JPH06217638A - きのこの栽培方法 - Google Patents
きのこの栽培方法Info
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- JPH06217638A JPH06217638A JP4085920A JP8592092A JPH06217638A JP H06217638 A JPH06217638 A JP H06217638A JP 4085920 A JP4085920 A JP 4085920A JP 8592092 A JP8592092 A JP 8592092A JP H06217638 A JPH06217638 A JP H06217638A
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Landscapes
- Mushroom Cultivation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 きのこ栽培における培養状態等を的確に把握
して、生産効率を高め、良品を容易に生産する。 【構成】 おが屑等の培養基を容器内に充填して栽培す
るきのこの栽培方法において、前記容器内に充填した培
養基についてその容器内での培養基の固形分量を指標と
し、この固形分量値にもとづいて栽培管理する。
して、生産効率を高め、良品を容易に生産する。 【構成】 おが屑等の培養基を容器内に充填して栽培す
るきのこの栽培方法において、前記容器内に充填した培
養基についてその容器内での培養基の固形分量を指標と
し、この固形分量値にもとづいて栽培管理する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はきのこの栽培方法に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】本発明者は先に、きのこ栽培において培
養基を容器に収納した状態でその水分量、固形分量、空
間量を知ることによって培養基の状態を的確に把握する
ことが可能になり、これら水分量、固形分量、空間量を
調整することによって的確な栽培をなし得ることについ
て示した(特開平2-255015号公報)。すなわち、培養基
を用いたきのこ栽培ではおが屑や米糠等の栄養源の配合
比率を調整したり、培養基の水分を調整したりして培養
基を調製するが、このような培養基の管理方法では容器
に培養基を充填した状態を的確に管理することができ
ず、的確な管理によるきのこ栽培を行うことができな
い。
養基を容器に収納した状態でその水分量、固形分量、空
間量を知ることによって培養基の状態を的確に把握する
ことが可能になり、これら水分量、固形分量、空間量を
調整することによって的確な栽培をなし得ることについ
て示した(特開平2-255015号公報)。すなわち、培養基
を用いたきのこ栽培ではおが屑や米糠等の栄養源の配合
比率を調整したり、培養基の水分を調整したりして培養
基を調製するが、このような培養基の管理方法では容器
に培養基を充填した状態を的確に管理することができ
ず、的確な管理によるきのこ栽培を行うことができな
い。
【0003】たとえば、同じ850cc の栽培びんに培養基
を充填する場合、水分率60% の培養基を600g充填する場
合と水分率65% で610g充填する場合では、栽培びん中で
の比率を比較すると、前者は水分量39% 、固形分量19.8
% 、空間量41.4% であり、後者は水分量41.7% 、固形分
量18.4% 、空間量39.9% となって、充填した培養基の重
さは後者のほうが重いのに対して固形分量の成分比率は
後者のほうが小さくなっている。このように、きのこ栽
培で培養基の状態をとらえる際には、培養基を収納する
容器内における水分量、固形分量、空間量を指標とする
ことによってはじめて正確な管理を行うことができる。
を充填する場合、水分率60% の培養基を600g充填する場
合と水分率65% で610g充填する場合では、栽培びん中で
の比率を比較すると、前者は水分量39% 、固形分量19.8
% 、空間量41.4% であり、後者は水分量41.7% 、固形分
量18.4% 、空間量39.9% となって、充填した培養基の重
さは後者のほうが重いのに対して固形分量の成分比率は
後者のほうが小さくなっている。このように、きのこ栽
培で培養基の状態をとらえる際には、培養基を収納する
容器内における水分量、固形分量、空間量を指標とする
ことによってはじめて正確な管理を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、きの
こ栽培では容器内における培養基の水分量、固形分量、
空間量が培養基の状態を示す指標としてきわめて重要で
あるが、従来は培養基を充填した際に空間量を大きくす
ることがきのこの生育条件に好適であることを示すに過
ぎなかった。ところで、本発明者が種々の生育条件下で
きのこ栽培を行い、上記の水分量、固形分量等の変化に
ついて調べたところ、培養基の状態を示す指標のうちと
くに固形分量値が培養条件等を効果的に反映するもので
あることが判明し、固形分量値を指標として管理するこ
とによって培養状態等を的確に把握し得ることを見いだ
した。
こ栽培では容器内における培養基の水分量、固形分量、
空間量が培養基の状態を示す指標としてきわめて重要で
あるが、従来は培養基を充填した際に空間量を大きくす
ることがきのこの生育条件に好適であることを示すに過
ぎなかった。ところで、本発明者が種々の生育条件下で
きのこ栽培を行い、上記の水分量、固形分量等の変化に
ついて調べたところ、培養基の状態を示す指標のうちと
くに固形分量値が培養条件等を効果的に反映するもので
あることが判明し、固形分量値を指標として管理するこ
とによって培養状態等を的確に把握し得ることを見いだ
した。
【0005】きのこ栽培においては菌糸の培養状態がそ
の後の子実体の発生等において重要な要素となるもので
あるが、実際に培養の進み具合を知ることはかなり困難
である。従来は経験に基づいて一定環境下で一定日数培
養するといった方法で管理するのがふつうで、菌糸のま
わり具合を観察して培養の進み具合を知る程度である。
本発明はこのように培養状態等を的確に知ることが困難
であったきのこ栽培において、ある程度量的にその培養
状態を知ることを可能とし、培養の進み具合を管理する
ことによって培養不良等をなくして確実に良品のきのこ
を生産することを可能にして生産性を高めることのでき
るきのこの栽培方法を提供することを目的としている。
の後の子実体の発生等において重要な要素となるもので
あるが、実際に培養の進み具合を知ることはかなり困難
である。従来は経験に基づいて一定環境下で一定日数培
養するといった方法で管理するのがふつうで、菌糸のま
わり具合を観察して培養の進み具合を知る程度である。
本発明はこのように培養状態等を的確に知ることが困難
であったきのこ栽培において、ある程度量的にその培養
状態を知ることを可能とし、培養の進み具合を管理する
ことによって培養不良等をなくして確実に良品のきのこ
を生産することを可能にして生産性を高めることのでき
るきのこの栽培方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため次の構成を備える。すなわち、おが屑等の培養
基を容器内に充填して栽培するきのこの栽培方法におい
て、前記容器内に充填した培養基についてその容器内で
の培養基の固形分量を指標とし、この固形分量値にもと
づいて栽培管理することを特徴とする。
するため次の構成を備える。すなわち、おが屑等の培養
基を容器内に充填して栽培するきのこの栽培方法におい
て、前記容器内に充填した培養基についてその容器内で
の培養基の固形分量を指標とし、この固形分量値にもと
づいて栽培管理することを特徴とする。
【0007】
【発明の概要】本発明にかかるきのこの栽培方法は、培
養基の固形分量を指標とすることによって培養条件等を
把握することを特徴とする。以下に実際のきのこ栽培で
固形分量が変化する様子について説明する。表1は栽培
びんを用いた「ぶなしめじ」について調査した結果を示
す。各欄にびん重量変化、水分率変化等を示す。
養基の固形分量を指標とすることによって培養条件等を
把握することを特徴とする。以下に実際のきのこ栽培で
固形分量が変化する様子について説明する。表1は栽培
びんを用いた「ぶなしめじ」について調査した結果を示
す。各欄にびん重量変化、水分率変化等を示す。
【0008】
【表1】
【0009】図1〜図3は上記調査結果をグラフ化した
ものである。図1は水分率、図2はびん重量、図3は固
形分量についてそれぞれ変化する様子を示している。図
1から培養日数が経過するとともに初期状態で65% に水
分調整していた培養基の水分率が徐々に上昇していく様
子がわかる。これに対し、図2に示すようにびん重量は
増加せず、結果として固形分量についてみると図3に示
すようにかなり急激に減少していく。図3で破線が固形
分量の減少量を示す。
ものである。図1は水分率、図2はびん重量、図3は固
形分量についてそれぞれ変化する様子を示している。図
1から培養日数が経過するとともに初期状態で65% に水
分調整していた培養基の水分率が徐々に上昇していく様
子がわかる。これに対し、図2に示すようにびん重量は
増加せず、結果として固形分量についてみると図3に示
すようにかなり急激に減少していく。図3で破線が固形
分量の減少量を示す。
【0010】培養が進むとともに菌糸は栄養源をとりこ
んで培養基中に徐々に蔓延していくが、培養が進むとと
もに固形分量が減少していくのは、菌糸が生長していく
際に培養基を分解してこれを炭酸ガス化し、容器外に放
出するためと考えられる。すなわち、固形分量が減少し
ていくということは、菌糸の生長が進み、培養が進んで
いるということを示している。したがって、この固形分
量を指標として管理すれば、これによって培養状態を的
確に判断することが可能であり、培養の進展度合いをあ
る程度量的に管理することが可能になる。表1の最下欄
に示す培養効率は培養効率=期間中の固形分減少量/培
養日数によって培養の進み具合を示したものである。培
養効率が大きいということは、その培養基に対して培養
が効率的に進んでいることを示している。
んで培養基中に徐々に蔓延していくが、培養が進むとと
もに固形分量が減少していくのは、菌糸が生長していく
際に培養基を分解してこれを炭酸ガス化し、容器外に放
出するためと考えられる。すなわち、固形分量が減少し
ていくということは、菌糸の生長が進み、培養が進んで
いるということを示している。したがって、この固形分
量を指標として管理すれば、これによって培養状態を的
確に判断することが可能であり、培養の進展度合いをあ
る程度量的に管理することが可能になる。表1の最下欄
に示す培養効率は培養効率=期間中の固形分減少量/培
養日数によって培養の進み具合を示したものである。培
養効率が大きいということは、その培養基に対して培養
が効率的に進んでいることを示している。
【0011】実際のきのこ栽培では、きのこ種に応じて
雑多な培養基を使用しており、おがくずや米糠の他に種
々材料を培養基に用いている。また、その培養基を調整
する場合も、混合比率や水分率の調整方法が異なり、栽
培びんに充填する際の充填量が異なる等のきわめて種々
の変動要因がある。また、培養の際には温度や湿度等の
外的な環境要因もあって、その栽培条件は一定していな
い。したがって、上記の固形分量を指標として培養状態
を管理する方法の場合も、これらの培養基や外的要因に
よって固形分量の減少速度などはいろいろと変動する。
しかしながら、この固形分量を指標としてとらえる方法
は、その固形分量の変化を基準にしてその培養基に対し
てどの程度培養が進んでいるかを量的に判断することが
可能であるから種々の条件下で汎用的に適用することが
できる。
雑多な培養基を使用しており、おがくずや米糠の他に種
々材料を培養基に用いている。また、その培養基を調整
する場合も、混合比率や水分率の調整方法が異なり、栽
培びんに充填する際の充填量が異なる等のきわめて種々
の変動要因がある。また、培養の際には温度や湿度等の
外的な環境要因もあって、その栽培条件は一定していな
い。したがって、上記の固形分量を指標として培養状態
を管理する方法の場合も、これらの培養基や外的要因に
よって固形分量の減少速度などはいろいろと変動する。
しかしながら、この固形分量を指標としてとらえる方法
は、その固形分量の変化を基準にしてその培養基に対し
てどの程度培養が進んでいるかを量的に判断することが
可能であるから種々の条件下で汎用的に適用することが
できる。
【0012】きのこの栽培条件は同じきのこを栽培して
いる場合でも、ロットごとに培養基の混合比が変動した
り、水分率が変動することは当然おきることであり、外
的影響によって培養環境も一定にはならない。このよう
に、種々の変動要因の下で栽培を行っている場合に、上
記のように固形分量を量的に監視していくことによって
培養の進み具合を判断する方法は、良品を確実に生産す
るうえできわめて有効である。栽培しているきのこに対
して固形分量の変化を調べながら栽培を進めるようにす
れば、定常的に良品を生産することが可能になり、培養
基の調製などについても的確に改善を進めることが可能
になる。
いる場合でも、ロットごとに培養基の混合比が変動した
り、水分率が変動することは当然おきることであり、外
的影響によって培養環境も一定にはならない。このよう
に、種々の変動要因の下で栽培を行っている場合に、上
記のように固形分量を量的に監視していくことによって
培養の進み具合を判断する方法は、良品を確実に生産す
るうえできわめて有効である。栽培しているきのこに対
して固形分量の変化を調べながら栽培を進めるようにす
れば、定常的に良品を生産することが可能になり、培養
基の調製などについても的確に改善を進めることが可能
になる。
【0013】
【実施例】以下、実際のきのこ栽培で固形分量の変化に
よる栽培結果の相違について説明する。 (実施例1)「ぶなしめじ」をサンプルに用い、850cc
のポリプロピレン製栽培びんに初期状態で全体重量が55
0gになるように培養基を充填し、培養を行って、固形分
量の減少によって収穫量がどのように変わるかを調べ
た。栽培びんあたりの培養基の組成は以下のとおりであ
る。 おがくず 390g (絶乾重 75.95g) 米糠 55g (絶乾重 47.85g) ふすま 30g (絶乾重 26.10g) 乾燥おから 15g (絶乾重 14.25g) びん風袋 60g なお、培養基の水分率は66.5% 、栽培びんあたりの水分
量は38.3% 、固形分量15.5% 、空間量46.2% である。ま
た、おがくずの比重は1.1 、米糠、ふすま、乾燥おから
の比重は1.4 である。培養条件は室温19℃、湿度70% 、
炭酸ガス濃度2000〜3000ppm である。
よる栽培結果の相違について説明する。 (実施例1)「ぶなしめじ」をサンプルに用い、850cc
のポリプロピレン製栽培びんに初期状態で全体重量が55
0gになるように培養基を充填し、培養を行って、固形分
量の減少によって収穫量がどのように変わるかを調べ
た。栽培びんあたりの培養基の組成は以下のとおりであ
る。 おがくず 390g (絶乾重 75.95g) 米糠 55g (絶乾重 47.85g) ふすま 30g (絶乾重 26.10g) 乾燥おから 15g (絶乾重 14.25g) びん風袋 60g なお、培養基の水分率は66.5% 、栽培びんあたりの水分
量は38.3% 、固形分量15.5% 、空間量46.2% である。ま
た、おがくずの比重は1.1 、米糠、ふすま、乾燥おから
の比重は1.4 である。培養条件は室温19℃、湿度70% 、
炭酸ガス濃度2000〜3000ppm である。
【0014】
【表2】
【0015】表2の結果は、固形分量の減少量が多くな
るにしたがって収量が増えることを示す。固形分量の減
少によって培養が進んで、良好な培養状態となるからで
ある。固形分量の減少量が35g 〜40g 、40g 〜45g にな
ると収量に顕著な相違があらわれないことがわかる。し
たがって、この栽培条件の場合は固形分量の減少量が40
g 程度になったところで培養を終了してよいことがわか
る。このように培養の終了時を的確に知ることで、過度
に長期の培養日数をかけるという弊害をなくすことがで
き、これによって効率的な培養を行うことができる。ま
た、逆に固形分量の減少が十分でない場合には、培養が
不完全であるからさらに培養期間を延ばす必要がある。
こうして、良好な培養状態で次工程に進むことができ
て、培養不良による問題の発生を未然に防止することが
できる。
るにしたがって収量が増えることを示す。固形分量の減
少によって培養が進んで、良好な培養状態となるからで
ある。固形分量の減少量が35g 〜40g 、40g 〜45g にな
ると収量に顕著な相違があらわれないことがわかる。し
たがって、この栽培条件の場合は固形分量の減少量が40
g 程度になったところで培養を終了してよいことがわか
る。このように培養の終了時を的確に知ることで、過度
に長期の培養日数をかけるという弊害をなくすことがで
き、これによって効率的な培養を行うことができる。ま
た、逆に固形分量の減少が十分でない場合には、培養が
不完全であるからさらに培養期間を延ばす必要がある。
こうして、良好な培養状態で次工程に進むことができ
て、培養不良による問題の発生を未然に防止することが
できる。
【0016】(実施例2)同一のきのこを栽培する場合
であっても培養基の組成等が異なると同一の培養条件下
で培養を行っても収量に差が生じる。この実施例では異
なる培養基を用いて栽培した結果を示す。用いたきのこ
種は実施例1と同じ「ぶなしめじ」である。培養基の組
成は実施例1の組成と基本的には変わらないが、詰め込
み量を変えることによって異なる固形分量値を有する3
種の培養基について調べた。なお、栽培びんに詰め込ん
だ状態で水分量が同じ40% になるようにそれぞれ培養基
の水分を調製した。培養条件は実施例1と同様で、培養
日数は70日間である。
であっても培養基の組成等が異なると同一の培養条件下
で培養を行っても収量に差が生じる。この実施例では異
なる培養基を用いて栽培した結果を示す。用いたきのこ
種は実施例1と同じ「ぶなしめじ」である。培養基の組
成は実施例1の組成と基本的には変わらないが、詰め込
み量を変えることによって異なる固形分量値を有する3
種の培養基について調べた。なお、栽培びんに詰め込ん
だ状態で水分量が同じ40% になるようにそれぞれ培養基
の水分を調製した。培養条件は実施例1と同様で、培養
日数は70日間である。
【0017】
【表3】
【0018】表3では平均収穫量とともに培養後の状態
でのA区、B区、C区それぞれについて栽培びん中の水
分量、固形分量、空間量、培養効率を示す。測定結果か
ら固形分量が減少しているもの、すなわち培養効率が高
いものほど平均収穫量が増大していることがわかる。実
施例の培養基ではC区の培養基が最適である。このよう
に培養基を調製する場合には培養効率が高くなるように
調製するのがよい。
でのA区、B区、C区それぞれについて栽培びん中の水
分量、固形分量、空間量、培養効率を示す。測定結果か
ら固形分量が減少しているもの、すなわち培養効率が高
いものほど平均収穫量が増大していることがわかる。実
施例の培養基ではC区の培養基が最適である。このよう
に培養基を調製する場合には培養効率が高くなるように
調製するのがよい。
【0019】(実施例3)表4はキャップの通気性が培
養効率と平均収穫量にどのように影響するかを調べた結
果を示す。この実施例では上記実施例2で用いたC区の
条件での培養基を用い、栽培びんのキャップの通気性を
変え、それによって培養効率、平均収穫量がどのように
変わるかを調べた。使用したキャップはキャップに4つ
の通気孔を有するもので、通気性が良のキャップとは通
気孔を4つとも開放したもの、通気性が普通のキャップ
とは4つの通気孔のうち2つを塞いだもの、通気性が悪
いキャップとは4つのうち3つの通気孔を塞いだもので
ある。
養効率と平均収穫量にどのように影響するかを調べた結
果を示す。この実施例では上記実施例2で用いたC区の
条件での培養基を用い、栽培びんのキャップの通気性を
変え、それによって培養効率、平均収穫量がどのように
変わるかを調べた。使用したキャップはキャップに4つ
の通気孔を有するもので、通気性が良のキャップとは通
気孔を4つとも開放したもの、通気性が普通のキャップ
とは4つの通気孔のうち2つを塞いだもの、通気性が悪
いキャップとは4つのうち3つの通気孔を塞いだもので
ある。
【0020】
【表4】
【0021】表4に示すように、通気性が良好なキャッ
プについては培養効率が高くなり、結果として平均収穫
量が増大した。これから、キャップの通気性が栽培条件
にかなりの影響を及ぼすことがわかった。
プについては培養効率が高くなり、結果として平均収穫
量が増大した。これから、キャップの通気性が栽培条件
にかなりの影響を及ぼすことがわかった。
【0022】以上のように、本発明に係るきのこの栽培
方法によれば、培養基の固形分量を指標としてとらえる
ことによって、きわめて的確に培養状態を把握すること
ができ、これによって収穫量を増大させ、良品のきのこ
を生産することが可能となる。本方法は上記実施例のき
のこに限らず、どのきのこ種の生産についても適用可能
である。また、栽培びんに限らず、他の容器を用いる栽
培に対しても適用可能である。また、培養基の状態を自
動監視する方法を採用することによって、培養状態等を
管理することにより、きのこ栽培を自動化することも可
能である。
方法によれば、培養基の固形分量を指標としてとらえる
ことによって、きわめて的確に培養状態を把握すること
ができ、これによって収穫量を増大させ、良品のきのこ
を生産することが可能となる。本方法は上記実施例のき
のこに限らず、どのきのこ種の生産についても適用可能
である。また、栽培びんに限らず、他の容器を用いる栽
培に対しても適用可能である。また、培養基の状態を自
動監視する方法を採用することによって、培養状態等を
管理することにより、きのこ栽培を自動化することも可
能である。
【0023】
【発明の効果】本発明に係るきのこの栽培方法によれ
ば、上述したように、容器内での固形分量を知ってこれ
を指標とすることにより、培養状態等の管理を的確に行
うことが可能となり、これによってきのこの生産を効率
的に行うことができるとともに、良品のきのこを容易に
生産することができる等の著効を奏する。
ば、上述したように、容器内での固形分量を知ってこれ
を指標とすることにより、培養状態等の管理を的確に行
うことが可能となり、これによってきのこの生産を効率
的に行うことができるとともに、良品のきのこを容易に
生産することができる等の著効を奏する。
【図1】培養時の水分率の変化の様子を示すグラフであ
る。
る。
【図2】培養時のびん重量の変化の様子を示すグラフで
ある。
ある。
【図3】培養時の栽培びん内の固形分量の変化を示すグ
ラフである。
ラフである。
Claims (1)
- 【請求項1】 おが屑等の培養基を容器内に充填して栽
培するきのこの栽培方法において、 前記容器内に充填した培養基についてその容器内での培
養基の固形分量を指標とし、この固形分量値にもとづい
て栽培管理することを特徴とするきのこの栽培方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4085920A JPH0779586B2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | きのこの栽培方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4085920A JPH0779586B2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | きのこの栽培方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06217638A true JPH06217638A (ja) | 1994-08-09 |
| JPH0779586B2 JPH0779586B2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=13872226
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4085920A Expired - Lifetime JPH0779586B2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | きのこの栽培方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0779586B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020178686A (ja) * | 2019-04-24 | 2020-11-05 | 多木化学株式会社 | バカマツタケ用菌床培地 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61254128A (ja) * | 1985-05-01 | 1986-11-11 | バブコツク日立株式会社 | キノコ栽培プロセスにおける培養基の水分量制御方法 |
| JPH01187030A (ja) * | 1988-01-19 | 1989-07-26 | Babcock Hitachi Kk | シイタケ裁培法 |
| JPH01285121A (ja) * | 1988-05-11 | 1989-11-16 | Kanebo Ltd | しいたけ完熟人工榾木 |
| JPH02255015A (ja) * | 1989-03-27 | 1990-10-15 | Misuzu Toufu Kk | きのこ栽培方法及びこれに用いる培地改良材 |
-
1992
- 1992-03-09 JP JP4085920A patent/JPH0779586B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61254128A (ja) * | 1985-05-01 | 1986-11-11 | バブコツク日立株式会社 | キノコ栽培プロセスにおける培養基の水分量制御方法 |
| JPH01187030A (ja) * | 1988-01-19 | 1989-07-26 | Babcock Hitachi Kk | シイタケ裁培法 |
| JPH01285121A (ja) * | 1988-05-11 | 1989-11-16 | Kanebo Ltd | しいたけ完熟人工榾木 |
| JPH02255015A (ja) * | 1989-03-27 | 1990-10-15 | Misuzu Toufu Kk | きのこ栽培方法及びこれに用いる培地改良材 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020178686A (ja) * | 2019-04-24 | 2020-11-05 | 多木化学株式会社 | バカマツタケ用菌床培地 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0779586B2 (ja) | 1995-08-30 |
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