配合し耐候性、耐光性を高め
た塗料組成物(特開平3−217472号公報)などが
知られているが、より厳しい条件下での耐候性、耐光性
は不十分である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記特公昭61−32
351号公報や特公昭57−23714号公報に開示さ
れた塗料は、密着性、光沢、硬度と加工性のバランス、
耐溶剤性や耐汚染性には優れたものであるが耐候性や、
耐光性が不足しており、屋外で使用したり、屋内でも日
光の当たるところで使用したりすると光沢が失われ、ま
た密着性も低下してしまう。また、耐候性、耐光性向上
の目的で共重合ポリエステル樹脂にアミン樹脂、さらに
ヒンダードアミン化合物を配合した塗料用組成物(特公
平3−217472号公報)も開示されたが十分な効果
は得られていない。
【0005】よって、本発明は密着性、光沢、硬度と加
工性のバランス、耐溶剤性や耐汚染性に優れたうえ、耐
候性や耐光性も良好な塗膜を形成する塗装鋼板用塗料を
提供する目的でなされた。
【0006】
【課題を解決するための手段】その結果、上記の目的は
共重合ポリエステル樹脂(A)と、アミノ樹脂(B)
と、特定の化学構造を有するヒンダ−ドアミン化合物
(C)と、同じく特定の化学構造を有するベンゾトリア
ゾール系化合物(D)あるいは特定の化学構造を有する
ベンゾフェノン系化合物(E)を含有することを特徴と
する塗装鋼板用塗料組成物によって達成されることを見
いだした。
【0007】すなわち本発明は、共重合ポリエステル樹
脂(A)50〜95重量部、アミノ樹脂(B)5〜50
重量部、および一般式(I)で表わされるヒンダードア
ミン化合物(C)0.05〜5重量部、一般式(II)及
び/または(III) で表わされる紫外線吸収剤(D)ある
いは(E)0.05〜5重量部を含有することを特徴と
する塗装鋼板用塗料組成物である。(ただし、A+B=
100重量部とし、これに対しC=0.05〜5重量
部、D、E=0.05〜5重量部とする。)
【0008】
【化4】
【0009】(式中R1 は水素原子または炭素数1〜3
0の1価の有機残基を表わす。R2 〜R5 は、炭素数1
〜5のアルキル基を表わし、それぞれ同一であっても異
なっていてもよい。nは1以上の整数を表わしR6 はn
価の有機残基を示す。)
【0010】
【化5】
【0011】
【化6】
【0012】(ただし、R7 は炭素数1〜18のアルキ
ル基を示し、R8 は水素原子あるいはR7 と同一のもの
か、同様なアルキル基を表わす。Xはハロゲン原子であ
りlは0あるいは1である。)
【0013】以下、本発明の構成を詳述する。本発明の
共重合ポリエステル樹脂(A)は、グリコール成分と、
二塩基酸成分より合成され、場合によっては少量の3価
以上のポリカルボン酸及び/または3価以上のポリオー
ルを共重合する事も可能である。グリコール成分として
は、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、
1,3−プロパンジオール、2−メチル−1,3−プロ
パンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタ
ンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキ
サンジオール、ジエチレングリコール、ネオペンチルグ
リコール、2−メチル−2−エチル−1,3−プロパン
ジオール、2,2−ジエチルー1,3−プロパンジオー
ル、2−ブチル−2−エチル−1,3−プロパンジオー
ルのごとき脂肪族グリコール、1,4−シクロヘキサン
ジメタノールのごとき脂環族グリコール、ビスフェノー
ルAのエチレンオキサイドあるいはプロピレンオキサイ
ド付加物のごとき芳香族グリコールなどを上げることが
でき、これらの中から一種または2種以上を選んで使用
する。これらの中でもエチレングリコール、ネオペンチ
ルグリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、
ビスフェノールAのエチレンオキサイドあるいはプロピ
レンオキサイド付加物、ビスフェノールSのエチレンオ
キサイドまたはプロピレンオキサイド付加物などが好ま
しい。
【0014】二塩基酸成分としては、テレフタル酸、イ
ソフタル酸、オルトフタル酸、2,6−ナフタレンジカ
ルボン酸などの芳香属2塩基酸、水添テレフタル酸等の
脂環属二塩基酸、コハク酸、アジピン酸、アゼライン
酸、セバシン酸、ドデカンジオン酸、ブラシリック酸、
ダイマー酸などの脂肪属二塩基酸を挙げることができ、
これらの中から一種または二種以上を選んで使用する。
低級アルキルエステルになっているものの使用も可能で
ある。十分な塗膜強度及び塗膜硬度を得るために、二塩
基酸成分の一つとしてテレフタル酸を用いることが好ま
しい。テレフタル酸と組み合わせて用いられる二塩基酸
としては、イソフタル酸、セバシン酸、アジピン酸など
を挙げることができる。
【0015】本発明の共重合ポリエステル樹脂(A)
は、上記したような好ましいグリコールと、好ましい二
塩基酸を組み合わせて3元あるいは4元以上の共重合体
としたものであり、さらに非晶性のものが好ましい。三
価以上の多塩基酸としては、トリメリット酸、ピロメリ
ット酸などが挙げられる。また、三価以上のポリオール
としてはグリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタ
エリスリトール等が挙げられる。これらの多塩基酸やポ
リオールは、それぞれ二塩基酸あるいはグリコールに対
して0〜10モル%の範囲で用いるのが好ましい。
【0016】本発明の共重合ポリエステル樹脂(A)
は、グリコール成分、及び二塩基酸あるいはその低級ア
ルキルエステル誘導体からなるポリエステル形成成分
を、溶融重合することによって製造される。具体的な方
法を示すと二塩基酸と、それに対し1.05〜2.0倍
モルのグリコールを、通常のエステル化触媒存在下にお
いて、約150〜240℃の温度で常圧下加熱反応させ
るか、あるいは触媒を使用しないで約240〜260℃
の温度で加圧下加熱反応させる。出発原料として二塩基
酸の低級アルキルエステル化合物を用いる場合は、通常
のエステル交換触媒存在下において約150〜240℃
の温度で常圧下加熱反応させる。ついで10mmHg以
下、好ましくは1mmHg以下の減圧下に220〜29
0℃で加熱重縮合する。この際重合触媒を用いることが
好ましい。
【0017】エステル化触媒としてはチタン化合物、ス
ズ化合物及び鉛化合物を、エステル交換触媒としては亜
鉛化合物、マンガン化合物、コバルト化合物などを、重
合触媒としてはアンチモン化合物、チタン化合物、亜鉛
化合物、スズ化合物を挙げることができる。
【0018】重合触媒とともに、リン化合物を用いると
更に重合反応性やポリマの色調が向上する。
【0019】このようにして還元比粘度0.1〜1.2
dl/g、好ましくは0.2〜1.0dl/gの共重合
ポリエステル樹脂を(A)を製造する。
【0020】本発明で用いられるアミノ樹脂(B)と
は、メラミン、ベンゾグアナミン、尿素等にホルムアル
デヒドあるいはパラホルムアルデヒドを付加反応して得
られる熱硬化性樹脂、及びそのメチロール基の一部もし
くは全部をアルキルエーテル化したものである。具体的
にはメチロールメラミン、メチロールベンゾグアナミ
ン、メチロール尿素、メトキシ化メチロールメラミン、
メトキシ化メチロールベンゾグアナミン、メトキシ化メ
チロール尿素、ブトキシ化メチロールメラミン、ブトキ
シ化メチロールベンゾグアナミン、ブトキシ化メチロー
ル尿素等が挙げられる。これらの中でもアルキルエーテ
ル化されたものが好ましく、特に好ましいのはメトキシ
化メチロールメラミンまたはブトキシ化メチロールメラ
ミンで、それぞれ単独、または併用して使用することが
できる。
【0021】本発明で用いられるヒンダードアミン化合
物(C)は、前記一般式(I)で表わされる。一般式
(I)で表わされる化合物としては、具体的に次のよう
な化合物が挙げられる。4−ベンゾイルオキシ−2,
2,6,6−テトラメチルピペリジン、ビス(2,2,
6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)アジペー
ト、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリ
ジニル)スベレート、ビス(2,2,6,6−テトラメ
チル−4−ピペリジニル)セバケート、ビス(2,2,
6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)フタレー
ト、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリ
ジニル)イソフタレート、ビス(2,2,6,6−テト
ラメチル−4−ピペリジニル)テレフタレート、ビス
(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニ
ル)セバケート、N,N’−ビス(2,2,6,6−テ
トラメチル−4−ピペリジニル)アジパミド、ビス
(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニ
ル)−n−ブチル(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒド
ロキシベンジル)マロネート、ビス(1,2,2,6,
6−ペンタメチル−4−ピペリジニル)ジエチルマロネ
ート、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペ
リジニル)ジベンジルマロネート、ビス(2,2,6,
6−テトラメチル−4−ピペリジニル)ベンジルエチル
マロネート、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジニル)−n−ブチル(3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシベンジル)マロネート、ブタンテト
ラカルボン酸のテトラ(2,2,6,6−テトラメチル
−4−ピペリジニル)エステルなどがあげられる。
【0022】なかでもビス(2,2,6,6 −テトラメチル−
4 −ピペリジニル)セバケート、ビス(1,2,2,6,6 −ペ
ンタメチル−4 −ピペリジニル)セバケート、1,2,3,4
−ブタンテトラカルボン酸テトラキス(2,2,6,6 −テト
ラメチル−4 −ピペリジニル)エステル、ポリ[[6 −
(1,1,3,3 −テトラメチルブチル)アミノ−1,3,5 −ト
リアジン−2,4 −ジイル](2,2,6,6 −テトラメチル−
4 −ピペリジニル)イミノ]ヘキサメチレン[(2,2,6,
6 −テトラメチル−4 −ピペリジニル)イミノ]]が好
ましい。
【0023】また、ヒドロキシル基やカルボキシル基を
有するヒンダードアミン化合物を用いて、ポリエステル
樹脂中に共重合してもよい。
【0024】また、本発明で用いられる紫外線吸収剤
(D)及びあるいは(E)は、前記一般式(II)あるい
は(III) で示される。一般式(II)で示される化合物の
例としては2(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t
−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2(2’−ヒ
ドロキシ−3’−t−メチルフェニル)−5−クロロベ
ンゾトリアゾール、2(2’−ヒドロキシ−3’,5’
−ジ−t−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリア
ゾール、2(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−
アミルフェニル)ベンゾトリアゾール、2(2’−ヒド
ロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、
2(2’−ヒドロキシ−5’−テトラメチルブチル)ベ
ンソトリアゾールなどが挙げられる。これらの中でも2
(2’−ヒドロキシ−3’−t−ブチル−5’−メチル
フェニル)ベンゾトリアゾールが好ましい。
【0025】一般式(III) で示される化合物の例として
は、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2
−ヒドロキシ−4−ベンジルオキシベンゾフェノン、2
−ヒドロキシ−4−メトキシ−4’−クロロベンゾフェ
ノン、2−ヒドロキシ−4−ドデシルオキシ−ベンゾフ
ェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オクトキシベンゾフ
ェノン、2−ヒドロキシー4−ステアリルオキシーベン
ゾフェノンなどが挙げられる。これらの中でも2−ヒド
ロキシ−4−n−オクトキシベンゾフェノンが好まし
い。これらの紫外線吸収剤の中でも特に2(2’−ヒド
ロキシ−3’−t−ブチル−5’−メチルフェニル)ベ
ンゾトリアゾールの使用が効果的である。
【0026】これらの各安定剤は、共重合ポリエステル
樹脂(A)50〜95重量部、特に好ましくは60〜9
0重量部、アミノ樹脂(B)5〜50重量部、特に好ま
しくは10〜40重量部、前記一般式(I)で表わされ
るヒンダードアミン化合物(C)0.05〜5重量部、
特に好ましくは0.1〜2重量部、前記一般式(II)あ
るいは(III) で表わされる紫外線吸収剤(D)及びある
いは(E)は0.05〜5重量部、特に好ましくは0.
1〜2重量部を含有するものである。ただし、A+B=
100重量部とし、これに対しC=0.05〜5重量
部、D、E=0.05〜5重量部とする。
【0027】共重合ポリエステル樹脂の占める割合が5
0重量部未満の場合は、塗膜の加工性が不十分となる。
また、共重合ポリエステル樹脂の占める割合が95重量
部を超える場合は、アミノ樹脂による共重合ポリエステ
ル樹脂の硬化が不十分となり塗膜の耐溶剤性を始めとす
る各種物性が低下する。
【0028】各安定剤の添加量がこれより少ない場合に
は効果が十分に発現されず、添加量がこれより多い場合
には組成物の物性に悪影響を与え、またブルーミングな
どの好ましくない現象も呈することになる。
【0029】なお、本発明の共重合ポリエステル(A)
を光酸化劣化において安定な組成物とするには、共重合
ポリエステル(A)に対し、アミド樹脂(B)及び前記
一般式(I)で表わされるヒンダードアミン化合物
(C)、前記一般式(II)あるいは(III) で表わされる
紫外線吸収剤(D)及びあるいは(E)の両者を添加す
る必要があり、これらのうちどちらかが欠けた場合に
は、本発明の組成物と比較して耐光性または耐候性が、
あるいはそのどちらもが大きく劣った組成物しか得るこ
とができない。
【0030】ヒンダードアミン化合物及び紫外線吸収剤
をを配合する方法は特に制限がなく、共重合ポリエステ
ルの重合中または重合後の任意の時期に配合してもよい
し、共重合ポリエステルの溶液中に添加してもよいし、
あるいは塗料化する際に配合してもよい。
【0031】本発明の塗料用組成物には必要に応じて硬
化触媒、顔料、着色剤、レベリング剤等を添加してもよ
い。
【0032】本発明の塗料用組成物は一般には有機溶剤
に溶解して使用されるものである。有機溶剤としてはト
ルエン、キシレン、“ソルベッソ”#100(エクセル
化学(株)製)、“ソルベッソ”#150(エクセル化
学(株)製)、メチルエチルケトン、メチルイソブチル
ケトン、シクロヘキサノン、酢酸エチル、ノルマル酢酸
ブチル、メチルセロソルブアセテート、エチルセロソル
ブアセテート、イソホロン、ブタノール、オクタノー
ル、ブチルカルビトール等からその溶解性、蒸発速度、
経済性などによって任意に選ぶことができる。
【0033】本発明の塗料用組成物の製造にはボールミ
ル、インペラーディスパーサー、サンドグラインドミ
ル、ロールミル、ペイントコンディショナー等の混合機
が用いられる。塗装はロール塗り、ロールコーター、ス
プレー塗装、靜電塗装等の方法で行われる。焼付け温度
及び時間は鋼板の大きさ、厚さ、塗料の硬化性等によっ
て適宜選択する。
【0034】
【実施例】以下実施例によって本発明を説明する。な
お、実施例中の部はすべて重量基準である。また、実施
例及び比較例中に示される各測定項目は以下の方法に従
った。
【0035】・ガラス転移温度 DSCで測定した。
【0036】・還元比粘度 樹脂0.25gをο−ジクロルベンゼン/フェノール
(容量比4/6)25mlに溶解し25℃で測定した。
【0037】・光沢 グロスメーターを用いて20゜反射率を測定した。
【0038】・密着性 塗膜上に一辺が1mmの正方形100個からなるゴバン
目状の基板に達する傷をカッターナイフを用いてつけセ
ロテープを圧着した後、勢いよくはがし剥離せずに残っ
たゴバン目の数を測定した。
【0039】・鉛筆硬度 三菱ユニを用いJIS K5410に基づいて測定し
た。
【0040】・加工性 折曲げ試験機を用いて塗装鋼板を180゜折曲げ、屈曲
部に発生するクラックを10倍のルーペで観察した。こ
の際、折曲げ部分に同じ板厚のものを何枚か挟んで試験
し挟んだ枚数(R)をRTと表わした。観察結果は次の
ように表わした。 ◎:極めて良好(クラックなし) ○:良好 △:やや不良 ×:不良(全面クラック)
【0041】・耐溶剤性 メチルエチルケトンをしみこませたガーゼで塗膜をこす
り、基板が艶引けするまでの回数で示した。
【0042】・耐汚染性 赤、黒、青のマジックインキで塗面に着色し、24時間
後にn−ブタノールをしみこませたガーゼで拭き取り着
色の程度を観察した。結果は次のように表わした。 ◎:極めて良好(インキ跡なし) ○:良好 △:やや不良 ×:不良(インキ跡明らかに残る)
【0043】参考例 テレフタル酸320部、イソフタル酸320部、エチレ
ングリコール143部、ネオペンチルグリコール168
部、ビスフェノールAのエチレンオキサイド付加物24
3部を撹拌機と精留管を備えた反応容器に仕込み、加圧
下240℃で4時間エステル化反応を行った。次にヘリ
カルリボン型撹拌翼を備えた反応容器に移し、ついで酢
酸亜鉛0.2部、三酸化アンチモン0.1部、りん酸
0.1部を添加したのち、昇温及び減圧プログラムに従
って約1時間をかけて275℃、1mmHg以下の反応
条件にもたらした。その状態で2時間20分重縮合反応
を行い、淡黄色透明のポリエステル樹脂(A−1)を得
た。ポリエステル樹脂(A−1)は、ガラス転移温度が
67℃で、還元比粘度は0.70dl/gであった。1
H−NMRスペクトルから求めたポリエステル単位の組
成比は酸成分がテレフタル酸/イソフタル酸=50/5
0(モル比)、グリコール成分がエチレングリコール/
ネオペンチルグリコール/ビスフェノールAのエチレン
オキサイド付加物=40/40/20(モル比)であっ
た。
【0044】以下、同様にして組成が表1に示される共
重合ポリエステル樹脂(A−2)〜(A−5)を製造し
た。
【0045】
【表1】
【0046】安定剤 実施例において使用した安定剤の構造とその略号は表2
に示す通りである。
【0047】
【表2】
【0048】実施例1〜5 共重合ポリエステル樹脂(A−1)100部を、シクロ
ヘキサノン/“ソルベッソ”150(エクセル化学
(株)製、重量比50/50)混合溶媒150部に溶解
した。この溶液100部、酸化チタン50部、メトキシ
化メチロールメラミン(“サイメル”303、三井サイ
アナミド社製)10部、触媒としてρ−トルエンスルホ
ン酸(ベンジルアルコールの20%溶液)を0.2部、
ビス(2,2,6,6 −テトラメチル−4 −ピペリジニル)セ
バケート(C−1)0.2部、2(2’−ヒドロキシ−
3’−t−ブチル−5’−メチルフェニル)ベンゾトリ
アゾール(D−1)0.2部、上記混合溶媒40部及び
ガラスビーズを加え、ペイントコンディショナーを用い
て顔料を分散させたのち、ガラスビーズを除去して塗料
組成物とした。塗料組成物中の配合割合は、ポリエステ
ル樹脂80部、アミノ樹脂20部、ヒンダードアミン化
合物0.4部である。またポリエステル樹脂とアミノ樹
脂の総量と、顔料である酸化チタンの重量比は1:1で
ある。得られた塗料組成物を70×150×0.5mm
の大きさの電気亜鉛メッキ鋼板クロメート処理品に、膜
厚約20μmとなるようにバーコーターで塗布したの
ち、180℃で20分間焼付けを行った。得られた塗装
鋼板の試験結果を表3に示す。この塗装鋼板の耐候性を
サンシャインウェザーオーメーター中で光照射して調べ
た。サンシャインウェザーオーメーター中のブラックパ
ネル温度は63℃で2時間につき18分間、水をスプレ
ーした。塗膜の光沢が初期の80%となる時間によって
耐候性を評価した。結果を表3に示す。また塗装鋼板の
耐光性をフェードオーメーター中で光照射して調べた。
フェードオーメーター中の温度は50℃とし、耐光性は
耐候性と同様に光沢保持率が80%となる時間で評価し
た。結果を表3に示す。
【0049】共重合ポリエステル樹脂(A−1)を(A
−2)〜(A−5)にかえ、メトキシ化メチロールメラ
ミンとして“サイメル”303あるいは“サイメル”3
25(三井サイアナミド社製)を用い、“サイメル”3
03を用いたときは触媒としてρ−トルエンスルホン酸
(ベンジルアルコールの20%溶液)を添加して、表1
に示す塗料配合組成で同様に塗料組成物を製造した。共
重合ポリエステル樹脂とアミノ樹脂の総量と、顔料であ
る酸化チタンの重量比はすべて1:1で同様である。得
られた各塗料組成物を同様に塗布したのち、同様に焼付
け、塗膜の物性を評価するとともに耐候性および耐光性
を調べた。試験結果を表3に示す。
【0050】比較例1〜7 共重合ポリエステル樹脂(A−1)〜(A−5)を用い
て、表3に示す配合割合で実施例と同様に塗料組成物と
し塗膜物性と耐候性および耐光性を評価した。結果を表
3に示す。
【0051】
【表3】
【0052】表3の結果からヒンダードアミン化合物を
用いた実施例1〜5は、比較例に比べて耐候性および耐
光性に優れ、硬度と加工性のバランスや耐溶剤性なども
良好であることがわかる。
【0053】
【発明の効果】本発明の塗装鋼板用塗料組成物は耐候性
および耐光性に優れ、光沢や密着性が高く、硬度と加工
性のバランス及び耐溶剤性や耐汚染性も良好な塗膜を形
成する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共重合ポリエステル樹脂(A)50〜95
    重量部、アミノ樹脂(B)5〜50重量部、一般式
    (I)で表わされるヒンダードアミン化合物(C)0.
    05〜5重量部、及び一般式(II)で示される紫外線吸
    収剤(D)及び/または一般式(III) で示される紫外線
    吸収剤(E)0.05〜5重量部を含有することを特徴
    とする塗装鋼板用塗料組成物。(ただし、A+B=10
    0重量部とし、これに対しC=0.05〜5重量部、
    D、E=0.05〜5重量部とする。) 【化1】 (式中R1 は水素原子または炭素数1〜30の一価の有
    機残基を表わす。R2 〜R5 は炭素数1〜5のアルキル
    基を表わし、それぞれ同一であっても異なっていてもよ
    い。nは1以上の整数を表わし、R6 はn価の有機残基
    を表わす。) 【化2】 【化3】 (ただしR7 は炭素数1〜18のアルキル基を示し、R
    8 は水素原子あるいはR7 と同一のものか、同様なアル
    キル基を表わす。Xはハロゲン原子でありlは0あるい
    は1である。)
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008102822A1 (ja) 2007-02-20 2008-08-28 Fujifilm Corporation 紫外線吸収剤を含む高分子材料
WO2008123504A1 (ja) 2007-03-30 2008-10-16 Fujifilm Corporation 紫外線吸収剤組成物
WO2009022736A1 (ja) 2007-08-16 2009-02-19 Fujifilm Corporation ヘテロ環化合物、紫外線吸収剤及びこれを含む組成物
WO2009123141A1 (ja) 2008-03-31 2009-10-08 富士フイルム株式会社 紫外線吸収剤組成物
WO2009123142A1 (ja) 2008-03-31 2009-10-08 富士フイルム株式会社 紫外線吸収剤組成物
WO2009136624A1 (ja) 2008-05-09 2009-11-12 富士フイルム株式会社 紫外線吸収剤組成物

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