JPH06219469A - レトルト容器のヒートシール方法 - Google Patents

レトルト容器のヒートシール方法

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JPH06219469A
JPH06219469A JP2324093A JP2324093A JPH06219469A JP H06219469 A JPH06219469 A JP H06219469A JP 2324093 A JP2324093 A JP 2324093A JP 2324093 A JP2324093 A JP 2324093A JP H06219469 A JPH06219469 A JP H06219469A
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JP
Japan
Prior art keywords
adhesive strength
retort
container
lid material
container body
Prior art date
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Pending
Application number
JP2324093A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Hibi
洋 日比
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Chemical Corp
Original Assignee
Mitsubishi Kasei Corp
Mitsubishi Plastics Industries Ltd
Mitsubishi Chemical Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Kasei Corp, Mitsubishi Plastics Industries Ltd, Mitsubishi Chemical Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Kasei Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 プラスチックからなる容器本体1に被収容物
を充填した後、容器本体1のフランジ部3を覆う蓋材を
被せた後、フランジ部3の周縁に沿って、レトルト殺菌
処理時に剥離を起さない強度の強接着強度帯域6を形成
し、このものをレトルト殺菌処理した後、上記強接着強
度帯域6に沿って、その内側に、容易に剥離できる弱接
着強度帯域7を形成し、しかる後、強接着強度帯域6を
切除するレトルト容器のヒートシール方法。 【効果】 本発明方法によれば、レトルト殺菌処理時に
は、容器本体を密封する蓋材が剥離せず、その製品の利
用者は容易に開封できるレトルト容器が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各種食品類をプラス
チック製の容器本体に充填し、その容器本体の開口部を
プラスチックシートからなる蓋材でヒートシールし、レ
トルト殺菌装置で、加圧下、高温加熱に付してレトルト
容器製品を製造する際のヒートシール方法に係わるもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来レトルト容器食品を製造するには、
プラスチックからなる容器本体に被収容物を充填した
後、容器本体の開口部にプラスチックシートを被せ、こ
のプラスチックシートを開口部に形成されているフラン
ジにヒートシールし密閉していた。この密閉したものが
レトルト殺菌装置内で高圧下、100℃以上、好ましく
は120℃以上の高温で、加熱、殺菌され、製品とな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術におい
て、容器本体の開口部に対して蓋となるプラスチックシ
ートのヒートシールは、その後の高圧下、高温のレトル
ト殺菌処理時に、容器内で発生する内圧に抗して剥離し
ないように、可成り大きな接触強度でヒートシールされ
ていなければならない。一方、レトルト容器製品から、
その収容物を取出そうとするときは、ヒートシールした
プラスチックシートからなる蓋材の端を指先でつまんで
引張るが、特に子供でも容易に開けられるのが望まし
く、ヒートシールの接着強度を比較的小さなものとしな
ければならない。
【0004】上記の相反する要望を同時に満たすこと
は、非常に困難であり、どうしても安全な商品を作るた
め、プラスチックシートの蓋材と容器本体との間の強固
な接着強度を優先し、このため使用時の開封が困難とな
る傾向があった。本発明は、レトルト容器製品を製造す
るレトルト殺菌処理時に、密封蓋材となるプラスチック
シートの剥離が起らず、最終利用者がこの蓋材を開封し
ようとするときには、この蓋が通常の指先の力で容易に
剥離できるようなレトルト容器製品を製造する方法を提
供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するものであって、その要旨とするところは、開口部に
広幅のフランジ部を有するプラスチックからなる容器本
体に被収容物を充填した後、この容器本体の開口部に、
上記広幅のフランジ部を含め、開口部を覆う大きさのプ
ラスチックシートからなる蓋材を被せ、上記広幅のフラ
ンジ部の外縁周に沿い、かつその外縁周の内側に、レト
ルト殺菌処理時に、上記蓋材の剥離が起らない強度で蓋
材を容器本体のフランジ部にヒートシールして強接着強
度帯域を形成し、しかる後、レトルト殺菌処理に付し、
その後、上記強接着強度帯域の内側に沿い、間隔をおい
て、ヒートシールした蓋材を剥がす方向に指先で引張る
とき容易に剥離できる弱接着強度帯域を形成するよう上
記フランジ部に蓋材をヒートシールし、しかる後、上記
の弱接着強度帯域を残し、強接着強度帯域を切除するこ
とを特徴とするレトルト容器のヒートシール方法に存す
る。
【0006】本発明はレトルト容器において要求される
2つの要件、即ち、レトルト殺菌処理時における蓋材の
プラスチックシートの強接着強度のヒートシールと、そ
の最終製品の開封時における蓋材のプラスチックシート
の容易な開封性を満たす弱接着強度のヒートシールと
を、容器本体における広幅のフランジで区別して行なう
ようにし、2つの要求を併せた充足したのである。即
ち、容器本体開口部における広幅のフランジにおいて、
外側に強接着強度帯域を形成した後、レトルト殺菌処理
を行ない、次いで上記接着強度帯域の内側に弱接着強度
帯域を形成し、最後に上記強接着強度帯域を切除するの
である。
【0007】本発明で用いる容器本体としては、従来、
この種容器に用いられた材料からなるものが使用され
る。その一例としては、ガスバリヤ性に富むエチレン−
酢酸ビニル共重合体のケン化物の層の両面にポリプロピ
レンの層を積層したものが挙げられる。この容器本体の
開口部には広幅のフランジが形成されるが、本発明で
は、この広幅帯域に、強接着強度帯域と弱接着強度帯域
とが適度の間隔(レトルト殺菌処理後、弱接着強度帯域
を残し、強接着強度帯域を切除するので、この切除例え
ば打抜き加工が行なえるに足る間隔があればよい)をお
いて形成されるので、それに見合う幅があればよく、通
常5〜15mmの幅があればよい。
【0008】容器本体の開口部を封鎖するプラスチック
シートからなる蓋材としては、従来、この種の蓋材とし
て用いられたものが使用され、具体的な例としては、ポ
リエチレンテレフタレートの層にポリプロピレンの層を
積層したものが挙げられる。このものでは、蓋材を容器
本体のフランジにヒートシールするため、ポリプロピレ
ンの層をフランジに接するようにして用いる。この蓋材
は、上記フランジに接する面が、フランジに対しヒート
シール可能なプラスチック層であるようにすればよく、
従って、その他の層としてガスバリヤー性の高いアルミ
ニウム箔を積層して用いてもよい。しかし、レトルト容
器食品を最終的に利用するとき、電子レンジで加熱する
場合は、アルミニウム箔は避けなければならない。
【0009】
【実施例】次に実施例によって本発明を更に詳説する
が、本発明はこの実施例によって制限されるものでな
い。 実施例 図1は本発明方法を実施してレトルト容器製品を製造す
る途中の中間製品の一例の垂直断面略図、図2は図1の
中間製品の底面略図である。
【0010】図中、1はレトルト容器食品を構成するプ
ラスチックからなる容器本体である。この容器本体1は
例えばエチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物の層
(厚さ0.05〜0.15mm)の両面にポリプロピレ
ンの層(それぞれの厚さ0.15〜0.7mm)を積層
した積層体であり、ドライラミネートや共押出法により
積層したシートを、熱成形法によって成形したものであ
る。2は容器本体1の内側のポリプロピレン層であっ
て、後述する蓋材4とヒートシール可能にされている。
3は容器本体1の開口部における広幅のフランジ部であ
る。4はプラスチックシートからなる蓋材である。この
蓋材4はポリエチレンテレフタレートの層(厚さ10〜
30μ)にポリプロピレンの層(厚さ50〜100μ)
を積層した積層シートであって、このシートのポリプロ
ピレンの層5を、上記容器本体1を構成するポリプロピ
レンの層2と接するようにして蓋材4を容器本体1の開
口部に被せる。
【0011】11は容器本体1に収容された、例えば調
理済みの食品であり、この食品11を容器本体1に容
れ、蓋材4を容器本体1の開口部に被せた後、図中、6
で示す位置、即ち容器本体1のフランジ部3の該周縁に
沿いかつ外周縁の内側にある帯域個所において、蓋材4
をフランジ部3に対してヒートシールして、熱変形しな
い範囲で完全融着させ、強接着強度帯域6を形成する。
この帯域6における接着強度は、このヒートシール後、
レトルト殺菌装置内で加圧下、高温殺菌処理に付すと
き、蓋材4が剥離を起さない強さのものとする。この強
度としては2.3kg/15mm幅以上が適当である。
【0012】上記ヒートシールによる接着強度の調整
は、ヒートシール時の加熱温度、押圧度を調整すること
によって達成される。次いで、この容器全体を、通常採
られる処理条件でレトルト殺菌処理に付し、この処理を
経た容器の蓋材4に対し、更にフランジ部3との間でヒ
ートシール処理を施し、弱接着強度帯域7を形成する。
この弱接着強度帯域7の形成装置は、上記強接着強度帯
域6の位置の内側で、かっこの帯域に実質的に沿ったも
のとする。ただし、図2に示されるように、後述するつ
まみ片9を形成させる箇所では、弱接着強度帯域7は突
出せず、円形をなしている。
【0013】弱接着強度帯域7における接着強度は、強
接着強度帯域7におけるそれよりも小さなものであっ
て、つまみ片9を指先でつまみ、普通の力で容易に剥離
できる程度にする。即ちその強度は数値でいえば0.7
〜1.5kg/15mm幅の範囲がよく、特に好ましい
のは1〜1.3kg/15mm幅である。
【0014】次いで、上記強接着強度帯域6と弱接着強
度帯域7との間で、図1及び図2にAで示す箇所を裁断
し(打抜加工)、弱接着強度帯域7は残し、強接着強度
帯域6を含む部分は除去する。このAの裁断線は、図2
中、点線で示すようにつまみ片9が形成される位置では
外方に突出している。このつまみ片9を形成させるた
め、容器本体1の開口部のフランジ部3及び蓋材4にお
いてもそれぞれ、外方に突出する部分(図2において符
号8で示す部分)を予め形成させておく。以上のように
して、指先でつまみ、容易に開封できるレトルト容器製
品が得られる。
【0015】
【発明の効果】本発明方法によれば、レトルト殺菌処理
時には、容器本体を密封する蓋材が剥離せず、その製品
の最終利用者が蓋材を剥離しようとするときは容易に開
封できるレトルト容器が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を実施してレトルト容器製品を製造
する際の中間製品の一例の垂直断面略図。
【図2】図1の中間製品の底面略図。
【符号の説明】
1 容器本体 3 広幅のフランジ部 4 蓋材 6 強接着強度帯域 7 弱接着強度帯域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口部に広幅のフランジ部を有するプラ
    スチックからなる容器本体に被収容物を充填した後、こ
    の容器本体の開口部に、上記広幅のフランジ部を含め、
    開口部を覆う大きさのプラスチックシートからなる蓋材
    を被せ、上記広幅のフランジ部の外縁周に沿い、かつそ
    の外縁周の内側に、レトルト殺菌処理時に、上記蓋材の
    剥離が起らない強度で蓋材を容器本体のフランジ部にヒ
    ートシールして強接着強度帯域を形成し、しかる後、レ
    トルト殺菌処理に付し、その後、上記強接着強度帯域の
    内側に沿い、間隔をおいて、ヒートシールした蓋材を剥
    がす方向に指先で引張るとき容易に剥離できる弱接着強
    度帯域を形成するよう上記フランジ部に蓋材をヒートシ
    ールし、しかる後、上記の弱接着強度帯域を残し、強接
    着強度帯域を切除することを特徴とするレトルト容器の
    ヒートシール方法。
JP2324093A 1993-01-19 1993-01-19 レトルト容器のヒートシール方法 Pending JPH06219469A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100625183B1 (ko) * 2005-06-13 2006-09-20 주식회사 제이엠피 식품용기
WO2013012579A3 (en) * 2011-07-18 2013-05-02 Stehli Jr Charles Lidding, Pull-tab and Self-opening System

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KR100625183B1 (ko) * 2005-06-13 2006-09-20 주식회사 제이엠피 식품용기
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