JPH0620430B2 - 内視鏡の管路組換え装置 - Google Patents

内視鏡の管路組換え装置

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JPH0620430B2
JPH0620430B2 JP59195177A JP19517784A JPH0620430B2 JP H0620430 B2 JPH0620430 B2 JP H0620430B2 JP 59195177 A JP59195177 A JP 59195177A JP 19517784 A JP19517784 A JP 19517784A JP H0620430 B2 JPH0620430 B2 JP H0620430B2
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suction
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久雄 矢部
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、内視鏡の管路組換え装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
従来、一般的に使用されてきている内視鏡は、その送
気、送水および吸引管路の途中に、手動操作による切換
え弁が介挿されている(たとえば実開昭58−9101
号公報参照)。そして、この従来の形式のものにあって
は、切換え弁の押込み操作などの手動操作によりその送
気、送水および吸引を行なう。また、別のシリンジを用
いて手動による前方送水を行なうことぐらいしかできな
かった。
ところで、最近、内視鏡にも機能項目の多様化とともに
自動化が要請されており、種々研究がなされるようにな
った。しかし、内視鏡は、一般に高価なものであり、そ
の新たな形式の内視鏡装置とする場合、これまで使用さ
れてきた内視鏡を使用しないのでは、不経済である。そ
こで、これまで汎用されてきた形式の内視鏡を高機能化
するアダプタ装置が要望されるに至った。
〔発明の目的〕
本発明は、上記事情に着目してなされたもので、その目
的とするところは、機械的な手動管路切換え弁を有する
内視鏡を、電気制御を行なう、高機能な内視鏡管路系制
御装置に接続してその機能を発揮させることができる内
視鏡の管路組換え装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、内視鏡の手動操作を行なう管路切換え弁のシ
リンダに嵌め込み、その内視鏡の管路を常時連通状態に
する挿入部材を設け、さらに、内視鏡の管路に接続され
る管路系制御装置を操作するスイッチを設けて内視鏡の
高機能化を達成する内視鏡の管路組換え装置である。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図および第2図は、新方式の内視鏡装置の組み合せ
を示すものであり、第1図は、その内視鏡1を示し、第
2図は、その外部装置部としての管路系制御装置2を示
すものである。まず、内視鏡1は、挿入部3、操作部4
およびユニバーサルコード5からなり、上記挿入部3の
先端面には、観察窓6、照明窓7、吹付けノズル8、吸
引口9および前方送水口10が配設されている。吹付けノ
ズル8は、観察窓6の外表面に向けて開口されており、
その観察窓6の外表面に洗浄水および空気を吹き付け得
るようになっている。また、ユニバーサルコード5の連
結基端部付近には、2者択一式の切換えスイッチからな
る環流スイッチSと、押している間だけONする形式
の前方送水スイッチSが設けられている。さらに、操
作部4には、押している間だけONする形式の吸引スイ
ッチSとが設けられ、さらに、これに並んで送気スイ
ッチSと送水スイッチSを組み込んだ2段押込み式
スイッチ12とが設けられている。
ユニバーサルコード5の延出先端部13には、それぞれ
可撓性の接点コード14と管路コード15とが連結され
ており、接点コード14の先端には、6個の内視鏡側の
各種接点C,…,Cが配設されている。これらのう
ち接点C,…,Cには、前述した各スイッチS
…,Sがそれぞれ対応して電気的に接続されている。
そして、この各接点C,…,Cは、管路系制御装置
2に対応して設けた管路系制御装置部側の接点C′,
…,C′に対してそれぞれ接続される。
また、管路コード15の先端には、4個の内視鏡側の各
種の口金C,…,C10が設けられており、そして、こ
の各口金C,…,C10は、外部装置部2に対応して設
けた管路系制御装置部側の口金C′,…,C10′にそ
れぞれ接続されるようになっている。
一方、上記観察窓6の内側には、対物レンズ16を介し
て固体撮像素子17が設置されている。そして、観察窓
6を通じて観察される視野を固体撮像素子17の受像面
に結像することにより、固体撮像素子17は、その画像
を電気信号に変換する。この変換された電気信号は、信
号ケーブル18を通じて伝送される。この信号ケーブル
18は、内視鏡1内を通り、上記接点コード14の接点
に対して電気的に接続されている。
また、照明窓7の内側には、光学繊維束からなるライト
ガイド19の先端が対向して設置されている。このライ
トガイド19は、内視鏡1内を通して上記ユニバーサル
コード5の延出先端部13に達しており、その入射側端
部は、ライトガイド管21に内挿されている。そして、
このライトガイド管21が、上記管路系制御装置2に接
続されたとき、そのライトガイド19の入射端面は、第
2図で示すように光源22に対向して照明光の入射を受
けるようになっている。
また、上記吹付けノズル8には、送気管路23と送水管路
24が接続されている。また、上記吸引口9には、吸引
管路25の先端が接続されており、また、前方送水口10
には、前方送水管路26の先端が接続されている。そし
て、これらの各管路23,24,25,26は、ともに
内視鏡1内を通して前記管路コード15に導びかれる。
そして、送気管路23は、口金Cに接続されており、
また、送水管路24は、口金Cに接続されている。さ
らに、吸引管路25は、口金C10に接続されており、ま
た、前方送水管路26は、口金Cに接続されている。
一方、上記管路系制御装置2は、第2図で示されるよう
に構成される。すなわち、送気用口金C′には、除湿
フイルタ28を介して送気用ポンプPが接続される。
この送気用ポンプPは、第1のバルブVを通じて供
給される空気を加圧して送気用口金C′側に送り出す
ものである。また、第1のバルブVは、外気を吸入す
る外気吸入端Aと、後述する環流系路手段の環流パイプ
29を接続する環流吸入端Bを有し、上記送気用ポンプ
に接続した吐出端Cに対して外気吸入端Aと環流吸
入端Bとのいずれかを択一的に連通させる切換えバルブ
からなる。なお、上記除湿フイルタ28は、多孔質の吸
湿剤、たとえば脱脂綿にシリカゲルを混入したものを内
蔵してなり、後述するように体腔内に送気する空気中か
ら水分を極力除去し、特に環流持、観察窓6のくもり防
止を図るためのものである。
また、送水用口金C′には、第2のバルブVを介し
て送水タンク31が接続されている。この送水タンク3
1への接続開口端32は、その送水タンク31の比較的
底部に開口し、供給用水33中に埋没している。送水タ
ンク31内の上部空間には、送水用送気ポンプPが連
通接続されており、加圧用空気を送り込むようになって
いる。この送水用送気ポンプPの吸入端は、環流パイ
プ29の途中に接続されている。
さらに、前方送水用口金C′には、噴霧用送気ポンプ
が接続されている。この噴霧用送気ポンプPの吸
入端は、前記環流パイプ29の途中に接続されていて、
その環流パイプ29を通じて空気を吸入するようになっ
ている。また、前方送水用口金C′と噴霧用送気ポン
プPとの間を連通する管路34は、第3のバルブV
を介して前記第2のバルブVと送水タンク31との間を
連通する管路35の途中に接続されている。
また、吸引用口金C10′には液溜めタンク36およびフ
イルタ37を順次直列に介して前記環流パイプ29およ
び吸引ポンプPとに並列に接続されている。なお、上
記フイルタ37は、多孔質のセラミックからなり、液溜
めタンク36内ではね返って吸い込まれてしまう液滴など
を除去するものである。
ところで、上記各バルブV,V,Vおよび各ポン
プP,P,P,Pは、制御回路38の制御指令
を受けて作動する。また、制御回路38は、前記各接点
′,…,C′に電気的に接続されていて、それら
より信号を受けるようになっている。
さらに、管路系制御装置2には、接点C′に接続され
るビデオプロセス回路39が接続されていて、前記固体
撮像素子17からの画像信号を処理し、モニタ40に画
像を再生させる。また、管路系制御装置2には、通常の
送水動作と気泡混合水の送水動作とを選択する切換えス
イッチSが設けられている。
次に、上記構成による内視鏡装置の動作を説明する。な
お、表は各種動作時における各可動部の相互関係の状態
を示したものである。
この表において「φ」は、OFFまたは閉塞を表わし、
「1」は、ONまたは連通を表わす。「A」は、第1の
バルブVの吸入端が外気吸入端Aのみが開口し、
「B」は、環流吸入端Bのみが開口した動作状態をそれ
ぞれ表わしている。「N」は、前方送水スイッチS
ONしてもその影響を受けないで作動することを表わし
ている。
ところで、送水動作にも、気泡を混せない通常の送水を
行なう場合(W)と、気泡を混合して送水を行なう場合
(AW)とがあり、切換えスイッチSによりあらかじ
めその一方が選択される。また、この各場合において吸
引口9から環流パイプ29を経て吹付けノズル8に至る
環流動作を働かす場合と動かさない場合とがあり、これ
は環流スイッチSによって選択される。
〔1〕 そこで、まず、気泡を混合して送水を行なう場
合(AW側)であって、環流スイッチSをON操作し
て環流動作を行なうときの各動作について説明する。
(前方送水動作) この前方送水動作は、前方送水スイッチSを押して行
なう。そして、この押込み操作が続く間、前方送水動作
が行なわれる。すなわち、前方送水スイッチSのON
信号を制御装置38が受けて送気用ポンプP,送水用送
気ポンプPおよび噴霧用送気ポンプPを共に作動さ
せる。ただし、吸引ポンプPは、停止状態のままにし
ておく。さらに、第1のバルブVを環流吸入端B側に
切り換え、送気ポンプPと環流パイプ29とを連通す
る。また、第2のバルブVは、閉塞したままで第3の
バルブVを開通させておくのである。しかして、吸引
ポンプP側が遮断されたまま、他の3つのポンプ
,P,Pがそれぞれ作動するため、環流パイプ
29および内視鏡1の吸引管路25通じて体腔内の空気
等を吸引する。そして、体腔内の空気等を液溜めタンク
36およびフイルタ37を通じて吸引する途中で液や固
形分を除去し、その空気のみを各ポンプP,P,P
側にそれぞれ分割して送り込む。まず、送気用ポンプ
から吐出される空気は、除湿フイルタ28により湿
気が除去されて送気用口金C,C′を通り、内視鏡
1の送気管路23に送り込まれる。そして、吹付けノズ
ル8から観察窓6の外表面に向けて吹き付け、その外表
面におけるくもりを防止する。また、送水用送気ポンプ
から吐出される加圧した空気は、送水タンク31に送
り込まれてその送水タンク31内の供給用水を加圧す
る。加圧された供給用水33は、開放された第3のバル
ブVを通じて前方送水用の口金C,C′側へ送り
込まれる。なお、第2のバルブVは、閉塞されている
ので、送水用口金C,C′側へは流れない。また、
前方送水用の口金C,C′側には、噴霧用送気ポン
プPからの空気が送り込まれて上記供給用水33に混
入する。そして、気泡を混入した状態となった供給用水
は、前方送水管路26に送り込まれて前方送水口10から
噴霧状に吹き出す。この気液混合流体を前方に噴出させ
ることにより体腔内を強力に洗浄するのである。なお、
この際、前述したように観察窓6には、吹付けノズル8
から空気が吹き付けられているので、その観察視野は確
保されている。また、上記吹付けノズル8および前方送
水口10から空気分が吹き出すが、これは前述したように
吸引管路25等の環循系路を通じて再び上記各ポンプP
,P,Pに吸引供給される。このように体腔内に
送り込まれる空気自体をその体腔内から調達する環流系
路を構成しており、したがって、この前方送水動作中に
おいて仮に送水タンク31内の供給用水33がなくなって
送気だけとなっても、体腔内に空気が過剰に溜ることは
ない。
すなわち、送水タンク31内に供給用水33がまだ残っ
ているときは、その送水タンク31内の空気は充分加圧
されて縮められている。このとき、第3のバルブV
開いているため、仮に送水タンク31内の供給用水33
がなくなると、第3のバルブVを通じて体腔内に送り
込まれてしまう。そして、送水タンク31内の空気圧が
体腔内圧(ほぼ大気圧)に等しくなるまで、その体腔内
に送り込まれてしまう。しかし、前述したように体腔内
の空気は、遂次回収されるため、圧縮されるべき空気が
体腔内へ送り込まれても、体腔内で膨張してその体腔を
過剰にふくらませることがない。もっとも、今、仮に、
送水タンク31の容量を250cc,送水用送気ポンプP
の最大吐出圧力を0.3kg/cm2とすると、体腔内には、
250×0.3=75mlが送気されてしまう。しかし、こ
れには次のように相当の時間がかかる。つまり、送水用
送気ポンプPにすれば、その吸引空気量と吐出空気量
は、等しいので、この送水用送気ポンプPのことは、
一応無視して考える。内視鏡1の管路の時間当りの流量
は、その管路の管路抵抗(体腔内圧が零なので圧力源の
圧力に等しい。)の2乗に比例するとし、圧力が0.3kg
/cm2のとき、20ml/secだとすると、最初の2秒間で
25.4ml,最初の5秒間で42.6mlが送気され、そして、7
2.5mlが送気されるまでは、110secもかかる。すなわ
ち、送水タンク31内の空気の影響は、実用上全んど無
視してよい。
(吸引動作) この吸引動作は、吸引スイッチSを押すことにより行
なわれ、そして、この動作はその吸引スイッチSが押
している間継続する。すなわち、吸引スイッチSが押
されると、そのON信号を受けた制御装置38は、送気
用ポンプPと吸引ポンプPを作動させる一方、送水
用送気ポンプPおよび噴霧用送気ポンプPを停止さ
せておく。また、第1のバルブVを環流吸入端B側へ
切り換えて外気吸入端A側を遮断する。さらに、第2お
よび第3のバルブV,Vをそれぞれ遮断する。
しかして、吸引ポンプPの吸引作用により吸引管路2
5等の循環系路を通じて体腔内の空気等を吸引する。こ
のとき、液状物や固形物は液溜めタンク36において除
去され、さらに、フイルタ37において確実に除去し、
空気のみを外へ排出する。また、このように吸引した空
気の一部は、環流パイプ29を通じて送気ポンプP
へ送られ、内視鏡1の送気管路23に送り込まれる。そ
して、前述したと同様に吹付けノズル8から観察窓6の
外表面に向けて吹き付けることにより、その外表面のく
もりを防止するのである。
(送気動作) この動作は、送気スイッチS、つまり、2段押込み式
スイッチ12を1段目まで押し込むことにより行なわれ
る。送気スイッチSが押されることにより、そのON
信号が制御装置38に送られ、送気動作状態になる。すな
わち、送気ポンプPのみが作動し、他のポンプP
,Pはすべて停止状態にあり、また、第1のバル
ブVは外気吸入端A側に切り換わる。また、第2およ
び第3のバルブV,Vは共に閉塞遮断する状態にあ
る。
しかして、第1のバルブVの外気吸引端Aから外気を
吸引してこれを送気ポンプPにより加圧し、送気管路
23側へ送り、吹付けノズル8から体腔内へ送気するの
である。
(送水動作) この動作は、送水スイッチS、つまり、2段押込み式
スイッチ12を2段目まで押し込むことにより行なわれ
る。なお、2段目まで押し込むため、送気スイッチS
もONするが、制御装置38は、量スイッチS,S
が共にONしているときは、送水スイッチSのみがO
Nしているものとして処理する。そして、この場合に
は、送水ポンプPと送水用送気ポンプPが作動し、
噴霧用送気ポンプPおよび吸引ポンプPは、停止さ
せておく。また、第1のバルブVを環流吸引端B側に
切り換える。さらに、第2のバルブVは開放し、第3
のバルブVは閉塞する。
しかして、吸引管路25と、送気管路23および送水管
路24との間に循環系路が形成され、吸引管路25から
吸引した体腔内の空気を再び送気管路23および送水管
路24を通じて体腔内側へ送り込むが、このとき次のよ
うな作用で行なわれる。すなわち、送気ポンプPで送
る空気は、送気管路23を通じて吹出しノズル8に送ら
れる。また、これと同時に送気用送気ポンプPの送気
圧で加圧される送水タンク31内の供給用水を加圧し、
この供給用水は、第2のバルブVを通じて送水管路2
4に送り込まれたのち上記送気ポンプPからの空気と
吹出しノズル8の手前で合流し、気液混合流体となり、
そして、吹出しノズル8から噴霧状に噴き出し、観察窓
6を強力に洗浄する。また、前述したようにこのとき使
用される空気は、循環しており、体腔内に過剰送気する
ことはない。
〔2〕 次に、前述した場合と同じく送水を気液混合で
行なう場合(AW側)では、あるが、環流スイッチS
をOFFしてあるときの各動作を説明する。
(前方送水動作) この動作状態は、前記〔1〕の場合の(前方送水動作)
と同じである。
(吸引動作) この動作のときは、さらに、送水ポンプPも作動せず
停止する点が異なるのみで他は前記〔1〕の場合の(吸
引動作)の状態と異ならない。すなわち、各ポンプ
,P,Pが共に停止し、吸引ポンプPが作動
する。また、第1のバルブVが環流吸入端B側に切り
換わり、外気吸入端Aが閉塞する。さらに、第2および
第3のバルブV,Vが共に閉塞遮断状態になってい
る。しかして、吸引管路25に通じる吸引ポンプP
みが働き、その吸引管路25を通じて体腔内の液状物な
どを吸引することができる。なお、吸引した空気は、外
部に排出する。
(送気動作) この送気動作は、前記〔1〕の送気動作と同じく行なわ
れる。
(送水動作) この送水動作も前記〔1〕の場合の送水動作と同じく行
なわれる。つまり、空気の環流が行なわれ、体腔内への
過剰送気を防止することができる。
〔3〕 気体を混入させない水で送水を行なう場合、つ
まり、切換えスイッチSが通常の送水動作側(W)に
切り換って場合であり、しかも、環流スイッチSをO
Nさせてある場合については次の通りである。
(前方送水動作) この場合には、送気用ポンプPと送水用送気ポンプP
を作動させるが、他の噴霧用送気ポンプPおよび吸
引ポンプPを停止させておく。また、第1のバルブV
を環流吸入端B側へ切り換える。さらに、第2のバル
ブVを閉じ、第3のバルブVを開く。
しかして、上記送気用ポンプPと送水用送気ポンプP
の吸引作用を受けて吸引管路25から環流パイプ29
を通じて体腔内の空気を吸い込み、その一部の空気は送
気用ポンプPにより内視鏡1の送気管路23に送り、
吹付けノズル8から観察窓6に吹き付けてくもり防止を
行なう。一方、送水用送気ポンプPにより加圧された
空気は、送水タンク31に送り込まれてその送水タンク
31内の供給用水を加圧する。そして、この供給用水3
3を第3のバルブVを通じて内視鏡1の前方送水管路
26へ供給されて前方送水口10から体腔内に噴出され
る。このように環流系路を構成して体腔内から空気を調
達し、この空気により上記送気および前方送水を行なう
ことができる。したがって、この動作中、仮に送水タン
ク31内から供給用水がなくなっても過剰に送気を行な
うことが防止される。
(吸引動作) この場合の動作は、前記〔1〕の場合の吸引動作と同じ
である。
(送気動作) この場合の動作は、前記〔1〕の場合における送気動作
と同じである。
(送水動作) この場合には、送気ポンプP,噴霧用送気ポンプP
および吸引ポンプPが停止しており、送水用送気ポン
プPのみが作動する。また、第1のバルブVが環流
吸入端B側に切り換っており、さらに、第2のバルブV
が開き、第3のバルブVが閉じている。
しかして、送水用送気ポンプPの吸引作用により吸引
系路たる吸引管路25および環流パイプ29などを通じ
て体腔内の空気を吸い込み、この空気を送水用送気ポン
プPにより加圧して送水タンク31に送り込み、供給
用水33を加圧する。そして、この供給用水33を第2
のバルブVおよび内視鏡1の送水管路24を通じて送
り、吹出しノズル8から観察窓6に吹き付ける。この場
合使用する空気も体腔内から調達するため、送水タンク
31内の供給用水33がなくなっても体腔内へ過剰に送
気することが防止できる。
〔4〕 切換えスイッチSが通常の送水動作側(W)に
切り換っており、しかも、環流スイッチSがOFFであ
る場合は、次のような動作を行なう。
(前方送水動作) この場合、〔3〕の場合の(前方送水動作)と異なるの
は、送気ポンプPも停止していることである。他は同
じ状態にある。しかして、この場合の前方送水動作中に
は、送気は行なわれない。そして、この場合、気液混合
流体の送水でないのは、観察窓6のくもり防止作用が特
に必要でないことによる。
(吸引動作) この場合は、〔2〕の場合の吸引動作と同じである。
(送気動作) この場合は、〔1〕の場合の送気動作と同じである。
(送水動作) この場合は、〔3〕の場合の(送水動作)と同じであ
る。
一方、環流スイッチSをON操作したときは、環流送
気が行なわれる。すなわち、送気ポンプPが作動する
が、送水用送気ポンプP,噴霧用送気ポンプPおよ
び吸引ポンプPは、共に停止している。また、第1の
バルブVが環流吸入端B側へ切り換わり、第2第3の
バルブVは閉ている。
しかして、送気管路23などの送気系と吸引管路25な
どの吸引系が環流パイプ29を通じてつながり、送気ポ
ンプPの作動により体腔内から吸引するとともに、こ
の吸引した空気を再び送気するのである。
なお、表の右欄で示したように前方送水スイッチS
送気スイッチSを同時に押したときは、第2のバルブ
が閉塞し、送水は行なわれず、前方送水のみが行な
われる。したがって、観察窓6からの視野が確保されて
いるので、安全である。
また、切換えスイッチSにより通常送水(W)と気液混
合流による送水(AW)との切り換えは、吹出しノズル
8が別々のときは、送水側だけのほうがよい。また、前
方送水においても場合によってはその通常送水(W)と
気液混合流による送水(AW)のみを切り換える。
一方、第3図は、従来、使用されてきた代表的な内視鏡
41である。
この内視鏡41も、送気管路23,送水管路24,吸引
管路25および前方送水管路26を有するが、送気管路
23と送水管路24の途中には、送気送水用切換え弁4
2が介挿され、また、吸引管路25の途中には、吸引用
切換え弁43が介挿されている。この各切換え弁42,
43は、共に操作部4に設けられている。また、前方送
水管路26の基端側は、操作部4に設けた口金C15に接
続されており、その口金C15に接続するシリンジ44に
より強力な手動送水を受けるようになっている。さら
に、ユニバーサルコード5の延出先端部13には、送気
用口金C11,C12、送水用口金C13および吸引用口金C
14が設けられている。そして、上記送気用口金C11,C
12には、送気管路23の基端側が接続されている。送水
用口金C13には、送水管路24の基端側が接続されてい
る。吸引用口金C14には、吸引管路25の基端側が接続
されている。上記ユニバーサルコード5の延出先端部1
3は、光源装置45に接続されるようになっており、こ
の接続時には、送気用口金C11が光源装置45内に設け
た送気ポンプPに接続される。また、送気用口金C12
と送水用口金C13には、それぞれ送気チューブ46と送
水チューブ47とが接続される。さらに、吸引用口金C
14には、吸引装置48が接続される。この吸引装置48
は、液溜めタンク49と吸引ポンプPとからなる。な
お、上記光源装置45には、内視鏡41のライトガイド
19の入射端面に対向する光源ランプ50が設けられて
いる。
また、上記送気送水用切換え弁42は、シリンダ51と
これに着脱自在に嵌め込むピストン52とからなり、上
記ピストン52には、リーク孔53が貫通して設けられ
ており、ピストン52の頭部には操作面が形成されてい
る。さらに、ピストン52の外周には、連通用の周回溝
54が形成されている。このピストン52は、付勢用コ
イルばね55により外方突出方向へ付勢され、着脱自在
な取付け環56に当って待機している。そして、この待
機位置において、送気管路23は、そのシリンダ51の
底部空間を介して連通しており、また、通常は、リーク
孔53を通じて外部にも連通するため、外部へ空気が逃
げ、送気されない。リーク孔53を指でふさぐことによ
り送気を行なう。また、上記待機時において送水管路2
4間は、ピストン52の周面部によって閉塞遮断されて
いるが、リーク孔53をふさぎながらピストン52を押
し込むことにより送水管路24間に周回溝54が位置し
て連通し送水が行なわせる。なお、この送水時送気管路
24間は、ピストン52の周面部によって閉塞遮断され
る。つまり、ピストン52の手動操作によって送気送水
操作を行なわせることができる。
また、吸引用切換え弁43も、シリンダ57とこれに着
脱自在に嵌め込むピストン58とからなり、ピストン5
8には、リーク孔59が貫通して設けられている。ピス
トン58の外周には、連通用の周回溝60が形成されて
いる。このピストン58は、付勢用コイルばね61によ
り外方突出方向へ付勢されていて、着脱自在な取付け環
62に当り待機している。そして、この待機位置におい
て吸引管路25間は、ピストン58の外周面部によって
閉塞遮断されているが、吸引基端側は、リーク孔59に
連通して外気を吸引している。つまり、本来の吸引動作
は、行なわれない。そこで、吸引を行なう場合には、リ
ーク孔59を指で塞ぎながらピストン58を押し込む。
すると、吸引管路25間に周回溝60が位置してその吸引
管路25を連通するため、吸引が行なわれる。しかし
て、この吸引操作も手動によって行なわれる。
ところで、このような従来形式の内視鏡41を前述した
新方式の内視鏡装置として使用するためのアダプタ装置
が第4図で示される。
この装置は、上記送気送水用切換え弁42および吸引用
切換え弁43の各シリンダ51,57にそれぞれ密に嵌
め込む挿入部材63,64を有してなり、上記各挿入部
材63,64は、それぞれ取付け環56,62を利用し
て着脱自在に取付け固定される。さらに、送気送水用切
換え弁42側に取り付ける挿入部材63は、送気管路2
3間を連通する通路62と、送水管路24間を連通する
周回溝66とを設けてなり、そして、上記送気管路23
と送水管路24とをそれぞれ個別的に連通させるように
なっている。また、吸引用切換え弁43側に取り付ける
挿入部材64は、吸引管路25間を連通する通路67を設
けてなるものである。しかして、各挿入部材63,64
を取り付けることにより、送気管路23、送水管路24
および吸引管路25をそれぞれ全長にわたり常に連通状
態に維持するようになっている。
送気送水用切換え弁42側の挿入部材63の頭部には、
第5図で示すように送気送水操作スイッチ部68が組み
込まれている。すなわち、プラスチック製の外筒69を
設け、この外筒69の外端部には、操作釦70としての第
1の可動部材71が摺動自在に嵌挿され、さらに、その
第1の可動部材71の内側には、第2の可動部材72が
摺動自在に設けられている。第2の可動部材72は、外
筒69の内側に設けた支持筒73に対して摺動自在に取
り付けられている。そして、第1の可動部材71は、支
持筒73との間に介在した第1のコイルばね74により
外方突出方向へ付勢されていて、外筒69のつば75に
当り待機している。また、第2の可動部材72は、受枠
76との間に介在した第2のコイルばね77により外方
突出方向へ付勢されて上記支持筒73のつば78に当り
待機している。さらに、各可動部材71,72は、待機
位置において離間しており、この両可動部材71,72
には、ピストン52の頭部の操作面と同様の感覚で操作
できる操作面を有した送気スイッチSが組み込まれて
いる。つまり、第1の可動部材71の下面には、接点板
79が取り付けられており、また、この接点板79に対
向して第2の可動部材72の上面には、上記接点板79
に対向して一対の接点80,81を設けたものである。
第2の可動部材72と受枠76には、ピストン52の頭
部の操作面と同様の感覚で操作できる操作面を有した送
気スイッチSが組み込まれている。すなわち、第2の
可動部材72の下面には、接点板82を取り付け、受枠
76には、その接点板82に対向して一対の接点83,
84を設けたものである。そして、送気スイッチS
は、操作釦70たる第1の可動部材71を押し込むこ
とにより、接点板79を接点80,81に押し付けて閉
成する。また、送水スイッチSは、送気スイッチS
を閉成した上記位置からさらに操作釦70を強く押し込
むことにより接点板79を接点82,83に押し付けて
閉成するものである。つまり、これらスイッチS,S
は、2段押込みスイッチを構成している。
送気スイッチSおよび送水スイッチSの各接点8
0,81,83,84は、それぞれリード線85をそれ
ぞれ介してコネクタ86に接続されており、また、この
コネクタ86には、信号コード87,88が接続されて
いる。そして、この信号コード87,88は、可撓性の
コードケーブル89を通じて導びかれる。
一方、吸引用切換え弁43側の挿入部材64の頭部に
は、押釦式スイッチからなる吸引スイッチSが設けら
れている。そして、この吸引スイッチSからの信号コ
ード90は、上記コードケーブル89に導びかれてい
る。
また、コードケーブル89の途中部分には、内視鏡41
のユニバーサルコード5の根元付近に嵌着する取着部9
1が設けられ、さらに、コードケーブル89の延出先端
部92は、前記管路系制御装置2に接続されるようにな
っている。上記取着部91には、環流スイッチSと前
方送水スイッチSとが設けられている。
そして、上記環流スイッチS,前方送水スイッチ
,吸引スイッチS,送気スイッチSおよび送水
スイッチSの各信号コード87,88,93,94
は、コードケーブル89を通じて上記延出先端部92に
導びかれて対応する各接点C,C,C,Cに接
続されている。この接点C,C,C,Cは、前
述した管路系制御装置2の接点C′,C′,C
にそれぞれ接続されるようになっている。
一方、この内視鏡41の送気用口金C11は、その延出先
端部13を管路系制御装置2に接続したとき、その管路
系制御装置2側の口金C11′に接続される。また、別の
送気用口金C12,送水用口金C13および吸引用口金C14
には、それぞれ連結チューブ95,96,97の一端に
取り付けた接続口金98,99,100を着脱自在に接
続する。連結チューブ95,96,97の他端には、前
記内視鏡1の場合と同じ口金C,C,C10が設けら
れている。また、前方送水管路26の口金C15には、連
結チューブ101の一端に設けた接続口金102が着脱
自在に接続される。連結チューブ101の他端には、前
記内視鏡1の場合と同じ口金Cが設けられている。そ
して、上記口金C,C,C,C10は、それぞれ前
述した管路系制御装置2の口金C′,C′,
′,C10′に対しそれぞれ着脱自在に接続されるよ
うになっている。
また、内視鏡41の接眼部103には、電子カメラ10
4が装着されるようになっており、この電子カメラ10
4のコード105は、管路系制御装置2の接点C′に
接続されるようになっている。
しかして、このような組換え装置を用いれば、従来形式
の内視鏡41が新方式の内視鏡1の場合の構成と同じと
なり、しかも、管路系制御装置2に適合する。したがっ
て、前述したと同様に管路系制御装置2を用いて新形式
の機能を発揮する。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、機械的な手動管路
切換え弁を有する内視鏡であっても、その管路系を自動
的に制御する形式のものとして使用できるとともに、高
機能化を達成できる。たとえば、観察窓のくもりや汚染
防止のために環流させたり、気液混合流体によって強力
に洗浄し、かつ環流を行なって過剰送気を防止したり、
その他種々のシーケンシャル制御を行なうなどが容易に
可能になる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図はその新
形式の内視鏡の概略的な構成図、第2図はその外部装置
部の概略的な構成図、第3図は従来形式の内視鏡システ
ムの概略的な構成図、第4図は従来形式の内視鏡に組換
え装置を取り付けた概略的な構成図、第5図はその組換
え装置における送気送水スイッチ部の断面図である。 1……内視鏡、2……管路系制御装置、23……送気管
路、24……送水管路、25……吸引管路、26……前
方送水管路、41……内視鏡、42……送気送水用切換
え弁、43……吸引用切換え弁、44……シリンジ、6
3……挿入部材、64……挿入部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡本体の内部に、一端を挿入部先端に
    開口し他端から流体を供給あるいは吸引をする流体用管
    路を配設し、前記流体用管路の途中に、シリンダとこの
    シリンダに対して移動自在に装着され前記流体用管路の
    開閉を行う操作面を有するピストンとからなる手動管路
    開閉弁を設けた内視鏡と、 前記シリンダに対して前記ピストンと選択的に装着さ
    れ、前記管路を連通状態に固定する挿入部材と、 前記挿入部材の頭部に設けられ、オン・オフ操作を行う
    ための操作面を有するスイッチと、 前記内視鏡本体の流体用管路へ接続され、前記スイッチ
    のオン・オフ操作に応じて前記流体用管路への流体の供
    給あるいは流体用管路からの流体の吸引のうち少なくと
    も一方を制御する管路制御装置と、 を具備したことを特徴とする内視鏡の管路組換え装置。
JP59195177A 1984-09-18 1984-09-18 内視鏡の管路組換え装置 Expired - Lifetime JPH0620430B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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